JP4616926B2 - 蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法、有機物処理方法及び有機物活用方法、並びに建築資材及び当該建築資材を用いて建設した建築物 - Google Patents

蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法、有機物処理方法及び有機物活用方法、並びに建築資材及び当該建築資材を用いて建設した建築物 Download PDF

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Description

本発明は、蓄糞等を含む有機物を熱分解して無機酸化物を生成し、生成した無機酸化物を使用するための蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法、有機物処理方法及び有機物活用方法、並びに建築資材及び当該建築資材を用いて建設した建築物に関する。
蓄糞の処理は、焼却炉にて廃棄物を焼却することが一般的に行われている。しかし、この方法では、焼却時にダイオキシンや二酸化炭素を発生することから、最近では熱分解反応を用いて産業廃棄物の処理がなされるようになっている。都市ごみなどに代表される有機廃棄物を還元雰囲気下で熱分解することによって、廃棄物を完全燃焼させて、ダイオキシンや炭酸ガスの発生を抑制するようにした有機廃棄物の処理装置や、さらには、この熱分解工程で生じる熱や、水、発生したガスの冷却によって生じた木酢液等の資源を再利用するシステムが、数多く開発されている。特許文献1には、このような熱分解反応を用いて有機廃棄物を処理してセラミックスを生成する装置が記載されている。
先行技術文献
特開2004−307237号公報
ところで、養鶏、牛、豚、馬等の家畜を飼育するに際し、これらの排泄物から発生する感染性病原やウイルスに家畜が感染したり、あるいは家畜に寄生する害虫が発生するのを抑えることが、解決しなければならない重要な課題である。特に、養鶏を飼育する養鶏場においては、養鶏が例えばヘルペスウイルスに感染することによる伝染性喉頭気管炎の発生、ワクモ・毛じらみといった養鶏に寄生する害虫の発生の他、自然換羽、自然死亡率を抑えることが、飼育において避けることのできない課題となっている。
上記のような課題に鑑みて、本発明は、家畜がウイルス、細菌に感染するのを抑え、あるいは家畜に寄生する害虫が発生するのを抑える蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法、有機物処理方法及び有機物活用方法、並びに建築資材及び当該建築資材を用いて建設した建築物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明に係る蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法は、蓄糞を熱分解するステップと、熱分解するステップで分解した炭化物を還元雰囲気下で更に分解して、炭化物から、当該炭化物に含まれる無機物を分離するステップと、無機物に酸素を結合させて無機酸化物(セラミックス)を生成するステップと、生成した無機酸化物を使用するステップとを具える。
また、上記構成の蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法において、熱分解する温度及び無機物に酸素を結合させる温度が約500℃〜約680℃であるのが望ましい。
また、課題を解決するために本発明に係る蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法は、蓄糞に酸素を結合させて無機酸化物(セラミックス)を生成するステップと、生成した無機酸化物を使用するステップとを具える。
また、上記構成の蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法において、無機酸化物が、非金属酸化物(例えば、シリカ(SiO)、リン酸(P))であってもよい。
さらに、上記構成の蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法において、無機酸化物を、動植物用飼肥料、動植物用飼肥料添加剤、人間用食品及び食品添加物、医薬品及び医薬部外品、脱臭剤、浄化剤、又は融雪剤として使用するのが好ましい。
また、上記構成の蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法において、無機酸化物を、家畜の体内における抗ウイルス(例えば、実施形態におけるヘルペスウイルス)、抗細菌(例えば、サルモネラ菌、カンピロバクター菌)、又は抗カビを目的として使用するのが好ましい。
また、上記構成の蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法において、家畜に寄生する害虫(例えば、実施例におけるワクモ、毛じらみ)の駆除を目的として使用するのが好ましい。
また、上記構成の蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法において、無機酸化物を、養鶏に適用するのが好ましい。
さらに、前記課題を解決するために本発明に係る有機物処理方法及び有機物活用方法は、上記構成の蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法において、蓄糞の代わりに、人糞、オカラ、焼酎粕、酒粕、ビール粕、米糠、残飯、玉ねぎのかわ、わら、もみがら、落ち葉、刈り草、じゃが芋、トウモロコシ、大根、キャベツ、魚の内臓、コーヒーカス、ジュースのしぼりカス、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリカーボネート、塩化ビニール、建設汚泥、廃畳、古タイヤ、木材、竹、紙類、廃衣類、紙おむつ、動物の死体、牛肉骨粉、廃塗料等を含む残渣、食品等のすべての有機物を原料として処理する。
また、前記課題を解決するために本発明に係る建築資材及び当該建築資材を用いて建設した建築物は、上記有機物処理方法及び有機物活用方法を使用して有機物を処理することにより生成した無機酸化物を使用する。
本発明の蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法によれば、蓄糞(実施形態では鶏糞)を熱分解した後に生成される無機酸化物を、飼料として家畜(実施形態では養鶏)に投与したり鶏舎、豚舎、牛舎等の畜舎に撒布することで、家畜がウイルスに感染するのを抑えたり、あるいは家畜に寄生する害虫が発生するのを抑えることが可能である。具体的には、ヘルペスウイルスの感染によるトリ伝染性喉頭気管炎(ILT)の発生、ワクモ・毛ジラミの発生が、無機酸化物の作用により激減する。また、無機酸化物を家畜に投与することにより家畜の免疫力が向上し、家畜の自然死亡率が減少する。さらに、このように熱分解で生成したセラミックスを家畜用飼料に添加したり家畜に適用することで、ワクチンや消毒剤を用いる必要が無くなり、これらを使用するための費用を大幅に削減できることが見込まれる。
また、本発明の有機物処理方法及び有機物活用方法は、上記の蓄糞処理方法及び蓄糞活用方法において蓄糞に限らず、食品、プラスチック等様々な有機物を原料とすることが可能であり、有機物全般を処理、活用するための方法とすることが可能である。
さらに、本発明に係る建築資材及び当該建築資材を用いて建設した建築物を、例えば、鶏舎、豚舎、牛舎等の畜舎として使用すれば、畜舎を構成する建築資材(柱、梁等)に発生するカビ、細菌を抑えることが可能であり、畜舎内を常に衛生状態に保つことが可能である。
図1は、本発明の蓄糞処理方法及び有機物処理方法に使用するセラミックス生成装置の概略図を示す。 図2は、上記セラミックス生成装置の熱分解装置の概略図を示す。
以下に、図面を参照して本発明に係る蓄糞処理方法に用いる蓄糞処理装置の一実施例を説明する。
図1は、当該蓄糞処理装置の一実施例の概略図である。
本実施例では、蓄糞処理装置が鶏糞を原料として有機物処理を行い、原料中に含まれる無機物からセラミックスを生成する。
なお、本処理装置は、蓄糞等以外に、人糞、オカラ、焼酎粕、酒粕、ビール粕、米糠、残飯、玉ねぎのかわ、わら、もみがら、落ち葉、刈り草、じゃが芋、トウモロコシ、大根、キャベツ、魚の内臓、コーヒーカス、ジュースのしぼりカス、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリカーボネート、塩化ビニール、建設汚泥、廃畳、古タイヤ、木材、竹、紙類、廃衣類、紙おむつ、動物の死体、牛肉骨粉、廃塗料等を含む残渣、食品等のすべての有機物を原料として処理することが可能である。
本実施例に係る蓄糞処理装置は、熱分解装置1と、当該熱分解装置1内で発生したガスを酸化触媒を使用して酸化する触媒酸化装置2と、前記酸化触媒で処理後の残留ガスを中和するアルカリ中和洗浄装置3と、当該中和洗浄処理装置における中和洗浄処理工程で出た排水を、真空状態で固体成分と液体成分とに分離する固液分離装置4とを具える。
原料投入口から投入された原料(鶏糞)は、熱分解装置において熱分解されて、炭化物とガス成分とに分離される。熱分解装置では、この炭化物を更に処理して、無機酸化物(セラミックス)を生成する。一方、熱分解装置で分離したガス成分は、酸化触媒装置2、中和洗浄装置3、及び固液分離装置4で処理を行い、本装置内で再利用するようにしている。なお、本書で言及する無機酸化物(セラミックス)とは、炭素元素(C)を含有せず酸素元素(O)を含有する化合物であり、加熱してガス化する化合物は含まないことを意味する。
図2は、熱分解装置1の概略図である。
この熱分解装置1は、上部に原料投入口11と、下部にセラミックス取り出し口12とを、更に、反応ガス収集用開口13を具える。なお、原料投入口11と、セラミックス取り出し口12は、これらを閉じることによって、分解装置1内を気密に保ち得るように構成されている。反応ガス収集用開口13は、ダクト13aを介して触媒酸化装置2と連通しており、分解装置1内で発生したガスは、ダクト13aを介して触媒酸化装置2に導入され、その後の処理が行われる。
次に、本装置におけるセラミックス生成工程を説明する。
稼働初期工程において、原料投入口11から原料となる鶏糞を投入して、ヒータ等を用いて温度を400℃以上に上昇させる。本実施例では、セラミックを生成するための原料として鶏糞を用いているが、鶏糞に限らず、牛糞、豚糞等、家畜の糞であればどのようなものであってもよい。
熱分解分解装置1内の温度は、先のヒータ等によって、400℃以上(約500℃〜約680℃が望ましい)に上昇しているため、分解装置1内で原料の熱分解が開始する。
上記燃焼、及び熱分解によって発生したガスは、煙状となり、反応ガス収集用開口13からダクト13aを介して触媒酸化装置2に流れていく。
分解装置1は密閉されているため内部が還元雰囲気に保たれ、装置内の温度が上昇しても、原料が発火することはない。
すなわち、熱分解装置1内では、原料として投入した鶏糞自らの有する熱量を利用して熱分解が行われる。熱分解が進むと、原料有機物は未処理層24を形成する。熱分解によって生じる乾溜ガスと蒸気はタールとして装置内壁に付着し、積層後炭化し、剥離して未処理層24に落下する。
未処理層24の熱分解が進むと、未処理層24は乾燥層25となり、乾燥層25の表面から乾燥に伴う蒸気が発生する。
乾燥層25の熱分解が更に進むと、乾燥層25から乾溜ガスが発生して、原料中に含まれている炭素成分及び微量の無機成分以外の成分がガスとして蒸散する。乾燥層に残った炭素成分は、炭化層となって分解装置1の下部に溜まり炭化層26を形成する。炭化層26の熱分解が更に進むと、この炭素成分もガスとなって蒸散して、最終的に、原料中に含まれている無機成分のみが残留し、灰化層27が形成される。ここで、炭化層26と灰化層27との間に微量の酸素を送り込む(図示せず)と、この無機成分が微量の酸素と結合して、無機酸化物、つまりセラミックス28として分解装置1の底部に残留することになる。このセラミックス28は粉末状であり、分解装置1の下部あるいは底部に設けたセラミックス取り出し口12から取り出す。
取り出されるセラミックス28として、アルミナ(Al)、酸化カルシウム(CaO)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化マンガン(MnO)、酸化鉄(FeO)等といった、金属酸化物の他、シリカ(SiO)、リン酸(P)といった非金属酸化物が挙げられる。
なお、上記セラミックス28の生成工程では、原料として投入した鶏糞を熱分解して炭化物を生成させ、その後、この炭化物に酸素を送り込んで無機酸化物を生成させたが、分解装置1に原料を投入した後、上記熱分解の工程を行わずに原料を焼却することにより、原料から直接的にセラミックス28を生成させてもよい。
取り出されたセラミックス28は、抗ウイルス、抗細菌(サルモネラ菌、大腸菌、カンピロバクター菌等)、抗カビを目的として、あるいは鶏舎、豚舎、牛舎等の畜舎に撒布して家畜に寄生する害虫を駆除することを目的として、家畜用飼料、家畜用飼料添加剤、又は家畜用医薬品といった、様々な用途において使用される。セラミックス28から放出される遠赤外線が、空気中の悪臭の分解に作用するだけでなく、抗ウイルス、抗細菌、抗カビ、あるいは害虫の駆除に有効であるとされている。
以下に、熱分解装置1を使用して生成したセラミックス28を養鶏用の飼料に添加して実施した、セラミック添加飼料の効果確認試験について説明する。
まず、セラミックス28を添加したセラミックス28添加飼料と、セラミックス28を添加していない通常飼料とを用意し、各々を1,000羽の養鶏に与え適用した。そして、1)自然換羽、2)ヘルペスウイルス、3)ワクモ・毛じらみといった養鶏に寄生する害虫、4)自然死亡率の4項目について、養鶏に飼料を与えてから90日後に、セラミックス添加飼料を与えた場合と通常飼料を与えた場合とを比較して、判定評価を行った。
判定方法は、自然換羽については、目視による養鶏の抜け毛の確認によるものとし、ヘルペスウイルスについては、トリ伝染性喉頭気管炎(ILT)の発生の有無(血痰の有無)の確認によるものとし(ワクチンの投与なしで試験)、ワクモ・毛じらみといった害虫については、目視による、養鶏の色、ワクモ・毛じらみの死骸の有無の確認よるものとし(消毒なしで試験)、さらに、自然死亡率については、養鶏の死亡数の確認による(ヘルペスウイルス、ワクモ・毛じらみによる死亡も含む)ものとした。
上記4項目についての結果を以下の表に示す。
Figure 0004616926
ここで、表中、Aは、各項目の発生率が全体(1,000羽の養鶏)の5%以下で、Bは、各項目の発生率が全体の6〜30%で、Cは、各項目の発生率が全体の31〜50%で、Dは、各項目の発生率が全体の51〜80%で、さらに、Eは、各項目の発生率が全体の81%以上である。
表に示すように、セラミックス添加飼料を養鶏に与えた場合、自然換羽がほとんど無く(全体の5%以下)、通常飼料を与えた場合と比較して大幅に改善されている。そして、自然換羽が抑制されたことで、採卵率が大幅に向上した。また、セラミックス添加飼料を与えた場合、ヘルペスウイルスによるトリ伝染性喉頭気管炎(ILT)の発生、ワクモ・毛じらみといった寄生する害虫の発生もほどんど無く(いずれも全体の5%以下)、通常飼料を与えた場合と比較して良い結果を確認した。さらに、通常飼料を与えた場合と比較して自然死亡率も抑えられており、セラミックス添加飼料の効果による免疫力の向上を確認できた。
次に、熱分解装置1を使用して生成したセラミックス28を養鶏用の飼料に添加して実施した、実施例1とは別の項目についてのセラミック添加飼料の効果確認試験について説明する。
本実施例においては、セラミックス28を添加したセラミックス28添加飼料と、セラミックス28を添加していない通常飼料とを、実施例1と同様に用意し、各々を1,000羽の養鶏に与えた。そして、1)鳥インフルエンザウイルス、2)サルモネラ菌、3)カンピロバクター菌の3項目について、セラミックス添加飼料を与えた養鶏と通常飼料を与えた養鶏とを比較して、判定評価を行った。なお、セラミックス28添加飼料を与えた養鶏及び通常飼料を与えた養鶏のいずれについても、飼料を与えた後、鳥インフルエンザウイルス、サルモネラ菌、又はカンピロバクター菌を経口投与してから7日後に判定を行った。
効果確認試験の判定方法は、ウイルスに感染した傾向が顕著に見られた場合を×とし、ウイルスに感染した傾向がやや見られた場合を○とし、ウイルスに感染した傾向が全く見られなかった場合を◎とした。
上記3項目についての結果を以下の表に示す。
Figure 0004616926
表に示すように、通常飼料を養鶏に与えた場合、鳥インフルエンザウイルス、サルモネラ菌、カンピロバクター菌の3項目について、いずれもウイルス、又は細菌に感染した傾向が顕著に見られた。一方、セラミックス添加飼料を養鶏に与えた場合、鳥インフルエンザウイルス、サルモネラ菌、カンピロバクター菌の3項目について、ウイルス、又は細菌を経口投与しても、いずれもウイルス、又は細菌に感染した傾向がやや見られた程度であった。これらのことから、養鶏にセラミックス添加飼料を与えた場合、鳥インフルエンザウイルス、サルモネラ菌、カンピロバクター菌等の有害ウイルス、有害細菌の発生を抑えることができ、セラミックス添加していない通常飼料に対する、抗ウイルス効果、抗菌効果の優位性が確認された。
次に、本発明に係る熱分解装置1を使用して生成したセラミックス28による病原体の不活性化について説明する。不活性化の確認試験は、熱分解装置1を使用して生成した200mgの粉末状セラミックス28に種々の病原体を滴下することにより行った。
1.鳥インフルエンザウイルスの不活性化
(1)107.5個(50%組織培養感染量:TCID50)の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N2,H7N1)をセラミックス粉末と混合することにより、8時間以内にウイルスの数を検出限界(102.5TCID50)未満に低下させた。
(2)有機物として牛胎児血清(FCS)を33%添加した状態でも、セラミックス粉末によるウイルスの不活性化に対して影響は全く認められなかった。なお、対照として用いた塩素系消毒薬は、10%のFCS添加で不活性化の効果に影響が発生し、25%の添加で完全に効果を失った。
(3)鶏糞とセラミックス粉とを等量混合した後に鳥インフルエンザウイルスを添加しても、セラミックス粉によるウイルスの不活性化に影響はなかった。
2.アデノウイルスの不活性化
(1)アデノウイルス(Ote株)109.0個(プラック形成単位:PFU)をセラミックス粉と混合し、12時間以内にウイルスの数を検出限界(103PFU)未満に低下させた。
(2)有機物として牛胎児血清(FCS)を33%添加した状態でも、セラミックス粉末によるウイルスの不活性化に対して影響は全く認められなかった。
3.サルモネラ、カンピロバクター、大腸菌の不活性化
108.5個(コロニー形成単位:CFU)のサルモネラ、カンピロバクター、大腸菌をセラミックス粉と混合することで、8時間以内にこれらの菌の数を検出限界(102.5CFU)未満に低下させた。
4.カビの不活性化
鶏糞又は養鶏用飼料と本熱分解装置を使用して生成したセラミックスとを混合した後にウイルスを添加した飼料については、雑菌やカビが発生しなかった。このことから、本セラミックス粉は雑菌やカビに対しても不活性化作用があることを示している。
本セラミックスによる病原体の不活性化のメカニズムは、セラミックスへの病原体の吸着によるものと考えられる。これは、鳥インフルエンザウイルスについて電子顕微鏡を用いて観察されている。また、鳥インフルエンザウイルスを感作させたセラミックスを、感受性の高い10日齢の発育鶏卵の尿膜腔内に接種したところ、鳥インフルエンザウイルスは回収できなかった。これは、セラミックスに吸着したウイルスは、感受性の高い細胞があってもセラミックスから脱出不可能であるか又は完全に不活性化されていることを示す。これにより、セラミックスを畜舎内外に播いた後にこのセラミックスにインフルエンザウイルス等の病原体が吸着したとしても、セラミックス自体は病原体の感染源とはならないことを意味する。
さらに、本熱分解装置を使用して生成したセラミックスを養鶏用の飼料に添加して実施した、セラミックス添加飼料の安全性確認試験について説明する。
本実施例においては、セラミックス粉を所定の重量比だけ添加したセラミックス添加飼料と、セラミックスを添加していない通常飼料とを用意した。重量比は、0.5%(通常飼料895.5gに対し、セラミックスを4.5g添加),1.0%(通常飼料891.0gに対し、セラミックスを9.0g添加),5.0%(通常飼料855.0gに対し、セラミックスを44.0g添加)とした。通常飼料を6羽の養鶏に、上記3種類のセラミックス添加飼料を、それぞれ別の6羽の養鶏に与えた。飼料はまず8日齢の養鶏に与え、その後13日齢まで継続的に毎日与えた。そして、無添加の飼料、0.5%の重量比の飼料、1.0%の重量比の飼料、5.0%の重量比の飼料を与えた養鶏について、8日齢の体重と13日齢の体重の測定結果を比較した。
なお、測定のために使用した通常飼料の成分量は、粗たん白質が22.0%以上、粗脂肪が4.0%以上、粗繊維が5.0%以下、粗灰分が8.0%以下、カルシウムが0.80%以上、りんが0.60%以上である。また、使用した通常飼料の代謝エネルギは、1kg当たり3100kcal以上である。また、飼料添加物として、ビタミンA,E等のビタミンの他、パントテン酸、コリン、ニコチン酸、葉酸、硫酸鉄、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム、炭酸マンガン、炭酸亜鉛、メチオニン、エトキシキン及び炭酸コバルトが添加されている。
飼料の摂取量は、8日齢の養鶏は1羽当たりの平均で13〜15g程度で、摂取量は毎日徐々に増加し、13日齢の養鶏は1羽当たりの平均で20g程度であった。
ここで、8日齢から13日齢までの個体別の体重の測定結果を、セラミックスの重量比毎に以下の表3に示す。
Figure 0004616926
表3に示すように、いずれの重量比の場合も8日齢と13日齢との間に体重が数十グラム増加しており、体重減少は見られなかった。
次に、上記表3に示すような体重測定の結果に基づいて、セラミックス添加飼料の安全性を確認するために以下のような統計処理を行った。この統計処理は、パーソナルコンピュータのソフトウェアを用いて実行した。統計処理として、まず、セラミックス添加飼料を与えた場合の体重の個体間の分散と通常飼料を与えた場合の体重の個体間の分散が2群間で差が無く等分散であるか否かを確認する、いわゆるF−検定を行った。F−検定は、通常飼料を与えた場合(重量比0%)に対するセラミックス添加飼料を与えた場合(重量比が0.5%,1%,5%の3種類)の各2群間について、8日齢及び13日齢の養鶏に関してそれぞれ行った。
以下の表4は、通常飼料と重量比5%のセラミックス添加飼料を与えた場合の8日齢の養鶏についてのF−検定結果を示しており、表5は、通常飼料と重量比5%のセラミックス添加飼料を与えた場合の13日齢の養鶏についてのF−検定結果を示している。また、表6は、通常飼料と重量比1%のセラミックス添加飼料を与えた場合の8日齢の養鶏についてのF−検定結果を示しており、表7は、通常飼料と重量比1%のセラミックス添加飼料を与えた場合の13日齢の養鶏についてのF−検定結果を示している。さらに、表8は、通常飼料と重量比0.5%のセラミックス添加飼料を与えた場合の8日齢の養鶏についてのF−検定結果を示しており、表5は、通常飼料と重量比0.5%のセラミックス添加飼料を与えた場合の13日齢の養鶏についてのF−検定結果を示している。
表4のF−検定の欄に示すように、P値(有意確率)は0.116327254となっており、通常用いられる有意水準0.05(5%)よりも大きいため、2群間の分散が同じ(等分散)であると確認された。同様に、表5から表9までのF−検定の欄に示すように、いずれもP値が0.05よりも大きいため、これら全てが等分散であると確認された。
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各F−検定結果から全てについて等分散であると確認されたため、次の統計処理として上記の各F−検定結果について、いわゆるt−検定を行った。
表4から表9のF−検定の欄の下の欄には、それぞれt−検定の結果を示す。これらの結果から全ての場合について、P値が有意水準0.01(1%)よりも大きいことが分かる。このことから、セラミックス添加飼料与えた場合と通常飼料を与えた場合の両群の体重の平均には統計的な有意差が見られないことが確認された。
また、上記のような体重測定の他に一般性状の観察を行った。観察の結果からセラミックス添加飼料を与えた養鶏及び通常飼料を与えた養鶏のいずれも、食欲が有り、糞便症状は良好で、元気旺盛、羽毛は光沢があった。このように一般性状に異常が認められなかったが、さらに全羽について剖検を行った。剖検は一般性状の観察後に養鶏を解剖して内臓の異常の有無を確認した。セラミックス添加飼料を与えた養鶏及び通常飼料を与えた養鶏のいずれも、内臓に異常は認められなかった。
以上から、本熱分解装置1を使用して生成したセラミックス28を養鶏用の飼料に添加して飼料として養鶏に与えても、そのの安全性に問題がないことが確認された。
以上、家畜用飼育に添加したり家畜のウイルス感染の防止等、畜産業における用途を例として本発明を説明したが、本発明は畜産業に限らず、農業、林業、水産業、食品製造業、建設業に適用することが可能である。例えば、食品製造業で適用する場合は、生成したセラミックスを食品工場で使用することにより、食品に発生するカビ、細菌を抑えることが可能である。また、本発明に係る有機物処理方法及び有機物活用方法を使用して有機物を処理することにより生成した無機酸化物を使用した建築資材及び当該建築資材を用いて建設した建築物を、例えば畜舎として使用すれば、畜舎を構成するの柱等に発生するカビ、細菌を抑えることが可能であり、畜舎内を常に衛生状態に保つことが可能である。
さらに、本発明に係る有機物処理方法及び有機物活用方法を使用して有機物を処理することにより生成した無機酸化物は、動植物用飼肥料、動植物用飼肥料添加剤及び当該無機酸化物を添加した健康食品といった食品添加物として使用することができる。また、この無機酸化物は、例えば、塗り薬に添加したり、マスクのフィルタ、包帯、ガーゼ、又は使い捨て注射器のシリンダに塗布あるいは練り込むことにより、医薬品及び医薬部外品として使用することが可能である。
また、本発明により生成した無機酸化物は、例えばペット用の脱臭剤といった脱臭剤として使用することができる。これは、生成した無機酸化物から放出される遠赤外線が、空気中の悪臭を分解するよう作用するためである。さらに、この無機酸化物は、例えばボール状に焼結したものを貯水槽に入れることにより水の浄化剤としても使用可能である。これは生成した無機酸化物によって、水の中に含まれているアンモニア等の汚染物質が吸着分解するためである。また、無機酸化物へのこのような吸着分解作用を利用すれば、例えば、ボール状に焼結した無機酸化物を川の中に入れることにより川を浄化することが可能であり、又は、無機酸化物をセメントに混ぜて河川の堤防を構成すれば、流れる川の水が堤防に触れるだけで無機酸化物への吸着分解作用により汚染物質が取り込まれて川を浄化することができる。
一方、本発明により生成した無機酸化物は、その遠赤外線の放射率が高いことを利用して融雪剤として使用することが可能である。融雪剤として使用するには、生成した無機酸化物を道路の路面上に散布するか、又は、生成した無機酸化物をアルファルトに混ぜて道路を作る。この場合、遠赤外線の放射率が高いセラミックスに太陽光線が当たると、雪に向けて反射する遠赤外線のエネルギが無機酸化物を用いない場合と比較して高くなり、融雪効果を高めることが可能となる。又、農地への散布で融雪を促進し作物の収穫等を早める効果を高める事も可能である。

Claims (6)

  1. 鶏糞を熱分解するステップと、
    前記熱分解するステップで分解した炭化物を還元雰囲気下で更に分解して、前記炭化物から、当該炭化物に含まれる無機物を分離するステップと、
    前記無機物に酸素を結合させて無機酸化物(セラミックス)を生成するステップと、
    生成した無機酸化物を動物用飼料、動物用飼料添加剤として使用するステップとを具える畜糞処理方法及び畜糞活用方法。
  2. 請求項1に記載の畜糞処理方法及び畜糞活用方法において、
    前記熱分解する温度及び前記無機物に酸素を結合させる温度が約500℃〜約680℃であることを具える畜糞処理方法及び畜糞活用方法。
  3. 請求項1又は2に記載の畜糞処理方法及び畜糞活用方法において、
    前記無機酸化物が、非金属酸化物であることを具える畜糞処理方法及び畜糞活用方法。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の畜糞処理方法及び畜糞活用方法において、
    前記無機酸化物を、家畜の体内における抗ウイルス、抗細菌、又は抗カビを目的として使用することを具える畜糞処理方法及び畜糞活用方法。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の畜糞処理方法及び畜糞活用方法において、
    前記無機酸化物を、家畜に寄生する害虫の駆除を目的として使用することを具える畜糞処理方法及び畜糞活用方法。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の畜糞処理方法及び畜糞活用方法において、
    前記無機酸化物を、養鶏に適用することを具える畜糞処理方法及び畜糞活用方法。
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