JP2007282084A - デジタル再生装置または再生プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】再生信号の接続点に、再生手段でダミーデータを挿入し、挿入された前記ダミーデータを前記システムデコード手段で検出し、映像ビットストリーム中に特定データを挿入する。映像デコード手段では前記特定データを検出してデコード画像の乱れを抑えて滑らかに接続させる処理を行うように構成する。映像ストリームがH.264形式で圧縮された場合において、特有のストリーム形式に対する処理を行うことで、再生画像の乱れを抑えることが確実に行える。
【選択図】図1
Description
以下に図面を参照しながら、上記した従来のデジタル記録装置の一例について説明する。図9は従来のデジタル記録装置のブロック図を示すものである。図9において、1は記録媒体、2が再生手段であり、3は制御手段、4はシステムデコード手段、118は映像信号切り替えスイッチA、6は映像ストリーム記憶手段、119は映像信号切り替えスイッチB、7は映像デコーダ、8はフレーム記憶手段、9は映像出力端子、10は音声ストリーム記憶手段、11は音声デコーダ、12は音声出力端子である。
図1は実施の形態1のデジタル再生装置のブロック図を示すものである。図1において、1は記録媒体、2が再生手段であり、内部にダミーデータ挿入手段を含む。3は制御手段、4はシステムデコード手段、5は特定データ挿入手段、6は映像ストリーム記憶手段、7は映像デコーダ、8はフレーム記憶手段、9は映像出力端子、10は音声ストリーム記憶手段、11は音声デコーダ、12は音声出力端子である。
次に制御手段3の指示により、再生手段2内のダミーデータ挿入手段でダミーデータを挿入し、システムデコード手段へと転送する。例えばMPEG2−TSのパケット長と同一の188byteのダミーデータを挿入する。システムデコード手段では、前記ダミーデータを、そのパケットIDやパケットID+データ内に記述されたIDといった方法により判別し、検出する。
例えば34のBピクチャは、45のTSヘッダ、46のPESヘッダに続く47のPPS、Bピクチャヘッダ以降の映像ESデータとして伝送されている。しかし、データの伝送単位が188バイト単位であるために、最終TSパケット41では、48に示すように、次のピクチャのESデータが始まることも考えられる。同様に、映像ビットストリーム2の先頭IDRピクチャデータ36では、43から44のMPEG−TSデータで伝送されるが、50からSPS、PPS、IDRピクチャヘッダ、ピクチャデータと伝送される。しかし、先頭TSパケットには49に示すように、直前のピクチャデータの残骸が入っていることが考えられる。これらビットストリーム1、2を単純に接続すると、不要なESデータ48や49等が誤って接続され、映像デコーダに送られてデコードエラーを引き起こしてしまう。
ストリーム接続点ではデコーダは63のSLESS_NALユニットを検出することができるようになる。したがって、ストリーム接続点でSLESS_NALユニットを検出した際には、ビットストリーム1で完結しなかったピクチャを表示することなく、ビットストリーム2のデータのデコードを行えばよい。
このとき、H.264データにおいては、IピクチャといってもIDRピクチャを探してSPSからデコードを開始しないと映像ビットストリーム2のデコードは開始できないため、デコーダがSLESS_NALユニットを検出した場合には、IDRピクチャをサーチしてデコードを開始するように制御手段3が映像デコーダ7を制御する必要がある。
今、蓄積媒体1上においてI/IDRピクチャの位置情報が、81や82のように記録されており、それぞれ70,74のIDR/Iピクチャの先頭から再生することが可能である場合を想定する。この場合、図6下段に示すように、Iピクチャから再生しようとしても83のように参照画像がないため、再生ができない。したがって、H.264ではIDRピクチャから再生を開始することになる。
実施の形態2は実施の形態1とほぼ同等の動作を行うもので、図7、図8のフローチャートに示すような再生方法をコンピュータ上で動作可能なプログラムとして実施されるものである。
その後115ではピクチャデコード処理を行う。116は114と同様である。最後に117で出画処理を行い、デコードした画像データを出画する。
2 再生手段
3 制御手段
4 システムデコード手段
5 特定データ挿入手段
6 映像ストリーム記憶手段
7 映像デコーダ
8 フレーム記憶手段
9 映像出力端子
10 音声ストリーム記憶手段
11 音声デコーダ
12 音声出力端子
13 入力端子
14 PID検出手段
15 ダミーデータ検出手段
16 TS/PESデコーダ
17,19 切り替えスイッチ
18 入力端子
20 映像ビットストリーム出力端子
21 音声ビットストリーム出力端子
22 IDRピクチャデータ
24 Pピクチャデータ
23 Bピクチャデータ
25 SPS
26、28 PPS
27 IDRピクチャデータ
29 デコードシーケンス
30 映像デジタルビットストリーム1
35 映像デジタルビットストリーム2
32、39 Pピクチャデータ
31、33、34、37、38 Bピクチャデータ
40、41、43、44 MPEG2−TSパケットデータ
45、51 TSヘッダ
46、52 PESヘッダ
47 PPS/Bピクチャヘッダ
48、50 SPS/PPS、IDRピクチャヘッダ
49 Bピクチャデータ
53 SPS
54 PPS
55 ピクチャヘッダ
56 スライスヘッダ、マクロブロックデータ
57 Bピクチャデータ
58、59、60、61、66、67、68 VLCデータ
62、65 欠落したVLCデータ
63 SLESS_NALユニットデータ
64 “0”データ
69、73、75 Pピクチャデータ
70,77 IDRピクチャデータ
71、72、76 Bピクチャデータ
74 Iピクチャデータ
78、79、80、83 参照関係を示す矢印
81、82 IDR/Iピクチャ位置情報
118 切り替えスイッチA
119 切り替えスイッチB
Claims (10)
- 映像または音声デジタルビットストリームを複数接続し、連続して再生する場合、再生信号の接続点にダミーデータを挿入するダミーデータ挿入手段と、前記ダミーデータを検出し、検出した接続点に特定データを挿入する特定データ挿入手段と、映像デジタルビットストリーム中の特定データを検出する特定データ検出手段と、前記特定データ検出手段で特定データが検出された場合は、前記デジタルビットストリームのデコード処理を初期化してデコードを継続する映像デコード手段とを備えることを特徴とするデジタル再生装置。
- 映像デジタルビットストリーム信号がH.264形式であることを特徴とする、請求項1に記載のデジタル再生装置。
- 前記特定データ挿入手段によって映像ビットストリームに挿入される特定データが、H.264規格上未定義または将来拡張用のIDを持つNAL(Network Abstraction Layer)ユニットのスタートコードを含むことを特徴とする、請求項1または2に記載のデジタル再生装置。
- 前記特定データ挿入手段によって映像ビットストリームに挿入される特定データに、長さNビットのビット列”0”を含むことを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のデジタル再生装置。
- 映像ビットストリーム中に挿入された特定データを検出したことを制御手段に通知し、制御手段は次にSPS(Sequence Parameter Set)またはIDRピクチャを検出するまで映像ビットストリームを読み飛ばした後、前記接続されたストリームをデコードするように制御することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のデジタル再生装置。
- 映像または音声デジタルビットストリームを複数接続し、連続して再生する場合、再生信号の接続点にダミーデータを挿入するダミーデータ挿入手段と、前記ダミーデータを検出し、検出した接続点に特定データを挿入する特定データ挿入手段と、映像デジタルビットストリーム中の特定データを検出する特定データ検出手段と、前記特定データ検出手段で特定データが検出された場合は、前記デジタルビットストリームのデコード処理を初期化してデコードを継続する映像デコード手段とを備えることを特徴とするコンピュータ上で実行されるプログラム。
- 映像デジタルビットストリーム信号がH.264形式であることを特徴とする請求項6に記載のコンピュータ上で実行されるプログラム。
- 特定データ挿入手段によって映像ビットストリームに挿入されるデータが、H.264規格上未定義または将来拡張用のIDを持つNALユニットのスタートコードを含むことを特徴とする請求項6または7に記載のコンピュータ上で実行されるプログラム。
- 特定データ挿入手段によって挿入されるデータに、長さNビットのビット列”0”を含むことを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載のコンピュータ上で実行されるプログラム。
- 映像ビットストリーム中に挿入された特定データを検出したことを制御手段に通知し、制御手段は次にSPSまたはIDRピクチャを検出するまで映像ビットストリームを読み飛ばした後、前記接続されたストリームをデコードするように制御することを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載のコンピュータ上で実行されるプログラム。
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