JP4626491B2 - シリンジカバー - Google Patents
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Description
図11のシリンジカバー300におけるカバー本体301には、その側面に上下方向に沿う開口302が形成されている。この開口302にはガラス303が嵌め込まれており、このガラス303を介することで、図12に示すようにシリンジ100内の接着剤残量を視認できるようになっている(例えば特許文献1参照)。
図10のシリンジカバー200であると、遮光性は優れているものの接着剤残量の確認時においては重量測定や、蓋部202の取り外しといった作業が必要であるために残量確認作業が煩雑であった。
図11,12のシリンジカバー300であると、開口302から光が侵入してしまうので、開口302を別の部材で覆わなければ、接着剤が硬化してしまう。さらに、硬化後においてはその除去作業は困難であるために、新たなものに交換する必要がある。
図13のシリンジカバー400においても、スリット402から光が侵入してしまうのでスリット402を別の部材で覆う必要がある。
図14のシリンジカバー500は、金属テープ501であるが故に耐久性に劣り、さらに接着剤残量の確認時においては金属テープ501を剥がして視認後に貼付するといった作業や蓋部202の取り外し作業が必要であるために残量確認作業が煩雑であった。
下端部にニードル部を有すとともに上端部に固定具が取り付けられるシリンジを収納するシリンジカバーにおいて、
上下方向に沿う第1透過部が形成されて、前記シリンジの周囲を覆う第1筒体と、
上下方向に沿う第2透過部が形成されて、前記第1筒体に対して相対的に回転し、かつ前記第1筒体の周囲を覆う第2筒体と、
前記ニードル部に嵌合して、前記第1筒体及び前記第2筒体の抜け落ちを規制する係合体とを備えることを特徴としている。
前記第1透過部及び前記第2透過部の少なくとも一方の透過部は開口であることを特徴としている。
前記第1筒体及び前記第2筒体の少なくとも一方には、上下方向に縦断するスリットが形成されていることを特徴としている。
前記第1透過部及び前記第2透過部の少なくとも一方の透過部は、上下方向に縦断するスリットであることを特徴としている。
前記第1透過部及び前記第2透過部は、同一若しくは前記第2透過部の方が面積が大きくなるように形成されていることを特徴としている。
前記第1筒体及び前記第2筒体のうち、一方の上端部には前記固定具に接触する第1フランジが形成されていて、
前記第1筒体及び前記第2筒体のうち、他方の下端部には前記係合体に接触する第2フランジが形成されていることを特徴としている。
図1及び図2に示すようにシリンジカバー1には、上下方向に沿う開口(第1透過部)2が形成されて、シリンジ本体51の筒部52の周囲を覆う第1筒体11と、上下方向に沿う開口(第2透過部)3が形成されて、第1筒体11に対して相対的に回転するように第1筒体11の周囲を覆う第2筒体12と、ニードル部53に係合することでシリンジ本体51の筒部52よりも下部分を覆って、第1筒体11及び第2筒体12の抜け落ちを規制する係合体13とが設けられている。ここで、本発明の第1透過部及び第2透過部は、上記した開口2,3でなくとも、少なくとも各筒体の内部を視認可能とする程度の光透過性を有しているものであればよい。
また、第2筒体12の内径d2は、第2筒体12と第1筒体11とが密着しながらも第2筒体12が第1筒体11に対して相対的に回転するように、第1筒体11の外径D1よりも僅かに大きく設定されている。
そして、係合体13の上端部は、第1筒体11及び第2筒体12の下端面に接触しており、これによって第1筒体11及び第2筒体12がシリンジ本体51から抜け落ちることを規制している。
シリンジカバー1は、通常時であると図4に示すように第1筒体11の開口2が外部から見えないように第2筒体12により覆われている。その後、シリンジ50の接着剤残量を確認する際においては、第1筒体11の開口2が第2筒体12の開口3内に位置するように、作業者が第2筒体12を矢印A方向に回転させる(図2参照)。残量確認が終了すると、作業者は第2筒体12を矢印B方向に回転させて、再度第1筒体11の開口2を第2筒体12で覆わせる。
また、第2筒体12を回転させるだけで、遮光性確保状態(第1筒体11及び第2筒体12の開口2,3が重なり合っていない状態(図4参照))と、残量確認状態(第1筒体11及び第2筒体12の開口2,3が重なり合った状態(図2参照))とを切り替えることができるので、遮光性を確保しつつも残量確認作業の効率化を図ることができる。
また、第1筒体11及び第2筒体12は、筒体であるが故にその成形を容易に行うことができ、金属以外にも樹脂でも成形することが可能となる。これにより、製造コストをも低減できる。
例えば、上記実施形態では、第1筒体11及び第2筒体12ともその側面に開口2,3のみが形成されている場合を例示して説明したが、図5に示すように第1筒体11a及び第2筒体12aの少なくとも一方に、上下方向に縦断するスリット6が形成されていてもよい。このように上端及び下端を開放した開口であるスリット6が形成されていると、板状の部材を筒状に曲げることで第1筒体11a及び第2筒体12aを成形することができる。これにより、第1筒体11aや第2筒体12aの製造効率も高めることができる。そして、スリット6が設けられていると、第1筒体11a及び第2筒体12a独自の可撓性によって内径を広げることができる。したがって、各内径寸法を基準寸法よりも僅かに小さくしたとしても、シリンジ本体51や第1筒体11aに装することができ、さらには密着率も高まるのでより高い遮光性を確保できる。
また、スリット6を本発明の第1透過部や第2透過部としてもよく、そうした場合、開口2,3を省略でき、製造コストをさらに低減できる。
一方、第2筒体22の下端部周囲には、外側に向けて延出して係合体13に接触する第2フランジ24が形成されている。このような第2フランジ24が形成されていれば、第2筒体22と係合体13との隙間をふさぐことができ、遮光性を高めることができる。さらに、遮光性確保状態(図8参照)と、残量確認状態(図7参照)との切り替えるために第2筒体22を回転させたとしても、第2フランジによってその回転力が係合体13に対して影響することを緩和することができる。
2 開口(第1透過部)
3 開口(第2透過部)
6 スリット
11 第1筒体
12 第2筒体
13 係合体
14 貫通孔
23 第1フランジ
24 第2フランジ
50 シリンジ
Claims (6)
- 下端部にニードル部を有すとともに上端部に固定具が取り付けられるシリンジを収納するシリンジカバーにおいて、
上下方向に沿う第1透過部が形成されて、前記シリンジの周囲を覆う第1筒体と、
上下方向に沿う第2透過部が形成されて、前記第1筒体に対して相対的に回転し、かつ前記第1筒体の周囲を覆う第2筒体と、
前記ニードル部に嵌合して、前記第1筒体及び前記第2筒体の抜け落ちを規制する係合体とを備えることを特徴とするシリンジカバー。 - 請求項1記載のシリンジカバーにおいて、
前記第1透過部及び前記第2透過部の少なくとも一方の透過部は開口であることを特徴とするシリンジカバー。 - 請求項2記載のシリンジカバーにおいて、
前記第1筒体及び前記第2筒体の少なくとも一方には、上下方向に縦断するスリットが形成されていることを特徴とするシリンジカバー。 - 請求項1記載のシリンジカバーにおいて、
前記第1透過部及び前記第2透過部の少なくとも一方の透過部は、上下方向に縦断するスリットであることを特徴とするシリンジカバー。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のシリンジカバーにおいて、
前記第1透過部及び前記第2透過部は、同一若しくは前記第2透過部の方が面積が大きくなるように形成されていることを特徴とするシリンジカバー。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のシリンジカバーにおいて、
前記第1筒体及び前記第2筒体のうち、一方の上端部には前記固定具に接触する第1フランジが形成されていて、
前記第1筒体及び前記第2筒体のうち、他方の下端部には前記係合体に接触する第2フランジが形成されていることを特徴とするシリンジカバー。
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2005
- 2005-11-09 JP JP2005324676A patent/JP4626491B2/ja not_active Expired - Fee Related
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