JPH0646954U - インクリボンカセット - Google Patents

インクリボンカセット

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JPH0646954U
JPH0646954U JP8971092U JP8971092U JPH0646954U JP H0646954 U JPH0646954 U JP H0646954U JP 8971092 U JP8971092 U JP 8971092U JP 8971092 U JP8971092 U JP 8971092U JP H0646954 U JPH0646954 U JP H0646954U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink ribbon
reel
cassette
supply reel
take
Prior art date
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Pending
Application number
JP8971092U
Other languages
English (en)
Inventor
秀幸 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクリボンカセットの装着時に、インクリ
ボンがたるまないようにインクリボンを固定できるよう
にする。 【構成】 インクリボン4を供給する供給リール2およ
びこの供給リール2から送り出されたインクリボン4を
巻き取る巻取リール3を内蔵したカセットケース1に、
供給リール2の回転を規制するストッパ部15を供給リ
ール2に対し接離可能に設けるとともに、巻取リール3
の回転を規制するストッパ部16を巻取リール3に対し
接離可能に設けることにより、インクリボンカセットを
プリンタに装着する際に、ストッパ部15、16を供給
リール2と巻取リール3とに当接させて各リール15、
16の回転を規制することにより、インクリボン4がた
るまないようにインクリボン4を固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プリンタに用いられるインクリボンカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクリボンカセットには、インクリボンの幅が普通サイズのものより も広い、例えばダブル幅のインクリボンを用いたものがある。このような仕様の インクリボンカセットは、図2に示すように、カセットケース1内に供給リール 2と巻取リール3とを備え、供給リール2から送り出されたインクリボン4がカ セットケース1の側壁に設けられた2つの切欠凹部5でそれぞれ外部に露出した 後、巻取リール3に巻き取られるようになっている。この場合、カセットケース 1は、合成樹脂からなり、中空状の箱形に形成されており、その外周の形状はイ ンクリボンの幅が普通サイズのものと同じであるが、厚さは普通のものよりも2 倍程度厚く形成されている。また、供給リール2と巻取リール3は、各中心の円 筒部の両端部が外部に露出した状態で、カセットケース1内に回転自在に取り付 けられている。 このようなインクリボンカセットを図3に示すプリンタのキャリッジ6に装着 するときには、予め、図2に示すように指先で例えば巻取リール3の円筒部を回 してインクリボン4のたるみをとり、この後、キャリッジ6に設けられた各回転 軸7、8に各リール2、3の円筒部を対応させて各回転軸7、8を各リール2、 3の円筒部に挿入させるとともに、キャリッジ6に設けられた印字ヘッド9をカ セットケース1の一方の切欠凹部5に挿入させることにより、この一方の切欠凹 部5で外部に露出したインクリボン4の内面側に印字ヘッド9が配置された状態 で、インクリボンカセットがキャリッジ6に装着される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなインクリボンカセットでは、プリンタのキャリッジ 6に装着するときに、カセットケース1の切欠凹部5から外部に露出したインク リボン4が印字ヘッド9に引っかかってインクリボン4がたるむことがあり、こ のような場合には一度インクリボンカセットを取り外してインクリボン4のたる みを直した後、再度装着しなおさなければならないため、装着作業が面倒である という問題がある。このような問題は、インクリボンの幅が普通サイズのインク リボンカセットでも起こるが、特にインクリボン4の幅が広いダブル幅仕様のイ ンクリボンカセットの場合に顕著に現われる。
【0004】 この原因は、インクリボンカセットをプリンタのキャリッジ6に装着するとき に、インクリボン4がたるんでしまうことに起因する。
【0005】 してみると、インクリボンカセットの装着時に、インクリボン4がたるまない ようにインクリボン4を固定することができれば、インクリボンカセットをプリ ンタに容易に装着することができる。
【0006】 この考案の課題は、インクリボンカセットの装着時に、インクリボンがたるま ないようにインクリボンを固定することができるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の手段は次の通りである。 (1)インクリボンを供給する供給リールおよびこの供給リールから送り出され たインクリボンを巻き取る巻取リールを内蔵したカセットケース。 例えば、合成樹脂製の中空状の箱形に形成されたものであり、その側壁には供 給リールから送り出されたインクリボンを巻取リールで巻き取る際にインクリボ ンを外部に露出させるための切欠凹部が形成されている。供給リールおよび巻取 リールは各中心の円筒部の両端が外部に突出した状態でカセットケース内に回転 自在に取り付けられている。この場合、各円筒部の外部に突出した端部周縁には 係合部が等間隔で多数設けられていることが望ましい。 (2)カセットケースに少なくとも供給リールに対し接離可能に設けられて供給 リールの回転を規制するストッパ部。 例えば、カセットケースの上面における供給リールの取付個所からカセットケ ースの側面上部に亘って2本のスリットを形成することにより、側面上部でカセ ットケースに一体化されて、供給リールに対して接離方向に弾性変形するように 形成されたものである。この場合、ストッパ部は供給リール側の先端が供給リー ルの円筒部の係合部に係合するように細く形成されていることが望ましい。また 、ストッパ部は供給リール側と巻取リール側の2ヵ所に相対向して設けられてい ることが望ましい。
【0008】
【作用】
この考案の手段の作用は次の通りである。 インクリボンカセットをプリンタに装着する際には、ストッパ部を少なくとも 供給リールに当接させて供給リールの回転を規制することにより、インクリボン がたるまないようにインクリボンを固定することができる。
【0009】
【実施例】
以下、一実施例を図1(a)および図1(b)を参照しながら説明する。なお 、図2および図3に示された従来例と同一部分には同一符号を付し、その説明は 適宜省略する。 図1(a)および図1(b)はインクリボンカセットを示す。このインクリボ ンカセットは、従来例と同様、インクリボン4の幅が通常のものよりも2倍程度 広いダブル幅仕様のものであり、カセットケース1内に供給リール2と巻取リー ル3とを備えている。 カセットケース1は、従来例と同様、合成樹脂からなる中空状の箱形に形成さ れており、その右側の側壁に2つの切欠凹部5が形成されている。供給リール2 は、中心の円筒部11の上下両端が外部に突出した状態でカセットケース1内に 回転自在に取り付けられている。この円筒部11の外部に突出した両端周縁には 、切欠部(係合部)12が等間隔で多数設けられている。巻取リール3は、供給 リール2と同様、中心の円筒部13の両端が外部に突出した状態でカセットケー ス1内に回転自在に取り付けられている。この円筒部13の外部に突出した両端 周囲にも、切欠部14が等間隔で多数設けられている。
【0010】 一方、カセットケース1には、供給リール2と巻取リール3とにそれぞれ対応 するストッパ部15、16が相対向して設けられている。供給リール2側のスト ッパ部15は、カセットケース1の上面における供給リール2の円筒部11の個 所からカセットケース1の右下側の側面上部に亘ってほぼ平行な2本のスリット 17を形成することにより、側面上部でカセットケース1に一体化されて、供給 リール2に対し接離方向に弾性変形可能に形成され、通常状態で供給リール2側 の先端15aが供給リール2の円筒部11から離間した構造になっている。この 場合、ストッパ部15の先端15aは供給リール2の円筒部11の切欠部12に 係合するように細く形成されている。また、巻取リール3側のストッパ部16は 、カセットケース1の左上側に供給リール2側のストッパ部15と同様に形成さ れ、通常状態で巻取リール3側の先端16aが巻取リール3の円筒部13から離 間した構造になっている。なお、カセットケース1の下面側にも、上述したスト ッパ部15、16(図示せず)が設けられている。
【0011】 このようなインクリボンカセットでは、通常状態でストッパ部15、16の各 先端15a、16aが供給リール2の円筒部11および巻取リール3の円筒部1 3からそれぞれ離間しているので、インクリボン4がたるんでいるときには、図 2に示す従来例と同様、指先で例えば巻取リール3の円筒部13を回してインク リボン4のたるみをとることができる。 そして、インクリボンカセットをプリンタに装着する際には、カセットケース 1を手で持ち、その手でストッパ部15、16を互いに向き合う方向に押圧する と、ストッパ部15、16がそれぞれ供給リール2および巻取リール3に向けて 弾性変形し、ストッパ部15の先端15aが供給リール2の円筒部11の切欠部 12に係合するとともに、ストッパ部16の先端16aが巻取リール3の円筒部 13の切欠部14に係合し、各リール2、3の回転が規制され、これによりイン クリボン4が固定される。このため、カセットケース1をプリンタに装着すると きに、仮にインクリボン4が印字ヘッド9に引っかかっても、インクリボン4が たるんだりすることがないので、インクリボンカセットを容易にかつ良好に装着 することができる。 なお、装着後、カセットケース1から手を離せば、ストッパ部15、16はそ れ自身の弾性復帰力で元の位置に戻り、ストッパ部15、16の各先端15a、 16aが各リール2、3の円筒部11、13から離れるため、印字時に各リール 15、16をプリンタのキャリッジ6に設けられた回転軸7、8によって回転さ せることができる。
【0012】 また、このインクリボンカセットでは、供給リール2側からインクリボン4が 無くなったときには、プリンタからインクリボンカセットを取り外し、このイン クリボンカセットを上下反転させて再度プリンタに装着することにより、2回使 用することができる。この場合には、カセットケース1の下面に設けられたスト ッパ部が図1(a)に示されたストッパ部15、16と同様に上面側に位置する ので、インクリボンカセットを装着するときに、これらのストッパ部で上述と同 様に各リール2、3の回転を規制してインクリボン4を固定することができる。
【0013】 なお、上述した実施例では、インクリボン4の幅が普通サイズよりも広いダブ ル幅仕様のインクリボンカセットについて述べたが、これに限らず、インクリボ ンの幅が普通サイズのインクリボンを用いたインクリボンカセットにも適用する ことができる。この場合には、ストッパ部15、16をカセットケース1の上下 両面に設ける必要はなく、片面のみに設ければよい。
【0014】
【考案の効果】
この考案によれば、カセットケースに少なくとも供給リールの回転を規制する ストッパ部を供給リールに対し接離可能に設けたので、インクリボンカセットを プリンタに装着するときに、ストッパ部を供給リールに当接させて供給リールの 回転を規制することにより、インクリボンがたるまないようにインクリボンを固 定することができ、このためインクリボンカセットを容易に装着することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクリボンカセットの一実施例を示し、
(a)はその外観斜視図、(b)はその要部拡大斜視
図。
【図2】従来のインクリイボンカセットを示す斜視図。
【図3】図2のインクリボンカセットをプリンタに装着
するときの状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 カセットケース 2 供給リール 3 巻取リール 4 インクリボン 15、16 ストッパ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリボンを供給する供給リールおよ
    びこの供給リールから送り出された前記インクリボンを
    巻き取る巻取リールを内蔵したカセットケースと、 前記カセットケースに少なくとも前記供給リールに対し
    接離可能に設けられて前記供給リールの回転を規制する
    ストッパ部と、 を具備したことを特徴とするインクリボンカセット。
JP8971092U 1992-12-04 1992-12-04 インクリボンカセット Pending JPH0646954U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8971092U JPH0646954U (ja) 1992-12-04 1992-12-04 インクリボンカセット

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JP8971092U JPH0646954U (ja) 1992-12-04 1992-12-04 インクリボンカセット

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JPH0646954U true JPH0646954U (ja) 1994-06-28

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JP8971092U Pending JPH0646954U (ja) 1992-12-04 1992-12-04 インクリボンカセット

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JP (1) JPH0646954U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054420A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 フジコピアン株式会社 インクリボンカセット
JP2018089978A (ja) * 2018-02-19 2018-06-14 セイコーエプソン株式会社 テープカートリッジ
JP2018118514A (ja) * 2018-02-19 2018-08-02 セイコーエプソン株式会社 テープカートリッジ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054420A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 フジコピアン株式会社 インクリボンカセット
JP2018089978A (ja) * 2018-02-19 2018-06-14 セイコーエプソン株式会社 テープカートリッジ
JP2018118514A (ja) * 2018-02-19 2018-08-02 セイコーエプソン株式会社 テープカートリッジ

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