JP4613413B2 - オークションシステム、オークション方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを通じて複数の商品のオークションを行うオークションシステム、及びオークション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、インターネット上で運用されているオークションサイトが知られている。一般的なオークションサイトにおいては、オークションの対象となる複数の商品が提示されており、オークションサイトにアクセスした入札者は、提示された複数の商品に対して同時に入札することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数の商品については独立にオークションが進行するので、それぞれの商品に対して入札した場合には、それぞれの商品について応札していくと、合計での応札額は入札者自身が予想しないような金額となってしまう場合があった。また、各商品の落札のタイミングが異なるので、比較的興味の薄い商品を先に落札してしまった場合には、予算の不足によって本当に入札者が希望する商品を落札できないという不都合が生じる場合もあった。
【0004】
そこで、本発明は上記課題を解決し、複数の商品の現在価格を効率的に管理することができるオークションシステム及びオークション方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るオークションシステムは、インターネットを通じて複数の商品のオークションを行うオークションシステムであって、入札者が有する入札端末から送信される、入札希望商品及びその入札額に関する情報を含む入札条件情報を受信する入札条件情報受信部と、入札条件情報受信部によって受信した少なくとも一の入札条件情報に基づいて決定された商品の現在価格情報を含む入札状況情報を記憶する入札状況情報記憶部と、入札者が希望する複数の入札希望商品についての入札状況情報を入札状況情報記憶部から抽出する入札状況情報抽出部と、入札状況情報抽出部によって抽出されたそれぞれの入札希望商品の入札状況情報と、それぞれの入札希望商品に対する入札条件情報と、複数の入札希望商品の合計価格情報と、を個別入札情報として記憶する個別入札情報記憶部と、個別入札情報記憶部に記憶された入札状況情報に含まれる現在価格情報に基づいて、入札者が希望する入札希望商品の合計価格を算出し、個別入札情報記憶部に合計価格情報として記憶させる合計価格算出部と、個別入札情報記憶部に記憶された個別入札情報を入札端末に送信する個別入札情報送信部とを備えることを特徴とする。
【0006】
このように個別入札情報記憶部を有し、入札者の希望する入札希望商品の現在価格及び合計の価格に関する情報を個別入札情報として記憶している。そして、個別入札情報送信部によって、個別入札情報記憶部に記憶された個別入札情報を入札端末に送信することによって、入札端末に各入札希望商品についての現在価格及び合計価格を提示することができる。これにより、入札者は入札希望商品をすべて落札する場合の価格と自己の予算とを容易に比較することができる。
【0007】
また、上記オークションシステムは、個別入札情報記憶部に記憶された入札希望商品の入札条件情報と入札希望商品の現在価格情報とに基づいて、入札希望商品を落札することができるかをそれぞれの入札希望商品について判定する落札可能性判定部をさらに備え、個別入札情報記憶部は、落札可能性判定部によって判定された結果を前記個別入札情報としてさらに記憶することを特徴としても良い。
【0008】
このように落札可能性判定部によって、個別の入札希望商品についての落札可能性を判定し、個別入札情報として個別情報記憶部に記憶することにより、個別入札情報送信部によって個別入札情報として落札可能性についての情報も入札端末に送信される。これにより、入札者は現在の入札価格でそれぞれの商品を落札できるか否かを容易に判定することができる。
【0009】
また、上記オークションシステムは、入札端末から送信される、入札の上限額に関する上限額情報を受信する入札上限額情報受信部と、個別入札情報記憶部に記憶された合計価格情報に基づき、入札希望商品の合計価格が上限額より大きいと判定された場合に、上限額情報と入札希望商品の現在価格情報とに基づいて、合計価格が上限額の範囲内となるように入札希望商品から商品を選択する商品選択部とをさらに備え、個別入札情報記憶部は、商品選択部によって選択された商品についての入札状況情報、入札条件情報、及び合計価格情報を個別入札情報として記憶することを特徴としても良い。
【0010】
商品の現在価格の合計が、入札上限額情報受信部によって受信した上限額の範囲内となるように、入札希望商品の中から商品を選択する商品選択部を有する構成を採用すれば、入札端末から入札の上限額を送信することによって当該上限額の範囲内で自動的に商品が選択されることになる。
【0011】
また、上記オークションシステムにおいて、商品選択部は、選択される商品の合計価格が、考えられる商品の組み合わせのうちで上限額に最も近くなるように商品を選択することが好ましい。
【0012】
また、上記オークションシステムは、入札端末から送信される入札希望商品の優先順位に関する優先順位情報を受信する優先順位情報受信部をさらに備え、商品選択部は、優先順位情報受信部によって受信した優先順位情報に基づいて、優先順位の高い入札希望商品から順に選択することが好ましい。
【0013】
また、上記オークションシステムにおいて、商品選択部は、落札可能性判定部によって落札可能であると判定された商品を必ず選択することを特徴としても良い。
【0014】
オークションにおいては、商品を落札した場合には商品を購入する義務が生じる。現時点において、落札可能性判定部において落札可能であると判定された場合には、最終的に当該商品を落札する可能性があるので、商品選択部は当該商品を落札したものと仮定して選択しておくことが望ましい。
【0015】
本発明に係るオークション方法は、インターネットを通じて複数の商品のオークションを行うオークション方法であって、入札者が有する入札端末から送信される、入札希望商品及びその入札額に関する情報を含む入札条件情報を受信する入札条件情報受信ステップと、入札条件情報受信ステップにおいて受信した少なくとも一の入札条件情報に基づいて決定された商品の現在価格情報を含む入札状況情報を入札状況情報記憶部に記憶する入札状況情報記憶ステップと、入札者が希望する複数の入札希望商品についての入札状況情報を入札状況情報記憶部から抽出する入札状況情報抽出ステップと、入札状況情報抽出ステップにおいて抽出されたそれぞれの入札希望商品の入札状況情報と、それぞれの入札希望商品に対する入札条件情報と、複数の入札希望商品の合計価格情報と、を個別入札情報として個別入札情報記憶部に記憶する個別入札情報記憶ステップと、個別入札情報記憶部に記憶された入札状況情報に含まれる現在価格情報に基づいて、入札者が希望する入札希望商品の合計価格を算出し、個別入札情報記憶部に合計価格情報として記憶させる合計価格算出ステップと、個別入札情報記憶部に記憶された個別入札情報を入札端末に送信する個別入札情報送信ステップとを備えることを特徴とする。
【0016】
このように個別入札情報記憶ステップを有し、入札者の希望する入札希望商品の現在価格及び合計の価格に関する情報を個別入札情報として個別入札情報記憶部に記憶している。そして、個別入札情報送信ステップにおいて、個別入札情報記憶部に記憶された個別入札情報を入札端末に送信することによって、入札端末に各入札希望商品についての現在価格及び合計価格を提示することができる。これにより、入札者は入札希望商品をすべて落札する場合の価格と自己の予算とを容易に比較することができる。
【0017】
また、上記オークション方法は、個別入札情報記憶部に記憶された入札希望商品の入札条件情報と入札希望商品の現在価格情報とに基づいて、入札希望商品を落札することができるかをそれぞれの入札希望商品について判定する落札可能性判定ステップをさらに備え、個別入札情報記憶ステップは、落札可能性判定ステップにおいて判定された結果を前記個別入札情報としてさらに記憶することを特徴としても良い。
【0018】
このように落札可能性判定ステップにおいて、個別の入札希望商品についての落札可能性を判定し、個別入札情報として個別情報記憶部に記憶することにより、個別入札情報送信ステップにおいて個別入札情報として落札可能性についての情報も入札端末に送信される。これにより、入札者は現在の入札価格でそれぞれの商品を落札できるか否かを容易に判定することができる。
【0019】
また、上記オークション方法は、入札端末から送信される、入札の上限額に関する上限額情報を受信する入札上限額情報受信ステップと、個別入札情報記憶部に記憶された合計価格情報に基づき、入札希望商品の合計価格が上限額より大きいと判定された場合に、上限額情報と入札希望商品の現在価格情報とに基づいて、合計価格が上限額の範囲内となるように入札希望商品から商品を選択する商品選択ステップとをさらに備え、個別入札情報記憶部は、商品選択ステップにおいて選択された商品についての入札状況情報、入札条件情報、及び合計価格情報を個別入札情報として記憶することを特徴としても良い。
【0020】
商品選択ステップでは、商品の現在価格の合計が入札上限額情報受信ステップにおいて受信した上限額の範囲内となるように、入札希望商品の中から商品を選択することとしているので、入札端末から入札の上限額を送信することによって当該上限額の範囲内で自動的に商品が選択されることになる。
【0021】
また、上記オークション方法において、商品選択ステップは、選択される商品の合計価格が、考えられる商品の組み合わせのうちで上限額に最も近くなるように商品を選択することが好ましい。
【0022】
また、上記オークション方法は、入札端末から送信される入札希望商品の優先順位に関する優先順位情報を受信する優先順位情報受信ステップをさらに備え、商品選択ステップは、優先順位情報受信ステップにおいて受信した優先順位情報に基づいて、優先順位の高い入札希望商品から順に選択することが好ましい。
【0023】
また、上記オークション方法において、商品選択ステップは、落札可能性判定ステップにおいて落札可能であると判定された商品を必ず選択することを特徴としても良い。
【0024】
オークションにおいては、商品を落札した場合には商品を購入する義務が生じる。現時点において、落札可能性判定部において落札可能であると判定された場合には、最終的に当該商品を落札する可能性があるので、商品選択ステップにおいて当該商品を落札したものと仮定して選択しておくことが望ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明に係るオークションシステムの好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0026】
図1は、本発明の実施形態に係るオークションシステム10の構成を示すブロック図である。
【0027】
本実施形態に係るオークションシステム10は、インターネット40を通じて複数の商品のオークションを行うシステムであり、入札者が有する入札端末30とインターネット40を通じて接続されている。オークションシステム10は、入札に関する入札条件情報を受信する入札条件情報受信部11と、商品の現在価格情報を含む入札状況情報を記憶する入札状況情報データベース(以下、「入札状況情報DB21」という)と、入札希望商品の入札状況情報を入札状況情報DB21から抽出する入札状況情報抽出部22と、各入札者に個別の個別入札情報を記憶する個別入札情報データベース(以下、「個別入札情報DB23」という)と、入札希望商品の合計価格を算出する合計価格算出部24と、個別入札情報DB23に記憶された個別入札情報を入札端末30に送信する個別入札情報送信部14とを備える。また、オークションシステム10は、個別入札情報DB23に記憶された情報に基づいて入札希望商品を落札することができるか判定する落札可能性判定部25と、入札端末30から送信される入札の上限額に関する上限額情報を受信する入札上限額情報受信部12と、上限額情報と入札希望商品の現在価格情報とに基づいて、合計価格が上限額の範囲内となるように入札希望商品から商品を選択する商品選択部26とを備える。さらに、オークションシステム10は、優先順位に関する優先順位情報を受信する優先順位情報受信部13を備えることが好ましい。
【0028】
次に、オークションシステム10を構成する各要素について説明する。
入札条件情報受信部11は、入札端末30から送信される入札条件情報を受信する機能を有する。ここで、入札条件情報は入札の条件に関する情報であり、少なくとも入札希望商品及びその入札額に関する情報を含んでいる。
【0029】
入札状況情報DB21は、商品の入札状況に関する情報を記憶したデータベースである。図2は、入札状況情報DB21に格納されたデータの例を示す図である。図2に示すように、入札状況情報DB21は、「商品ID」「商品名」「個数」「現在価格」「入札件数」「入札履歴」「開始価格」「入札単位」「入札期間」の各情報を有している。各情報について順に説明すると、「商品ID」は、商品を特定するための識別子である。「商品名」は、商品IDによって特定される商品の名称である。「個数」は、商品IDによって特定される商品の出品個数である。「現在価格」は、現時点における商品の価格である。現在価格は、現時点における入札価格の最高額によって決まる。「入札件数」は、商品IDによって特定される商品に対する入札の件数である。その履歴は、「入札履歴」として記憶されている。すなわち、「入札履歴」は、当該商品に対して、いくらでの入札があったかを表す情報である。商品の個数が1個である場合には、最新の履歴である現在価格のみが明らかであればオークションを進める情報としては十分であるが、商品の個数が複数ある場合には、入札価格が高い入札者から順番に商品を落札することができるので、入札履歴の情報が重要になってくる。「開始価格」は、商品の入札開始時点における価格である。「入札単位」は、当該商品に対して入札する際の最小単位である。例えば、商品IDがP201のVコンサートチケットの入札単位は1000円であるので、現在価格10000円の当該商品に対して入札するためには、最低11000円で入札をする必要があるということを表す情報である。「入札期間」は、当該商品に対して入札することができる期間である。入札期間終了時点に最高額で入札している入札者が、当該商品を落札することができる。本実施形態においては、入札状況情報DB21は、上記の各情報を有することとしているが、各商品の出品者に関する情報や商品に関する説明等の情報をさらに有することとしても良い。
【0030】
入札状況情報抽出部22は、入札状況情報DB21から所定の商品の現在の入札状況に関する情報を抽出し、個別入札情報DB23に入力する機能を有する。
【0031】
個別入札情報DB23は、各入札者ごとに個別に、各入札者が希望する入札希望商品についての入札状況情報などを記憶したものである。図3は、個別入札情報DB23に記憶されたデータの例を示す図である。個別入札情報DB23は、各商品について「商品ID」「商品名」「入札期間」「個数」「購入数」「入札価格」「入札単位」「現在価格」「入札件数」「落札可能性」「優先順位」の各情報を有している。また、個別入札情報DB23は、「入札上限金額」「入札価格の合計額」「現在価格の合計額」の各情報を有している。各情報について順に説明すると、「商品ID」は、入札者が入札している商品を特定する情報である。「商品名」は、商品IDによって特定される商品の名称である。「入札期間」は、当該商品に対して入札することができる期間である。「個数」は、商品IDによって特定される商品の出品個数である。「購入数」は、入札者が当該商品の購入を希望する個数である。「入札価格」は、入札者が当該商品に対して入札をした価格である。「入札単位」は、当該商品に入札をする際の最小単位である。「現在価格」は、当該商品の現時点における価格である。「入札件数」は、当該商品に対してなされた入札の数である。「落札可能性」は、入札者が当該商品を落札できるかを表す情報である。落札可能性の「○」は、当該入札者が現時点における最高金額で入札しており、そのままの状態で入札期間が終了すれば、その商品を落札できることを示す。落札可能性の「×」は、現在の入札価格ではその商品を落札できないことを示す。落札可能性の「△」は、商品の希望購入数が複数ある場合に、その購入数の全部は落札できないものの一部は落札できることを示す。「入札上限金額」は、入札者によって設定された入札に使用する上限金額である。換言すれば、入札者の予算に関する情報である。入札上限金額は、入札上限額情報受信部によって受信した入札の上限額情報に基づいて、個別入札情報DB23に記憶されることとなる。「入札価格の合計額」は、現時点において入札者が使用している入札額の合計である。各商品への入札価格を合計することによって算出される。「現在価格の合計額」は、入札希望の各商品の現在価格の合計である。すなわち、全ての商品を落札するために必要な金額である。なお、現在価格及び入札価格の合計額は、後述する合計価格算出部24によって算出される。
【0032】
個別入札情報DB23に記憶される大部分の情報は、以下に述べる流れによって個別入札情報DB23に記憶される。最初に入札条件情報受信部11によって入札端末30から送信された入札条件情報を受信し、受信された入札条件情報に基づいて、商品の情報、入札価格の情報、希望購入個数の情報が個別入札情報DB23に記憶される。次に、入札状況情報抽出部22によって当該商品の現時点での情報が入札状況情報DB21から抽出されて、個別入札情報DB23に記憶される。入札状況情報DB21から抽出される情報は、商品の個数、現在価格、入札件数、入札単位、入札期間に関する情報である。なお、入札状況情報抽出部22は、入札者が希望する商品についての入札状況が変化した場合には、入札状況情報DB21から新たな入札状況情報を抽出して、個別入札情報DB23に記憶させる。個別入札情報DB23に記憶された情報を個別入札情報送信部14によって入札端末30に送信することにより、入札者は最新の入札状況を確認することができる。
【0033】
入札上限額情報受信部12は、入札端末30から送信される入札上限額についての情報を受信する機能を有する。受信した上限額情報は、個別入札情報DB23に入力されて記憶される。
【0034】
優先順位情報受信部13は、入札端末30から送信される優先順位についての情報を受信する機能を有する。受信した優先順位情報は、個別入札情報DB23に入力されて記憶される。
【0035】
合計価格算出部24は、各入札者が希望する商品の現在価格の合計額を算出する機能を有する。合計価格算出の基礎となるデータは、個別入札情報DB23に記憶されている各商品についての現在価格である。個別入札情報DB23から各商品の現在価格を抽出して合計価格を算出し、算出された合計価格を個別入札情報DB23に入力する機能を有する。これにより、個別入札情報DB23には、現在価格の合計額が記憶されることとなる。また、合計価格算出部24は、各入札者が希望する商品の入札価格の合計額を算出する機能を有している。
【0036】
落札可能性判定部25は、各入札者が希望するそれぞれの商品を現時点の入札価格によって落札することができるかを判定する機能を有する。判定の基礎となるデータは、個別入札情報DB23に記憶されている各商品の現在価格と各商品への入札価格である。基本的には、現在価格と入札価格とを比較し、現在価格と入札価格とが等しければ落札可能であると判定し、現在価格が入札価格より大きければ落札不可能であると判定する。現在価格が入札価格より大きい場合であっても商品が複数ある場合には、入札履歴を勘案して落札可能性を判定することができる。また、落札可能性判定部25には、現在価格と入札価格とが等しい場合であっても、入札価格が最低落札価格に満たない場合は、落札不可能と判定するようなオプションを設定することもできる。
【0037】
商品選択部26は、入札上限金額と現在価格とに基づいて、商品の選択のシミュレーションをする機能を有する。商品選択部26は、選択した商品の現在価格の合計が入札上限金額の範囲内となるように商品の選択のシミュレーションをする。この際に、選択した商品の現在価格の合計が上限金額に最も近づくように商品を選択することができる。また、商品選択部26は優先順位情報受信部13によって受信した優先順位情報に基づいて、優先順位の高い商品から選択することもできる。
【0038】
個別入札情報送信部14は、個別入札情報DB23に記憶されている個別入札情報を入札端末30に送信する機能を有する。
【0039】
次に、本実施形態に係るオークションシステム10の動作について説明し、併せて、本実施形態に係るオークション方法について説明する。図4は、オークションシステム10の動作を示すフローチャートである。
【0040】
まず、入札端末30からオークション商品を公開しているオークションサイトにアクセスする(S10)。なお、オークションサイトは、オークションシステム10によって公開されている。この際に、図4においては記載されていないが、入札端末30を使用している入札者をオークションシステム10によって登録等された入札者であるかの認証を行っても良い。オークションシステム10に最初にアクセスした時点で、入札者の認証を行うことができれば、オークションを通じての商品の売買における取引きの安全を図ることができる。入札者の認証は、ユーザIDやパスワードを入力させるといった従来の方法によって行うことができる。
【0041】
オークションシステム10は、入札端末30からアクセスされると、入札端末30に対してオークションに出品されている商品を公開する(S12)。すなわち、オークションシステム10は、入札端末30に商品情報を送信する。そして、入札端末30はオークションシステム10から送信された商品情報を受信すると、入札端末30において商品情報を表示する(S14)。この際に、商品情報は、カテゴリ別に表示することとしても良いし、入札の終了期間が迫っているものから順にソートして表示しても良い。
【0042】
次に、入札端末30において表示されている商品情報から入札する商品(以下、「入札希望商品」という)が入札者によって選択され、当該商品に対する入札額が入力される(S16)。この際に、複数の商品に対して入札する場合には、入札額の合計の上限額が併せて入力される。また、複数の商品を選択する場合には、それらの商品についてどの商品を優先的に落札したいかの優先順位に関する情報が入力される。続いて、入札端末30は、入力された商品選択情報、入札額情報、入札上限額情報及び優先順位情報を入札条件情報としてオークションシステム10に送信する。
【0043】
オークションシステム10は、入札端末30から送信された入札条件情報を受信する(S18)と、受信した入札条件情報によって入札状況情報DB21及び個別入札情報DB23を更新する(S20)。より詳細に述べると、まず、入札状況情報DB21に記憶されているオークション出品商品のうち、商品選択情報によって選択された商品の現在価格を、入札額情報に基づく入札額によって更新する。例えば、商品選択情報として「P203」、入札額情報として「7500円」という入札条件情報を受信した場合には、図2に示すように、商品ID「P203」によって特定されるX演劇チケットの現在価格が7500円に更新される。それに伴って、入札状況情報DB21の入札件数や入札履歴も更新される。続いて、入札者が商品選択情報によって選択された商品に対して入札していることを個別入札情報DB23に記憶させる。また、入札上限金額情報に基づいて、個別入札情報DB23の情報を更新する。例えば、上記と同じ入札条件情報を受信した場合には、図3に示すように、入札中の商品として商品ID「P203」のX演劇チケットが追加され、入札価格として7500円が記憶される。また、入札上限金額情報受信部12が入札上限金額情報(36000円)を受信すると、個別入札情報DB23には、入札上限金額として36000円が記憶されることとなる。さらに、優先順位情報受信部13が優先順位情報を受信すると、個別入札情報DB23の各入札希望商品の優先順位情報が更新される。
【0044】
次に、入札状況情報抽出部22は、入札状況情報DB21から入札状況情報を抽出する(S22)。この際に抽出される入札状況情報は、個別入札情報DB23に記憶されている商品についての入札状況情報である。図3に示す個別入札情報DB23においては、商品ID「P201」〜「P205」の商品が入札中の商品として記憶されているので、これらの商品についての入札状況情報を入札状況情報DB21から抽出する。ここで抽出される情報は、具体的には、商品IDによって特定される商品の商品名、商品の出品個数、現在価格、入札件数、開始価格、入札単位、入札期間についての情報である。続いて、入札状況情報抽出部22は、抽出した入札状況情報を個別入札情報DB23に入力して、入札状況情報を記憶させる(S24)。なお、入札状況情報抽出部22は、常時、入札状況情報DB21を監視し、入札希望商品についての入札状況情報が他の入札端末30から送信された入札条件情報等によって変更された場合にも、当該入札状況情報を入札状況情報DB21から抽出して個別入札情報DB23に入力する。これにより、個別入札情報DB23には、最新の入札状況についての情報を記憶しておくことができる。
【0045】
次に、合計価格算出部24は、各入札希望商品の現在価格の合計額と各入札希望商品への入札価格の合計額を算出する(S26)。具体的には、個別入札情報DB23から、それぞれの入札希望商品についての現在価格及び入札価格を抽出し、抽出された現在価格及び入札価格に基づいて、それぞれの合計価格を算出する。この際に購入希望個数が複数ある場合には、その個数を商品の入札価格及び現在価格に乗ずる必要がある。例えば、図3に示す例では、商品コード「P205」のZテレホンカードの希望購入数は3個であるので、現在価格の合計額を算出する際には、1400×3=4200円を他の商品の現在価格に加える。そして、算出された合計価格は、合計価格情報として、個別入札情報DB23に入力され、現在価格の合計額及び入札価格の合計額が更新される(S26)。合計価格算出部24によって、現在価格の合計額と入札価格の合計額を算出し、その結果によって個別入札情報DB23が更新された例を図3に示す。
【0046】
次に、落札可能性判定部25は、それぞれの入札希望商品について、落札の可能性を判定する(S28)。具体的には、それぞれの入札希望商品についての現在価格及び入札価格を個別入札情報DB23から抽出し、抽出された現在価格及び入札価格に基づいて、それぞれの商品を落札可能であるか判定する。商品の現在価格と商品への入札価格とが等しい場合には、現在価格は当該入札者が入札した入札価格によって決定されていることとなるので当該商品を落札することができ、落札可能性は「○」となる。例えば、図3を参照すると、商品コード「P203」のX演劇チケットは、入札価格と現在価格とが共に7500円なので、落札可能性が「○」と判定される。ただし、商品出品者によって、商品の落札最低額が設定されている場合であって、入札価格がその落札最低額を超えていない場合には、当該商品を落札できないので落札可能性は「×」となる。また、入札価格が現在価格に満たない場合であっても出品商品が複数ある場合には、複数の商品のうちの一部を落札できる場合がある。従って、出品商品が複数ある場合には、入札履歴を参照して入札価格が高い方から何番目の価格であるかを確認する必要がある。すなわち、出品商品がn個ある場合には、入札履歴を参照して入札価格が高い方からn番目以内であれば、入札価格が現在価格に満たない場合であっても、当該商品を落札できる。例えば、商品コード「P201」のVコンサートチケットは、現在価格が10000円で入札価格が9000円であるので、通常であれば落札することはできないが、この場合には出品個数が2個であるので、入札価格9000円であっても、Vコンサートチケットを落札することができる。また、入札希望商品の希望個数が複数である場合に、希望個数分は落札できないが、その一部を落札できるという場合には、落札可能性は「△」であると判定される。例えば、商品ID「P205」のZテレホンカードは、5個出品されている。個別入札情報DB23によれば、購入希望個数は3個であり、入札価格は1100円である。現在価格は1400円であり、入札履歴を参照すると入札価格1100円を上回る入札者は3名いるので、1100円での入札で残った2枚を落札することができる。従って、落札可能性は「△」となる。落札可能性判定部25によって判定された結果は個別入札情報DB23に入力され、これにより個別入札情報DB23は更新される(S28)。
【0047】
次に、商品選択部26によって商品の選択のシミュレーションを行う(S30)。現在価格の合計額が入札上限額の範囲内である場合には、商品の選択シミュレーションを行う必要はないので、商品選択のステップ(S30)をスキップして、次の個別入札情報送信ステップ(S32)に遷移する。図3に示す個別入札情報DB23の例では、現在価格の合計額が38700円でが入札上限金額の36000円を上回っているので、商品選択部26は商品の選択を行う。商品選択部26は、現在価格の合計額が入札上限額の範囲内となるように商品を選択する。ここでは、商品選択部26が商品を選択する2つのシミュレーション方法について説明する。第1の方法は、現在価格の合計額が入札上限額に最も近くなるように、商品を選択する方法である。図3に示す例では、現在価格の合計額が入札上限額を2700円オーバーしている。商品コード「P204」のYテニスラケットは、現在価格がちょうど2700円なので、Yテニスラケットへの入札をやめることによって、現在価格の合計額を入札上限額と等しくすることができる。なお、Yテニスラケットの落札可能性は「×」であるので、入札をやめることについて支障はない。もし、Yテニスラケットの落札可能性が「○」であった場合には、Yテニスラケットへの入札を勝手にやめることはできないので、他の商品への入札をやめる可能性を探る必要がある。以上のように、商品選択部26が第1の方法によって商品を選択すれば、選択される商品は、「P201」「P202」「P203」「P205」の商品ということになる。商品の選択シミュレーションの第2の方法は、商品の優先順位に従って、優先順位の高い順に選択する方法である。図3に示す例では、まず、落札可能性が「○」と判定されているVコンサートチケットとX演劇チケットの現在価格を合計する。このような処理を最初に行うのは、落札可能性が「○」と判定されたものは、この状態で入札期間が終了すれば、当該商品を落札して購入する義務が発生するので、入札者が設定した優先順位よりさらに優先して考慮する必要があるためである。VコンサートチケットとX演劇チケットの現在価格の合計は、
10000+7500=17500円
となる。続いて、残っている商品のうち最も優先順位の高いYテニスラケットの現在価格を加算すると、
17500+2700=20200円
さらに、残っている商品のうち最も優先順位の高いZテレホンカードの現在価格を加算すると、
20200+1400×3=24400円
となる。最後に残ったWミュージカルチケットの現在価格を加算すると、入札上限額を超えてしまうので、Wミュージカルチケットを除く4商品が選択されることとなる。商品選択部26によって商品が選択されると、選択された商品の情報が個別入札情報DB23に入力されて記憶される(S30)。
【0048】
次に、個別入札情報送信部14は、個別入札情報DB23に記憶されている個別入札情報を入札端末30に送信する(S32)。そして、入札端末30は、オークションシステム10から送信された個別入札情報を受信して、入札端末30において個別入札情報を表示する(S34)。入札端末30には、図3に示す個別入札情報DB23の内容が表示される。ここで、商品選択の結果表示について図5を参照しながら説明する。図5は、商品選択部26によって商品を選択したシミュレーション結果を示す図である。図5に示す結果について説明すると、グラフAは、入札上限額を示すグラフである。入札上限額情報受信部12によって受信した入札上限額を示している。グラフBは、現在の入札価格の合計額を示すグラフである。グラフCは、入札希望商品の現在価格の合計額を示すグラフである。グラフBをグラフAに対比させることで、入札上限額に対して現在の入札価格がどの程度の余裕があるのかを把握することができる。また、グラフCをグラフAに対比させることで、すべての入札希望商品を落札するために要する額と入札上限額とを容易に比べることができる。グラフD、グラフEは、現在価格の合計額が入札上限額の範囲内になるように商品を選択したシミュレーションの結果を示す図である。グラフDは、現在価格の合計額が入札上限額にもっとも近くなるように商品を選択した場合、グラフEは優先順位の高いものから順に商品を選択した場合について選択結果と現在価格の合計額を示す図である。このように表示することによって、どの商品を選択すれば入札上限額の範囲に収まるかを一目で把握することができる。
【0049】
本実施形態に係るオークションシステム10は、個別入札情報DB23に複数の入札希望商品についての入札状況に関する情報を記憶させ、個別入札情報DB23に記憶された個別入札情報送信部14によって入札端末30に送信するので、入札端末30では複数の商品についての入札状況を対比させて確認することができる。これにより、入札者は、自己の予算と入札状況とを随時確認しながらオークションを進めることができる。
【0050】
また、オークションシステム10は、合計価格算出部24を有し、現在価格の合計額を算出して個別入札情報DB23に個別入札情報として記憶させ、個別入札情報送信部14は個別入札情報を入札端末30に送信するので、入札者は入札希望商品をすべて落札するために要する金額を容易に把握することができる。
【0051】
また、オークションシステム10は、落札可能性判定部25を有し、入札希望商品を落札できるか否かの判定を行って個別入札情報DB23に個別入札情報として記憶させ、個別入札情報送信部14は個別入札情報を入札端末30に送信するので、入札者は、現在の入札価格によって入札希望商品を落札できるかを一目で把握することができる。
【0052】
また、オークションシステム10は、入札上限額に関する入札上限額情報を受信する入札上限額受信部12を有し、受信した入札上限額情報を個別入札情報DB23に記憶させている。そして、商品選択部26は、入札上限額情報と各入札希望商品の現在価格とに基づいて、現在価格の合計価格が入札上限額の範囲内となるように商品を選択する。さらに、商品選択の結果は入札端末30において示されるので、入札者はさらに応札すべき商品とあきらめるべき商品を迅速に判断することができる。また、商品選択部26による商品選択の方法は、現在価格の合計額を入札限度額に近づける方法と、商品の優先順位の応じて選択する方法とがあり、入札者のさまざまなニーズに応えることができる。
【0053】
また、個別入札情報DB23にそれぞれの入札者の入札状況が一括して管理されているので、オークションシステム10の運用者は、各入札者がどのような商品に対して入札しているかを知ることができる。これにより、単一の出品者が出品している複数の商品に対して入札者が入札している場合等は、入札者と当該出品者との間を取り持つことができ、取引きの活性化を図ることができる。
【0054】
また、本実施形態に係るオークション方法は、上記のオークションシステム10と同様に複数の商品に入札する入札者の利便性を向上させることができる。
【0055】
以上、本発明の実施形態について詳細に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
【0056】
上記の実施形態においては、商品選択部26が商品を選択する2つの方法について説明したが、商品選択部26が商品を選択する方法は上述の2つの方法に限定されるものではなく、その他の方法によって選択することとしても良い。例えば、個別の商品についても個別入札上限額を設定し、個別入札上限額と商品優先順位とに基づいて商品を選択することとしても良い。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、個別入札情報記憶部を有し、入札者の希望する入札希望商品の現在価格及び合計の価格に関する情報を個別入札情報として記憶している。そして、個別入札情報送信部によって、個別入札情報記憶部に記憶された個別入札情報を入札端末に送信することによって、入札端末に各入札希望商品についての現在価格及び合計価格を提示することができる。これにより、入札者は入札希望商品をすべて落札する場合の価格と自己の予算とを容易に比較することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オークションシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】入札状況情報DBに記憶されたデータの例を示す図である。
【図3】個別入札状況DBに記憶されたデータの例を示す図である。
【図4】オークションシステムの動作を示すフローチャートである。
【図5】商品選択のシミュレーション結果を示す図である。
【符号の説明】
10・・・オークションシステム、11・・・入札条件情報受信部、12・・・入札上限額受信部、13・・・優先順位情報受信部、14・・・個別入札情報送信部、21・・・入札状況情報データベース、22・・・入札状況情報抽出部、23・・・個別入札情報DB、24・・・合計価格算出部、25・・・落札可能性判定部、26・・・商品選択部、30・・・入札端末、40・・・インターネット。

Claims (12)

  1. インターネットを通じて複数の商品のオークションを行うオークションシステムであって、
    入札者が有する入札端末から送信される、入札希望商品及びその入札額に関する情報を含む入札条件情報を受信する入札条件情報受信部と、
    前記入札条件情報受信部によって受信した少なくとも一の前記入札条件情報に基づいて決定された前記商品の現在価格情報を含む入札状況情報を記憶する入札状況情報記憶部と、
    前記入札者が希望する複数の入札希望商品についての前記入札状況情報を前記入札状況情報記憶部から抽出する入札状況情報抽出部と、
    前記入札状況情報抽出部によって抽出されたそれぞれの前記入札希望商品の入札状況情報と、それぞれの前記入札希望商品に対する入札条件情報と、複数の前記入札希望商品の合計価格情報と、を個別入札情報として記憶する個別入札情報記憶部と、
    前記個別入札情報記憶部に記憶された前記入札状況情報に含まれる前記現在価格情報に基づいて、前記入札者が希望する入札希望商品の合計価格を算出し、前記個別入札情報記憶部に前記合計価格情報として記憶させる合計価格算出部と、
    前記個別入札情報記憶部に記憶された個別入札情報を前記入札端末に送信する個別入札情報送信部と、
    前記入札端末から送信される、入札の上限額に関する上限額情報を受信する入札上限額情報受信部と、
    前記個別入札情報記憶部に記憶された合計価格情報に基づき、前記入札希望商品の合計価格が前記上限額より大きいと判定された場合に、前記上限額情報と前記入札希望商品の現在価格情報とに基づいて、前記合計価格が前記上限額の範囲内となるように前記入札希望商品から前記商品を選択する商品選択部と、
    前記入札端末から送信される前記入札希望商品の優先順位に関する優先順位情報を受信する優先順位情報受信部と、
    を備え、
    前記個別入札情報記憶部は、前記商品選択部によって選択された商品についての入札状況情報、入札条件情報、及び合計価格情報を個別入札情報として記憶し、
    前記商品選択部は、前記優先順位情報受信部によって受信した優先順位情報に基づいて、優先順位の高い入札希望商品から順に選択する、
    ことを特徴とするオークションシステム。
  2. 前記個別入札情報記憶部に記憶された前記入札希望商品の前記入札条件情報と前記入札希望商品の現在価格情報とに基づいて、前記入札希望商品を落札することができるかをそれぞれの前記入札希望商品について判定する落札可能性判定部をさらに備え、
    前記個別入札情報記憶部は、前記落札可能性判定部によって判定された結果を前記個別入札情報としてさらに記憶する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のオークションシステム。
  3. 前記商品選択部は、前記落札可能性判定部によって落札可能であると判定された商品を必ず選択することを特徴とする請求項1又は2に記載のオークションシステム。
  4. インターネットを通じて複数の商品のオークションを行うオークション方法であって、
    入札者が有する入札端末から送信される、入札希望商品及びその入札額に関する情報を含む入札条件情報を受信する入札条件情報受信ステップと、
    前記入札条件情報受信ステップにおいて受信した少なくとも一の前記入札条件情報に基づいて決定された前記商品の現在価格情報を含む入札状況情報を入札状況情報記憶部に記憶する入札状況情報記憶ステップと、
    前記入札者が希望する複数の入札希望商品についての前記入札状況情報を前記入札状況情報記憶部から抽出する入札状況情報抽出ステップと、
    前記入札状況情報抽出ステップにおいて抽出されたそれぞれの前記入札希望商品の入札状況情報と、それぞれの前記入札希望商品に対する入札条件情報と、複数の前記入札希望商品の合計価格情報と、を個別入札情報として個別入札情報記憶部に記憶する個別入札情報記憶ステップと、
    前記個別入札情報記憶部に記憶された前記入札状況情報に含まれる前記現在価格情報に基づいて、前記入札者が希望する入札希望商品の合計価格を算出し、前記個別入札情報記憶部に前記合計価格情報として記憶させる合計価格算出ステップと、
    前記個別入札情報記憶部に記憶された個別入札情報を前記入札端末に送信する個別入札情報送信ステップと、
    前記入札端末から送信される、入札の上限額に関する上限額情報を受信する入札上限額情報受信ステップと、
    前記個別入札情報記憶部に記憶された合計価格情報に基づき、前記入札希望商品の合計価格が前記上限額より大きいと判定された場合に、前記上限額情報と前記入札希望商品の現在価格情報とに基づいて、前記合計価格が前記上限額の範囲内となるように前記入札希望商品から前記商品を選択する商品選択ステップと、
    前記入札端末から送信される前記入札希望商品の優先順位に関する優先順位情報を受信する優先順位情報受信ステップと、
    を備え、
    前記個別入札情報記憶部は、前記商品選択ステップにおいて選択された商品についての入札状況情報、入札条件情報、及び合計価格情報を個別入札情報として記憶し、
    前記商品選択ステップは、前記優先順位情報受信ステップにおいて受信した優先順位情報に基づいて、優先順位の高い入札希望商品から順に選択する、
    ことを特徴とするオークション方法。
  5. 前記個別入札情報記憶部に記憶された前記入札希望商品の前記入札条件情報と前記入札希望商品の現在価格情報とに基づいて、前記入札希望商品を落札することができるかをそれぞれの前記入札希望商品について判定する落札可能性判定ステップをさらに備え、
    前記個別入札情報記憶ステップは、前記落札可能性判定ステップにおいて判定された結果を前記個別入札情報としてさらに記憶する、
    ことを特徴とする請求項に記載のオークション方法。
  6. 前記商品選択ステップは、前記落札可能性判定ステップにおいて落札可能であると判定された商品を必ず選択することを特徴とする請求項4又は5に記載のオークション方法。
  7. インターネットを通じて複数の商品のオークションを行うオークションシステムであって、
    入札者が有する入札端末から送信される、入札希望商品及びその入札額に関する情報を含む入札条件情報を受信する入札条件情報受信部と、
    前記入札条件情報受信部によって受信した少なくとも一の前記入札条件情報に基づいて決定された前記商品の現在価格情報を含む入札状況情報を記憶する入札状況情報記憶部と、
    前記入札者が希望する複数の入札希望商品についての前記入札状況情報を前記入札状況情報記憶部から抽出する入札状況情報抽出部と、
    前記入札状況情報抽出部によって抽出されたそれぞれの前記入札希望商品の入札状況情報と、それぞれの前記入札希望商品に対する入札条件情報と、複数の前記入札希望商品の合計価格情報と、を個別入札情報として記憶する個別入札情報記憶部と、
    前記個別入札情報記憶部に記憶された前記入札状況情報に含まれる前記現在価格情報に基づいて、前記入札者が希望する入札希望商品の合計価格を算出し、前記個別入札情報記憶部に前記合計価格情報として記憶させる合計価格算出部と、
    前記個別入札情報記憶部に記憶された個別入札情報を前記入札端末に送信する個別入札情報送信部と、
    前記入札端末から送信される、入札の上限額に関する上限額情報を受信する入札上限額情報受信部と、
    前記個別入札情報記憶部に記憶された合計価格情報に基づき、前記入札希望商品の合計価格が前記上限額より大きいと判定された場合に、前記上限額情報と前記入札希望商品の現在価格情報とに基づいて、前記合計価格が前記上限額の範囲内となるように前記入札希望商品から前記商品を選択する商品選択部と、
    を備え、
    前記個別入札情報記憶部は、前記商品選択部によって選択された商品についての入札状況情報、入札条件情報、及び合計価格情報を個別入札情報として記憶し、
    前記商品選択部は、選択される前記商品の合計価格が、考えられる商品の組み合わせのうちで前記上限額に最も近くなるように前記商品を選択する、
    ことを特徴とするオークションシステム。
  8. 前記個別入札情報記憶部に記憶された前記入札希望商品の前記入札条件情報と前記入札希望商品の現在価格情報とに基づいて、前記入札希望商品を落札することができるかをそれぞれの前記入札希望商品について判定する落札可能性判定部をさらに備え、
    前記個別入札情報記憶部は、前記落札可能性判定部によって判定された結果を前記個別入札情報としてさらに記憶する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のオークションシステム。
  9. 前記商品選択部は、前記落札可能性判定部によって落札可能であると判定された商品を必ず選択することを特徴とする請求項7又は8に記載のオークションシステム。
  10. インターネットを通じて複数の商品のオークションを行うオークション方法であって、
    入札者が有する入札端末から送信される、入札希望商品及びその入札額に関する情報を含む入札条件情報を受信する入札条件情報受信ステップと、
    前記入札条件情報受信ステップにおいて受信した少なくとも一の前記入札条件情報に基づいて決定された前記商品の現在価格情報を含む入札状況情報を入札状況情報記憶部に記憶する入札状況情報記憶ステップと、
    前記入札者が希望する複数の入札希望商品についての前記入札状況情報を前記入札状況情報記憶部から抽出する入札状況情報抽出ステップと、
    前記入札状況情報抽出ステップにおいて抽出されたそれぞれの前記入札希望商品の入札状況情報と、それぞれの前記入札希望商品に対する入札条件情報と、複数の前記入札希望商品の合計価格情報と、を個別入札情報として個別入札情報記憶部に記憶する個別入札情報記憶ステップと、
    前記個別入札情報記憶部に記憶された前記入札状況情報に含まれる前記現在価格情報に基づいて、前記入札者が希望する入札希望商品の合計価格を算出し、前記個別入札情報記憶部に前記合計価格情報として記憶させる合計価格算出ステップと、
    前記個別入札情報記憶部に記憶された個別入札情報を前記入札端末に送信する個別入札情報送信ステップと、
    前記入札端末から送信される、入札の上限額に関する上限額情報を受信する入札上限額情報受信ステップと、
    前記個別入札情報記憶部に記憶された合計価格情報に基づき、前記入札希望商品の合計価格が前記上限額より大きいと判定された場合に、前記上限額情報と前記入札希望商品の現在価格情報とに基づいて、前記合計価格が前記上限額の範囲内となるように前記入札希望商品から前記商品を選択する商品選択ステップと、
    を備え、
    前記個別入札情報記憶部は、前記商品選択ステップにおいて選択された商品についての入札状況情報、入札条件情報、及び合計価格情報を個別入札情報として記憶し、
    前記商品選択ステップは、選択される前記商品の合計価格が、考えられる商品の組み合わせのうちで前記上限額に最も近くなるように前記商品を選択する、
    ことを特徴とするオークション方法。
  11. 前記個別入札情報記憶部に記憶された前記入札希望商品の前記入札条件情報と前記入札希望商品の現在価格情報とに基づいて、前記入札希望商品を落札することができるかをそれぞれの前記入札希望商品について判定する落札可能性判定ステップをさらに備え、
    前記個別入札情報記憶ステップは、前記落札可能性判定ステップにおいて判定された結果を前記個別入札情報としてさらに記憶する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のオークション方法。
  12. 前記商品選択ステップは、前記落札可能性判定ステップにおいて落札可能であると判定された商品を必ず選択することを特徴とする請求項10又は11に記載のオークション方法。
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