JP5207915B2 - 撮像装置、ファインダーの切り換え方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光学ファインダーと電子ビューファインダーとを備える撮像装置、ファインダーの切り換え方法に関するものである。
従来から、カメラのファインダーとして、光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)が知られている。OVFは、電力を消費することなく、被写体像を鮮明に表示することができる等、優れた特徴を有している。一方、EVFは、白黒モード、セピア調モード、色調や彩度の調整等、画像処理の結果を反映して表示を行えるという特徴を有している。
OVFとEVFの切り換えが可能なファインダーを有するカメラにおいて、連続撮影中や動画撮影中にOVFからEVFに切り換える技術が特許文献1に開示されている。
特開2002−300435号公報
しかし、特許文献1の制御方法では、設定された撮影モードにより、一義的にOVF又はEVFが選択されてしまい、撮影者が望むタイミングでファインダーを選択できないという問題があった。
本発明の課題は、光学ファインダーと電子ビューファインダーとを状況に応じて自動的に、かつ、適切に切り換えることができる撮像装置、ファインダーの切り換え方法を提供することである。
本発明の第1の側面としての撮像装置は、撮像素子と、前記撮像素子を介さずに光学的に被写体像を観察可能に表示する光学ファインダーと、前記撮像素子を介して得た画像データにより被写体像を観察可能に表示する電子ビューファインダーと、前記光学ファインダーと前記電子ビューファインダーとに共通で用いられる接眼手段と、撮影を行うときに操作されるレリーズ操作手段と、前記レリーズ操作手段の操作に連動して被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換える制御手段と、を備える。前記レリーズ操作手段は、第1のスイッチと、前記第1のスイッチの後に作動する第2のスイッチとの2段階のスイッチを有し、前記制御手段は、前記第1のスイッチが作動したことに応じて被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換えるとともに自動焦点調節制御又は自動露出制御の少なくとも一方を行い、
前記第1のスイッチの作動が停止したことに応じて前記電子ビューファインダーから前記光学ファインダーへ切り換えを行い、前記第2のスイッチに応じて撮影を行う。
本発明の第2の側面としてのファインダーの切り換え方法は、撮像素子と、前記撮像素子を介さずに光学的に被写体像を観察可能に表示する光学ファインダーと、前記撮像素子を介して得た画像データにより被写体像を観察可能に表示する電子ビューファインダーと、撮影を行うときに操作されるレリーズ操作手段と、前記レリーズ操作手段の操作に連動して被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換える制御手段と、を備えた撮像装置におけるファインダーの切り換え方法であって、前記レリーズ操作手段は、第1のスイッチと、前記第1のスイッチの後に作動する第2のスイッチとの2段階のスイッチを有し、前記制御手段が、前記第1のスイッチが作動したことに応じて被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換えるとともに自動焦点調節制御又は自動露出制御の少なくとも一方を行う工程と、前記制御手段が、前記第1のスイッチの作動が停止したことに応じて前記電子ビューファインダーから前記光学ファインダーへ切り換えを行う工程と、前記制御手段が、前記第2のスイッチに応じて撮影を行う工程とを有する。
本発明によれば、撮影者はファインダーを覗いたままの状態で、撮影前に記録画像の事前確認が可能となる。特にOVFでは事前確認ができないようなカメラ設定(白黒やセピアに設定など)がされたときに自動的にEVFに切り換えわるので、撮影者は容易に記録画像の事前確認が可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
なお、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、動作等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
さらに、各図中には、各図の対応を明確にして理解を容易とするために、原点は特に規定せず、単に方向を示すための座標系として、カメラを正位置としたときの上方をYプラス方向としてXYZ直交座標を設けている。ここで、正位置とは、レンズ鏡筒1の撮影光学系の光軸(以下、単に光軸とする)が水平であり、かつ、撮影画面の長手方向が水平方向となるカメラの姿勢を示すものとする。以下、Yプラス方向を上、Zプラス方向(すなわち、光軸被写体方向)を前とする。
(第1実施形態)
図1は、本発明による撮像装置の第1実施形態を光学ファインダーで被写体を観察できるOVFモードの状態で示す図である。
図2は、本発明による撮像装置の第1実施形態を撮影状態で示す図である。
本実施形態の撮像装置としてのカメラは、レンズ鏡筒1、カメラ本体2を備え、後述するように光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)とを切り換えることができる。
レンズ鏡筒1は、撮影レンズ1a,1b,1cからなる撮影光学系が組み込まれた交換レンズであり、カメラ本体2に対して着脱自在に設けられている。
カメラ本体2は、レンズ鏡筒1が着脱可能なデジタル一眼レフカメラである。
カメラ本体2には、メインミラー3、ピント板4、ペンタプリズム5、接眼レンズ6,7,8、シャッター9、撮像素子10が設けられている。
メインミラー3は、レンズ鏡筒1によって集光された被写体光束A(光束の中心線のみを図示)をファインダーの方向へ導くためのメインミラーであり、略90度に被写体光束Aを折り曲げる。メインミラー3は、図中右上方に設けられた支点により支持されており、図1に示す状態(OVFモード)と図2に示す状態(撮影状態及びEVFモード)との間で回転可能である。
ピント板4は、レンズ鏡筒1のピントが結像するようになっている。このピント板4で結像した被写体光束Aは、ペンタプリズム5へ進む。
ペンタプリズム5は、ピント板4を介して進んできた被写体光束Aを左右及び上下反転して接眼レンズ6へと進める。
接眼レンズ6,7,8は、ペンタプリズム5の後側(Zマイナス側)に設けられており、ピント板4に結像した被写体像を拡大して肉眼で観察できるようにする光学ファインダー接眼光学系である。これらメインミラー3、ピント板4、ペンタプリズム5、接眼レンズ6,7,8により光学的に被写体像を観察可能な光学ファインダー(OVF)を形成している。
このOVFは、高精度なレンズ鏡筒1により結像された被写体光束Aを接眼レンズ6,7,8で拡大して観察できることより、非常に鮮明できれいな画像が得られる。
シャッター9は、メインミラー3と撮像素子10との間に配置され、撮像素子10へ到達する被写体光束Aの通過と遮断とを制御する。
撮像素子10は、光学像を電気信号に変換する光電変換手段である。本実施形態の撮像素子10は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサを用いている。なお、撮像素子としては、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等、他のタイプのイメージセンサでもよい。
図1に示す状態からレリーズボタン21(図5参照)が押されると、メインミラー3がアップし、シャッター9が開放状態の図2に示す状態となる。この図2に示す撮影状態では、被写体光束Aは、障害物がなくなったので、撮像素子10へ届き撮像され、所定の画像処理が施され不図示の記憶媒体に記録される。
図3は、OVFモード時のファインダー周辺を示す斜視図である。
図4は、EVFモード時のファインダー周辺を示す斜視図である。
本実施形態の撮像装置は、先に説明したOVFに用いるペンタプリズム5と接眼レンズ6,7,8の他に、EVFに用いる反射ミラー11とEVFレンズ12,13,14と液晶表示器15とを備えている。反射ミラー11とEVFレンズ12,13,14と液晶表示器15とは、Xプラス側からこの順番に並んで配置されている。
液晶表示器15は、撮像素子10により得られた被写体像を表示する表示素子であり、表示面がYZ平面に平行となるように配置されている。なお、反射ミラー11により左右が反転して撮影者へ被写体像が到達するので、液晶表示器15は、左右反転した被写体像を表示する。
EVFレンズ12,13,14は、接眼レンズ8と組み合わせて用いられることにより、液晶表示器15に表示された被写体像を拡大して肉眼で観察できるようにする電子ビューファインダー接眼光学系である。EVFレンズ12,13,14は、OVFが用いている接眼レンズ6,7,8のうちの最終端、すなわち最も撮影者側に配置された接眼レンズ8と組み合わせて用いられることにより、液晶表示器15を適正に拡大できるように設計されている。すなわち、接眼レンズ8は、接眼レンズ6,7,8からなる光学ファインダー接眼光学系と、EVFレンズ12,13,14、及び、接眼レンズ8からなる電子ビューファインダー接眼光学系とに共通して用いられている接眼光学部材である。
反射ミラー11は、液晶表示器15からEVFレンズ14,13,12とX軸に沿った方向に進む被写体像の映像光を、Z軸に沿った方向に偏向させる。
図3及び図4に示したファインダー関係の部材のうち、ペンタプリズム5及び接眼レンズ8は、カメラ本体2に対して固定されている。一方、これらを除いた接眼レンズ6,7と反射ミラー11とEVFレンズ12,13,14と液晶表示器15とは、不図示の可動部材に対して固定されて可動ファインダーユニットを形成している。この可動ファインダーユニットが接眼レンズ8の光軸に直交する方向、すなわちX軸に沿った方向に移動する。
具体的には、図3に示すOVFモード時には、可動ファインダーユニットがXマイナス側に移動しており、接眼レンズ6,7の光軸と接眼レンズ8の光軸とが一致する。これにより、メインミラー3により反射してピント板4に結像した被写体像が、ペンタプリズム5によって上下、左右の反転が行なわれ接眼レンズ6,7,8により拡大され撮影者の肉眼で観察される。
一方、図4に示すEVFモード時には、可動ファインダーユニットがXプラス側に移動して、接眼レンズ8の光軸上に反射ミラー11が位置する。これにより、液晶表示器15からEVFレンズ14,13,12とX軸に沿った方向に進み反射ミラー11によりZマイナス方向へ反射された被写体像の映像光が、接眼レンズ8を透って撮影者により観察可能となる。
このように、OVFからEVFへ切り換えるには、接眼レンズ6,7を左(Xプラス側)へ移動させ、その空いたスペースへ反射ミラー11とEVFレンズ12,13,14と液晶表示器15が移動することとなり、スペースを有効に利用できる。なお、EVFからOVFへの切り換えは、この逆の動作となる。
光学ファインダー接眼光学系及び電子ビューファインダー接眼光学系の最終面を持つ接眼レンズ8をOVFとEVFとで共有する理由は、接眼レンズ8は、他の外観カバーと同様にファインダー内へのごみの進入を防止する役目もあるためである。
仮に、OVFとEVFとの切り換え時に最終面を持った接眼レンズも切り換えることにすると、必ず外観カバーと接眼レンズとの間に隙間ができてしまい、ごみ、埃などが侵入してファインダーの見え方を著しく悪くする。また、雨などの水滴も侵入することになり、カメラの制御系の故障を誘発するおそれがある。
よって、OVFとEVFとの切り換えにおいて最終面を持った接眼レンズ8は、OVFとEVFとの共有として構成するようになっている。なお、本実施形態では、接眼光学部材としての接眼レンズ8は、レンズとしてのパワーを持っている光学部材であるが、保護フィルターのようにレンズとしてのパワーを持たない光学部材としてもよい。
また、反射ミラー11は、全反射ミラーとして構成できるので、EVF表示も明るく観察できる。
OVFとEVFとの切り換えにおいては、接眼レンズ6,7とEVFレンズ12,13,14と液晶表示器15とをひとつのユニットとしてまとめてスライド移動で切り換える。よって、見え方に影響する接眼レンズの光軸ずれを最も少なくでき、切り換えスペースも最小にできる。
なお、OVFとEVFとの切り換えを行う機構及び動力については、特に図示していない。しかし、スライド移動という最も単純な駆動なので、詳細な説明がなくても通常のモータやリニアアクチュエータ等を利用して容易に実現できることは言うまでもない。
図5は、第1実施形態のカメラの背面操作系を説明する外観図である。
接眼レンズ8のすぐ下に設置されているのは、撮影者がファインダーを覗き込んでいるかどうかを検知するための接眼検知部20である。接眼検知部20としては、例えば、フォトリフレクター等のセンサーを利用するとよい。
外部表示器16は、接眼検知部20の下にEVFとは別に設けられた表示器である。撮影者がファインダーを覗き込んでいないときには、この外部表示器16を駆動して表示を行い、ライブビュー等の表示を観察できる。
モードダイアル17は、外部表示器16に表示されたメニューを切り換え、モードセットボタン18で決定することによりモード切り換えができるようになっている。
入/切スイッチ19は、モードダイアル17を利用するか否かの切り換えを行うときに操作される。
レリーズボタン21は、押し込む量によって2段階のスイッチとして作用し、第1ストローク、第2ストロークを使って写真を撮影することに使うレリーズ操作手段である。レリーズボタン21は、第1ストロークで第1のスイッチ(SW1)が作動し、これを受けたシステム制御部25が自動焦点調節制御(AF)及び自動露出制御(AE)を実行させる。また、レリーズボタン21は、第2ストロークで第2のスイッチ(SW2)が作動し、これを受けたシステム制御部25が撮影を実行させる。
モードセレクトスイッチ22は、その上面に示された選択マークを指標にあわせることで、任意の撮影モードを選択可能な構成になっている。
マルチコントローラ23は、8方向キーと中央押しボタンとから構成されている。マルチコントローラ23は、AFフレーム選択、ホワイトバランス補正、再生時における拡大表示位置の移動等に用いられる。また、メニューの選択を行うこともできる。
図6は、第1実施形態における撮像装置のブロック図である。
撮像素子10により撮像された被写体像の画像データは、画像処理部24へ送られる。
画像処理部24では、システム制御部25からの指示に応じた画像処理を行う。例えば、通常のカラー画像の撮影では、色合いや彩度の調整、画像の鮮鋭度の調整、ホワイトバランス補正等を行う。また、白黒モード、セピア調モード等の設定が行われている場合には、その設定に適した画像処理を行う。
接眼検知部20は、撮影者30の接眼の有無を検出し、その結果をシステム制御部25へ伝える。
ファインダー切り換えアクチュエータ26は、システム制御部25の指示にしたがい、ファインダー光路の切換を行う。
記録部27は、撮影された画像データをメモリカードやハードディスク装置等に記録する。
なお、図6では、画像データ等は、システム制御部25を介して液晶表示器15や記録部27へ送られるように示したが、これらは、システム制御部25の指示に応じて直接各部へ送られるようにしてもよい。
本実施形態では、レリーズボタン21が第1ストロークまで押されて第の1スイッチがON又はOFFして作動すると、ライブビューの表示をどこに行うかを決定するために、接眼検知部20により撮影者がファインダーを覗き込んでいるか否かを検出する。撮影者が、ファインダーを覗き込んでいれば、ファインダー内の表示器である液晶表示器15を駆動させ、覗き込んでいなければ、外部表示器16を駆動しておく。
次に、図2のように、ライブビューができるように撮像素子10の前で遮光しているシャッター9を開き、撮像素子10のライブビュー駆動を開始する。その次に、図2のように、レンズ鏡筒1からの被写体光束を撮像素子10へ入射させるために、メインミラー3をアップする。
このメインミラー3をアップさせると、接眼レンズ6,7,8で観察できていた被写体光束Aが見えなくなるが、これにより、ファインダー光路切り換え時、撮影者に違和感を与えないようにできる。すなわち、この後の動作として、ファインダー光路切り換えを図3から図4のように行なうときに、接眼レンズ6及び7だけを左方向へスライド移動することで、ファインダー光学系が偏芯する。このとき、被写体光束Aが見える状態であると、被写体像が極端に歪んで見えてしまう。本実施形態では、メインミラー3をアップさせることにより、この現象を防止している。
もし、メインミラー3をアップしてファインダー像をブラックアウトせずに、ファインダー光路切り換えをおこなってしまうと、撮影者にはファインダー像が極端に歪んで見える。この場合、撮影者は、非常な違和感を覚えファインダーを見ていられなくなったり、場合によっては、立っていられないような目眩症状になったりするので危険である。
本実施形態のようにメインミラー3をアップしてファインダー像のブラックアウト後、図3から図4へとファインダー光路切り換えを行なうと、ファインダー光学系の極端な偏芯収差がブラックアウトのおかげで見えなくなり非常な違和感を覚えることがない。
さらに、OVFからEVFへの切り換えにおいて図4の状態になるまでの見え方については、上述の接眼検知で説明したように液晶表示器15はすでに起動されている。しかもメインミラー3がアップしており、シャッター9も開き、ライブビューも動作状態である。よって、反射ミラー11が接眼レンズ8の視野範囲内までスライドした時点から図4のEVFセット完了時までの間ずっと液晶表示器15の表示する映像が見える。これにより、画面消失時間が最も短くすることができるシーケンス(後述の図6参照)で制御を行える。
ここで、図4のEVFのセット完了までの見え方については、OVFのときの接眼レンズ6、及び7がスライド移動するときのような異常な偏芯収差はEVF光学系では発生しない。OVFのときの接眼レンズ6、及び7がスライド移動するときには、上述したように接眼レンズ6,7,8の光軸がずれるようにスライド移動する。これに対して、EVFの光学系では、反射ミラー11によって光軸が略90度折り曲げられていることで、接眼レンズ8とEVFレンズ12,13,14とは偏芯ではなく光軸方向に移動していることになる。よって、液晶表示器15の見え方としては、ピント又は視度がずれて見えるのみであり、違和感としては少ないものとすることができる構成になっている。
液晶表示器15の見え方として、ほとんどが蹴られているような見え方のときが最も視度がずれているが、EVFへの切り換えのスライド移動が進むと液晶表示器15の蹴られが少なくなるとともに視度の狂いも少なくなってくる。そして、図4の状態では、液晶表示器15の全体が見えるようになると、視度も所定のものにセットされるので、ボケは解消される。
図7は、第1実施形態の動作シーケンスを示すフローチャートである。
ステップ(以下、Sとする)101では、レリーズボタン21の第1のスイッチ(SW1)の判定を行なう。S101で“ON”と判定されると、S102へ進み、“OFF”と判定されると、S101の判定を繰り返す。
S102では、接眼検知部20により撮影者がファインダーを覗き込んでいるか否か、すなわち接眼検知の有無を判定する。撮影者による覗き込みが“有”と判定すると、S103へ進み外部表示器16を“OFF”としてS104でEVF表示である液晶表示器15を“ON”として動作させる。一方、S102で撮影者によるファインダーの覗き込みが“無”
と判定すると、S105に進んで外部表示器16を“ON”させて駆動し、S106で不必要なEVFを“OFF”にする。
S107では、ライブビューを表示するために、シャッター9を開く。
S108では、ライブビューをスタートさせる。この段階では、まだ切り換わっていない液晶表示器15に映像が表示されるがメインミラー3がアップしていないので、映像はブラックアウト状態である。
S109では、メインミラー3をアップさせることで、液晶表示器15に被写体の映像が表示されるようになる。この状態でOVFがブラックアウトされているのでOVFの接眼レンズ6,7をスライド移動しても偏芯収差等の違和感を覚えることがなくなる。
S110では、ファインダー切り換えとしてOVFの接眼レンズ6、7とともに、反射ミラー11、EVFレンズ12,13,14及び液晶表示器15を最終の接眼レンズ8の光軸まで左方向(Xプラス方向)へスライド移動する。これによりOVFからEVFへの切り換えが完了する。
S111では、レリーズボタン21の第2のスイッチ(SW2)の判定を行う。S111で“ON”と判定されると、S112へ進み、S112へ進み、写真を撮影する。S112で撮影された画像は、S113で所定の場所に保存され、S111へ戻る。S111で再び“ON”と判定されると、撮影(S112)、画像保存(S113)が行われS111へ戻る。
一方、S111で“OFF”と判定された場合は、S114へ進み、S114でSW1の判定を行なう。S114で“ON”と判定されると、S111に戻り、SW2の判定を行う。S114でSW1の作動が停止して“OFF”判定となるまで、上記シーケンスを繰り返すように設定してあり、S114で“OFF”と判定された場合は、S115へ進む。
S115では、ファインダー光路をEVFからOVFへの切り換えのために、接眼レンズ6,7及びEVFレンズ12,13,14と反射ミラー11、液晶表示器15を右方向(Xマイナス方向)へスライド移動させる。
S116では、メインミラー3をダウンさせ、OVFの光路を確保してファインダーで被写体を観察できるようになる。
S117では、ライブビューをストップさせ、S118でシャッターを閉じシーケンスを終了する。
以上説明した第1実施形態によれば、SW1に連動してOVFからEVFへ自動切り換え制御を行なうので、撮影者は、ファインダーを覗いたままの状態で、撮影前に記録画像の事前確認が可能となる。また、接眼検知の有無によりライブビュー表示を行う表示手段をEVFとするのか、外部表示器16とするのかを切り換えることにより、さらに使い勝手を向上できる。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態のシーケンスを示すフローチャートである。
第1実施形態の動作は、違和感が少ない状態で最もファインダー消失期間が短縮できるシーケンスである。これに対して、第2実施形態では、ファインダーを覗いていて全く違和感を与えないようにする形態である。具体的には、前記の接眼検知をおこない液晶表示器15を駆動するタイミングを図4のセット完了であるファインダー光路切り換え完了以後に駆動するようにし、ファインダー内がブラックアウトしている状態で見え方の悪い状態が終わるようにしている。
なお、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
S201では、レリーズボタン21の第1のスイッチ(SW1)の判定を行なう。S101で“ON”と判定されると、S202へ進み、“OFF”と判定されると、S201の判定を繰り返す。
S202では、シャッター9を開く。
S203では、ライブビューをスタートさせる。
S204では、メインミラー3をアップさせる。このとき、OVFファインダーでは、視野がブラックアウトされる。
S205では、ファインダー光路の切り換えのために接眼レンズ6及び7をスライド移動する。このとき、OVFファインダーでは、先のS204で視野がブラックアウトしているので、極端な収差のある視野を撮影者が見ることを防止している。
また、図3のOVFから図4のEVFへセットするときに、第1実施形態における図6のシーケンスでは、ファインダー光路の切り換え時に、EVFの液晶表示器15がすでに駆動されていて、ファインダーの消失時間が最短となるようにしていた。これに対して、本実施形態では、S205のファインダー光路の切り換え時には、EVFの液晶表示器15は、まだ駆動されていないので、図4のEVF状態になってもファインダーのブラックアウトは維持されている。よって、EVFレンズの12,13,14と接眼レンズ8とのレンズ間隔がファインダー光路の切り換え途中では大きく離れていることで、EVFの液晶表示器15の見え方は、非常にボケている状態になるものを見せなくしている。
S205でファインダー光路の切り換えが完了した後は、S206へ進み、ファインダーを撮影者が覗き込んでいるのかどうかを接眼検知部20で判定する。撮影者がファインダーを覗いていれば“有”となりS207で外部表示器16をOFFする。次のS208でEVFの液晶表示器15を駆動させることで、上記のようなボケた液晶表示ではなく、全く違和感のないEVFの見え方を確保することができるようになる。一方、S206で撮影者によるファインダーの覗き込みが“無”
と判定すると、S209に進んで外部表示器16を“ON”させて駆動し、S210で不必要なEVFを“OFF”にする。
以上のシーケンスが第1実施形態における図6と異なる部分であり、以後のS211からS218は、第1実施形態における図6のS111からS118と同様であり、説明は省略する。
以上説明したように、第2実施形態によれば、ファインダー光路の切り換え後に、EVFの表示を行うので、ファインダー光路の切り換え時にファインダーを覗いていて全く違和感を与えないようにできる。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態のシーケンスを示すフローチャートである。
第3実施形態は、第2実施形態における図8のS211からS214部分の動作を変更した形態である。よって、前述した第2実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
S301からS310までは、第2実施形態における図8のS201からS210までと同じ動作を行う。
第2実施形態では、S214においてSW1が“OFF”判定となるまで、S211からS214のシーケンスを繰り返す設定となっていた。これに対して、第3実施形態では、図9に示すように、S311のSW2の作動が停止して“OFF”判定となった時点でS314以降の終了シーケンスへ移行する。
その後、S314からS317までは、第2実施形態における図8のS215からS218までと同じ動作を行う。
(第4実施形態)
図10は、第4実施形態のシーケンスを示すフローチャートである。
第4実施形態は、第2実施形態と比較して、ライブビューへの移行条件を増やしたものであり、第2実施形態における図8のシーケンスと異なるところについて説明する。
なお、前述した第2実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
まず、S401でSW1の検出を待機していて、SW1を検出すると判定が“ON”となりS402へ進む。
S402では、OVFで観察している画像と異なる画像、例えば、白黒やセピアなどの画像を記録するモードが選択されているか否かを判定する。具体的には、OVFで観察している画像と異なる画像を記録するモードとして判断する撮影モードを予め設定しておき、これらの予め設定された撮影モードに該当する撮影モードで撮影を行うように設定されている場合に、S402で“YES”の判定となる。
S402での判定結果が“NO”の場合は、S420以降へ進み、通常通りOVFを使用した撮影シーケンスとなる。すなわち、S420でSW2が“ON”であれば、撮影(S421)、画像保存(S422)と進み、再びSW2待機となる。S420でSW2が“OFF”の場合は、撮影動作をせずにSW1待機となる。
一方、S402で、OVFで観察している画像と異なる画像、例えば、白黒やセピアなどの画像を記録するモードが選択されていると判定(YES)された場合は、S403へ進み、シャッターを開き、S404でライブビューをスタートさせる。
S405以降の動作は、第2実施形態における図8のS204以降の動作と同じである。
第4実施形態によれば、OVFで観察している画像と異なる画像を記録するとき、すなわち、記録画像の事前確認が有効な状況であるときに、自動でEVFに切り換わる。よって、撮影者はファインダーを覗いたままの状態で、撮影前に記録画像の事前確認が可能であり、画像処理後の結果を把握して撮影を行える。
(第5実施形態)
図11は、第5実施形態のシーケンスを示すフローチャートである。
第5実施形態は、AFやAEの速さが求められる場合に有効なシーケンスに改良した点が、第2実施形態と異なる。
なお、前述した第2実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
S501でのSW1判定が“ON”となると、S502へ進む。
S502では、AF、AEの完了判定が“YES”であれば、S503へ進み、シャッターを開き、S504でライブビューをスタートさせる。S502で、AF、AEの完了判定が“NO”の場合には、S502の判定を繰り返す。
ここで、AF、AEは、それぞれ不図示のAF専用、AE専用のセンサーを用いてオートフォーカス、自動露出制御を行う。AF専用、AE専用のセンサーを用いることにより、撮像素子10を用いてAF及びAEを行う場合に比べてより高速なAF処理及びAE処理を行うことができる。
S503以降の動作は、第2実施形態の図8と同じである。
第5実施形態によれば、OVFからEVFへの切り換え前にAF、AE専用のセンサーを用いてオートフォーカス、自動露出制御を行うので、AFやAEの速さを向上できる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)各実施形態において、OVFとEVFとの切り換えは、左右方向にスライドさせて行う例を示した。切り換え構造は、これに限らず、例えば、回転移動してもよい。また、全体を同時に移動せずに例えばミラーのみを移動したり回転したりする等、一部のみを駆動したり、別々に駆動したりして切り換える構造としてもよい。
(2)各実施形態において、OVFは、撮影レンズを介して得た被写体像を観察する例を挙げて説明したが、これに限らず、例えば、OVF専用のファインダーレンズを有するOVFであってもよい。
(3)第5実施形態において、AF、AEを行うときにはOVFを選択する例を示したが、これに限らず、例えば、AF、AEを行うときにEVFを選択し、AF、AEが完了したらOVFへ切り換えるようにしてもよい。
なお、第1実施形態〜第5実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
本発明による撮像装置の第1実施形態を光学ファインダーで被写体を観察できるOVFモードの状態で示す図である。 本発明による撮像装置の第1実施形態を撮影状態で示す図である。 OVFモード時のファインダー周辺を示す斜視図である。 EVFモード時のファインダー周辺を示す斜視図である。 第1実施形態のカメラの背面操作系を説明する外観図である。 第1実施形態における撮像装置のブロック図である。 第1実施形態の動作シーケンスを示すフローチャートである。 第2実施形態のシーケンスを示すフローチャートである。 第3実施形態のシーケンスを示すフローチャートである。 第4実施形態のシーケンスを示すフローチャートである。 第5実施形態のシーケンスを示すフローチャートである。
符号の説明
1 レンズ鏡筒
1a、1b、1c 撮影レンズ
2 カメラ本体
3 メインミラー
4 ピント板
5 ペンタプリズム
6,7,8 接眼レンズ
9 シャッター
10 撮像素子
11 反射ミラー
12,13,14 EVFレンズ
15 液晶表示器
16 外部表示器
17 モードダイアル
18 モードセットボタン
19 モードダイアル入/切スイッチ
20 接眼検知器
21 レリーズボタン
22 モードセレクトスイッチ
23 マルチコントローラ

Claims (11)

  1. 撮像素子と、
    前記撮像素子を介さずに光学的に被写体像を観察可能に表示する光学ファインダーと、
    前記撮像素子を介して得た画像データにより被写体像を観察可能に表示する電子ビューファインダーと、
    前記光学ファインダーと前記電子ビューファインダーとに共通で用いられる接眼手段と、
    撮影を行うときに操作されるレリーズ操作手段と、
    前記レリーズ操作手段の操作に連動して被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換える制御手段と、を備え、
    前記レリーズ操作手段は、第1のスイッチと、前記第1のスイッチの後に作動する第2のスイッチとの2段階のスイッチを有し、
    前記制御手段は、
    前記第1のスイッチが作動したことに応じて被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換えるとともに自動焦点調節制御又は自動露出制御の少なくとも一方を行い、
    前記第1のスイッチの作動が停止したことに応じて前記電子ビューファインダーから前記光学ファインダーへ切り換えを行い、
    前記第2のスイッチに応じて撮影を行うこと、
    を特徴とする撮像装置。
  2. 撮像素子と、
    前記撮像素子を介さずに光学的に被写体像を観察可能に表示する光学ファインダーと、
    前記撮像素子を介して得た画像データにより被写体像を観察可能に表示する電子ビューファインダーと、
    前記光学ファインダーと前記電子ビューファインダーとに共通で用いられる接眼手段と、
    撮影を行うときに操作されるレリーズ操作手段と、
    前記レリーズ操作手段の操作に連動して被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換える制御手段と、を備え、
    前記レリーズ操作手段は、第1のスイッチと、前記第1のスイッチの後に作動する第2のスイッチとの2段階のスイッチを有し、
    前記制御手段は、
    前記第1のスイッチが作動したことに応じて被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換えるとともに自動焦点調節制御又は自動露出制御の少なくとも一方を行い、
    前記第2のスイッチに応じて撮影を行い、
    前記第2のスイッチの作動が停止したことに応じて前記電子ビューファインダーから前記光学ファインダーへ切り換えを行うこと、
    を特徴とする撮像装置。
  3. 前記制御手段は、自動焦点調節制御又は自動露出制御を行っているときは、前記光学ファインダーを選択し、自動焦点調節制御又は自動露出制御が終了した後に前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換えること、
    を特徴とする請求項又は請求項に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、自動焦点調節制御又は自動露出制御を行っているときは、前記電子ビューファインダーを選択し、自動焦点調節制御又は自動露出制御が終了した後に前記電子ビューファインダーから前記光学ファインダーへ切り換えること、
    を特徴とする請求項又は請求項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像素子により得られた画像に画像処理を行う画像処理手段と、
    前記画像処理手段が行う画像処理を設定する設定手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記設定手段が設定した画像処理が、予め設定された画像処理に該当するときに、前記レリーズ操作手段の操作に連動して被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換えること、
    を特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 撮影者が前記接眼手段を利用して被写体像の観察を行っているか否かを検知する接眼検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記接眼手段を利用して被写体像の観察を行っていることを前記接眼検知手段が検知したとき、前記第1のスイッチが作動したことに応じて被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換えること、
    を特徴とする請求項から請求項までのいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記電子ビューファインダーとは別に設けられた表示手段であって、前記撮像素子を介して得た画像データにより被写体像を観察可能に表示する外部表示手段と、
    撮影者が前記接眼手段を利用して被写体像の観察を行っているか否かを検知する接眼検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記接眼手段を利用して被写体像の観察を行っていないことを前記接眼検知手段が検知したとき、前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへの切り換えを行わずに、前記第1のスイッチが作動したことに応じて被写体像の表示を前記外部表示手段へ行うこと、
    を特徴とする請求項から請求項までのいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換えを行うよりも先に、前記電子ビューファインダーの駆動を開始させること、
    を特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記光学ファインダーは、被写体像を拡大して観察可能にする光学ファインダー接眼光学系を有し、
    前記電子ビューファインダーは、被写体像を表示する表示素子と、前記表示素子に表示される被写体像を拡大して観察可能にする電子ビューファインダー接眼光学系とを有し、
    前記接眼手段は、撮影者が接眼する位置に固定された接眼光学部材を有し、
    前記光学ファインダー接眼光学系及び前記電子ビューファインダー接眼光学系は、前記接眼光学部材を共通して用いており、
    前記光学ファインダーと前記電子ビューファインダーとの切り換えは、前記接眼光学部材を移動することなく、前記接眼光学部材の光軸に直交する方向に前記接眼光学部材を除いた前記光学ファインダー接眼光学系及び前記電子ビューファインダー接眼光学系を移動させることにより行われること、
    を特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 撮像素子と、
    前記撮像素子を介さずに光学的に被写体像を観察可能に表示する光学ファインダーと、
    前記撮像素子を介して得た画像データにより被写体像を観察可能に表示する電子ビューファインダーと、
    撮影を行うときに操作されるレリーズ操作手段と、
    前記レリーズ操作手段の操作に連動して被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換える制御手段と、
    を備えた撮像装置におけるファインダーの切り換え方法であって、
    前記レリーズ操作手段は、第1のスイッチと、前記第1のスイッチの後に作動する第2のスイッチとの2段階のスイッチを有し、
    前記制御手段が、前記第1のスイッチが作動したことに応じて被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換えるとともに自動焦点調節制御又は自動露出制御の少なくとも一方を行う工程と
    前記制御手段が、前記第1のスイッチの作動が停止したことに応じて前記電子ビューファインダーから前記光学ファインダーへ切り換えを行う工程と
    前記制御手段が、前記第2のスイッチに応じて撮影を行う工程とを有すること、
    を特徴とするファインダーの切り換え方法。
  11. 撮像素子と、
    前記撮像素子を介さずに光学的に被写体像を観察可能に表示する光学ファインダーと、
    前記撮像素子を介して得た画像データにより被写体像を観察可能に表示する電子ビューファインダーと、
    撮影を行うときに操作されるレリーズ操作手段と、
    前記レリーズ操作手段の操作に連動して被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換える制御手段と、
    を備えた撮像装置におけるファインダーの切り換え方法であって、
    前記レリーズ操作手段は、第1のスイッチと、前記第1のスイッチの後に作動する第2のスイッチとの2段階のスイッチを有し、
    前記制御手段が、前記第1のスイッチが作動したことに応じて被写体像の表示を前記光学ファインダーから前記電子ビューファインダーへ切り換えるとともに自動焦点調節制御又は自動露出制御の少なくとも一方を行う工程と
    前記制御手段が、前記第2のスイッチに応じて撮影を行う工程と
    前記制御手段が、前記第2のスイッチの作動が停止したことに応じて前記電子ビューファインダーから前記光学ファインダーへ切り換えを行う工程とを有すること、
    を特徴とするファインダーの切り換え方法。
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