JP4619131B2 - オーディオ符号化方法、オーディオ復号化方法、オーディオ符号器及びオーディオ復号器 - Google Patents

オーディオ符号化方法、オーディオ復号化方法、オーディオ符号器及びオーディオ復号器 Download PDF

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Description

本発明は、MPEG(Moving Picture Experts Group)オーディオ・レイヤ3(以下、MP3という)方式等によるオーディオ符号化方法、オーディオ復号化方法、オーディオ符号器及びオーディオ復号器に関する。
図7はMP3方式で符号化されたMP3符号化データ(MP3ビットストリーム)の再生速度と再生されるMP3符号化データとの関係を示す図である。(A)は蓄積メディア(例えば、CD[compact disc])内のMP3符号化データ、(B)は通常再生の場合に再生されるMP3符号化データ、(C)は2倍速再生の場合に再生されるMP3符号化データ、(D)は4倍速再生の場合に再生されるMP3符号化データを示しており、N〜N+6は論理ブロック・アドレス(Logical Block Address:以下、LBAという)である。
即ち、通常再生の場合には、(B)に示すように、蓄積メディア内のMP3符号化データがそのまま再生される。2倍速再生の場合には、(C)に示すように、[N+2n]のLBAが拾われ、MP3符号化データが飛び飛びに離散的に再生される。また、4倍速再生の場合には、(D)に示すように、[N+4n]のLBAが拾われ、MP3符号化データが飛び飛びに離散的に再生される。なお、早送り再生又は早戻し再生を行う場合に、飛ばした先のアドレスを飛び先LBAという。
図8はMP3符号化データを早送り再生(FF)又は早戻し再生(FB)する場合の従来方法を示すフローチャートである。即ち、従来、MP3符号化データを早送り再生又は早戻し再生する場合には、早送り再生又は早戻し再生の命令発行(ステップS1)、現在再生位置の算出(ステップS2)、早送り再生又は早戻し再生の速度(2倍速再生、4倍速再生等)の決定(ステップS3)が順に行われる。
続いて、飛び先LBAの算出(ステップS4)、転送データ量の決定(ステップS5)、データ転送(ステップS6)、データ復号(ステップS7)、データ転送中断(ステップS8)、残りデータのフラッシュ(消去)(ステップS9)が早送り再生又は早戻し再生を終了させるまで順に繰り返して行われる。
このように、MP3符号化データを早送り再生又は早戻し再生する場合には、早送り再生又は早戻し再生の命令発行後に、まず、現在再生している位置を算出する必要がある。なぜなら、再生中のMP3符号化データが、そのメディアの、どのLBAのセクタに記録されているかということが分からないと、早送り再生又は早戻し再生の制御ができないからである。
例えば、図9中、1はCD、2は後尾のタイトル、3はタイトル2の先端、4はタイトル2の終端を示しており、早送り再生の命令が発行された時に再生している位置がタイトル2の先端3である場合には、早送り再生は可能であるが、現在再生している位置がタイトル3の終端4である場合には、この先にはセクタが存在しないので、早送り再生は不可能である。同様に、現在再生位置がCD1の先頭のセクタであれば、早戻し再生はできない。従来、現在再生位置を特定するために、いくつかの算出方法が採られてきた。
図10は第1従来例の現在再生位置算出方法を説明するための図である。図10中、5はCD、6はCDドライバ、7はデコーダであり、8はトラック・バッファ、9はオーディオ・バッファ、10はDSP(digital signal processor)入力バッファ、11はオーディオ・デコーダ、12はDSP出力バッファである。
ここで、現在再生位置(デコーダ7の出口で観測したLBA)をLBA_c、最も最近デコーダ7に入力したオーディオ・データのLBA(CDドライバ6の出口で観測したLBA)をLBA_1、デコーダ7内に蓄積されているオーディオ・データ量をS[byte]とすると、第1従来例の現在再生位置算出方法は、現在再生位置LBA_cを数1で求める。但し、LB(ロジカル・ブロック)サイズは2048[byte]である。
Figure 0004619131
即ち、第1従来例の現在再生位置算出方法は、最も最近、CDドライバ6からデコーダ7に入力したオーディオ・データのLBA(LBA_1)から、デコーダ7内に蓄積されているオーディオ・データ量SをLB換算して差し引いた値を、現在再生位置のLBA(LBA_c)とするものである。
また、現在再生時刻をTc[s]、ビット・レートをBR[kbps]とすると、第2従来例の現在再生位置算出方法として、数2に示すように、現在再生時刻Tc[s]とビット・レートBR[kbps]から、いままで消費したオーディオ・データ量を算出し、それをLB換算して現在再生位置LBA_cとする方法がある。
Figure 0004619131
但し、現在再生時刻Tc[s]は数3に示す通りであり、表1は1フレームあたりの再生時間[ms]をMPEG1、MPEG2、MPEG2.5について示している。
Figure 0004619131
Figure 0004619131
第1従来例の現在再生位置算出方法では、デコーダ7内に蓄積されているオーディオ・データ量Sの値を正確に取得することが難しい。なぜなら、デコーダ7内の全バッファに残量モニタ機能が備わっていることは稀だからである。したがって、残量モニタ機能のないバッファ内のオーディオ・データの残量は推測値になり、計算結果の現在再生位置LBA_cには誤差が含まれてしまう。
第2従来例の現在再生位置算出方法では、現在再生時刻Tcを求めるための1フレームあたりの再生時間がMPEGのバージョンとサンプリング周波数の関数となっており、計算プロセスが複雑になる。更に、この方法は、MP3ファイルが固定ビット・レート(CBR)で符号化されている場合にのみ適用可能である。
特開平11−262100号公報 特開平8−293157号公報 特開2003−6992号公報
第1従来例及び第2従来例の現在再生位置算出方法は、多くのパラメータを必要とするので、現在再生位置算出時間が1〜2秒程度かかってしまう。このことは、通常再生状態から早送り再生又は早戻し再生の命令を受理し、実際に早送り再生又は早戻し再生の状態に遷移するまでのタイムラグにつながる。
図11は第1従来例及び第2従来例の現在再生位置算出方法が有する問題点を説明するための図である。通常再生から早送り再生に遷移するまでに時間がかかるということは、通常再生の最後の出音と早送り再生の最初の出音との時間差δdが長くなり、その結果、早送り再生の最初の出音まで間延びしてしまい、聴感上のもたつき感がでてしまうという問題点がある。早戻し再生の場合も同様である。
本発明は、かかる点に鑑み、現在再生位置情報を短時間で取得し、通常再生から早送り再生又は早戻し再生に遷移するまでの時間を短くし、聴感上のもたつき感がなくなるようにすることができるオーディオ符号化方法、オーディオ復号化方法、オーディオ符号器及びオーディオ復号器を提供することを目的とする。
本発明のオーディオ符号化方法は、デジタル化されたオーディオ信号を符号化する符号化工程と、前記符号化工程により作成されたオーディオ符号化データ内の各フレームのメイン・データの後段に全ビットを同一論理値とする所定ビット数の補助データを付加する補助データ付加工程と、前記補助データ付加工程により得られるオーディオ符号化データにメイン・データの先頭位置を示す情報を含むサイド情報を付加するサイド情報付加工程と、前記サイド情報付加工程により得られるオーディオ符号化データ内の前記補助データの最初の所定ビット部分に再生位置情報である論理ブロック・アドレスを上書きする論理ブロック・アドレス書き込み工程とを有するというものである。
本発明のオーディオ復号化方法は、本発明のオーディオ符号化方法により作成されたオーディオ符号化データから再生位置情報である論理ブロック・アドレスを抽出する論理ブロック・アドレス抽出工程を有するというものである。
本発明のオーディオ符号器は、デジタル化されたオーディオ信号を符号化する符号化器と、前記符号化器により作成されたオーディオ符号化データ内の各フレームのメイン・データの後段に全ビットを同一論理値とする所定ビット数の補助データを付加する補助データ付加器と、前記補助データ付加器が出力するオーディオ符号化データにメイン・データの先頭位置を示す情報を含むサイド情報を付加するサイド情報付加器と、前記サイド情報付加器が出力するオーディオ符号化データ内の前記補助データの最初の所定ビット部分に再生位置情報である論理ブロック・アドレスを上書きする論理ブロック・アドレス書き込み器とを有するというものである。
本発明のオーディオ復号器は、本発明のオーディオ符号器により作成されたオーディオ符号化データから再生位置情報である論理ブロック・アドレスを抽出する論理ブロック・アドレス抽出器を有するというものである。
本発明のオーディオ符号化方法によれば、前記論理ブロック・アドレス書き込み工程により、オーディオ符号化データに再生位置情報である論理ブロック・アドレスを含めることができるので、オーディオ復号器において複雑な計算をすることなしに現在再生位置を取得することができる。したがって、通常再生から早送り再生又は早戻し再生に遷移するまでの時間を短くし、聴感上のもたつき感がなくなるようにすることができる。
本発明のオーディオ復号化方法によれば、前記論理ブロック・アドレス抽出工程により、オーディオ符号化データに含まれている再生位置情報である論理ブロック・アドレスを抽出することができるので、複雑な計算をすることなしに、現在再生位置を取得することができる。したがって、通常再生から早送り再生又は早戻し再生に遷移するまでの時間を短くし、聴感上のもたつき感がなくなるようにすることができる。
本発明のオーディオ符号器によれば、前記論理ブロック・アドレス書き込み器により、オーディオ符号化データに再生位置情報である論理ブロック・アドレスを含めることができるので、オーディオ復号器において複雑な計算をすることなしに現在再生位置を取得することができる。したがって、通常再生から早送り再生又は早戻し再生に遷移するまでの時間を短くし、聴感上のもたつき感がなくなるようにすることができる。
本発明のオーディオ復号器によれば、前記論理ブロック・アドレス抽出器により、オーディオ符号化データに含まれている再生位置情報である論理ブロック・アドレスを抽出することができるので、複雑な計算をすることなしに、現在再生位置を取得することができる。したがって、通常再生から早送り再生又は早戻し再生に遷移するまでの時間を短くし、聴感上のもたつき感がなくなるようにすることができる。
以下、図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態について、本発明をMP3方式によるオーディオ符号化方法、オーディオ復号化方法、オーディオ符号器及びオーディオ復号器に適用した場合を例にして説明する。
図1は本発明のオーディオ符号器の一実施形態の概略的構成図である。図1中、13はデジタル化されたオーディオ信号を取り込む入力バッファ、14はハイブリッド・フィルタ、15はビット・レート情報及びサンプリング周波数を受けて符号化を行う符号化器であり、これらは従来周知のように構成される。
16は符号化器15が出力するオーディオ符号化データを一時格納する中間バッファ、17は中間バッファ16からのオーディオ符号化データの読み出しを制御すると共に、読み出したオーディオ符号化データのバイト数をカウントするバイト・カウンタであり、リセット命令によりリセットされる。
18は中間バッファ16から読み出したオーディオ符号化データに補助データ(Ancillary Data)を付加する補助データ付加器であり、本例では、全てのビットを“0”とする32×5ビットの補助データが付加される。MP3規格によれば、補助データは、メイン・データの終わりから次のメイン・データの先頭までの間に挿入すれば、何ビットでも自由に使うことができるとされている。
19は補助データ付加器18が出力するオーディオ符号化データにメイン・データの先頭位置を示すアドレス・ポインタであるmain_data_beginを含むサイド情報を付加するサイド情報付加器である。
20はサイド情報付加器19が出力するオーディオ符号化データ内の補助データの最初の32ビット部分にLBAを上書きするLBA書き込み器、21はLBA書き込み器20が出力するオーディオ符号データ内の補助データのうち、LBAが上書きされていない残りの32×4ビットの部分に早送り・早戻し再生時の飛び先LBAを上書きする飛び先LBA書き込み器である。
本例では、早送り・早戻し再生時の飛び先LBAとして、LBAにオフセットを加算した、各32ビットからなる、4倍速早送り再生の場合の飛び先LBA(LBA_f4)と、8倍速早送り再生の場合の飛び先LBA(LBA_f8)と、4倍速早戻し再生の場合の飛び先LBA(LBA_b4)と、8倍速早戻し再生の場合の飛び先LBA(LBA_b8)が上書きされる。
22は中間バッファ16から読み出されるオーディオ符号化データの総バイト数を観測し、その数が2048バイトになる度にカウント値を+1とすることによりLBAの値を取得し、取得したLBAの値をLBA書き込み器20に与え、対応する飛び先LBA(LBA_f4、LBA_f8、LBA_b4、LBA_b8)を飛び先LBA書き込み器21に与えるLBカウンタであり、リセット命令でリセットされる。
23は飛び先LBA書き込み器21から出力されるオーディオ符号化データにフレーム・ヘッダを付加してLBA及び飛び先LBA入りのMP3符号化データを出力するフレーム形成器であり、フレーム形成器23にはビット・レート情報及びサンプリング周波数Fsが与えられる。
図2は従来のMP3符号化データと本発明のオーディオ符号器の一実施形態で生成されるMP3符号化データの構成を示す図である。(A)は従来のMP3符号化データの場合、(B)は本発明のオーディオ符号器の一実施形態で生成されるMP3符号化データの場合である。本発明のオーディオ符号器の一実施形態で生成されるMP3符号化データの場合には、各フレームのメイン・データの後段に、全てのビットを“0”とする32×ビットの補助データが付加され、この付加された補助データに各32ビットのLBA及び飛び先LBA_f4、LBA_f8、LBA_b4、LBA_b8が上書きされている。
図3は本発明のオーディオ符号器の一実施形態の動作(本発明のオーディオ符号化方法の一実施形態)を示すフローチャートである。本発明のオーディオ符号器の一実施形態においては、フレーム長算出手段(図示せず)で、ビット・レート(BR)とサンプリング周波数(Fs)から、1フレームの長さLが算出される(ステップP1)。算出式は、数4に示す式が使用される。
Figure 0004619131
なお、数5に示すように、1フレームの長さLから、フレーム・ヘッダの4バイト、サイド情報の32バイト、補助データの(32×5)/8=20バイトを引いたバイト数Mが、1フレーム中にメイン・データとして使用できるバイト数である。
Figure 0004619131
次に、バイト・カウンタ17のリセット(ステップP2)、LBカウンタ22のリセットを行う(ステップP3)。ここまでが、符号化の準備であり、符号化開始命令が発行されると(ステップP4でYESの場合)、入力バッファ13は、オーディオ信号の取込みを開始する。入力バッファ13に取込まれたオーディオ信号は、ハイブリッド・フィルタ14、符号化器15を通過して順次符号化されていく。
符号化器15が出力するオーディオ符号化データは、一旦、中間バッファ16に書き込まれる(ステップP5)。そして、バイト・カウンタ17及びLBカウンタ22がスタートし(ステップP6、P7)、バイト・カウンタ17の制御により、中間バッファ16からオーディオ符号化データが前述のMバイトに達するまで読み出される(ステップP8)。
中間バッファ16から読み出したオーディオ符号化データのバイト数がMバイトに達すると(ステップP9でYESの場合)、補助データ付加器18により、全てのビットを“0”とする32×5ビットのデータが、補助データとして、メイン・データの後段に付加される(ステップP10)。
他方、LBカウンタ22は、バイト・カウンタ17により中間バッファ16から読み出されるオーディオ符号化データの総バイト数を観測し、そのバイト数が2048バイトになる度に、カウント値(LBAの値)をインクリメント(+1)する(ステップP11、P12)。
また、補助データ付加器18によって補助データを付加されたオーディオ符号化データは、サイド情報付加器19において、メイン・データの先頭位置を示すアドレス・ポインタであるmain_data_beginを含むサイド情報が付加される(ステップP13)。
そして、サイド情報を付加されたオーディオ符号化データは、LBA書き込み器20により、補助データの最初の32ビット部分に、LBカウンタ22から与えられるLBAの値が上書きされる(ステップP14)。
次に、飛び先LBA書き込み器21により、LBAが上書きされていない補助データの残りの32×4ビット部分に、LBカウンタ22から与えられる飛び先LBA(LBA_f4、LBA_f8、LBA_b4、LBA_b8)が上書きされる(ステップP15)。
そして、補助データにLBA及び飛び先LBAが上書きされたオーディオ符号化データは、フレーム形成器23に入力し、フレーム・ヘッダが付加され、LBA及び飛び先LBA付きのMP3符号化データが完成する(ステップP16)。
図4は本発明のオーディオ復号器の一実施形態の概略的構成図である。本発明のオーディオ復号器の一実施形態は、本発明のオーディオ符号器の一実施形態が生成したMP3符号化データを復号するものである。
図4中、24は復号化開始命令を受けて復号対象のMP3符号化データのフレーム・ヘッダの探索を行うフレーム・ヘッダ分解器、25はフレーム・ヘッダ分解器24が出力するMP3符号化データを格納する入力バッファであり、3フレーム分の容量を持つものである。
26は入力バッファ25から読み出されるMP3符号化データに含まれているサイド情報を抽出するサイド情報抽出器、27はサイド情報抽出器26から出力されるMP3符号化データの復号化を行う復号化器、28は復号化器27から出力されるデジタル信号からなるオーディオ信号が格納される中間バッファである。
29は入力バッファ25に記憶されたオーディオ信号からLBAを抽出するLBA抽出器、30は入力バッファ25に記憶されたオーディオ信号から飛び先LBAを抽出する飛び先LBA抽出器、31は逆ハイブリッド・フィルタ、32は逆ハイブリッド・フィルタ31から出力されるオーディオ信号を格納する出力バッファである。
33はメイン・データの終端アドレスを格納する終端アドレス・レジスタ、34はLBA抽出器29が抽出したLBAを格納するLBAレジスタ、35は4倍速早送り再生の場合の飛び先LBA(LBA_f4)を格納する飛び先LBAレジスタ、36は8倍速早送り再生の場合の飛び先LBA(LBA_f8)を格納する飛び先LBAレジスタである。
37は4倍速早戻し再生の場合の飛び先LBA(LBA_b4)を格納する飛び先LBAレジスタ、38は8倍速早戻し再生の場合の飛び先LBA(LBA_b8)を格納する飛び先LBAレジスタである。
図5は本発明のオーディオ復号器の一実施形態の動作(本発明のオーディオ復号化方法の一実施形態)を示すフローチャートである。即ち、本発明のオーディオ復号器の一実施形態では、復号化開始命令が発行されると、まず、フレーム・ヘッダ分解器24で復号対象のMP3符号化データのフレーム・ヘッダを検索し始める(ステップQ1)。
そして、先頭のフレーム・ヘッダ(第1フレームのフレーム・ヘッダ)が見つかった場合には、次のフレーム・ヘッダ(第2フレームのフレーム・ヘッダ)が見つかるまで、入力バッファ25にMP3符号化データを書込む(ステップQ2)。これで、1フレーム分のMP3符号化データ(第1フレームのMP3符号化データ)を取り込んだことになる。
また、MP3符号化データの取込みと同時に、サイド情報抽出器26によりサイド情報の復号も行い(ステップQ3)、続いて、メイン・データの復号化を復号化器27で開始し(ステップQ4)、復号結果を中間バッファ28に格納する。
その後、メイン・データを順に復号していって、メイン・データの終端に到達した場合(ステップQ5でYESの場合)には、一旦、復号を中断し、メイン・データの終端アドレスを終端アドレス・レジスタ33に記録しておく(ステップQ6)。この終端アドレスが、補助データ領域の先頭アドレスになる。
なお、メイン・データの終端判定は、補助データが出現したか否かで行う。これは、補助データ領域に書き込まれたLBAと飛び先LBAはMP3の符号語シンタクスには存在しないので、容易に判別が可能であるということを利用するものである。
次に、次のフレーム・ヘッダ(第3フレームのフレーム・ヘッダ)を検索し(ステップQ7)、復号対象のMP3符号化データを入力バッファ25に取り込み、第3フレームのフレーム・ヘッダを検出したところで、取込みを止める(ステップQ8)。これにより、入力バッファ25には第2フレームのMP3符号化データが格納されたことになる。
この過程で第2フレーム内のサイド情報を復号し(ステップQ9)、更に、第2フレーム内のmain_data_beginを参照する(ステップQ10)。このmain_data_beginには、第2フレームのメイン・データの先頭位置(先頭アドレス・ポインタ)が示されている。この第2フレームのメイン・データの先頭アドレスが補助データ領域の終端アドレスである。
これで、補助データ領域の先頭アドレスと終端アドレスが分かったので、中間バッファ28の該当アドレスにアクセスし、補助データ領域に書き込まれているLBA及び飛び先LBAをLBA抽出器29及び飛び先LBA抽出器30で抽出する(ステップQ11、Q12)。
LBA抽出器29及び飛び先LBA抽出器30で抽出したLBA及び飛び先LBAは、それぞれレジスタ34〜38に格納され、外部のホストCPUからの現在再生位置取得命令に従って、任意タイミングで上位システムに返却される。
図6は本発明のオーディオ符号器及びオーディオ復号器の一実施形態を使用した場合の早送り再生(FF)又は早戻し再生(FB)の手順を示すフローチャートである。即ち、本発明のオーディオ符号器及びオーディオ復号器の一実施形態を使用した場合には、早送り再生又は早戻し再生の命令が発行されると(ステップN1)、現在再生している位置LBA_cがLBAレジスタ34から読み出されることにより取得される(ステップN2)。
次に、早送り再生又は早戻し再生の速度(4倍速再生又は8倍速再生)の指示がされると(ステップN3)、飛び先LBAレジスタ35〜38に記憶されている飛び先LBA_f4、LBA_f8、LBA_b4、LBA_b8の中のいずれかが読み出されることにより、飛び先LBAが決定される(ステップN4)。
次に、データの転送が行われ(ステップN5)、微小再生期間Δpbが終了した場合(ステップP6でYESの場合)には、残りデータのフラッシュ(消去)が行われる(ステップN7)。なお、ステップN4〜N7は早送り再生又は早戻し再生を終了させるまで繰り返して行われる。
以上のように、本発明のオーディオ符号器の一実施形態によれば、MP3符号化データに、LBA書き込み器20により再生位置情報であるLBAを含めることができ、飛び先LBA書き込み器21により早送り・早戻し再生時の飛び先位置情報である飛び先LBAを含めることができる。
また、本発明のオーディオ復号器の一実施形態によれば、LBA抽出器29によりMP3符号化データに含まれているLBAを抽出することができ、飛び先LBA抽出器30によりMP3符号化データに含まれている飛び先LBAを抽出することができる。
したがって、本発明のオーディオ符号器及びオーディオ復号器の一実施形態によれば、オーディオ復号器において複雑な計算を行うことなしに現在再生位置情報を取得することができるので、通常再生から早送り再生又は早戻し再生に遷移するまでの時間を短くし、聴感上のもたつき感がなくなるようにすることができる。
ここで、本発明を整理すると、本発明には、少なくとも、以下のオーディオ符号化方法、オーディオ復号化方法、オーディオ符号器及びオーディオ復号器が含まれる。
(付記1)オーディオ信号を符号化するオーディオ符号化方法であって、オーディオ符号化データに再生位置情報を含める工程を有することを特徴とするオーディオ符号化方法。
(付記2)前記オーディオ符号化データに飛び先位置情報を含める工程を有することを特徴とする付記1記載のオーディオ符号化方法。
(付記3)オーディオ符号化データを復号化するオーディオ復号化方法であって、前記オーディオ符号化データに含まれている再生位置情報を抽出する工程を有することを特徴とするオーディオ復号化方法。
(付記4)前記オーディオ符号化データに含まれている飛び先位置情報を抽出する工程を有することを特徴とする付記3記載のオーディオ復号化方法。
(付記5)オーディオ信号を符号化するオーディオ符号器であって、オーディオ符号化データに再生位置情報を含める手段を有することを特徴とするオーディオ符号器。
(付記6)前記オーディオ符号化データに飛び先位置情報を含める手段を有することを特徴とする付記5記載のオーディオ符号器。
(付記7)前記符号化は、MPEGオーディオ・レイヤ3方式によるものであり、前記再生位置情報及び前記飛び先位置情報は、補助データ領域に書き込まれることを特徴とする付記6記載のオーディオ符号器。
(付記8)オーディオ符号化データを復号化するオーディオ復号器であって、前記オーディオ符号化データに含まれている再生位置情報を抽出する手段を有することを特徴とするオーディオ復号器。
(付記9)前記オーディオ符号化データに含まれている飛び先位置情報を抽出する手段を有することを特徴とする付記8記載のオーディオ復号器。
本発明のオーディオ符号器の一実施形態の概略的構成図である。 従来のMP3符号化データと本発明のオーディオ符号器の一実施形態で生成されるMP3符号化データの構成を示す図である。 本発明のオーディオ符号器の一実施形態の動作(本発明のオーディオ符号化方法の一実施形態)を示すフローチャートである。 本発明のオーディオ復号器の一実施形態の概略的構成図である。 本発明のオーディオ復号器の一実施形態の動作(本発明のオーディオ復号化方法の一実施形態)を示すフローチャートである。 本発明のオーディオ符号器及びオーディオ復号器の一実施形態を使用した場合の早送り再生又は早戻し再生の手順を示すフローチャートである。 MP3符号化データの再生速度と再生されるMP3符号化データとの関係を示す図である。 MP3符号化データを早送り再生(FF)又は早戻し再生(FB)する場合の従来方法を示すフローチャートである。 現在再生位置特定の必要性を説明するための図である。 第1従来例の現在再生位置算出方法を説明するための図である。 第1従来例及び第2従来例の現在再生位置算出方法が有する問題点を説明するための図である。
符号の説明
1…CD、2…後尾のタイトル、3…タイトル2の先端、4…タイトル2の終端、5…CD、6…CDドライバ、7…デコーダ、8…トラック・バッファ、9…オーディオ・バッファ、10…DSP入力バッファ、11…オーディオ・デコーダ、12…DSP出力バッファ、13…入力バッファ、14…ハイブリッド・フィルタ、15…符号化器、16…中間バッファ、17…バイト・カウンタ、18…補助データ付加器、19…サイド情報付加器、20…LBA書き込み器、21…飛び先LBA書き込み器、22…LBカウンタ、23…フレーム形成器、24…フレーム・ヘッダ分解器、25…入力バッファ、26…サイド情報抽出器、27…復号化器、28…中間バッファ、29…LBA抽出器、30…飛び先LBA抽出器、31…逆ハイブリッド・フィルタ、32…出力バッファ、33…終端アドレス・レジスタ、34…LBAレジスタ、35〜38…飛び先LBAレジスタ

Claims (3)

  1. オーディオ信号を符号化するオーディオ符号化方法であって、
    デジタル化されたオーディオ信号を符号化する符号化工程と、
    前記符号化工程により作成されたオーディオ符号化データ内の各フレームのメイン・データの後段に全ビットを同一論理値とする所定ビット数の補助データを付加する補助データ付加工程と、
    前記補助データ付加工程により得られるオーディオ符号化データにメイン・データの先頭位置を示す情報を含むサイド情報を付加するサイド情報付加工程と、
    前記サイド情報付加工程により得られるオーディオ符号化データ内の前記補助データの最初の所定ビット部分に早送り再生又は早戻し再生を行う場合に再生位置情報として利用する論理ブロック・アドレスを上書きする論理ブロック・アドレス書き込み工程と、
    前記論理ブロック・アドレス書き込み工程により得られるオーディオ符号化データ内の前記補助データのうち、前記論理ブロック・アドレスが上書きされていない残りの部分に、早送り再生又は早戻し再生を行う場合の飛び先の再生位置情報である論理ブロック・アドレスを上書きする飛び先論理ブロック・アドレス書き込み工程とを有すること
    を特徴とするオーディオ符号化方法。
  2. オーディオ信号を符号化するオーディオ符号器であって、
    デジタル化されたオーディオ信号を符号化する符号化器と、
    前記符号化器により作成されたオーディオ符号化データ内の各フレームのメイン・データの後段に全ビットを同一論理値とする所定ビット数の補助データを付加する補助データ付加器と、
    前記補助データ付加器が出力するオーディオ符号化データにメイン・データの先頭位置を示す情報を含むサイド情報を付加するサイド情報付加器と、
    前記サイド情報付加器が出力するオーディオ符号化データ内の前記補助データの最初の所定ビット部分に早送り再生又は早戻し再生を行う場合に再生位置情報として利用する論理ブロック・アドレスを上書きする論理ブロック・アドレス書き込み器と、
    前記論理ブロック・アドレス書き込み器が出力するオーディオ符号化データ内の前記補助データのうち、前記論理ブロック・アドレスが上書きされていない残りの部分に、早送り再生又は早戻し再生を行う場合の飛び先の再生位置情報である論理ブロック・アドレスを上書きする飛び先論理ブロック・アドレス書き込み器とを有すること
    を特徴とするオーディオ符号器。
  3. オーディオ符号化データを復号化するオーディオ復号器であって、
    請求項2に記載のオーディオ符号器により作成されたオーディオ符号化データから、早送り再生又は早戻し再生を行う場合に再生位置情報として利用する論理ブロック・アドレスを抽出する論理ブロック・アドレス抽出器と、
    請求項2に記載のオーディオ符号器により作成されたオーディオ符号化データから、早送り再生又は早戻し再生を行う場合の飛び先の再生位置情報である論理ブロック・アドレスを抽出する飛び先論理ブロック・アドレス抽出器とを有すること
    を特徴とするオーディオ復号器。
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