JP4621882B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は遊技機に関し、特に図柄表示装置を有効に利用する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術として、例えば特開平6−190118号公報に記載されているように、第1種パチンコ機では可変表示装置の表示画面に図柄を表示しており、リーチになると、図柄を縮小し移動させ、広くなった表示画面には遊技者に期待させるようなアニメーションを表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来技術では、図柄を移動させる位置は決まった位置に固定されていた。そのため、確かに表示画面は広くなるのだが、表示画面全体を有効に使用することはできなかった。また、遊技者に意外性を与えることができず、遊技者がすぐに飽きてしまうという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するために考え出されたものであり、その課題は、図柄の移動位置を複数とすることによって、より自由度の高い装飾表示を行うことができる遊技機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願の第1の発明の構成は、請求項1記載されていた通りであり、可変表示装置の表示画面に図柄を表示し、停止した図柄の内容に応じて遊技者に特典を与える遊技機において、前記図柄の位置を前記表示画面内の複数の位置に移動可能であることを特徴とする遊技機である
【0005】
上記第1の発明の構成により、図柄の移動位置が異なれば、表示画面に広がるスペース(図柄以外の部分)の状態も異なることになる。よって図柄の移動位置に応じて、前記スペースに適宜多様なアニメーション表示(装飾表示)ができ、表示画面全体を有効に利用することができる。また、図柄の移動位置が複数個所なので遊技者に意外性を与えることができ、遊技者の遊技意欲を向上させることができる。
【0006】
更に、第2の発明の構成は、請求項2記載されていた通りであり、前記図柄の1度の変動中に前記図柄の位置が複数個所に移動可能であることを特徴とする第1の発明に記載の遊技機である
【0007】
上記第2の発明の構成により、上記第1の発明の構成による作用とともに、図柄の1度の変動中のアニメーション表示(装飾表示)が多様になり、遊技者に期待感を与えることができる。
【0008】
更に、第3の発明の構成は、請求項3記載されていた通りであり、前記図柄がリーチになると移動することを特徴とする第1の発明に記載の遊技機である
【0009】
上記第3の発明の構成により、上記第1の発明の構成による作用とともに、リーチ状態は最も遊技者が注目する期間であり、そのリーチ期間に多様なアニメーション表示(装飾表示)をすることができるので、遊技者に期待感を与えることができる。
【0010】
更に、第4の発明の構成は、請求項4記載されていた通りであり、前記図柄が縮小しながら移動することを特徴とする第1、第2又は第3の発明に記載の遊技機である
【0011】
上記第4の発明の構成により、上記第1、第2又は第3の発明の構成による作用とともに、図柄が縮小しながら移動するので、前記スペースに表示されるアニメーション表示(装飾表示)を更に大きくすることができるため、更に、遊技者に期待感を与えることができる。
なお、手段としては、以下の態様を採用してもよい。
複数の図柄を組み合わせて大当たりを示す大当たり図柄配列を停止表示させることにより遊技者に大当たり遊技を付与可能な遊技機であって、
通常時において、組み合わせによって大当たりか否かを表示可能な複数の第1種図柄と、前記第1種図柄と比べて小さく表示される図柄であって前記大当たりの種別を表示可能な第2種図柄とを含む前記複数の図柄を変動表示する第1領域を含む複数の表示領域を有すると共に前記第2種図柄を前記第1領域の縁部分に表示し得る表示手段と、
(1)前記表示手段における前記第1領域に、前記複数の第1種図柄のうち、幾つかの図柄を停止表示させると共に、少なくとも一の図柄を変動表示させることによってリーチ表示態様を表示させる第1ステップと、(2)前記第1ステップ後、前記第1領域に所定のキャラクタを表示させる第1遊技演出を行うと共に、前記リーチ表示態様を縮小させる処理と、前記表示手段における前記第1領域以外の第2領域へ、前記第1遊技演出の妨げにならないように前記リーチ表示態様を移動させると共に、現時点では前記大当たり図柄配列が停止表示されていないにも拘わらずに前記第2種図柄の変動表示も前記第1遊技演出の妨げにならないように前記第2領域へ移動させる処理とを行う第2ステップと、(3)前記第2ステップ後、前記所定のキャラクタを前記第2領域に表示させる第2遊技演出を行うと共に、前記表示手段において前記第2領域から前記第2領域以外の第3領域へ、前記第2遊技演出の妨げにならないように前記リーチ表示態様を移動させると共に、現時点では前記大当たり図柄配列が停止表示されていないにも拘わらずに前記第2種図柄の変動表示も前記第2遊技演出の妨げにならないように前記第3領域へ移動させる第3ステップと、(4)前記第3ステップ後、前記リーチ表示態様において、前記変動表示させている図柄を停止表示させて、前記大当たり図柄配列を形成させる第4ステップと、(5)前記第4ステップで形成させた前記大当たり図柄配列を、拡大表示させる第5ステップと、を実現可能な表示制御手段と、
を備える、遊技機。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本願発明の実施の形態に係わる遊技機の遊技盤面を示し、図2は図1における可変表示装置の表示画面を示している。図1及び図2において、可変表示装置11、装飾ゲート12a、12b、第1種始動口13a、下第1種始動口13b、大入賞口14、一般入賞口15、特図メモリ(LED)16、中ゲート17、普図メモリ(LED)18、アウト口19等が第1種パチンコ機の遊技盤面10に設けられている。
【0013】
普通図柄12x(2つのLED)が装飾ゲート12bに付設されている。可変表示装置11の表示画面11aには、特別図柄11b(左図柄11x、中図柄11y及び右図柄11zからなる。)、チャンス図柄11c(左チャンス図柄11v及び右チャンス図柄11wからなる。)並びにスペース11d(背景11eを含む。)が表示される。左右チャンス図柄11v、11wは赤、青、黄、緑の4色のうちのいずれかで表示される。
【0014】
図3は遊技機の第1種始動口処理のフローチャートを示している。図3並びに後述する図4及び図5のフローチャートによる遊技動作は、遊技機の図示しないROM及びRAMに記憶されたプログラムに従って遊技機の図示しないCPUが処理する。
【0015】
図3のステップS1で第1種始動口13a、13bに遊技球が入賞したかどうか判断する。判断結果がYESのときは、ステップS2へ進み、判断結果がNOのときはリターンとなる。
ステップS2では、「当たり判定乱数RA」、「当たり図柄用乱数RB」及び「リーチパターン乱数RC」を読み込んで記憶する。その後、リターンとなる。
なお、当たり判定用乱数RAは、大当たりかどうかを判別するための乱数である。当たり図柄用乱数RBは、当たり判定用乱数RAによって大当たりと判別された場合において、可変表示装置11の表示画面(11a等)に停止して表示する特別図柄(11b等)を特定するための乱数である。リーチパターン乱数RCは、特別図柄(11b等)がリーチ状態になった後、残りの特別図柄(11b等)が停止するまでの表示パターンを特定するための乱数である。
【0016】
図4の変動表示処理では、ステップS11にて、前記記憶された「当たり判定用乱数RA」は「大当たり」かどうか判断する。判断結果がYESであれば、ステップS12へ進み、判断結果がNOであれば、ステップS15へ進む。
ステップS12では、前記ステップS2で記憶した「当たり図柄用乱数RB」を読み込む。前記読み込まれた「当たり図柄用乱数RB」により特別図柄の当たり図柄を決定する。例えば後述する特別図柄(11b等)「7、7、7」(大当たりの数が「7」の場合)等である。なお、大当たりの数は「0」〜「9」を選択することができる。その後ステップS13へ進む。
ステップS15では、はずれ図柄データを読み込む。その後、ステップS16へ進む。
【0017】
ステップS16では、前記読み込まれた「はずれ図柄データ」がリーチ図柄かどうか判断する。判断結果がYESであれば、ステップS13へ進み、判断結果がNOであれば、ステップS17へ進む。
ステップS13では、特別図柄(11b等)の変動を開始し、ステップS14に進み、リーチ処理(後述する図5のフローチャート)を行う。その後、ステップS19に進み、特別図柄(11b等)の変動が停止する。
ステップS17でも特別図柄(11b等)の変動を開始し、ステップS18に進み、はずれ図柄の変動表示を行う。その後、ステップS19に進み、特別図柄(11b等)の変動が停止する。
【0018】
次に、ステップS20にて、停止した特別図柄(11b等)が当たり図柄かどうか判断する。判断結果がYESであればステップS21へ進み、判断結果がNOであればステップS25に進み、外れ処理を行い、その後、リターンする。
ステップS21では、前記停止した特別図柄(11b等)が確率変動図柄かどうか判断する。判断結果がYESであればステップS22へ進み、確率変動フラグオンを行う。判断結果がNOであればステップS23へ進み、確率変動フラグオフを行う。その後、ステップS24へ進み、当たり処理を行い、リターンする。
【0019】
この場合、▲1▼遊技球が第1種始動口13a(又は下第1種始動口13b)に入賞すると、表示画面11a内の特別図柄11x、11y、11zとチャンス図柄11v、11w(第4図柄)が変動を開始する。この時、後述する制御プログラムにより乱数を選択することにより、大当たりになるか否かが決定される。
特別図柄11x、11y、11zの変動中に第1種始動口13aに入賞した場合は最高4つまで記憶され、この入賞球の数が特図メモリ16で表示される。
▲2▼停止した特別図柄11x、11y、11zが特定の態様、例えば「7、7、7」で停止すると、大当たりとなり、大入賞口14が開放する。遊技球が大入賞口14に10個入賞するか、又は、大入賞口14が開放した後30秒が経過すると、大入賞口14は閉鎖する。
【0020】
▲3▼大入賞口14の開放中に、遊技球がパチンコ機の内部にある特別領域(Vゾーン)を通過すると、大入賞口14が閉鎖後再度開放する。なお、大入賞口14は最高で16回開放する。
▲4▼また、後述するように、停止した特別図柄11x、11y、11zとチャンス図柄11v、11wの組み合わせにより「確率変動」になるか否かが決まる。
「確率変動」になると、大当たり遊技(大入賞口34が開放している間の遊技)終了後特別図柄11x、11y、11zが大当たりになる確率及び普通図柄12xが当たりになる(揃う)確率が高くなると同時に特別図柄11x、11y、11zの変動時間が短縮される。
【0021】
▲5▼遊技球が中ゲート17を通過すると、普通図柄12x(2つのLED)が変動する。普通図柄12xの変動中に遊技球が中ゲート17を通過すると、最高4つまで記憶し、中ゲート17を通過した遊技球の数を普図メモリ18で表示する。
▲6▼普通図柄12xが当たると(右のLEDが点灯)、下第1種始動口13bが約3秒間開放する。
【0022】
以下に大当たり図柄(特別図柄(例えば「111」)及びチャンス図柄(特別図柄の両側に表示した「赤」、「青」、「黄」又は「緑」)で示す。)を記載する。下線のあるものは確率変動図柄である。
【0023】
(大当たり図柄)
赤111赤 青111青 黄111黄 緑111緑
赤222赤 青222青 黄222黄 緑222緑
赤333赤 青333青 黄333黄 緑333緑
赤444赤 青444青 黄444黄 緑444緑
赤555赤 青555青 黄555黄 緑555緑
赤666赤 青666青 黄666黄 緑666緑
赤777赤 青777青 黄777黄 緑777緑
赤888赤 青888青 黄888黄 緑888緑
赤999赤 青999青 黄999黄 緑999緑
赤000赤 青000青 黄000黄 緑000緑
【0024】
図5は、該実施の形態に係わるパチンコ機のリーチ処理に係わるサブプログラムを示している。このリーチ処理はパチンコ機のROMに記憶された遊技制御プログラムに従ってCPUにより実行される。図6は、リーチパターン乱数と最終的に停止する図柄により特定されるリーチパターンを表した表である。
先ず、ステップS31にて、前記ステップS2で記憶したリーチパターン乱数の読み込みを行う。なお、図6はリーチパターン乱数表を示している。
リーチパターン乱数は、「0」、「1」〜「10」である。
【0025】
図6にて、▲1▼「2図柄前」は、リーチ成立後最後に停止する特別図柄がリーチの図柄の2つ前の図柄であることを示す。例えば「7、7」でリーチになったときに、停止する特別図柄が「7、5、7」となる場合である。
▲2▼「1図柄前」は、リーチ成立後最後に停止する特別図柄がリーチの図柄の1つ前の図柄であることを示す。例えば「7、7」でリーチになったときに、停止する特別図柄が「7、6、7」となる場合である。
▲3▼「同一図柄」は、リーチ成立後最後に停止する特別図柄がリーチの図柄と同じ場合、即ち「大当たり」であることを示す。例えば「7、7」でリーチになったときに、停止する特別図柄が「7、7、7」となる場合である。
【0026】
▲4▼「1図柄後」は、リーチ成立後最後に停止する特別図柄がリーチの図柄の1つ後の図柄であることを示す。例えば「7、7」でリーチになったときに、停止する特別図柄が「7、8、7」となる場合である。
▲5▼「2図柄後」は、リーチ成立後最後に停止する特別図柄がリーチの図柄の2つ後の図柄であることを示す。例えば「7、7」でリーチになったときに、停止する特別図柄が「7、9、7」となる場合である。
▲6▼「他の図柄」は、リーチ成立後最後に停止した特別図柄が前記▲1▼乃至▲5▼の場合以外の図柄である。例えば、例えば「7、7」でリーチになったときに、停止する特別図柄が「7、1、7」、「7、2、7」、「7、3、7」又は「7、4、7」となる場合である。
【0027】
また、図6にて、「a」は「ノーマルアクション」を示し、「b」は「ノーマルアクション」に再変動を加えたアクションを示し、「c」は「うにうにアクション」を示し、「d」は「移動位置2回アクション」を示し、「e」は「全図柄変動」を示し、「f」は「全図柄変動」に「d」のアクションを加えたアクションを示している。
なお、「ノーマルアクション」は通常の図柄変動であり、「うにうにアクション」は図柄が上下左右にこきざみに変動することであり、「移動位置2回アクション」は図柄の位置が2回変動することであり、「全図柄変動」は大当たり状態で全図柄が変動することである。
図5の以下に示すステップは、最終的に停止する図柄が「同一図柄」でリーチパターン乱数として「5」、「6」又は「7」が選択された場合であり、「d」のアクションが行われる。
【0028】
次に、ステップS32において、表示画面11aにリーチ表示をする。変動後最初に停止した特別図柄(左図柄11x、中図柄11y又は右図柄11zのうちのいずれか1つ)と次に停止した特別図柄(前記「最初に停止した左図柄11x、中図柄11y又は右図柄11zのうちのいずれか1つ」以外のもの)が一致した場合にリーチになる。図7(a)において、最初に左図柄11xが「7」で停止し、次に図7(b)において右図柄11zが「7」で停止している。
【0029】
次に、ステップS33において、リーチ状態の特別図柄11b及びチャンス図柄11cを第1の位置に移動させる。図7(c)では、リーチ状態の特別図柄11b及びチャンス図柄11cを縮小しながら表示画面11aの上部に移動させている。
次に、ステップS34において、表示画面11aのスペースに「装飾表示1」を表示する。図7(c)では、「装飾表示1」としての小さなキャラクター11f(女性)を表示画面11aの下部の中央に表示している。
次に、ステップS35において、表示画面11aにてリーチ状態の特別図柄11b及びチャンス図柄11cを第2の位置に移動させる。図7(d)では、リーチ状態の特別図柄11b及びチャンス図柄11cを表示画面11aの左部分に移動させている。なお、このとき、中図柄11yの大きさが元に戻っている。
【0030】
次に、ステップS36において、表示画面11aのスペースに「装飾表示2」を表示する。図7(d)では、「装飾表示2」としての大きなキャラクター11g(女性)が表示画面11aの右部分に表示されているとともに、背景11eが消えている。次に、図7(e)にて、中図柄11yが「7」で停止し、「7、7、7」の大当たりとなる。中図柄11yが停止後チャンス図柄11v、11wも停止する。
次に、ステップS37において、表示画面11aにて特別図柄11b及びチャンス図柄11cを元の位置に移動させる。図7(f)では、左図柄11x、右図柄11z及びチャンス図柄11cが元の大きさになるとともに、特別図柄11b及びチャンス図柄11cが元の位置に戻っている。
次に、「リターン」となり、主遊技プログラムに戻る。
【0031】
このように、特別図柄11b及びチャンス図柄11cを表示画面11aの上部に移動させたり、左部に移動させたりした。そして、表示画面11aの広くなったスペースを利用してキャラクタを表示した。この際、表示画面11a上の広くなったスペースの状態が異なるので、キャラクタの位置、大きさ、動きを広くなったスペースに合わせて適宜表示することができる。よって、表示画面11a全体を有効に利用することができると共に、遊技者に意外性を与え遊技意欲を向上させることができる。
また、特別図柄11b及びチャンス図柄11cを縮小しながら移動させたので、キャラクタをより大きく表示することができる。
【0032】
前述した実施の形態では、1回のリーチアクション中にて特別図柄11b及びチャンス図柄11cを上部と左部に移動させたが、これに限らず、以下のようなリーチアクションを搭載したパチンコ機も本発明に該当する。
図8におけるリーチアクションでは、後述するように、特別図柄21b及びチャンス図柄21cを上部にのみ移動させる。
図8では、表示画面21aには、特別図柄21b(左図柄21x、中図柄21y及び右図柄21zからなる。)、チャンス図柄21c(左チャンス図柄21v及び右チャンス図柄21wからなる。)並びにスペース21d(背景21eを含む。)が表示される。左右チャンス図柄21v、21wは赤、青、黄、緑の4色のうちのいずれかで表示される。図8にて、(a)乃至(e)は表示画面21aが順次変化する状態を示している。
【0033】
図8(a)では、左図柄21xが「7」で停止した状態を示している。なお、中図柄21y、右図柄21z及びチャンス図柄21cは変動中である。
(b)は、左図柄21xの停止後に右図柄21zが「7」で停止し、特別図柄21bが「7、7」でリーチになった状態を示している。なお、中図柄21y及びチャンス図柄21cは変動中である。
(c)は、リーチアクションとして、リーチ状態で特別図柄21b及びチャンス図柄21cが縮小して上方に移動した状態を示している。中図柄21y及びチャンス図柄21cは変動中である。
【0034】
(d)は中図柄21yが「7」で停止し、特別図柄11bが「7、7、7」(ラッキーナンバー)で大当たりになった状態を示している。チャンス図柄21cも停止している。
(e)は特別図柄21b及びチャンス図柄21cの大きさ及び位置が元に戻った状態を示している。
なお、図7及び図8において、特別図柄11b、21bの移動個所は上記の場合に限定されず、表示画面11a、21aの任意の個所(例えば表示画面11a、21aの右部分、下部等)とすることができる。
【0035】
図9では、表示画面31aには、特別図柄31b(左図柄31x、中図柄31y及び右図柄31zからなる。)、チャンス図柄31c(左チャンス図柄31v及び右チャンス図柄31wからなる。)並びにスペース31d(背景31eを含む。)が表示される。左右チャンス図柄31v、31wは赤、青、黄、緑の4色のうちのいずれかで表示される。図9にて、(a)乃至(e)は表示画面31aが順次変化する状態を示している。
【0036】
図9におけるリーチアクションでは特別図柄31b及びチャンス図柄31cを表示画面31aの左部にのみ移動させている。その他は前記図7と同様である。
このように、図8のリーチアクションでは特別図柄21b及びチャンス図柄21cを表示画面21aの上部に移動させ、図9のリーチアクションでは特別図柄31b及びチャンス図柄31cを表示画面31aの左部に移動させた。これにより、各リーチアクション毎にキャラクタの大きさ、位置、動きを異ならせることができるので、リーチになった際の遊技者の期待感が向上する。
【0037】
図10は遊技していないときの表示画面41aを示している。図10は(a)乃至(d)の順で変化する。図10では特別図柄41bは「1、2、3」で変動せず停止した状態で表示画面41aに表示されている。41cは表示画面41aのスペース(特別図柄41b以外の部分)である。
図10(a)では、特別図柄41bは表示画面41aの左上隅に表示されている。
旗43を持って、パチンコ機の動作説明44を述べているキャラクター42(人形)及びアニメーション45(虫)がスペース41cに表示されている。
図10(b)では、特別図柄41bは表示画面41aの右下隅に表示されている。フラフープ46を持ち、パチンコ機の動作説明47を述べているキャラクター42(人形)及び飛んでいるトンボ48がスペース41cに表示されている。
【0038】
(c)は、タッチセンサにより遊技者を検出しときである。なお、タッチセンサはパチンコ機の打球用ハンドルに遊技者の手が触れていることを検出することができる。この場合特別図柄41bは表示画面41aに徐々に大きく表示され、同時にキャラクター42は遊技者に対するメッセージ49を言いつつ、表示画面41aから退場する。
(d)では、前記(c)における特別図柄41bの表示の変化の結果、特別図柄41bのみが表示画面41aに大きく表示される。
【0039】
このように、遊技していないときは、特別図柄41bの表示はあまり重要でないので、特別図柄41bを表示画面41aの隅に表示し、キャラクター42の動き、遊技説明44,47等を表示画面41aに多様に大きく表示する。このため、キャラクター42の動き、遊技説明44,47等をアピールすることができる。
【0040】
【発明の効果】
本願の第1の発明により、図柄の移動位置に応じて適宜多様なアニメーション表示(装飾表示)ができ、表示画面全体を有効に利用することができる。また、移動位置が複数なので遊技者に意外性を与えることができ、遊技意欲を向上させることができる。
【0041】
更に、第2の発明により、上記第1の発明による効果とともに、1度の変動中のアニメーション表示(装飾表示)が多様になり、遊技者に期待感を与えることができる。
【0042】
更に、第3の発明により、上記第1の発明による効果とともに、リーチ状態は最も遊技者が注目する期間であり、そのリーチ期間に多様なアニメーション表示(装飾表示)をすることができるので、遊技者に期待感を与えることができる。
【0043】
更に、第4の発明により、上記第1、第2又は第3の発明による効果とともに、図柄が縮小しながら移動するので、アニメーション表示を更に大きくすることができるため、更に、遊技者に期待感を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係わるパチンコ機の遊技盤面を示す正面図である。
【図2】該実施の形態に係わるパチンコ機における可変表示装置の表示画面を説明する説明図である。
【図3】該実施の形態に係わる第1種始動口処理のフローチャートである。
【図4】該実施の形態に係わる変動表示処理のフローチャートである。
【図5】該実施の形態に係わるリーチ処理を示すフローチャートである。
【図6】該実施の形態に係わるリーチパターン乱数を示す表である。
【図7】該実施の形態に係わる可変表示装置の表示画面の第1例を示す説明図である。
【図8】該実施の形態に係わる可変表示装置の表示画面の第2例を示す説明図である。
【図9】該実施の形態に係わる可変表示装置の表示画面の第3例を示す説明図である。
【図10】該実施の形態に係わる可変表示装置の表示画面の第4例を示す説明図である。
【符号の説明】
11 可変表示装置
11a 表示画面
11b 特別図柄
21a 表示画面
21b 特別図柄
31a 表示画面
31b 特別図柄
41a 表示画面
41b 特別図柄

Claims (3)

  1. 複数の図柄を組み合わせて大当たりを示す大当たり図柄配列を停止表示させることにより遊技者に大当たり遊技を付与可能な遊技機であって、
    通常時において、組み合わせによって大当たりか否かを表示可能な複数の第1種図柄と、前記第1種図柄と比べて小さく表示される図柄であって前記大当たりの種別を表示可能な第2種図柄とを含む前記複数の図柄を変動表示する第1領域を含む複数の表示領域を有すると共に前記第2種図柄を前記第1領域の縁部分に表示し得る表示手段と、
    (1)前記表示手段における前記第1領域に、前記複数の第1種図柄のうち、幾つかの図柄を停止表示させると共に、少なくとも一の図柄を変動表示させることによってリーチ表示態様を表示させる第1ステップと、(2)前記第1ステップ後、前記第1領域に所定のキャラクタを表示させる第1遊技演出を行うと共に、前記リーチ表示態様を縮小させる処理と、前記表示手段における前記第1領域以外の第2領域へ、前記第1遊技演出の妨げにならないように前記リーチ表示態様を移動させると共に、現時点では前記大当たり図柄配列が停止表示されていないにも拘わらずに前記第2種図柄の変動表示も前記第1遊技演出の妨げにならないように前記第2領域へ移動させる処理とを行う第2ステップと、(3)前記第2ステップ後、前記所定のキャラクタを前記第2領域に表示させる第2遊技演出を行うと共に、前記表示手段において前記第2領域から前記第2領域以外の第3領域へ、前記第2遊技演出の妨げにならないように前記リーチ表示態様を移動させると共に、現時点では前記大当たり図柄配列が停止表示されていないにも拘わらずに前記第2種図柄の変動表示も前記第2遊技演出の妨げにならないように前記第3領域へ移動させる第3ステップと、(4)前記第3ステップ後、前記リーチ表示態様において、前記変動表示させている図柄を停止表示させて、前記大当たり図柄配列を形成させる第4ステップと、(5)前記第4ステップで形成させた前記大当たり図柄配列を、拡大表示させる第5ステップと、を実現可能な表示制御手段と、
    を備える、遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記表示制御手段は、
    前記第3ステップにおいて、前記第2領域から前記第2領域以外の第3領域へ、前記第2遊技演出を妨げにならないように前記リーチ表示態様を移動させる際に、前記リーチ表示態様において、前記変動表示させている図柄を前記停止表示させた図柄よりも拡大表示させる、
    遊技機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の遊技機であって、さらに、
    乱数を利用して大当たりか否かを判別する判別手段を含む、
    遊技機。
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