JP2001326905A - 映像音声信号記録装置および映像音声信号記録再生装置 - Google Patents

映像音声信号記録装置および映像音声信号記録再生装置

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JP2001326905A JP2000143885A JP2000143885A JP2001326905A JP 2001326905 A JP2001326905 A JP 2001326905A JP 2000143885 A JP2000143885 A JP 2000143885A JP 2000143885 A JP2000143885 A JP 2000143885A JP 2001326905 A JP2001326905 A JP 2001326905A
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栄二 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AVパケット構造を有するデータをメモリに
一旦保持して記録メディアに記録する映像音声記録装置
において、メモリのオーバーフロー時のAVパケットデ
ータ欠損による再生画像の乱れを防止する。 【解決手段】 メモリ制御手段105が、メモリ残量検
出手段109により検出された残り容量が所定値以下に
なった場合におけるAVパケットデータのメモリ手段1
04への書き込みを停止し、メモリ残量検出手段により
検出された残り容量が所定値を上回った場合における次
のAVパケットデータを、最後に書き込んだAVパケッ
トデータに上書きするように、メモリ手段を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像データおよび
音声データを多重し、それらを記録媒体に対して記録ま
たは記録/再生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MPEG等の圧縮率の高い映像信号符号
化方法では、数フレーム分の画像データを一つのピクチ
ャグループGOP(Group of Picture)としてフレーム
間圧縮を行っている。
【0003】かかる方法では、GOP内の1フレームに
ついてはフレーム内圧縮を行い比較的多いデータ量で符
号化し、そのGOP内の他のフレームについてはその前
後のフレームとの時間的な冗長度を利用することによ
り、画質を損なうことなく低いデータ量での符号化を可
能にしている。
【0004】図7は、MPEG符号化される前後のデー
タ並びの一例を示している。
【0005】図7において、701〜705は符号化前
の1フレーム分の画像データ(ピクチャ)で、表示順は
ピクチャ701、702、…705である。
【0006】この例では、この5フレーム分のピクチャ
を1つのGOPとして符号化を行い、さらに先頭フレー
ムのピクチャ701をフレーム内圧縮で符号化してい
る。MPEGでは、このようにフレーム内圧縮された動
画データをIピクチャ(フレーム内予測符号化画像:In
tra-coded picture)、そのフレームをIフレームとい
う。
【0007】また、ピクチャ703については、ピクチ
ャ701との時間的な相関関係を利用し、フレーム間圧
縮を行っている。MPEGでは、このように、時間的に
過去の1フレームのピクチャを参考にして符号化された
動画データをPピクチャ(前方向予測符号化画像:Pred
ictive-coded picture)、そのフレームをPフレームと
いう。また、このときのピクチャ701のように、符号
化に際し参考にされたピクチャを参照ピクチャという。
【0008】さらに、ピクチャ702については、ピク
チャ701とピクチャ703の2フレーム分のピクチャ
を参照ピクチャとして画像データが符号化される。MP
EGでは、このように、時間的に前後2つのフレームの
ピクチャを利用し符号化された動画データをBピクチャ
(双方向予測符号化画像:Bidirectionally-coded pict
ure)、そのフレームをBフレームという。
【0009】一般的に、PフレームはIフレームよりも
符号化効率がよく、BフレームはPフレームよりさらに
符号化効率がよい。従って、1つのIフレームに対する
Pフレーム、Bフレームのフレーム数が多く、その中で
もBフレームの数が多ければ多いほど、符号化の効率は
上がる。
【0010】図7に示すピクチャ706〜710はピク
チャ701〜705の動画データを符号化した符号化デ
ータを示している。符号化データは、復号に必要な順番
に並ぶため、データの並び順はIピクチャ706、Pピ
クチャ708、Bピクチャ705、Pピクチャ710、
Bピクチャ709となる。
【0011】この例で、仮に、Bピクチャ709以降の
符号化データを復号し、符号化前の動画データであるピ
クチャ704を表示しようとした場合、Pピクチャ70
8、710を復号して、ピクチャ704の符号化に際し
て用いた2つの参照ピクチャであるピクチャ703、7
05を得る必要がある。さらに、Pピクチャ708を復
号してピクチャ703を得るには、Iピクチャ706を
復号して、ピクチャ703の参照ピクチャであるピクチ
ャ701を得る必要がある。
【0012】以上のことから、1GOP内のフレーム数
が多ければ符号化の効率が上がるが、逆に、一部の信号
の欠損が及ぼす影響が大きくなることがわかる。
【0013】民生用システムでは、映像信号をRec6
01規格によりデジタル化した動画データを扱うシステ
ムを例にとると、符号化の効率とランダムアクセス性の
バランスから1GOPを15フレームで構成し、数Mb
ps〜10Mbps程度で符号化するのが一般的である
(ここで、pbs=Bit Per Second)。
【0014】上記のようなMPEG等の符号化技術を用
いて、N映像フレーム(Nは1以上の整数)を一つのG
OPとしてフレーム間圧縮を用いて可変長符号化された
データをM個(Mは1以上の整数)集めたMGOP分の
符号化映像データと、固定長符号化または可変長符号化
されたN×M映像フレーム時間に近いL音声フレーム分
の符号化音声データと、それら圧縮データの復号のため
に必要な付加情報(以下、パケット付加情報という)と
をパケット化してAVパケットとし、そのAVパケット
を連続的に記録媒体に記録し、再生時には、記録媒体よ
り読み出したデータをパケット付加情報を基に、映像お
よび音声符号データに分離し、復号することで、映像音
声記録再生装置を実現することができる。
【0015】一方、記録媒体に光ディスク等のディスク
媒体を使用している場合、トラックジャンプ時や、振動
が加わった際のトラック外れの期間等、比較的長時間の
記録不能期間が発生することがある。その場合のデータ
の欠損を防ぐため、ディスク媒体を記録媒体にしている
装置では、記録データを一度メモリへ蓄えた後、間欠的
にメモリからデータを読み出してディスク媒体へ記録す
る方法が一般的に用いられる。
【0016】図8は、かかるメモリの動作を説明するた
めの図であり、横軸は時間、縦軸はメモリへ蓄えられた
データ量を示している。図8に示すように、メモリへの
書き込みはほぼ一定速度で行われ、メモリからのデータ
読み出しは間欠的に行われる。データの書き込み速度よ
りも読み出し速度が速いので、メモリへ蓄えられたデー
タ量は、データ読み出し期間(DR)には減少し、それ
以外の期間には増加する。通常動作時に、メモリの残量
がゼロにならない様に設計することで、ディスク媒体に
対する記録不能期間でのデータの欠損をなくすことがで
きる。
【0017】また、振動等によってディスク媒体のトラ
ックが外れてディスク媒体への書き込みができなくなっ
た場合でも、メモリの残量がゼロになる前にディスク媒
体への書き込みを再開できれば、データの欠損なくディ
スク媒体への記録が可能となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、機器に一定
時間を超えて振動が加わり続けた場合等、ディスク媒体
への書き込みが長時間にわたって出来ず、メモリの残量
がゼロになってしまった場合には、データの一部が失わ
れることになる。特に、前述のGOP単位のAVパケッ
トのような比較的大きなデータ構造を持つデータの一部
が失われたものをそのまま記録してしまうと、再生時に
大きな画像の乱れが発生することになる。
【0019】よって、本発明は、上記の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的は、欠損のないAVパケ
ットを記録媒体に記録可能な映像音声信号記録装置、お
よび欠損を識別する情報を記録し、その情報に基づき欠
損のないAVパケットを再生可能な映像音声信号記録再
生装置を提供することで、記録媒体の再生時における画
像乱れを抑制することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る第1の映像音声信号記録装置は、入力
された映像データと音声データの一方または両方を符号
化する符号化手段と、前記符号化手段からの符号化デー
タを受けて、再生時に必要な情報を付加してAVパケッ
トデータを生成するAVパケット生成手段と、前記AV
パケット生成手段からのAVパケットデータを保持する
メモリ手段と、前記メモリ手段の出力を記録媒体に記録
する記録制御手段と、前記メモリ手段に対する前記AV
パケットデータの書き込みおよび読み出しを制御するメ
モリ制御手段と、前記メモリ手段におけるメモリの残り
容量を検出するメモリ残量検出手段とを備え、前記メモ
リ制御手段は、前記メモリ残量検出手段により検出され
た残り容量が所定値以下になった場合におけるAVパケ
ットデータの前記メモリ手段への書き込みを停止し、前
記メモリ残量検出手段により検出された残り容量が所定
値を上回った場合における次のAVパケットデータを、
最後に書き込んだ前記AVパケットデータに上書きする
ように、前記メモリ手段を制御することを特徴とする。
【0021】前記の目的を達成するため、本発明に係る
第2の映像音声信号記録再生装置は、入力された映像デ
ータと音声データの一方または両方を符号化する符号化
手段と、前記符号化手段からの符号化データを受けて、
再生時に必要な情報を付加してAVパケットデータを生
成するAVパケット生成手段と、記録時には前記AVパ
ケット生成手段からのAVパケットデータを保持するメ
モリ手段と、前記メモリ手段におけるメモリの残り容量
を検出するメモリ残量検出手段と、前記メモリ残量検出
手段による検出結果に従って、前記メモリ手段から出力
されるAVパケットデータに特殊情報を付加する特殊情
報付加手段と、前記特殊情報付加手段からの出力データ
を記録媒体に記録する記録制御手段と、再生時には前記
記録媒体に記録されたデータを読み出すと共に、前記メ
モリ手段へと出力する再生制御手段と、前記再生制御手
段の出力から前記特殊情報を検出する特殊情報検出手段
と、前記特殊情報検出手段による検出結果に従って、前
記メモリ手段から読み出されたAVパケットデータを映
像符号化データと音声符号化データに分離するAVパケ
ット分離手段と、前記AVパケット分離手段の出力を映
像データと音声データに復号化して出力する復号化手段
と、前記メモリ手段への前記AVパケットデータの書き
込みと読み出しを制御するメモリ制御手段とを備え、前
記メモリ制御手段は、記録時には、前記メモリ残量検出
手段により検出された残り容量が所定値以下になった際
に前記メモリ手段に書き込まれたAVパケットデータに
前記特殊情報を付加するように前記特殊情報付加手段を
制御すると共に、再生時には、前記特殊情報検出手段に
より前記特殊情報が検出された場合に、検出された前記
特殊情報と、前記メモリ残量検出手段により検出された
残り容量が所定値以下になり次に所定値を上回った間に
相当するAVパケットデータとを飛ばして読み出すよう
に前記メモリ手段を制御することを特徴とする。
【0022】前記の目的を達成するため、本発明に係る
第3の映像音声信号記録装置は、入力された映像データ
と音声データの一方または両方を符号化する符号化手段
と、前記符号化手段からの符号化データを受けて、再生
時に必要な情報を付加してAVパケットデータを生成す
るAVパケット生成手段と、前記AVパケット生成手段
からのAVパケットデータを保持するメモリ手段と、少
なくとも記録媒体上での記録データの位置およびサイズ
を含むファイル管理情報を生成するファイル管理情報発
生手段と、前記メモリ手段から読み出されたAVパケッ
トデータと前記ファイル管理情報発生手段から出力され
たファイル管理情報を記録媒体に記録する記録制御手段
と、前記メモリ手段に対する前記AVパケットデータの
書き込みおよび読み出しを制御するメモリ制御手段と、
前記メモリ手段における残り容量を検出するメモリ残量
検出手段とを備え、前記ファイル管理情報発生手段は、
前記メモリ残量検出手段により残り容量が所定値以下に
なったことが検出された場合、その時点で前記メモリ手
段に保持さてれているAVパケットデータの境界および
既に記録媒体上に記録されたAVパケットデータの境界
のうち、最新の境界で記録データのファイルを終了する
ように、前記ファイル管理情報を生成することを特徴と
する。
【0023】前記の目的を達成するため、本発明に係る
第4の映像音声信号記録装置は、入力された映像データ
と音声データの一方または両方を符号化する符号化手段
と、前記符号化手段からの符号化データを受けて、再生
時に必要な情報を付加してAVパケットデータを生成す
るAVパケット生成手段と、前記AVパケット生成手段
からのAVパケットデータを保持するメモリ手段と、少
なくとも記録媒体上での記録データの位置およびサイズ
を含むファイル管理情報を生成するファイル管理情報発
生手段と、前記メモリ手段から読み出されたAVパケッ
トデータと前記ファイル管理情報発生手段から出力され
たファイル管理情報を記録媒体に記録する記録制御手段
と、前記メモリ手段に対する前記AVパケットデータの
書き込みおよび読み出しを制御するメモリ制御手段と、
前記メモリ手段における残り容量を検出するメモリ残量
検出手段とを備え、前記ファイル管理情報発生手段は、
前記メモリ残量検出手段により残り容量が所定値以下に
なったことが検出された場合、その時点で前記メモリ手
段に保持さてれているAVパケットデータの境界および
既に記録媒体上に記録されたAVパケットデータの境界
のうち、最新の境界で記録データのファイルを終了させ
た後、前記メモリ残量検出手段により残り容量が所定値
を上回ったことが検出された直後のAVパケットデータ
の先頭から新規のファイルとして記録するように、前記
ファイル管理情報を生成することを特徴とする。
【0024】上記の構成によれば、メモリ制御またはフ
ァイル管理情報により欠損の無いAVパケットデータを
記録媒体に記録することができ、または欠損を識別する
特殊情報を記録し、その特殊情報に基づき欠損のないA
Vパケットデータを再生することができるので、記録媒
体の再生時における画像の乱れを抑えることが可能にな
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0026】(第1実施形態)まず、本発明の第1実施
形態について、図1および図2を用いて説明する。
【0027】図1は、本発明の第1実施形態による映像
音声記録装置の一構成例を示すブロック図である。
【0028】図1において、112は映像信号入力端
子、113は音声信号入力端子、101は映像符号化手
段、102は音声符号化手段、103はAVパケット生
成手段、104はメモリ手段、106、107、108
はそれぞれメモリ書き込み制御手段、メモリ読み出し制
御手段、パケット先頭アドレス保持手段であり、これら
によりメモリ制御手段105が構成される。109はメ
モリ残量検出手段、110は記録制御手段、111は記
録媒体である。
【0029】ここで、メモリ手段104の容量は、AV
パケット生成手段103の出力する1AVパケットのサ
イズより大くなるように予め選択される。
【0030】以下、図1に示す映像音声記録装置の動作
について説明する。
【0031】映像入力端子112から入力された映像信
号は、映像信号符号化手段101に入力される。映像信
号符号化手段101は、符号化映像データと、パケット
付加情報を作成するのに必要な映像データ付加情報をA
Vパケット生成手段103へと出力する。音声信号入力
端子113から入力された音声信号は、音声符号化手段
102に入力される。音声符号化手段102は、符号化
音声データと、パケット付加情報を作成するのに必要な
音声データ付加情報をAVパケット生成手段103へと
出力する。
【0032】AVパケット生成手段103は、AVパケ
ットの構造に関する情報、例えば、パケットの先頭と最
後の出力タイミングをメモリ制御手段105へ出力する
と共に、AVパケットデータをメモリ手段104へ出力
する。
【0033】メモリ制御手段105では、メモリ残量検
出手段109にてメモリ残量がゼロになったことが検出
されない間は、AVパケット生成手段103からの情報
を基に、メモリ書き込み制御手段106において、メモ
リへの書き込みアドレスや書き込みイネーブル信号が生
成され、メモリ手段104へ出力される。また、パケッ
ト先頭アドレス保持手段108において、最後にメモリ
に書き込まれたパケットの先頭アドレスが保持される。
【0034】記録制御手段110は、記録媒体111へ
データが書き込み可能であることを示す信号をメモリ読
み出し手段107に出力する。メモリ読み出し制御手段
107は、記録制御手段110からの信号にしたがっ
て、メモリ手段104からのデータ読み出しに必要な読
み出しアドレスや読み出しイネーブル信号を生成し、メ
モリ手段104へ出力する。
【0035】メモリ手段104から読み出されたAVパ
ケットデータは、記録制御手段110へ出力され、記録
制御手段110はメモリ手段104から読み出されたA
Vパケットデータを記録媒体111へ記録する。
【0036】メモリ残量検出手段109は、メモリ書き
込み制御手段106からメモリ書き込みアドレスを、メ
モリ読み出し制御手段107からメモリ読み出しアドレ
スを入力として、その両者を比較することにより、メモ
リ手段104の残り容量を検出する。
【0037】通常は、メモリ手段104の残り容量が所
定値以下になることは無いように設計されているが、何
らかの要因によって、記録媒体111への書き込みが長
時間にわたってできなかった場合は、メモリ手段104
の残り容量が所定値以下になる場合がある。メモリ残量
検出手段109は、例えば、メモリ書き込みアドレスと
メモリ読み出しアドレスの差分値が一致したことを検出
することで、メモリ手段104の残り容量がゼロになっ
たことを検出し、その旨をメモリ書き込み制御手段10
6へ通知する。
【0038】メモリ書き込み制御手段106は、メモリ
残量検出手段109の出力信号によりメモリ残量が所定
値以下になったことを知った場合、メモリ手段104へ
のAVパケットデータの書き込みを中止する。その後、
メモリ残量が所定値を超えた後、次のAVパケットの先
頭がAVパケット生成手段103から出力されたら、パ
ケット先頭アドレス保持手段108に保持されているア
ドレスからメモリ手段104への書き込みを再開する。
【0039】図2は、以上の動作を説明するための図で
ある。図2(a)は、AVパケット生成手段103で生
成されるパケット構造の一例を示す図であり、図2
(b)は、メモリ手段104へ入力されるAVパケット
データを示しており、図2(c)はメモリ手段104の
出力を示している。
【0040】図2(b)において、符号202bで示す
データが出力された時点でメモリ残量が所定値以下にな
り、符号202cで示すデータが出力された時点でメモ
リ残量が所定値を超えたとすると、符号202bで示す
データが書き込まれた時点で、メモリ手段104への書
き込みは中断される。
【0041】書き込みが再開される際には、符号202
cで示すデータの後の最初のAVパケットの先頭である
符号202dで示すデータから、符号202bで示すデ
ータの属するAVパケットの先頭である符号202aで
示すデータに上書きするようにメモリ手段104へ書き
込まれる。従って、メモリ手段104の出力は、図2
(c)に示すように、AVパケットの一部の欠損の無い
データとなる。
【0042】以上の動作によって、メモリ手段104の
残り容量が無くなり、メモリ手段104の入力において
AVパケットデータが欠損した場合でも、記録媒体11
1には、メモリ手段104から出力されたAVパケット
の一部の欠損が無いデータを記録することができ、再生
時の画像の乱れを抑えることができる。
【0043】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について、図3および図4を用いて説明する。
【0044】図3は、本発明の第2実施形態による映像
音声記録再生装置の一構成例を示すブロック図である。
【0045】図3において、112は映像信号入力端
子、113は音声信号入力端子、101は映像符号化手
段、102は音声符号化手段、103はAVパケット生
成手段、104はメモリ手段である。305、309、
310、108は、それぞれ、信号切り替え手段、メモ
リ書き込み制御手段、メモリ読み出し制御手段、パケッ
ト先頭アドレス保持手段であり、これらによりメモリ制
御手段311が構成される。109はメモリ残量検出手
段、306は特殊情報付加手段、110は記録制御手
段、111は記録媒体、307は再生制御手段、308
は特殊情報検出手段、304はAVパケット分離手段、
302は映像復号化手段、303は音声復号化手段、3
00は映像出力端子、301は音声出力端子である。
【0046】ここで、メモリ手段104の容量は、AV
パケット生成手段103の出力する1AVパケットのサ
イズより大くなるように予め選択される。
【0047】以下、図3に示す映像音声記録再生装置の
動作について説明する。
【0048】まず、記録時の動作を説明する。なお、映
像入力端子112、音声入力端子113、映像符号化手
段101、音声符号化手段102、AVパケット生成手
段103については、第1実施形態と同様の動作を行う
ので説明を省略する。
【0049】AVパケット生成手段103の出力は信号
切り替え手段305の一方の入力側に入力される。記録
時は、信号切り替え手段305の出力側は実線で示した
一方の入力側に接続され、それによりAVパケット生成
手段103の出力がメモリ手段104へ供給される。
【0050】メモリ制御手段311では、メモリ残量検
出手段109にてメモリ残量がゼロになったことが検出
されない間は、AVパケット生成手段103からの情報
を基に、メモリ書き込み制御手段309において、メモ
リ手段104への書き込みアドレスや書き込みイネーブ
ル信号が生成され、メモリ手段104へ出力される。ま
た、パケット先頭アドレス保持手段108において、最
後にメモリ手段104に書き込まれたパケットの先頭ア
ドレスが保持される。
【0051】記録制御手段110は、記録媒体111へ
データが書き込み可能であることを示す信号をメモリ読
み出し制御手段310に出力する。メモリ読み出し制御
手段310は、記録制御手段110からの信号にしたが
って、メモリ手段104からのデータ読み出しに必要な
読み出しアドレスや読み出しイネーブル信号を生成し、
メモリ手段104へ出力する。
【0052】次に、メモリ手段104の出力は特殊情報
付加手段306へ入力される。特殊情報付加手段306
は、メモリ残量検出手段109においてメモリ残量が所
定値以下になったことが検出されない限り、メモリ手段
104の出力をそのまま記録制御手段110へ出力す
る。記録制御手段110は特殊情報付加手段306の出
力信号を記録媒体111へ記録する。
【0053】一方、メモリ残量検出手段109において
メモリ残量が所定値以下になったことが検出されると、
メモリ読み出し制御手段310は、その時点でメモリ手
段104中に最後に書き込まれたAVパケットの先頭ア
ドレスを、パケット先頭アドレス保持手段108の出力
を参照して知り、そのアドレスを読み出したタイミング
信号を特殊情報付加手段306へ出力する。特殊情報付
加手段306は、メモリ読み出し制御手段310から指
示されたタイミングで、通常はAVパケット信号に現れ
ないユニークな信号である特殊情報を付加する。
【0054】図4は、以上の記録動作を説明するための
図である。図4(a)は、AVパケット生成手段103
で生成されるパケット構造の例を示す図であり、図4
(b)は、メモリ手段104へ入力されるAVパケット
データを示しており、図4(c)は、特殊情報付加手段
306の出力を示している。
【0055】図4(b)において、符号202bで示す
データが出力された時点でメモリ残量が所定値以下にな
り、符号202cで示すデータが出力された時点でメモ
リ残量が所定値を超えたとすると、メモリ読み出し制御
手段310は、メモリ手段104から符号202aで示
されたデータが読み出されたタイミングを、特殊情報付
加手段306に出力する。特殊情報付加手段306は、
メモリ読み出し制御手段310からの信号のタイミング
で特殊情報402を付加する。
【0056】以上の動作により、記録媒体には、欠損の
あるAVパケットの先頭に特殊情報402の付加された
信号が記録されることになる。
【0057】次に、再生時の動作について説明する。
【0058】再生制御手段307が、記録媒体111に
記録されているデータを読み出す。再生制御手段307
は、記録媒体111から読み出した信号を、信号切り替
え手段305と、特殊情報検出手段308に出力すると
共に、信号を読み出したタイミングを示す信号をメモリ
書き込み制御手段309へ出力する。
【0059】信号切り替え手段305の出力側は、再生
時には点線で示す他方の入力側に接続され、それにより
再生制御手段307の出力がメモリ手段104へ供給さ
れる。
【0060】特殊情報検出手段308において特殊情報
402が検出されない場合は、メモリ書き込み制御手段
309は、再生制御手段307の出力をそのままメモリ
手段104へ記録するように書き込みアドレスや書き込
みイネーブル信号を生成し、メモリ手段104へ出力す
る。
【0061】メモリ読み出し制御手段310は、メモリ
手段104からAVパケットデータを読み出すための読
み出しアドレスや読み出しイネーブル信号を生成し、メ
モリ手段104へ出力する。メモリ手段104の出力は
AVパケット分離手段304へ入力される。AVパケッ
ト分離手段304は、AVパケット信号を映像符号と音
声符号に分離し、映像複号化手段302と音声複号化手
段303へそれぞれ出力する。映像複号化手段302は
映像符号を複号し、映像信号を映像信号出力端子300
へ出力する。音声複号化手段303は音声符号を複号
し、音声信号を音声信号出力端子301へ出力する。
【0062】ここで、特殊情報検出手段308において
特殊信号402が検出された場合は、特殊情報検出手段
308は、そのタイミングをメモリ書き込み制御手段3
09へ出力する。メモリ書き込み制御手段309は、特
殊情報検出手段308により特殊情報402が検出され
たタイミングで、再生制御手段307の出力のメモリ手
段104への書き込みを停止させる。その後、特殊情報
検出手段308は、AVパケットの先頭を検出し、その
タイミングをメモリ書き込み制御手段309へ出力す
る。メモリ書き込み制御手段309は、特殊情報検出手
段308によりAVパケットの先頭が検出されたタイミ
ングで、再生制御手段307の出力のメモリ手段104
への書き込みを再開させる。
【0063】以上の動作によって、再生時にメモリ手段
104へ書き込まれる信号はAVパケットの欠損のない
信号となり、再生時におけるAVパケットの欠損による
画像の乱れの発生を防ぐことができる。
【0064】(第3実施形態)次に、本発明の第3実施
形態について、図5および図6を用いて説明する。
【0065】図5は、本発明の第3実施形態による映像
音声記録装置の一構成例を示すブロック図である。
【0066】図5において、112は映像信号入力端
子、113は音声信号入力端子、101は映像符号化手
段、102は音声符号化手段、103はAVパケット生
成手段、104はメモリ手段である。106、502、
503は、それぞれ、メモリ書き込み制御手段、メモリ
読み出し制御手段、パケット最後尾アドレス保持手段で
あり、これらによりメモリ制御手段501が構成され
る。109はメモリ残量検出手段、506は信号切り替
え手段、504は記録制御手段、111は記録媒体、5
05はファイル管理情報発生手段である。
【0067】ここで、メモリ手段104の容量は、AV
パケット生成手段103が出力する1AVパケットのサ
イズより大くなるように予め選択される。
【0068】以下、図5に示す映像音声記録装置の動作
について説明する。なお、映像入力端子112、音声入
力端子113、映像符号化手段101、音声符号化手段
102、AVパケット生成手段103については、第1
実施形態と同様の動作を行うので説明を省略する。
【0069】AVパケット生成手段103は、AVパケ
ットの構造に関する情報、例えば、パケットの先頭と最
後尾の出力タイミングをメモリ書き込み制御手段106
とパケット最後尾アドレス保持手段503へ出力すると
共に、AVパケットデータをメモリ手段104へ出力す
る。
【0070】メモリ書き込み制御手段106は、書き込
みアドレスや書き込みイネーブル信号を生成し、メモリ
手段104へ出力する。
【0071】パケット最後尾アドレス保持手段503
は、メモリ書き込み制御手段106の出力である書き込
みアドレスを、AVパケット生成手段103からのAV
パケットの最後尾出力タイミングでサンプリングするこ
とで、メモリ手段104中のAVパケットの最後尾アド
レスを保持する。
【0072】メモリ読み出し制御手段502は、記録制
御手段504からの要求に従って、読み出しアドレスや
読み出しイネーブル信号を生成し、メモリ手段104へ
出力する。
【0073】ファイル管理情報発生手段505は、ファ
イル管理情報を出力する際以外は、信号切り替え手段5
06の出力側を実線で示す一方の入力側へ接続する。そ
の間、メモリ手段104から読み出された信号は記録制
御手段504へ供給され、記録媒体111に記録され
る。
【0074】ここで、メモリ残量検出手段109におい
て、メモリ残量が所定値以下になったことが検出される
と、メモリ読み出し制御手段502は、そのタイミング
でのパケット最後尾アドレス保持手段503からの出力
アドレスを保持して、メモリ読み出し制御手段502で
生成されるメモリ読み出しアドレスと、取り込んだパケ
ット最後尾アドレス保持手段503からの出力アドレス
とが一致したタイミングを示す信号を、記録制御手段5
04およびファイル管理情報発成手段505へ出力す
る。
【0075】記録制御手段504は、メモリ読み出し制
御手段502から受け取ったタイミングに対応するAV
パケットデータの記録媒体111への、記録媒体111
上での書き込みアドレスをファイル管理情報発成手段5
05へ出力する。
【0076】ファイル管理情報発成手段505は、メモ
リ読み出し制御手段502からのタイミング信号と、記
録制御手段504からの出力アドレス情報とに基づい
て、記録制御手段504からの出力アドレスにおいてフ
ァイルを終了するようにファイル管理情報を作成し、信
号切り替え手段506の出力側が点線で示す他方の入力
側に接続されるように切り替え、ファイル管理情報を記
録制御手段504へ出力する。記録制御手段504は、
受け取ったファイル管理情報を記録媒体111上の所定
の位置へ書き込む。
【0077】その後、メモリ残量検出手段109におい
てメモリ残量が所定値を上回ったことが検出されたら、
メモリ読み出し制御手段502は、その直後にパケット
最後尾アドレス保持手段503が更新されたタイミング
でのパケット最後尾アドレス保持手段503の出力アド
レスを保持し、メモリ読み出しアドレスと保持している
パケット最後尾アドレス保持手段503の出力アドレス
とが一致したタイミングを示す信号を記録制御手段50
4へ出力する。記録制御手段504は、そのタイミング
以後のAVパケット信号を別ファイルとして記録媒体1
11に記録する。
【0078】図6は、以上の記録動作を説明するための
図である。図6(a)は、AVパケット生成手段103
で生成されるパケット構造の例を示す図であり、図6
(b)は、メモリ手段104へ入力されるAVパケット
データを示している。
【0079】図6(b)において、符号602bで示す
データが出力された時点でメモリ残量が所定値以下にな
り、符号602cで示すデータが出力された時点でメモ
リ残量が所定値を上回ったとすると、符号602aで示
すデータが記録された記録媒体111上のアドレスが、
記録制御手段504からファイル管理情報発生手段50
5へ出力され、ファイル管理情報発生手段505は、符
号602aで示すデータが記録された記録媒体111上
のアドレスにおいてファイルを終了する情報を作成し、
それを記録媒体111上の所定の位置へ記録する。
【0080】その後、メモリ残量が所定値を超えた直後
のAVパケットの先頭である符号602dで示すデータ
以後は、別のファイルとして記録される。
【0081】以上の動作により、欠損のあるAVパケッ
トを少なくとも見かけ上排除することができるため、再
生時における画像の乱れを抑えることができる。
【0082】また、本実形態では、ファイルの管理情報
によって欠損のあるAVパケットデータを排除するた
め、第1実施形態の場合と異なり、メモリ手段104や
記録媒体111に書き込まれるデータは、必ずしも図6
中の符号602aで示すデータまでである必要は無い。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
欠損の無いAVパケットを記録媒体に記録することがで
き、または欠損を識別する付加情報を記録し、その付加
情報に基づき欠損のないAVパケットを再生することが
できるので、記録媒体の再生時における画像の乱れを抑
えることが可能になるという格別な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による映像音声信号記
録装置の一構成例を示すブロック図
【図2】 本発明の第1実施形態による映像音声信号記
録装置におけるAVパケットの構造図(a)、メモリ手
段104への入力信号を模式的に示すタイミング図
(b)、およびメモリ手段104からの出力信号を模式
的に示すタイミング図(c)
【図3】 本発明の第2実施形態による映像音声信号記
録装置の一構成例を示すブロック図
【図4】 本発明の第2実施形態による映像音声信号記
録装置におけるAVパケットの構造図(a)、メモリ手
段104への入力信号を模式的に示すタイミング図
(b)、および特殊情報付加手段306からの出力信号
を模式的に示すタイミング図(c)
【図5】 本発明の第3実施形態による映像音声信号記
録装置の一構成例を示すブロック図
【図6】 本発明の第3実施形態による映像音声信号記
録装置におけるAVパケットの構造図(a)、およびメ
モリ手段104への入力信号を模式的に示すタイミング
図(b)
【図7】 符号化前動画データ(a)からMPEG符号
化データ(b)を作成する様子を模式的に示す図
【図8】 メモリに蓄えられたデータ量の時間による増
減を示す図
【符号の説明】
101 映像符号化手段 102 音声符号化手段 103 AVパケット生成手段 104 メモリ手段 105、311、501 メモリ制御手段 106、309 メモリ書き込み制御手段 107、310、502 メモリ読み出し制御手段 108 パケット先頭アドレス保持手段 109 メモリ残量検出手段 110、504 記録制御手段 111 記録媒体 302 映像復号化手段 303 音声復号化手段 304 AVパケット分離手段 305、506 信号切り替え手段 306 特殊情報付加手段 307 再生制御手段 308 特殊情報検出手段 503 パケット最後尾アドレス保持手段 505 ファイル管理情報発生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒澤 康行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA23 GB06 GB11 GB29 GB37 HB02 KA01 5D044 AB07 BC01 CC04 DE03 DE12 EF03 FG10 FG23 GK03 GK07 5K028 EE03 EE08 KK01 KK03 KK32 SS04 SS14 SS24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像データと音声データの一
    方または両方を符号化する符号化手段と、 前記符号化手段からの符号化データを受けて、再生時に
    必要な情報を付加してAVパケットデータを生成するA
    Vパケット生成手段と、 前記AVパケット生成手段からのAVパケットデータを
    保持するメモリ手段と、 前記メモリ手段の出力を記録媒体に記録する記録制御手
    段と、 前記メモリ手段に対する前記AVパケットデータの書き
    込みおよび読み出しを制御するメモリ制御手段と、 前記メモリ手段におけるメモリの残り容量を検出するメ
    モリ残量検出手段とを備え、 前記メモリ制御手段は、前記メモリ残量検出手段により
    検出された残り容量が所定値以下になった場合における
    AVパケットデータの前記メモリ手段への書き込みを停
    止し、前記メモリ残量検出手段により検出された残り容
    量が所定値を上回った場合における次のAVパケットデ
    ータを、最後に書き込んだ前記AVパケットデータに上
    書きするように、前記メモリ手段を制御することを特徴
    とする映像音声信号記録装置。
  2. 【請求項2】 入力された映像データと音声データの一
    方または両方を符号化する符号化手段と、 前記符号化手段からの符号化データを受けて、再生時に
    必要な情報を付加してAVパケットデータを生成するA
    Vパケット生成手段と、 記録時には前記AVパケット生成手段からのAVパケッ
    トデータを保持するメモリ手段と、 前記メモリ手段におけるメモリの残り容量を検出するメ
    モリ残量検出手段と、 前記メモリ残量検出手段による検出結果に従って、前記
    メモリ手段から出力されるAVパケットデータに特殊情
    報を付加する特殊情報付加手段と、 前記特殊情報付加手段からの出力データを記録媒体に記
    録する記録制御手段と、 再生時には前記記録媒体に記録されたデータを読み出す
    と共に、前記メモリ手段へと出力する再生制御手段と、 前記再生制御手段の出力から前記特殊情報を検出する特
    殊情報検出手段と、 前記特殊情報検出手段による検出結果に従って、前記メ
    モリ手段から読み出されたAVパケットデータを映像符
    号化データと音声符号化データに分離するAVパケット
    分離手段と、 前記AVパケット分離手段の出力を映像データと音声デ
    ータに復号化して出力する復号化手段と、 前記メモリ手段に対する前記AVパケットデータの書き
    込みと読み出しを制御するメモリ制御手段とを備え、 前記メモリ制御手段は、記録時には、前記メモリ残量検
    出手段により検出された残り容量が所定値以下になった
    際に前記メモリ手段に書き込まれたAVパケットデータ
    に前記特殊情報を付加するように前記特殊情報付加手段
    を制御すると共に、再生時には、前記特殊情報検出手段
    により前記特殊情報が検出された場合に、検出された前
    記特殊情報と、前記メモリ残量検出手段により検出され
    た残り容量が所定値以下になり次に所定値を上回った間
    に相当するAVパケットデータとを飛ばして読み出すよ
    うに前記メモリ手段を制御することを特徴とする映像音
    声信号記録再生装置。
  3. 【請求項3】 入力された映像データと音声データの一
    方または両方を符号化する符号化手段と、 前記符号化手段からの符号化データを受けて、再生時に
    必要な情報を付加してAVパケットデータを生成するA
    Vパケット生成手段と、 前記AVパケット生成手段からのAVパケットデータを
    保持するメモリ手段と、 少なくとも記録媒体上での記録データの位置およびサイ
    ズを含むファイル管理情報を生成するファイル管理情報
    発生手段と、 前記メモリ手段から読み出されたAVパケットデータと
    前記ファイル管理情報発生手段から出力されたファイル
    管理情報を記録媒体に記録する記録制御手段と、 前記メモリ手段に対する前記AVパケットデータの書き
    込みおよび読み出しを制御するメモリ制御手段と、 前記メモリ手段における残り容量を検出するメモリ残量
    検出手段とを備え、 前記ファイル管理情報発生手段は、前記メモリ残量検出
    手段により残り容量が所定値以下になったことが検出さ
    れた場合、その時点で前記メモリ手段に保持さてれてい
    るAVパケットデータの境界および既に記録媒体上に記
    録されたAVパケットデータの境界のうち、最新の境界
    で記録データのファイルを終了するように、前記ファイ
    ル管理情報を生成することを特徴とする映像音声信号記
    録装置。
  4. 【請求項4】 入力された映像データと音声データの一
    方または両方を符号化する符号化手段と、 前記符号化手段からの符号化データを受けて、再生時に
    必要な情報を付加してAVパケットデータを生成するA
    Vパケット生成手段と、 前記AVパケット生成手段からのAVパケットデータを
    保持するメモリ手段と、 少なくとも記録媒体上での記録データの位置およびサイ
    ズを含むファイル管理情報を生成するファイル管理情報
    発生手段と、 前記メモリ手段から読み出されたAVパケットデータと
    前記ファイル管理情報発生手段から出力されたファイル
    管理情報を記録媒体に記録する記録制御手段と、 前記メモリ手段に対する前記AVパケットデータの書き
    込みおよび読み出しを制御するメモリ制御手段と、 前記メモリ手段における残り容量を検出するメモリ残量
    検出手段とを備え、 前記ファイル管理情報発生手段は、前記メモリ残量検出
    手段により残り容量が所定値以下になったことが検出さ
    れた場合、その時点で前記メモリ手段に保持さてれてい
    るAVパケットデータの境界および既に記録媒体上に記
    録されたAVパケットデータの境界のうち、最新の境界
    で記録データのファイルを終了させた後、前記メモリ残
    量検出手段により残り容量が所定値を上回ったことが検
    出された直後のAVパケットデータの先頭から新規のフ
    ァイルとして記録するように、前記ファイル管理情報を
    生成することを特徴とする映像音声信号記録装置。
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