JP4622552B2 - 撮像装置および画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像素子を具備する撮像装置および画像処理プログラムに関する。
CCD等の撮像素子を用いた電子カメラでは、撮像素子の結像面近傍の光路中に異物が存在すると、該異物により被写体光が遮断され撮像画像に該異物の影が写り込んでしまう。レンズ交換式のカメラでは、レンズ交換時に外部からの異物がミラーボックス内に進入し、シャッタが開口した際に撮像面近傍に付着する可能性がある。カメラにおいて、レンズの絞り値が変化すると焦点深度が変化し、小絞りになるほど焦点深度は深くなる。そのため、撮影条件によっては、たとえ小さな異物であっても撮像画像に認識可能な程度に写り込んでしまう場合がある。撮像ごとに結像面であるフィルムが移動する銀塩カメラに対し、結像面に固定された撮像素子を用いた電子カメラにおいては一旦異物が撮像素子近傍に付着すると、以後の撮像画像に異物の影響が及ぶ。
そのため、特にレンズ交換式の電子カメラにおいて、撮像素子の結像面近傍の光路中に付着した異物を定期的に除去することが望ましい。従来より塵埃等を除去するためにブロア等が用いられているが、小さな異物や、異物の質によっては完全に除去することは難しい。上記異物を除去する清掃方法としては、撮像素子結像面近傍の部材(光学ローパスフィルター等)に付着した異物を直接拭き取ることが効果的である。しかし、光学ローパスフィルターは傷つきやすく異物を拭き取る際には慎重に行う必要がある。また、異物を拭き取る際に光学ローパスフィルター全体を闇雲に清掃するのでは効率が良くない。そのため、撮像素子近傍の異物の付着状態を確認可能なものがある。(例えば特許文献1)
特開2001−326848
上述の特許文献1においては、異物の付着状態が表示部材に表示される。レンズ交換式のカメラにおいて、撮像素子近傍に付着した異物を清掃する際には、カメラボディ正面にあるレンズ取り付け用の開口部から撮像素子を覗き作業することになる。しかし、一般的なデジタルカメラ、特にレンズ交換式のデジタルカメラにおいては、表示部材は、カメラボディ背面に配置されている。つまり、上述の特許文献1のおけるカメラでは、清掃作業の際に異物の付着状況を確認するために、清掃作業を中止しカメラ本体を回転させ背面にある表示部材を見る必要があり、効率的に清掃作業を進行することができない。さらに、通常の撮像時と同様の処理を行い作成され表示された画像データは、前記開口部から覗いた撮像素子と位置関係が異なり(上下反転)清掃作業を行うユーザーの混乱を招く。
本発明は、撮像素子付近に付着した異物を効率良く清掃できる撮像装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、光を電気信号に変換する撮像素子と、該撮像素子前面を覆う少なくとも1枚の光学部材との間がほぼ密閉されて構成される撮像素子部と、前記撮像素子部より得た画像信号を画像データへ変換する画像処理部と、前記画像データから異物情報を抽出する異物情報抽出部とを備え、前記画像処理部は、前記画像データによる画像を複数の領域に分割するとともに、前記異物情報に基づいて前記撮像素子部を受光面から見た際の異物の位置を前記領域に対応付けて示す表示用画像を作成する撮像装置とした。
さらに上記問題点を解決するために、被写体像を電気信号に変換する撮像素子により生成された被写体像の画像データを処理するための画像処理プログラムにおいて、前記画像データから異物情報を抽出し、前記画像データによる画像を複数の領域に分割するとともに、前記異物情報に基づいて前記撮像素子部を受光面から見た際の異物位置を前記領域に対応付けて示す表示用画像を作成するとした。
ユーザーが撮像素子部前面を清掃する際に、表示用画像が撮像素子部を受光面から見た状態に表示可能なため清掃作業の効率が上がる。
本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
<構成>
本発明を適用したデジタルカメラ1の側面断面図を図1に示す。図示のごとく本実施の形態におけるデジタルカメラ1は交換レンズ10とカメラボディ20とが着脱可能なレンズ交換式一眼レフデジタルカメラである。交換レンズ10の撮像光学系11を透過した被写体像光束はクイックリターンミラー21、により上方に屈曲されフォーカシングスクリーン22に結像する。フォーカシングスクリーン22に結像した被写体像は、ペンタプリズム23、接眼光学系24を経て接眼ファインダ25よりユーザーに正立像として観察可能となる。クイックリターンミラー21は撮像時に、矢印Aで示したように、撮像光学系11を透過した被写体像光束光軸から退避する。クイックリターンミラー21が退避する(以後ミラーアップと称す)とシャッター26のシャッター幕が開き(シャッター開口)、撮像素子部27に被写体像光束が結像される。
撮像素子部27は、撮像素子27aおよび撮像素子27a上の光学部材もしくは被写体光束が撮像素子27aに至る光路で略防塵構造をとっているユニットの最も外側の光学部材(被写体光束が入射する光学部材)までを含む。以降、撮像素子上の光学部材もしくはこの撮像素子面に至る光路で略防塵構造をとっているユニットの最も外側の光学部材の被写体光束入射面を撮像素子部27前面と称する。なお、撮像素子27aは、被写体像光束を光電変換するものならどのようなものでも良く、例えばCCD、CMOS等の固体撮像素子等で良い。また前記光学部材とは、カバーガラス、赤外光カットフィルタ、光学ローパスフィルタ等である。
本発明を適用したデジタルカメラ1の背面斜視図を図2に示す。カメラボディ20背面には、背面液晶30、接眼ファインダ25、十字キー31、第一コマンドダイアル32等が配置されている。カメラボディ20上面には、レリーズ釦33、露出補正釦34等が配置されている。
本発明を適用したデジタルカメラ1の正面斜視図を図3に示す。カメラボディ20正面には、第二コマンドダイアル36、レンズマウント37等が配置されている。カメラボディ20側面には、ビデオ出力端子35の他に不図示のコンピューターとの通信端子等が配置されている。なお、図3に示すデジタルカメラ1は、交換レンズ10が取り外され、クイックリターンミラー21がミラーアップし、シャッター26が開口した状態であり、撮像素子部27前面がレンズマウント37に向けて露呈した状態にある。
十字キー31は、上下左右の4方向に接点を持つ操作部材である。第一コマンドダイアル32および第二コマンドダイアル36は、回転式スイッチである。レリーズ釦33は、二つのスイッチからなる周知のシャッター釦であり、半押状態で第一スイッチがONされ、さらに全押状態で第二スイッチがONされる。露出補正釦34は、露出補正値を設定する際に押圧操作される。ビデオ出力端子35は、ビデオ信号出力用の端子であり、図示のごとく外部モニタ41の外部入力端子42と接続ケーブル40によって接続可能である。
<ブロック図>
デジタルカメラ1のブロック図を図4に示す。
撮像部51、画像処理部52、異物検出部53、外部入出力部54、外部記憶媒体55、記憶装置56、背面表示部57、操作部58は制御部50に接続され制御される。
撮像部51は、撮像素子部27等を含み、被写体像光束を撮像素子27aにより電気信号に変換し出力する。画像処理部52は、撮像部51により出力された電気信号に種々の処理を行い、外部記憶媒体55等に保存する記録用画像ファイルや、背面液晶30等により表示するための表示用画像データを作成する。異物検出部53は、画像処理部52により処理された画像データから撮像素子部27前面に付着した異物の位置および大きさ等の異物情報を取得する。外部入出力部54は、ビデオ出力端子35や、コンピューターとの接続端子、無線通信部等のデジタルカメラ1と外部機器とのデータ通信を行うインターフェース等を含む。外部記憶媒体55は、メモリーカード等の記憶媒体であり、上述した記録用画像データ等を記憶する。記憶装置56は、ROM、EEPROM、RAM等のデジタルカメラ1の動作時に制御部50や撮像部51、画像処理部52等が用いるデータを記憶するデジタルカメラ1に内蔵された記憶媒体である。背面表示部57は、背面液晶30等を含み、外部記憶媒体55等に記憶されている撮像済み画像ファイルの画像データや、デジタルカメラ1の設定を行う際のメニュー表示等が表示される。操作部58は、十字キー31や、レリーズ釦33、露出補正釦34等の含む、デジタルカメラ1を設定もしくは動作させるためにユーザーが操作する操作部材である。
<カメラの動作>
本実施の形態におけるデジタルカメラ1は、ユーザーが設定した撮像処理条件により撮像動作及び撮像画像の処理を行う撮影モード、背面液晶30に表示されたメニュー画面を見ながら各種機能の設定を行うメニューモード、背面液晶30に撮影済みの記録用画像データ等を表示させる画像表示モード、撮像素子部27前面に付着した異物を清掃する際に実行される異物除去モード等の動作モードを持つ。撮影モード、メニューモード、画像表示モードについては周知の処理であるため説明を省く。
以下、本発明を適用した本実施の形態における異物除去モードについて説明する。
<異物除去モード>
異物除去モードは、ミラーアップしシャッター26を開口させ、撮像素子部27前面を露呈させた状態で、ユーザーにより撮像素子部27前面に付着した異物をユーザーにより清掃可能とするモードである。
<異物の検出と異物画像の表示>
異物除去モードでは、まず均一な無彩色被写体を撮像することにより得た画像データ(以下異物検出用画像データと称する)を異物検出部53により処理することにより撮像素子部27前面に付着した異物情報を検出する。均一な無彩色被写体を写した場合、撮像素子部27前面に付着した異物近辺にある撮像素子の画素からの信号データの出力が、異物が付着していない領域と比べ異なる(出力が低くなる)。そのため異物検出画用像を異物検出部53により処理することにより撮像素子部27前面に付着した異物の位置および大きさ等の異物情報を得ることができる。なお、撮像素子27前面に付着した異物が検出可能であれば異物検出法はどのようなものでも良く、例えば、異物検出法として、カメラボディ20内に照明用光源を配置し、該照明用光源から発せられた光により撮像素子部前面を照射した状態で撮像した異物検出用画像データを基に、撮像光路上にある異物情報を検出するとしても良い。
異物情報に基づき、画像処理部52は異物表示用画像データを作成し、該異物表示用画像データは外部入出力部54によりビデオ信号に変換されビデオ出力端子35より出力される。ビデオ出力端子35に出力された異物表示用画像データのビデオ信号は、接続ケーブル40によりビデオ出力端子35と接続された外部モニタ41に表示される。なお、異物画像表示画像データは背面液晶30に表示にも表示可能である。
次に画像処理部52により作成される異物表示用画像データついて説明する。
<異物表示用画像データの作成>
図5(a)に被写体像、撮像レンズ11、撮像素子27aとの模式図を示す。被写体像(図ではアルファベットのF)は撮像レンズ11により撮像素子27aに上下左右反転して結象される。撮像素子27aに結像した被写体像は、結像面に対し被写体側と反対の側から観察すると上下左右反転して結像していることになるが、被写体側から観察すると上下反転して結像している。撮像者が被写体を接眼ファインダ25より観察した様子を図5(b)に、撮像素子27aに被写体像が結像した様子を被写体側から見た様子を図5(c)に示す。撮影モードの際は、撮像素子27aに結像した上下反転した被写体像(図5(c)参照)を、画像処理部52等の処理により正立像の画像データに変換する。撮影モードの際に撮像され記憶媒体に記憶された画像データを背面液晶30に表示した様子を図5(d)に示す。変換された画像データは記録用画像ファイルとして外部記録媒体56等に記憶される。
ここで、撮像素子部27前面に上下反転したアルファベットのF字型の異物が付着した状態を想定する。撮像素子部27前面に異物が付着した撮像素子部27を被写体側から見た様子を図5(e)に示す。この状態で上述した異物除去モードにおいて、均一な無彩色被写体を撮影し、撮影モードと同様に処理し異物検出用画像データを作成すると、撮像処理部52等の処理により図5(e)に示した異物が付着した撮像素子部27に対し上下反転した異物表示用画像データが作成される(図5(f)参照)。なお上述したように撮像素子部27の異物が付着した部分から得られた画像は異物が付着していない部分から得られた画像と比べ暗く表示されている。しかし、このように処理された異物検出用画像データを基に作成された異物表示用画像データを背面液晶30や外部モニタ41等に表示し、異物が付着した撮像素子部27と見比べて清掃作業を行うと、実際に撮像素子部27前面に付着した異物の位置に対し、異物表示用画像データに示される異物の付着位置が上下反転しており、ユーザーが異物の清掃する際に混乱してしまう。
そのため本発明を適用したデジタルカメラ1の清掃モードでは、異物検出用画像データを基に異物表示用画像を作成する際に、被写体側から撮像素子部27を観察した場合と同様の位置関係となるように異物表示用画像データが作成される。図5(g)に異物除去モードの際に撮影された異物表示用画像データを外部モニタ41に表示した様子を示す。
なお、異物検出用画像は、撮像素子27aから出力された画像信号に色補間処理を行う前のいわゆるRAWデータ又は、該RAWデータに色補間等の処理を行った後の画像データである。
<異物表示用画像の表示パターン>
撮像素子部27前面に付着した異物の位置をユーザーに分かりやすく表示するために画像処理部52により作成される異物表示用画像データは、異物情報に基づき異物検出用画像データより検出した異物を強調表示する表示パターン1、異物検出用画像データを複数の領域に分け、各領域で検出された異物量に応じて各領域をそれぞれ強調表示する表示パターン2、異物表示用画像データを拡大して表示する表示パターン3の3パターンの表示形態がユーザーにより選択可能である。
<表示パターン1>
表示パターン1に設定されている際に、異物表示用画像データが外部モニタ41に表示されている様子を図6(a)に示す。表示パターン1では、異物が異物マーク60により強調表示される。図示のごとく異物が付着している部分には異物を示す異物マーク60が異物検出用画像データに合成され、異物表示用画像データとして作成される。なお、異物マークを異物検出用画像データと合成して異物表示用画像データを作成したが、これに限るものではなく、例えば異物マークを異物検出用画像データとは異なる単色の画像と合成してもよい。異物マーク60は、異物情報から得た各異物の大きさにより検出された異物ごとに大、中、小の3つの大きさの円形で表示される。異物の大きさが1mm以上の場合は大、1mm未満100μm以上の場合は中、100μm未満の場合は小の大きさの異物マークが表示される。なお、異物マークは異物と認識可能であればどのようなものでも良く、例えば異物マークを三角や四角、楕円等の円形形状以外の形状や、異物の形を形どった形状等でも良く、異物の画像そのものもしくは異物の画像を拡大したもの等でも良い。なお、異物マークを用いずに異物検出用画像を異物表示用画像として表示するとしても良く、この場合は、異物を強調するために異物検出用画像に彩度調整、コントラスト調整、ガンマ補正等の画像処理により異物を認識しやすくするとしても良い。
また、異物マークの大きさを変えることにより異物の大きさを示したが、異物の大きさを識別可能に表示できれば異物マークをどのような形態で表示しても良い。例えば異物の大きさを該異物マークの色や白黒の濃淡(グレースケール)等を用いて表示しても良い。
<表示パターン2>
表示パターン2に設定されている際に、異物表示用画像データが外部モニタ41に表示されている様子を図6(b)に示す。表示パターン2では、異物表示用画像データを6つの領域に分け、各領域において異物が検出されていない領域を白で表示し、異物が検出された領域を黒で強調表示する。
なお、異物表示用画像データを6つの領域に分割したがこれに限る物ではなく、任意の領域数に分割しても良い。また、異物の無い領域と異物のある領域を白と黒でそれぞれ表示するとしたがこれにかぎるものではなく、各領域を異物の量に応じた白黒の濃淡を用いて強調表示しても良い。例えば、異物の大きさが1mm以上の場合は3、1mm未満100μm以上の場合は2、100μm未満の場合は1とし各領域にある異物の数値(5又は4又は3)を合計した異物量値が0の場合は白(白100%)、1以上3未満の場合は黒20%の灰色、3以上5未満の場合は黒50%の灰色、5以上の場合は黒80%の灰色として異物のある領域をグレースケールで強調表示する。また、各領域を異物の数のみに応じた色や白黒の濃淡(グレースケール)を用いて強調表示しても良い。
なお、表示パターン1と表示パターン2との切換は露出補正釦34を押圧操作しながら第二コマンドダイアル36を回転操作することにより切換できる。
<表示パターン3>
表示パターン1および表示パターン2での表示中に露出補正釦34が押圧されると拡大表示に切り換る。拡大表示は図6(b)に示したように表示用画像の6つの領域(61、62、63、64、65、66)のうちの選択された領域のみを拡大表示する。拡大表示する領域は第二コマンドダイアル36を単独に回転操作することによりサイクリックに切り換る。拡大された領域の異物表示方法は上述した表示パターン1での表示法(図6(a)参照)と同様であり、異物マークによって異物の大きさと位置が表示される。
なお、表示パターン1表示パターン2での表示に対し、各領域が拡大されて表示される表示パターン3での拡大表示の際に、異物表示用画像として異物検出用画像をそのまま表示するとしても良く、ユーザーにより実際に撮像素子部27前面の異物付着状況が確認できる。なおこの場合は、異物を強調するために異物検出用画像に彩度調整、コントラスト調整、ガンマ補正等の画像処理により異物を見やすくすると良い。
また、図6(c)に示すように表示パターン1又は表示パターン3での異物表示用画像に、表示パターン2で表示される異物表示用画像を縮小した縮小画像70を合成して表示しても良い。この場合は、縮小画像70は、表示パターン1又は表示パターン3での異物表示用画像の異物マークと共に異物マークの無い領域に適宜合成される。また表示パターン3での異物表示用画像に縮小画像70を合成する際は現在拡大表示されている領域に対応する縮小画像70の領域に枠表示を行い表示しても良い。これにより表示パターン3で拡大表示されている領域が認識可能となりユーザーが清掃しやすくなる。
<異物除去モードの流れ>
以下異物除去モードにおける処理の流れをフロー図7、および図8を用いて説明する。
異物除去モードに入ると、ステップS100で、ユーザーにより撮像された異物検出用画像データを異物検出部53により処理することにより得た異物情報が作成される。次にステップS101で、クイックリターンミラー21がミラーアップし、ステップS102で、シャッター26が開口する。次にステップS103〜S104で現在どの表示パターンに設定されているかが判定される。ステップS103では、現在の表示パターンが表示パターン1であるか否かが判定される。現在の表示パターンがパターン1である場合はステップS105の表示パターン1サブルーチンへ移り、表示パターン1で無い場合はステップS104へ移る。ステップS104では現在の表示パターンが表示パターン2であるか否か判定される。現在の表示パターンが表示パターン2である場合はステップS106の表示パターン2サブルーチンへ移り、現在の表示パターンが表示パターン2で無い場合(つまり表示パターン3)である場合はステップS107の表示パターン3サブルーチンへ移る。
<表示パターン1サブルーチン>
表示パターン1サブルーチンのフローを図8(a)に示す。表示パターン1サブルーチンでは、ステップS201で、それぞれの異物に対し、異物情報から得た各異物の位置や大きさに応じた異物マークを設定する。次にステップS202で、各異物の異物マークを異物検出用画像の設定された位置に合成し、異物表示用画像を作成し表示パターン1サブルーチンを終了する。表示パターン1サブルーチンが終了すると異物除去モードのステップS108へ移る。
<表示パターン2サブルーチン>
表示パターン2サブルーチンのフローを図8(b)に示す。表示パターン2サブルーチンでは、ステップS301で、各領域について異物情報を基から得た核異物の位置や大きさや異物数等に基づき、異物が検出された領域を黒に、異物が検出されなかった領域を白に表示するように各領域の表示設定を行う。次にステップS302で、ステップS301で設定された各領域の表示設定に基づいて各領域が表示される異物表示用画像を作成し表示パターン2を終了する。表示パターン2サブルーチンが終了すると異物除去モードのステップS108へ移る。
<表示パターン3>
表示パターン3サブルーチンのフローを図8(c)に示す。表示パターン3サブルーチンでは、ステップS401で、それぞれの異物に対し、異物情報から得た各異物の位置や大きさ等に応じた異物マークを設定する。次にステップS402でズームされる各領域61〜66(図6(b)参照)のうち拡大領域に設定されている領域をトリミングしたトリミング画像を作成する。ステップS403ではトリミング画像を拡大し異物検出用画像データと同等の大きさにリサイズする。ステップS404では、各異物の異物マークをリサイズ後の設定された位置に合成し、異物表示用画像データを作成する。ステップS405では、異物表示用画像データを外部入出力部54によりビデオ信号に変換してビデオ出力端子35より出力する。なお、ビデオ出力端子35により出力された異物表示用画像データは、接続ケーブル40により接続された外部モニタ41に表示される。ステップS406では拡大表示する領域が変更されたか否かを判定する。拡大表示する領域が変更された場合はステップS407へ移り、拡大表示する領域が変更されていない場合はステップS408へ移る。ステップS407では、拡大領域を変更する操作入力(第二コマンドダイアル36の回転操作)に応じて拡大表示する領域を変更し、ステップS401へ戻る。ステップS408では露出補正釦34の押圧操作又はレリーズ釦33の押圧操作があるか否かが判定される。露出補正釦34の押圧操作又はレリーズ釦33の押圧操作がない場合はステップS406へ戻り、露出補正釦34の押圧操作又はレリーズ釦33の押圧操作がある場合は表示パターン3サブルーチンを終了する。表示パターン3サブルーチンが終了すると異物除去モードのステップS109へ移る。
異物除去モードの説明に戻る。
表示パターン1サブルーチン又は表示パターン2サブルーチンが終了するとステップS108へ移り、異物表示用画像データを外部入出力部54によりビデオ信号に変換しビデオ出力端子35より出力する。ビデオ出力端子35により出力された異物表示用画像データは、接続ケーブル40により接続された外部モニタ41に表示される。次にステップS109では、表示パターンが変更されたか否かが判定される。表示パターンが変更された場合はステップS103へ移り、表示パターンが変更されていない場合は、ステップS110へ移る。ステップS110ではレリーズ釦33が押圧操作されたか否かが判定される。レリーズ釦33が押圧操作された場合はステップS111へ移り、レリーズ釦33が押圧操作されていない場合はステップS109へ戻る。ステップS111ではシャッター26が閉口し、ステップS112でクイックリターンミラー21がミラーダウンする。ステップS113では異物検出を再度行う操作がされたか否かが判定される。異物検出を再度行うよう操作された場合はステップS100へ戻り、異物検出を再度行うよう操されていない場合は異物除去モードを終了する。
上述したように、本発明を適用したカメラは、撮像素子部27前面に付着した異物を表示する異物表示用画像が、ユーザーが撮像素子部27前面を観察した場合と同様の位置関係で表示されるため清掃作業がスムーズに行える。
また、異物情報を表示する異物表示用画像が、外部モニタによって表示されるため撮像素子部27前面と並べて表示できるため、清掃処理しやすい。また、異物表示用画像が背面液晶等のカメラに配置された表示部材に対し表示面積を持つ表示部材に表示されるため、撮像素子部前面に付着した異物の状況がより細かく確認可能となる。
さらに、異物マークにより異物を表示するので画像表示では認識しづらい小さな異物であってもユーザーが認識可能となる。また異物の大きさを異物マークの大きさや色(グレースケール)によって表示することによりユーザーが異物の大きさを把握しつつ的確に清掃可能となる。
また、異物除去モード時の表示パターンや表示領域を変更等の操作の際に、カメラ上面や正面等に配置された操作部材により操作できるため、カメラを持ち替える必要がなく撮像素子部27を覗いた状態のまま作業ができるため清掃操作がスムーズに行える。
以上本発明を適用したデジタルカメラの一実施の形態について説明してきたが、これに限るものではない。上述では、異物除去モードの際に、作成した異物表示用画像を外部入出力端子35によりビデオ信号として出力することにより、外部モニタ41(テレビ等)に表示したが、異物表示用画像を外部のモニタに表示可能であればどのような通信手段を用いても良い。例えば異物表示用画像を外部入出力部54にある不図示のコンピューターとの接続端子(例えばUSB端子)により接続されたコンピューターに出力し、異物表示用画像を該コンピューターのディスプレイに表示しても良い。さらに異物表示用画像を外部入出力部54に設けられた無線通信手段により通信可能なコンピューター等の表示モニタを持つ機器に出力し、該モニタに異物表示用画像を表示するとしても良い。また、デジタルカメラとコンピューター等の表示モニタを持つ機器との通信手段として外部記憶媒体(メモリーカード等)を用い、異物表示用画像を外部記憶媒体を経由し、コンピューター等の表示モニタを持つ機器に移動して、該モニタに異物表示用画像を表示するとしても良い。さらに、異物検出処理をデジタルカメラで行わずに、異物検出用画像データをコンピューターとの接続端子等の外部入出力部54に設けられたインターフェースや外部記憶媒体を通じてコンピューターへ移し、該異物検出用画像データをコンピューター上で上述と同様に、被写体側から撮像素子部27を観察した場合と同様の位置関係となるように異物検出用画像を処理して異物表示用画像データを作成するとしても良い。
<変形例>
以下、異物検出用画像データをコンピューター上で処理し異物表示用画像データを作成する変化例について説明する。
まず、デジタルカメラ1により撮像された異物検出用画像データをコンピューターへ伝達する。ここでコンピューターへの異物検出用画像の伝達方法は、外部入出力部54の通信用インターフェース(コンピューターとの接続端子や無線通信部等)を用いて伝達する方法や、外部記憶媒体(メモリーカード等)を経由し伝達する方法で良い。コンピューターは受信した異物検出用画像データを処理し異物情報を作成する。コンピューターは作成された異物情報や、異物検出用画像データを基に、上述した各表示パターン1〜3に応じて、被写体側から撮像素子部27を観察した場合(図5(e)参照)と同様の位置関係にコンピューターの表示部に異物付着状態が表示される(図5(g)参照)ように異物検出用画像を処理する。この場合、異物検出および異物表示用画像の作成がコンピューターにより処理されるため画像処理時間が短縮され、清掃作業の効率が上がる。
なお、デジタルカメラ1の異物除去モード時に、デジタルカメラ1がコンピューターと通信可能に接続されている際は、撮像された異物検出用画像を適宜コンピューターへ送信したり、また、デジタルカメラ1の各種動作処理をコンピューターで制御し、デジタルカメラ1に適宜異物検出用画像データを撮像させて異物検出用画像データをコンピューターへ送信させるとしても良い。この場合は、デジタルカメラ1で撮像された異物検出用画像データが適宜コンピューターに送信され、コンピューターは受信した異物検出用画像データに基づき異物表示用画像データを作成、表示する。この場合、異物除去作業中に適宜撮像素子部27前面の異物の清掃状況が確認できるため、清掃作業の効率が向上する。
異物除去モードの際に異物を検出するために撮像された異物検出用画像データに基づき異物表示用画像データを作成したがこれに限るものではなく、異物検出用画像データは異物清掃を行うデジタルカメラで撮像された均一な無彩色画像データであれば撮像モードの際に撮像された画像データでも良い。例えば、異物除去モードの際に、異物清掃を行うデジタルカメラによって撮像された画像データをユーザーが選択し、該選択された画像データを異物検出用画像データとし、異物表示用画像データを作成すれば良い。この場合、ユーザーは撮像中に、動作モードを異物除去モードに変更する事無く、均一無彩色の画像を適宜撮像しておけば良く、利便性が良い。
なお、本発明をレンズ交換式一眼レフデジタルカメラに適用した実施の形態について説明したが、これに限るものではなく、レンズ一体型デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置に用いても良い。
デジタルカメラ1の側面断面図 デジタルカメラ1の背面斜視図 デジタルカメラ1の正面斜視図 デジタルカメラ1のブロック図 撮像処理部の画像処理の様子 異物表示パターン 異物除去モードのフロー その1 異物除去モードのフロー その2
符号の説明
10 交換レンズ
11 撮像レンズ
21 クイックリターンミラー
22 フォーカシングスクリーン
23 ペンタプリズム
24 接眼光学系
25 接眼ファインダ
26 シャッター
27 撮像素子部
30 背面液晶
31 十字キー
32 第一コマンドダイアル
33 レリーズ釦
34 露出補正釦
35 外部入出力端子
36 第二コマンドダイアル
37 レンズマウント
40 接続ケーブル
41 外部モニタ
42 外部入力端子
50 制御部
51 撮像部
52 画像処理部
53 異物検出部
54 外部入出力部
55 外部記憶媒体
56 記憶装置
57 背面表示部
58 操作部

Claims (7)

  1. 光を電気信号に変換する撮像素子と、該撮像素子前面を覆う少なくとも1枚の光学部材との間がほぼ密閉されて構成される撮像素子部と、
    前記撮像素子部より得た画像信号を画像データへ変換する画像処理部と、
    前記画像データから異物情報を抽出する異物情報抽出部とを備え、
    前記画像処理部は、前記画像データによる画像を複数の領域に分割するとともに、前記異物情報に基づいて前記撮像素子部を受光面から見た際の異物の位置を前記領域に対応付けて示す表示用画像を作成することを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記異物情報抽出部は、前記異物の量を前記異物情報として抽出し、
    前記画像処理部は、前記異物の量に応じて前記領域を強調表示する前記表示用画像を作成することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1又は2に記載の撮像装置において、
    前記画像処理部は、前記異物情報に基づき、前記撮像素子を受光面から見た際の遺物位置に異物マークを対応させて前記表示用画像を作成することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    外部機器と通信可能な外部入出力部と、
    前記外部入出力部より前記表示用画像を出力する制御部とを具備することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項4に記載の撮像装置において、前記制御部は、前記異物表示用画像をビデオ信号に変換し前記外部入出力部より出力させることを特徴とする撮像装置。
  6. 被写体像を電気信号に変換する撮像素子により生成された被写体像の画像データを処理するための画像処理プログラムにおいて、
    前記画像データから異物情報を抽出し、
    前記画像データによる画像を複数の領域に分割するとともに、前記異物情報に基づいて前記撮像素子部を受光面から見た際の異物位置を前記領域に対応付けて示す表示用画像を作成する画像処理プログラム。
  7. 請求項6に記載の画像処理プログラムにおいて、
    前記異物情報は、前記異物の量であり、
    前記異物の量に応じて前記領域を強調表示した前記表示用画像を作成することを特徴とする画像処理プログラム。
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