JP4614090B2 - 画像読取装置の調整方法、画像読取装置の調整装置 - Google Patents

画像読取装置の調整方法、画像読取装置の調整装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像読取装置、特にデジタル画像読取装置のレンズブロックの調整に係る方法と装置に関する。
従来の画像読取装置の調整方法では、複数の個所のMTFを見ながら、全てがある値以上になるように調整するものが多い。この方法は、調整作業者が多くの情報を把握しながら、作業することになる。また、レンズのバラツキにより、非常に狭い範囲でしか調整できない場合と、広い範囲で調整可能な場合がある。
特開2004-304686号公報 特許3182733号公報 特開平08-111743号公報 特許3409489号公報 特開平09-051409号公報
上述したような複数の個所を確認しながらの調整は、作業者にとって困難であり、調整に時間がかかる。
そこで本発明は、特定の個所だけで調整することにより、調整効率を向上させることが可能な方法と装置を提供することを目的とする。
また基本的には、MTFは高い方がよいため、あるレベルを全範囲で確保できるような調整を行うケースが多いが、レンズのバラツキによっては、全ての条件を満足する範囲が狭く調整が困難であったり、逆に調整可能な範囲が大きく結果的に調整結果のバラツキが大きくなったりする。すなわち、レンズのバラツキにより、非常に狭い範囲でしか調整できない場合と、広い範囲で調整可能な場合があり、前者の場合は調整作業が困難となるし、後者の場合は、調整自体のバラツキが大きくなる欠点がある。
そこで本発明は、調整値をある値以上ではなく、上限値と下限値を設けることにより、調整範囲を狭くして調整バラツキを小さくすることができる方法と装置を提供することをも目的とする。
また調整時にMTFが最大となる位置と異なる位置に調整する必要がある場合がある。例えば、装置稼動時に温度上昇でレンズ周辺の部品が熱膨張することにより、レンズとCCD間の距離が変化して、ピントがずれる場合や、レンズ自体の焦点距離が変化する場合である。このような条件を考慮すると、調整時はMTF最大の位置からずれたところで調整した方が、装置の実使用状態での性能が良くなる。このような狙いがある場合、調整値に上限値を設けずに、ある値以上になるような調整をした場合、調整時点での最良位置でしか調整ができない。
そこで本発明は、調整時にMTF最大の位置からずれたところでの調整を可能な方法と装置を提供することをも目的とする。
本発明の請求項1に係る画像読取装置の調整方法は、原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用のラインセンサを有する画像読取装置における調整方法において、
原稿面の異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
該結像させた前記調整用チャートのパターン像のうち、特定の像高箇所のパターン像のMTFが所定の上限値と下限値間の値となるように前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えてピントを調整する
ことを特徴とする。
同請求項2に係るものは、原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用のラインセンサを有する画像読取装置における調整方法において、
原稿面の異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えて、少なくとも1箇所以上の像高箇所のMTFの最大値を記憶し、
該結像させた前記調整用チャートのパターン像のうち、特定の像高箇所のパターン像のMTFの前記MTF最大値に対する比率を算出し、
前記特定の像高箇所の前記比率が所定の上限値と下限値間の値となるように前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えてピントを調整することを特徴とする。
同請求項3に係るものは、請求項1または2の画像読取装置の調整方法において、前記特定の像高箇所を前記調整用チャートの中央とすることを特徴とする。
同請求項4に係るものは、原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用のラインセンサを有する画像読取装置における調整方法において、
原稿面の中央を含む異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
該結像させた前記調整用チャートの前記複数の像高箇所のMTFから所定の所のMTF調整範囲の上限値と下限値を算出することを特徴とする。
同請求項5に係るものは、原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用の赤(R)、緑(G)及び青(B)の各ラインセンサからなる3ラインセンサを有する画像読取装置における調整方法において、
原稿面の異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
該結像させた前記調整用チャートのパターン像のうち、特定の色の特定の像高箇所のMTFが所定の上限値と下限値間の値となるように前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えてピントを調整することを特徴とする。
同請求項6に係るものは、請求項4の画像読取装置の調整方法において、前記定の箇所を前記調整用チャートの中央とすることを特徴とする。
同請求項7に係るものは、原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用の赤(R)、緑(G)及び青(B)の各ラインセンサからなる3ラインセンサを有する画像読取装置における調整方法において、
原稿面の中央を含む異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
該結像させた前記調整用チャートの複数の像高箇所のMTFから特定の色の特定の像高所でのMTFの上限値と下限値を算出することを特徴とする。
本発明の請求項8に係る画像読取装置における調整装置は、原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用のラインセンサを有する画像読取装置における調整装置において、
前記結像レンズで結像された原稿像のピントを調整する手段を有し、該ピントを調整する手段が、
原稿面の異なる位置に複数の調整用チャートを配置し、これら調整用チャートを前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
該結像させた前記調整用チャートのパターン像のうち、特定の像高箇所のパターン像のMTFが所定の上限値と下限値間の値となるように前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えてピントを調整す
とを特徴とする。
同請求項9に係るものは、原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用のラインセンサを有する画像読取装置における調整装置において、
前記結像レンズで結像された原稿像のピントを調整する手段を有し、該ピントを調整する手段が、
原稿面の異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えて、少なくとも1箇所以上の像高箇所のMTFの最大値を記憶する手段と、
結像させた前記調整用チャートのパターン像のうち、特定の像高箇所のパターン像のMTFの前記MTF最大値に対するMTF比率を算出する手段と、
前記特定の像高箇所の前記比率が所定の上限値と下限値間の値となるように前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えてピントを調整す
とを特徴とする。
同請求項10に係るものは、請求項8または9の画像読取装置の調整装置において、前記特定の像高箇所が前記調整用チャートの中央であることを特徴とする。
同請求項11に係るものは、原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用のラインセンサを有する画像読取装置における調整装置において、
MTFの調整範囲の上限値と下限値を算出する手段を備え、該調整範囲の上限値と下限値を算出する手段が、
原稿面の中央を含む異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
該結像させた前記調整用チャートの前記複数の像高箇所のMTFから所定の所のMTF調整範囲の上限値と下限値を算出す
とを特徴とする。
同請求項12に係るものは、原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用の赤(R)、緑(G)及び青(B)の各ラインセンサからなる3ラインセンサを有する画像読取装置における調整装置において、
前記結像レンズで結像された原稿像のピントを調整する手段を有し、該ピントを調整する手段が、
原稿面の異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
該結像させた前記調整用チャートのパターン像のうち、特定の色の特定の像高箇所のMTFが所定の上限値と下限値間の値となるように前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えてピントを調整す
とを特徴とする。
同請求項13に係るものは、請求項1の画像読取装置の調整装置において、前記特定の箇所が前記調整用チャートの中央であることを特徴とする。
同請求項14に係るものは、原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用の赤(R)、緑(G)及び青(B)の各ラインセンサからなる3ラインセンサを有する画像読取装置における調整装置において、
MTFの調整範囲の上限値と下限値を算出する手段を備え、該調整範囲の上限値と下限値を算出する手段が、
原稿面の中央を含む異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
該結像させた前記調整用チャートの複数の像高箇所のMTFから特定の色の特定の像高所でのMTFの上限値と下限値を算出す
とを特徴とする。
本発明は、画像読取装置、特にデジタル画像読取装置のレンズブロックの調整作業時に、1箇所の値だけを注目していればよいので、作業効率がよく、また上限値と下限値の間を小さく設定すると、非常に狭い範囲でピントを調整することが可能となるという効果がある。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
図1は本発明の実施対象の一例であるデジタル複写機の概略構成例を示す正面断面図である。本例のデジタル複写機は、概略的には、原稿画像を読取るスキャナ(原稿読取装置)1とスキャナ1により読取られた原稿画像の情報に基づき画像形成動作を実行するプリンタエンジン2とにより構成してある。プリンタエンジン2は、例えば電子写真プロセスを利用したもので、感光体3周りに帯電装置4、露光装置5、現像装置6、転写装置7、クリーニング装置8等の電子写真プロセス部材を順に配設することにより構成してある。図中9は、転写紙10を1枚ずつ給紙する給紙装置、11は定着装置、12は排紙トレイである。
一方、スキャナ1は、デジタル複写機上面のコンタクトガラス21上に開閉自在に設けたADF(原稿搬送機構)22、スキャナ筐体内でコンタクトガラス21下部に設けた読取光学系23、結像レンズ24及びCCD(撮像部材)25等を備える構成を有する。ADF22は、Uターン状の搬送経路26に沿って搬送する原稿を予め載置しておく原稿テーブル27、搬送経路26において原稿を搬送するための複数の搬送ローラ28、搬送し終えた原稿を排紙する排紙トレイ29等を有する。
図2に本実施例のピント調整装置を示す。図2において、24はレンズ、25はCCDである。レンズ24、CCD25は、図示されていないレンズブロックに固定されている。CCD25はレンズ24に対して距離を変化させることができ、ある範囲内で位置を決定して、ビス止め、接着等の方法で固定することができる。
また図2において、101は調整用チャートである。調整用チャート101には、白と黒の一定間隔の縞模様のパターンが設けてある。間隔は、例えば、1インチ当たり、300本〜400本程度がよく用いられる。
次に、本実施例の調整方法について説明する。まず通常、倍率が合う位置にレンズ24を固定し、CCD25の面を移動させてピント調整を行う。CCD25の面の移動は、調整装置に組み込まれたマイクロメータ等の手段で行ってもよいし、作業者が手で移動させてもよい。
図3に具体的な調整方法を示す。MTF値は、CCD25からの出力信号を画像処理装置で処理して図示しないディスプレイ上に表示するようになっており、調整作業者はその値を見ながら調整するものとする。
本実施例では、原稿面の異なる位置に配置した複数の調整用チャート101を読み取ったうちの特定の個所のMTFが定められた上限値と下限値の間になるように調整作業を行う。この方法では、1箇所の値だけを注目していればいいので、作業効率がよい。また、上限値と下限値の間を小さく設定すると、非常に狭い範囲に調整することが可能となる。
レンズは設計により固有の特性を持っている。例えば、中央に比べ、像高70%付近のMTFが低いという特性のレンズの場合、像高70%付近のMTFがある範囲内に入るように調整すればよい。そうすれば中央はそれより高いMTFが確保でき、最も低くなる位置でのMTFの下限値も確保できる。
また、CCD25の面とレンズ24の距離がどこにあっても、中央部のMTFが常に高くなる特性であれば、像高70%付近のMTFをできるだけ高く調整すれば問題ないが、そうでない場合、例えば、両方の位置でMTFがピークになる位置が異なっている場合は、像高70%付近のMTFを高く調整すると中央が逆に低くなってしまうことになる。そのような特性のレンズの場合は、上限値を設けて高くなり過ぎない調整が必要となる。なお、ここで像高70%と書いたのは、あくまで例であって、位置はレンズの設計によって異なる。
図3に示すaは、本実施例の調整範囲である。調整にこのような上限値と下限値を設けることにより、調整を狭い範囲に収めることができ調整のバラツキを小さくすることができる。また、温度上昇時に部品の膨張で、CCD25の位置が変動することを考慮して、もっともピントの合う位置から意図的にずらして調整することも可能となる。
図4に本発明の実施例2の調整範囲を示す。本実施例では、実施例1とは異なり、調整をMTF値自体ではなく、MTF最大値に対する比率で行っている。
MTFの絶対値は、レンズ24そのものや照明、CCD25、回路等の影響を受けるため、常に同じ値が出るわけではない。本実施例では、レンズ24とCCD25の距離を変化させたときにMTFが最大になったときの値X1、X2・・・を記憶し、その後、最大値に対するMTF値の比率を表示させるようになっている。
調整作業者が最初にCCD25を移動させてMTFが最大になる位置になったところで装置はMTF値を記憶する。
また本実施例では、MTF最大値に対する比率があらかじめ設定された上限値と下限値の間になるように調整する。本実施例での具体的な調整範囲は、
上限値:(X1÷P)×100(%)
下限値:(X2÷P)×100(%)
である。
図5に本発明の実施例3を示す。本実施例では、原稿面の異なる位置に配置された複数の調整用チャート101を読み取ったうちの特定の中央部分のMTFまたは、MTF比率が定められた上限値と下限値の間になるように調整作業を行う。
レンズ24の焦点は完全な平面になるのが理想であるが、実際には、設計、製造上の制約から、中央部と周辺部で焦点距離が異なる。例えば、中央部の焦点距離が周辺部より長い場合、中央部のMTFが最大になる位置と、周辺部のMTFが最大になる位置の中間がバランス的に最適となる。本実施例では、中央部のMTFまたは、最大値に対するMTF比率をみながら、その値が定められた上限値と下限値の間になるように調整作業を行う。具体的には、図5に示す、bが調整範囲である。
図5、図6により本発明の実施例4を示す。本実施例では、原稿面の異なる位置に配置された複数の調整用チャート101を読み取ったMTF値から、複数の箇所のMTFから所定の個所のMTF調整範囲の上限値と下限値を算出する。
例えば、中央部と周辺部の焦点距離の差がレンズ24によってばらついた場合、中央部での最適値が異なった値になるが、その場合、本実施例の調整装置では、複数の個所のMTFから特定の一箇所(例えば中央部)での最適MTF値を自動的に決定し、調整作業者はその値に従って調整する。図5、図6に示した、S、Tがレンズによる差である。この差が小さい場合は、中央と周辺の焦点距離の差が少ないレンズである。
本実施例では、中央と周辺のMTF差から、装置が最適な範囲を決定し、作業者はその範囲に従って調整作業を行えばよい。この方法では、レンズにバラツキが合っても、最適な調整範囲が得られるため、調整効率が良い。
本発明の実施例5を説明する。本実施例は、カラー読取の場合である。カラー読取の場合、赤(R)、緑(G)及び青(B)の各ラインセンサからなる3ラインセンサで画像読取を行うのが一般的である。また、レンズもカラー読取用に色による収差の少ないものを設計して使用するが、RGBの特性を完全に揃えたものを作るのは困難で、非常に高価なものになってしまうため、色毎のMTF特性に差のあるものを使用せざると得ない場合が多い。
カラー読取時のMTF特性の例を図7に示す。この例では、色によってMTFが最大値になる位置がずれている。色毎のMTFのバランスをとるためには、各色のMTF値をみながら全ての色である値を超えるように調整することがよく行われているが、この方法では、調整作業者は多くの情報を確認しながら作業することになるため、調整効率が悪い。
そこで本実施例では、レンズの特性を考慮した上で、特定の色のMTF値が上限値と下限値の間に入るように調整する。本実施例では、R(赤)のMTF値が上限値と下限値の間に入るように調整する。RGBのずれ方は、レンズの設計に依存するので、ここに示したのは一例であり、他の色で調整するようにしてもよい。すなわち、この方法では、1色のMTF値を確認しながらの作業のため、調整作業効率が良い。
本実施例は、カラー読取時の調整方法に、上述した実施例3の考え方を導入したものである。内容的には、図7と図5を組み合わせたものになる。
すなわち、レンズ特性を考慮した上で、特定の色の中央部のMTF値が上限値と下限値の間に入るように調整する。この方法では、ある色の中央部のMTF値だけを確認しながら作業すればよいため、調整作業効率が良い。
本実施例は、カラー読取時の調整方法に、実施例4の考え方を導入したものである。内容的には、図7、図5、図6を組み合わせたものになる。
本実施例では、原稿面の異なる位置に配置された複数の調整用チャートを読み取ったある色の複数の箇所のMTFから所定の個所のMTF調整範囲の上限値と下限値を算出する。例えば、中央部と周辺部の焦点距離の差がレンズによってばらついた場合、中央部での最適値が異なった値になるが、その場合、本実施例の調整装置では、複数の個所のMTFから特定の一箇所(例えば中央部)での最適MTF値を自動的に決定し、調整作業者はその値に従って調整する。この方法では、レンズにバラツキが合っても、最適な調整範囲が得られるため、調整効率が良い。
以上説明してきたように、本発明では、調整作業時に1箇所の値だけを注目していれば良いので作業効率がよく、上限値と下限値の間を小さく設定すると、非常に狭い範囲に調整することが可能となる。また、レンズ、CCD等のバラツキによるMTF絶対値のバラツキに対応できるし、場所による焦点距離の差に対して最適な調整が可能となる。さらに、レンズにバラツキが合っても、最適な調整範囲が得られるため、調整効率が良い。またカラー読取用のレンズに対して、効率のよい調整作業が可能となるし、狭い範囲に調整することが可能となる。また、レンズのバラツキに対応できる。
本発明の実施対象の一例であるデジタル複写機の概略構成例を示す正面断面図 ピント調整装置を示す図 具体的な調整方法を示す図 実施例2の調整範囲を示す図 実施例3、4を示す図 実施例4を示す図 カラー読取時のMTF特性の例を示す図
符号の説明
1 スキャナ(原稿読取装置)
2 プリンタエンジン
3 感光体
4 帯電装置
5 露光装置
6 現像装置
7 転写装置
8 クリーニング装置
9 給紙装置
10 転写紙
11 定着装置
12 排紙トレイ
21 コンタクトガラス
22 ADF(原稿搬送機構)
23 読取光学系
24 結像レンズ
25 CCD(撮像部材)
26 搬送経路
27 原稿テーブル
28 搬送ローラ
29 排紙トレイ
101 調整用チャート

Claims (14)

  1. 原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用のラインセンサを有する画像読取装置における調整方法において、
    原稿面の異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
    これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
    該結像させた前記調整用チャートのパターン像のうち、特定の像高箇所のパターン像のMTFが所定の上限値と下限値間の値となるように前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えてピントを調整する
    ことを特徴とする画像読取装置の調整方法。
  2. 原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用のラインセンサを有する画像読取装置における調整方法において、
    原稿面の異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
    これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
    前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えて、少なくとも1箇所以上の像高箇所のMTFの最大値を記憶し、
    該結像させた前記調整用チャートのパターン像のうち、特定の像高箇所のパターン像のMTFの前記MTF最大値に対する比率を算出し、
    前記特定の像高箇所の前記比率が所定の上限値と下限値間の値となるように前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えてピントを調整することを特徴とする画像読取装置の調整方法。
  3. 請求項1または2の画像読取装置の調整方法において、前記特定の像高箇所を前記調整用チャートの中央とすることを特徴とする画像読取装置の調整方法。
  4. 原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用のラインセンサを有する画像読取装置における調整方法において、
    原稿面の中央を含む異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
    これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
    該結像させた前記調整用チャートの前記複数の像高箇所のMTFから所定の所のMTF調整範囲の上限値と下限値を算出することを特徴とする画像読取装置の調整方法。
  5. 原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用の赤(R)、緑(G)及び青(B)の各ラインセンサからなる3ラインセンサを有する画像読取装置における調整方法において、
    原稿面の異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
    これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
    該結像させた前記調整用チャートのパターン像のうち、特定の色の特定の像高箇所のMTFが所定の上限値と下限値間の値となるように前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えてピントを調整することを特徴とする画像読取装置の調整方法。
  6. 請求項4の画像読取装置の調整方法において、前記定の箇所を前記調整用チャートの中央とすることを特徴とする画像読取装置の調整方法。
  7. 原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用の赤(R)、緑(G)及び青(B)の各ラインセンサからなる3ラインセンサを有する画像読取装置における調整方法において、
    原稿面の中央を含む異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
    これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
    該結像させた前記調整用チャートの複数の像高箇所のMTFから特定の色の特定の像高所でのMTFの上限値と下限値を算出することを特徴とする画像読取装置の調整方法。
  8. 原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用のラインセンサを有する画像読取装置における調整装置において、
    前記結像レンズで結像された原稿像のピントを調整する手段を有し、該ピントを調整する手段が、
    原稿面の異なる位置に複数の調整用チャートを配置し、これら調整用チャートを前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
    該結像させた前記調整用チャートのパターン像のうち、特定の像高箇所のパターン像のMTFが所定の上限値と下限値間の値となるように前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えてピントを調整す
    とを特徴とする画像読取装置の調整装置。
  9. 原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用のラインセンサを有する画像読取装置における調整装置において、
    前記結像レンズで結像された原稿像のピントを調整する手段を有し、該ピントを調整する手段が、
    原稿面の異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
    これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
    前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えて、少なくとも1箇所以上の像高箇所のMTFの最大値を記憶する手段と、
    結像させた前記調整用チャートのパターン像のうち、特定の像高箇所のパターン像のMTFの前記MTF最大値に対するMTF比率を算出する手段と、
    前記特定の像高箇所の前記比率が所定の上限値と下限値間の値となるように前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えてピントを調整す
    とを特徴とする画像読取装置の調整装置。
  10. 請求項8または9の画像読取装置の調整装置において、前記特定の像高箇所が前記調整用チャートの中央であることを特徴とする画像読取装置の調整装置。
  11. 原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用のラインセンサを有する画像読取装置における調整装置において、
    MTFの調整範囲の上限値と下限値を算出する手段を備え、該調整範囲の上限値と下限値を算出する手段が、
    原稿面の中央を含む異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
    これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
    該結像させた前記調整用チャートの前記複数の像高箇所のMTFから所定の所のMTF調整範囲の上限値と下限値を算出す
    とを特徴とする画像読取装置の調整装置。
  12. 原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用の赤(R)、緑(G)及び青(B)の各ラインセンサからなる3ラインセンサを有する画像読取装置における調整装置において、
    前記結像レンズで結像された原稿像のピントを調整する手段を有し、該ピントを調整する手段が、
    原稿面の異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
    これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
    該結像させた前記調整用チャートのパターン像のうち、特定の色の特定の像高箇所のMTFが所定の上限値と下限値間の値となるように前記ラインセンサを移動させて結像レンズとの距離を変えてピントを調整す
    とを特徴とする画像読取装置の調整装置。
  13. 請求項1の画像読取装置の調整装置において、前記特定の箇所が前記調整用チャートの中央であることを特徴とする画像読取装置の調整装置。
  14. 原稿を照明する照明系と、該原稿からの反射像を縮小結像させる結像レンズと、該結像レンズで結像された原稿像を光電変換する原稿読取用の赤(R)、緑(G)及び青(B)の各ラインセンサからなる3ラインセンサを有する画像読取装置における調整装置において、
    MTFの調整範囲の上限値と下限値を算出する手段を備え、該調整範囲の上限値と下限値を算出する手段が、
    原稿面の中央を含む異なる位置に一定間隔の縞模様からなるパターンを複数設けた調整用チャートを配置し、
    これら調整用チャートの前記パターンの反射像を前記結像レンズにより前記ラインセンサ上に結像させ、
    該結像させた前記調整用チャートの複数の像高箇所のMTFから特定の色の特定の像高所でのMTFの上限値と下限値を算出す
    とを特徴とする画像読取装置の調整装置。
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