JP2007135632A - 椅子のヘッドレスト装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】椅子の背凭れの上部に設けた上下方向を向く筒状の保持部材11に、ヘッドレスト9の下端より垂下するヘッドレスト支持杆10を、上下方向に摺動可能として嵌合するとともに、保持部材11の内面における左右両側部に、ヘッドレスト支持杆10の左右両側端に摺接しうる上下方向に離間した複数の摺接部材39と、各摺接部材39と保持部材11の内面との間に縮設した弾性体40とを備える案内手段41を設ける。
【選択図】図10
Description
(1) 椅子の背凭れの上部に設けた上下方向を向く筒状の保持部材に、ヘッドレストの下端より垂下するヘッドレスト支持杆を、上下方向に摺動可能として嵌合するとともに、前記保持部材の内面における左右両側部に、ヘッドレスト支持杆の左右両側端に摺接しうる上下方向に離間した複数の摺接部材と、各摺接部材と前記保持部材の内面との間に縮設した弾性体とを備える案内手段を設ける。
請求項1記載の発明によると、保持部材の内面における左右両側部に、ヘッドレスト支持杆の左右両側端に摺接しうる上下方向に離間した複数の摺接部材と、各摺接部材と保持部材の内面との間に縮設した弾性体とを備える案内手段を設けてあるので、保持部材やヘッドレスト支持杆の寸法誤差や微小な変形等は、弾性体が弾性変形することにより吸収して、各摺接部材がヘッドレスト支持杆に円滑に摺動することができ、保持部材やヘッドレスト支持杆を高精度で加工しなくとも、ヘッドレストを円滑に上下動させることができる。
また、保持部材の内面に、摺接部材と弾性体とをセットとして、複数対設けるだけでよいので、構造が簡単であり、安価に製造することができる。
図1〜図15は、本発明の一実施形態を取り付けた椅子の背凭れの上部と、各部の詳細を示す。
図1〜図6に示すように、この椅子の背凭れ(1)は、左右1対の縦杆(2)(2)と、中間部が前後に離間するようにして、両端部が左右の縦杆(2)(2)の上端部に固着された前上部横杆(3)および後上部横杆(4)と、同様に中間部が前後に離間するようにして、両端部が左右の縦杆(2)(2)の下端部に固着された前下部横杆および後下部横杆(いずれも図示略)とからなる背凭れフレーム(5)を備えており、この背凭れフレーム(5)における左右の縦杆(2)(2)と、前上部横杆(3)と、
後下部横杆(図示略)との前面に、メッシュ地またはキャンバス地等の張材(6)が、張設されている。
このヘッドレスト装置(7)は、後上部横杆(4)の中央部に取り付けられたヘッドレスト取付部材(8)と、ヘッドレスト(9)と、このヘッドレスト(9)の下端より垂下するヘッドレスト支持杆(10)と、ヘッドレスト支持杆(10)を高さ調節可能として保持する保持部材(11)と、保持部材(11)の上端部を、後上部横杆(4)の前方において、ヘッドレスト支持杆(10)が上下動しうるようにして、ヘッドレスト取付部材(8)に枢支する左右方向を向く左右1対の軸(12)(12)とを、主要構成部材として備えており、ヘッドレスト(9)は、図3に想像線で示すように、上記軸(12)(12)を中心として、前後方向に回動したり、図4に想像線で示すように、高さを変更したりすることができるようになっている。
この例では、カバー部材(18)を、ネームプレートとしてある。
この軸(12)のスリーブ(22)の外周面に、軸受部(21)内に設けたΩ状の板ばね材(24)を巻きつけ、その板ばね材(24)の両端部同士を、ボルト・ナット(25)により締付けて、軸受部(21)内に回り止めすることにより、保持部材(11)の回動に、適度の抵抗力を付与するようにしてある。
なお、係合爪(27c)をヘッドレスト取付部材(8)の下面に下向きに設け、かつそれを、後向片(27b)に設けた係合孔(28)の後縁に係止させるようにしてもよい。
ヘッドレスト支持杆(10)の前面には、上下方向に長い長円形の凹部(32)が設けられており、この凹部(32)の左右の対向面には、複数個の狭幅部(33)が上下方向に等間隔に設けられた上下方向を向く摺動溝(34)が形成されている。
また、ヘッドレスト支持杆(10)の後面中央には、上下方向を向く凹条(35)が設けられている。
なお、この例では、保持部(19)に、上下2対の案内手段(41)(41)を設けてあるが、これを3対以上設けてもよい。
弾性体(49)は、合成樹脂材料により、円形、またはだるま形のループ状に形成するのがよい。
また、弾性体(49)は、円弧部(47)(47)で摺動溝(34)の内側面に沿って摺接するので、局部的な磨耗が生じるおそれが少なく、耐久性がよい。
さらに、弾性体(49)は、上記のようなループ状であるので、構造が簡単で、容易に製造することができるとともに、保持部(19)への着脱も容易である。
この窓孔(53)と突片(54)とを設けたことにより、ヘッドレスト(9)の回動に伴って、保持部材(11)が回動したときにおける、ヘッドレスト取付部材(8)と保持部材(11)との隙間への指等の挾み込みを防止することができる。
したがって、ヘッドレスト支持杆(10)が目立たず、美麗な外観を呈することができるとともに、ヘッドレスト支持杆(10)に手を掛けて、椅子を移動させるおそれも少なくなる。
(a) 保持部材(11)の内面における左右両側部に、ヘッドレスト支持杆(10)の左右両側端に摺接しうる上下方向に離間した複数の摺接部材(39)と、各摺接部材(39)と保持部材(11)の内面との間に縮設した弾性体(40)とを備える案内手段(41)を設けてあるので、保持部材(11)やヘッドレスト支持杆(10)の寸法誤差や微小な変形等は、弾性体(40)が弾性変形することにより吸収して、各摺接部材(39)がヘッドレスト支持杆(10)に円滑に摺動することができ、保持部材(11)やヘッドレスト支持杆(10)を高精度で加工しなくとも、ヘッドレスト(9)を円滑に上下動させることができる。
また、保持部材(11)の内面に、摺接部材(39)と弾性体(40)とをセットとして、複数対設けるだけでよいので、構造が簡単であり、安価に製造することができる。
(2)縦杆
(3)前上部横杆
(4)後上部横杆
(5)背凭れフレーム
(6)張材
(7)ヘッドレスト装置
(8)ヘッドレスト取付部材
(9)ヘッドレスト
(10)ヘッドレスト支持杆
(11)保持部材
(12)軸
(13)凹溝
(14)ボルト
(14a)頭部
(15)当て板
(16)ボス部
(17)凹部
(18)カバー部材
(19)保持部
(20)突片
(21)軸受部
(22)スリーブ
(23)ボルト・ナット
(24)板ばね材
(25)ボルト・ナット
(26)凹部
(27)腕部材
(27a)突部
(27b)後向片
(27c)係合爪
(28)係合孔
(29)前枠
(30)後枠
(31)張材
(32)凹部
(33)狭幅部
(34)摺動溝
(35)凹条
(36)前半部
(37)後半部
(38)ボルト・ナット
(39)摺接部材
(40)弾性体
(41)案内手段
(42)突部
(43)孔
(44)凹部
(45)(46)突片
(47)円弧部
(48)連結片
(48a)凹入部
(49)弾性体
(50)弾性係合爪
(50a)爪
(51)係合孔
(52)突条
(53)窓孔
(54)突片
Claims (5)
- 椅子の背凭れの上部に設けた上下方向を向く筒状の保持部材に、ヘッドレストの下端より垂下するヘッドレスト支持杆を、上下方向に摺動可能として嵌合するとともに、前記保持部材の内面における左右両側部に、ヘッドレスト支持杆の左右両側端に摺接しうる上下方向に離間した複数の摺接部材と、各摺接部材と前記保持部材の内面との間に縮設した弾性体とを備える案内手段を設けたことを特徴とする椅子のヘッドレスト装置。
- 各摺接部材の外側面に設けた突部を、弾性体の対向部に設けた孔に嵌合したことを特徴とする請求項1記載の椅子のヘッドレスト装置。
- ヘッドレスト支持杆を、左右方向を向く板状に形成し、かつその両側端部を、平面視V字状または半円弧状とした摺接部材に摺接させたことを特徴とする請求項1または2記載の椅子のヘッドレスト装置。
- 保持部材の後部内面に、上下方向を向く突条を設け、かつそれに対向するヘッドレスト支持杆の後面に、常時は前記突条から前方に離間し、かつヘッドレスト支持杆に後方を向く負荷が掛かったときに、前記突条に嵌合するようにした上下方向を向く凹条を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の椅子のヘッドレスト装置。
- 保持部材を、後向コ字状の前半部と前向コ字状の後半部とを、互いに突き合わせて固着して形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の椅子のヘッドレスト装置。
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- 2005-11-14 JP JP2005329359A patent/JP4607741B2/ja not_active Expired - Fee Related
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