JP4616236B2 - 異形管状体の製造方法 - Google Patents

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本発明は,長手方向に沿う複数部分で肉厚を異にする異形管状体の製造方法の改良に関する。
かゝる異形管状体の製造方法は,特許文献1に開示されるように,本出願人が既に提案している。
特開2003−103327号公報
特許文献1に開示されるものでは,管状素材を,その長手方向に沿う複数部分に温度差をつけて通電加熱する第1工程と,この第1工程で加熱された管状素材を軸方向に引張る第2工程とを含むもので,その第1工程において管状素材を,その長手方向に沿う複数部分に温度差をつけて通電加熱するには,多数の加熱電極を備えた大型の通電加熱装置を必要とし,設備が大規模とならざるを得ず,設備費が高くつく問題がある。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,一回の通電加熱により,管状素材を,複数の部分に温度差をつけながら加熱することを可能にして,所望の異形管状体を簡単に製造することができる,異形管状体の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,長手方向に沿う複数部分で肉厚を異にする異形管状体の製造方法において,管状素材の長手方向に沿う複数部分中,大きな減肉を必要とする部分に予備的に減肉加工を施す予備減肉加工工程と,この予備減肉加工工程後,管状素材を通電により加熱する通電加熱工程と,加熱された管状素材に軸方向の引張荷重を付与して管状素材を引き伸ばして,予備的に減肉加工を施した部分の減肉を他の部分より促進させる引張工程とを含むことを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記予備減肉加工工程で行う管状素材の部分減肉の減肉率を5%以下とすることを第2の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,管状素材中,大きな減肉を必要とする中間部分に予備的に減肉加工を施した後,管状素材を通電により加熱したとき,大きな減肉を必要とするを,該部分での電流密度の増加により最も高温に加熱することができる。したがって一回の通電加熱により,複数部分に温度差をつけながら管状素材を加熱することができるから,通電加熱装置の構造の簡素化を可能にして,その設備を小規模にし,設備費の低減を図ることができる。そして,加熱された管状素材に軸方向の引張荷重を付与して管状素材を引き伸ばすことにより,大きな減肉を必要とする部分の減肉を他の部分より促進させ,所望の異形管状体を容易に得ることができる。
本発明の第2の特徴によれば,予備減肉加工工程で行う管状素材の部分減肉の減肉率を5%以下とすることで,通電加熱及び引張工程により得られた異形管状体を,直ちにバルジ成形温度差限界値の範囲内でバルジ成形することができる。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施例に係る製造方法により製造される異形管状体の縦断面図,図2は本発明の第1実施例に係る製造方法を示す工程説明図,図3は図1の異形管状体の用途の一例を示す斜視図,図4は管状素材の予備減肉加工の減肉状況,管状素材を通電加熱したときの温度分布及び引張荷重付与後の減肉状況を示す実験値の数表,図5は図4の数表をグラフ化した線図,図6は本発明の第2実施例に係る製造方法を示す工程説明図,図7は上記製造方法の実施に用いる通電加熱及び引張装置の平面図,図8は図7の8−8線断面図である。
先ず,図1により,本発明の第1実施例に係る製造方法により製造される異形管状体1の構成について説明する。
この異形管状体1は,大径の左部A及び右部Cと,これらの間を接続する小径の中間部Bとの3部分よりなっており,左部A及び右部Cの肉厚は,互いに1.87mmと等しく,中間部Bの肉厚は,それらより小さく1.19mmとなっている。また左部Aと中間部B,中間部Bと右部Cのそれぞれの間には,肉厚が変化する境界部a,bが存在しており,これら境界部a,bにおける肉厚変化率は,例えば5.0%/cmと極力大きいことが,駄肉を減少させる上で望まれる。尚,こゝで肉厚変化率とは,単位長さ当たりの肉厚の変化割合(%)をいう。
この異形管状体1の製造方法について,図2を参照しながら説明する。
先ず,次のような管状素材2を用意する。
材料:Al合金(JIS5052)押し出し材
全長:1400mm
外径:40mm
内径:38mm
肉厚:2.0mm
次に,図2の(I) に示すように,左部A(長さ:500mm),中間部B(長さ:400mm)及び右部C(長さ:500mm)の位置を設定して,中間部Bに予備的に減肉加工を施す予備減肉加工を施して,中間部Bの肉厚を1.90mmにする。このときの減肉率は5%である。この予備減肉加工には,スピニング,スウェージング,しごき,切削,研削,バフ,ショットブラスト,ウエットブラスト,ケミカルエッチング等を用いることができる。
続いて,図2の(II)に示すように,管状素材2の両端に,通電加熱装置3の両電極3a,3bを圧接し,異形管状体1全体を通電加熱する。このときの通電条件は次の通りである。
電流:10,000A
通電時間:8秒
その後,図2の(III) に示すように,管状素材2に対する上記全体通電を継続した状態で,管状素材2に軸方向の引張り荷重を加えて管状素材2を引き伸ばす。このときの引張り荷重は,800kgである。この全体通電加熱と引張りを同時に行った時間は7秒である。
以上の結果,左部A及び右部Cは469°Cまで加熱され,薄肉の中間部Bは,電流密度の増加により左部A及び右部Cより加熱が促進され,530°Cとなる。そして,このときの低温側の左部A及び右部Cの伸び量は,それぞれ27mm,肉厚は1.87mmとなるのに対して,高温側の中間部Bの伸び量は,270mm,肉厚は1.19mmとなる。
こゝで,注目すべき点は,異形管状体1の全体通電加熱中に,異形管状体1に引張り荷重を加えることで,左部A及び右部Cよりも減肉が進む中間部Bでは,その減肉に伴う電流密度の増加により中間部Bが一層加熱されることになり,その加熱度合が上がれば減肉が更に進むという,減肉と電流密度増加との相乗作用により,中間部Bの減肉が促進される。その結果,左部Aと中間部B,中間部Bと右部Cの各間の境界部a,bにおける温度勾配は10°C/cmと極めて急峻であり,また肉厚変化率も5.0%/cmと大きいものとなる。また通電加熱工程の一部と引張り工程とを同時進行させることは,異形管状体1の製造時間の短縮に寄与し得る。
かくして,図1に示すような,境界部a,bの肉厚変化率の大なる所期の異形管状体1を得ることができる。
上記のように,管状素材2中,大きな減肉を必要とする中間部Bに予備的に減肉加工を施した後,管状素材2全体を通電により加熱したとき,大きな減肉を必要とする中間部Bを,該部分Bでの電流密度の増加により最も高温に加熱することができる。したがって一回の通電加熱により,複数部分A〜Cに温度差をつけながら管状素材2を加熱することができるから,通電加熱装置3の構造の簡素化を可能にして,その設備を小規模にし,設備費の低減を図ることができる。そして,加熱された管状素材2に軸方向の引張荷重を付与して管状素材2を引き伸ばすことにより,大きな減肉を必要とする中間部Bの減肉を左部A及び右部Cより促進させ,所望の異形管状体1を容易に得ることができる。
この異形管状体1の用途は種々あり,例えば図3に示すように,バルジ成形により厚肉の左部A及び右部Cのみを拡径して,例えば左部A及び右部Cの肉厚を1.7mmまで減少させたバルジ成形体1′をつくり,その後,このバルジ成形体1′にプレス加工を加えて,両端部に幅広で厚肉の高強度部D,F中間部に薄肉で幅狭の低強度部Eを備える異形構造部材1″を得る。
図4は,管状素材2の予備減肉加工の減肉状況,管状素材2を通電加熱したときの温度分布及び引張荷重付与後の減肉状況を示す実験値の数表である。
尚,図4中,予備減肉率αは,α=(T−t)/T(%)である。但し,Tは素材肉厚,tは予備減肉加工後の肉厚である。
また肉厚差率βは,β=(t1−t2)/T(%)である。但し,t1は厚肉部(即ち左部A及び右部B)の肉厚,t2は薄肉部(即ち中間部B)の肉厚である。
また図5は,その数表をグラフ化した線図であって,横軸に予備減肉率を取り,一方の縦軸に管状素材2の通電加熱後の低温部及び高温部間の温度差,他方の縦軸に引張荷重付与後の肉厚差率βを取る。図5に示すように,バルジ成形時の温度差限界は60°Cであり,このときの予備減肉率αは5%である。したがって,管状素材2の製造後,バルジ成形する場合には,管状素材2の予備減肉率αは5%以下にする必要がある。
次に,図6に示す本発明の第2実施例について説明する。尚,図6中,前実施例と対応する部分には,それと同一の参照符号を付す。
この第2実施例では,先ず,図6の(I) に示すように,肉厚2mmの管状素材2に,左から第1〜第7部分D〜Jを設定して,減肉加工により,第2部分Eを1.95mmに,第4部分Gを1.97mmに,第6部分Iを1.92mmに減肉する。
次に,図6の(II)に示すように,管状素材2の両端に加熱用電源装置3の一対の電極3a,3bを取り付け,管状素材2の全体を8秒間通電加熱する。
次に,図4の(III) に示すように,管状素材2の全体通電加熱を更に7秒間続行させつゝ,管状素材2に軸方向の引張り荷重を加えて管状素材2を引き伸ばす。
結局,管状素材2全体の通電加熱は,合計15秒間行うことになり,その結果,減肉加工された管状素材2の肉厚の最大部,第1部分D,第3部分F,第5部分H及び第7部分Jが485°Cと最も温度が低く,肉厚が減少していく順に,即ち第4部分G,第2部分E,第6部分Iの順に,502°C,512°C,530°Cと温度は上昇していく。そして,管状素材2全体の通電加熱の後半に,管状素材2に軸方向の引張荷重を加えることにより,上記各部D〜Jに温度差に応じて減肉が生じる結果,第1部分D,第3部分F,第5部分H及び第7部分Jは1.82mmに減肉するのに対して,第4部分G,第2部分E,第6部分Iは,それぞれ1.68mm,1.56mm,1.31mmまで減肉が進み,所望の異形管状体1を得ることができる。この場合も,管状素材2の特に高温部分では,減肉と電気密度増加との相乗作用により低温部分よりも減肉が促進されたことは言うまでもない。
次に,管状素材2全体の通電加熱及び引張りを行うのに有用な通電加熱及び引張装置10を図7及び図8を参照しながら説明する。
機台11に設けられる左右一対の支持壁11a,11aには,互いに対向する一対の油圧式引張用シリンダ12,12が取り付けられる。これら引張用シリンダ12,12は,同軸上で互いに進退させ得る出力ロッド12a,12aを有しており,これら出力ロッド12a,12aの先端には,絶縁材13,13を介して段付きのクランプ中子14,14が固設され,各中子14の小径部14aは,ワークとしての前記管状素材2の端部内周面に嵌合して,それを支持するようになっている。即ち,左右の引張用シリンダ12,12の出力ロッド12a,12aを進退作動して,管状素材2の両端部内周面にクランプ中子14,14の各小径部14aを嵌合することで,管状素材2を支持することができる。
また支持壁11a,11aには,上下一対,前後二組の第1及び第2案内軸15,15;16,16が前記出力ロッド12a,12aと平行に取り付けられており,これら第1及び第2案内軸15,15;16,16には,前後で組をなす2組の第1シリンダホルダ17a,17a及び第2シリンダホルダ17b,17bが摺動可能に嵌合される。
各シリンダホルダ17a,17a;17b,17bには,その外側面に油圧式のクランプ用シリンダ18が取り付けられており,このクランプ用シリンダ18は,管状素材2の軸線と直交する方向に延びる出力ロッド18aを有し,その先端には,管状素材2の外周面に適合する円弧状の圧接面をもった電極19が絶縁材20を介して固設される。
また機台11には,第1及び第2案内軸15,15;16,16の下方に,それらに沿うよう(+)側給電フレーム21及び(−)側給電フレーム22が配設され,これら給電フレーム21,22間に加熱用電源装置23が接続される。第1,第2シリンダホルダ17a,17a;17b,17bの各組毎で,前後の電極19,19は,オンス銅板等の第1可撓導体24を介して接続される。また第1及び第2シリンダホルダ17a,17a;17b,17bの電極19,19;19,19において,一方の対角線上に並ぶ一方の電極19は(+)側給電フレーム21にオンス銅板等の第4可撓導体27を介して接続され,他方の電極19は(−)側給電フレーム22にオンス銅板等の第2可撓導体28を介して接続される。
第1及び第2案内軸15,15;16,16には,第1及び第2シリンダホルダ17a,17a;17b,17bの内端を受け止めて,それらの位置決めを行うストッパ29,29;29,29が位置調節可能に固定され,これらストッパ29,29;29,29に向かって第1及び第2シリンダホルダ17a,17a;17b,17bを押圧するセットばね30,30;30,30が第1及び第2案内軸15,15;16,16に装着される。
この通電加熱及び引張装置10の作用について説明する。
先ず,管状素材2の両端部内周面に,左右のクランプ中子14,14を嵌合して,管状素材2を支持する。
次に,管状素材2の全体加熱を行う際には,第1及び第2シリンダホルダ17a,17a,;17b,17bの電極19,19;19,19を管状素材2の外周面に圧接させる。その際,第1及び第2シリンダホルダ17a,17a,;17b,17bのクランプ用シリンダ18,18;18,18の作動油圧は,第1及び第2シリンダホルダ17a,17a,;17b,17bの電極19,19;19,19が,管状素材2の各端部内周面に嵌合したクランプ中子14,14と協働して管状素材2の各端部を把持したとき,その把持力が,後述の軸方向引張り作業時,クランプ中子14,14が管状素材2から離脱しないよう,強力に設定される。
次いで,加熱用電源装置23を作動すれば,第1及び第2シリンダホルダ17a,17a,;17b,17bの電極19,19;19,19を通して管状素材2全体を通電加熱することができる。この通電加熱の最中に,左右の引張用シリンダ12,12を作動して,それぞれの出力ロッド12a,12aを強力に所定量後退させれば,管状素材2全体に軸方向の引張り荷重を加えて,これを所定量引き伸ばすことができる。そして管状素材2が伸びるときは,それに応じて第1及び第4シリンダホルダ17a,17a,;17d,17dが対応する電極19,19;19,19を伴なってセットばね30,30;30,30を圧縮しながら,クランプ中子14の外方移動に追従するので,上記電極19,19;19,19はクランプ中子14,14と協働して,管状素材2の端部に対する強力な把持力を保持しつゝ,通電加熱を確実に継続させることができる。かくして,所望の異形管状体1が得られる。
全体加熱及び引張り作業後は,第1及び第2シリンダホルダ17a,17a;17b,17bのクランプ用シリンダ18,18;18,18を後退作動して,対応する電極19,19;19,19を管状素材2から離間させれば,第1及び第2シリンダホルダ17a,17a;17b,17bはセットばね30,30;30,30の反発力で,ストッパ29,29;29,29に当接する原位置まで自動的に戻ることになる。
このように,一つの装置10により管状素材2の全体通電加熱と,引張荷重の付与とを同時に行うことができ,設備が小規模で済むと共に低コストである。しかも第1及び第4シリンダホルダ17a,17a;17d,17dの電極19,19;19,19は,引張荷重の付与時,管状素材2の端部内周面に嵌合するクランプ中子14と協働して管状素材2の端部を強力に把持するクランプ部材として機能するので,専用のクランプ部材が不要となって構造の簡素化を図ることができる。また専用のクランプ部材を使用した場合には,そのクランプ部材に,管状素材2に加えた熱の一部が奪われが,専用のクランプ部材が不要とすることで,そのような熱損失を防ぐことができ,したがって熱効率が向上し,節電を図ることができる。
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,管状素材2に対する引張工程は,通電加熱工程終了後に行うこともできる。また管状素材2の部分加熱には,通電以外の加熱手段を用いることもできる。また通電加熱引張装置10においては,一方のクランプ中子14を機台11側に固定して,他方のクランプ中子14のみを引張用シリンダ12により引張るようにしてもよい。
本発明の第1実施例に係る製造方法により製造される異形管状体の縦断面図。 本発明の第1実施例に係る製造方法を示す工程説明図。 図1の異形管状体の用途の一例を示す斜視図。 管状素材の予備減肉加工の減肉状況,管状素材を通電加熱したときの温度分布及び引張荷重付与後の減肉状況を示す実験値の数表。 図4の数表をグラフ化した線図。 本発明の第2実施例に係る製造方法を示す工程説明図。 上記製造方法の実施に用いる通電加熱及び引張装置の平面図。 図7の8−8線断面図。
1・・・・・異形管状体
2・・・・・管状素材
A〜C・・・第1実施例における管状素材の複数部分
B・・・・・同複数部分中,減肉を必要とする部分
D〜J・・・第2実施例における管状素材の複数部分
E,G,I・・・同複数部分中,減肉を必要とする部分

Claims (2)

  1. 長手方向に沿う複数部分で肉厚を異にする異形管状体の製造方法において,
    管状素材(2)の長手方向に沿う複数部分中,大きな減肉を必要とする部分に予備的に減肉加工を施す予備減肉加工工程と,この予備減肉加工工程後,管状素材(2)を通電により加熱する通電加熱工程と,加熱された管状素材(2)に軸方向の引張荷重を付与して管状素材(2)を引き伸ばして,予備的に減肉加工を施した部分の減肉を他の部分より促進させる引張工程とを含むことを特徴とする,異形管状体の製造方法。
  2. 請求項1記載の異形管状体の製造方法において,
    前記予備減肉加工工程で行う管状素材(2)の部分減肉の減肉率を5%以下とすることを特徴とする,異形管状体の製造方法。
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