JP4625402B2 - 椅子のヘッドレスト装置 - Google Patents
椅子のヘッドレスト装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4625402B2 JP4625402B2 JP2005329360A JP2005329360A JP4625402B2 JP 4625402 B2 JP4625402 B2 JP 4625402B2 JP 2005329360 A JP2005329360 A JP 2005329360A JP 2005329360 A JP2005329360 A JP 2005329360A JP 4625402 B2 JP4625402 B2 JP 4625402B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- elastic body
- support rod
- guide member
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
(1) 椅子の背凭れの上部に、ヘッドレストの下端より垂下するヘッドレスト支持杆を、上下動可能として案内する案内部材を設け、このヘッドレスト支持杆と案内部材との対向面のいずれか一方に、中間部に1個または複数個の狭幅部を形成した上下方向を向く摺動溝を設け、かついずれか他方に、前記摺動溝の内側面に摺接する左右1対の円弧部の上下の端部を、中央部にV字状凹入部を有する上下1対の連結片により連結して、ループ状に形成した弾性体を設ける。
請求項1記載の発明によると、ヘッドレスト支持杆とその案内部材とのいずれか一方に、中間部に1個または複数個の狭幅部を形成した上下方向を向く摺動溝を設け、かついずれか他方に、前記摺動溝の内側面に摺接する左右1対の円弧部の上下の端部を、中央部にV字状凹入部を有する上下1対の連結片により連結して、ループ状に形成した弾性体を設けてあるので、この弾性体の円弧部が、狭幅部を設けた摺動溝の内側面に沿って摺接することにより、ヘッドレストが、適度の節度感をもって、円滑に上下動させることができる。
また、弾性体は、円弧部で摺動溝の内側面に沿って摺接するので、局部的な磨耗が生じるおそれが少なく、耐久性がよい。
さらに、弾性体は、上記のようなループ状であるので、構造が簡単で、容易に製造することができるとともに、着脱も容易である。
図1〜図15は、本発明の一実施形態を取り付けた椅子の背凭れの上部と、各部の詳細を示す。
図1〜図6に示すように、この椅子の背凭れ(1)は、左右1対の縦杆(2)(2)と、中間部が前後に離間するようにして、両端部が左右の縦杆(2)(2)の上端部に固着された前上部横杆(3)および後上部横杆(4)と、同様に中間部が前後に離間するようにして、両端部が左右の縦杆(2)(2)の下端部に固着された前下部横杆および後下部横杆(いずれも図示略)とからなる背凭れフレーム(5)を備えており、この背凭れフレーム(5)における左右の縦杆(2)(2)と、前上部横杆(3)と、
後下部横杆(図示略)との前面に、メッシュ地またはキャンバス地等の張材(6)が、張設されている。
このヘッドレスト装置(7)は、後上部横杆(4)の中央部に取り付けられたヘッドレスト取付部材(8)と、ヘッドレスト(9)と、このヘッドレスト(9)の下端より垂下するヘッドレスト支持杆(10)と、ヘッドレスト支持杆(10)を高さ調節可能として保持する保持部材(案内部材)(11)と、保持部材(11)の上端部を、後上部横杆(4)の前方において、ヘッドレスト支持杆(10)が上下動しうるようにして、ヘッドレスト取付部材(8)に枢支する左右方向を向く左右1対の軸(12)(12)とを、主要構成部材として備えており、ヘッドレスト(9)は、図3に想像線で示すように、上記軸(12)(12)を中心として、前後方向に回動したり、図4に想像線で示すように、高さを変更したりすることができるようになっている。
この例では、カバー部材(18)を、ネームプレートとしてある。
この軸(12)のスリーブ(22)の外周面に、軸受部(21)内に設けたΩ状の板ばね材(24)を巻きつけ、その板ばね材(24)の両端部同士を、ボルト・ナット(25)により締付けて、軸受部(21)内に回り止めすることにより、保持部材(11)の回動に、適度の抵抗力を付与するようにしてある。
なお、係合爪(27c)をヘッドレスト取付部材(8)の下面に下向きに設け、かつそれを、後向片(27b)に設けた係合孔(28)の後縁に係止させるようにしてもよい。
ヘッドレスト支持杆(10)の前面には、上下方向に長い長円形の凹部(32)が設けられており、この凹部(32)の左右の対向面には、複数個の狭幅部(33)が上下方向に等間隔に設けられた上下方向を向く摺動溝(34)が形成されている。
また、ヘッドレスト支持杆(10)の後面中央には、上下方向を向く凹条(35)が設けられている。
なお、この例では、保持部(19)に、上下2対の案内手段(41)(41)を設けてあるが、これを3対以上設けてもよい。
弾性体(49)は、合成樹脂材料により、円形、またはだるま形のループ状に形成するのがよい。
また、弾性体(49)は、円弧部(47)(47)で摺動溝(34)の内側面に沿って摺接するので、局部的な磨耗が生じるおそれが少なく、耐久性がよい。
さらに、弾性体(49)は、上記のようなループ状であるので、構造が簡単で、容易に製造することができるとともに、保持部(19)への着脱も容易である。
この窓孔(53)と突片(54)とを設けたことにより、ヘッドレスト(9)の回動に伴って、保持部材(11)が回動したときにおける、ヘッドレスト取付部材(8)と保持部材(11)との隙間への指等の挾み込みを防止することができる。
したがって、ヘッドレスト支持杆(10)が目立たず、美麗な外観を呈することができるとともに、ヘッドレスト支持杆(10)に手を掛けて、椅子を移動させるおそれも少なくなる。
(a) ヘッドレスト支持杆(10)とその案内部材(保持部材(11))とのいずれか一方に、中間部に1個または複数個の狭幅部(33)を形成した上下方向を向く摺動溝(34)を設け、かついずれか他方に、摺動溝(34)の内側面に摺接する左右1対の円弧部(47)の上下の端部を、中央部にV字状凹入部(48a)を有する上下1対の連結片(48)(48)により連結して、ループ状に形成した弾性体(49)を設けてあるので、この弾性体(49)の円弧部(47)が、狭幅部(33)を設けた摺動溝(34)の内側面に沿って摺接することにより、ヘッドレスト(9)が、適度の節度感をもって、円滑に上下動させることができる。
また、弾性体(49)は、円弧部(47)で摺動溝(34)の内側面に沿って摺接するので、局部的な磨耗が生じるおそれが少なく、耐久性がよい。
さらに、弾性体(49)は、上記のようなループ状であるので、構造が簡単で、容易に製造することができるとともに、着脱も容易である。
例えば、ヘッドレスト支持杆(10)に弾性体(49)を設け、かつ案内部材である保持部材(11)に摺動溝(34)を設けてもよい。
(2)縦杆
(3)前上部横杆
(4)後上部横杆
(5)背凭れフレーム
(6)張材
(7)ヘッドレスト装置
(8)ヘッドレスト取付部材
(9)ヘッドレスト
(10)ヘッドレスト支持杆
(11)保持部材(案内部材)
(12)軸
(13)凹溝
(14)ボルト
(14a)頭部
(15)当て板
(16)ボス部
(17)凹部
(18)カバー部材
(19)保持部
(20)突片
(21)軸受部
(22)スリーブ
(23)ボルト・ナット
(24)板ばね材
(25)ボルト・ナット
(26)凹部
(27)腕部材
(27a)突部
(27b)後向片
(27c)係合爪
(28)係合孔
(29)前枠
(30)後枠
(31)張材
(32)凹部
(33)狭幅部
(34)摺動溝
(35)凹条
(36)前半部
(37)後半部
(38)ボルト・ナット
(39)摺接部材
(40)弾性体
(41)案内手段
(42)突部
(43)孔
(44)凹部
(45)(46)突片
(47)円弧部
(48)連結片
(48a)凹入部
(49)弾性体
(50)弾性係合爪
(50a)爪
(51)係合孔
(52)突条
(53)窓孔
(54)突片
Claims (6)
- 椅子の背凭れの上部に、ヘッドレストの下端より垂下するヘッドレスト支持杆を、上下動可能として案内する案内部材を設け、このヘッドレスト支持杆と案内部材との対向面のいずれか一方に、中間部に1個または複数個の狭幅部を形成した上下方向を向く摺動溝を設け、かついずれか他方に、前記摺動溝の内側面に摺接する左右1対の円弧部の上下の端部を、中央部にV字状凹入部を有する上下1対の連結片により連結して、ループ状に形成した弾性体を設けたことを特徴とする椅子のヘッドレスト装置。
- ヘッドレスト支持杆と案内部材との対向面のいずれか他方に、弾性体における上下の連結片のV字状凹入部に係合する上下1対の突片と、前記上下の連結片間におけるV字状凹入部の両側部に係合する左右1対の突片とを突設し、これら4個の突片により、弾性体を保持したことを特徴とする請求項1記載の椅子のヘッドレスト装置。
- ヘッドレスト支持杆と案内部材との対向面のいずれか他方に、円形の凹部を設け、この凹部の内周面に、弾性体における左右の円弧部の一部を当接させることにより、弾性体の外形を保つようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の椅子のヘッドレスト装置。
- 弾性体の一部に、凹部の内面に設けた係合孔に係合して、弾性体を凹部から外れ止めする弾性係合爪を設けたことを特徴とする請求項3記載の椅子のヘッドレスト装置。
- ヘッドレスト支持杆に摺動溝を設け、かつ案内部材に弾性体を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の椅子のヘッドレスト装置。
- ヘッドレスト支持杆を、左右方向を向く板状に形成し、かつ案内部材を、前記板状のヘッドレスト支持杆を前後から挟むようにして、後向コ字状の前半部と前向コ字状の後半部とを、互いに突き合わせて固着して形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の椅子のヘッドレスト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005329360A JP4625402B2 (ja) | 2005-11-14 | 2005-11-14 | 椅子のヘッドレスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005329360A JP4625402B2 (ja) | 2005-11-14 | 2005-11-14 | 椅子のヘッドレスト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007135633A JP2007135633A (ja) | 2007-06-07 |
JP4625402B2 true JP4625402B2 (ja) | 2011-02-02 |
Family
ID=38199218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005329360A Expired - Fee Related JP4625402B2 (ja) | 2005-11-14 | 2005-11-14 | 椅子のヘッドレスト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4625402B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102228345B (zh) * | 2011-03-25 | 2013-06-19 | 谢光 | 一种便于健颈的多功能健身椅 |
WO2013153086A1 (en) * | 2012-04-13 | 2013-10-17 | Thomson Licensing | Method to render global 6 dof motion effect with multiple local force-feedback |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5781662U (ja) * | 1980-11-10 | 1982-05-20 | ||
JP2004202062A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Uchida Yoko Co Ltd | 椅子のヘッドレスト装置 |
JP2005110705A (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-28 | Okamura Corp | 椅子のヘッドレスト装置 |
JP2007135632A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-06-07 | Okamura Corp | 椅子のヘッドレスト装置 |
-
2005
- 2005-11-14 JP JP2005329360A patent/JP4625402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5781662U (ja) * | 1980-11-10 | 1982-05-20 | ||
JP2004202062A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Uchida Yoko Co Ltd | 椅子のヘッドレスト装置 |
JP2005110705A (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-28 | Okamura Corp | 椅子のヘッドレスト装置 |
JP2007135632A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-06-07 | Okamura Corp | 椅子のヘッドレスト装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007135633A (ja) | 2007-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4718975B2 (ja) | 椅子のヘッドレスト装置 | |
JP6326769B2 (ja) | 椅子 | |
EP2491822A1 (en) | Chair | |
JP4704892B2 (ja) | 椅子のヘッドレスト装置 | |
JP4625402B2 (ja) | 椅子のヘッドレスト装置 | |
JP4176462B2 (ja) | 椅子のヘッドレスト装置 | |
JP4718974B2 (ja) | 椅子のヘッドレスト装置 | |
JP4740626B2 (ja) | 椅子におけるハンガーの取付構造 | |
JP4607741B2 (ja) | 椅子のヘッドレスト装置 | |
JP2006280416A (ja) | 椅子の背凭れ装置 | |
JP5284339B2 (ja) | 椅子のヘッドレスト装置 | |
JP5635277B2 (ja) | 椅子における背凭れ取付構造 | |
JP2007319288A (ja) | 椅子 | |
JP6220237B2 (ja) | 椅子 | |
JP4473696B2 (ja) | 椅子のヘッドレスト取付構造 | |
WO2012165463A1 (ja) | 椅子の脚柱へのオプション部材の取付構造 | |
JP6326770B2 (ja) | 椅子 | |
JP2015093092A (ja) | 椅子 | |
JP5311369B2 (ja) | 椅子 | |
JP4491318B2 (ja) | 椅子の背凭れ装置 | |
JP2004057397A (ja) | 椅子のヘッドレスト装置 | |
WO2015072396A1 (ja) | 椅子 | |
JP2013017636A (ja) | 椅子 | |
KR200411864Y1 (ko) | 의자용 허리 받침대 | |
JP6153312B2 (ja) | 椅子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080924 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101022 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101102 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4625402 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |