JP3156597B2 - 画像情報復号化再生装置および画像情報復号化再生方法 - Google Patents

画像情報復号化再生装置および画像情報復号化再生方法

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    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮符号化してデ
ィスクに記録された映像信号を再生する際に用いる画像
情報復号化再生装置、特に逆方向再生のできる画像情報
復号化再生装置および画像情報復号化再生方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル蓄積メディアの発展に伴っ
て、長時間の動画像をこれらの記録メディアに圧縮記録
する手法が検討されている。国際標準化機構(ISO)
においても、国際電気標準会議(IEC)のMPEG
(Moving Picture Image Coding Experts Group)で動
画像符号化方式の標準化活動が行われてきており、例え
ば「ISO/IEC 13818−2」がある。
【0003】MPEGの符号化アルゴリズムは、動き補
償ピクチャ間予測による予測符号化を用いている。ピク
チャ間予測は動画像情報の圧縮に効果的であるが、時間
的に前または後のピクチャの情報を常に利用するため、
ランダムアクセス機能を実現しにくい。そこで、Gro
up of Pictures(以下GOPと称す)と
呼ばれる複数の画像ピクチャから構成される画像単位を
設け、各GOPで最初に符号化されるピクチャは必ずピ
クチャ内符号化するようにしている。以下の説明におい
て、「ピクチャ」は、MPEGにおいてフレームモード
の時はフレームを、フィールドモードの時はフィールド
を意味する。各GOPは図6(a)で示すように3種類
の符号化ピクチャ、即ち、ピクチャ内符号化ピクチャ
(Intra−coded Picture、以下Iピ
クチャと称す)、ピクチャ間符号化ピクチャ(Pred
ictive−coded Picture、以下Pピ
クチャと称す)、ピクチャ内挿符号化ピクチャ(Bid
irection−allyPredictive−c
oded Picture、以下Bピクチャと称す)か
ら構成されている。図6では、1GOPが12ピクチャ
で構成されPピクチャが2ピクチャおきに挿入される場
合の例を示している。
【0004】ところで、Iピクチャはピクチャ内符号化
しているため、復号化の際には他のピクチャを参照する
ことなく再生できる。また、Pピクチャは時間的に前の
IピクチャまたはPピクチャを参照してピクチャ間符号
化するため、復号化の際には時間的に前のIピクチャま
たはPピクチャが復号化されている必要がある。さら
に、Bピクチャは時間的に前と後の両方向のIピクチャ
またはPピクチャを用いて符号化するため、復号化の際
には予測に用いた時間的に前または後のIピクチャまた
はPピクチャが復号化されていないと復号化できない。
このため、図6(b)に示すような順番で符号化を行
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、逆方向の再生を行うのは困難であるとい
う課題を有していた。即ち、ピクチャ単位で記録メディ
アからの再生順序を逆にしても正しく復号化できない
し、GOP単位で記録メディアからの再生順序を逆にし
ても、ピクチャの再生順序が逆転されず、また復号化す
る際に復号化できないピクチャが生じる。例えば、図6
(b)に示すような場合においては、フレーム番号10
と11のBピクチャはフレーム番号9のPピクチャとフ
レーム番号12のIピクチャとを用いて復号化されなけ
ればならないが、フレーム番号9のPピクチャのデータ
は別のGOPに属する画像であり、まだ復号化されてい
ないために、これらのフレーム番号10と11のBピク
チャの画像を復号化することができない。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、ピクチャ単位で
の逆方向再生が可能な画像情報復号化再生装置および画
像情報復号化再生方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に本発明は、記録媒体上に記録された画像情報を、指定
されたアクセス単位から1個または複数個のアクセス単
位を読み出す機能を有する画像情報読み出し手段と、画
像情報読み出し手段により読み出された画像情報を復号
化する画像復号化手段と、画像情報読み出し手段により
読み出された画像情報の中に含まれるアクセス単位の先
頭を計数するアクセス単位先頭計数手段と、アクセス単
位先頭計数手段による計数値が所定の値になってから前
記画像復号化手段により復号化された復号化ピクチャの
数を計数する復号化ピクチャ計数手段と、復号化ピクチ
ャ計数手段による計数値が所定の値になった時の画像復
号化手段により復号化された復号化ピクチャを、次に表
示すべきピクチャの復号化が完了するまで出力し続ける
画像出力手段とを備えた画像情報復号化再生装置であ
る。
【0008】また、本発明は、(i−n)番目のアクセ
ス単位(nは0または自然数)から(1+n)個のアク
セス単位を読み出すステップと、入力される画像情報を
復号化するステップと、入力される画像情報の中の(1
+n)個目のアクセス単位の先頭を検出するステップ
と、(1+n)個目のアクセス単位の先頭を検出した時
点から、復号化するステップにより復号化されたピクチ
ャの数を計数するステップと、復号化されたピクチャの
数がjになった時の復号化するステップにより復号化さ
れたピクチャを、次に表示すべきピクチャの復号化が完
了するまで出力し続けるステップとを含む画像情報復号
化再生方法である。
【0009】この構成により、i番目のアクセス単位の
中の先頭からj番目のピクチャを再生する場合、画像情
報読み出し手段で、(i−n)番目のアクセス単位から
(1+n)個のアクセス単位を読み出し、画像復号化手
段で画像の復号化を行い、復号化ピクチャ計数手段で
は、アクセス単位先頭計数手段による計数値が(1+
n)になってから復号化ピクチャの数を計数する。画像
出力手段では、復号化ピクチャ計数手段による計数値が
jになった時の復号化ピクチャを、次に表示すべきピク
チャの復号化が完了するまで出力し続ける。このように
してjおよびiの値を小さくしていくことにより逆方向
再生が実現される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、動画像信号の連続する複数枚のピクチャを1つの画
像単位として予測符号化により圧縮し、1つまたは複数
の画像単位毎に先頭に補助情報を付加してアクセス単位
とし、記録媒体に記録された画像情報を再生する装置で
あって、記録媒体上に記録された画像情報を、指定され
たアクセス単位から1個または複数個のアクセス単位を
読み出す機能を有する画像情報読み出し手段と、画像情
報読み出し手段により読み出された画像情報を復号化す
る画像復号化手段と、画像情報読み出し手段により読み
出された画像情報の中に含まれるアクセス単位の先頭を
計数するアクセス単位先頭計数手段と、アクセス単位先
頭計数手段による計数値が所定の値になってから画像復
号化手段により復号化された復号化ピクチャの数を計数
する復号化ピクチャ計数手段と、復号化ピクチャ計数手
段による計数値が所定の値になった時の画像復号化手段
により復号化された復号化ピクチャを、次に表示すべき
ピクチャの復号化が完了するまで出力し続ける画像出力
手段とを備えたことを特徴とするものであって、再生し
ようとするアクセス単位の1つ前のアクセス単位からの
データのうち必要な部分を、再生しようとするアクセス
単位に含まれるピクチャ数と同じ回数だけ繰り返し送る
ようにしたので、前の再生単位の画像を参照して圧縮符
号化されているピクチャも含めて、全ての画像について
ピクチャ単位での逆方向再生を実現することができると
いう作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、アクセス単位先
頭計数手段は、アクセス単位の先頭部に記録されている
補助情報を検出し計数するものであることを特徴とする
請求項1記載の画像情報復号化再生装置であって、補助
情報を用いることで、アクセス単位の先頭を検出し、所
望のセクタにジャンプし、高速再生する作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、画像読み出し手
段により読み出されたアクセス単位毎の画像情報を格納
しておき、必要に応じて繰り返し出力することのできる
一時記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1または
2記載の画像情報復号化再生装置であって、一時記憶手
段からアクセス単位毎の画像情報を読み出すことで所望
のセクタにジャンプし、高速再生する作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は一時記憶手段は1
つのアクセス単位に含まれる画像情報の2倍以上の容量
を持つことを特徴とする請求項3記載の画像情報復号化
再生装置である。
【0014】請求項5に記載の発明は、i番目のアクセ
ス単位(iは自然数)の中の先頭からj番目のピクチャ
(jは自然数)を再生するための再生方法として、(i
−n)番目のアクセス単位(nは0または自然数)から
(1+n)個のアクセス単位を読み出すステップと、入
力される画像情報を復号化するステップと、入力される
画像情報の中の(1+n)個目のアクセス単位の先頭を
検出するステップと、(1+n)個目のアクセス単位の
先頭を検出した時点から、復号化するステップにより復
号化されたピクチャの数を計数するステップと、復号化
されたピクチャの数がjになった時の復号化するステッ
プにより復号化されたピクチャを、次に表示すべきピク
チャの復号化が完了するまで出力し続けるステップとを
含む画像情報復号化再生方法であって、i番目のアクセ
ス単位の中の先頭からj番目のピクチャを再生する場
合、画像情報読み出し手段で、(i−n)番目のアクセ
ス単位から(1+n)個のアクセス単位を読み出し、画
像復号化手段で画像の復号化を行い、復号化ピクチャ計
数手段では、アクセス単位先頭計数手段による計数値が
(1+n)になってから復号化ピクチャの数を計数す
る。画像出力手段では、復号化ピクチャ計数手段による
計数値がjになった時の復号化ピクチャを、次に表示す
べきピクチャの復号化が完了するまで出力し続ける。こ
のようにしてjおよびiの値を小さくしていくことによ
り逆方向再生が実現できる。
【0015】請求項6に記載の発明は、アクセス単位の
先頭を検出するステップは、アクセス単位の先頭部に記
録されている補助情報を検出するものであることを特徴
とする請求項5記載の画像情報復号化再生方法で、補助
情報を用いることで、アクセス単位の先頭を検出し、所
望のセクタにジャンプし、高速再生する作用を有する。
【0016】請求項7に記載の発明は、nの値が1以下
である請求項5または6記載の画像情報復号化再生方法
で、請求項8に記載の発明は、nの値を通常は0とし、
少なくとも、i番目のアクセス単位の中の先頭からj番
目のピクチャを復号化するために(i−1)番目のアク
セス単位の情報が必要な場合には、nの値を1とするこ
とを特徴とする請求項7記載の画像情報復号化再生方法
で、請求項9に記載の発明は(i−n)番目のアクセス
単位(nは0または自然数)から(1+n)個のアクセ
ス単位を読み出すステップにより読み出されたアクセス
単位毎の画像情報を一時的に保持しておくステップと、
保持しておいた画像情報を、繰り返し出力するステップ
とを含む請求項5または6記載の画像情報復号化再生方
法で、請求項10に記載の発明は、読み出されたアクセ
ス単位毎の画像情報を一時的に保持しておくステップに
おいては、1つのアクセス単位に含まれる画像情報の2
倍以上の容量を保持できることを特徴とする請求項9記
載の画像情報復号化再生方法である。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態における
画像情報復号化再生装置のブロック図を示すものであ
る。図1において、101は光ディスク、102は光ピ
ックアップ、103は光ピックアップ駆動回路、104
は再生信号処理回路、105はバッファメモリ、106
は補助情報抽出回路、107はシステムコントローラ、
109はシステムデコーダ、110はビデオデコーダ、
111は補助情報カウンタ、114は再生ピクチャ数カ
ウンタ、112,115は一致検出回路、113はアク
セス単位数設定レジスタ、116は再生ピクチャ番号設
定レジスタ、117はアクセス単位ピクチャ数カウン
タ、118はアクセス単位ピクチャ数レジスタ、119
はフレームメモリ、120は出力切り替え回路である。
以上のように構成された本発明の第1の実施の形態にお
ける画像情報復号化再生装置について、以下その動作を
説明する。なお、以下の説明においては、記録媒体は光
ディスクであるとして説明するが、他の種類の記録媒体
であってもかまわない。
【0018】通常再生時には、光ピックアップ102に
よって光ディスク101から再生された信号が再生信号
処理回路104に送られる。再生信号処理回路104に
おいては、二値化、ディジタル復調、誤り訂正等の処理
が行われる。再生信号処理回路104から出力されたデ
ータはバッファメモリ105と補助情報抽出回路106
とに送られる。バッファメモリ105は、例えばアクセ
ス単位2個分のデータを格納できるだけの容量を持って
いる。補助情報抽出回路106においては補助情報が抽
出される。補助情報については後述するように、各種制
御に利用できるデータである。補助情報抽出回路106
から出力された補助情報は、システムコントローラ10
7に送られ、各種制御等に用いられる。
【0019】また、バッファメモリ105に格納された
データはシステムコントローラ107の指令によりシス
テムストリーム108としてシステムデコーダ109に
送られ、システムデコーダ109では例えばMPEG2
のシステム規格(ISO/IEC 13818−1)に
従って圧縮ビデオストリームや圧縮オーディオストリー
ム等に分離して各デコーダに供給する。ただし、図1に
おいてはビデオデコーダ110のみを図示しており、他
のデコーダについては省略している。ビデオデコーダ1
10では、例えばMPEG2のビデオ規格(ISO/I
EC 13818−2)に基づいて復号化を行い、デコ
ード信号は出力切り替え回路120およびフレームメモ
リ119に供給される。通常再生時においては、出力切
り替え回路120はビデオデコーダ110側に切り替え
られており、ビデオデコーダ110からのデコード信号
は出力切り替え回路120を介して画像データ121と
して出力される。
【0020】次に、特殊再生時の動作を説明するが、そ
の前に、ディスク上の記録フォーマットについて簡単に
説明する。
【0021】図2は、本発明の画像情報復号化再生装置
で再生する記録媒体上のデータを模式的に示したもので
ある。データは光ディスク上に螺旋状に形成された記録
トラックに記録されており、光ディスクをモータで回転
させることにより、記録されたデータを読み出すための
光ヘッドが記録トラックに対して相対的に移動する。図
2(a)においては、通常再生時に光ヘッドが左から右
に向かう向きに移動する。
【0022】図2(a)に示すように、GOPデータ
(GOP1,GOP2,…で示す)および補助データ
(AUX1,AUX2,…で示す)はセクタ単位で記録
される。セクタは、光ディスクの記録トラックの一部を
区切ったものであり、図2(b)で示すように、光ディ
スク201の内周側から外周側へ、リードインエリア2
02、ファイル管理情報エリア203およびデータエリ
ア204の順に配置されており、GOPデータおよび補
助データはデータエリア204に記録されている。
【0023】それぞれのセクタに付けられた番号はセク
タアドレス(図2(a)のSA)と呼ばれ、4バイトの
データによって表現される整数である。セクタアドレス
SAは16バイトのデータ長を持つサブコード(図2
(a)のSC)に含まれる。それぞれのセクタには、サ
ブコードSC(16バイト)とデータエリアDA(20
48バイト)とが記録され、図2(a)に示すようにサ
ブコードSCは記録媒体上でデータエリアDAが記録さ
れた領域の直前に位置するように記録される。本明細書
において「直前」などという時の「前」の方向は、通常
再生時におけるデータの読み出しが時間的に先に行われ
る(即ち光ヘッドが先にそのデータに到達する)方向を
いう。
【0024】図2(a)に示すGOPデータGOP1
は、ピクチャ内符号化データ(Iピクチャデータ)とピ
クチャ間符号化データ(Pピクチャデータ、Bピクチャ
データ)とを含む。そして、それぞれのピクチャの境界
は必ずしもセクタの境界とは一致しない。また、1つの
アクセス単位は1つまたはそれ以上のGOPデータによ
り構成される。例えば、第1のアクセス単位211はG
OP1、GOP2の2つのGOPからなり、第2のアク
セス単位212はGOP3のみからなる。なお、例えば
GOP2の最後に位置するセクタkのうちのGOPデー
タが記録されてない領域は、いわゆるスタッフィングバ
イト(図2(a)のS)によって埋められる。その結
果、第1のアクセス単位211の終端(GOPデータG
OP2の終端)はセクタ(図2(a)のセクタk)の終
端と一致する。同様にして、アクセス単位の終端は常に
セクタの終端と一致する。
【0025】光ディスク上において、アクセス単位の先
頭セクタ(例えば図2のセクタ0)には補助情報パケッ
トAUX1が記録される。補助情報AUXは、ピクチャ
データ(Iピクチャデータ、Pピクチャデータ、Bピク
チャデータ)以外のデータであり、例えば、1つ前の補
助情報のセクタのアドレスや、1つ後の補助情報のセク
タのアドレス、n個前及びn個後の補助情報のセクタの
アドレス等のジャンプ先アドレス情報などが書かれてい
る。また、この補助情報パケットAUXはMPEG(I
SO/IEC 13818−1)で規定されるシステム
ストリームに準拠したパケットになっている。
【0026】次に、このように記録された光ディスクを
用いて、図1の画像情報復号化再生装置において特殊再
生を行う場合の動作について説明する。
【0027】まず、アクセス単位の先頭のIピクチャの
みを再生することによる特殊再生について簡単に説明す
る。
【0028】通常再生時には現在読み出されているアク
セス単位の先頭部に位置する補助情報は補助情報抽出回
路106によってすでに抽出されており、この時に高速
再生の指令がユーザによって与えられると、抽出された
補助情報に含まれるジャンプ先アドレスを利用して所望
のセクタにジャンプする動作が行われる。高速再生の指
令はユーザによって入力インタフェース(図示せず)を
介してシステムコントローラ107に与えられ、システ
ムコントローラ107は補助情報抽出回路106により
抽出されたジャンプ先アドレスのうちの1つ(例えば1
個先の補助情報のセクタのアドレス)を選択し、そのセ
クタにジャンプするように光ピックアップ駆動回路10
3に指令する。指定されたセクタへのトラックジャンプ
が完了すると、そのアクセス単位(この例では1個先の
アクセス単位)の再生が行われ、先頭の補助情報が補助
情報抽出回路106により抽出され、ビデオデコーダ1
10によりIピクチャが復号化される。Iピクチャが再
生された直後には、抽出された補助情報に基づいてさら
に次のアクセス単位へとトラックジャンプを行う。以
下、このようなトラックジャンプとIピクチャの再生と
を繰り返すことによって高速再生が行われる。
【0029】ここでは、補助情報の中のジャンプ先アド
レス情報として、1つ先の補助情報のアドレスを用いる
場合を例にとったが、補助情報の中のジャンプ先アドレ
ス情報を使い分けることにより、高速再生の倍率を変化
させることができる。また、正方向を例にとって説明し
たが、逆方向についても同様である。このようにして、
アクセス単位の先頭ピクチャのみの高速再生について
は、正方向、逆方向とも実現できる。
【0030】次に、ピクチャ単位での逆方向再生につい
て図3のフローチャートを用いて説明する。
【0031】ピクチャ単位での逆方向再生が指令される
と、まず、ステップ301で現在再生中であるかどうか
をチェックする。もし、再生中でなければ(例えば停止
中など)、ステップ302に進み、逆方向再生を行う最
初のピクチャが含まれるアクセス単位(i番目のアクセ
ス単位)の再生を行い、i番目のアクセス単位の先頭か
ら逆方向再生を行う最初のピクチャまでのデータを光デ
ィスク101から読み出す。この時に補助情報抽出回路
106によりi番目のアクセス単位の先頭の補助情報が
抽出される。ステップ301において、もし再生中であ
れば、既にi番目のアクセス単位の補助情報が抽出され
ているので、ステップ302は行わずにステップ303
に進む。
【0032】ステップ303でシステムコントローラ1
07はビデオデコーダ110の出力画像をフリーズさせ
る。即ち、ビデオデコーダ110の出力をフレームメモ
リ119に書き込み、出力切り替え回路120をフレー
ムメモリ119側に切り替える。
【0033】ステップ304では、システムコントロー
ラ107はアクセス単位ピクチャ数カウンタ117の値
を読み取り、変数nに代入する。この時、アクセス単位
ピクチャ数カウンタ117の値(=n)は、現在再生中
のピクチャが補助情報から数えて何番目のピクチャであ
るかを示している。ここで、アクセス単位ピクチャ数カ
ウンタ117の動作について説明する。アクセス単位ピ
クチャ数カウンタ117は、ビデオデコーダ110から
出力されるデコードされたピクチャの数を計数するカウ
ンタである。アクセス単位ピクチャ数カウンタ117の
カウントアップは、システムデコーダ109により補助
情報パケットが検出された時点から開始されるので、ア
クセス単位ピクチャ数カウンタ117のカウント値は補
助情報からのピクチャ数を示すことになる。また、シス
テムデコーダ109により補助情報が検出された時にア
クセス単位ピクチャ数カウンタ117がリセットされる
が、リセットする前にアクセス単位ピクチャ数カウンタ
117のカウント値がアクセス単位ピクチャ数レジスタ
118に書き込まれる。従って、アクセス単位ピクチャ
数レジスタ118には、現在再生中のアクセス単位の1
つ前のアクセス単位に含まれるピクチャ数が保持される
ことになる。アクセス単位ピクチャ数カウンタ117の
カウント値およびアクセス単位ピクチャ数レジスタ11
8の値はシステムコントローラ107から読み出すこと
ができる。
【0034】ステップ305でシステムコントローラ1
07は、アクセス単位数数設定レジスタ113に
「2」、再生ピクチャ番号設定レジスタ116にステッ
プ304で得られたピクチャ数「n」を設定する。アク
セス単位数設定レジスタ113の値は、これから再生し
ようとするピクチャが入力されるストリーム中の何番目
のアクセス単位に存在するかを示し、再生ピクチャ番号
設定レジスタ116の値は、これから再生しようとする
ピクチャがそのアクセス単位の中の先頭から何番目に再
生されるピクチャであるかを示す。
【0035】ステップ306では、抽出されている補助
情報の中から「1つ前の補助情報のセクタのアドレス」
を光ピックアップ駆動回路103に指令し、1つ前のア
クセス単位((i−1)番目のアクセス単位)から再生
を開始し、i番目のアクセス単位までの2つのアクセス
単位を再生する。再生された信号は再生信号処理回路1
04を介してバッファメモリ105に格納される。
【0036】ステップ307では再生ピクチャ番号設定
レジスタ116に設定するnの値を1つ減らし、ステッ
プ308でそのnの値を再生ピクチャ番号設定レジスタ
116に設定する。
【0037】ステップ309では、システムコントロー
ラ107は、まず補助情報カウンタ111をリセットし
てから、バッファメモリ105に格納されている(i−
1)番目のアクセス単位からi番目のアクセス単位のデ
ータを読み出し、システムストリーム108としてシス
テムデコーダ109に送る。システムデコーダ109で
最初の補助情報が検出されると補助情報カウンタ111
がカウントアップされて「1」になり、2つめの補助情
報が検出されると補助情報カウンタ111は「2」にな
る。前述したように、ステップ305においてアクセス
単位数設定レジスタ113に「2」を設定しているの
で、補助情報カウンタ111が「2」になると一致検出
回路112により一致検出信号が再生ピクチャ数カウン
タ114に送られる。再生ピクチャ数カウンタ114で
は、この一致検出信号が入力されてからビデオデコーダ
110から出力されるデコードされたピクチャの数のカ
ウントを開始する。そして、再生ピクチャ数カウンタ1
14の値が再生ピクチャ番号設定レジスタ116に設定
された値になると一致検出回路115から一致検出信号
が出力される。ここでは、ステップ308において再生
ピクチャ番号設定レジスタ116に設定した値は、現在
表示中のピクチャの1つ前のピクチャのi番目のアクセ
ス単位先頭からのピクチャ数nを示しているので、i番
目のアクセス単位中の現在表示中のピクチャの1つ前の
ピクチャがビデオデコーダ110から出力されるタイミ
ングで一致検出回路115から一致検出信号が出力され
ることになる。フレームメモリ119は、一致検出回路
115から一致検出信号が入力されるとその時のビデオ
デコーダ110から出力されるデコードされたピクチャ
をメモリ上に書き込むように制御される。フレームメモ
リ119に画像データが書き込まれると出力切り替え回
路120がフレームメモリ119側に切り替えられ、フ
レームメモリ119に格納された画像が繰り返し画像デ
ータ121として出力される。従って、このタイミング
で、それまで表示されていたピクチャが時間的に1つ前
のピクチャに変わることになる。
【0038】ステップ310においては、バッファメモ
リ105から(i−1)番目のアクセス単位のデータの
再送が完了し、引き続きi番目のアクセス単位のデータ
が送られている時に、アクセス単位ピクチャ数レジスタ
118の値を読み出し、変数mに代入する。前述したよ
うに、システムデコーダ109で補助情報が検出された
時のアクセス単位ピクチャ数カウンタ117の値がアク
セス単位ピクチャ数レジスタ118にセットされている
ので、アクセス単位ピクチャ数レジスタ118には、現
在再生中のアクセス単位の1つ前のアクセス単位(ここ
では(i−1)番目のアクセス単位)の中に含まれるピ
クチャ数が保持されている。従って、アクセス単位ピク
チャ数レジスタ118の値を読み出すことにより、(i
−1)番目のアクセス単位に含まれるピクチャ数mが得
られる。
【0039】なお、このステップ310で得られるmの
値はiの値が変わらない限り同一の値となるので、ステ
ップ310の処理は同一のiの値に対して少なくとも1
回行えば良い。即ち、ステップ305〜ステップ313
で構成される処理ループの2回目以降についてはステッ
プ310を省略することも可能である。
【0040】ステップ311ではnが1かどうか、即ち
現在表示中のピクチャがi番目のアクセス単位の先頭で
あるかどうかを判定する。もし、nが1でなければ、表
示中のピクチャがi番目のアクセス単位の先頭ではない
ので、ステップ307に戻り、再生ピクチャ番号設定レ
ジスタ116に設定するnの値を1だけ減らして同様の
処理を行う。もしn=1ならi番目のアクセス単位の最
初のピクチャを表示していることになるのでステップ3
12に進む。
【0041】ステップ312では、再生するアクセス単
位を1つ前に設定するためにiの値を1つ減らす。ステ
ップ313では、1つ前のアクセス単位の最後のピクチ
ャを表示するように設定するために、ステップ310で
読み出したアクセス単位ピクチャ数レジスタ118の値
mをnの値に代入してからステップ305に戻る。
【0042】以下同様にして、(i−1)番目のアクセ
ス単位とi番目のアクセス単位のデータを光ディスク1
01から再生し、バッファメモリ105に格納してから
システムストリーム108としてシステムデコーダ10
9に入力する。そして、2つめのアクセス単位のn番目
のピクチャをデコードしたらその画像をフレームメモリ
119に格納して出力されるピクチャを更新する。
【0043】なお、ここまでの説明においては、常に、
再生しようとするピクチャの含まれるアクセス単位1つ
前のアクセス単位からデータを読み出すようにしたが、
必ずしも1つ前のアクセス単位のデータが必要とは限ら
ない。例えば図6(a)のような構成における2番目の
GOPでは、フレーム10およびフレーム11の画像を
復号化するためには1つ前のGOP(フレーム0〜フレ
ーム9)のデータが必要であるが、フレーム12〜フレ
ーム21の画像を復号化する際には1つ前のGOPのデ
ータを必要としない。このような場合には、再生しよう
とするピクチャの含まれるアクセス単位のみのデータを
システムデコーダ109に送るようにしてもかまわな
い。即ち、1つ前のアクセス単位のデータを必要としな
い場合は、図3のフローチャートにおいて、ステップ3
09でi番目のアクセス単位のみを再送するようにすれ
ば良い。この場合には、ステップ305でアクセス単位
設定レジスタ113に設定する値を「1」にする。
【0044】以上のようにして再生されるデータの順番
および回数を模式的に示したのが図4である。図4
(a)は光ディスク101上のデータの配列の例であ
り、(b),(g)は光ディスク101から再生される
データ、(c)〜(f),(h)〜(k)はバッファメ
モリ105から読み出されてシステムデコーダ109に
供給されるデータである。
【0045】まず、図4(b)のように第2のアクセス
単位402のデータと第3のアクセス単位403のデー
タを、光ディスク101から再生しバッファメモリ10
5に格納する。次の(c)〜(f)ではバッファメモリ
105に格納されているデータをシステムデコーダ10
9に送る。図4の例では(c)〜(d)で第3のアクセ
ス単位のデータのみをシステムデコーダ109に送り、
(e)〜(f)で第2のアクセス単位のデータと第3の
アクセス単位のデータとをシステムデコーダ109に送
る。ここで、第3のアクセス単位403のデータのみを
送るか、第2のアクセス単位402のデータと第3のア
クセス単位403のデータとの両方を送るかは、例え
ば、これから再生しようとするピクチャを復号化するた
めに1つ前のアクセス単位のデータが必要かどうかに応
じて決定される。このようにして、(c)〜(f)によ
り第3のアクセス単位403に属するピクチャの数と同
じ回数だけシステムデコーダ109に対し必要なデータ
が再送され、これにより、第3のアクセス単位403の
逆方向再生が行われることになる。なお、第3のアクセ
ス単位403に属するピクチャの数は、最初に第3のア
クセス単位403のデータを全てデコードした時に、ア
クセス単位ピクチャ数カウンタ117のカウント値を読
み出すことにより知る事ができる。
【0046】同様にして、(g)で第1のアクセス単位
401のデータと第2のアクセス単位402のデータを
光ディスク101から再生し、バッファメモリ105に
格納する。そして(h)〜(k)でバッファメモリ10
5から、必要に応じて第2のアクセス単位のデータの
み、または、第1および第2のアクセス単位のデータ
が、第2のアクセス単位402に属するピクチャの数と
同じ回数だけシステムデコーダ109に再送される。こ
のような動作を繰り返すことにより、ピクチャ単位での
逆方向再生を実現することができる。
【0047】ところで、ここまでの説明においては、逆
方向再生をピクチャ単位で行う場合のみを対象とした
が、例えばIピクチャとPピクチャだけの逆方向再生な
ども可能である。これらの場合は1つ前のアクセス単位
の情報を使わなくても再生できるので、1つ前のアクセ
ス単位からデータを読み出す必要はない。従って、図3
のフローチャートにおいて、ステップ305でアクセス
単位数設定レジスタ113に設定する値を「1」とし、
ステップ306ではi番目のアクセス単位のみを再生す
るようにし、ステップ309についても同様にi番目の
アクセス単位のみを再送するようにし、ステップ310
で読み出すのはi番目のアクセス単位のピクチャ数とす
れば良い。
【0048】以上のように本実施の形態によれば、再生
しようとするアクセス単位の1つ前のアクセス単位から
データを読み出してバッファメモリに格納しておき、再
生しようとするピクチャの復号化に必要なアクセス単位
のデータを、再生しようとするアクセス単位に含まれる
ピクチャ数と同じ回数だけバッファメモリから再送する
ようにしたので、ピクチャ間符号化ピクチャが前のアク
セス単位の画像を参照している場合でも全てのピクチャ
の復号化が可能となり、全てのピクチャの逆方向再生を
実現することができる。
【0049】なお、本実施の形態においては、バッファ
メモリ105として、2つのアクセス単位のデータを保
持できるだけの容量を持つとしたが、本発明はバッファ
メモリ105の容量がもっと小さい場合でも適用可能で
ある。その場合の再生されるデータの順番および回数を
模式的に示したものが図5である。
【0050】図5(a)は光ディスク101上のデータ
の配列の例であり、(b)〜(i)は光ディスク101
から再生されるデータである。この場合のバッファメモ
リ105は回転待ちやトラックジャンプ等の吸収に用い
られる。
【0051】最初に図5(b)のように第3のアクセス
単位503のデータを光ディスク101から再生しバッ
ファメモリ105に格納し、同時に格納されたデータを
読み出してシステムデコーダ109に供給する。バッフ
ァメモリ105がいっぱいになったら光ディスク101
からの再生を一時中止し、バッファメモリ105からデ
ータが読み出されて空き領域ができるのを待ち、バッフ
ァメモリ105に空き領域ができると光ディスク101
からの再生を再開する。これらの動作はシステムコント
ローラ107により制御される。同様にして、図5
(c)でも第3のアクセス単位503のデータを光ディ
スク101から再生し、(d)〜(e)で第2のアクセ
ス単位502のデータと第3のアクセス単位503のデ
ータを光ディスク101から再生する。
【0052】このようにして、図5(b)〜(e)で、
必要なアクセス単位のデータが、第3のアクセス単位5
03に属するピクチャの数と同じ回数だけ繰り返し光デ
ィスク101から読み出される。前述したように、第3
のアクセス単位503のデータのみを送るか、第2のア
クセス単位502のデータと第3のアクセス単位503
のデータとの両方を送るかは、例えば、これから再生し
ようとするピクチャを復号化するために1つ前のアクセ
ス単位のデータが必要かどうかに応じて決定される。
【0053】図5(f)〜(i)についても同様にし
て、必要なアクセス単位のデータが、第3のアクセス単
位503に属するピクチャの数と同じ回数だけ繰り返し
光ディスク101から読み出される。以上のような動作
を繰り返すことにより、逆方向再生をピクチャ単位で行
うことができる。
【0054】なお、本実施の形態においてはアクセス単
位の先頭を検出するために補助情報を用いたが、これに
限定されるものではなく、アクセス単位の先頭を検出で
きるものであれば何を用いても良い。
【0055】また、本実施の形態においては、圧縮方式
としてMPEG2を例にとって説明したが、MPEG方
式に限らず他の圧縮方式の場合でも同様に適用可能であ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再生しようとするアクセス単位の1つ前のアクセス単位
からのデータのうち必要な部分を、再生しようとするア
クセス単位に含まれるピクチャ数と同じ回数だけ繰り返
し送るようにしたので、前の再生単位の画像を参照して
圧縮符号化されているピクチャも含めて、全ての画像に
ついてピクチャ単位での逆方向再生を実現することがで
き、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における画像情報復号化再
生装置のブロック図
【図2】記録媒体上に記録された信号のフォーマットの
一例を示すフォーマット図
【図3】本発明の実施の形態の画像情報復号化再生装置
における、逆方向再生時の動作を説明するためのフロー
チャート
【図4】同、逆方向再生時にシステムデコーダに供給さ
れるデータを説明するための説明図
【図5】同、逆方向再生時にシステムデコーダに供給さ
れるデータを説明するための説明図
【図6】従来の圧縮符号化方式を説明するための説明図
【符号の説明】
101,201 光ディスク 102 光ピックアップ 103 光ピックアップ駆動回路 104 再生信号処理回路 105 バッファメモリ 106 補助情報抽出回路 107 システムコントローラ 109 システムデコーダ 110 ビデオデコーダ 111 補助情報カウンタ 112,115 一致検出回路 113 アクセス単位数設定レジスタ 114 再生ピクチャ数カウンタ 116 再生ピクチャ番号設定レジスタ 117 アクセス単位ピクチャ数カウンタ 118 アクセス単位ピクチャ数レジスタ 119 フレームメモリ 120 出力切り替え回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 7/24 - 7/68 G11B 20/10 - 20/12

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像信号の連続する複数枚のピクチャ
    を1つの画像単位として予測符号化により圧縮し、1つ
    または複数の前記画像単位毎に先頭に補助情報を付加し
    てアクセス単位とし、記録媒体に記録された画像情報を
    再生する装置であって、前記記録媒体上に記録された前
    記画像情報を、指定された前記アクセス単位から1個ま
    たは複数個の前記アクセス単位を読み出す機能を有する
    画像情報読み出し手段と、前記画像情報読み出し手段に
    より読み出された前記画像情報を復号化する画像復号化
    手段と、前記画像情報読み出し手段により読み出された
    前記画像情報の中に含まれるアクセス単位の先頭を計数
    するアクセス単位先頭計数手段と、前記アクセス単位先
    頭計数手段による計数値が所定の値になってから前記画
    像復号化手段により復号化された復号化ピクチャの数を
    計数する復号化ピクチャ計数手段と、前記復号化ピクチ
    ャ計数手段による計数値が所定の値になった時の前記画
    像復号化手段により復号化された復号化ピクチャを、次
    に表示すべきピクチャの復号化が完了するまで出力し続
    ける画像出力手段とを備えたことを特徴とする画像情報
    復号化再生装置。
  2. 【請求項2】 アクセス単位先頭計数手段は、アクセス
    単位の先頭部に記録されている補助情報を検出し計数す
    るものであることを特徴とする請求項1記載の画像情報
    復号化再生装置。
  3. 【請求項3】 画像読み出し手段により読み出されたア
    クセス単位毎の画像情報を格納しておき、必要に応じて
    繰り返し出力することのできる一時記憶手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の画像情報復号化
    再生装置。
  4. 【請求項4】 一時記憶手段は1つのアクセス単位に含
    まれる画像情報の2倍以上の容量を持つことを特徴とす
    る請求項3記載の画像情報復号化再生装置。
  5. 【請求項5】 i番目のアクセス単位(iは自然数)の
    中の先頭からj番目のピクチャ(jは自然数)を再生す
    るための再生方法として、(i−n)番目のアクセス単
    位(nは0または自然数)から(1+n)個のアクセス
    単位を読み出すステップと、入力される画像情報を復号
    化するステップと、前記入力される画像情報の中の(1
    +n)個目のアクセス単位の先頭を検出するステップ
    と、(1+n)個目のアクセス単位の先頭を検出した時
    点から、前記復号化するステップにより復号化されたピ
    クチャの数を計数するステップと、前記復号化されたピ
    クチャの数がjになった時の前記復号化するステップに
    より復号化されたピクチャを、次に表示すべきピクチャ
    の復号化が完了するまで出力し続けるステップとを含む
    画像情報復号化再生方法。
  6. 【請求項6】 アクセス単位の先頭を検出するステップ
    は、アクセス単位の先頭部に記録されている補助情報を
    検出するものであることを特徴とする請求項5記載の画
    像情報復号化再生方法。
  7. 【請求項7】 前記nの値が1以下である請求項5また
    は6記載の画像情報復号化再生方法。
  8. 【請求項8】 前記nの値を通常は0とし、少なくと
    も、i番目のアクセス単位の中の先頭からj番目のピク
    チャを復号化するために(i−1)番目のアクセス単位
    の情報が必要な場合には、前記nの値を1とすることを
    特徴とする請求項7記載の画像情報復号化再生方法。
  9. 【請求項9】 (i−n)番目のアクセス単位(nは0
    または自然数)から(1+n)個のアクセス単位を読み
    出すステップにより読み出されたアクセス単位毎の画像
    情報を一時的に保持しておくステップと、保持しておい
    た画像情報を、繰り返し出力するステップとを含む請求
    項5または6記載の画像情報復号化再生方法。
  10. 【請求項10】 読み出されたアクセス単位毎の画像情
    報を一時的に保持しておくステップにおいては、1つの
    アクセス単位に含まれる画像情報の2倍以上の容量を保
    持できることを特徴とする請求項9記載の画像情報復号
    化再生方法。
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