JP2003173622A - 符号化音声データ復号化装置及び符号化音声データ復号化方法 - Google Patents

符号化音声データ復号化装置及び符号化音声データ復号化方法

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JP2003173622A
JP2003173622A JP2001370004A JP2001370004A JP2003173622A JP 2003173622 A JP2003173622 A JP 2003173622A JP 2001370004 A JP2001370004 A JP 2001370004A JP 2001370004 A JP2001370004 A JP 2001370004A JP 2003173622 A JP2003173622 A JP 2003173622A
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Kiminori Matsuno
公則 松野
Tomoaki Izumi
智紹 泉
Akira Sobashima
彰 傍島
Masahiko Hatanaka
正彦 畠中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 符号化方法の異なる符号化音声ストリームを
正しく復号化してシームレスに出力する符号化音声デー
タ復号化装置及び符号化音声データ復号化方法を提供す
る。 【解決手段】 記憶媒体に記憶された符号化音声データ
を格納媒体に一時的に格納する際、異なる符号化方法の
符号化音声データの間にダミーデータ及び符号化方法切
換情報を挿入する。復号化処理手段は、ダミーデータを
読み込んで処理する間に符号化方法の設定を切り換え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチコーデック対
応の符号化音声データ復号化装置及び符号化音声データ
復号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7を用いて、従来例の符号化音声デー
タ復号化装置について説明する。図7は従来例の符号化
音声データ復号化装置の構成を示すブロック図である。
従来例の符号化音声データ復号化装置は、メモリーカー
ドである記憶媒体101から圧縮音声データを読み出
し、伸長して出力する。従来例及び実施例において、記
憶媒体101は複数の符号化音声データのストリームを
記憶する。1つの符号化音声データのストリームは、そ
のストリーム全体の管理情報(符号化方法の情報を含
む。)と、複数のデータブロックとを有する。それぞれ
のデータブロックは、符号化音声データとその付加情報
(例えばデータブロック毎の属性情報)とを有する。デ
ータブロックの大きさ、区分は任意である。以下説明に
おいて、例えば「符号化音声データとその付加情報を読
み出す。」とは、1つ又は複数のデータブロックに含ま
れる符号化音声データとその付加情報とを読み出すこと
を意味する。
【0003】はじめに従来の符号化音声データ復号化装
置の構成について説明する。図7において、101は記
録媒体、102はデータ読み出し手段、103は格納媒
体、104は書き込みアドレスレジスタ、105は読み
出しアドレスレジスタ、106はデータ残量管理手段、
107は制御手段、108は伸長処理手段である。格納
媒体103は、データ格納領域111、付加情報格納領
域112を有する。
【0004】次に従来の圧縮音声データ伸長装置のデー
タの流れについて説明する。最初に制御手段107の指
示に基づいて、データ読み出し手段102は圧縮音声デ
ータのストリームの管理情報を記録媒体101(メモリ
ーカード)から読み出し、制御手段107に伝送する。
管理情報は、圧縮音声データのストリーム(例えば音楽)
の圧縮方法の情報を含む。制御手段107は、伸長処理
手段108に圧縮方法の情報を伝送する。伸長処理手段
108(種々の圧縮方法で圧縮された圧縮音声データを
伸長することができる。)は伝送された圧縮方法の情報
に基づいて、その圧縮方法で圧縮された圧縮音声データ
を伸長できる状態に設定される。
【0005】次に、データ読み出し手段102は制御手
段107からの読み出し指示に基づいて、記録媒体10
1から一定量の圧縮音声データ及びその付加情報を読み
出す。さらにデータ読み出し手段102は、圧縮音声デ
ータ及びその付加情報の書き込みアドレスを書き込みア
ドレスレジスタ104に書き込み、書き込みアドレスレ
ジスタ104で指定される格納媒体103(例えばRA
M)の領域(データ格納領域111及び付加情報格納領域
112)に圧縮音声データ及びその付加情報をそれぞれ
相互に関連させて格納する。
【0006】伸長処理手段108は、一定のビットレー
トで伸長された音声データを出力する。伸長処理手段1
08は、圧縮音声データ及びその付加情報の読み出しア
ドレスを読み出しアドレスレジスタ105に書き込み、
読み出しアドレスレジスタ105で指定される格納媒体
103の領域(データ格納領域111及び付加情報格納
領域112)から伸長処理に必要な量の圧縮音声データ
及びその付加情報を読み出す。伸長処理手段108は、
読み出した圧縮音声データを設定された圧縮方法で伸長
し出力する。
【0007】データ残量管理手段106は、書き込みア
ドレスレジスタ104のアドレス値と読み出しアドレス
レジスタ105のアドレス値とを読み出し、両者の差分
に基づいてデータ残量を算出する。両者の差分は、格納
媒体103に書き込まれておりまだ読み出されていない
圧縮音声データの情報量(データ残量)に比例する。制御
手段107はデータ残量管理手段106からデータ残量
を読み出し、データ残量が一定の閾値以下になれば、デ
ータ読み出し手段102に一定量の圧縮音声データ及び
その付加情報を記録媒体101から読み出して、格納媒
体103に書き込むよう指示する。以下上記の処理を繰
り返す。
【0008】1つの圧縮音声データのストリーム(「先
のストリーム」と呼ぶ。)に続いて、他の1つの圧縮音
声データのストリーム(「次のストリーム」と呼ぶ。)を
読み出す場合は、制御手段107はデータ読み出し手段
102に次のストリームの管理情報を記録媒体101か
ら読み出すように指示する。次のストリームが先のスト
リームと異なる圧縮方法で圧縮されていれば、制御手段
107は伸長処理手段108に次のストリームの圧縮方
法の情報を伝送する。伸長処理手段108は次のストリ
ームの圧縮方法で圧縮された圧縮音声データを伸長でき
る状態に設定される。
【0009】例えば、2曲の音楽の圧縮音声データ(先
のストリーム及び次のストリーム)を連続して再生する
場合、2曲が同じ圧縮方法で圧縮されているならば、圧
縮音声データ伸長装置は、2曲の圧縮音声データを連続
して伸長処理してシームレス再生を行うことができる。
しかし、2曲が異なる圧縮方法で圧縮されているなら
ば、伸長処理手段108が正確に先のストリームと次の
ストリームとの切換点で圧縮方法(伸長方法)を切り換え
ることが困難であった。伸長処理手段108はその伸長
処理の必要に応じて、格納媒体103から圧縮音声デー
タ及びその付加情報を読み出している。読み出しアドレ
スレジスタ105は伸長処理手段108によって設定さ
れ、制御手段107は読み出しアドレスレジスタ105
のアドレス値を直接リアルタイムで読み出すことができ
ない。それ故に、伸長処理手段108が先のストリーム
の伸長処理を完了した後で且つ次のストリームの伸長処
理を開始する前に、制御手段107が伸長処理手段10
8に圧縮方法の切換情報を伝送することは困難であっ
た。
【0010】近年の圧縮方法の多くは可変長符号化方式
を採用している故に、伸長処理手段108が先のストリ
ームの伸長処理を完了した時を、データ残量に基づいて
制御手段107が推定することができなくなっている。
更に近年の音声機器は、2つのストリームを切れ目なく
再生出力するシームレス再生機能を備えている。シーム
レス再生をする符号化音声データ復号化装置において
は、伸長処理手段108が先のストリームの伸長を完了
し且つ次のストリームの伸長を開始していない時(先の
ストリームと次のストリームとの切換時点)はほとんど
瞬間でしかない。
【0011】それ故に、制御手段107がいかに正しい
タイミングで圧縮方法の切換情報を伸長処理手段108
に伝送しても(伝送時間の内に先のストリームと次のス
トリームとの切換時点が過ぎてしまう。)、伸長処理手
段108が正しいタイミングで(先のストリームと次の
ストリームとの切換時点で)圧縮方法(伸長方法)を切り
換えることはできなかった。そのため、従来の符号化音
声データ復号化装置においては、先のストリームの最後
の部分が次のストリームの圧縮方法(伸長方法)で誤って
伸長されたり、次のストリームの先頭部分が先のストリ
ームの圧縮方法(伸長方法)で誤って伸長されたりした。
誤った圧縮方法で伸長された音声データは異常音にな
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の符号化音声デー
タ復号化装置(例えば圧縮音声データ伸長装置)において
は、符号化方法(例えば圧縮方法)の異なるストリームを
連続してシームレス再生等した場合に、短時間の異常音
が発生すること(例えば誤った圧縮方法で伸長されたた
め発生する。)が避けられなかった。しかし、人間の聴
覚は異常音に敏感であり、このような異常音はユーザに
強い不快感を与える。本発明は、上記の問題を解決し、
符号化方法の異なるストリームを異常音を発生させるこ
となく、正しく復号化してシームレスに出力することが
できる符号化音声データ復号化装置及び符号化音声デー
タ復号化方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は下記の構成を有する。請求項1に記載の発
明は、誤り訂正符号化された又は圧縮符号化された符号
化音声データと、前記符号化音声データの付加情報と、
符号化音声データの符号化方法の情報とを入力し、前記
符号化音声データと前記付加情報とを相互に関連させて
データ格納手段に格納するデータ読み出し手段と、前記
符号化音声データと前記付加情報とを相互に関連させて
格納し、ダミーデータと符号化方法切換情報を有する付
加情報とを相互に関連させて格納する前記データ格納手
段と、前記データ格納手段から前記符号化音声データと
前記付加情報とを読み出し、前記符号化音声データを復
号化処理し、復号化された音声データを出力し、且つ前
記データ格納手段からダミーデータと符号化方法切換情
報を有する付加情報とを読み出して復号化方法を切り換
える復号化処理手段と、前記データ読み出し手段が入力
した前記符号化音声データの符号化方法の情報に基づい
て検出した符号化方法切換位置で、前記ダミーデータ及
び前記符号化方法切換情報を挿入して前記データ格納手
段に相互に関連させて書き込む制御手段と、を有するこ
とを特徴とする符号化音声データ復号化装置である。
【0014】請求項2に記載の発明は、制御手段からの
指示に基づいて、誤り訂正符号化された又は圧縮符号化
された符号化音声データと、前記符号化音声データの付
加情報と、符号化音声データの符号化方法の情報とを記
録媒体から読み出し、読み出した前記符号化音声データ
と前記付加情報とを相互に関連させてデータ格納手段に
格納するデータ読み出し手段と、前記符号化音声データ
と前記付加情報とを相互に関連させて格納し、制御手段
が格納したダミーデータと符号化方法切換情報を有する
付加情報とを相互に関連させて格納する前記データ格納
手段と、前記データ格納手段から前記符号化音声データ
と前記付加情報とを読み出し、前記符号化音声データを
復号化処理し、復号化された音声データを出力し、且つ
前記データ格納手段からダミーデータと符号化方法切換
情報を有する付加情報とを読み出して復号化方法を切り
換える復号化処理手段と、前記符号化音声データの符号
化方法の情報に基づいて検出した符号化方法切換位置
で、前記ダミーデータ及び前記符号化方法切換情報を挿
入して前記データ格納手段に相互に関連させて書き込む
制御手段と、を有することを特徴とする符号化音声デー
タ復号化装置である。
【0015】請求項3に記載の発明は、制御手段からの
指示に基づいて、誤り訂正符号化された又は圧縮符号化
された符号化音声データと、前記符号化音声データの付
加情報と、符号化音声データの符号化方法の情報と、ダ
ミーデータとを記録媒体から読み出し、読み出した前記
符号化音声データと前記付加情報とを相互に関連させて
データ格納手段に格納するデータ読み出し手段と、前記
符号化音声データと前記付加情報とを相互に関連させて
格納し、前記符号化音声データの符号化方法の情報に基
づいて検出した符号化方法切換位置で、前記ダミーデー
タと前記データ読み出し手段が前記記録媒体から読み出
した又は前記制御手段が生成した符号化方法切換情報を
有する付加情報とを相互に関連させて格納する前記デー
タ格納手段と、前記データ格納手段から前記符号化音声
データと前記付加情報とを読み出し、前記符号化音声デ
ータを復号化処理し、復号化された音声データを出力
し、且つ前記データ格納手段からダミーデータと符号化
方法切換情報を有する付加情報とを読み出して復号化方
法を切り換える復号化処理手段と、前記データ読み出し
手段に前記符号化音声データ及び前記付加情報、前記符
号化音声データの符号化方法の情報又は前記ダミーデー
タを前記記録媒体から読み出すことを指示する前記制御
手段と、を有することを特徴とする符号化音声データ復
号化装置である。
【0016】請求項4に記載の発明は、前記符号化方法
切換情報が符号化方法の切換タイミングを指示する情報
であって、前記復号化処理手段は前記データ読み出し手
段又は前記制御手段から伝送された符号化方法の情報を
受信し、前記符号化方法切換情報を有する付加情報を入
力したタイミングで符号化方法を切り換えることを特徴
とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の符号化
音声データ復号化装置である。
【0017】請求項5に記載の発明は、前記ダミーデー
タが無音のデータ若しくは前記復号化処理手段が復号化
処理できないデータであり、又は前記ダミーデータが再
生不可であることを示す再生不可情報が前記ダミーデー
タに関連付けられた前記付加情報に含まれ、又は前記ダ
ミーデータの情報量が前記復号化処理手段が復号化処理
をするために必要な最小の情報量よりも少ない情報量で
あるという情報が前記ダミーデータに関連付けられた前
記付加情報に含まれることを特徴とする請求項1、請求
項2又は請求項3に記載の符号化音声データ復号化装
置。である。
【0018】請求項6に記載の発明は、前記ダミーデー
タの情報量が、前記復号化処理手段からの転送要求単位
の情報量のn倍(nは1以上の正整数)であることを特
徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の符号
化音声データ復号化装置である。
【0019】請求項7に記載の発明は、前記データ読み
出し手段は、符号化音声データの符号化方法の情報並び
に前記符号化音声データの情報量若しくはその終端位置
の情報を読み出し、前記制御手段は、前記符号化音声デ
ータの符号化方法の情報並びに前記符号化音声データの
情報量若しくはその終端位置の情報に基づいて符号化方
法切換位置を算出することを特徴とする請求項1、請求
項2又は請求項3に記載の符号化音声データ復号化装置
である。
【0020】請求項8に記載の発明は、誤り訂正符号化
された又は圧縮符号化された符号化音声データと、前記
符号化音声データの付加情報と、符号化音声データの符
号化方法の情報とを入力し、前記符号化音声データと前
記付加情報とを相互に関連させてデータ格納手段に格納
するデータ読み出しステップと、前記データ格納手段か
ら前記符号化音声データと前記付加情報とを読み出し、
前記符号化音声データを復号化処理し、復号化された音
声データを出力する復号化処理ステップと、前記符号化
音声データの符号化方法の情報に基づいて検出した符号
化方法切換位置で、ダミーデータと前記符号化方法切換
情報を有する付加情報を挿入して前記データ格納手段に
相互に関連させて書き込む符号化方法切換情報書き込み
ステップと、前記データ格納手段からダミーデータと符
号化方法切換情報を有する付加情報とを読み出して復号
化方法を切り換える復号化方法切換ステップと、を有す
ることを特徴とする符号化音声データ復号化方法であ
る。
【0021】請求項9に記載の発明は、誤り訂正符号化
された又は圧縮符号化された符号化音声データと、前記
符号化音声データの付加情報と、符号化音声データの符
号化方法の情報とを記録媒体から読み出し、読み出した
前記符号化音声データと前記付加情報とを相互に関連さ
せてデータ格納手段に格納するデータ読み出しステップ
と、前記データ格納手段から前記符号化音声データと前
記付加情報とを読み出し、前記符号化音声データを復号
化処理し、復号化された音声データを出力する復号化処
理ステップと、前記符号化音声データの符号化方法の情
報に基づいて検出した符号化方法切換位置で、前記ダミ
ーデータと符号化方法切換情報を有する付加情報を挿入
して前記データ格納手段に相互に関連させて書き込む符
号化方法切換情報書き込みステップと、前記データ格納
手段からダミーデータと符号化方法切換情報を有する付
加情報とを読み出して復号化方法を切り換える復号化方
法切換ステップと、を有することを特徴とする符号化音
声データ復号化方法である。
【0022】請求項10に記載の発明は、前記符号化方
法切換情報が符号化方法の切換タイミングを指示する情
報であって、前記復号化方法切換ステップにおいて、符
号化方法切換情報を有する付加情報を入力したタイミン
グで前記符号化音声データの符号化方法の情報に基づい
て符号化方法を切り換えることを特徴とする請求項8又
は請求項9に記載の符号化音声データ復号化方法であ
る。
【0023】請求項11に記載の発明は、前記ダミーデ
ータが無音のデータ若しくは前記復号化処理ステップに
おいて復号化処理できないデータであり、又は前記ダミ
ーデータが再生不可であることを示す再生不可情報が前
記ダミーデータに関連付けられた前記付加情報に含ま
れ、又は前記ダミーデータの情報量が前記復号化処理ス
テップにおいて復号化処理をするために必要な最小の情
報量よりも少ない情報量であるという情報が前記ダミー
データに関連付けられた前記付加情報に含まれることを
特徴とする請求項8又は請求項9に記載の符号化音声デ
ータ復号化方法である。
【0024】請求項12に記載の発明は、前記ダミーデ
ータの情報量が、前記符号化処理ステップにおける転送
要求単位の情報量のn倍(nは1以上の正整数)である
ことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の符号化
音声データ復号化方法である。
【0025】請求項13に記載の発明は、前記データ読
み出しステップにおいて、符号化音声データの符号化方
法の情報並びに前記符号化音声データの情報量若しくは
その終端位置の情報を読み出し、前記符号化音声データ
の符号化方法の情報並びに前記符号化音声データの情報
量若しくはその終端位置の情報に基づいて符号化方法切
換位置を出することを特徴とする請求項8又は請求項9
に記載の符号化音声データ復号化方法である。本発明の
符号化音声データ復号化装置及び符号化音声データ復号
化方法によれば、異なる圧縮方法の曲が連続していて
も、曲が途中で切れたりすることなくスムーズに再生す
ることができる。「符号化方法切換情報」は符号化方法
を切り換えるための情報を意味し、例えば符号化方法の
情報及び符号化方法を切り換えるタイミング情報を含
む。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施をするための
最良の形態を具体的に示した実施例について、図面とと
もに記載する。
【0027】《実施例1》図1〜図3、図6を用いて、
本発明の実施例1の符号化音声データ復号化装置及び符
号化音声データ復号化方法について説明する。図1は本
発明の実施例1の符号化音声データ復号化装置の構成を
示すブロック図である。実施例1の符号化音声データ復
号化装置は、メモリーカードである記録媒体101から
圧縮音声データを読み出し、伸長して出力する。はじめ
に実施例1の符号化音声データ復号化装置の構成につい
て説明する。図1において、101は記録媒体、102
はデータ読み出し手段、103は格納媒体、104は書
き込みアドレスレジスタ、105は読み出しアドレスレ
ジスタ、106はデータ残量管理手段、107は制御手
段、108は伸長処理手段(復号化処理手段に含まれ
る。)である。格納媒体103は、データ格納領域11
1、付加情報格納領域112を有する。
【0028】次に実施例1の符号化音声データ復号化装
置のデータの流れについて説明する。図6は本発明の実
施例1の符号化音声データ復号化装置の格納媒体103
のデータ残量を示した図である。図6は、時間(横軸)経
過による格納媒体103のデータ残量(縦軸)の変化を示
している。格納媒体103のデータ残量がスレッショル
ドレベル(閾値)以下になると、データ残量管理手段10
6からの通知により、制御手段107はデータ読み出し
手段102にデータの読み出しを指示する。データ読み
出し手段102は、記憶媒体101から圧縮音声データ
及びその付加情報を読み出し、格納媒体103にデータ
格納を開始する。同様に、格納媒体103が一杯になる
と、すなわち格納媒体103のデータ残量が所定量aに
なると、制御手段からの指示によりデータ読み出し手段
102はデータ格納を終了する。後述するように、実施
例1においては圧縮方法の切換位置で格納媒体103に
ダミーデータ及びその付加情報(符号化タイミング情報
を含む。)を格納する。
【0029】ダミーデータの格納データ量は、格納媒体
103から伸長処理手段108への転送要求単位とす
る。1つのストリームの最後の圧縮音声データ及びダミ
ーデータを格納する際は、最後の圧縮音声データ及びダ
ミーデータ及びそれらの付加情報を格納した時点でデー
タ格納を終了する。格納媒体103のデータ残量が所定
量aに達しなくても良い。次に格納媒体103のデータ
残量が閾値以下になると、制御手段107はデータ読み
出し手段102に次のストリームのデータの読み出しを
指示する。本実施例において、ダミーデータを必要最小
限にすることができるため、異なる圧縮方法の曲を再生
する時に、曲と曲との間に間が空くことなく次曲を再生
することができる。
【0030】最初に制御手段107の指示に基づいて、
データ読み出し手段102は圧縮音声データのストリー
ムの管理情報を記録媒体101から読み出し、制御手段
107に伝送する。管理情報は、圧縮音声データのスト
リーム(例えば音楽)の圧縮方法の情報並びに圧縮音声デ
ータの情報量若しくはその終端位置の情報を含む。制御
手段107は、伸長処理手段108に圧縮方法の情報を
伝送する。伸長処理手段108(種々の圧縮方法で圧縮
された圧縮音声データを伸長することができる。)は、
伝送された圧縮方法の情報をRAM(伸長処理手段10
8が内蔵する。)に格納しておき、その後ダミーデータ
に対応付けられた付加情報に含まれる符号化タイミング
情報(=1)を読み出したタイミングで、その圧縮方法の
情報に基づいて、その圧縮方法で圧縮された圧縮音声デ
ータを伸長できる状態に設定される。
【0031】次に、データ読み出し手段102は制御手
段107からの読み出し指示に基づいて、記録媒体10
1から最初にダミーデータ及びその付加情報を読み出
す。ダミーデータの付加情報は、1ビットの符号化タイ
ミング情報を含む(その値は1である。)。通常の圧縮音
声データに対応付けられた付加情報においては、符号化
タイミング情報の値は0である。伸長処理手段108
は、符号化タイミング情報の値が0であればその付加情
報に対応付けられたデータが通常の圧縮音声データであ
ると判断し、圧縮音声データを伸長処理する。伸長処理
手段108は、符号化タイミング情報の値が1であれば
その付加情報に対応付けられたデータがダミーデータで
あると判断する。この時伸長処理手段108は、RAM
に格納されている圧縮方法の情報(制御手段107から
伝送された情報である。)に従って、その圧縮方法で圧
縮された圧縮音声データを伸長できる状態に設定され
る。
【0032】さらにデータ読み出し手段102は、ダミ
ーデータ及びその付加情報の書き込みアドレスを書き込
みアドレスレジスタ104に書き込み、書き込みアドレ
スレジスタ104で指定される格納媒体103(例えば
RAM)の領域(データ格納領域111及び付加情報格納
領域112)にダミーデータ及びにその付加情報をそれ
ぞれ相互に関連させて格納する。ダミーデータの量は、
伸長処理手段108が伸長処理をするのに必要な量(転
送要求単位の情報量)のn回分(nは正整数。実施例にお
いてはn=1)に等しい。
【0033】次に、データ読み出し手段102は制御手
段107からの読み出し指示に基づいて、記録媒体10
1から一定量の圧縮音声データ及びその付加情報を読み
出す。さらにデータ読み出し手段102は、圧縮音声デ
ータ及びその付加情報の書き込みアドレス(ダミーデー
タ及びその付加情報が書き込まれたアドレスの次のアド
レス)を書き込みアドレスレジスタ104に書き込み、
書き込みアドレスレジスタ104で指定される格納媒体
103の領域(データ格納領域111及び付加情報格納
領域112)に圧縮音声データ及びその付加情報をそれ
ぞれ相互に関連させて格納する。圧縮音声データ及びそ
の付加情報を記録媒体101から読み出して格納媒体1
03に格納する処理を、格納媒体103のデータ残量が
所定量a(図6)になるまで繰り返す。
【0034】伸長処理手段108は、一定のビットレー
トで伸長された音声データを出力する。伸長処理手段1
08は、読み出しアドレスレジスタ105にデータ(圧
縮音声データ若しくはダミーデータ並びにその付加情
報)の読み出しアドレス値(順次インクリメントされ
る。)を書き込む。さらに伸長処理手段108は、読み
出しアドレスレジスタ105で指定されるアドレスから
伸長処理に必要な量のデータ(圧縮音声データ若しくは
ダミーデータ並びにその付加情報)を読み出す。
【0035】伸長処理手段108は、最初にダミーデー
タとその付加情報とを読み出す。ダミーデータは伸長処
理できないデータである故、伸長処理手段108はダミ
ーデータを伸長したデータを出力しない。最初に、伸長
処理手段108がダミーデータ及びその付加情報を読み
出す。伸長処理手段108(種々の圧縮方法で圧縮され
た圧縮音声データを伸長することができるマルチコーデ
ック対応の伸長処理手段である。)は、ダミーデータの
付加情報に含まれる符号化タイミング情報(値は1であ
る。)を読み出したタイミングで、制御手段107から
の圧縮方法の情報に基づいて、その圧縮方法で圧縮され
た圧縮音声データを伸長できる状態に設定される。ダミ
ーデータ(実施例においては、伸長処理手段108が伸
長処理できないデータである。)は伸長されない。伸長
処理手段108が所定の圧縮方法(伸長方法)に設定され
るまでは、伸長処理手段108がどのような圧縮方法
(伸長方法)に設定されているか分からないが、ダミーデ
ータは伸長処理できないデータである故に、伸長処理手
段108が誤って伸長処理して異常音を出力することは
ない。その後、伸長処理手段108が圧縮音声データ及
びその付加情報を読み出し、読み出した圧縮音声データ
を設定された圧縮方法で伸長し出力する。
【0036】データ残量管理手段106は、書き込みア
ドレスレジスタ104のアドレス値と読み出しアドレス
レジスタ105のアドレス値とを読み出し両者の差分に
基づいてデータ残量を算出する。両者の差分は、格納媒
体103に書き込まれておりまだ読み出されていない圧
縮音声データの情報量(データ残量)に比例する。制御手
段107はデータ残量管理手段106からデータ残量を
読み出し、データ残量が一定の閾値以下になれば、デー
タ読み出し手段102に一定量の圧縮音声データ及びそ
の付加情報を記録媒体101から読み出して格納媒体1
03に書き込むよう指示する。以下上記の処理を繰り返
す。異なる圧縮方法で圧縮された他のストリームを読み
出す場合は最初にダミーデータ及びその付加情報を読み
出し、その後圧縮音声データ及びその付加情報を読み出
す。
【0037】1つの圧縮音声データのストリーム(「先
のストリーム」と呼ぶ。)に続いて、他の1つの圧縮音
声データのストリーム(「次のストリーム」と呼ぶ。)を
読み出す場合を説明する。最初に、制御手段107の指
示に基づいて、データ読み出し手段102は記録媒体1
01から管理情報(圧縮方法の情報等を含む。)、ダミー
データ及びその付加情報(符号化タイミング情報(=1)
を含む。)を読み出し、格納媒体103に格納する。続
いて制御手段107の指示に基づいて、データ読み出し
手段102は記録媒体101から一定量の圧縮音声デー
タ及びその付加情報(先のストリームに含まれる。)を読
み出し、格納媒体103に格納する。伸長処理手段10
8は、制御手段107からの先のストリームの圧縮音声
データの圧縮方法の情報に基づいて、ダミーデータに対
応付けられた付加情報に含まれる符号化タイミング情報
(=1)を読み出したタイミングで、その圧縮方法(伸長
方法)で圧縮音声データを伸長するように設定される。
伸長処理手段108はその圧縮方法で圧縮音声データを
伸長して出力する。
【0038】データ読み出し手段102は、先のストリ
ームの最後の圧縮音声データ及びその付加情報を格納媒
体103に格納するまでこの処理を繰り返す。同様に、
伸長処理手段108は、圧縮音声データの伸長及び出力
を繰り返す。先のストリームの管理情報は先のストリー
ムの情報量(又は先のストリームの終端位置)の情報を有
する故に、制御手段107は先のストリームの最後まで
正確に圧縮音声データ等の読み出し指示をデータ読み出
し手段102に送ることができる。次に制御手段107
は、データ読み出し手段102に次のストリームの管理
情報(圧縮方法の情報等を含む。)を記録媒体101から
読み出すように指示する。
【0039】次のストリームが先のストリームと同じ圧
縮方法で圧縮されていれば、上記と同様に、データ残量
が一定の閾値以下になれば制御手段107の指示に基づ
いて、データ読み出し手段102は次のストリームから
一定量の圧縮音声データ及びその付加情報を記録媒体1
01から読み出し格納媒体103に格納することを繰り
返す。この場合、次のストリームの先頭にダミーデータ
を付加する必要はない。伸長処理手段108は、格納媒
体103から圧縮音声データ及びその付加情報を読み出
して伸長処理し、一定のビットレートで出力する。先の
ストリームと次のストリームとはシームレスに再生・伸
長され、出力される。
【0040】次のストリームが先のストリームと異なる
圧縮方法で圧縮されていれば、制御手段107の指示に
基づき、データ読み出し手段102はデータ格納領域1
11の先のストリームの最後の圧縮音声データが格納さ
れている格納領域の次の格納領域に記憶媒体101から
のダミーデータを格納し、そのダミーデータに対応する
付加情報(符号化タイミング情報(=1)を含む。)を付加
情報格納領域112に格納する。ダミーデータとその付
加情報は、相互に関連させて格納されている。本実施例
においては、ダミーデータの量は伸長処理手段108の
転送要求単位の情報量のn倍(nは正整数)に等しい。
【0041】伸長処理手段108は、先のストリームの
最後の圧縮音声データ及びその付加情報を読み出して伸
長し出力した後、ダミーデータ及びその付加情報を読み
出す。伸長処理手段108は制御手段107から伝送さ
れた圧縮方法の情報に基づいて、次のストリームの圧縮
方法で圧縮された圧縮音声データを伸長できる状態に設
定する。ダミーデータの付加情報には圧縮方法の切換情
報が含まれており、伸長処理手段108はこの符号化タ
イミング情報を読み出した時点で圧縮方法を切り換え
る。ダミーデータの付加情報に含まれる符号化タイミン
グ情報(=1)は、圧縮方法の切換タイミングを指定す
る。新たな圧縮方法がどの圧縮方法であるかという情報
は、制御手段107から伸長処理手段108に直接伝送
される。伸長処理手段108がその圧縮方法(伸長方法)
の設定変更を行うとき、ダミーデータが先のストリーム
の圧縮方法(伸長方法)の設定方法で伸長されるのか次の
ストリームの圧縮方法(伸長方法)で伸長されるのかが不
安定な状態になる。しかしダミーデータは先のストリー
ムの圧縮方法(伸長方法)によっても又は次のストリーム
の圧縮方法(伸長方法)によっても伸長処理できないデー
タである故に、伸長処理手段108が誤って伸長処理し
て異常音を出力することはない。伸長処理手段108が
圧縮方法(伸長方法)を切り換えるのに必要な時間より
も、伸長処理手段108が全てのダミーデータを処理す
る時間が長くなるように、ダミーデータの情報量は設定
されている。好ましくはnをその条件で最小の値にす
る。実施例1においてはn=1である。
【0042】データ残量が一定の閾値以下になれば、制
御手段107はデータ読み出し手段102に指示し、デ
ータ読み出し手段102は記録媒体101から一定量の
圧縮音声データ及びその付加情報(次のストリームに含
まれる。)を読み出して、ダミーデータが格納されてい
るデータ格納領域111のアドレスの次のアドレスにそ
の圧縮音声データを格納し、その付加情報を付加情報格
納領域112に格納する。圧縮音声データとその付加情
報とは、相互に関連させて格納されている。
【0043】伸長処理手段108が次のストリームの先
頭の圧縮音声データ(ダミーデータの次に位置する。)及
びその付加情報を読み出したとき、伸長処理手段108
は次のストリームに対応した圧縮方法(伸長方法)に設定
されている故に、次のストリームの先頭から圧縮音声デ
ータは正しく伸長されて出力される。ダミーデータの情
報量は、伸長処理手段108からの転送要求単位の情報
量のn倍(nは正整数)に設定されている故に、伸長処理
手段108がダミーデータの最後の部分と次のストリー
ムの先頭の部分とを同時に読み込んで誤って伸長処理す
るおそれはない。
【0044】例えば、2曲の音楽の圧縮音声データ(先
のストリーム及び次のストリーム)を連続して再生する
場合、2曲が同じ圧縮方法で圧縮されているならば、圧
縮音声データ伸長装置は、2曲の圧縮音声データを連続
して伸長処理してシームレス再生を行うことができる。
2曲(第i番目の曲(先のストリーム)及び第(i+1)番
目の曲(次のストリーム))が異なる圧縮方法で圧縮され
ているならば、伸長処理手段108は先のストリームの
圧縮方法(伸長方法)で第i番目の曲の圧縮音声データを
伸長して出力する。第i番目の曲の伸長出力が終わった
後、伸長処理手段108は格納媒体103からダミーデ
ータ及びその付加情報を読み出す。制御手段107から
の圧縮方法の情報に基づいて、伸長処理手段108はダ
ミーデータの付加情報に含まれる符号化タイミング情報
(=1)を読み出したタイミングで、次のストリームの圧
縮方法(伸長方法)に設定変更する。伸長処理手段108
は次に第(i+1)番目の曲(次のストリーム)を格納媒体
103から読み出して、次のストリームの圧縮方法(伸
長方法)で圧縮音声データを伸長して出力する。本実施
例の圧縮音声データ伸長装置は、圧縮方法が途中で切り
換えられても誤動作することなく圧縮音声データをシー
ムレスに伸長して出力する(ダミーデータの処理時間及
び伸長処理手段108の圧縮方法(伸長方法)の切換時間
は極めて短い。)。圧縮方法が可変長符号化方式であっ
てもよい。
【0045】図2は本発明の実施例1の符号化音声デー
タ復号化装置の格納媒体にデータ(複数の曲から成り、
それぞれの曲が1つのストリームを構成している。)を
格納するまでのフローチャートである。図3は本発明の
実施例1の符号化音声データ復号化装置の格納媒体にデ
ータを格納後のフローチャートである。図2において、
ステップ201で制御手段107は、データ残量管理手
段106から格納媒体103のデータ残量情報を入手
し、このデータ残量情報に基づいて格納媒体のデータ残
量が一定量以上か否か判断する。一定量以上の場合は、
このフローチャートを終了する。
【0046】一定量より少ない場合は、ステップ202
に進み前曲終了近傍か否か判断する。前曲終了近傍の場
合は、制御手段107はデータ読み出し手段102を通
じて次の曲の管理情報(圧縮方法の情報を含む。)を入力
する。そして、ステップ203に進み制御手段107は
前曲と次曲の圧縮方法が同じか否か判断する。ステップ
202で前曲終了近傍でない場合またはステップ203
で圧縮方法が同じ場合は、ステップ204に進む。
【0047】ステップ204で制御手段107は、デー
タ読み出し手段102に一定量のデータの読み出しを指
示する。ステップ205でデータ読み出し手段102
は、記録媒体101から一定量の圧縮音声データとその
付加情報を読み出す。ステップ206でデータ読み出し
手段102は、読み出した圧縮音声データとその付加情
報を格納媒体103に送り、同時に書き込みアドレスを
書き込みアドレスレジスタ104に送る。ステップ20
7で格納媒体103は、圧縮音声データをデータ格納領
域111に、圧縮音声データの付加情報を付加情報格納
領域112に相互に関連させて格納し、このフローチャ
ートを終了する。
【0048】ステップ203で圧縮方法が同じでない場
合は、ステップ208に進み、制御手段107は、デー
タ読み出し手段102に前曲の最後までのデータの読み
出しを指示する。ステップ209でデータ読み出し手段
102は、記録媒体101から前曲の最後までの圧縮音
声データとその付加情報を読み出す。ステップ210で
データ読み出し手段102は、読み出した圧縮音声デー
タとその付加情報を格納媒体103に送り、同時に書き
込みアドレスを書き込みアドレスレジスタ104に送
る。ステップ211で格納媒体103は、圧縮音声デー
タをデータ格納領域111に、圧縮音声データの付加情
報を付加情報格納領域112に相互に関連させて格納す
る。ステップ212でデータ読み出し手段102は、記
録媒体101からのダミーデータとその付加情報を読み
出して格納媒体103に送り、同時に書き込みアドレス
を書き込みアドレスレジスタ104に送る。ステップ2
13で格納媒体103は、ダミーデータをデータ格納領
域111に、付加情報を付加情報格納領域112に相互
に関連させて格納し、このフローチャートを終了する。
ダミーデータの付加情報には符号化タイミング情報(=
1)が含まれている。
【0049】実施例1の伸長処理手段108は、2つの
転送要求単位の圧縮音声データ(又は伸長された音声デ
ータ)を格納するメモリーを有する。伸長処理手段10
8は、一方の転送要求単位の圧縮音声データの伸長処理
を行っている間に、他方の転送要求単位の伸長された音
声データを一定のビットレートで出力する。他方の転送
要求単位の伸長された音声データが出力し終わると、一
方の転送要求単位の伸長された音声データの出力を開始
する。そして、格納媒体103から新たな転送要求単位
の圧縮音声データ及びその付加情報を読み出し、他方の
転送要求単位の圧縮音声データを格納するメモリー領域
に格納し、その伸長処理を開始する。伸長処理する転送
要求単位と一定のビットレートで出力する転送要求単位
を交互に切り換えながら上記の処理を繰り返す。
【0050】図3において、ステップ301で伸長処理
手段108は、転送要求単位の伸長された音声データの
出力が完了したか否か判断する。未完の場合は、このフ
ローチャートを終了する。完了した場合は、ステップ3
02に進み伸長処理手段108は、格納媒体103の読
み出しアドレスレジスタ105にアドレス値を書き込
む。ステップ303で格納媒体103から圧縮音声デー
タ等を読み出し、伸長処理手段108に入力する。ステ
ップ304で格納媒体103から送られたデータがダミ
ーデータか否か判断する(符号化タイミング情報が1で
あればダミーデータであると判断し、0であれば圧縮音
声データであると判断する。)。圧縮音声データの場合
は、ステップ305に進み伸長処理手段108は、設定
された圧縮方法(伸長方法)で圧縮音声データを伸長す
る。ステップ306で伸長処理手段108は、伸長され
た音声データを出力し、このフローチャートを終了す
る。ステップ304でダミーデータの場合は、ステップ
307に進み伸長処理手段108は制御手段108から
の圧縮方法の情報に基づいて圧縮方法を切り換え、この
フローチャートを終了する。
【0051】本実施例においては、圧縮音声データを格
納媒体に格納する際、異なる圧縮方法の曲の間にダミー
データを格納する点が従来例と異なっている。これによ
り、異なる圧縮方法の曲を連続して再生する場合でも、
スムーズに圧縮方法の変換をすることができ、曲が途切
れたりすることがなくなる。
【0052】本実施例においては、データ格納領域11
1に伸長処理できないデータであるダミーデータを格納
したが、これに代えてデータ格納領域111に任意の値
のダミーデータを格納し、これに対応する付加情報格納
領域112に再生可/不可フラグを不可に設定した付加
情報を格納しても良い。この場合は、通常の圧縮音声デ
ータに対応する付加情報においては再生可/不可フラグ
は再生可に設定されることは言うまでもない。例えばダ
ミーデータの付加情報は、1ビットの符号化タイミング
情報を含む(その値は1である。)。通常の圧縮音声デー
タに対応付けられた付加情報においては、符号化タイミ
ング情報の値は0である。伸長処理手段108は、符号
化タイミング情報の値が0であればその付加情報に対応
付けられたデータが通常の圧縮音声データであると判断
し(再生可であると判断し)、圧縮音声データを伸長処理
する。伸長処理手段108は、符号化タイミング情報の
値が1であればその付加情報に対応付けられたデータが
ダミーデータであると判断する(再生不可であると判断
する。)。伸長処理手段108はダミーデータの伸長処
理を実行しない。
【0053】また、ダミーデータのデータ量を伸長処理
手段108が伸長処理できる最小のデータ量より小さく
(例えば1バイト)設定しても良い。例えば付加情報は1
ビットの符号化タイミング情報及びデータ量の情報を含
む。ダミーデータの付加情報においては、符号化タイミ
ング情報の値は1であり、データ量が1バイトに設定さ
れている。通常の圧縮音声データに対応付けられた付加
情報においては、符号化タイミング情報の値は0であ
り、データ量が圧縮音声データの正しいデータ量に設定
されている。伸長処理手段108は、データ量を読み出
して、そのデータ量に基づいて圧縮音声データを伸長処
理する。通常の圧縮音声データはその正しいデータ量に
基づいて伸長される。しかしダミーデータのデータ量は
1バイトに設定されている故に、伸長処理手段108は
ダミーデータの情報量が伸長処理をするために必要な最
小の情報量よりも少ない情報量であると判断し、ダミー
データの伸長処理を行わない。また、記憶媒体101
は、メモリーカードであるとしているが、これに代えて
光ディスク、光磁気ディスク、ハードディスクなどであ
っても良い。
【0054】《実施例2》図3〜図6を用いて、本発明
の実施例2の符号化音声データ復号化装置及び符号化音
声データ復号化方法について説明する。図4は本発明の
実施例2の符号化音声データ復号化装置の構成を示すブ
ロック図である。実施例2の符号化音声データ復号化装
置は、メモリーカードである記録媒体101から圧縮音
声データを読み出し、伸長して出力する。はじめに実施
例2の符号化音声データ復号化装置の構成について説明
する。図4において、101は記録媒体、102はデー
タ読み出し手段、103は格納媒体、104は書き込み
アドレスレジスタ、105は読み出しアドレスレジス
タ、106はデータ残量管理手段、107は制御手段、
108は伸長処理手段(復号化処理手段に含まれる。)で
ある。格納媒体103は、データ格納領域111、付加
情報格納領域112を有する。構成要素は図1と同じで
あるため同一の符号を付している。
【0055】実施例1の符号化音声データ復号化装置及
び符号化音声データ復号化方法においては、記録媒体1
01にダミーデータ及び付加情報(符号化タイミング情
報を含む。)が格納されていた。制御手段107は圧縮
方法の切換点においてデータ読み出し手段102に指示
を送った。データ読み出し手段102は記録媒体101
からダミーデータを及びその付加情報(符号化タイミン
グ情報)を読み出し、それぞれデータ格納領域111及
び付加情報格納領域112に格納した。さらに、伸長処
理手段108はダミーデータ及び圧縮方法切換点情報を
読み込んだ時点において、制御手段107から直接伝送
された圧縮方法の情報に基づいて、その圧縮方法で圧縮
された圧縮音声データを伸長できる状態に設定された。
これに対して、実施例2の符号化音声データ復号化装置
及び符号化音声データ復号化方法においては、記録媒体
101にダミーデータ及びその付加情報が格納されてい
ない(ストリームの管理情報はそのストリームの圧縮音
声データの圧縮方法の情報を有する。)。制御手段10
7は、ストリームの先頭及び圧縮方法の切換点において
ダミーデータ及びその付加情報(符号化タイミング情報
及び圧縮方法の情報を含む。符号化タイミング情報は実
施例1と同じである。)を生成して出力し、それぞれデ
ータ格納領域111及び付加情報格納領域112に格納
する。さらに、伸長処理手段108はダミーデータ及び
符号化タイミング情報を読み込んだ時点において、読み
込んだ圧縮方法の情報に基づいて、その圧縮方法で圧縮
された圧縮音声データを伸長できる状態に設定される。
それ以外の点において両者は同一である。
【0056】次に実施例2の符号化音声データ復号化装
置のデータの流れについて説明する。本発明の実施例2
の符号化音声データ復号化装置の格納媒体103のデー
タ残量を示した図は実施例1(図6)と同様であるため、
説明を省略する。
【0057】最初に制御手段107の指示に基づいて、
データ読み出し手段102は圧縮音声データのストリー
ムの管理情報を記録媒体101から読み出し、制御手段
107に伝送する。管理情報は、圧縮音声データのスト
リーム(例えば音楽)の圧縮方法の情報並びに圧縮音声デ
ータの情報量若しくはその終端位置の情報を含む。
【0058】最初に、制御手段107は、ダミーデータ
及びその付加情報(符号化タイミング情報(=1)及び圧
縮音声データの圧縮方法の情報を含む。)の書き込みア
ドレスを書き込みアドレスレジスタ104に書き込み、
書き込みアドレスレジスタ104で指定される格納媒体
103(例えばRAM)の領域(データ格納領域111及
び付加情報格納領域112)にダミーデータ及びその付
加情報をそれぞれ相互に関連させて格納する。ダミーデ
ータはストリームの先頭に書き込まれる。本実施例にお
いては、ダミーデータの量は、伸長処理手段108が伸
長処理をするのに必要な量(転送要求単位の情報量)のn
回分(nは正整数)に等しい。次に、データ読み出し手段
102は制御手段107からの読み出し指示に基づい
て、記録媒体101から一定量の圧縮音声データ及びそ
の付加情報を読み出す。さらにデータ読み出し手段10
2は、圧縮音声データ及びその付加情報の書き込みアド
レス(ダミーデータの次のアドレス)を書き込みアドレス
レジスタ104に書き込み、書き込みアドレスレジスタ
104で指定される格納媒体103(例えばRAM)の領
域(データ格納領域111及び付加情報格納領域112)
に圧縮音声データ及びその付加情報をそれぞれ相互に関
連させて格納する。
【0059】伸長処理手段108は、一定のビットレー
トで伸長された音声データを出力する。伸長処理手段1
08は、読み出しアドレスレジスタ105にデータ(圧
縮音声データ若しくはダミーデータ並びにその付加情
報)の読み出しアドレス値(順次インクリメントされ
る。)を書き込む。さらに伸長処理手段108は、読み
出しアドレスレジスタ105で指定されるアドレスから
伸長処理に必要な量のデータ(圧縮音声データ若しくは
ダミーデータ並びにその付加情報)を読み出す。
【0060】最初に、伸長処理手段108がダミーデー
タ及びその付加情報(符号化タイミング情報(=1)及び
圧縮方法の情報を含む。)を格納媒体103から読み出
す。ダミーデータ(実施例においては、伸長処理手段1
08が伸長処理できないデータである。)は伸長されな
い。伸長処理手段108(種々の圧縮方法で圧縮された
圧縮音声データを伸長することができるマルチコーデッ
ク対応の伸長処理手段である。)はダミーデータの付加
情報に含まれる符号化タイミング情報が1であることに
基づいて、その付加情報に対応付けられたデータがダミ
ーデータであると判断する。符号化タイミング情報が0
である場合、付加情報に含まれる符号化タイミング情報
以外の情報は圧縮音声データの属性情報を意味するが、
符号化タイミング情報が1である場合、付加情報に含ま
れる符号化タイミング情報以外の情報は圧縮方法の情報
を意味する。伸長処理手段108は、付加情報に含まれ
る圧縮方法の情報に基づいて、その圧縮方法で圧縮され
た圧縮音声データを伸長できる状態に設定される。伸長
処理手段108が所定の圧縮方法(伸長方法)に設定され
るまでは、伸長処理手段108がどのような圧縮方法
(伸長方法)に設定されているか分からないが、ダミーデ
ータは伸長処理できないデータである故に、伸長処理手
段108が誤って伸長処理して異常音を出力することは
ない。次に、伸長処理手段108は圧縮音声データ及び
その付加情報を読み出し、読み出した圧縮音声データを
設定された圧縮方法で伸長し出力する。
【0061】データ残量管理手段106は、書き込みア
ドレスレジスタ104のアドレス値と読み出しアドレス
レジスタ105のアドレス値とを読み出し両者の差分に
基づいてデータ残量を算出する。両者の差分は、格納媒
体103に書き込まれておりまだ読み出されていない圧
縮音声データの情報量(データ残量)に比例する。制御手
段107はデータ残量管理手段106からデータ残量を
読み出し、データ残量が一定の閾値以下になれば、デー
タ読み出し手段102に一定量の圧縮音声データとその
付加情報を記録媒体101から読み出して格納媒体10
3に書き込むよう指示する。以下上記の処理を繰り返
す。異なる圧縮方法で圧縮された他のストリームを読み
出す場合は、最初に制御手段107からダミーデータ及
びその付加情報を読み出し、その後記録媒体101から
圧縮音声データ及びその付加情報を読み出す。
【0062】1つの圧縮音声データのストリーム(「先
のストリーム」と呼ぶ。)に続いて、他の1つの圧縮音
声データのストリーム(「次のストリーム」と呼ぶ。)を
読み出す場合は、制御手段107の指示に基づいて、デ
ータ読み出し手段102は記録媒体101から最初に先
のストリームの管理情報を読み出す。制御手段107
は、読み出した管理情報に基づいてダミーデータとその
付加情報(符号化タイミング情報及び圧縮方法の情報を
含む。)を格納媒体103に格納する。次にデータ読み
出し手段102は記録媒体101から一定量の圧縮音声
データ及びその付加情報(先のストリームに含まれる。)
を読み出し、格納媒体103に格納する。伸長処理手段
108は、格納媒体103から読み出された先のストリ
ームの先頭のダミーデータの付加情報に含まれる符号化
タイミング情報が1であると検出して、その付加情報に
含まれる圧縮音声データの圧縮方法の情報を読み出し、
その圧縮方法(伸長方法)で圧縮音声データを伸長するよ
うに設定される。伸長処理手段108はその圧縮方法で
圧縮音声データを伸長して出力する。
【0063】データ読み出し手段102は、先のストリ
ームの最後の圧縮音声データ及びその付加情報を格納媒
体103に格納するまで、圧縮音声データ及びその付加
情報の読み出し及び格納を繰り返す。同様に伸長処理手
段108は、圧縮音声データの伸長及び出力を繰り返
す。先のストリームの管理情報は先のストリームの情報
量(又は先のストリームの終端位置)の情報を有する故
に、制御手段107は先のストリームの最後の圧縮音声
データまでを正確に読み出す指示をデータ読み出し手段
102に送ることができる。次に制御手段107は、デ
ータ読み出し手段102に次のストリームの管理情報を
記録媒体101から読み出すように指示する。
【0064】次のストリームが先のストリームと同じ圧
縮方法で圧縮されていれば、上記と同様に、データ残量
が一定の閾値以下になれば制御手段107の指示に基づ
いて、データ読み出し手段102は次のストリームから
一定量の圧縮音声データ及びその付加情報を記録媒体1
01から読み出し格納媒体103に格納することを繰り
返す。この場合、次のストリームの先頭にダミーデータ
を付加する必要はない。伸長処理手段108は、格納媒
体103から圧縮音声データ及びその付加情報を読み出
して伸長処理し、一定のビットレートで出力する。先の
ストリームと次のストリームとはシームレスに再生・伸
長され、出力される。
【0065】次のストリームが先のストリームと異なる
圧縮方法で圧縮されていれば、制御手段107は、デー
タ格納領域111の先のストリームの最後の圧縮音声デ
ータが格納されている格納領域の次の格納領域にダミー
データを格納し、符号化タイミング情報(=1)及び次の
ストリームの圧縮方法の情報をダミーデータに対応する
付加情報として付加情報格納領域112に格納する。ダ
ミーデータとその付加情報は、相互に関連させて格納さ
れている。本実施例においては、ダミーデータの量は伸
長処理手段108の転送要求単位の情報量のn倍(nは
正整数)に等しい。
【0066】伸長処理手段108は、先のストリームの
最後の圧縮音声データ及びその付加情報を読み出して伸
長し出力した後、ダミーデータ及びその付加情報を読み
出す。伸長処理手段108は付加情報に含まれる符号化
タイミング情報(=1)を検出し、その付加情報に含まれ
る圧縮方法の情報に基づいて、次のストリームの圧縮方
法で圧縮された圧縮音声データを伸長できる状態に設定
する。伸長処理手段108がその圧縮方法(伸長方法)の
設定変更を行うとき、ダミーデータが先のストリームの
圧縮方法(伸長方法)の設定方法で伸長されるのか次のス
トリームの圧縮方法(伸長方法)で伸長されるのかが不安
定な状態になる。しかしダミーデータは先のストリーム
の圧縮方法(伸長方法)によっても又は次のストリームの
圧縮方法(伸長方法)によっても伸長処理できないデータ
である故に、伸長処理手段108が誤って伸長処理して
異常音を出力することはない。伸長処理手段108が圧
縮方法(伸長方法)を切り換えるのに必要な時間よりも、
伸長処理手段108が全てのダミーデータを処理する時
間が長くなるように、ダミーデータの情報量は設定され
ている。好ましくはnをその条件で最小の値にする。実
施例1においてはn=1である。
【0067】データ残量が一定の閾値以下になれば、制
御手段107はデータ読み出し手段102に指示し、デ
ータ読み出し手段102は記録媒体101から一定量の
圧縮音声データ及びその付加情報(次のストリームに含
まれる。)を読み出して、ダミーデータが格納されてい
るデータ格納領域111のアドレスの次のアドレスにそ
の圧縮音声データを格納し、その付加情報を付加情報格
納領域112に格納する。圧縮音声データとその付加情
報とは、相互に関連させて格納されている。
【0068】伸長処理手段108が次のストリームの先
頭の圧縮音声データ(ダミーデータの次に位置する。)及
びその付加情報を読み出したとき、伸長処理手段108
は次のストリームに対応した圧縮方法(伸長方法)に設定
されている故に、次のストリームの先頭から圧縮音声デ
ータは正しく伸長されて出力される。ダミーデータの情
報量は、伸長処理手段108からの転送要求単位の情報
量のn倍(nは正整数)に設定されている故に、伸長処理
手段108がダミーデータの最後の部分と次のストリー
ムの先頭の部分とを同時に読み込んで誤って伸長処理す
るおそれはない。
【0069】例えば、2曲の音楽の圧縮音声データ(先
のストリーム及び次のストリーム)を連続して再生する
場合、2曲が同じ圧縮方法で圧縮されているならば、圧
縮音声データ伸長装置は、2曲の圧縮音声データを連続
して伸長処理してシームレス再生を行うことができる。
2曲(第i番目の曲(先のストリーム)及び第(i+1)番
目の曲(次のストリーム))が異なる圧縮方法で圧縮され
ているならば、伸長処理手段108は先のストリームの
圧縮方法(伸長方法)で第i番目の曲の圧縮音声データを
伸長して出力する。第i番目の曲の伸長出力が終わった
後、伸長処理手段108は格納媒体103からダミーデ
ータ及びその付加情報(符号化タイミング情報(=1)及
び圧縮方法の情報を含む。)を読み出して、次のストリ
ームの圧縮方法(伸長方法)に設定変更する。伸長処理手
段108は次に第(i+1)番目の曲(次のストリーム)を
格納媒体103から読み出して、次のストリームの圧縮
方法(伸長方法)で圧縮音声データを伸長して出力する。
本実施例の圧縮音声データ伸長装置は、圧縮方法が途中
で切り換えられても誤動作することなく圧縮音声データ
をシームレスに伸長して出力する(ダミーデータの処理
時間及び伸長処理手段108の圧縮方法(伸長方法)の切
換時間は極めて短い。)。圧縮方法が可変長符号化方式
であってもよい。
【0070】図5は本発明の実施例2の符号化音声デー
タ復号化装置の格納媒体にデータ(複数の曲から成り、
それぞれの曲が1つのストリームを構成している。)を
格納するまでのフローチャートである。図3は本発明の
実施例2の圧縮音声データ伸長装置の格納媒体にデータ
を格納後のフローチャートである。図5において、ステ
ップ501で制御手段107は、データ残量管理手段1
06から格納媒体103のデータ残量情報を入手し、こ
のデータ残量情報に基づいて格納媒体のデータ残量が一
定量以上か否か判断する。一定量以上の場合は、このフ
ローチャートを終了する。
【0071】一定量より少ない場合は、ステップ502
に進み前曲終了近傍か否か判断する。前曲終了近傍の場
合は、制御手段107はデータ読み出し手段102を通
じて次の曲の管理情報(圧縮方法の情報を含む。)を入力
する。そして、ステップ503に進み制御手段107は
前曲と次曲の圧縮方法が同じか否か判断する。ステップ
502で前曲終了近傍でない場合またはステップ503
で圧縮方法が同じ場合は、ステップ504に進む。
【0072】ステップ504で制御手段107は、デー
タ読み出し手段102に一定量のデータの読み出しを指
示する。ステップ505でデータ読み出し手段102
は、記録媒体101から一定量の圧縮音声データとその
付加情報を読み出す。ステップ506でデータ読み出し
手段102は、読み出した圧縮音声データとその付加情
報を格納媒体103に送り、同時に書き込みアドレスを
書き込みアドレスレジスタ104に送る。ステップ50
7で格納媒体103は、圧縮音声データをデータ格納領
域111に、圧縮音声データの付加情報を付加情報格納
領域112に相互に関連させて格納し、このフローチャ
ートを終了する。
【0073】ステップ503で圧縮方法が同じでない場
合は、ステップ508に進み、制御手段107は、デー
タ読み出し手段102に前曲の最後までのデータの読み
出しを指示する。ステップ509でデータ読み出し手段
102は、記録媒体101から前曲の最後までの圧縮音
声データとその付加情報を読み出す。ステップ510で
データ読み出し手段102は、読み出した圧縮音声デー
タと圧縮音声データの付加情報を格納媒体103に送
り、同時に書き込みアドレスを書き込みアドレスレジス
タ104に送る。ステップ511で格納媒体103は、
圧縮音声データをデータ格納領域111に、圧縮音声デ
ータの付加情報を付加情報格納領域112に相互に関連
させて格納する。ステップ512で制御手段102は、
ダミーデータとその付加情報(符号化タイミング情報及
び圧縮方法の情報を含む。)を格納媒体103に送り、
同時に書き込みアドレス(先のストリームの最後のデー
タが記録されているアドレスの次のアドレス)を書き込
みアドレスレジスタ104に送る。ステップ513で格
納媒体103は、ダミーデータをデータ格納領域111
に、その付加情報を付加情報格納領域112に相互に関
連させて格納し、このフローチャートを終了する。
【0074】図3において、ステップ307において伸
長処理手段108は格納媒体103からのダミーデータ
の付加情報に含まれる符号化タイミング情報及び圧縮方
法の情報に基づいて圧縮方法を切り換える。その他のス
テップは実施例1と同様であるため、説明を省略する。
【0075】本実施例においては、制御手段107から
ダミーデータを格納媒体103に格納している点及び格
納媒体103から圧縮方法の情報を伸長処理手段108
に送っている点が実施例1と異なっている。実施例1、
2は得られる効果が同じである。本実施例においては、
制御手段107がダミーデータ及びその付加情報を生成
し、格納媒体103に書き込んだ。これに代えて、記録
媒体101がダミーデータを有し、制御手段107がダ
ミーデータの付加情報を生成しても良い。この場合、制
御手段107からの指示に基づいてデータ読み出し手段
102が記憶媒体からダミーデータを読み出して格納媒
体103に格納し、制御手段107がその付加情報をダ
ミーデータに対応させて格納媒体103に格納する。こ
れにより、実施例1及び2と同様の効果が得られる。
【0076】本実施例においては、実施例1と同様にデ
ータ格納領域111に伸長処理できないデータであるダ
ミーデータを格納したが、これに代えてデータ格納領域
111に任意の値のダミーデータを格納し、これに対応
する付加情報格納領域112に再生可/不可フラグを不
可に設定した付加情報を格納しても良い。また、ダミー
データのデータ量を伸長処理手段108が伸長処理でき
る最小のデータ量より小さく(例えば1バイト)設定して
も良い。また、記憶媒体101は、メモリーカードであ
るとしているが、これに代えて光ディスク、光磁気ディ
スク、ハードディスクなどであっても良い。
【0077】《実施例3》実施例3の符号化音声データ
復号化装置は、実施例2の符号化音声データ復号化装置
(図4)と類似の構成を有する。実施例3の符号化音声デ
ータ復号化装置は記憶媒体101を有しておらず、デー
タ読み出し手段102は通信路(有線でも良く、無線で
も良い。)に接続された入力部である。それ以外の点に
おいて実施例3の符号化音声データ復号化装置は、実施
例2の符号化音声データ復号化装置と同じである。
【0078】最初にデータ読み出し手段は通信路を通じ
てストリームの管理情報(圧縮方法の情報を含む。)を入
力する。制御手段107はダミーデータを格納媒体10
3のデータ格納領域111に格納し、符号化タイミング
情報(=1)及び圧縮音声データの圧縮方法の情報をその
付加情報として付加情報格納領域112に格納する。次
に、データ読み出し手段は、通信路を通じて入力した圧
縮音声データ及びその付加情報を相互に関連させて格納
媒体103に格納する。入力するストリームの圧縮方法
が切り換わると制御手段はその切換位置にダミーデータ
及びその付加情報(符号化タイミング情報(=1)及び圧
縮方法の情報を含む。)を挿入して格納媒体103に格
納する。このダミーデータ及びその付加情報を読み出し
た伸長処理手段108は先のストリームを伸長して出力
した後符号化タイミング情報(=1)を検出し、付加情報
に含まれる圧縮方法の情報に基づいて圧縮方法の設定を
切り換え、次のストリームを先頭から正しく伸長して出
力する。
【0079】上記のように記録媒体に代えて通信路に接
続された符号化音声データ復号化装置(及びその方法)に
おいても、実施例1及び2の符号化音声データ復号化装
置と同様の効果を有する。上記の実施例は、圧縮音声デ
ータを伸長して出力する符号化音声データ復号化装置で
あった。本発明を他の符号化音声データ、例えば誤り訂
正符号化音声データ(誤り訂正符号化及び圧縮符号化さ
れた符号化音声データも含む。)を復号化して出力する
音声データ復号化装置に適用することもできる。この場
合は、伸長処理手段が誤り訂正復号化手段又は誤り訂正
復号化及び伸長手段になる。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、符号化方法の異なる符
号化音声ストリームを異常音を発生させることなく又は
音が欠落することなく正しく復号化して出力する符号化
音声データ復号化装置及び符号化音声データ復号化方法
を実現できるという効果が得られる。本発明によれば、
ダミーデータの量を必要最小限にすることができるた
め、異なる圧縮方法の曲の間であっても、間が空くこと
なくシームレス再生することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の符号化音声データ復号化装
置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例1の符号化音声データ復号化装
置の格納媒体にデータを格納するまでのフローチャート
【図3】本発明の実施例1及び2の符号化音声データ復
号化装置の格納媒体にデータを格納後のフローチャート
【図4】本発明の実施例2の符号化音声データ復号化装
置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施例2の符号化音声データ復号化装
置の格納媒体にデータを格納するまでのフーロチャート
【図6】本発明の実施例1及び2の符号化音声データ復
号化装置の格納媒体のデータ残量を示した図
【図7】従来例の符号化音声データ復号化装置の構成を
示すブロック図
【符号の説明】
101 記録媒体 102 データ読み出し手段 103 格納媒体 104 書き込みアドレスレジスタ 105 読み出しアドレスレジスタ 106 データ残量管理手段 107 制御手段 108 伸長処理手段 111 データ格納領域 112 付加情報格納領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 7/40 G06K 19/00 Q (72)発明者 傍島 彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 畠中 正彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B035 BB09 BC05 5D044 AB05 BC10 CC08 FG16 GL47 5D045 DA20 5J064 AA01 BA09 BB07 BC01 BC02 BC14 BD03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤り訂正符号化された又は圧縮符号化さ
    れた符号化音声データと、前記符号化音声データの付加
    情報と、符号化音声データの符号化方法の情報とを入力
    し、前記符号化音声データと前記付加情報とを相互に関
    連させてデータ格納手段に格納するデータ読み出し手段
    と、 前記符号化音声データと前記付加情報とを相互に関連さ
    せて格納し、ダミーデータと符号化方法切換情報を有す
    る付加情報とを相互に関連させて格納する前記データ格
    納手段と、 前記データ格納手段から前記符号化音声データと前記付
    加情報とを読み出し、前記符号化音声データを復号化処
    理し、復号化された音声データを出力し、且つ前記デー
    タ格納手段からダミーデータと符号化方法切換情報を有
    する付加情報とを読み出して復号化方法を切り換える復
    号化処理手段と、 前記データ読み出し手段が入力した前記符号化音声デー
    タの符号化方法の情報に基づいて検出した符号化方法切
    換位置で、前記ダミーデータ及び前記符号化方法切換情
    報を挿入して前記データ格納手段に相互に関連させて書
    き込む制御手段と、 を有することを特徴とする符号化音声データ復号化装
    置。
  2. 【請求項2】 制御手段からの指示に基づいて、誤り訂
    正符号化された又は圧縮符号化された符号化音声データ
    と、前記符号化音声データの付加情報と、符号化音声デ
    ータの符号化方法の情報とを記録媒体から読み出し、読
    み出した前記符号化音声データと前記付加情報とを相互
    に関連させてデータ格納手段に格納するデータ読み出し
    手段と、 前記符号化音声データと前記付加情報とを相互に関連さ
    せて格納し、制御手段が格納したダミーデータと符号化
    方法切換情報を有する付加情報とを相互に関連させて格
    納する前記データ格納手段と、 前記データ格納手段から前記符号化音声データと前記付
    加情報とを読み出し、前記符号化音声データを復号化処
    理し、復号化された音声データを出力し、且つ前記デー
    タ格納手段からダミーデータと符号化方法切換情報を有
    する付加情報とを読み出して復号化方法を切り換える復
    号化処理手段と、 前記符号化音声データの符号化方法の情報に基づいて検
    出した符号化方法切換位置で、前記ダミーデータ及び前
    記符号化方法切換情報を挿入して前記データ格納手段に
    相互に関連させて書き込む制御手段と、 を有することを特徴とする符号化音声データ復号化装
    置。
  3. 【請求項3】 制御手段からの指示に基づいて、誤り訂
    正符号化された又は圧縮符号化された符号化音声データ
    と、前記符号化音声データの付加情報と、符号化音声デ
    ータの符号化方法の情報と、ダミーデータとを記録媒体
    から読み出し、読み出した前記符号化音声データと前記
    付加情報とを相互に関連させてデータ格納手段に格納す
    るデータ読み出し手段と、 前記符号化音声データと前記付加情報とを相互に関連さ
    せて格納し、前記符号化音声データの符号化方法の情報
    に基づいて検出した符号化方法切換位置で、前記ダミー
    データと前記データ読み出し手段が前記記録媒体から読
    み出した又は前記制御手段が生成した符号化方法切換情
    報を有する付加情報とを相互に関連させて格納する前記
    データ格納手段と、 前記データ格納手段から前記符号化音声データと前記付
    加情報とを読み出し、前記符号化音声データを復号化処
    理し、復号化された音声データを出力し、且つ前記デー
    タ格納手段からダミーデータと符号化方法切換情報を有
    する付加情報とを読み出して復号化方法を切り換える復
    号化処理手段と、 前記データ読み出し手段に前記符号化音声データ及び前
    記付加情報、前記符号化音声データの符号化方法の情報
    又は前記ダミーデータを前記記録媒体から読み出すこと
    を指示する前記制御手段と、 を有することを特徴とする符号化音声データ復号化装
    置。
  4. 【請求項4】 前記符号化方法切換情報が符号化方法の
    切換タイミングを指示する情報であって、前記復号化処
    理手段は前記データ読み出し手段又は前記制御手段から
    伝送された符号化方法の情報を受信し、前記符号化方法
    切換情報を有する付加情報を入力したタイミングで符号
    化方法を切り換えることを特徴とする請求項1、請求項
    2又は請求項3に記載の符号化音声データ復号化装置。
  5. 【請求項5】 前記ダミーデータが無音のデータ若しく
    は前記復号化処理手段が復号化処理できないデータであ
    り、又は前記ダミーデータが再生不可であることを示す
    再生不可情報が前記ダミーデータに関連付けられた前記
    付加情報に含まれ、又は前記ダミーデータの情報量が前
    記復号化処理手段が復号化処理をするために必要な最小
    の情報量よりも少ない情報量であるという情報が前記ダ
    ミーデータに関連付けられた前記付加情報に含まれるこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載
    の符号化音声データ復号化装置。
  6. 【請求項6】 前記ダミーデータの情報量が、前記復号
    化処理手段からの転送要求単位の情報量のn倍(nは1
    以上の正整数)であることを特徴とする請求項1、請求
    項2又は請求項3に記載の符号化音声データ復号化装
    置。
  7. 【請求項7】 前記データ読み出し手段は、符号化音声
    データの符号化方法の情報並びに前記符号化音声データ
    の情報量若しくはその終端位置の情報を読み出し、 前記制御手段は、前記符号化音声データの符号化方法の
    情報並びに前記符号化音声データの情報量若しくはその
    終端位置の情報に基づいて符号化方法切換位置を算出す
    ることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に
    記載の符号化音声データ復号化装置。
  8. 【請求項8】 誤り訂正符号化された又は圧縮符号化さ
    れた符号化音声データと、前記符号化音声データの付加
    情報と、符号化音声データの符号化方法の情報とを入力
    し、前記符号化音声データと前記付加情報とを相互に関
    連させてデータ格納手段に格納するデータ読み出しステ
    ップと、 前記データ格納手段から前記符号化音声データと前記付
    加情報とを読み出し、前記符号化音声データを復号化処
    理し、復号化された音声データを出力する復号化処理ス
    テップと、 前記符号化音声データの符号化方法の情報に基づいて検
    出した符号化方法切換位置で、ダミーデータと前記符号
    化方法切換情報を有する付加情報を挿入して前記データ
    格納手段に相互に関連させて書き込む符号化方法切換情
    報書き込みステップと、 前記データ格納手段からダミーデータと符号化方法切換
    情報を有する付加情報とを読み出して復号化方法を切り
    換える復号化方法切換ステップと、 を有することを特徴とする符号化音声データ復号化方
    法。
  9. 【請求項9】 誤り訂正符号化された又は圧縮符号化さ
    れた符号化音声データと、前記符号化音声データの付加
    情報と、符号化音声データの符号化方法の情報とを記録
    媒体から読み出し、読み出した前記符号化音声データと
    前記付加情報とを相互に関連させてデータ格納手段に格
    納するデータ読み出しステップと、 前記データ格納手段から前記符号化音声データと前記付
    加情報とを読み出し、前記符号化音声データを復号化処
    理し、復号化された音声データを出力する復号化処理ス
    テップと、 前記符号化音声データの符号化方法の情報に基づいて検
    出した符号化方法切換位置で、前記ダミーデータと符号
    化方法切換情報を有する付加情報を挿入して前記データ
    格納手段に相互に関連させて書き込む符号化方法切換情
    報書き込みステップと、 前記データ格納手段からダミーデータと符号化方法切換
    情報を有する付加情報とを読み出して復号化方法を切り
    換える復号化方法切換ステップと、 を有することを特徴とする符号化音声データ復号化方
    法。
  10. 【請求項10】 前記符号化方法切換情報が符号化方法
    の切換タイミングを指示する情報であって、前記復号化
    方法切換ステップにおいて、符号化方法切換情報を有す
    る付加情報を入力したタイミングで前記符号化音声デー
    タの符号化方法の情報に基づいて符号化方法を切り換え
    ることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の符号
    化音声データ復号化方法。
  11. 【請求項11】 前記ダミーデータが無音のデータ若し
    くは前記復号化処理ステップにおいて復号化処理できな
    いデータであり、又は前記ダミーデータが再生不可であ
    ることを示す再生不可情報が前記ダミーデータに関連付
    けられた前記付加情報に含まれ、又は前記ダミーデータ
    の情報量が前記復号化処理ステップにおいて復号化処理
    をするために必要な最小の情報量よりも少ない情報量で
    あるという情報が前記ダミーデータに関連付けられた前
    記付加情報に含まれることを特徴とする請求項8又は請
    求項9に記載の符号化音声データ復号化方法。
  12. 【請求項12】 前記ダミーデータの情報量が、前記符
    号化処理ステップにおける転送要求単位の情報量のn倍
    (nは1以上の正整数)であることを特徴とする請求項
    8又は請求項9に記載の符号化音声データ復号化方法。
  13. 【請求項13】 前記データ読み出しステップにおい
    て、符号化音声データの符号化方法の情報並びに前記符
    号化音声データの情報量若しくはその終端位置の情報を
    読み出し、 前記符号化音声データの符号化方法の情報並びに前記符
    号化音声データの情報量若しくはその終端位置の情報に
    基づいて符号化方法切換位置を出することを特徴とする
    請求項8又は請求項9に記載の符号化音声データ復号化
    方法。
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