JP4618307B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

本発明は燃料噴射弁に関するものである。
燃料噴射弁は添付した図1に記載したように、高圧燃料供給口11や低圧燃料排出口12が設けられ、内部に電磁ソレノイドあるいはピエゾ素子(いずれも図示せず)等の駆動体を収納した外部側ボデー部材(ロアボデー部材)1、内部に外部側ボデー部材1内の駆動体により作動して燃料を制御するバルブ機構(図示せず)を収納したバルブボデー部材2、内部にバルブボデー部材2のバルブ機構により制御された燃料を分配制御する分配室等を収納したプレートボデー部材3、内部にプレートボデー部材3の分配室からの燃料により軸方向に摺動するニードル(図示せず)等を収納したノズルボデー部材4を備えており、これらの各ボデー部材1、2、3、4は中空円筒状のリテーニングナット5に収納され、リテーニングナット5のめねじ51に外部側ボデー部材1のおねじ13をねじ締めして各ボデー部材1、2、3、4をその各衝合面(互いのボデー部材を当接密着して一体としての機能を持たせる面)で強固に衝合し圧接ている。また、各ボデー部材1、2、3、4はねじ締付け時互い回転(円周)方向に位置ずれしないようにノックピン6で回り止めが行われている。
各ボデー部材1、2、3、4の衝合面例えばノズルボデー部材4の衝合面は添付した図8に記載したように、中心中央部には高圧燃料が供給されて保持している高圧燃料保持部41が貫通して形成されている。この高圧燃料保持部41の周囲には高圧燃料をシールする高圧シール面42が形成してあり、その外側はシール面42より肉盗みを行った低圧燃料保持部43が設けてあり、この低圧燃料保持部43には高圧燃料保持部41から洩れた低圧燃料が保持される。この低圧燃料保持部43内の燃料圧は高圧燃料保持部41内の燃料圧に比べれば低圧であるが、その圧力は相当な圧力であり、低圧通路(図示せず)を通して燃料系に戻されるが、燃料がノズルボデー4の外部に洩れないようにしなければならない。
燃料がノズルボデー4の外部に洩れないようにするために、ノズルボデー部材4の外周部には全周に亘って外部への漏洩を防止する外周シール面44が形成されている。一方ノズルボデー部材4の外周部には上述したノックピン6を挿入するノックピン孔45が通常2箇所に形成してあり、このノックピン孔45は外周シール面44の領域内に設けられている。またノックピン孔は円形ではなく外部に一部が開放したノックピン溝46として形成されている場合もある。なお、ノックピン孔45あるいはノックピン溝46は一つ衝合面に別々に形成することはないが、図8(a)では説明の便宜上別々(1個づつ)に画いてある。
また、ノックピン孔45あるいはノックピン溝46には、図8(a)、(b)に示すようにノックピン6の挿入時の作業性と製作時に容易性を考慮してそのの全周に亘って面取り47、48が施されている。
従って、ノックピン孔45あるいはノックピン溝46はその径あるいは幅に所定の寸法を有するため、ノックピン孔45あるいはノックピン溝46と低圧燃料保持部43とを結ぶ間の外周シール面44の長さ(幅)の領域は外周シール面44の全周において最も短い領域であり、面取り47、48を施した後の面取り後外周シール面長さL1は面取り47、48を施す前の面取り前外周セール面長さL2より短くなる(L1<L2)。ノズルボデー部材4の外周とノックピン孔45との間のシール面の長さはノックピン孔45の形成により最も短かく、外部への燃料のシールは上記のノックピン孔45と低圧燃料保持部43とを結ぶ間の外周シール面44でおこなわれる。ノックピン溝46の場合でも当然ノックピン溝46と低圧燃料保持部43とを結ぶ間の外周シール面44で行われる。
そのため面取り47、48をノックピン孔45あるいはノックピン溝46の全周に亘って形成すればノックピン孔45あるいはノックピン溝46と低圧燃料保持部43とを結ぶ外周シール面44の長さが更に短くなり、シール性能が低下し燃料がボデー部材外部へ洩れる虞がある。なお、上記ボデー部材の説明はノズルボデー4を例にして説明したものであり、ノズルボデー4以外の外部側ボデー部材1、バルブボデー部材2、プレートボデー部材3の 各ボデー部材についても同様である。
特開2003−139015公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、各ボデー部材に設けられたノックピン孔もしくはノックピン溝の面取りを供給された燃料が保持されている燃料保持部と当該ノックピン孔もしくはノックピン溝とを結ぶ外周シール面の最短シール長さ方向における前記燃料保持部側以外の領域に施すことにより、前記外周シール面の最短シール長さ方向におけるシール長さを維持し、ノックピンの挿入操作性を保ち従来の燃料噴射弁に比べ前記燃料保持部から外部への燃料洩れに対するシール性能を向上させることにある。
請求項1に係る発明では、供給された燃料を保持している燃料保持部が存在し、組立て時の位置決め回り止めのためのノックピンが挿入されるノックピン孔が形成され、前記燃料保持部と前記ノックピン孔もしくはノックピン溝との間に前記燃料保持部の燃料の外部への洩れをシールする外周シール面が形成された複数のボデー部材を備え、前記ノックピンを前記ノックピン孔に挿入し前記各ボデー部材の外周シール面を衝合し、リテーニングナットと外部側ボデー部材とをねじ締めしてなる燃料噴射弁であって、前記ノックピン孔の面取りを前記燃料保持部と前記ノックピン孔とを結ぶ前記外周シール面の最短シール長さ方向における前記燃料保持部側以外の領域に施すことを特徴とする。
上記構成によれば、前記外周シール面の最短シール長さ方向における前記燃料保持部側には面取りを施していないから、全周に亘って面取りをしていた従来の燃料噴射弁に比べて最短シール長さを維持して前記燃料保持部からの燃料漏れに対するシール性能を向上できると共に、面取りが施された領域でノックピンの挿入操作性を維持できる。
請求項2に係る発明では、前記外周シール面の最短シール長さ方向は前記ボデー部材の中心から半径方向であり、前記面取りを施した領域は前記ボデー部材を中心とし前記ノックピン孔を通る円周方向の領域であることを特徴とする。
上記構成によれば、前記面取りを施した領域が前記外周シール面の最短シール長さの半径方向において前記燃料保持部側に比べて遠い距離に位置するから、充分なシール性能を維持できる。
請求項3に係る発明では、前記面取りを施した領域は前記リテーニングナットと外部側ボデー部材とのねじ締めにより前記各ボデー部材に挿入されている前記ノックピンが傾く方向の領域であること特徴とする。
上記構成によれば、ねじ締めにより前記ノックピンが円周方向へ傾むき、前記ノックピン孔の内周側壁に強く当接し、当該内周側壁が変形して前記外周シール面上に盛上るのを前記面取りが施された空間部で吸収でき、従って前記シール面の平面性を保つことができる。
請求項4に係る発明では、前記ノックピン孔を一部が外部に開放したノックピン溝としていることを特徴とする。
上記構成によれば、前記ノックピン孔がその一部が外部に開放したノックピン溝である場合、前記ノックピン溝は外部と連通しているため、前記燃料保持部からの燃料洩れに対するシール性能を向上すれば当該ノックピン溝を有する燃料噴射弁に最も効果を発揮できる。
以下、図に基づき本発明の実施形態を説明する。図1は燃料噴射弁の全体構成一部断面図である。
燃料噴射弁は添付した図1に記載したように、高圧燃料供給口11や低圧燃料排出口12が設けられ、内部に電磁ソレノイドあるいはピエゾ素子(いずれも図示せず)等の駆動体を収納した外部側ボデー部材(ロアボデー部材)1、内部に外部側ボデー部材1内の駆動体により作動して燃料を制御するバルブ機構(図示せず)を収納したバルブボデー部材2、内部にバルブボデー部材2のバルブ機構により制御された燃料を分配制御する分配室等を収納したプレートボデー部材3、内部にプレートボデー部材3の分配室からの燃料により軸方向に摺動するニードル(図示せず)等を収納したノズルボデー部材4を備えており、これらの各ボデー部材1、2、3、4は中空円筒状のリテーニングナット5に収納され、リテーニングナット5のめねじ51に外部側ボデー部材1のおねじ13をねじ締めして各ボデー部材1、2、3、4をその衝合面で強固に衝合している。また、各ボデー部材1、2、3、4はねじ締付け時互い回転(円周)方向に位置ずれしないように2箇所のノックピン6で回り止めが行われている。
次に図2〜7により本発明の各実施形態すなわち各ボデー部材1、2、3、4の衝合面における形状を説明する。図2〜7はいずれもボデー部材をノズルボデー4の例とし衝合面を上部からみた一部省略平面図であり、図2、4、6はノックピン孔45が円形の例であり、図3、5、7はノックピン孔の一部がノズルボデー4の外部と連通している溝47の形状の例である。ボデー部材としてはノズルボデー4の他、プレートボデー部材3、バルブボデー部材2、外部側ボデー部材(ロアボデー部材)1であってもよい。なお、ノックピン孔45、溝47の内径、内幅はノックピン6の外径、外幅より少し大きく設定され、ノックピン6はノックピン孔45、溝47に対して圧入されておらず、隙間嵌合である。そして一方のボデー部材のノックピン孔、溝の内径、内幅は衝合する他方のボデー部材のノックピン孔、溝の内径、内幅と同寸法ではなく、少し寸法を大きくしている。これはボデー部材にノックピン6を挿入して相手側のボデー部材を衝合し組み付けする時の操作性を良好にするためである。
図2は本発明の第1実施形態を示すもので、図2において、ボデー部材としてのノズルボデー4の衝合面にはその中心中央部に高圧燃料が供給されて保持している高圧燃料保持部41が貫通して形成されている。この高圧燃料保持部41の周囲には高圧燃料をシールする高圧シール面42が形成してあり、その外側はシール面42より肉盗みを行った低圧燃料保持部43が設けてあり、この低圧燃料保持部43には高圧燃料保持部41から洩れた低圧燃料が保持される。この低圧燃料保持部43内の燃料圧は高圧燃料保持部41内の燃料圧に比べれば低圧であるが、その圧力は相当な圧力であり、低圧通路(図示せず)を通して燃料系に戻されるが、燃料がノズルボデー4の外部に洩れないようにしている。なお、本発明においては高圧燃料保持部41、低圧燃料保持部43を含め燃料保持部と称し、燃料保持部とは燃料が供給保持されている空間部を意味する。
燃料がノズルボデー4の外部に洩れないようにするために、ノズルボデー4の外周部には全周に亘って外部への洩れを防止する外周シール面44が形成されている。また、ノズルボデー4の外周部には上述したノックピン6を挿入するノックピン孔45が通常2箇所(1個は省略)に形成してあり、このノックピン孔45は外周シール面44の領域内に設けられている。
ノズルボデー4の中心Yすなわち燃料保持部である高圧燃料保持部41の中心とノックピン孔45の中心とを結ぶ半径方向における外周シール面44の部位(ノックピン孔45と燃料保持部である低圧燃料保持部43との間)の長さL2は、ノックピン孔45を設ける関係上どうしても外周シール面44の全周部位において最短シール長さの部位となる。そのためこの部位は他の部位よりシール性能が劣りやすい。一方、ノックピンのノックピン孔45への挿入の操作性を容易にするためノックピン孔45には面取りを施さなければならない。
そこで本発明では高圧燃料保持部41の中心とノックピン孔45の中心とを結ぶ半径方向における外周シール面44の部位の低圧燃料保持部43側領域には面取りを施さず、図示するように当該領域以外の領域に面取り70、71を形成している。
本第1実施形態では面取り70、71はノズルボデー4の中心Yを中心としてノックピン孔45の中心を通る円周方向の両側に形成されている。外周シール面44の部位の低圧燃料保持部43側領域すなわち外周シール面44のシール長さが最も短い領域には面取りを形成していない。面取り70、71の形状はノックピン孔45の中心を通る円周方向において面取り幅が最も長く半径方向に行くに連れ短くなる三日月状を呈している。
このようにノックピン孔45の面取り70、71をノズルボデー4の中心Yを中心としてノックピン孔45の中心を通る円周方向の両側に形成し、最短シール長である半径方向の外周シール面44の低圧燃料保持部43側領域に面取りを施していないから、全周に亘って面取りをしていた従来の燃料噴射弁に比べて最短シール長さを維持して燃料保持部43からの燃料漏れに対するシール性能を向上できると共に、面取りが施された領域でノックピンの挿入操作性を維持できる。また、面取り70、71を施した領域は外周シール面44の最短シール長さの半径方向において燃料保持部43側に比べて遠い距離に位置するから、充分なシール性能を維持できる。
なお、上記第1実施形態においては、外周シール面44の最短シール長さL2の方向は、ノズル部材4の中心とノックピン孔45の中心とを結ぶ半径方向の例でたったが、外周シール面44の最短シール長さL2の方向は、燃料保持部(低圧燃料保持部)43の外周形状によりノズル部材4の中心とノックピン孔45の中心とを結ぶ半径方向のみならず、ノズル部材4の中心を通らない方向も存在する。本発明ではシール性能向上の観点から外周シール面44の最短シール長さの方向は燃料保持部(低圧燃料保持部)43とノックピン孔45とを結ぶ外周シール面44のシール長さが最短になる方向である。以下説明する他の実施形態においても同様である。
図3は本発明の第2実施形態を示すもので、図3においてノックピン孔の形状をボデー部材であるノズルボデー4の外部に一部が連通(開放)した四角形のノックピン溝46にした例である。
本第2実施形態では面取り72、73はノズルボデー4の中心Yを中心としてノックピン溝46の中心を通る円周方向の両側に形成されている。外周シール面44の部位の低圧燃料保持部43側領域には面取りを形成していない。面取り72、73の形状はノックピン孔45の中心を通る円周方向の幅が半径方向においてもほぼ同じ幅を呈している。その他については図2で説明した第1実施形態の場合と同様である。
本第2実施形態の場合でも第1実施形態の場合と同様の効果が得られるが、ノックピン孔が溝46形状である場合、外部と連通しているから外周シール面44でのシール性能が強く要求されるため、燃料保持部43からの燃料洩れに対するシール性能を向上すれば当該ノックピン溝を有する燃料噴射弁に最も効果を発揮できる。
図4は本発明の第3実施形態を示すもので、図2で説明した第1実施形態において、面取り74、75の形状大きさをノックピン孔45の中心を通る円周方向の中心線近傍に形成し半径方向の長さを図2の第1実施形態における面取り長さより小さくした例である。すなわち面取り74、75を施した領域はノックピン6(図1に表示)が最も強く当接する領域である。
本第3実施形態の場合では、面取り74、75の形状大きさをノックピン孔45の中心を通る円周方向の中心線近傍に形成し半径方向の長さを小さくしているから、各ボデー部材1、2、3、4の組み付け、取り外し時にノックピン6に作用する力によるノックピン孔45の当接部の変形を面取り74、75の空間部で吸収し、外部シール面44の平面性を良好に維持できる。
図5は本発明の第4実施形態を示すもので、図3で説明した第2実施形態において、面取り76、77の形状大きさをノックピン溝46の中心を通る円周方向の中心線近傍に形成し半径方向の長さを図3の第2実施形態における面取り長さより小さくした例である。すなわち面取り76、77を施した領域はノックピン6(図1に表示)が最も強く当接する領域である。
本第4実施形態の場合でも、第3実施形態の場合と同様な効果を奏することができると共に第2実施形態の場合と同様にノックピン溝46を有しシール性能が要求される燃料噴射弁に最も効果を発揮できる。
図6は本発明の第5実施形態を示すもので、第5実施形態では図2で説明した第1実施形態において、面取り78をノックピン6(図1に表示)がリテーニングナット5(図1に表示)と外部側ボデー部材1(図1に表示)とのねじ締め付け時2つのボデー部材間のずれにより円周方向に傾く方向のみに面取り78を設けている。ノックピン6が円周方向に傾く方向とは、通常ねじは右ねじであり、図6はボデー部材4の衝合面の上面図であり、衝合相手のボデー部材の右方向(時計回転方向)回転であるから、ノックピン孔45を通る円周線上の右側方向である。他については第1実施形態と同様である。
第5実施形態によれば面取り78をノックピン6が円周右方向に傾く方向に設けているから、各ボデー部材1、2、3、4の組み付け時ノックピン6に作用する力によるノックピン孔45の円周右方向の当接壁部が変形して外周シール面4が盛上るのを面取り78の空間部で吸収し、外部シール面44の平面性を良好に維持できる。
図7は本発明の第6実施形態を示すもので、図3で説明した第2実施形態において、第5実施形態と同様にノックピン溝46に面取り79をノックピン6が円周右方向に傾く方向に設けた例である。他については第2実施形態と同様である。
第6実施形態によれば、第5実施形態と同様な効果が得られると共に、ノックピン孔が溝形状であるから、ノックピン溝46を有しシール性能が要求される燃料噴射弁において最も効果を発揮できる。
本発明になる燃料噴射弁の全体構成一部断面図である。 本発明燃料噴射弁の第1実施形態を示すボデー部材の要部上面図である。 本発明燃料噴射弁の第2実施形態を示すボデー部材の要部上面図である。 本発明燃料噴射弁の第3実施形態を示すボデー部材の要部上面図である。 本発明燃料噴射弁の第4実施形態を示すボデー部材の要部上面図である。 本発明燃料噴射弁の第5実施形態を示すボデー部材の要部上面図である。 本発明燃料噴射弁の第6実施形態を示すボデー部材の要部上面図である。 (a)は従来説明に供するボデー部材の上面図、(b)は(a)のX−X矢視断面図である。
符号の説明
1 ボデー部材としての外部側ボデー部材
2 ボデー部材としてのバルブ部材
3 ボデー部材としてのプレート部材
4 ボデー部材としてのノズル部材
5 リテーニングナット
6 ノックピン
41、43 燃料保持部としての高圧燃料保持部、低圧燃料保持部
44 外周シール面
45 ノックピン孔
46 ノックピン溝
70〜79 それぞれ面取り
L2 外周シール面44におけるノックピン孔44と燃料保持部43との最短シール長 さ
Y ボデー部材4の中心

Claims (4)

  1. 供給された燃料を保持している燃料保持部が存在し、組立て時の位置決め回り止めのためのノックピンが挿入されるノックピン孔が形成され、前記燃料保持部と前記ノックピン孔との間に前記燃料保持部の燃料の外部への洩れをシールする外周シール面が形成されたボデー部材を複数個備え、前記ノックピンを前記ノックピン孔に挿入し前記各ボデー部材の外周シール面を衝合し、リテーニングナットと外部側ボデー部材とをねじ締めしてなる燃料噴射弁であって、
    前記ノックピン孔の面取りが前記燃料保持部と前記ノックピン孔とを結ぶ前記外周シール面の最短シール長さ方向における前記燃料保持部側以外の領域に施されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記外周シール面の最短シール長さ方向は前記ボデー部材の中心から半径方向であり、前記面取りが施された領域は前記ボデー部材を中心とし前記ノックピン孔を通る円周方向の領域であることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 前記面取りが施された領域は前記リテーニングナットと外部側ボデー部材とのねじ締めにより前ボデー部材に挿入されている前記ノックピンが傾く方向の領域であること特徴とする請求項2記載の燃料噴射弁。
  4. 前記ノックピン孔は一部が外部に開放したノックピン溝であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の燃料噴射弁。

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