JP4611949B2 - 開閉仕切具施錠機構 - Google Patents

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Description

本発明は、一戸建て住宅やマンションあるいはビル等における建物の窓や出入り口等の開口部を開閉する面格子、引き違い戸、扉、シャッター等の開閉仕切具を閉鎖位置に施錠する開閉仕切具施錠機構に関するもので、特に、火事等の緊急時に自動的に解錠できるようにした開閉仕切具施錠機構に関する。
例えば面格子は、従来、防犯目的から窓開口部の室外側に固定して設けられていたが、固定式の面格子では、火災発生時等の緊急時には窓開口部からの脱出が阻まれて惨事を招くおそれがある。そこで本出願人は、例えば特許文献1に示すように、面格子を、窓開口部の外側へ開放回動可能な回動式としたり、窓開口部の側方へ開放移動可能なスライド式としたりして、平常時は施錠装置によりその面格子を窓開口部側の固定枠に対し施錠し、火災発生時等の緊急時にはその施錠を解錠し、面格子を開放して、窓開口部から緊急脱出できる面格子を提案している。
特許第3247624号公報
特許文献1その他に示す面格子では、施錠装置の解錠はあくまでも手動操作で行なうようになっており、しかもある程度の力を要することから、幼児や身障者等によっては解錠操作を行なうことが困難な場合がある。そこで、本発明は、熱又は煙を検知する火災感知器を利用して、火事等の緊急時に自動的に解錠でき、それにより屋内の住人が容易迅速に脱出できると共に、外部からの住人の救出が容易に行なえ、更に解錠後に再び開閉仕切具を閉鎖する際の施錠をワンタッチで行なえるようにした開閉仕切具施錠機構を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、建物の窓や出入り口等の開口部1を開閉する面格子や扉等の開閉仕切具2の端部可動枠6aと、端部可動枠6aが当接する開口部1側の固定枠3との間に介装して、開閉仕切具2を閉鎖位置に施錠するための開閉仕切具施錠機構であって、
常時バネ21で開放側へ付勢される端部可動枠6aに取り付けられた係止片7と、係止片7に対し係脱自在な被係止片8を有し、固定枠3内で係止片7が被係止片8に係止する施錠位置と係止片7が被係止片8から離脱する解錠位置とに亘って上下スライド自在なスライド杆9と、スライド杆9を施錠位置に付勢するバネ10と、駆動用モータ11によって駆動されるネジ軸12の回転により上下動するガイドブロック13と、スライド杆9からガイドブロック13の上側へ突設され、ガイドブロック13の上動により押し上げられてスライド杆9を上方へスライドさせる押上ピン15と、平常時はバネ10で施錠位置に保持されているスライド杆9を、火事等の緊急時に火災感知器Kが熱又は煙を検知した検知信号により駆動用モータ11を回転させ、ガイドブロック13を上動させてスライド杆9を解錠位置へスライドさせ、開閉仕切具2の開放後、モータ11を逆回転させてガイドブロック13をスライド杆9が施錠位置へ戻る位置まで下動させるように制御する制御手段14とからなり、係止片7と被係止片8との対向端部には互いにテーパ係合するテーパ部7t,8tを設け、開放位置にある開閉仕切具2を閉鎖する際に、係止片7のテーパ部7tを被係止片8のテーパ部8tに衝当させ、そのテーパ作用で係止片7を被係止片8に係止させて開閉仕切具2を施錠するようにしたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の開閉仕切具施錠機構において、ガイドブロック13は、押上ピン15を介してスライド杆9が解錠位置に達するまで上動した時、上動限用スイッチ18の検知による駆動用モータ11の逆回転により下動を開始し、スライド杆9が施錠位置へ戻る位置まで下動した時、下動限用スイッチ19の検知により停止するようになっていることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、火事等の緊急時に火災感知器Kが熱又は煙を検知した時、その検知信号が制御手段14に送られて、駆動用モータ11の回転によりガイドブロック13が上動してスライド杆9が解錠位置へスライドし、自動的に解錠状態となって、窓開口部等の開口部が開放されるから、屋内の住人は容易迅速に脱出することができ、また屋外からの住人の救出を容易に行なうことができる。また、開放位置にある開閉仕切具2を閉鎖する際は、開閉仕切具を閉じる方向にスライドさせて固定枠3に突き当てるようにすれば、係止片7のテーパ部7tが固定枠3側の被係止片8のテーパ部8tに対し衝当して、そのテーパ作用により係止片7が被係止片8に係止するから、開閉仕切具をワンタッチで施錠することができる。
請求項2に記載のように、ガイドブロック13は、押上ピン15を介してスライド杆9が解錠位置に達するまで上動した時に上動限用スイッチ18の検知による駆動用モータ11の逆回転により下動を開始し、スライド杆9が施錠位置へ戻る位置まで下動した時に下動限用スイッチ19の検知により停止するようになっているから、制御手段14によるスライド杆9の施錠位置から解錠位置へのスライド動作及び解錠位置から施錠位置へのスライド動作を的確に行なわせることができる。
以下に本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明すると、図1の(a) は開閉仕切具として使用した面格子が閉鎖位置にある状態を室内側から見た正面図であり、(b) は同面格子が一部開放位置にある状態の正面図である。この図1の(a) ,(b) において、1は建物の窓開口部で、この窓開口部1内に、開閉仕切具としての面格子2が配設されている。3は窓開口部1内の一端部に固定された固定枠で、この固定枠3と、面格子2の端部可動枠6aとの間に、面格子2を閉鎖位置に施錠するための開閉仕切具施錠機構4が介装されている。
開閉仕切具としての面格子2は、例えば周知構造のスライド式面格子で、窓開口部1に固定して取り付けられる上下一対の中空状ガイドレール5,5と、両ガイドレール5,5上にこれを横切るように配置され且つガイドレール5の長手方向に並列状に配列される多数の格子6…と、ガイドレール5の中空部内に挿通される筒状部(図示省略)を有してガイドレール5にスライド可能に係嵌されると共に各格子6に固定されるスライダー(図示省略)と、このスライダーを介して格子6を所定間隔おきに連結固定する紐状体(図示省略)とからなり、紐状体は、各ガイドレール5の中空部内に挿通させると共に各スライダーの筒状部内に挿通させ、各スライダーは、その筒状部をかしめることによって紐状体の所定位置に固定させる。
上記多数の格子6…のうち固定枠3に当接する先端側の格子6が端部可動枠6aされ、この先端格子6(端部可動枠6a)と後続の2つの格子6,6との3つの格子は、面格子2の開閉操作がスムーズに行なえるように連結部材22により相互に一定間隔に連結されている(先端の端部可動枠6aのみではガタついて開閉操作がスムーズに行なえない)。そして、これら相互に連結された3つの格子6a,6,6と後続の1つの(4番目の)格子6との間には、これら先端側の3つの格子6a,6,6を常時開放側へ付勢するコイルバネ21が介装されている。尚、端部可動枠6aと反対側の端部にある格子6は上下ガイドレール5,5の夫々端部に固定されている。
しかして、この面格子2の開閉操作にあたっては、端部可動枠6aが固定枠3に接近するように先端側の3つの格子6a,6,6をスライド操作すると、後続の格子6が紐状体で順次牽引されて一定間隔毎に配列され、図1の(a) のように窓開口部1が閉鎖される。また、図1の(b) に示すように端部可動枠を含む先端側3つの格子6a,6,6を固定枠3から離れる方向にスライドさせると、後続の格子6も順次開放方向へ押されて、格子6全体が他端側へ片寄り状態に収縮して、窓開口部1が開放されるようになっている。
上記面格子2を閉鎖位置に施錠する開閉仕切具施錠機構4は、窓開口部1の固定枠3と面格子2の端部可動枠6aとの間に介装されたもので、以下にこの施錠機構4の構造及び作用について図2〜図6を参照しながら説明する。図2の(a) は図1の(a) の一部拡大図であり、図2の(b) は同図の(a) のX−X線に概ね沿って断面した断面図であり、図3〜図6は施錠機構4の動作を説明する説明図である。
この施錠機構4は、図2の(a) に示すように、常時バネ21で開放側へ付勢される端部可動枠6aの上下2箇所に取り付けられた係止片7と、この係止片7に対し係脱自在な被係止片8を上下両端部に有し、固定枠3内で係止片7が被係止片8に係止する施錠位置と係止片7が被係止片8に対して離脱する解錠位置とに亘って上下スライド自在なスライド杆9と、このスライド杆9を施錠位置に付勢するコイルバネ10と、固定枠3内に設置した駆動用モータ11によって駆動されるネジ軸12の回転により上下動のみ可能なガイドブロック13と、スライド杆9からガイドブロック13の上側へ突設されていて、ガイドブロック13の上動に伴い押し上げられてスライド杆9を上方へスライドさせる押上ピン15と、平常時はコイルバネ10の付勢力によって施錠位置に保持されているスライド杆9を、火事等の緊急時に火災感知器が熱又は煙を検知した検知信号により駆動用モータ11を回転させてガイドブロック13を上動させ、それによってスライド杆9を解錠位置へスライドさせ、面格子2の開放後、駆動用モータ11を逆回転させてガイドブロック13をスライド杆9が施錠位置へ戻る位置まで下動させるように制御する制御手段14(図1参照)とから構成され、制御手段14はマイクロコンピューターからなるものである。
上記施錠機構4の構造について更に詳しく説明すると、スライド杆9は、図2の(a) ,(b) から分かるように、固定枠3の室外側壁部3aと室内側壁部3bの間の室外側寄りに介在する隔壁3cの裏側両端部に設けられたガイド溝16に上下スライド自在に支持されていて、上下2箇所にある被係止片8,8に端部可動枠6a側の係止片7,7が係止した状態で、コイルバネ10により施錠位置に保持されている。このバネ10は、スライド杆9の下端部と固定枠3の下端部との間に介装されている。
また、図2の(a) に示すように、端部可動枠6aに取付部7oを介して取り付けられた係止片7は略上向きL字状に形成され、この係止片7が係止するスライド杆9の被係止片8は略下向きコ字状に形成され、そしてこれら係止片7と被係止片8との対向端部には、互いにテーパ係合するテーパ部7t,8tが形成されている。これらテーパ部7t,8tは、図6によって後述するように、開放位置にある面格子2を閉鎖する際に、係止片7のテーパ部7tを被係止片8のテーパ部8tに衝当させることにより、そのテーパ作用により係止片7を被係止片8に係止させて、ワンタッチで面格子2を施錠できるようにするためのものである。
駆動用モータ11は正逆回転可能なモータからなるもので、このモータ11を固定枠3内の所要位置に固定して、モータ11の回転軸11oにネジ軸12を同軸一体に連結し、このネジ軸12を、固定枠3内で上下動のみ可能なガイドブロック13のネジ孔13aに螺合し、このネジ軸12をモータ11で正逆回転させることによりガイドブロック13を上下動させるようにしている。ガイドブロック13は、矩形体状に形成されて、その室内側側面に凹所13oを有するもので、図2の(a) ,(b) に示すように、固定枠3の室内側壁部3bと隔壁3cと左右側壁部3d,3dとの間で上下方向スライド自在に支持されている。スライド杆9には室内側側面の所要箇所に押上ピン15が垂直に一体に突設され、この押上ピン15は、スライド杆9に貫設した長孔17を貫通して、ガイドブロック13の上側に突出している。
図2の(a) ,(b) において、18は駆動用モータ11によるネジ軸12の回転によってガイドブロック13がスライド杆9の解錠位置である上動限位置まで上動した時にその上動限位置を検知するリミットスイッチ(上動限用スイッチ)で、ガイドブロック13の上方所定位置で固定枠3に固定されている。18aはタッチレバーを示す。また19はネジ軸12の逆回転によりガイドブロック13がその上動限位置から下動する時にスライド杆9の施錠位置である下限位置を検知するリミットスイッチ(下動限用スイッチ)で、ガイドブロック13の凹所13o内に位置して、固定枠3に固定されている。19aはタッチレバーを示す。
また図1〜図6において、20は開閉仕切具としての面格子2が開放したことを検知するリードスイッチ(仕切具開放検知用スイッチ)、20aは固定枠側リード片、20bは仕切具側リード片で、両リード片20a,20bが近接している時はスイッチオフの状態にあり、端部可動枠6aが固定枠3から離れて面格子2が開放する時に仕切具側リード片20bが固定枠側リード片20aから離間しスイッチオンとなって、この検知信号によりブザー(図示せず)を鳴らしたり、又は点滅信号を発するようになっている。尚、リードスイッチは一例であって、リミットスイッチなど他のスイッチを使用できる。
また、制御手段14は、具体的には、火事等の緊急時に火災感知器が熱又は煙を検知した検知信号によって駆動用モータ11を回転させ、このモータ11の回転によりネジ軸12を回転させてガイドブロック13を上動させ、これにより押上ピン15を押し上げて、施錠位置にあったスライド杆9を上方へスライドさせ、ガイドブロック13がリミットスイッチ18を蹴ると、モータ11が逆回転して、ガイドブロック13を下動させ、この下動に伴ってスライド杆9がコイルバネ10の付勢力で施錠位置へ下方へスライドし、このガイドブロック13がリミットスイッチ19を蹴ることによりモータ11が停止して、ガイドブロック13をスライド杆9の施錠位置に保持すべく制御するようになっている。
火災感知器Kは、屋内の所要箇所に設置されている既設(又は新設)の火災感知器で、熱又は煙を検知し、この検知信号によって警報音を鳴らすもので、この検知信号はまた、制御手段14を通じてモータ11に送られるようになっている。
次に、上記したような構成よりなる開閉仕切具施錠機構4の作用について説明すると、平常時は、スライド杆9は、図2の実線図示及び図3の図示のように、固定枠3側の被係止片8が面格子2の端部可動枠6aにある係止片7に係止した状態で、コイルバネ10の付勢力で下方へ引張されて施錠位置に保持され、これにより面格子2は図1の(a) 及び図3に示す閉鎖位置に施錠されている。
しかして、火災発生時等の緊急時に火災感知器Kが熱又は煙を検知すると、その検知信号が制御手段14から駆動用モータ11に送られて、このモータ11の回転によるネジ軸12の回転によりガイドブロック13が上動を開始し、このガイドブロック13の上動に伴って、施錠位置にあったスライド杆9が押上ピン15を介して上方へスライドし、スライド杆9の被係止片8が端部可動枠6a側の係止片7から離脱すると、面格子2の端部可動枠6aは、この端部可動枠6aを常時開放側へ付勢しているコイルバネ21の付勢力によって図4の仮想線図示のように固定枠3から離れるように移動し、面格子2は自動的に部分開放される。この時、リードスイッチ(仕切具開放検知用スイッチ)20がスイッチオンとなり、この検知信号によりブザーを鳴らし、又は点滅信号を発して、面格子2の開放を知らせる。
面格子2は、上記のように自動的に部分開放されるので、端部可動枠6aに手を添えてさらに開放させることができる。従って、屋内の住人は、開放された窓開口部1から緊急脱出することができ、また屋内の住人を屋外から救出できる。この時、面格子2の開放操作は、室内側、室外側の何れの側からでも行なうことができる。
また、面格子2の開放後も上動するガイドブロック13がリミットスイッチ(上動限用スイッチ)18を蹴ると、駆動用モータ11が逆回転して、ガイドブロック13が下動を開始する。このガイドブロック13の下動に伴い、スライド杆9は、ガイドブロック13の上端面にあずけられている押上ピン15を介してコイルバネ10の付勢力にて図5の仮想線図示のように施錠位置へと下方へスライドし、しかしてガイドブロック13がリミットスイッチ(下動限用スイッチ)19を蹴ることによりモータ11が停止して、スライド杆9は、図5の実線図示のように、端部可動枠6a側の係止片7が離脱した状態の施錠位置に保持される。
上記のように面格子2を開放すれば、スライド杆9が図5の実線図示のような施錠位置に保持されるから、この状態で面格子2を閉鎖する時は、開放された面格子2の端部可動枠6aを図6の仮想線で示すような位置から同図実線図示のように固定枠3側へスライドさせて、端部可動枠6a側の係止片7のテーパ部7tを固定枠3側の被係止片8のテーパ部8tに衝当させると、そのテーパ部7t,8tでのテーパ作用によってスライド杆9がコイルバネ10の付勢力に抗して一時的に押し上げられる結果、係止片7が被係止片8に係止し、図6の仮想線図示及び図3の実線図示のように施錠状態となり、面格子2は施錠位置に施錠される。要するに、面格子2を閉じる方向にスライドさせて固定枠3に突き当てるようにすれば、係止片7のテーパ部7tが固定枠3側の被係止片8のテーパ部8tに衝当して、そのテーパ作用によって係止片7が被係止片8に係止するから、ワンタッチで面格子2を施錠することができる。
以上、本発明に係る開閉仕切具施錠機構4を、開閉仕切具として図1に示すような面格子2に使用する場合について説明したが、この開閉仕切具施錠機構4が適用される開閉仕切具は、面格子に限らず、引き違い戸、扉(開き戸、ドア)、シャッター等を含むものである。また本発明の開閉仕切具施錠機構4は、引き込みタイプの開閉仕切具、一部取外しタイプの開閉仕切具等にも適用可能である。また開閉仕切具としての面格子は、この実施形態に示したスライドタイプのもの以外の例えば開きタイプなど各種の面格子を使用できる。
上述した実施形態に示した係止片7及び被係止片8の構造は、あくまでもスライド式面格子2に使用される構造であって、開き戸や引き込みタイプの開閉仕切具に使用する場合は、その係止片及び被係止片を、開き戸や引き込みタイプの開閉仕切具に対応し得る構造とすればよいわけである。
また、この実施形態では、ガイドブロック13は、押上ピン15を介してスライド杆9が解錠位置に達するまで上動した時、上動限用スイッチ18の検知による駆動用モータ11の逆回転により下動を開始し、スライド杆9が施錠位置へ戻る位置まで下動した時、下動限用スイッチ19の検知により停止するようになっているから、制御手段14によるスライド杆9の施錠位置から解錠位置へのスライド動作及び解錠位置から施錠位置へのスライド動作を的確に行なわせることができる。
(a) は開閉仕切具として用いた面格子が閉鎖位置にある状態を室内側から見た正面図、(b) は同面格子が一部開放位置にある状態の正面図である。 (a) は図1の(a) の一部拡大図であり、(b) は図2の(a) のX−X線に概ね沿って断面した断面図である。 スライド杆が施錠位置にある状態を示す説明図である。 スライド杆が解錠位置まで上方へスライドする状態を示す説明図である。 係止片が被係止片から離脱して開閉仕切具(面格子)が開放された状態を示す説明図である。 開放した開閉仕切具(面格子)を閉じる際に、係止片のテーパ部を被係止片のテーパ部に衝当させて施錠する状態を示す説明図である。
符号の説明
1 窓開口部(開口部)
2 面格子(開閉仕切具)
3 固定枠
4 開閉仕切具施錠機構
6a 端部可動枠
7 係止片
8 被係止片
9 スライド杆
K 火災感知器
10 コイルバネ
11 駆動用モータ
12 ネジ軸
13 ガイドブロック
14 制御手段

Claims (2)

  1. 建物の窓や出入り口等の開口部を開閉する面格子や扉等の開閉仕切具の端部可動枠と、端部可動枠が当接する開口部側の固定枠との間に介装して、開閉仕切具を閉鎖位置に施錠するための開閉仕切具施錠機構であって、
    常時バネで開放側へ付勢される端部可動枠に取り付けられた係止片と、係止片に対し係脱自在な被係止片を有し、固定枠内で係止片が被係止片に係止する施錠位置と係止片が被係止片から離脱する解錠位置とに亘って上下スライド自在なスライド杆と、スライド杆を施錠位置に付勢するバネと、駆動用モータによって駆動されるネジ軸の回転により上下動するガイドブロックと、スライド杆からガイドブロックの上側へ突設され、ガイドブロックの上動により押し上げられてスライド杆を上方へスライドさせる押上ピンと、平常時はバネで施錠位置に保持されているスライド杆を、火事等の緊急時に火災感知器が熱又は煙を検知した検知信号により駆動用モータを回転させ、ガイドブロックを上動させてスライド杆を解錠位置へスライドさせ、開閉仕切具の開放後、モータを逆回転させてガイドブロックをスライド杆が施錠位置へ戻る位置まで下動させるように制御する制御手段とからなり、係止片と被係止片との対向端部には互いにテーパ係合するテーパ部を設け、開放位置にある開閉仕切具を閉鎖する際に、係止片のテーパ部を被係止片のテーパ部に衝当させ、そのテーパ作用で係止片を被係止片に係止させて開閉仕切具を施錠するようにした開閉仕切具施錠機構。
  2. ガイドブロックは、押上ピンを介してスライド杆が解錠位置に達するまで上動した時、上動限用スイッチの検知による駆動用モータの逆回転により下動を開始し、スライド杆が施錠位置へ戻る位置まで下動した時、下動限用スイッチの検知により停止するようになっている請求項1に記載の開閉仕切具施錠機構。
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