JP4623346B2 - インクリボンスプール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインクリボンスプールに関し、その取扱いを容易化したものである。なお本明細書においては、インクリボンが巻回された側のスプールを供給側スプール、インクリボンを巻き取る側のスプールを巻取りスプールと呼び、これら供給側スプール及び巻取り側スプールを合わせてインクリボンスプールと呼ぶものとする。
【0002】
【従来の技術】
従来、熱転写プリンタ装置のインクリボンは、供給側及び巻取り側の各スプールがインクリボンで繋がった状態で供給されるために取扱いが難しく、例えばプリンタ装置に装填する際に供給側スプールを落下させるようなことがあると、多量に巻きほどけが発生してその部分を使用できなくなる問題があった。
【0003】
このため従来では、供給側及び巻取り側スプールを予め専用のホルダにセットしてからホルダごとプリンタ装置にセットする第1の方法や、インクリボンの供給側及び巻取り側の各スプールを何らかの部品で繋いで供給し、プリンタ装置にセットするときに当該部品を取り外すようにする第2の方法などが用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところがこれら第1及び第2の方法のいずれも別な部品を必要とするためにコストアップにつながったり、また操作性も悪い問題があった。さらに第2の方法では、インクリボンをプリンタ装置にセットするに際してかかる供給側及び巻取り側の各スプールを繋いでいた部品を取り外すときに、当該部品をプリンタ装置内に落としてしまう危険性があった。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、取扱いを容易化し得るインクリボンスプールを提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、フランジ部の外周面において全周に渡って同一円上に所定間隔で複数の突起が形成された供給側スプールと、供給側スプールの各突起にそれぞれ対応させて、フランジ部の外周面において全周に渡って同一円上に長円形状でなる複数の穴又は凹部が所定間隔で形成された巻取り側スプールとを設けるようにした。この結果インクリボンの弛みを取りつつ、供給側スプールにおける任意の位置の突起を巻取り側スプールにおける任意の位置の穴又は凹部に嵌めこむようにして供給側スプール及び巻取り側スプールを一体に連結することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0008】
図1及び図2において、1は全体として本実施の形態によるインクリボンスプールを示し、供給側スプール2及び巻取り側スプール3から構成されている。
【0009】
供給側スプール2は、インクリボン4が巻回されるリボン巻回部2Aの長手方向の両側に薄肉円板形状の第1及び第2のフランジ部2B、2Cが一体形成されると共に、これら第1及び第2のフランジ部2B、2Cの外側面の中心部に、それぞれプリンタ装置に装填する際に当該プリンタ装置内の対応部位と係合する係合部2D、2Eが一体形成されることにより構成されている。
【0010】
これと同様にして、巻取り側スプール3は、リボン巻回部3Aの長手方向の両側に薄肉円板形状の第1及び第2のフランジ部3B、3Cが一体形成されると共に、これら第1及び第2のフランジ部の3B、3C外側面の中心部に、それぞれプリンタ装置に装填する際に当該プリンタ装置内の対応部位と係合する係合部3D、3Eが一体形成されることにより構成されている。
【0011】
ここでこのインクリボンスプール1の場合、供給側スプール2の第1及び第2のフランジ部2B、2Cの上面には、その端部に沿って同心円上に一定間隔で合計12個の突起2BX、2CXが突出形成されている。
【0012】
また巻取りスプールの第1及び第2のフランジ部3B、3Cの上面には、供給側スプール2の各突起2BX、2CXにそれぞれ対応させて、その端部に沿って同一円上に一定間隔で合計12個の長穴3BX、3CXが形成されている。
【0013】
これによりこのインクリボンスプール1では、図1のように供給側スプール2の第1のフランジ部2Bに形成された任意の隣接する2つの突起2BXを、巻取り側スプール3の第1のフランジ部3Bに形成された任意の隣接する長穴3BXにそれぞれ嵌め込むと共に、供給側スプール2の第2のフランジ部2Cに形成された対応する隣接する2つの突起2CXを巻取り側スプール3の第2のフランジ部3Cに形成された対応する隣接する長穴3CXにそれぞれ嵌め込むことにより供給側スプール2と巻取り側スプール3とを一体に連結することができるようになされている。
【0014】
なおこのインクリボンスプール1の場合、図1及び図2のように供給側スプール2及び巻取り側スプール3を連結したときに、供給側スプール2の隣接する2つの突起2BX、2CXが巻取り側スプール3の隣接する長穴3BX、3CXの隣接側の端部に位置するように、巻取り側スプール3の第1及び第2のフランジ部3B、3Cの外径や、当該第1又は第2のフランジ3B、3Cの中心から各長穴3BX、3CXまでの距離及び各長穴3BX、3CXの長さ等が選定されている。
【0015】
以上の構成によれば、他に何の部材をも必要とせずに供給側スプール2及び巻取り側スプール3を一体に保持することができ、かくして取扱いを容易化させ得るインクリボンスプールを実現できる。
【0016】
なお上述の実施の形態においては、巻取り側スプール3に長穴3BX、3CXを形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図3のように円状の穴3C′を形成するようにしても良く、穴の形状としてはこの他種々の形状を広く適用することができる。
【0017】
また上述の実施の形態においては、巻取り側スプール3に長穴3BX、3CXを形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、窪みを形成するようにしても良い。
【0018】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、フランジ部の外周面において全周に渡って同一円上に所定間隔で複数の突起が形成された供給側スプールと、供給側スプールの各突起にそれぞれ対応させて、フランジ部の外周面において全周に渡って同一円上に長円形状でなる複数の穴又は凹部が所定間隔で形成された巻取り側スプールとを設けるようにした。この結果インクリボンの弛みを取りつつ、供給側スプールにおける任意の位置の突起を巻取り側スプールにおける任意の位置の穴又は凹部に嵌めこむようにして供給側スプール及び巻取り側スプールを一体に連結することができ、かくして取扱いを容易化させ得るインクリボンスプールを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるインクリボンスプールの構成を示す断面図である。
【図2】本実施の形態によるインクリボンスプールの構成を示す側面図である。
【図3】他の実施の形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1……インクリボンスプール、2……供給側スプール、2B、2B、3B、3C……フランジ部、2BX、2BX……突起、3BX、3CX……長穴、3C′……穴。

Claims (2)

  1. フランジ部の外周面において全周に渡って同一円上に所定間隔で複数の突起が形成された供給側スプールと、
    上記供給側スプールの各上記突起にそれぞれ対応させて、フランジ部の外周面において全周に渡って同一円上に長円形状でなる複数の穴又は凹部が所定間隔で形成された巻取り側スプールと
    を有するインクリボンスプール。
  2. 上記複数の穴又は凹部は、長穴でなる
    請求項1に記載のインクリボンスプール。
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JPS6436167U (ja) * 1987-08-28 1989-03-06
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