JP2002180727A - 面格子の人体感知式防犯装置 - Google Patents

面格子の人体感知式防犯装置

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JP2002180727A
JP2002180727A JP2000375662A JP2000375662A JP2002180727A JP 2002180727 A JP2002180727 A JP 2002180727A JP 2000375662 A JP2000375662 A JP 2000375662A JP 2000375662 A JP2000375662 A JP 2000375662A JP 2002180727 A JP2002180727 A JP 2002180727A
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grid
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JP2000375662A
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Takashi Nakamura
孝 中村
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Nakamura Co Ltd
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Nakamura Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、面格子の外側からロック装置
を解除できないようにした面格子の人体感知式防犯装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 建物の開口部または門口両端の支柱間を
開閉する面格子体を閉位置に連絡するロック装置と、前
記ロック装置のロック作用を解除するための操作具とを
備える面格子の人体感知式防犯装置であって、面格子体
を案内したり、あるいは収めたりする枠部材に感知セン
サーを取付け、感知センサーの人体感知信号により操作
具の解錠作動を阻止する解錠阻止手段を設けてなる面格
子の人体感知式防犯装置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面格子の人体感知
式防犯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の開口部や門口には、そこからの出
入りを禁止するために面格子が設けられることが少なく
ない。例えば、一般家庭の住居の窓には不法侵入の防止
のために面格子、可動ルーバーが設けられる。また、例
えば監獄、拘置所、精神病院などの窓には内部からの脱
出を防止するために面格子、可動ルーバーが設けられ
る。
【0003】これら面格子は、例えば火災発生時などの
非常時には、内部から外部への脱出の妨げとなり、人命
を危険に陥れるおそれがある。しかし、この問題は面格
子を開閉できるように設けることにより解決される。
【0004】一般に、開閉可能な面格子では、平常時に
面格子を閉じておくために、面格子の面格子体を閉位置
に連結するロック装置が設けられるが、このロック装置
は、迅速な非常脱出ができるようにするため、内側から
操作具を操作して簡単に、かつ、迅速に解除できるよう
に構成することが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このこ
とは、例えば建物と面格子体の間や面格子体の隙間から
内側に手を入れて操作具を操作することにより、簡単
に、かつ、迅速にロック装置を解除することを可能に
し、不法侵入を防止できなくなるという問題を生じるこ
とになる。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑み、簡単な構成
で、面格子の内側からロック装置を解除できないように
した面格子の人体感知式防犯装置を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る面格子の人
体感知式防犯装置は、簡単な構成で、面格子の外側から
ロック装置を解除できないようにすべく、建物の開口部
または門口両端の支柱間を開閉する面格子体を閉位置に
連絡するロック装置と、前記ロック装置のロック作用を
解除するための操作具とを備える面格子の人体感知式防
犯装置であって、面格子体を案内したり、あるいは収め
たりする枠部材に感知センサーを取付け、感知センサー
の人体感知信号により操作具の解錠作動を阻止する解錠
阻止手段を設けてなる面格子の人体感知式防犯装置とし
た。
【0008】また、本発明は、具体的には、面格子が開
放面格子である。
【0009】さらに、本発明は、具体的には、面格子が
可動ルーバーであるさらにまた、本発明は、具体的に
は、解錠阻止手段が、人体感知センサーの人体感知信号
により作動するソレノイドと、ソレノイドの作動により
操作具の解錠作動を阻止するブロック板とよりなる。
【0010】さらにその上に、本発明は、具体的には、
人体感知センサーの感知範囲を制限する感知制限手段を
設ける。
【0011】上記建物は、個人用の建物、公共用の建物
であることを問わず、また、監獄、拘置所、精神病院な
ど人の拘禁を目的とする建物であることを要しない。
【0012】上記面格子は、建物の開口部または門口を
開閉するものであればよく、その開閉方式は、縦軸心ま
たは横軸心回りに回転する回転方式、面方向に進退する
押引方法を採用することができる。
【0013】上記ロック装置は、面格子体を閉位置に連
結するように構成してあればよく、門柱、建物あるいは
門柱や建物に固定された窓枠、戸枠、扉枠、ブラケット
などの固定部材と面格子体とにわたって設けられる。
【0014】ロック装置の形式としては鍵を用いて開閉
するものでもよいが、非常時に簡単に解除操作ができる
ように、操作具を操作することによりロック作用を解除
できるように構成することが好ましい。
【0015】また、このロック装置を解除するための操
作具は、例えば押し、引き、上げ、下げ、ひねりなどの
簡単な操作でロック装置を解除できるように構成するこ
とが好ましい。
【0016】
【発明の実施の態様】以下、本発明の一実施例に係る面
格子の人体感知式防犯装置を図面に基づいて具体的に説
明するが、本発明はこの実施例によって限定されるもの
ではなく、明細書および添付された図面から明らかにな
る本発明の真の意図する範囲に広くおよぶものである。
【0017】図1は本発明の一実施例に係る建物の窓に
設けられる面格子の人体感知式防犯装置の全体の概要を
示す正面図である。この開放面格子の面格子1は建物の
窓の前面に配置される平面格子からなり、建物の窓の近
傍に固定される左右の支柱3,4と、両支柱3,4の上
部どうしを連結する上横材5と、両支柱3,4の下端部
どうしを連結する下横材6と、上下横材5,6に左右方
向に移動可能に支持された多数の縦桟7とを備えてい
る。
【0018】各縦桟7は、右側の支柱4に順に図示しな
い所定の長さのチェーン、ワイヤーなどの間隔規制具と
図示しない引っ張りコイルスプリングとによって連結さ
れ、このコイルスプリングに抗して左端の縦桟7を左端
支柱3に突き当たるまで左方に移動させると、左端の縦
桟7と左端支柱3とにわたって設けられるロック装置8
によって左端の縦桟7が閉位置に連結され、ロック装置
8のロック作用を解除すると引っ張りコイルスプリング
の張力によって縦桟7が右方に引き寄せられて、図2に
示すように、面格子1の左半分が開放される。
【0019】このロック装置8の構成は、左端の縦桟7
を閉位置に連結できるように構成してあればよく、この
実施例では、構成を簡単にするため、図3に示すように
左端の縦桟7に固定された上向きフック形の上下一対の
受け金9と、左端支柱3に下向きフック形の上下一対の
掛け金を有する操作具22と、掛け金を下降方向に付勢
するロックスプリング11と、操作具22を停止するス
トッパー23とを備える。
【0020】左端の縦桟7を左端支柱3に接近させる時
に操作具22の掛け金が受け金9に係合する。
【0021】また、掛け金9と掛け金の形状は特にフッ
ク状に限定されることはなく、例えば、開放時に開放部
に突出する受け金9を丸棒材をコ字形に折り曲げた形状
に形成して、脱出者の進退や衣服などが引っ掛かり難く
することができる。
【0022】上記ロック装置8のロック作用を解除する
ためには、ロックスプリング11の付勢力に抗して操作
具22を上方へ移動させればよい。
【0023】本発明の防犯装置は、図1に示すように、
上横材5に取付けた感知センサー51により人体を感知
し、その人体感知信号により、ソレノイド57を励磁
し、ブロック装置8を作動させて操作具22の作動を阻
止する。
【0024】感知センサーとしては、赤外線方式、超音
波方式、電磁方式、レーザー方式、熱線方式、光方式が
ある。
【0025】また、感知センサーの投照範囲を面格子1
の前方の一定範囲内に制限しないと、人が面格子1の前
方に位置するだけで、本装置が作動することになるの
で、制限板等を設けて、例えば面格子1前方10cm以
内に限って作動するようにする。
【0026】通常のブロック装置8の非作動時が図5の
状態で、人が面格子1に近づいたブロック装置の作動時
を図6に示す。
【0027】前記の操作具22は支柱3内を上下に摺動
自在に設けられており、その中間部に停止孔56を穿設
し、下端斜状に屈曲して制御片52に形成する。
【0028】前記停止孔56に嵌めたり外れたりする直
角状に屈曲したブロック板53をブラケット54を介し
て支柱3に中心軸55のまわりに回動自在に設ける。
【0029】このブロック板53の近傍の支柱3内にソ
レノイド57を配置し、ソレノイド57の作動部材58
に連結部材59を介して前記ブロック板53と連結す
る。
【0030】また、前記操作具22の制御片52に対向
する支柱3内に解錠釦60を配置して解錠釦60の頭部
は支柱3外に露出させる。
【0031】この装置の作動について説明する。
【0032】通常の、人が面格子1に近づいていない状
態では、解錠釦60を押すと解錠釦60が図5に示す二
点鎖線の状態から実線の状態になって、解錠釦60の先
端が操作具22の制御片52に当接して、操作具22を
ロックスプリング11に抗して押し上げ、掛け金の受け
金9への係合を外し、面格子体が自由に開閉できる状態
となっている。
【0033】次に、人が面格子1に近づくと、感知セン
サー51が人を感知し、その人体感知信号によりソレノ
イド57が励磁され、作動部材59が上昇してブロック
板53が中心軸55のまわりに回動し、ブロック板53
の先端が操作具22の停止孔56に嵌まり操作具22の
上昇を阻止するので、面格子体の開閉はできない。
【0034】図7は、可動ルーバーの面格子1の例を示
している。四角枠体71にルーバー72を多数個設けた
面格子体の上端を四角枠体71に枢着して回動自在に設
け、四角枠体7の上部に感知センサー51を、側部にブ
ロック装置8および解錠釦60を設け、人を感知センサ
ー51で感知し、面格子体が開閉できないようにしてい
る。
【0035】また、感知センサーを面格子の室内側に設
け、住人が面格子に接近すると、ブロック装置を解除す
るようにできる。この場合、常時はブロック装置がロッ
クされている。住人が面格子に接近した場合に、ブロッ
ク装置が解除されるように、ブロック装置を設定する。
【0036】なお、監獄、拘置所、精神病院など、人の
拘禁を目的とする建物の面格子の場合には、非常時に
は、係員がこのロック装置を解除して面格子体を開放す
るようにすればよい。
【0037】また、上記実施例では面格子体を垂直面上
で使用した例について述べたが、水平面上あるいはその
他の面上で使用することもできる。
【0038】なお、ブロック装置非作動時あるいはブロ
ック装置作動時の解錠釦の状態を保持させるため解錠釦
を停止させるストッパーを設けることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、上述のように、建物の開口部
または門口両端の支柱間を開閉する面格子体を閉位置に
連絡するロック装置と、前記ロック装置のロック作用を
解除するための操作具とを備える面格子の人体感知式防
犯装置であって、面格子体を案内したり、あるいは収め
たりする枠部材に感知センサーを取付け、感知センサー
の人体感知信号により操作具の解錠作動を阻止する解錠
阻止手段を設けてなる面格子の人体感知式防犯装置とい
う簡単な構成で、面格子の外側からロック装置を解除で
きないようにした。
【0040】また、本発明は、具体的には、面格子が開
放面格子である。
【0041】さらに、本発明は、具体的には、面格子が
可動ルーバーであるさらにまた、本発明は、具体的に
は、解錠阻止手段が、人体感知センサーの人体感知信号
により作動するソレノイドと、ソレノイドの作動により
操作具の解錠作動を阻止するブロック板とよりなる。
【0042】さらにその上に、本発明は、具体的には、
人体感知センサーの感知範囲を制限する感知制限手段を
設ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した開放面格子の防犯
装置の平常時の正面図である。
【図2】図1の面格子体を開いた状態の正面図である。
【図3】本発明のロック装置の拡大背面図である。
【図4】本発明のロック装置の横断平面図である。
【図5】本発明の一実施例を適用した防犯装置のブロッ
ク装置非作動時の背面図である。
【図6】本発明の一実施例を適用した防犯装置のブロッ
ク装置作動時の背面図である。
【図7】本発明の一実施例を適用した可動ルーバーの平
常時の正面図である。
【符号の説明】
3・4…支柱 8…ロック装置 22…操作具 5…上横材 71…四角枠体 51…感知センサー 57…ソレノイド 53…ブロック板 60…解錠釦

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の開口部または門口両端の支柱間を
    開閉する面格子体を閉位置に連絡するロック装置と、前
    記ロック装置のロック作用を解除するための操作具とを
    備える面格子の人体感知式防犯装置であって、面格子体
    を案内したり、あるいは収めたりする枠部材に感知セン
    サーを取付け、感知センサーの人体感知信号により操作
    具の解錠作動を阻止する解錠阻止手段を設けてなる面格
    子の人体感知式防犯装置。
  2. 【請求項2】 面格子が開放面格子である請求項1記載
    の面格子の人体感知式防犯装置。
  3. 【請求項3】 面格子が可動ルーバーである請求項1記
    載の面格子の人体感知式防犯装置。
  4. 【請求項4】 解錠阻止手段が、人体感知センサーの人
    体感知信号により作動するソレノイドと、ソレノイドの
    作動により操作具の解錠作動を阻止するブロック板とよ
    りなる請求項1記載の面格子の人体感知式防犯装置。
  5. 【請求項5】 人体感知センサーの感知範囲を制限する
    感知制限手段を設けた請求項1記載の面格子の人体感知
    式防犯装置。
JP2000375662A 2000-12-11 2000-12-11 面格子の人体感知式防犯装置 Pending JP2002180727A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008069530A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Nakamura:Kk 開閉仕切具施錠機構

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008069530A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Nakamura:Kk 開閉仕切具施錠機構
JP4611949B2 (ja) * 2006-09-13 2011-01-12 株式会社ナカムラ 開閉仕切具施錠機構

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