JP4623640B2 - 自動車用内装部品及びその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、ドアトリム、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、ラゲージトリム、ルーフトリム、リヤサイドトリム等の自動車用内装部品及びその製造方法に係り、特に、軽量化を達成できるとともに、廉価に製作でき、しかも、製品外周に沿う端末処理が簡単かつ廉価に行なえる自動車用内装部品及びその製造方法に関する。
例えば、自動車用内装部品の構成について、ドアトリムを例示して図11,図12を基に説明する。ドアトリム1は、保形性及び車体パネルへの取付剛性を備え、製品面のほぼ全面にゆきわたっている樹脂芯材2の表面に、表面外観に優れた表皮3を積層一体化して構成されている。上記樹脂芯材2としては、タルクを混入したポリプロピレン系樹脂を素材としており、また、表皮3は、それ自体保形性を備えておらず、塩ビシート等の合成樹脂シート裏面にポリエチレンフォーム等のクッション材が積層された積層シート材料が使用され、最近では、環境面やリサイクル面を考慮して、サーモプラスチックオレフィン(以下TPOという)シート等のエラストマーシートが多用される傾向にある。
次に、上記ドアトリム1の成形方法における従来例について図13を基に説明する。まず、ドアトリム1を成形する成形金型4は、所定ストローク上下動可能な成形上型5と、成形上型5と対をなす固定側の成形下型6と、成形下型6と接続される射出機7とから大略構成されている。そして、成形上下型5,6を型締めした際、ドアトリム1の製品形状を形造るために成形上型5にはキャビティ部5aが形成され、成形下型6にはコア部6aが設けられている。上記成形上型5を所定ストローク上下動作させるために、昇降シリンダ5bが連結され、成形下型6には射出機7からの溶融樹脂の通路となるマニホールド6b、ゲート6cが設けられている。また、上下動作する成形上型5は、適正姿勢を維持させるために、成形下型6の4隅部にガイドポスト6dが設けられ、このガイドポスト6dに対応して成形上型5にはガイドブッシュ5cが設けられている。
従って、成形上下型5,6が型開き状態にある時、表皮3を金型内にセットし、その後、成形上下型5,6を型締めする直前か、又は型締めした後のいずれかのタイミングで両金型間の製品キャビティ内に射出機7からマニホールド6b、ゲート6cを通じて溶融樹脂Mを射出充填することにより、樹脂芯材2を所要の曲面形状に成形するとともに、樹脂芯材2の表面に表皮3を一体成形している(例えば、特許文献1参照。)。尚、図13では、説明の便宜上、コア部6aの型面にオープン状態で溶融樹脂Mが供給されているが、実際は、溶融樹脂Mは成形上下型5,6の型締め後にキャビティ内に射出充填されても良い。
更に、ドアトリム1の製品の外周端末の処理については、図14に示すように、芯材2の表面に表皮3を同時プレス成形した後、型内の型刃、あるいは成形後、別工程でピアスカット処理が行なわれている。また、図15に示すように、芯材2のプレス成形後、表皮3を別工程で真空圧着、プレス圧着等により一体化した後、表皮3の端末3aを芯材2の裏面側に巻込み処理することも従来から行なわれている。
特開平10−138268号公報 (第2頁、図3、図4)
しかしながら、従来のドアトリム1においては、樹脂芯材2の投影面積が大きいため、材料コストが高く、かつ製品が重量化するという問題点が指摘されている。また、樹脂芯材2の投影面積が大きいことから、成形時における射出圧を高く設定せざるを得ず、高い射出圧に耐え得る金型構造が必要となり、金型の作製費用も嵩み、しかも、大量の溶融樹脂を冷却固化させるため、成形サイクルが長期化し、生産性を低下させる大きな要因となっている。
更に、ドアトリム1の外周縁においては、図14に示すように、表皮同時プレス成形を行なった場合、外周の端末処理が困難で、表皮3の木口や、積層シート材料仕様の表皮3の場合、フォーム層の木口が外部に露出する等、見栄えが悪く、外観性能を低下させる欠点があるとともに、図15に示すように、別工程で表皮3を巻込み処理する方法では、工数が多く、コストアップが避けられない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、軽量化を促進でき、高剛性でコストダウンを図れる自動車用内装部品を提供でき、特に、製品外周端末部の見栄えを高めることができるとともに、端末処理作業も簡単に行なえる外観性能を高めた自動車用内装部品及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意研究の結果、従来から表皮として使用していた発泡樹脂シートに保形性を付与することで、芯材としての機能をもたせ、より以上に剛性が必要な箇所、すなわち製品の周縁部分やパネル、相手部品との合わせ部で密接可能、又は一定クリアランスを確保する箇所、あるいは部品取付箇所、並びに荷重が加わる部分には、剛性に優れた樹脂リブを配置することで、従来の投影面積の広い樹脂芯材に比べ、製品の軽量化を図るとともに、製品の外周端末処理については、成形金型形状に工夫を施すことで、美麗な端末処理を達成できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る自動車用内装部品は、所要形状に成形され、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材と、この発泡樹脂基材の裏面に一体化される樹脂モールド部と、上記発泡樹脂基材の表面に貼付される加飾材とからなる積層構造体を全体、あるいは一部に採用してなる自動車用内装部品において、前記積層構造体は、予め一体化された発泡樹脂シートと加飾材とが加熱軟化処理された後、成形金型内に投入され、成形金型の型締めにより、発泡樹脂基材が所要形状に成形され、成形上型の型面に刻設された絞模様が加飾材の表面に転写されるとともに、上記積層構造体の外周の一部に設定され、本体側に折曲操作される端末折曲部は、成形下型のコア部外周に配設された押圧機構部により、端末折曲部の厚みが薄肉偏平化されるとともに、端末折曲部の表面に成形上型の絞模様が転写されていることを特徴とする。
ここで、自動車用内装部品としては、ドアトリム、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、ラゲージトリム、ルーフトリム、リヤサイドトリム等に適用できる。そして、軽量で、かつ保形性を有する発泡樹脂基材は、フラット形状に近い場合は、加熱軟化工程を省略して、成形型により所望形状に成形するが、三次元形状の製品に適用する場合は、発泡樹脂シートを加熱軟化処理した後、成形金型内で所要の曲面形状に成形することで、その形状を保持する。尚、ここでいう「保形性」とは、リブ等の補強材がなくても、成形後、脱型した時、その形状を保持する程度の剛性を備えていることである。また、製品形状が高展開率部分を含む場合には、発泡樹脂シートを加熱軟化処理した後、成形金型に真空吸引機構を配設して成形金型の内面に沿って発泡樹脂シートに真空吸引力を作用させるようにしても良い。
上記発泡樹脂シートとしては、熱可塑性樹脂に発泡剤を添加した素材を使用する。尚、熱可塑性樹脂は、1種類の熱可塑性樹脂でも2種類以上の熱可塑性樹脂からなっても良い。好ましくは、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用できる。また、発泡剤としては、アゾ化合物、スルホヒドラジド化合物、ニトロソ化合物、アジド化合物等の有機発泡剤、あるいは重炭酸ナトリウム等の無機発泡剤の使用が可能である。上記発泡樹脂シートを加熱軟化処理後、所要形状に成形して得た発泡樹脂基材は、製品の重量と強度とのバランスを考慮した場合、2〜10倍の発泡倍率が好ましい。その時の発泡樹脂基材のセル径は、0.1μm〜2.0mmの範囲であることが好ましく、厚みは0.5〜30mm、好ましくは1〜10mmのものが良い。
一方、樹脂モールド部としては、補強機能をもつ格子状に形成される樹脂リブ、クリップ座、またインナーシール取付用フランジや周縁フレーム体等が該当する。そして、この樹脂モールド部として使用する熱可塑性樹脂材料は、広範な熱可塑性樹脂から適宜選択することができる。通常好ましく使用できるものとして、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用できる。また、これら熱可塑性樹脂中に各種充填剤を混入しても良い。使用できる充填剤としては、ガラス繊維、カーボン繊維等の無機繊維、タルク、クレイ、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粒子等がある。また、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、難燃剤、低収縮剤等の各種の添加剤が配合されても良い。
そして、外観意匠性を高めるために、発泡樹脂基材の表面に加飾材が一体化されている。この加飾材としては、TPO、サーモプラスチックウレタン(以下TPUという)、PVC等の熱可塑性樹脂シートの単一シートか、あるいはこれら単一シートの裏面にポリウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリプロピレンフォーム等の発泡シートをクッション層として積層一体化した積層シート材料が使用でき、所望ならば、クッション層の裏面にバッキング効果をもつ不織布層を裏打ちすることもできる。そして、加飾材の製品表面は、成形金型から絞模様が転写されて良好な製品外観が得られる。
更に、積層構造体の周縁端末の一部は、所望の剛性並びに外観を得るために、本体側に折曲処理する端末折曲部が設定されている。そして、この端末折曲部は、発泡樹脂基材が薄肉偏平化されているとともに、加飾材の表面には、製品面と同一の良好な絞模様が成形金型側から転写されている。
そして、本発明に係る自動車用内装部品によれば、保形性を有する発泡樹脂基材の表面に加飾性を有する加飾材が積層され、かつ裏面側に樹脂モールド部が積層一体化されるという構成であるため、従来の樹脂芯材を廃止することができる。よって、従来の投影面積の非常に広い樹脂芯材を廃止することで製品の軽量化を図ることができ、しかも、樹脂材料を節約できることから、材料コストの低減も同時に達成できる。更に、積層構造体の製品周縁に沿う端末部の一部は、薄肉化され、折曲操作がやり易く、かつ成形金型側から絞模様が転写されているため、切断木口が外部に露出することがなく、良好な外観見栄えを提供することができる。
次に、本発明に係る自動車用内装部品の製造方法は、所要形状に成形され、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材と、この発泡樹脂基材の裏面に一体化される樹脂モールド部と、上記発泡樹脂基材の表面に貼付される加飾材とからなる積層構造体を全体、あるいは一部に採用してなる自動車用内装部品の製造方法において、前記発泡樹脂基材の素材である発泡樹脂シートと、加飾材とをラミネートした後、加熱軟化処理を施し、成形金型内に投入し、成形金型同士を型締めし、発泡樹脂基材を所要形状にプレス成形する一方、成形金型の型締め直前、又は型締め後のいずれかのタイミングで成形金型の溝部内に溶融樹脂を射出充填して、樹脂モールド部を発泡樹脂基材の裏面に一体化するとともに、キャビティの外周に沿って加飾材と発泡樹脂基材を成形上型の型面に対して下側から押圧ブロックを押圧することで発泡樹脂基材を薄肉化するとともに、加飾材の表面に絞模様を刻設した端末折曲部を形成し、成形金型の型開き後、この端末折曲部を本体側に折曲処理して積層構造体を製造することを特徴とする。
ここで、本発明に方法に使用する成形金型は、可動側金型、固定側金型、射出機とから大略構成されている。例えば、所定ストローク上下動可能な成形上型と、この成形上型の下方側に位置する成形下型と、成形下型に連結される射出機とから構成される。そして、成形上下型を使用した場合、射出機から供給される溶融樹脂は、成形下型に設けられたマニホールド、ゲート等の樹脂通路を通じて成形下型の型面、詳しくは成形下型の型面上に形成される溝部内に供給されるが、成形上型が下死点まで下降して、成形上下型を型締めした後、溶融樹脂を所定の射出圧で成形下型の型面に設けられた溝部内に射出充填しても良いが、溶融樹脂の射出充填のタイミングとして、成形上型の型締め前に行なっても良い。
更に、成形上型には、加熱軟化処理された加飾材の表面に絞模様を転写させるために、成形上型の型面には絞模様が刻設されているとともに、真空吸引機構が付設されている。また、成形下型のコア部外周に沿っては、端末折曲部を形成するために、押圧機構部が配設されている。この押圧機構部は、駆動シリンダにより昇降する押圧ブロックから構成され、この押圧ブロックにより、端末折曲部に相当する発泡樹脂基材が薄肉偏平化されるとともに、加飾材の表面に成形上型からの絞模様が転写される。
従って、本発明方法によれば、従来の投影面積の広い樹脂芯材に比べ、樹脂モールド部だけを成形するため、射出圧力を従来に比べて低く設定できることにより、成形金型の負荷が少なくて済むとともに、樹脂材料を節約でき、しかも、従来の樹脂芯材に比べ冷却時間も短縮化できるため、製品の成形サイクルを短縮化できる。更に、積層構造体の製品外周の一部に設けられる端末折曲部は、押圧ブロックにより薄肉偏平化されるとともに、加飾材の表面には、成形上型から絞模様が精度良く転写されているため、本体部の成形と同時に外周の端末折曲部を同時に成形することができ、成形後は端末折曲部を折り返し操作すれば、端末処理が簡単かつ美麗に行なえる。
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品は、軽量で、かつ保形性を有する発泡樹脂基材と、この発泡樹脂基材の裏面の所定位置に積層一体化される樹脂モールド部と、発泡樹脂基材の表面に積層される加飾材とから構成されるため、従来の重量の嵩む樹脂芯材を廃止できることから、軽量で低コスト、しかも多孔質素材であるため、吸音性能に優れた自動車用内装部品を提供できるという効果を有する。
更に、本発明に係る自動車用内装部品の製造方法は、成形金型のキャビティ形状に沿って、発泡樹脂基材を所要形状に成形すると同時に発泡樹脂基材の裏面側に樹脂モールド部を成形するという工程を採用しており、樹脂モールド部の投影面積が少ないため、従来の樹脂芯材に比べ、成形金型にかかる負荷も少なく、かつ冷却時間も短縮化でき、歩留まりを高めることができることから、作業能率を高めることができるとともに、樹脂材料も節約でき、大幅なコストダウンを招来できるという作用効果を有する。
また、本発明に係る自動車用内装部品及びその製造方法によれば、発泡樹脂基材の成形時に製品外周に沿う端末折曲部における発泡樹脂基材を押圧機構部と成形上型との間で薄肉偏平化するとともに、成形上型の絞模様を端末折曲部における加飾材の表面に精度良く転写できるため、端末折曲部における本体側への折曲操作がやり易く、かつ製品面と同一の絞模様を端末折曲部表面にも施すことができ、端末部分の外観見栄えを良好に維持できるという効果を有する。
以下、本発明に係る自動車用内装部品及びその製造方法の好適な実施例について、自動車用ドアトリム及びその製造方法を例示して説明する。
図1乃至図10は本発明の一実施例を示し、図1は自動車用ドアトリムを示す正面図、図2は同自動車用ドアトリムの構成を示す断面図、図3は同自動車用ドアトリムにおけるウエスト部の構成を示す説明図、図4は同自動車用ドアトリムの製造方法に使用する成形金型を示す全体図、図5は同成形金型におけるドアトリムのウエスト部周辺の端末折曲部を形成するための成形金型と押圧ブロックとを示す説明図、図6乃至図10は同自動車用ドアトリムの製造方法の各工程を示す説明図である。
図1,図2において、自動車用ドアトリム10は、所望の曲面形状に成形されたドアトリム本体20をベースとしており、このドアトリム本体20に各種機能部品として、例えば、インサイドハンドルエスカッション11、パワーウインドウスイッチエスカッション12、プルハンドル13、ドアポケットエスカッション14、スピーカグリル15等の機能部品が取り付けられている。また、ドアトリム本体20は、図2に示すように、所望の曲面形状に成形され、保形性を有する発泡樹脂基材21と、この発泡樹脂基材21の裏面側に積層一体化される樹脂モールド部22と、発泡樹脂基材21の表面側に積層一体化される加飾機能をもつ加飾材23とから大略構成されている。
更に詳しくは、上記発泡樹脂基材21としては、保形性を備えるように、発泡樹脂シートを加熱軟化処理後、所要形状に熱成形、例えば所望の型面を有する成形金型でコールドプレス成形を行なうことにより所要形状に成形される。上記発泡樹脂シートは、汎用の熱可塑性樹脂に発泡剤を添加した構成であり、熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用でき、発泡剤としては、アゾジカルボンアミド等の有機発泡剤や重炭酸ナトリウム等の無機発泡剤が使用できる。この実施例では、ポリプロピレン系樹脂に発泡剤として重炭酸ナトリウムを適宜添加した発泡樹脂シートを使用している。また、この発泡樹脂基材21の発泡倍率は、2〜10倍に設定され、厚みは0.5〜30mm、特に1〜10mmの範囲に設定されている。
次いで、発泡樹脂基材21の裏面に一体化される樹脂モールド部22としては、図2,図3に示すように、ドアトリム10の製品形状を保持するように補強機能をもつ樹脂リブ24、ドアインナーシール30を取り付けるためのウエストフランジ25、図示はしないが車体パネルに取り付けるためのクリップを装着するためのクリップ取付座(図示せず)等が該当する。例えば、樹脂リブ24としては、交差状に延びる所定パターンに設定されている。尚、このパターンは、縦横方向、斜め方向、あるいはその組み合わせ等、交差状であれば任意のパターンに設定されて良い。これら樹脂モールド部22は、汎用の合成樹脂成形体からなり、通常好ましく使用できる合成樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等から適宜選択されて良く、本実施例では、環境面、リサイクル面を考慮してポリプロピレン系樹脂が使用されている。また、この樹脂モールド部22には、上記熱可塑性樹脂中に適宜フィラー、例えば、ガラス繊維、カーボン繊維等の無機繊維や、タルク、クレイ、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粒子等の充填剤が混入されていても良い。
次いで、加飾材23としては、TPO、TPU、PVC等の熱可塑性樹脂シートから選択される単一シート材料か、あるいはこれら単一シート材料の裏面にポリウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリプロピレンフォーム等のクッション層を裏打ちした積層シート材料が使用される。本実施例においては、TPOシートからなる単一シート材料が使用されている。尚、所望により、裏面不織布をシート材料、あるいはクッション層の裏面に裏打ちすることも可能である。
このように、本発明に係るドアトリム10は、保形性を有する発泡樹脂基材21と、この発泡樹脂基材21の裏面に一体化される樹脂モールド部22(樹脂リブ24、ウエストフランジ25)、加飾性を有する加飾材23とから構成されているため、従来のように、製品の全面に亘り占有していた樹脂芯材を廃止でき、かつ軽量な発泡樹脂基材21を使用することに加えて、樹脂モールド部22の大半部分を占める樹脂リブ24は、格子状であり、荷重が加わる部位、例えばクリップ座、ウエスト部上面、アームレスト部上面等を除いた部位は肉抜き構造となっているため、製品の重量について、従来例の構造のものに比べ40%以上の軽量化を図ることができるとともに、樹脂材料も大幅に節約でき、コストダウンに貢献できるという利点がある。
そして、ドアトリム10の製品外観については、成形時に成形金型からの絞転写により、表面外観に優れるとともに、特に図3に示すように、ウエストフランジ25にドアインナーシール30が取り付けられるが、このドアトリム10のウエスト部フロント側上端部は、図示しないインストパッドとの合わせを考慮してコーナーラインが徐変状に設定されているため、図3中Aで示す傾斜状意匠面が設定されており、この傾斜状意匠面Aについても製品面と同一な絞模様が転写されて外観性能を向上させている。この傾斜状意匠面Aは、通常の型抜き方向から見た場合、アンダーカットとなるため、成形金型からの真空吸引力による絞転写ができないが、本発明方法を採用することで簡単かつ美麗に傾斜状意匠面Aに良好な絞模様を付設することができる。
次いで、上述したドアトリム10の製造方法について説明するが、その前にドアトリム10を成形する際に使用する成形金型40の構成について図4,図5を基に説明する。特に、図4で成形金型40の全体構造について説明し、図5でドアトリム本体20における外周部に対応する成形金型40の要部について説明する。図4において、ドアトリム10の成形に使用する成形金型40は、所定ストローク上下動可能な成形上型41と、成形上型41と対をなす固定側の成形下型42と、成形下型42に接続される射出機43とから大略構成されている。
更に詳しくは、成形上型41は、製品形状に合致したキャビティ部411が形成されており、成形上型41の上面に連結された昇降シリンダ412により所定ストローク上下駆動される。また、成形上型41の4隅部には、ガイド機構となるガイドブッシュ413が設けられている。一方、成形下型42には、成形上型41のキャビティ部411に対応するコア部421が設けられている。また、このコア部421の型面に溶融樹脂を供給するために、マニホールド422、ゲート423が設けられており、このマニホールド422、ゲート423の樹脂通路を経て射出機43から供給される溶融樹脂Mがコア部421の上面に形成された溝部(樹脂リブ24形成用溝部)424、溝部(ウエストフランジ25形成用溝部)425内に供給される。また、成形下型42の4隅部には、ガイド機構となるガイドポスト426が突設され、このガイドポスト426は、成形上下型41,42が型締めされる際、ガイドブッシュ413内に案内されることで成形上型41のプレス姿勢を適正に維持できる。
図5は成形金型40におけるドアトリム10の外周端末部(ウエストフランジ25相当箇所)に対応する部分の金型構造を示すもので、成形上型41には、真空吸引孔414が開設されており、成形上型41に付設される真空吸引機構44により加飾材23の製品表面は成形上型41に刻設されている絞模様60が転写される。また、成形下型42には、樹脂リブ24に相当する溝部424及びウエストフランジ25に相当する溝部425が形成されている。尚、溝部425がアンダーカットとなるため、直上げコア427が成形下型42に設けられている。そして、本発明方法に使用する成形金型40には、成形下型42のコア部421外周の一部に押圧機構部50が配設されている。この押圧機構部50としては、押圧ブロック51が駆動シリンダ52により上下動作可能に支持されている。また、その外側には、クランパー53が付勢スプリング54により常時上方にバネ付勢された状態で設けられている。また、このクランパー53と当接する部分まで成形上型41の型面には絞模様60が刻設されている。すなわち、クランパー53が加飾材23と発泡樹脂シートSの外周端末を成形上型41の型面に圧着保持するとともに、コア部421とクランパー53によりクランプされる間の部位について、この部位には真空吸引機構44からの真空吸引力は作用しないが、押圧ブロック51の圧接作用により、発泡樹脂シートSを薄肉状にプレス加工するとともに、加飾材23の表面に絞模様60を転写することになる。
次に、上述した成形金型40を使用してドアトリム10の製造方法の各工程について詳細に説明する。まず、図6に示すように、成形金型40における成形上型41と成形下型42が型開き状態にある時、成形金型40内に加飾材23と発泡樹脂シートSとを投入する。この時、発泡樹脂シートSと加飾材23とは予めラミネートされており、このラミネート手段としては、発泡樹脂シートSの押出時に発泡樹脂シートSの余熱により加飾材23を一体化することで、前もって加飾材23と発泡樹脂シートSとが一体化されている。そして、図示しないヒーター装置により、160〜220℃の高温で加熱軟化処理を施した後、図6に示すように成形金型40内に投入する。この発泡樹脂シートSとしては、ポリプロピレン製発泡シート(住化プラステック製、商品名:スミセラー発泡PPシート、発泡倍率=3倍、厚み3mm)が使用されている。
そして、成形金型40内に発泡樹脂シートS、加飾材23を一体化した積層シート材料をセットした後、成形上型41の昇降シリンダ412を駆動させることにより、成形上型41が所定ストローク下降して、図7に示すように、成形上下型41,42が型締めされて、発泡樹脂シートSが所望の型面形状に沿って賦形され、発泡樹脂基材21が所要形状に成形される。この時、射出機43からマニホールド422、ゲート423を通じて溝部424,425内に溶融樹脂Mが供給されて樹脂リブ24やウエストフランジ25が発泡樹脂基材21の裏面所定位置に一体化される。この時、発泡樹脂基材21の表面側に一体化されている加飾材23は、真空吸引機構44の動作により、成形上型41の型面に密着し、成形上型41の型面に刻設されている絞模様60が良好に転写されて美麗な製品外観が得られる。
更に、図8に示すように、成形上下型41,42が型締めされた状態では、クランパー53と成形上型41との間には、付勢スプリング54のバネ力により加飾材23、発泡樹脂シートSの端末が保持されており、成形下型42のコア部421とクランパー53との間に押圧ブロック51が上下動可能に配設されているとともに、駆動シリンダ52により上方に向け付勢され、端末折曲部70を押圧している。この駆動シリンダ52による押圧ブロック51から発泡樹脂シートSに加わる押圧力は、5〜50kgf/cm2 程度に設定されており、この押圧力により発泡樹脂シートSは薄肉偏平化されるとともに、加飾材23の表面には、成形上型41の型面に刻設されている絞模様60が良好に転写されることになる。その結果、端末折曲部70は、薄肉偏平状で適度の剛性を備えるとともに、表面には絞模様60が精度良く転写されている。尚、成形下型42に設けられる溝部425は、アンダーカット形状であるため、成形品の脱型の際は、直上げコア427が上昇して、この直上げコア427からウエストフランジ25を取り外すように脱型操作を行なうと良い。
次いで、成形金型40から脱型したドアトリム10において、図9に示すように、ウエストフランジ25の一部に折曲操作する端末折曲部70をトリムカット処理し端材を除去した後、図10に示すように、ウエストフランジ25の傾斜状意匠面Aを構成するように端末折曲部70を接着、あるいは溶着固定した後、ドアインナーシール30をウエストフランジ25に取り付けて、ドアトリム10の製造が完了する。尚、本実施例では、ドアトリム10におけるウエストフランジ25の加飾材23、発泡樹脂基材21を折曲する部位に適用したが、ドアトリム10等の内装部品の外周端末に位置し、本体側に折曲操作する端末折曲部70の構成であれば、用途、部位は問わない。
以上説明した実施例では、自動車用ドアトリム10に本発明を適用したが、ツートンタイプのドアトリムやドアトリム以外の内装部品、例えばリヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、ラゲージトリム、ルーフトリム、リヤサイドトリム等、内装部品全般に適用することができる。
本発明に係る自動車用内装部品をドアトリムに適用した実施例を示す正面図である。 図1に示すドアトリムの構成を示す断面図である。 図1に示すドアトリムにおけるウエスト部フロント側の構成を示す説明図である。 図1に示すドアトリムの製造方法に使用する成形金型の全体構成を示す説明図である。 図4に示す成形金型におけるウエストフランジ部分の構成を示す説明図である。 図1に示すドアトリムの製造方法における発泡樹脂シートのセット工程を示す説明図である。 図1に示すドアトリムの製造方法における発泡樹脂基材の成形工程、樹脂モールド部の射出成形工程を示す説明図である。 図1に示すドアトリムの製造方法における端末折曲部の押圧工程を示す説明図である。 図1に示すドアトリムの製造方法における端末折曲部のカット工程を示す説明図である。 図1に示すドアトリムの製造方法における端末折曲部の折曲工程を示す説明図である。 従来のドアトリムを示す正面図である。 図11中XII −XII 線断面図である。 従来のドアトリムの成形方法に使用する成形金型の構成を示す説明図である。 従来のプレス成形による自動車用ドアトリムにおける端末部分の従来例を示す説明図である。 表皮巻込みタイプのドアトリムにおける端末部分の従来例を示す説明図である。
符号の説明
10 自動車用ドアトリム
20 ドアトリム本体
21 発泡樹脂基材
22 樹脂モールド部
23 加飾材
24 樹脂リブ
25 ウエストフランジ
30 ドアインナーシール
40 成形金型
41 成形上型
411 キャビティ部
412 昇降シリンダ
414 真空吸引孔
42 成形下型
421 コア部
422 マニホールド
423 ゲート
424,425 溝部
427 直上げコア
43 射出機
44 真空吸引機構
50 押圧機構部
51 押圧ブロック
52 駆動シリンダ
53 クランパー
54 付勢スプリング
60 絞模様
70 端末折曲部
A 傾斜状意匠面
M 溶融樹脂
S 発泡樹脂シート

Claims (2)

  1. 所要形状に成形され、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材(21)と、この発泡樹脂基材(21)の裏面に一体化される樹脂モールド部(22)と、上記発泡樹脂基材(21)の表面に貼付される加飾材(23)とからなる積層構造体(20)を全体、あるいは一部に採用してなる自動車用内装部品(10)において、
    前記積層構造体(20)は、予め一体化された発泡樹脂シート(S)と加飾材(23)とが加熱軟化処理された後、成形金型(41,42)内に投入され、成形金型(41,42)の型締めにより、発泡樹脂基材(21)が所要形状に成形され、成形上型(41)の型面に刻設された絞模様(60)が加飾材(23)の表面に転写されるとともに、上記積層構造体(20)の外周の一部に設定され、本体側に折曲操作される端末折曲部(70)は、成形下型(42)のコア部(421)外周に配設された押圧機構部(50)により、端末折曲部(70)の厚みが薄肉偏平化されるとともに、端末折曲部(70)の表面に成形上型(41)の絞模様(60)が転写されていることを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 所要形状に成形され、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材(21)と、この発泡樹脂基材(21)の裏面に一体化される樹脂モールド部(22)と、上記発泡樹脂基材(21)の表面に貼付される加飾材(23)とからなる積層構造体(20)を全体、あるいは一部に採用してなる自動車用内装部品(10)の製造方法において、
    前記発泡樹脂基材(21)の素材である発泡樹脂シート(S)と、加飾材(23)とをラミネートした後、加熱軟化処理を施し、成形金型(41,42)内に投入し、成形金型(41,42)同士を型締めし、発泡樹脂基材(21)を所要形状にプレス成形する一方、成形金型(41,42)の型締め直前、又は型締め後のいずれかのタイミングで成形金型(41,42)の溝部(424)内に溶融樹脂(M)を射出充填して、樹脂モールド部(22)を発泡樹脂基材(21)の裏面に一体化するとともに、キャビティの外周に沿って加飾材(23)と発泡樹脂基材(21)を成形上型(41)の型面に対して下側から押圧ブロック(51)を押圧することで発泡樹脂基材(21)を薄肉化するとともに、加飾材(23)の表面に絞模様(60)を刻設した端末折曲部(70)を形成し、成形金型(41,42)の型開き後、この端末折曲部(70)を本体側に折曲処理して積層構造体(20)を製造することを特徴とする自動車用内装部品の製造方法。
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