JP4553263B2 - 熱処理装置及び熱処理方法 - Google Patents

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本発明は、反応管内を減圧後に処理ガスを供給して、例えば半導体ウェハなどの基板の熱処理を行うための熱処理装置及びその熱処理方法に関する。
半導体製造装置の中には、縦型炉や横型炉などのバッチ式熱処理装置があり、そのうちの縦型熱処理装置(縦型炉)は、多数枚の基板を保持したウェハボートを縦型の反応管に搬入し、熱処理を行う装置である。この種の熱処理装置によって行われる熱処理の一例としては、減圧下でのCVDプロセスによる成膜処理が挙げられる。
このような熱処理装置100について、図28を参照して説明する。この熱処理装置100は、多数の基板110が保持された反応管101内を減圧して、成膜用の処理ガスを反応管101内に供給すると共に、ヒーター102によって基板110を加熱し、この処理ガスを基板110上において反応させて、成膜を行う装置である。処理ガスは、反応管101の側面あるいは上方から導入されて、反応管101の下方側から排気される。
この単管タイプの反応管101は、内部が減圧されるので、爆縮(反応管101内外の圧力差によって内側に向かって砕けること)を防止するために、開口端の反対側が外側に向かって湾曲するように、ドーム形状をなしている。この湾曲部分には基板110を設置できないので、反応管101内には、基板110が処理される処理領域の上方に湾曲面で囲まれる広い空間103が形成される。
このような反応管101内において熱処理を行う場合には、この空間103を介して反応管101の上端側に基板110の熱が放熱されて、基板110の中央付近の温度が低くなるので、反応管101の上方では面内の温度ばらつきが大きくなり、面内の膜厚が不均一になってしまう。
また、空間103に近接する場所(上部側)においては、温度が下部側よりも低くなることから、基板110間における温度のばらつきが生じてしまう。そこで、ヒーター102の発熱量を調整して、反応管101内の温度を均一化するようにしている。しかしながら、最近のプロセスの中には、例えばシリコン窒化膜(SiN膜)を成膜する場合など、基板110間の温度勾配を無くすか、あるいはできるだけ小さくすることが要求されるプロセスがあるので、反応管101内の温度を均一にする一方で、面内及び基板110間において均一な膜厚となるように熱処理を行うことが求められている。
特許文献1には、基板を保持するボートの上部に断熱材を設けて、ボートの天板が急激に加熱されることを抑える技術が記載されているが、ボートの上部は、アンロード時に降温するので、次にローディングしたときに温度が安定するまでに長い時間がかかり、スループットが低下してしまう。また、この断熱材の長さの分だけボートのストローク長を長くとらなければならず、装置が大型化する。更に、断熱材の昇降温により、断熱材に付着した反応活性種が断熱材との熱膨張収縮率の違いによって断熱材から剥離して、パーティクルとなるおそれがあると共に、ヒートショックにより断熱材が破損するおそれがある。
特開2004−111715((0030)、図1)
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、反応管内を減圧した後に処理ガスを供給すると共に熱処理を行う熱処理装置において、面内及び基板間において熱処理を均一に行うことのできる熱処理装置及び熱処理方法を提供することにある。
本発明の熱処理装置は、
多数の基板を並列に保持した基板保持具を先端面が外側に湾曲している反応管内に一端側の開口部から搬入し、前記反応管内を減圧した後に処理ガスを供給して、加熱雰囲気下において前記基板に対して熱膜処理を行う熱処理装置において、
前記反応管内の前記基板が保持される処理領域に対して処理ガスを供給するために、前記反応管の長さ方向に沿って当該反応管の側壁に間隔をおいて配列されたガス供給口と、
前記反応管内を下方側から真空排気するための真空排気手段と、
前記反応管を囲むように設けられた加熱手段と、
前記反応管の先端面と基板保持具の収納領域との間の空間に設けられ、前記空間を埋めるための構造体と、を備えたことを特徴とする。この場合において、空間を埋めるとは、完全にこの空間を閉塞させることだけを意味しているのではなく、後述の発明を実施するための最良の形態において説明するように、空間の一部分を埋めることをも意味するものである。
前記熱処理は、成膜処理であっても良い。その場合には、前記処理ガスは、シラン系ガスを含む処理ガスまたはシラン系ガスとアンモニアガスとを含む処理ガスであり、前記成膜処理は、多結晶シリコン膜または窒化シリコン膜を成膜する処理であることが好ましい。
前記熱処理は、酸化処理または不純物の拡散処理であっても良い。
前記熱処理は、基板保持具に保持された製品用の基板の温度を基板間において揃えるように加熱して行われることが好ましい。この場合において、「基板間において温度を揃える」とは、基板間の温度ばらつきを設定温度の1〜2%以内にするということである。
前記構造体は、反応管の側壁との間に間隙が形成されるように、当該反応管の軸と交差して設けられた板状体であることが好ましい。または、前記構造体は、反応管の軸と交差して設けられ、孔部が形成された板状体であることが好ましい。
前記構造体は、更に複数の板状体が反応管の軸方向に積層されたものであることが好ましい。
本発明の熱処理方法は、
多数の基板を並列に保持した基板保持具を先端面が外側に湾曲している反応管内に一端側の開口部から搬入し、前記反応管内を減圧した後に処理ガスを供給して、加熱雰囲気下において前記基板に対して熱処理を行う熱処理方法において、
前記反応管内に多数の前記基板を保持した前記基板保持具を搬入する工程と、
前記反応管内を下方側から真空排気する工程と、
前記反応管内に、前記反応管の長さ方向に沿って当該反応管の側壁に間隔をおいて配列されたガス供給口から処理ガスを供給する工程と、
前記基板を加熱して成膜処理を行う工程と、を含み、
前記反応管の先端面と基板保持具の収納領域との間の空間には、前記空間を埋めるための構造体が設けられていることを特徴とする。この場合においても、空間を埋めるとは、空間の一部分を埋めることをも意味するものである。

本発明では、反応管の先端面と基板保持具の収納領域との間に、この領域の容積を減少させて、処理ガスの滞留を抑えるための構造体を設けているので、処理ガスの滞留が抑えられることにより、成膜ガスなどの処理ガスの過剰な反応が抑えられて、面内及び基板間において均一な膜厚となるように熱処理を行うことができる。また、この領域において生成された反応活性種が構造体に堆積して、基板の保持されている処理領域へ通流する過剰な反応活性種の量が少なくなるので、更に面内及び基板間において均一な膜厚となるように成膜することができる。そして、処理ガスとして成膜用の処理ガスを用いる場合だけでなく、酸化用または不純物拡散用の処理ガスを用いる場合においても、この構造体が断熱材として働き、基板からの処理領域の上方領域への熱移動が抑えられるため、反応管の上部の領域において、面内の温度差が小さくなり、熱処理を均一に行うことができる。
[第1の実施の形態]
本発明の熱処理装置1の第1の実施の形態を図1〜図4を参照して説明する。図1に示した熱処理装置1は、例えば断熱材からなる筒状体21と、この筒状体21の内壁面に沿って周方向に設けられた加熱手段であるヒータ22と、を備えている。ヒータ22は、例えばカーボンワイヤヒータをセラミックスの中に封止したものが用いられる。また、ヒータ22は、鉛直方向に複数の領域に分割されていて、それぞれの領域の温度を個別に制御できるように構成されている。
筒状体21の内側には、例えば石英からなり、概略円筒形状で水平断面の形状が真円状の反応管3が設けられており、この一端側(下端側)が炉口として開口すると共に、反応管3の爆縮を防ぐために、先端面(上端側)がドーム状に外側に湾曲している。反応管3の開口部41の周縁部にはフランジ42が形成されており、この開口部41は、図示しないボートエレベータにより昇降可能な蓋体43によって開閉される。
蓋体43上には、複数枚例えば125枚のウェハWを棚状に保持する基板保持具であるウェハボート45が設けられており、このウェハWが保持される領域は、処理領域10をなしている。このウェハボート45に保持されたウェハWと反応管3の内壁との間の距離は、処理ガスの流速が速くなり、面内において熱処理が均等に行われるように、できるだけ狭くなるように構成されており、例えば片側10mmとなっている。ウェハボート45の下部には、多数の板状体46aを格納した断熱ユニット46及び回転軸44が設けられており、この回転軸44は、蓋体43を介して図示しないボートエレベータに取り付けられた駆動部であるモータMによって回転する構成となっている。従って、ウェハボート45は、蓋体43の昇降によって反応管3に対して搬入出され、モータMの回転によって回転軸44と共に回転するように構成されている。
また、図2にも示すように、前記反応管3の外壁には、反応管3内にガスを供給するためのガス供給路として、扁平な縦長の箱状体を呈するガス供給ダクト60が反応管3の側壁外面に沿って設けられている。
ガス供給ダクト60の処理領域10に対応する領域には、反応管3内に連通するガス吐出孔61が形成されており、このガス吐出孔61は、反応管3内の処理領域10全体に処理ガスを供給できるように、鉛直方向にほぼ一定の間隔で複数箇所例えば10箇所形成されている。尚、この例ではガス吐出孔61を縦に1列配置したが、複数列例えば2列配置するようにしても良い。
フランジ42内には、周方向に例えば7本のガス流路73が形成されており、各ガス流路73の先端側がフランジ42の付け根部位にてガス供給ダクト60内に開口している。また、各ガス流路73の基端側には、例えば7本のガス供給管65が接続されており、これらのガス供給管65は、例えば各々互いに異なるガス供給源に接続されている。例えばガス供給管65の1本は、バルブ70Aと流量調整部71Aとを介して例えばSiH2Cl2(ジクロロシラン)ガス源72Aに接続されており、例えば他の1本はバルブ70Bと流量調整部71Bとを介して例えばNH3(アンモニア)ガス源72Bに接続されている。SiH2Cl2(ジクロロシラン)ガス源72AとNH3ガス源72Bとは、ガス源72を構成している。
また、図3及び図4にも示すように、処理領域10の上方における上部空間11(反応管3の先端面とウェハボート45の収納領域との間の領域)には、複数枚例えば5枚の円板31が所定の例えば13mmの隙間を介して積層されるように、例えば3本の支持軸32によって固定された例えば石英からなるフィン33が設けられている。このフィン33は、この上部空間11を埋めるためのものであり、外径が反応管3の内径よりも僅かに小さく、外縁部に切り欠き23が例えば3カ所形成された例えば石英からなる円板状の支持板34上に載置されている。反応管3の内壁には、この支持板34の切り欠き23の大きさ及び間隔に対応するように、3カ所に保持爪35が溶接されており、支持板34は、この保持爪35の下方側から、切り欠き23が保持爪35の位置に重なるように、フィン33と共に保持爪35の上方に上昇して、そして切り欠き23が保持爪35の突起の位置に重ならないように回転することで、保持爪35上に保持されるように構成されている。この支持板34及びフィン33を設置する場合には、例えば既述のウェハボート45の上部に支持板34及びフィン33を載置して、このウェハボート45と共に反応管3内に搬入し、回転させることで設置するようにしても良い。尚、この例では、上記のように、保持爪35、支持板34及びフィン33がそれぞれ分離できるように構成したが、これらを溶接しても良い。その場合には、例えば反応管3の上部空間11に対応する位置の下面を切断して、保持爪35、支持板34及びフィン33を反応管3に溶接した後、再度反応管3の上部を溶接するようにしても良い。この時、支持板34が反応管3の実質上の上面とならないように、上部空間11を完全に密閉しないように例えば点溶接する。このフィン33及び支持板34は、特許請求の範囲の構造体に相当する。この構造体としては、特にこのようなフィン33に限られず、上部空間11を埋める(上部空間11の体積を減らす)ものであれば、後述するように、一枚の円板などであっても良い。
図1中の反応管3の一端側である開口部41側の側面には、反応管3内の雰囲気を排気するための排気口5が形成されている。この排気口5には、例えばバタフライバルブからなる圧力調整部52を備えた排気管53を介して、反応管3内を減圧可能な例えば真空ポンプなどの真空排気手段51が接続されている。
次に、上述の熱処理装置1を用いた熱処理方法の一例について、シリコンウェハ(以下、「ウェハW」という)の表面にCVD法によってSiN膜を成膜する場合について説明する。
まず、ウェハWを例えば125枚ウェハボート45に保持し、図示しないボートエレベータを用いて反応管3内に搬入する。その後蓋体43を上昇させ反応管3を密閉し、真空排気手段51にて反応管3内を例えば27Pa(0.2Torr)に減圧すると共に、ヒータ22により、反応管3内をあらかじめ設定したプロセス温度例えば760℃に昇温する。このプロセス温度は、反応管3内のウェハWが一定の温度(設定温度の1〜2%以内、つまり760℃±5℃)となるように制御される。
この時、既述のフィン33は、多数の円板31から構成されており、例えば円板31と同径で中実の円筒を設ける場合と比較して熱容量が小さいので、反応管3内のウェハWの昇温の妨げとはほとんどならず、フィン33を設けない場合とほぼ同じ昇温時間で反応管3内が加熱される。尚、ウェハWの上側の数枚例えば5枚程度は、製品用のウェハWではなく、ダミーウェハとなっている。このダミーウェハは、処理雰囲気例えば処理温度の例えば不安定な領域での歩留まり低下を抑えると共に、製品ウェハWからの放熱を抑える断熱材としての働きを持っている。
次に、バルブ70A、70Bを開放して、ガス源72A、72Bから、各々処理ガスであるSiH2Cl2ガス及びNH3ガスをガス供給管65及びガス流路73を介して、ガス供給ダクト60に導入する。この処理ガスは、ガス供給ダクト60内を加熱されながら上昇すると共に、ガス吐出孔61から反応管3内に流入して、ウェハWと反応管3の内壁との間の狭い隙間を下方側に向けて流れていき、この隙間からウェハWの中心部に向かって拡散して、ウェハWの表面において窒化シリコン膜(SiN膜)を生成する。
また、処理ガスは、支持板34と反応管3の内壁との隙間から上部空間11に流入するが、この上部空間11にはフィン33が設けられて、容積が小さくなっているので、この上部空間11において流速がそれ程低下せずに、処理領域10へと流れていくため、過剰な反応活性種の生成が抑えられる。また、既述のように、フィン33には多数枚の円板31が設けられていて、表面積が大きくなっているので、上部空間11において生成した反応活性種は、このフィン33の表面に吸着して、消費されると共に、流速が速くなる。こうしたことから、上部空間11を空洞化した場合と比べて、処理領域10へ導入される反応活性種の量が大幅に減少する。
また、このフィン33及び支持板34は、いわば断熱材としての役割も果たすので、ウェハボート45の上部側に保持されたウェハWから上部空間11に放射される熱が抑えられるため、当該上部側におけるウェハWの面内における温度差が小さくなる。
そして、未反応の処理ガスや副生成物などを含むガスは、反応管3の下部の排気口5から真空排気手段51によって排気される。上述の処理ガスは、例えばN2ガスにより希釈されるが、便宜上関連する説明は省略している。
以上の実施の形態によれば、ウェハWが保持されていない領域である上部空間11にフィン33を設けているので、処理ガスの上部空間11における滞留が抑えられ、また反応活性種が消費される。従って、既述のように、ウェハWの周縁部及び上側のウェハWにおける増膜を抑えて、ウェハWの面内及びウェハW間において均一性の高い膜厚となるように成膜することができる。
また、反応管3内のウェハWの温度を一定にする必要があるプロセス例えばSiN膜を成膜する場合であっても、ウェハWの温度を一定にすると共に、ウェハW間において均一性の高い成膜処理を行うことができる。尚、反応管3内の処理ガスの濃度に応じて、ヒータ22の設定温度を調整して、反応管3内に温度勾配を付ける場合でも、上部空間11における処理ガスの滞留が抑えられ、また反応活性種が消費されるので、上記と同様の効果が得られる。
フィン33及び支持板34は、断熱材として働くため、上側のウェハWの面内の温度差が小さくなるので、例えばダミーウェハの枚数を例えば3枚程度に減らして、製品用のウェハWの数を増やすことができ、生産性を向上させることができる。
また、このフィン33をウェハボート45の上部に設けるのではなく、反応管3内に設置していることから、既述のように、スループットの低下やウェハボート45のストローク長の増大といった問題もない。更に、フィン33が急激な温度変化を受けないので、ヒートショックによって破損するおそれが少なくなると共に、表面に付着した反応活性種(SiN膜)とフィン33との間の熱膨張収縮率の違いによる反応活性種の剥離が抑えられるので、パーティクルの発生が少なくなる。
尚、上述の例では、フィン33に円板31を5枚設けたが、それ以上例えば10枚程度であっても良いし、あるいは後述の実施例において示すように、フィン33を設けなくても良い。また、処理ガスを供給する際に減圧雰囲気としたが、大気圧としても良い。この場合は、熱処理を開始する前に、反応管3内の雰囲気を排出する(熱処理に寄与しないガスを排出する)ために、反応管3内を減圧した後、処理ガスが導入される。
以上の例では、熱処理装置1を用いてSiN膜を成膜する場合について説明したが、このようなCVD法だけでなく、処理ガスとして例えば酸素ガスを供給して、表面に酸化膜を形成するような酸化処理としても良い。この場合においても、フィン33は断熱材として働き、上側のウェハWの面内の温度が均一に保たれて、その結果生産性が向上する。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について、図5及び図6を参照して説明する。尚、この実施の形態では、既述の支持板34及びフィン33以外については第1の実施の形態と同じ構成であるので、説明を省略する。
この実施の形態では、上部空間11には、構造体として、概略円錐形状の支持板34a、この支持板34aの内部を塞ぐように設けられたフィン33a及びこのフィン33aの内側に格納される小径のフィン36aが設けられている。
小径のフィン36aは、複数枚例えば3枚の同じ径の円板37aと、この円板37aの中心を貫通する支持軸38aと、から構成されている。
このフィン36aの外側のフィン33aは、リング状で上側から徐々に外径が大きくなる複数枚例えば3枚の円板31aと、この円板31aが同心円状となるように、この円板31aの内径側を各々接続するように設けられた円筒形状の支持軸32aと、を備えている。尚、この支持軸32aは、円板31aの内径端よりもわずかに外径側を各々接続できるように、複数の低い高さの円筒体から構成されており、この複数の円筒体と円板31aとを交互に積層して溶接することで、フィン33aが構成されている。
このフィン33aの支持軸32a内に上述のフィン36aを格納して、円板31aがフィン36aの円板37aと同じ高さになるように、円板37aの上面と支持軸32aの内面とには、それぞれ図示しない嵌合爪が設けられていて、支持軸32a内にフィン36aを挿入して、フィン36aを回転させることで支持軸32aによりフィン36aが保持されるように構成されている。
また、フィン33aの支持軸32aの外周面には、上端部に保持爪35aが形成されている。
支持板34aは、内部が空洞で下面が開口した概略円錐状であり、その上面部は、フィン33aの支持軸32aが貫通できるように、開口している。また、この開口部には、既述の支持軸32aの保持爪35aに対応する切り欠き23aが形成されており、フィン33aの支持軸32aをこの開口部に下側から挿入して、フィン33aを回転させることで、保持爪35aによりフィン33aをこの支持板34aに吊り下げることができるように構成されている。
尚、図5では、支持板34aの切り欠きと反応管3内の保持爪35とを省略して示しているが、既述の第1の実施の形態と同様に、保持爪35上に支持板34aが保持されるように構成されている。以下の実施の形態についても、同様に省略する。
このような構成であっても、既述の第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
また、図7に示すように、フィン36aを設けなくても良いし、また、図8に示すように、フィン36aの円板31aを支持板34aの内壁に近接する程度まで大きくしても良い。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態について、図9及び図10を参照して説明する。この実施の形態においても、既述の支持板34及びフィン33以外については第1の実施の形態と同じ構成である。
上部空間11には、構造体として、リング状の支持板34b、この支持板34bの上面に設けられた概略リング状のフィン33b及びこのフィン33bの内側に格納される小径のフィン36bが設けられている。
小径のフィン36bは、複数枚例えば5枚の円板37bと、この円板37bの中心を貫通する支持軸38bと、から構成されている。このフィン36bの外側のフィン33bは、リング状の複数枚例えば5枚の円板31bと、この円板31bの外縁部にて上下の円板31bを固定するための支持軸32bと、を備えており、円板31bの中心部の開口部内に上述のフィン36bを格納して、円板31bがフィン36bの円板37bと同じ高さになるように構成されている。尚、最上部の円板31bは、反応管3内の上端面の形状に合わせるために、他の円板31bよりも僅かに小径となるように形成されており、これに合わせて支持軸32bも最上部では内側に設けられている。支持板34bとフィン33bとは、フィン33bの最下部の支持軸32bによって溶接され、固定されている。
このような構成であっても、既述の第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
尚、フィン36bとフィン33bとは、既述の第2の実施の形態と同様に、嵌合爪や切り欠きまたは保持爪などによって互いに保持されるように構成されているが、ここでは省略する。以下の例についても同様とする。
また、図11に示すように、フィン36bを設けなくても良いし、図12に示すように、更にフィン33bを設けずに、支持板34bの上側に、支持板34bの内径を狭めるためのリング状の部材39bを設けても良い。図13に示すように、支持板34bを円板状として、その周縁部に複数の開口部40cを形成した支持板34cを用いても良い。
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施の形態について、図14及び図15を参照して説明する。図14に示す熱処理装置2は、既述の熱処理装置1とは異なる反応管4を備えている。この反応管4には、図15にも示すように、処理ガスを反応管4の上端部から供給するように、反応管4の天頂部まで伸長したガス供給ダクト62が設けられており、この反応管4の上端部には、既述のガス吐出孔61よりも大径のガス吐出孔63が開口している。
この反応管4においては、処理ガスは、上部空間11を介して処理領域10に供給される。このような構成でも、既述の熱処理装置1と同様に成膜処理が行われて、第1〜第3の実施の形態と同様の構成の構造体を設けることにより、これらの実施の形態と同じ効果が得られる。つまり、本発明は、処理ガスが反応管内を下方向あるいは横方向に向かって通流して、上部空間11に処理ガスが滞留するかあるいは吸熱されるおそれのある構成の熱処理装置に適用することができる。そのため、例えば既述の第1の実施の形態におけるガス吐出孔61に対向するように、反応管3の側面に例えば複数箇所の開口部を形成して、この開口部から処理ガスを排気するようにしても良い。
尚、この反応管4の側面に、更に既述の反応管3と同様のガス吐出孔61を形成するようにしても良い。
[第5の実施の形態]
次いで、本発明の第5の実施の形態について、図16〜図18を参照して説明する。図16に示す熱処理装置7は、既述の熱処理装置1とほぼ同じ構成であるが、図17にも示すように、反応管6に形成されたガス吐出孔61の上側には、反応管6内の上部空間11に連通するように、ガス吐出孔61よりも大径の均圧化用の孔66が形成されている。この均圧化用の孔66は、ガス供給ダクト60内の処理ガスの流速を速めて、複数箇所のガス吐出孔61から反応管6内の処理領域10に供給される処理ガスの圧力(流量)を均等化するためのものである。つまり、処理ガスの大部分は、この均圧化用の孔66から上部空間11に供給されて、その後反応管6内を下降して、排気されることとなる。
この反応管6の上部には、図18にも示すように、既述の図5に示す支持板34aが保持爪35上に保持されており、この支持板34a上には、この支持板34aの中央の開口部を狭めるために、既述の図12に示すリング状の部材39bが設けられていて、これら支持板34aと部材39bとは、特許請求の範囲における構造体をなしている。
この熱処理装置7においても、既述の熱処理装置1と同様にSiN膜などの成膜が行われるが、処理ガスは、上述したように、大部分が均圧化用の孔66から上部空間11に供給されて、反応管6から排出される。この時、この支持板34a及び部材39bによって、既述の効果と同様の効果が得られる。
以下に、この熱処理装置7における上部空間11に設置する構造体の他の構成例について説明するが、これらの構造体だけでなく、第1〜第3の実施の形態までに説明した構造体を設けても、同様の効果が得られる。
図19には、図18に示した部材39bの中央部の開口径を大きくしたリング状の部材39cを用いた例を示している。図20には、部材39bの中央部に多数の小径の開口部24を形成したリング状の部材39dを用いた例を示している。図21には、図5に示した支持板34aの上端面の開口部を塞ぎ、全面に小径の開口部25を形成した支持板34dを示している。図22には、保持爪35の位置よりも上方位置にて処理ガスの滞留を抑えるように、例えば2カ所の基部26を設けた概略円板状の支持板34eを示している。図23には、図9に示した支持板34bだけを用いた例を示している。また、図24には、この支持板34bの中央の開口部に部材39cを組み合わせた例を示している。図25には、支持板34bに部材39dを組み合わせた例を示している。図26には、多数の小径の開口部27を形成した平坦な支持板34fを示している。
以上に示す構造体を用いた場合においても、既述の効果と同様の効果が得られる。
本発明の効果を確認するために行った実験について、以下に説明する。実験には、熱処理装置1を用いて、以下のプロセス条件において、各例毎にそれぞれ110枚のウェハWを用いてSiN膜の成膜試験を行った。また、上部空間11には、以下の各例のようにそれぞれ既述の構造体を設けて実験を行った。成膜後、各ウェハWの複数のポイントにおいて膜厚を測定して、膜厚の均一性と成膜速度とを算出した。尚、ウェハWの110枚中、上側の5枚はダミーウェハを用いたため、これらのダミーウェハについての測定は行わなかった。また、上部空間11に構造体を設けるにあたり、この構造体に熱が吸収されて温度勾配が形成されてしまうおそれがあることから、実際の熱処理を行う前に、処理領域10の温度分布を測定して、各例において各ウェハWが一定温度となるように、ヒータ22の出力を調整した。
(プロセス条件)
処理温度:760℃
処理ガス:ジクロロシランガス/アンモニアガス=150/1500sccm
処理圧力:27Pa(0.2Torr)
(実験例1)
上部空間11には、構造体として第1の実施の形態におけるフィン33と支持板34とを設けた。
(実験例2)
上記の実験例1のフィン33を設けない構成とした。
(比較例)
上部空間11には、構造体を何も設けずに実験を行った。
(実験結果)
図27に示すように、上部空間11に構造体として支持板34やフィン33を設けることによって、上部側の成膜速度が抑えられて、ウェハW間において均一な成膜速度となることが分かった。これは、既述の通り、上部空間11における処理ガスの滞留が抑制されて、更にこの上部空間11で過剰な反応活性種が消費されたためだと考えられる。また、支持板34だけよりも、この支持板34に加えて、フィン33を設けることで、成膜速度のウェハW間の均一性が向上するため、上部空間11に設ける構造体の表面積や体積が大きくなる程、上記の効果が増大するものと考えられる。
尚、処理温度によっても成膜速度が変化するので、処理領域10の上部側における実験例1と比較例との成膜速度の差について、この差が温度差だけで生じたものとして試算したところ、その温度差は4〜5℃程度となることが分かった。しかし、上記のように、実験前に反応管3内の温度を測定して、ヒータ22の出力を調整しているので、そのような温度差が生じないことから、この成膜速度の差は、既述のように、処理ガスの滞留や過剰な反応活性種の影響などによるものと考えられる。
また、ウェハWの面内の膜厚の均一性も向上しており、特に上部側のウェハWの均一性が向上している。この結果についても、上部空間11の構造体の体積が大きくなる程効果が増大していることが分かる。これは、既述の通り、構造体の断熱材としての効果であり、ウェハWの中心部からの放熱が抑えられて、上側のウェハWでは、中心部と周縁部との温度差が1℃程度から0.5℃以下まで減少していることが分かった。
本発明の第1の実施の形態に係る熱処理装置の全体構成を示す縦断面図である。 上記の熱処理装置における反応管の一例を示す斜視図である。 上記の反応管内に設けられた構造体を示す斜視図である。 上記構造体を示す反応管の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る構造体を示す分解斜視図である。 上記構造体を示す反応管の断面図である。 上記構造体の他の例を示す断面図である。 上記構造体の他の例を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る構造体を示す分解斜視図である。 上記構造体を示す断面図である。 上記構造体の他の例を示す断面図である。 上記構造体の他の例を示す断面図である。 上記構造体の他の例を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る熱処理装置の全体構成を示す縦断面図である。 上記の熱処理装置における反応管の一例を示す斜視図である。 本発明の第5の実施の形態に係る熱処理装置の全体構成を示す縦断面図である。 上記の熱処理装置における反応管の一例を示す斜視図である。 上記の反応管内に設けられた構造体を示す断面図である。 上記構造体の他の例を示す断面図である。 上記構造体の他の例を示す断面図である。 上記構造体の他の例を示す断面図である。 上記構造体の他の例を示す断面図である。 上記構造体の他の例を示す断面図である。 上記構造体の他の例を示す断面図である。 上記構造体の他の例を示す断面図である。 上記構造体の他の例を示す断面図である。 本発明の実施例における実験結果をしめす特性図である。 従来の熱処理装置をしめす縦断面図である。
符号の説明
1 熱処理装置
3 反応管
5 排気口
10 処理領域
11 上部空間
22 ヒータ
23 切り欠き
33 フィン
34 支持板
35 保持爪
45 ウェハボート
51 真空排気手段
60 ガス供給ダクト
61 ガス吐出孔

Claims (16)

  1. 多数の基板を並列に保持した基板保持具を先端面が外側に湾曲している反応管内に一端側の開口部から搬入し、前記反応管内を減圧した後に処理ガスを供給して、加熱雰囲気下において前記基板に対して熱処理を行う熱処理装置において、
    前記反応管内の前記基板が保持される処理領域に対して処理ガスを供給するために、前記反応管の長さ方向に沿って当該反応管の側壁に間隔をおいて配列されたガス供給口と、
    前記反応管内を下方側から真空排気するための真空排気手段と、
    前記反応管を囲むように設けられた加熱手段と、
    前記反応管の先端面と基板保持具の収納領域との間の空間に設けられ、前記空間を埋めるための構造体と、を備えたことを特徴とする熱処理装置。
  2. 前記熱処理は、成膜処理であることを特徴とする請求項1に記載の熱処理装置。
  3. 前記処理ガスは、シラン系ガスを含む処理ガスまたはシラン系ガスとアンモニアガスとを含む処理ガスであり、
    前記成膜処理は、多結晶シリコン膜または窒化シリコン膜を成膜する処理であることを特徴とする請求項2に記載の熱処理装置。
  4. 前記熱処理は、酸化処理または不純物の拡散処理であることを特徴とする請求項1に記載の熱処理装置。
  5. 前記熱処理は、基板保持具に保持された製品用の基板の温度を基板間において揃えるように加熱して行われることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の熱処理装置。
  6. 前記構造体は、反応管の側壁との間に間隙が形成されるように、当該反応管の軸と交差して設けられた板状体であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の熱処理装置。
  7. 前記構造体は、反応管の軸と交差して設けられ、孔部が形成された板状体であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の熱処理装置。
  8. 前記構造体は、複数の板状体が反応管の軸方向に積層されたものであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一つに記載の熱処理装置。
  9. 多数の基板を並列に保持した基板保持具を先端面が外側に湾曲している反応管内に一端側の開口部から搬入し、前記反応管内を減圧した後に処理ガスを供給して、加熱雰囲気下において前記基板に対して熱処理を行う熱処理方法において、
    前記反応管内に多数の前記基板を保持した前記基板保持具を搬入する工程と、
    前記反応管内を下方側から真空排気する工程と、
    前記反応管内に、前記反応管の長さ方向に沿って当該反応管の側壁に間隔をおいて配列されたガス供給口から処理ガスを供給する工程と、
    前記基板を加熱して熱処理を行う工程と、を含み、
    前記反応管の先端面と基板保持具の収納領域との間の空間には、前記空間を埋めるための構造体が設けられていることを特徴とする熱処理方法。
  10. 前記熱処理は、成膜処理であることを特徴とする請求項9に記載の熱処理方法。
  11. 前記処理ガスは、シラン系ガスを含む処理ガスまたはシラン系ガスとアンモニアガスとを含む処理ガスであり、
    前記成膜処理は、多結晶シリコン膜または窒化シリコン膜を成膜する処理であることを特徴とする請求項10に記載の熱処理方法。
  12. 前記熱処理は、酸化処理または不純物の拡散処理であることを特徴とする請求項9に記載の熱処理方法。
  13. 前記熱処理は、基板保持具に保持された製品用の基板の温度を基板間において揃えるように加熱する工程であることを特徴とする請求項9ないし12のいずれか一つに記載の熱処理方法。
  14. 前記構造体は、反応管の側壁との間に間隙が形成されるように、当該反応管の軸と交差して設けられた板状体であることを特徴とする請求項9ないし13のいずれか一つに記載の熱処理方法。
  15. 前記構造体は、反応管の軸と交差して設けられ、孔部が形成された板状体であることを特徴とする請求項9ないし13のいずれか一つに記載の熱処理方法。
  16. 前記構造体は、複数の板状体が反応管の軸方向に積層されたものであることを特徴とする請求項9ないし15のいずれか一つに記載の熱処理方法。
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