JP3745936B2 - 映像音声信号記録装置および映像音声信号記録再生装置 - Google Patents

映像音声信号記録装置および映像音声信号記録再生装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像データおよび音声データを多重し、それらを記録媒体に対して記録または記録/再生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
MPEG等の圧縮率の高い映像信号符号化方法では、数フレーム分の画像データを一つのピクチャグループGOP(Group of Picture)としてフレーム間圧縮を行っている。
【0003】
かかる方法では、GOP内の1フレームについてはフレーム内圧縮を行い比較的多いデータ量で符号化し、そのGOP内の他のフレームについてはその前後のフレームとの時間的な冗長度を利用することにより、画質を損なうことなく低いデータ量での符号化を可能にしている。
【0004】
図7は、MPEG符号化される前後のデータ並びの一例を示している。
【0005】
図7において、701〜705は符号化前の1フレーム分の画像データ(ピクチャ)で、表示順はピクチャ701、702、…705である。
【0006】
この例では、この5フレーム分のピクチャを1つのGOPとして符号化を行い、さらに先頭フレームのピクチャ701をフレーム内圧縮で符号化している。MPEGでは、このようにフレーム内圧縮された動画データをIピクチャ(フレーム内予測符号化画像:Intra-coded picture)、そのフレームをIフレームという。
【0007】
また、ピクチャ703については、ピクチャ701との時間的な相関関係を利用し、フレーム間圧縮を行っている。MPEGでは、このように、時間的に過去の1フレームのピクチャを参考にして符号化された動画データをPピクチャ(前方向予測符号化画像:Predictive-coded picture)、そのフレームをPフレームという。また、このときのピクチャ701のように、符号化に際し参考にされたピクチャを参照ピクチャという。
【0008】
さらに、ピクチャ702については、ピクチャ701とピクチャ703の2フレーム分のピクチャを参照ピクチャとして画像データが符号化される。MPEGでは、このように、時間的に前後2つのフレームのピクチャを利用し符号化された動画データをBピクチャ(双方向予測符号化画像:Bidirectionally-coded picture)、そのフレームをBフレームという。
【0009】
一般的に、PフレームはIフレームよりも符号化効率がよく、BフレームはPフレームよりさらに符号化効率がよい。従って、1つのIフレームに対するPフレーム、Bフレームのフレーム数が多く、その中でもBフレームの数が多ければ多いほど、符号化の効率は上がる。
【0010】
図7に示すピクチャ706〜710はピクチャ701〜705の動画データを符号化した符号化データを示している。符号化データは、復号に必要な順番に並ぶため、データの並び順はIピクチャ706、Pピクチャ708、Bピクチャ705、Pピクチャ710、Bピクチャ709となる。
【0011】
この例で、仮に、Bピクチャ709以降の符号化データを復号し、符号化前の動画データであるピクチャ704を表示しようとした場合、Pピクチャ708、710を復号して、ピクチャ704の符号化に際して用いた2つの参照ピクチャであるピクチャ703、705を得る必要がある。さらに、Pピクチャ708を復号してピクチャ703を得るには、Iピクチャ706を復号して、ピクチャ703の参照ピクチャであるピクチャ701を得る必要がある。
【0012】
以上のことから、1GOP内のフレーム数が多ければ符号化の効率が上がるが、逆に、一部の信号の欠損が及ぼす影響が大きくなることがわかる。
【0013】
民生用システムでは、映像信号をRec601規格によりデジタル化した動画データを扱うシステムを例にとると、符号化の効率とランダムアクセス性のバランスから1GOPを15フレームで構成し、数Mbps〜10Mbps程度で符号化するのが一般的である(ここで、pbs=Bit Per Second)。
【0014】
上記のようなMPEG等の符号化技術を用いて、N映像フレーム(Nは1以上の整数)を一つのGOPとしてフレーム間圧縮を用いて可変長符号化されたデータをM個(Mは1以上の整数)集めたMGOP分の符号化映像データと、固定長符号化または可変長符号化されたN×M映像フレーム時間に近いL音声フレーム分の符号化音声データと、それら圧縮データの復号のために必要な付加情報(以下、パケット付加情報という)とをパケット化してAVパケットとし、そのAVパケットを連続的に記録媒体に記録し、再生時には、記録媒体より読み出したデータをパケット付加情報を基に、映像および音声符号データに分離し、復号することで、映像音声記録再生装置を実現することができる。
【0015】
一方、記録媒体に光ディスク等のディスク媒体を使用している場合、トラックジャンプ時や、振動が加わった際のトラック外れの期間等、比較的長時間の記録不能期間が発生することがある。その場合のデータの欠損を防ぐため、ディスク媒体を記録媒体にしている装置では、記録データを一度メモリへ蓄えた後、間欠的にメモリからデータを読み出してディスク媒体へ記録する方法が一般的に用いられる。
【0016】
図8は、かかるメモリの動作を説明するための図であり、横軸は時間、縦軸はメモリへ蓄えられたデータ量を示している。図8に示すように、メモリへの書き込みはほぼ一定速度で行われ、メモリからのデータ読み出しは間欠的に行われる。データの書き込み速度よりも読み出し速度が速いので、メモリへ蓄えられたデータ量は、データ読み出し期間(DR)には減少し、それ以外の期間には増加する。通常動作時に、メモリの残量がゼロにならない様に設計することで、ディスク媒体に対する記録不能期間でのデータの欠損をなくすことができる。
【0017】
また、振動等によってディスク媒体のトラックが外れてディスク媒体への書き込みができなくなった場合でも、メモリの残量がゼロになる前にディスク媒体への書き込みを再開できれば、データの欠損なくディスク媒体への記録が可能となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、機器に一定時間を超えて振動が加わり続けた場合等、ディスク媒体への書き込みが長時間にわたって出来ず、メモリの残量がゼロになってしまった場合には、データの一部が失われることになる。特に、前述のGOP単位のAVパケットのような比較的大きなデータ構造を持つデータの一部が失われたものをそのまま記録してしまうと、再生時に大きな画像の乱れが発生することになる。
【0019】
よって、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、欠損のないAVパケットを記録媒体に記録可能な映像音声信号記録装置、および欠損を識別する情報を記録し、その情報に基づき欠損のないAVパケットを再生可能な映像音声信号記録再生装置を提供することで、記録媒体の再生時における画像乱れを抑制することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明に係る第1の映像音声信号記録装置は、入力された映像データと音声データの一方または両方を符号化する符号化手段と、前記符号化手段からの符号化データを受けて、再生時に必要な情報を付加してAVパケットデータを生成するAVパケット生成手段と、前記AVパケット生成手段からのAVパケットデータを保持するメモリ手段と、少なくとも記録媒体上での記録データの位置およびサイズを含むファイル管理情報を生成するファイル管理情報発生手段と、前記メモリ手段から読み出されたAVパケットデータと前記ファイル管理情報発生手段から出力されたファイル管理情報を記録媒体に記録する記録制御手段と、前記メモリ手段に対する前記AVパケットデータの書き込みおよび読み出しを制御するメモリ制御手段と、前記メモリ手段における残り容量を検出するメモリ残量検出手段とを備え、
前記ファイル管理情報発生手段は、前記メモリ残量検出手段により残り容量が所定値以下になったことが検出された場合、その時点で前記メモリ手段に保持さてれているAVパケットデータの境界および既に記録媒体上に記録されたAVパケットデータの境界のうち、最新の境界で記録データのファイルを終了するように、前記ファイル管理情報を生成することを特徴とする。
【0023】
前記の目的を達成するため、本発明に係る第の映像音声信号記録装置は、入力された映像データと音声データの一方または両方を符号化する符号化手段と、前記符号化手段からの符号化データを受けて、再生時に必要な情報を付加してAVパケットデータを生成するAVパケット生成手段と、前記AVパケット生成手段からのAVパケットデータを保持するメモリ手段と、少なくとも記録媒体上での記録データの位置およびサイズを含むファイル管理情報を生成するファイル管理情報発生手段と、前記メモリ手段から読み出されたAVパケットデータと前記ファイル管理情報発生手段から出力されたファイル管理情報を記録媒体に記録する記録制御手段と、前記メモリ手段に対する前記AVパケットデータの書き込みおよび読み出しを制御するメモリ制御手段と、前記メモリ手段における残り容量を検出するメモリ残量検出手段とを備え、
前記ファイル管理情報発生手段は、前記メモリ残量検出手段により残り容量が所定値以下になったことが検出された場合、その時点で前記メモリ手段に保持さてれているAVパケットデータの境界および既に記録媒体上に記録されたAVパケットデータの境界のうち、最新の境界で記録データのファイルを終了させた後、前記メモリ残量検出手段により残り容量が所定値を上回ったことが検出された直後のAVパケットデータの先頭から新規のファイルとして記録するように、前記ファイル管理情報を生成することを特徴とする。
【0024】
上記の構成によれば、メモリ制御またはファイル管理情報により欠損の無いAVパケットデータを記録媒体に記録することができ、または欠損を識別する特殊情報を記録し、その特殊情報に基づき欠損のないAVパケットデータを再生することができるので、記録媒体の再生時における画像の乱れを抑えることが可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0026】
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態について、図1および図2を用いて説明する。
【0027】
図1は、本発明の第1実施形態による映像音声記録装置の一構成例を示すブロック図である。
【0028】
図1において、112は映像信号入力端子、113は音声信号入力端子、101は映像符号化手段、102は音声符号化手段、103はAVパケット生成手段、104はメモリ手段、106、107、108はそれぞれメモリ書き込み制御手段、メモリ読み出し制御手段、パケット先頭アドレス保持手段であり、これらによりメモリ制御手段105が構成される。109はメモリ残量検出手段、110は記録制御手段、111は記録媒体である。
【0029】
ここで、メモリ手段104の容量は、AVパケット生成手段103の出力する1AVパケットのサイズより大きくなるように予め選択される。
【0030】
以下、図1に示す映像音声記録装置の動作について説明する。
【0031】
映像入力端子112から入力された映像信号は、映像信号符号化手段101に入力される。映像信号符号化手段101は、符号化映像データと、パケット付加情報を作成するのに必要な映像データ付加情報をAVパケット生成手段103へと出力する。音声信号入力端子113から入力された音声信号は、音声符号化手段102に入力される。音声符号化手段102は、符号化音声データと、パケット付加情報を作成するのに必要な音声データ付加情報をAVパケット生成手段103へと出力する。
【0032】
AVパケット生成手段103は、AVパケットの構造に関する情報、例えば、パケットの先頭と最後の出力タイミングをメモリ制御手段105へ出力すると共に、AVパケットデータをメモリ手段104へ出力する。
【0033】
メモリ制御手段105では、メモリ残量検出手段109にてメモリ残量がゼロになったことが検出されない間は、AVパケット生成手段103からの情報を基に、メモリ書き込み制御手段106において、メモリへの書き込みアドレスや書き込みイネーブル信号が生成され、メモリ手段104へ出力される。また、パケット先頭アドレス保持手段108において、最後にメモリに書き込まれたパケットの先頭アドレスが保持される。
【0034】
記録制御手段110は、記録媒体111へデータが書き込み可能であることを示す信号をメモリ読み出し手段107に出力する。メモリ読み出し制御手段107は、記録制御手段110からの信号にしたがって、メモリ手段104からのデータ読み出しに必要な読み出しアドレスや読み出しイネーブル信号を生成し、メモリ手段104へ出力する。
【0035】
メモリ手段104から読み出されたAVパケットデータは、記録制御手段110へ出力され、記録制御手段110はメモリ手段104から読み出されたAVパケットデータを記録媒体111へ記録する。
【0036】
メモリ残量検出手段109は、メモリ書き込み制御手段106からメモリ書き込みアドレスを、メモリ読み出し制御手段107からメモリ読み出しアドレスを入力として、その両者を比較することにより、メモリ手段104の残り容量を検出する。
【0037】
通常は、メモリ手段104の残り容量が所定値以下になることは無いように設計されているが、何らかの要因によって、記録媒体111への書き込みが長時間にわたってできなかった場合は、メモリ手段104の残り容量が所定値以下になる場合がある。メモリ残量検出手段109は、例えば、メモリ書き込みアドレスとメモリ読み出しアドレスの差分値が一致したことを検出することで、メモリ手段104の残り容量がゼロになったことを検出し、その旨をメモリ書き込み制御手段106へ通知する。
【0038】
メモリ書き込み制御手段106は、メモリ残量検出手段109の出力信号によりメモリ残量が所定値以下になったことを知った場合、メモリ手段104へのAVパケットデータの書き込みを中止する。その後、メモリ残量が所定値を超えた後、次のAVパケットの先頭がAVパケット生成手段103から出力されたら、パケット先頭アドレス保持手段108に保持されているアドレスからメモリ手段104への書き込みを再開する。
【0039】
図2は、以上の動作を説明するための図である。図2(a)は、AVパケット生成手段103で生成されるパケット構造の一例を示す図であり、図2(b)は、メモリ手段104へ入力されるAVパケットデータを示しており、図2(c)はメモリ手段104の出力を示している。
【0040】
図2(b)において、符号202bで示すデータが出力された時点でメモリ残量が所定値以下になり、符号202cで示すデータが出力された時点でメモリ残量が所定値を超えたとすると、符号202bで示すデータが書き込まれた時点で、メモリ手段104への書き込みは中断される。
【0041】
書き込みが再開される際には、符号202cで示すデータの後の最初のAVパケットの先頭である符号202dで示すデータから、符号202bで示すデータの属するAVパケットの先頭である符号202aで示すデータに上書きするようにメモリ手段104へ書き込まれる。従って、メモリ手段104の出力は、図2(c)に示すように、AVパケットの一部の欠損の無いデータとなる。
【0042】
以上の動作によって、メモリ手段104の残り容量が無くなり、メモリ手段104の入力においてAVパケットデータが欠損した場合でも、記録媒体111には、メモリ手段104から出力されたAVパケットの一部の欠損が無いデータを記録することができ、再生時の画像の乱れを抑えることができる。
【0043】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図3および図4を用いて説明する。
【0044】
図3は、本発明の第2実施形態による映像音声記録再生装置の一構成例を示すブロック図である。
【0045】
図3において、112は映像信号入力端子、113は音声信号入力端子、101は映像符号化手段、102は音声符号化手段、103はAVパケット生成手段、104はメモリ手段である。305、309、310、108は、それぞれ、信号切り替え手段、メモリ書き込み制御手段、メモリ読み出し制御手段、パケット先頭アドレス保持手段であり、これらによりメモリ制御手段311が構成される。109はメモリ残量検出手段、306は特殊情報付加手段、110は記録制御手段、111は記録媒体、307は再生制御手段、308は特殊情報検出手段、304はAVパケット分離手段、302は映像復号化手段、303は音声復号化手段、300は映像出力端子、301は音声出力端子である。
【0046】
ここで、メモリ手段104の容量は、AVパケット生成手段103の出力する1AVパケットのサイズより大きくなるように予め選択される。
【0047】
以下、図3に示す映像音声記録再生装置の動作について説明する。
【0048】
まず、記録時の動作を説明する。なお、映像入力端子112、音声入力端子113、映像符号化手段101、音声符号化手段102、AVパケット生成手段103については、第1実施形態と同様の動作を行うので説明を省略する。
【0049】
AVパケット生成手段103の出力は信号切り替え手段305の一方の入力側に入力される。記録時は、信号切り替え手段305の出力側は実線で示した一方の入力側に接続され、それによりAVパケット生成手段103の出力がメモリ手段104へ供給される。
【0050】
メモリ制御手段311では、メモリ残量検出手段109にてメモリ残量がゼロになったことが検出されない間は、AVパケット生成手段103からの情報を基に、メモリ書き込み制御手段309において、メモリ手段104への書き込みアドレスや書き込みイネーブル信号が生成され、メモリ手段104へ出力される。また、パケット先頭アドレス保持手段108において、最後にメモリ手段104に書き込まれたパケットの先頭アドレスが保持される。
【0051】
記録制御手段110は、記録媒体111へデータが書き込み可能であることを示す信号をメモリ読み出し制御手段310に出力する。メモリ読み出し制御手段310は、記録制御手段110からの信号にしたがって、メモリ手段104からのデータ読み出しに必要な読み出しアドレスや読み出しイネーブル信号を生成し、メモリ手段104へ出力する。
【0052】
次に、メモリ手段104の出力は特殊情報付加手段306へ入力される。特殊情報付加手段306は、メモリ残量検出手段109においてメモリ残量が所定値以下になったことが検出されない限り、メモリ手段104の出力をそのまま記録制御手段110へ出力する。記録制御手段110は特殊情報付加手段306の出力信号を記録媒体111へ記録する。
【0053】
一方、メモリ残量検出手段109においてメモリ残量が所定値以下になったことが検出されると、メモリ読み出し制御手段310は、その時点でメモリ手段104中に最後に書き込まれたAVパケットの先頭アドレスを、パケット先頭アドレス保持手段108の出力を参照して知り、そのアドレスを読み出したタイミング信号を特殊情報付加手段306へ出力する。特殊情報付加手段306は、メモリ読み出し制御手段310から指示されたタイミングで、通常はAVパケット信号に現れないユニークな信号である特殊情報を付加する。
【0054】
図4は、以上の記録動作を説明するための図である。図4(a)は、AVパケット生成手段103で生成されるパケット構造の例を示す図であり、図4(b)は、メモリ手段104へ入力されるAVパケットデータを示しており、図4(c)は、特殊情報付加手段306の出力を示している。
【0055】
図4(b)において、符号202bで示すデータが出力された時点でメモリ残量が所定値以下になり、符号202cで示すデータが出力された時点でメモリ残量が所定値を超えたとすると、メモリ読み出し制御手段310は、メモリ手段104から符号202aで示されたデータが読み出されたタイミングを、特殊情報付加手段306に出力する。特殊情報付加手段306は、メモリ読み出し制御手段310からの信号のタイミングで特殊情報402を付加する。
【0056】
以上の動作により、記録媒体には、欠損のあるAVパケットの先頭に特殊情報402の付加された信号が記録されることになる。
【0057】
次に、再生時の動作について説明する。
【0058】
再生制御手段307が、記録媒体111に記録されているデータを読み出す。再生制御手段307は、記録媒体111から読み出した信号を、信号切り替え手段305と、特殊情報検出手段308に出力すると共に、信号を読み出したタイミングを示す信号をメモリ書き込み制御手段309へ出力する。
【0059】
信号切り替え手段305の出力側は、再生時には点線で示す他方の入力側に接続され、それにより再生制御手段307の出力がメモリ手段104へ供給される。
【0060】
特殊情報検出手段308において特殊情報402が検出されない場合は、メモリ書き込み制御手段309は、再生制御手段307の出力をそのままメモリ手段104へ記録するように書き込みアドレスや書き込みイネーブル信号を生成し、メモリ手段104へ出力する。
【0061】
メモリ読み出し制御手段310は、メモリ手段104からAVパケットデータを読み出すための読み出しアドレスや読み出しイネーブル信号を生成し、メモリ手段104へ出力する。メモリ手段104の出力はAVパケット分離手段304へ入力される。AVパケット分離手段304は、AVパケット信号を映像符号と音声符号に分離し、映像複号化手段302と音声複号化手段303へそれぞれ出力する。映像複号化手段302は映像符号を複号し、映像信号を映像信号出力端子300へ出力する。音声複号化手段303は音声符号を複号し、音声信号を音声信号出力端子301へ出力する。
【0062】
ここで、特殊情報検出手段308において特殊信号402が検出された場合は、特殊情報検出手段308は、そのタイミングをメモリ書き込み制御手段309へ出力する。メモリ書き込み制御手段309は、特殊情報検出手段308により特殊情報402が検出されたタイミングで、再生制御手段307の出力のメモリ手段104への書き込みを停止させる。その後、特殊情報検出手段308は、AVパケットの先頭を検出し、そのタイミングをメモリ書き込み制御手段309へ出力する。メモリ書き込み制御手段309は、特殊情報検出手段308によりAVパケットの先頭が検出されたタイミングで、再生制御手段307の出力のメモリ手段104への書き込みを再開させる。
【0063】
以上の動作によって、再生時にメモリ手段104へ書き込まれる信号はAVパケットの欠損のない信号となり、再生時におけるAVパケットの欠損による画像の乱れの発生を防ぐことができる。
【0064】
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について、図5および図6を用いて説明する。
【0065】
図5は、本発明の第3実施形態による映像音声記録装置の一構成例を示すブロック図である。
【0066】
図5において、112は映像信号入力端子、113は音声信号入力端子、101は映像符号化手段、102は音声符号化手段、103はAVパケット生成手段、104はメモリ手段である。106、502、503は、それぞれ、メモリ書き込み制御手段、メモリ読み出し制御手段、パケット最後尾アドレス保持手段であり、これらによりメモリ制御手段501が構成される。109はメモリ残量検出手段、506は信号切り替え手段、504は記録制御手段、111は記録媒体、505はファイル管理情報発生手段である。
【0067】
ここで、メモリ手段104の容量は、AVパケット生成手段103が出力する1AVパケットのサイズより大きくなるように予め選択される。
【0068】
以下、図5に示す映像音声記録装置の動作について説明する。なお、映像入力端子112、音声入力端子113、映像符号化手段101、音声符号化手段102、AVパケット生成手段103については、第1実施形態と同様の動作を行うので説明を省略する。
【0069】
AVパケット生成手段103は、AVパケットの構造に関する情報、例えば、パケットの先頭と最後尾の出力タイミングをメモリ書き込み制御手段106とパケット最後尾アドレス保持手段503へ出力すると共に、AVパケットデータをメモリ手段104へ出力する。
【0070】
メモリ書き込み制御手段106は、書き込みアドレスや書き込みイネーブル信号を生成し、メモリ手段104へ出力する。
【0071】
パケット最後尾アドレス保持手段503は、メモリ書き込み制御手段106の出力である書き込みアドレスを、AVパケット生成手段103からのAVパケットの最後尾出力タイミングでサンプリングすることで、メモリ手段104中のAVパケットの最後尾アドレスを保持する。
【0072】
メモリ読み出し制御手段502は、記録制御手段504からの要求に従って、読み出しアドレスや読み出しイネーブル信号を生成し、メモリ手段104へ出力する。
【0073】
ファイル管理情報発生手段505は、ファイル管理情報を出力する際以外は、信号切り替え手段506の出力側を実線で示す一方の入力側へ接続する。その間、メモリ手段104から読み出された信号は記録制御手段504へ供給され、記録媒体111に記録される。
【0074】
ここで、メモリ残量検出手段109において、メモリ残量が所定値以下になったことが検出されると、メモリ読み出し制御手段502は、そのタイミングでのパケット最後尾アドレス保持手段503からの出力アドレスを保持して、メモリ読み出し制御手段502で生成されるメモリ読み出しアドレスと、取り込んだパケット最後尾アドレス保持手段503からの出力アドレスとが一致したタイミングを示す信号を、記録制御手段504およびファイル管理情報発生手段505へ出力する。
【0075】
記録制御手段504は、メモリ読み出し制御手段502から受け取ったタイミングに対応するAVパケットデータの記録媒体111への、記録媒体111上での書き込みアドレスをファイル管理情報発生手段505へ出力する。
【0076】
ファイル管理情報発生手段505は、メモリ読み出し制御手段502からのタイミング信号と、記録制御手段504からの出力アドレス情報とに基づいて、記録制御手段504からの出力アドレスにおいてファイルを終了するようにファイル管理情報を作成し、信号切り替え手段506の出力側が点線で示す他方の入力側に接続されるように切り替え、ファイル管理情報を記録制御手段504へ出力する。記録制御手段504は、受け取ったファイル管理情報を記録媒体111上の所定の位置へ書き込む。
【0077】
その後、メモリ残量検出手段109においてメモリ残量が所定値を上回ったことが検出されたら、メモリ読み出し制御手段502は、その直後にパケット最後尾アドレス保持手段503が更新されたタイミングでのパケット最後尾アドレス保持手段503の出力アドレスを保持し、メモリ読み出しアドレスと保持しているパケット最後尾アドレス保持手段503の出力アドレスとが一致したタイミングを示す信号を記録制御手段504へ出力する。記録制御手段504は、そのタイミング以後のAVパケット信号を別ファイルとして記録媒体111に記録する。
【0078】
図6は、以上の記録動作を説明するための図である。図6(a)は、AVパケット生成手段103で生成されるパケット構造の例を示す図であり、図6(b)は、メモリ手段104へ入力されるAVパケットデータを示している。
【0079】
図6(b)において、符号602bで示すデータが出力された時点でメモリ残量が所定値以下になり、符号602cで示すデータが出力された時点でメモリ残量が所定値を上回ったとすると、符号602aで示すデータが記録された記録媒体111上のアドレスが、記録制御手段504からファイル管理情報発生手段505へ出力され、ファイル管理情報発生手段505は、符号602aで示すデータが記録された記録媒体111上のアドレスにおいてファイルを終了する情報を作成し、それを記録媒体111上の所定の位置へ記録する。
【0080】
その後、メモリ残量が所定値を超えた直後のAVパケットの先頭である符号602dで示すデータ以後は、別のファイルとして記録される。
【0081】
以上の動作により、欠損のあるAVパケットを少なくとも見かけ上排除することができるため、再生時における画像の乱れを抑えることができる。
【0082】
また、本実形態では、ファイルの管理情報によって欠損のあるAVパケットデータを排除するため、第1実施形態の場合と異なり、メモリ手段104や記録媒体111に書き込まれるデータは、必ずしも図6中の符号602aで示すデータまでである必要は無い。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、欠損の無いAVパケットを記録媒体に記録することができ、または欠損を識別する付加情報を記録し、その付加情報に基づき欠損のないAVパケットを再生することができるので、記録媒体の再生時における画像の乱れを抑えることが可能になるという格別な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による映像音声信号記録装置の一構成例を示すブロック図
【図2】 本発明の第1実施形態による映像音声信号記録装置におけるAVパケットの構造図(a)、メモリ手段104への入力信号を模式的に示すタイミング図(b)、およびメモリ手段104からの出力信号を模式的に示すタイミング図(c)
【図3】 本発明の第2実施形態による映像音声信号記録装置の一構成例を示すブロック図
【図4】 本発明の第2実施形態による映像音声信号記録装置におけるAVパケットの構造図(a)、メモリ手段104への入力信号を模式的に示すタイミング図(b)、および特殊情報付加手段306からの出力信号を模式的に示すタイミング図(c)
【図5】 本発明の第3実施形態による映像音声信号記録装置の一構成例を示すブロック図
【図6】 本発明の第3実施形態による映像音声信号記録装置におけるAVパケットの構造図(a)、およびメモリ手段104への入力信号を模式的に示すタイミング図(b)
【図7】 符号化前動画データ(a)からMPEG符号化データ(b)を作成する様子を模式的に示す図
【図8】 メモリに蓄えられたデータ量の時間による増減を示す図
【符号の説明】
101 映像符号化手段
102 音声符号化手段
103 AVパケット生成手段
104 メモリ手段
105、311、501 メモリ制御手段
106、309 メモリ書き込み制御手段
107、310、502 メモリ読み出し制御手段
108 パケット先頭アドレス保持手段
109 メモリ残量検出手段
110、504 記録制御手段
111 記録媒体
302 映像復号化手段
303 音声復号化手段
304 AVパケット分離手段
305、506 信号切り替え手段
306 特殊情報付加手段
307 再生制御手段
308 特殊情報検出手段
503 パケット最後尾アドレス保持手段
505 ファイル管理情報発生手段

Claims (4)

  1. 入力された映像データと音声データの一方または両方を符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段からの符号化データを受けて、再生時に必要な情報を付加してAVパケットデータを生成するAVパケット生成手段と、
    前記AVパケット生成手段からのAVパケットデータを保持するメモリ手段と、
    少なくとも記録媒体上での記録データの位置およびサイズを含むファイル管理情報を生成するファイル管理情報発生手段と、
    前記メモリ手段から読み出されたAVパケットデータと前記ファイル管理情報発生手段から出力されたファイル管理情報を記録媒体に記録する記録制御手段と、
    前記メモリ手段に対する前記AVパケットデータの書き込みおよび読み出しを制御するメモリ制御手段と、
    前記メモリ手段における残り容量を検出するメモリ残量検出手段とを備え、
    前記ファイル管理情報発生手段は、前記メモリ残量検出手段により残り容量が所定値以下になったことが検出された場合、その時点で前記メモリ手段に保持されているAVパケットデータの境界および既に記録媒体上に記録されたAVパケットデータの境界のうち、最新の境界で記録データのファイルを終了するように、前記ファイル管理情報を生成することを特徴とする映像音声信号記録装置。
  2. 入力された映像データと音声データの一方または両方を符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段からの符号化データを受けて、再生時に必要な情報を付加してAVパケットデータを生成するAVパケット生成手段と、
    前記AVパケット生成手段からのAVパケットデータを保持するメモリ手段と、
    少なくとも記録媒体上での記録データの位置およびサイズを含むファイル管理情報を生成するファイル管理情報発生手段と、
    前記メモリ手段から読み出されたAVパケットデータと前記ファイル管理情報発生手段から出力されたファイル管理情報を記録媒体に記録する記録制御手段と、
    前記メモリ手段に対する前記AVパケットデータの書き込みおよび読み出しを制御するメモリ制御手段と、
    前記メモリ手段における残り容量を検出するメモリ残量検出手段とを備え、
    前記ファイル管理情報発生手段は、前記メモリ残量検出手段により残り容量が所定値以下になったことが検出された場合、その時点で前記メモリ手段に保持されているAVパケットデータの境界および既に記録媒体上に記録されたAVパケットデータの境界のうち、最新の境界で記録データのファイルを終了させた後、前記メモリ残量検出手段により残り容量が所定値を上回ったことが検出された直後のAVパケットデータの先頭から新規のファイルとして記録するように、前記ファイル管理情報を生成することを特徴とする映像音声信号記録装置。
  3. 前記映像音声信号記録装置は最後尾アドレス保持手段をさらに備え、前記最後尾アドレス保持手段は、前記メモリ制御手段の出力である書込みアドレスを、前記AVパケット生成手段からのAVパケットの最後尾出力タイミングでサンプリングすることで、前記メモリ手段の中のAVパケットの最後尾アドレスを保持し、
    前記ファイル管理情報生成手段は、前記メモリ残量検出手段によりメモリ残量が所定値以下になったことが検出されたタイミングにおいて、前記最後尾アドレス保持手段に保持されている最後尾アドレスのデータが書き込まれた前記記録媒体上のアドレスでファイルを終了させるようにファイル管理情報を生成する請求項1または2記載の映像音声信号記録装置。
  4. 前記ファイル管理情報生成手段は、前記メモリ残量検出手段によりメモリ残量が所定値を上回ったことが検出された時、前記最後尾アドレス保持手段の出力アドレスに対応するデータが前記メモリ手段から読み出されたタイミング以後のAVパケット信号を、新規のファイルとして前記記録媒体に記録する請求項3記載の映像音声信号記録装置。
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