JP4611368B2 - Dc/dcコンバータ装置、車両、燃料電池システム及びdc/dcコンバータ装置の駆動方法 - Google Patents

Dc/dcコンバータ装置、車両、燃料電池システム及びdc/dcコンバータ装置の駆動方法 Download PDF

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Description

この発明は、直流電圧を昇降圧するDC/DCコンバータ装置と、このDC/DCコンバータ装置が搭載された車両又は燃料電池システム及びDC/DCコンバータ装置の駆動方法に関する。
従来から、MOSFETあるいはIGBT等のスイッチング素子を用いたスイッチング電源であるDC/DCコンバータ装置が広汎に利用されている。
例えば、走行駆動源としてモータを用いる車両の一形態として、蓄電装置とインバータ駆動モータとの間に直流電圧を昇降圧するDC/DCコンバータ装置が介装された車両(ここでは、電気自動車という。)が提案されている。この電気自動車では、モータの駆動時に、DC/DCコンバータ装置により蓄電装置の電圧を昇圧してインバータに印加し、モータの回生時には、インバータに発生する回生電圧をDC/DCコンバータ装置により降圧して蓄電装置側に印加して充電等する。
また、走行駆動源としてモータを用いる車両の他の形態として、燃料電池とインバータ駆動モータとを直接接続し、この接続点と蓄電装置との間に直流電圧を昇降圧するDC/DCコンバータ装置が介装され、燃料電池を主電源装置とし、蓄電装置を前記主電源装置をアシストする従電源装置とした車両(ここでは、燃料電池車両という。)も提案されている。
この燃料電池車両では、モータの駆動時に、燃料電池の電圧とDC/DCコンバータ装置により昇圧した蓄電装置の電圧とを併合してインバータに印加し、モータの回生時には、インバータに発生する回生電圧をDC/DCコンバータ装置により降圧して蓄電装置側に印加して充電等する。また、燃料電池の発生電力に余剰分があるとき、降圧して蓄電装置側に印加して充電等する。
図15は、電気自動車に適用される特許文献1に開示されたDC/DCコンバータ装置16を示している。このDC/DCコンバータ装置16は、基本的には、リアクトル2A、2B、2C(2A〜2C)と、ダイオード7A、7B、7C(7A〜7C)、8A、8B、8C(8A〜8C)がトランジスタ3A、3B、3C(3A〜3C)、4A、4B、4C(4A〜4C)に逆並列接続されたスイッチング部とからなるDC/DCコンバータ6と、DC/DCコンバータ6を駆動制御する制御手段5とから構成される。
DC/DCコンバータ装置16は、低圧側TLの直流電源1の電圧をm倍昇圧して高圧側THの負荷11に印加する電圧に変換する機能と、逆に高圧側THの電圧をm分の1に降圧して低圧側TLの直流電源1に印加する機能を合わせ持つ。
このDC/DCコンバータ装置16は、図16に示すように、昇圧時に、スイッチング周期2π中、例えば、デューティが92≒{(11/12)×100}[%]で駆動されると、3相アーム中、下アーム素子の各トランジスタ4A〜4Cが制御手段5からの駆動信号ULA、ULB、ULC(ULA〜ULC)によって位相が2π/3ずれた状態でオンされる。
各トランジスタ4A〜4Cがオンされているときには、各リアクトル2A〜2Cの各トランジスタ4A〜4C側が接地されることになるので、各リアクトル2A〜2Cには直流電源1から電流が接地に向かって流れる。このとき各リアクトル2A〜2Cには、流れる電流の2乗と各リアクトル2A〜2Cのインダクタンスの積に比例するエネルギが蓄えられる。
次に、各トランジスタ4A〜4CがオンからOFFになると、リアクトル2A〜2Cに蓄えられたエネルギに応じた電流がダイオード7A〜7Cを通じて高圧側THに流れる。このとき高圧側THの電圧は電圧検出回路6aによって監視されている。
一方、降圧時には、3相アーム中、上アーム素子の各トランジスタ3A〜3Cが制御手段5からの駆動信号UHA、UHB、UHC(UHA〜UHC)によって位相が2π/3ずれた状態で順次オンされる。各トランジスタ3A〜3Cがオンされることにより高圧側THからトランジスタ3A〜3C及びリアクトル2A〜2Cを通って低圧側TLの直流電源1へと電流が流れ、リアクトル2A〜2Cにエネルギが蓄えられる。
次に、各トランジスタ3A〜3Cが順次OFFとされると、ダイオード8A〜8Cが対応して順次オンされ、接地からダイオード8A〜8C及びリアクトル2A〜2Cを通じて直流電源1に電流が流れる降圧回路として動作する。
特開2004−357388号公報
ところで、DC/DCコンバータ装置16では、スイッチング素子として大電力用のトランジスタが採用され、3相アームの場合には、図17Aの平面視に示すように、金属製の放熱板(ヒートスプレッダ)12上に6個のトランジスタ3A〜3C、4A〜4Cが固定される構造とされる。
上記のDC/DCコンバータ装置16では、図16に示したように、スイッチング周期2πの間で、9/12の時間で3個のトランジスタが同時オン状態となっており、残りの3/12の時間で2個のトランジスタが同時オン状態になっている。
しかしながら、図17Bに示すように、3個のトランジスタが同時にオン状態になっている場合には、ハッチングで示す各トランジスタからの熱の伝達の様子中、ダブルハッチングとなる部分で熱が集中し、きわめて放熱効率が悪くなる。トランジスタの最高許容温度等の熱的条件を満足させるためには、ヒートスプレッダ12の体積と表面積を増加するとともに、このヒートスプレッダ12を冷却する冷却水の流量を増加させる必要があり、結果としてDC/DCコンバータ装置16の大きさが大型になるという問題がある。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、放熱性に優れたDC/DCコンバータ装置、並びにこのDC/DCコンバータ装置が適用された車両、燃料電池システム及びDC/DCコンバータ装置の駆動方法を提供することを目的とする。
この発明に係るDC/DCコンバータ装置は、第1電力装置と第2電力装置との間に、上アーム素子と下アーム素子からなる複数の相アームが並列的に接続された多相アームのDC/DCコンバータと、複数の前記相アームを1スイッチング周期毎に交替してオンするとともに、前記相アームをオンするとき、該相アームを構成する前記上アーム素子又は前記下アーム素子の一方をオンするか交互にオンする制御部と、前記上アーム素子と前記下アーム素子の素子温度を測定する温度センサと、を備え、前記制御部は、複数の前記相アームを1スイッチング周期毎に交替してオンする際、ある相アームの前記上アーム素子と前記下アーム素子とを交互にオンした後、次の相アームの前記上アーム素子と前記下アーム素子とを交互にオンし、前記相アームを構成する前記上アーム素子又は前記下アーム素子を交互にオンするとき、デッドタイムを挟んで交互にオンし、かつ前記多相アームを構成する前記相アームを、デッドタイムを挟んで交替してオンする全アーム素子によるローテーションスイッチング駆動を行い、さらに、前記相アームをオンしようとするとき、素子温度が閾値より高い前記上アーム素子のオンを休止するが、休止した当該上アーム素子に直列に接続され相互に相アームを構成する下アーム素子に対するオン駆動信号の供給は停止せず、又は素子温度が閾値より高い前記下アーム素子のオンを休止するが、休止した当該下アーム素子に直列に接続され相互に相アームを構成する上アーム素子に対するオン駆動信号の供給は停止しないで、素子温度が前記閾値温度より低くなり正常範囲に復帰したところで、前記全アーム素子によるローテーションスイッチング駆動を再び行うことを特徴とする(請求項1)。
この発明に係るDC/DCコンバータ装置の駆動方法は、第1電力装置と第2電力装置との間に、素子温度を測定する温度センサを備える上アーム素子と下アーム素子からなる複数の相アームが並列的に接続された多相アームのDC/DCコンバータの前記相アームをオンする際、複数の前記相アームを1スイッチング周期毎に交替してオンするとともに、前記相アームをオンするとき、該相アームを構成する前記上アーム素子又は前記下アーム素子の一方をオンするか交互にオンする手順と、複数の前記相アームを1スイッチング周期毎に交替してオンする際、ある相アームの前記上アーム素子と前記下アーム素子とを交互にオンした後、次の相アームの前記上アーム素子と前記下アーム素子とを交互にオンする手順と、前記相アームを構成する前記上アーム素子又は前記下アーム素子を交互にオンするとき、デッドタイムを挟んで交互にオンし、かつ前記多相アームを構成する前記相アームを、デッドタイムを挟んで交替してオンする全アーム素子によるローテーションスイッチング駆動を行う手順と、前記相アームをオンしようとするとき、素子温度が閾値より高い前記上アーム素子のオンを休止するが、休止した当該上アーム素子に直列に接続され相互に相アームを構成する下アーム素子に対するオン駆動信号の供給は停止せず、又は素子温度が閾値より高い前記下アーム素子のオンを休止するが、休止した当該下アーム素子に直列に接続され相互に相アームを構成する上アーム素子に対するオン駆動信号の供給は停止しないで、素子温度が前記閾値温度より低くなり正常範囲に復帰したところで、前記全アーム素子によるローテーションスイッチング駆動を再び行う手順と、を含むことを特徴とする(請求項8)。
この発明に係るDC/DCコンバータ装置並びにその駆動方法によれば、上アーム素子及び下アーム素子が同時にオンされることがなく、かつ異なる相アームが同時にオンされることがない。したがって、常時、多くても1つのスイッチング素子がオン状態とされるのみである。よって、放熱性に優れる(放熱設計が容易である)。結果として、DC/DCコンバータ装置の大きさを小型化し、かつ重量を軽量化することができる。
ここで、上記発明は、DC/DCコンバータに接続される前記第2電力装置を、回生電圧を発生するインバータ駆動の走行用モータとし、前記第1電力装置を蓄電装置とした、車両(電気自動車、内燃機関と蓄積装置を有するハイブリッド車両)に適用することができる(請求項)。
また、上記発明は、DC/DCコンバータに接続される前記第2電力装置を、回生電圧を発生するインバータ駆動の走行用モータと該走行用モータを駆動する燃料電池とされ、前記第1電力装置を蓄電装置とした、車両(燃料電池車両)に適用することができる(請求項)。
さらに、上記発明は、DC/DCコンバータに接続される前記第2電力装置を燃料電池とし、前記第1電力装置を蓄電装置として負荷を駆動する燃料電池システムに適用することができる(請求項)。
なお、複数の前記相アームを交替してオンする際、1スイッチング周期毎に交替してオンするようにしているので、制御が容易になる(請求項)。n(nは、2以上の整数)スイッチング周期毎に交替してオンするようにしてもよい。
この場合、前記制御部は、前記相アームを構成する前記上アーム素子又は前記下アーム素子を交互にオンするときデッドタイムを挟んで交互にオンし、かつ前記多相アームを構成する前記相アームをデッドタイムを挟んで交替してオンするようにしているので、上アーム素子と下アーム素子との短絡及び相アーム間の短絡を防止することができる(請求項)。
さらに、前記上アーム素子と前記下アーム素子の素子温度を測定する温度センサを備え、前記制御部は、前記相アームをオンしようとする際、素子温度が閾値より高い上アーム素子又は下アーム素子のオンを休止するように制御しているので、放熱設計が容易になる(放熱板を小さくすることができる)(請求項)。
昇降圧用のリアクトルとして1個で、この発明を実施することができる(請求2)。もちろん相分のリアクトルを利用してこの発明を実施することもできる(請求項3)
前記多相アームが3相アームである場合、前記3相アームを構成する上下アーム素子合計6個を、1つの放熱板上に固定した構成とすることで、放熱板の設計が容易である(請求項)。
この発明によれば、相アームを構成する上アーム素子及び下アーム素子が同時にオンされることがなく、かつ異なる相アームが同時にオンされることがない。したがって、常時、多くても1つのスイッチング素子がオン状態とされるのみである。よって、放熱性に優れたDC/DCコンバータ装置、並びにこのDC/DCコンバータ装置が適用された車両、燃料電池システム及びDC/DCコンバータ駆動方法を実現することができる。
結果として、DC/DCコンバータ装置の大きさを小型化し、かつ重量を軽量化することができる。
以下、この発明に係るDC/DCコンバータ装置の駆動方法を実施するDC/DCコンバータ装置が適用された車両等の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すこの実施形態に係る燃料電池車両20は、基本的には、燃料電池22とエネルギストレージである蓄電装置(バッテリという。)24とから構成されるハイブリッド型の電源装置と、このハイブリッド型の電源装置から電流(電力)がインバータ34を通じて供給される走行用のモータ26と、バッテリ24が接続される1次側1Sと燃料電池22とモータ26(インバータ34)とが接続される2次側2Sとの間で電圧変換を行うDC/DCコンバータ装置{VCU(Voltage Control Unit)という。}23とから構成される。
VCU23は、DC/DCコンバータ36と、これを駆動制御するコンバータ制御部54とから構成される。
燃料電池22は、例えば固体高分子電解質膜をアノード電極とカソード電極とで両側から挟み込んで形成されたセルを積層したスタック構造にされている。燃料電池22には、水素タンク28とエアコンプレッサ30が配管により接続されている。燃料電池22内で反応ガスである水素(燃料ガス)と空気(酸化剤ガス)の電気化学反応により生成された発電電流Ifは、電流センサ32及びダイオード(ディスコネクトダイオードともいう。)33を介して、インバータ34及び(又は)DC/DCコンバータ36に供給される。
インバータ34は、直流/交流変換を行い、モータ電流Imをモータ26に供給する一方、回生動作に伴う交流/直流変換後のモータ電流Imを2次側2SからDC/DCコンバータ36を通じて1次側1Sに供給する。
この場合、回生電圧又は発電電圧Vfである2次電圧V2がDC/DCコンバータ36により低電圧に変換された1次電圧V1は、ダウンバータ42により降圧されてさらに低電圧とされ、ランプ等の補機44に補機電流Iauとして供給されるとともに、余剰分があればバッテリ電流Ibatとしてバッテリ24を充電する。
1次側1Sに接続されるバッテリ24は、例えばリチウムイオン2次電池又はキャパシタを利用することができる。この実施形態ではリチウムイオン2次電池を利用している。
バッテリ24は、ダウンバータ42を通じて補機44に補機電流Iauを供給するとともに、DC/DCコンバータ36を通じてインバータ34にモータ電流Imを供給する。
1次側1S及び2次側2Sには、それぞれ平滑用のコンデンサ38、39が設けられている。2次側2Sのコンデンサ39には、並列に、すなわち燃料電池22に対しても並列に、抵抗器40が接続されている。
燃料電池22を含むシステムはFC制御部50により制御され、インバータ34とモータ26を含むシステムはインバータ駆動部を含むモータ制御部52により制御され、DC/DCコンバータ36を含むシステムはコンバータ駆動部を含むコンバータ制御部54により、それぞれ基本的に制御される。
そして、これらFC制御部50、モータ制御部52、及びコンバータ制御部54は、上位の制御部であり燃料電池22の総負荷量Lt等を決定する統括制御部56により制御される。
統括制御部56、FC制御部50、モータ制御部52、及びコンバータ制御部54は、それぞれCPU、ROM、RAM、タイマの他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力インタフェース、並びに、必要に応じてDSP(Digital Signal Processor)等を有している。
統括制御部56、FC制御部50、モータ制御部52、及びコンバータ制御部54は、車内LANであるCAN(Controller Area Network)等の通信線70を通じて相互に接続され、各種スイッチ及び各種センサからの入出力情報を共有し、これら各種スイッチ及び各種センサからの入出力情報を入力として各CPUが各ROMに格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。
ここで、車両状態を検出する各種スイッチ及び各種センサとしては、発電電流Ifを検出する電流センサ32の他、1次電圧V1(バッテリ電圧Vbatに等しい。)を検出する電圧センサ61、1次電流I1を検出する電流センサ62、2次電圧V2(ディスコネクトダイオード33が導通しているとき、略燃料電池22の発電電圧Vfに等しい。)を検出する電圧センサ63、2次電流I2を検出する電流センサ64、通信線70に接続されるイグニッションスイッチ65、アクセルセンサ66,ブレーキセンサ67、車速センサ68、並びにコンバータ制御部54に接続される温度センサ69等がある。
統括制御部56は、燃料電池22の状態、バッテリ24の状態、モータ26の状態、及び補機44の状態の他、各種スイッチ及び各種センサからの入力(負荷要求)に基づき決定した燃料電池車両20の総負荷要求量Ltから、燃料電池22が負担すべき燃料電池分担負荷量(要求出力)Lfと、バッテリ24が負担すべきバッテリ分担負荷量(要求出力)Lbと、回生電源が負担すべき回生電源分担負荷量Lrの配分(分担)を調停しながら決定し、FC制御部50、モータ制御部52及びコンバータ制御部54に指令を送出する。
DC/DCコンバータ36は、バッテリ24(第1電力装置)と第2電力装置{燃料電池22又は回生電源(インバータ34とモータ26)}との間に、それぞれIGBT等のスイッチング素子からなる上アーム素子81{81u、81v、81w(81u〜81w)}と、下アーム素子82{82u、82v、82w(82u〜82w)}とからなる3つの相アーム{U相アームUA(81u、82u)、V相アームVA(81v、82v)、W相アームWA(81w、82w)}が並列的に接続された3相アームとして構成されている。
各アーム素子81u、81v、81w、82u、82v、82wには、それぞれ、逆方向にダイオード83u、83v、83w、84u、84v、84wが接続されている。
理解の便宜等を考慮し、この発明においては、上アーム素子81及び下アーム素子82には逆並列ダイオード83、84が含まれないものとする。
DC/DCコンバータ36により1次電圧V1と2次電圧V2との間で電圧を変換する際に、エネルギを放出及び蓄積する1個のリアクトル90が、3相アームの各相のアーム(U相アームUA、V相アームVA、W相アームWA)の中点の共通接続点とバッテリ24との間に挿入されている。
上アーム素子81(81u〜81w)は、コンバータ制御部54から出力されるゲートの駆動信号(駆動電圧)UH、VH、WH(のハイレベル)によりそれぞれオンにされ、下アーム素子82(82u〜82w)は、ゲートの駆動信号(駆動電圧)UL、VL、WL(のハイレベル)によりそれぞれオンにされる。
1次電圧V1、代表的には、負荷が接続されていないときのバッテリ24の開放電圧OCV(Open Circuit Voltage)は、図2の燃料電池出力特性(電流電圧特性)91上に示すように、この燃料電池22の発電電圧Vfの最低電圧Vfminより高い電圧に設定されている。なお、図2において、OCV≒V1としている。
2次電圧V2は、燃料電池22が発電動作しているときには燃料電池22の発電電圧Vfに等しい電圧にされる。
ただし、燃料電池22の発電電圧Vfがバッテリ24の電圧Vbat(=V1)に等しくなったときには、図2に一点鎖線の太線で示す直結状態とされる。直結状態では、上アーム素子81(81u〜81w)に供給される駆動信号UH、VH、WHのデューティが100[%]にされ、2次側2Sから1次側1Sへ電流が流れる場合には上アーム素子81(81u〜81w)がオンにされて該上アーム素子81(81u〜81w)を通じて電流が流れ、1次側1Sから2次側2Sへ電流が流れる場合にはダイオード83u〜83wが導通して該ダイオード83u〜83wを通じて電流が流れる。高出力時にDC/DCコンバータ36の2次側2Sから2次電流I2をインバータ34側に供給する{ソース(source)するという。}直結状態(高出力時直結状態又は第1直結状態という。)では、2次電圧V2がV2=V1−Vd(Vdは、ダイオード83u、83v、83wの順方向電圧降下)になる。
なお、直結状態は、高出力領域に限らず、制御上必要な場合に利用される。例えば、燃料電池車両20の停車時に直結状態を利用できる。燃料電池車両20の停車時(信号待ち等)には、燃費節約のために、エアコンプレッサ30の駆動が停止され、水素タンク28からの燃料ガスの供給も停止される。この場合、燃料電池22の発電電圧Vf(発電電流If)は抵抗器40等によるディスチャージ及びエアコンディショナ等の補機44への供給により燃料電池22内の残留燃料ガスが消尽するとゼロ値となるが、補機44への補機電流Iauの供給はバッテリ24により継続される。
このような燃料電池車両20を停車時、いわゆるアイドル停止時からブレーキペダル操作の解除、アクセルペダル操作等により燃料電池22を発電状態へ復帰させるときに、VCU23による燃料電池22の出力制御を円滑に再開するために、DC/DCコンバータ36の2次側2Sの電圧を直結状態の電圧に保持しておく。この直結状態(アイドル停止直結状態又は第2直結状態という。)においては、負荷が抵抗器40とされ、DC/DCコンバータ36の2次側2Sの電圧V2がV2=V1−Vdに保持される。
ここで、VCU23による燃料電池22の出力制御について説明する。
水素タンク28からの燃料ガス及びエアコンプレッサ30からの圧縮空気が供給されている発電時に、燃料電池22の発電電流Ifは、図2に示した特性91{関数F(Vf)という。}上で2次電圧V2、すなわち発電電圧Vfをコンバータ制御部54によりDC/DCコンバータ36を通じて設定することにより決定される。つまり、発電電流Ifは、発電電圧Vfの関数F(Vf)値として決定される。If=F(Vf)であり、例えば発電電圧VfをVf=Vfa=V2と設定すれば、その発電電圧Vfa(V2)の関数値としての発電電流Ifaが決定される。{Ifa=F(Vfa)=F(V2)}。
このように燃料電池22は二次電圧V2(発電電圧Vf)を決定することにより発電電流Ifが決定されるので、燃料電池車両20を駆動制御する際には、2次電圧V2(発電電圧Vf)が目標電圧(目標値)に設定される。ただし、ダウンバータ42とバッテリ24間の配線の断線故障等によりバッテリ24が開放状態にされる等、バッテリ24(第1電力装置)が故障とみなされる特殊な場合には、1次電圧V1が目標電圧とされる。
燃料電池車両20等燃料電池22を含むシステムでは、DC/DCコンバータ36の2次側2Sの2次電圧V2が目標電圧となるようにVCU23が制御され、このVCU23により燃料電池22の出力(発電電流If)が制御される。以上が、VCU23による燃料電池22の出力制御の説明である。
次に、コンバータ制御部54により駆動制御されるDC/DCコンバータ36の基本動作について図3のフローチャートを参照して説明する。
上述したように、統括制御部56は、燃料電池22の状態、バッテリ24の状態、モータ26の状態、及び補機44の状態の他、各種スイッチ及び各種センサからの入力(負荷要求)に基づき決定した燃料電池車両20の総負荷要求量Ltから、燃料電池22が負担すべき燃料電池分担負荷量(要求出力)Lfと、バッテリ24が負担すべきバッテリ分担負荷量(要求出力)Lbと、回生電源が負担すべき回生電源分担負荷量Lrの配分(分担)を調停しながら決定し、FC制御部50、モータ制御部52及びコンバータ制御部54に指令を送出する。
ステップS1において、統括制御部56により、それぞれが負荷要求であるモータ26の電力要求と補機44の電力要求とエアコンプレッサ30の電力要求から総負荷要求量Ltが決定(算出)されると、ステップS2において、統括制御部56は、決定した総負荷要求量Ltを出力するための燃料電池分担負荷量Lfと、バッテリ分担負荷量Lbと、回生電源分担負荷量Lrの配分を決定する。ここで、燃料電池分担負荷量Lfを決定する場合、燃料電池22の効率ηが考慮される。
次いで、ステップS3において、コンバータ制御部54により、燃料電池分担負荷量Lfに応じて燃料電池22の発電電圧Vf、ここでは、2次電圧V2が決定される。
2次電圧V2が決定されると、ステップS4において、コンバータ制御部54は、決定した2次電圧V2となるようにDC/DCコンバータ36を駆動制御する。
この場合、コンバータ制御部54は、決定した2次電圧V2に応じて、DC/DCコンバータ36を昇圧動作、降圧動作又は直結動作で駆動する。
ステップS4において、DC/DCコンバータ36の2次側2Sからインバータ34側へ2次電流I2をソースする昇圧動作では、コンバータ制御部54は、下アーム素子82uオン(リアクタンス90にバッテリ電流Ibatから補機電流Iauを差し引いた1次電流I1によりエネルギを蓄積すると同時に、コンデンサ39から2次電流I2をインバータ34へソースする。以下同様)→ダイオード83u〜83w導通(リアクタンス90からエネルギ放出しコンデンサ39にエネルギを蓄積するとともに、2次電流I2としてインバータ34へソースする。以下同様)→下アーム素子82vオン→ダイオード83u〜83w導通→下アーム素子82wオン→ダイオード83u〜83w導通→下アーム素子82uオン…の順でDC/DCコンバータ36をローテーションスイッチングする。
なお、上アーム素子81u〜81w及び下アーム素子82u〜82wのオンデューティは、出力電圧V2が保持されるように決定される。
また、ステップS4において、DC/DCコンバータ36の2次側2Sからインバータ34側へ2次電流I2をソースする高出力直結動作では、ダイオード83u〜83wが導通状態となって2次電圧V2がV2=V1−Vdとなる。
さらに、ステップS4において、DC/DCコンバータ36の2次側2Sから1次側1Sの補機44やバッテリ24に2次電流I2を供給する(2次側2Sでは、シンク(sink)するという。)降圧動作では、上アーム素子81uオン(リアクタンス90にコンデンサ39から出力される2次電流I2によりエネルギを蓄積するとともにコンデンサ38から補機44及び要求に応じてバッテリ24に1次電流I1を供給する。以下同様)→ダイオード84u〜84w導通(ダイオード84u〜84wはフライホイールダイオードとして導通し、リアクタンス90からエネルギ放出され、コンデンサ38にエネルギを蓄積するとともに補機44及び要求に応じてバッテリ24に1次電流I1を供給する。以下同様)→上アーム素子81vオン→ダイオード84u〜84w導通→上アーム素子81wオン→ダイオード84u〜84w導通→上アーム素子81uオン…の順でDC/DCコンバータ36をローテーションスイッチングする。
回生電圧が存在する場合、この降圧動作時に回生電源分担負荷量Lrがシンクされる2次電流に加算される。この降圧動作における上アーム素子81u〜81w及び下アーム素子82u〜82wのオンデューティも、決定された出力電圧V2に応じて制御される。
2次電圧V2及び1次電圧V1は、コンバータ制御部54によりDC/DCコンバータ36をフィードフォワード制御とフィードバック制御とを組み合わせたPID制御により制御される。
以上が、コンバータ制御部54により駆動制御されるDC/DCコンバータ36の基本動作の説明である。
図4A、図4Bに示すように、各アーム素子81u〜81w、82u〜82wは、金属製の放熱板(ヒートスプレッダ)12上に固定された、いわゆる6in1モジュール13とされている。各アーム素子81u〜81w、82u〜82wには、温度センサ69が取り付けられ、各温度センサ69及び各アーム素子81u〜81w、82u〜82wのゲート端子は、コンバータ制御部54に接続されている。なお、各アーム素子81u〜81w、82u〜82wと対になっているダイオード83u〜83w、84u〜84wについては図示を省略している。
この実施形態に係る燃料電池車両20は、モータ26を駆動するインバータ34として、DC/DCコンバータ36と同一構成の前記6in1モジュール13を利用しているので、コスト削減が可能である。
ただし、インバータ34によりモータ26を駆動する際、インバータ34の3相アームの各中点は共通接続されず、各中点がモータ26のU相コイル、V相コイル、W相コイルに接続されたフルブリッジの構成にされる。
この実施形態に係る燃料電池車両20は、基本的には以上のように構成されかつ動作するものであり、次に、DC/DCコンバータ36を含むVCU23によるローテーションスイッチングの動作についてより詳しく説明する。
図5にVCU23の降圧動作時(2次電流I2のシンク時)のタイムチャート、図6にVCU23の昇圧動作時(2次電流I2のソース時)のタイムチャートを示す。
図5及び図6において、リアクトル90に流れる1次電流I1の符号は、1次側1Sから2次側2Sへ流れる昇圧時電流(DC/DCコンバータ23の2次側2Sからインバータ34へ流れ出すソース電流)を正(+)、2次側2Sから1次側1Sへ流れる降圧時電流(燃料電池22又はインバータ34から2次側2Sへ流れ込むシンク電流)を負(−)に取っている。
また、コンバータ制御部54から出力される駆動信号UH、UL、VH、VL、WH、WLの波形中、ハッチングを付けた期間は、駆動信号UH、UL、VH、VL、WH、WLが供給されているアーム素子(例えば、駆動信号UHに対応するアーム素子は上アーム素子81u)が実際にオンしている(電流が流れている)期間を示している。つまり、駆動信号UH、UL、VH、VL、WH、WLが供給されていても、該当する並列ダイオード83u〜83w、84u〜84wがOFFになっていなければ該当するアーム素子に電流が流れないことに留意する。
図5及び図6に示すように、DC/DCコンバータ36の降圧動作及び昇圧動作のいずれの場合にも、コンバータ制御部54から出力される駆動信号UH、UL、VH、VL、WH、WLの波形から理解されるように、3相アームを構成するUVW各相アームUA、VA、WA(UA〜WA)を1スイッチング周期2π毎に、駆動信号UH、UL、VH、VL、WH、WLをU相、V相、W相、U相、…と交替(ローテーション)してオンするとともに、UVW各相アームUA〜WAをオンするとき、駆動信号UH、VH、WHによりUVW各相アームUA〜WAを構成する上アーム素子81(81u〜81w)をオン(図5)又は駆動信号UL、VL、WLによりUVW各相アームUA〜WAを構成する下アーム素子82(82u〜82w)をオン(図6)している。
この場合、図5、図6及び後述する図7から分かるように、上下アーム素子81、82間が同時にオンして電圧V2が短絡することを防止するために、上アーム素子81u〜81w又は下アーム素子82u〜82wを交互にオンするための駆動信号UHと駆動信号UL、駆動信号VHと駆動信号VL、及び駆動信号WHと駆動信号WLとの間でそれぞれデッドタイムdtを挟んでオンし、かつ多相アームを構成する相アームUA〜UWを交替してオンするとき駆動信号ULと駆動信号VHとの間、駆動信号VLと駆動信号WHとの間、及び駆動信号WLと駆動信号UHとの間にそれぞれデッドタイムdtを挟んでオンするようにしている。すなわち、デッドタイムdtを挟んで、いわゆる同期スイッチングを行っている。
降圧動作を説明する図5において、例えば、時点t1〜t2の間で駆動信号UHにより上アーム素子81uがオンしている期間には、燃料電池22及び(又は)回生電源による2次電流I2により上アーム素子81uを通じてリアクトル90にエネルギが蓄積される。時点t2〜t5までのデッドタイムdt、駆動信号ULがオン(ただし、下アーム素子82uには電流が流れない。)及びデッドタイムdtの期間では、リアクトル90に蓄積されたエネルギが、フライホイールダイオードとして機能しオンとなっているダイオード84u〜84wを通じて1次側1Sに1次電流I1として放出される。時点t5以降、順次、上アーム素子81v、81w、81u、…がオンし、同様の動作を繰り返す。
昇圧動作を説明する図6において、例えば、時点t13〜t14の間で駆動信号ULにより下アーム素子82uがオンしている期間には、バッテリ24からの1次電流I1によりリアクトル90にエネルギが蓄積される。時点t14〜t17までのデッドタイムdt、駆動信号VHがオン(ただし、上アーム素子81vには電流が流れない。)及びデッドタイムdtの期間では、リアクトル90に蓄積されたエネルギが、整流ダイオードとして機能しオンとなったダイオード83u〜83wを通じて2次側2Sに放出される。時点t17以降、順次、下アーム素子82v、82w、82u、…がオンし、同様の動作を繰り返す。
なお、昇圧動作と降圧動作の移り変わり(遷移)時の動作を説明する図7において、例えば、時点t20〜t21の間で駆動信号UHにより上アーム素子81uがオンしている期間(ハッチングで示す期間)には、燃料電池22及び(又は)回生電源による2次電流I2により上アーム素子81uを通じてリアクトル90にエネルギが蓄積される。
時点t21から電流の流れる向きが反転する(符号が負から正に反転する)時点t22までの期間では、リアクトル90に蓄積されたエネルギが、オンとなったフライホイールダイオードとして機能するダイオード84u〜84wを通じて1次側1Sに放出される。
時点t22〜t23の間で駆動信号ULにより下アーム素子82uがオンしている期間では、バッテリ24からの1次電流I1によりリアクトル90にエネルギが蓄積される。時点t23から電流の流れる向きが反転する(符号が正から負に反転する)時点t24までの期間では、リアクトル90に蓄積されたエネルギが、オンとなったダイオード83u〜83wを通じて2次側2Sに放出される。以下、同様の動作を繰り返す。このように、この実施形態に係る3相ローテーションスイッチングでは、昇圧動作と降圧動作との間で動作が滑らかに移り変わる。
以上説明したように上述した実施形態によれば、VCU23は、燃料電池22とインバータ34の接続点である2次側2Sと、バッテリ24が接続された1次側1Sとの間に、上アーム素子81と下アーム素子82からなる相アームUA〜WAが3相並列的に接続された3相アームからなるDC/DCコンバータ36とこのDC/DCコンバータ36を駆動制御するコンバータ制御部54とを備える。
コンバータ制御部54は、3相アームからなるDC/DCコンバータ36の相アームUA〜WAをオンする際、図5〜図7を参照して説明したように、3相アームを構成するUVW相アームUA〜WAを交替してオンし、交替してオンする際、ある相アーム、例えばU相アームUAの上アーム素子81uをオンした(図5〜図7)後、U相アームUAの下アーム素子82uをオンし(図7)、その後、次の相であるV相アームVAの上アーム素子81vをオンした後(図5〜図7)、V相アームVAの下アーム素子82vの順にオンする(図7)というように、スイッチングタイミングをローテーションしている。
図8は、3相アームをU相オン→V相オン→W相オン→U相オン…とローテーションしてスイッチングしたときの各アーム素子81u〜81w、82u〜82wの放熱状態の模式図を示す。
図8から分かるように、ローテーションスイッチングでは、一時に1つの上アーム素子81又は下アーム素子82のみをオンするようにしているので、ハッチングで示す放熱経路から理解されるように、図17Bにダブルハッチングで示したような重なり部分(放熱板12の表面積をオーバーラップして使用する部分)が発生しないことから放熱性が向上する。その結果、6in1モジュール13の小型・軽量化が図れる。
図9は、3相ローテーションの他の実施形態に係る駆動信号UH、UL、VH、VL、WH、WLのタイムチャートを示す。
この他の実施形態では、全駆動信号UH、UL、VH、VL、WH、WLをローテーションしないで駆動信号VLを休止したローテーションスイッチングとしている。図4Aに示したように全アーム素子81u、81v、81w、82u、82v、82wの素子温度を測定する温度センサ69を備えているので、素子温度が閾値温度より高い下アーム素子82vの駆動を一時的に休止し、残りのアーム素子81u、81v、81w、82u、82wでローテーションスイッチングを継続する。素子温度が閾値温度より低くなり正常範囲に復帰したところで全アーム素子81u、81v、81w、82u、82v、82wによる3相ローテーションスイッチング駆動を再び行う。休止する駆動信号は1アームに限定されない。例えば、駆動信号UH、VH、VLを休止させてもよい。
図9例に示した間欠的なローテーションスイッチングは、ある相アームに開放等の故障を発生したとき、その故障した相アームを動作させずに、他の相アームだけでスイッチングを継続する用途に適用することができる。この動作を持つことで、VCU23、ひいては燃料電池車両20の信頼度を上げることができる。
このように、この発明では、相アームUA〜WAを交替してオンするが、相アームUA〜WAを交替してオンするとき、相アームUA〜WAを構成する上アーム素子81(81u、81v、81wのいずれか)又は下アーム素子82(82u、82v、82wのいずれか)のいずれか一方をオンするように制御する。
なお、多相アームを構成する相アームUA〜WAを交替してオンする際、ある相の上アーム素子81u〜81wと下アーム素子82u〜82wとを順序を問わずに交互にオンした後、次の相アームの上アーム素子81u〜81wと下アーム素子82u〜82wとを順序を問わずに交互にオンすることができる。また相アームUA〜WAを交替でオンする際、1スイッチング周期2π毎に交替してオンするように制御することで制御が容易になる。2スイッチング周期4π以上の周期毎に相アームUA〜WAを交替でオンするように制御してもよい。
図10の変形例に示すように、1スイッチング周期2π中に、上アーム素子81及び(又は)下アーム素子82u〜82wを複数回オンすることもこの発明に含まれる。
以上説明したように、上述した実施形態によれば、上アーム素子81(81u〜81w)と下アーム素子82(82u〜82w)とが同時にオンされることがなく、かつ異なる相アームUA〜WAが同時にオンされることもない。したがって、常時、多くても1つのアーム素子(スイッチング素子)がオン状態とされるのみである。よって、放熱性に優れる(放熱設計が容易である)。
なお、この発明は、3相のDC/DCコンバータ36ではなく、図11に示すように、2相のDC/DCコンバータ36Aとした燃料電池車両20Aにも適用することができる。2相以上であれば、4相以上であっても、この発明を適用することができる。
また、燃料電池車両20、20Aではなく、図12に示すように、バッテリ駆動車両(電気自動車)21に適用することもできる。もちろん、エンジンとバッテリとモータを搭載した、いわゆるパラレル方式又はシリーズパラレル方式のハイブリッド自動車にも適用することもできる。
さらに、モータ26は、車両用に限らない。例えばエレベータ昇降用等のモータにも適用することもできる。
さらにまた、図13に示すように、インバータ34を単相の負荷35に代替する他、モータ制御部52を負荷制御部53に代替し、イグニッションスイッチ65を電源スイッチ65aに代替し、各種センサ66a、67a、68aに代替した燃料電池システム20Bに適用することもできる。統括制御部56は、コンバータ制御部54を通じてVCU23を制御し、結果として負荷電流ILを制御する。
また、図14に示すように、UVW各相アームUA〜UWの中点にそれぞれリアクトル90u、90v、90wを接続した3個のリアクトル90u、90v、90wを利用するDC/DCコンバータ36Bも用いることもできる。
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
この発明の一実施形態に係る燃料電池車両の回路図である。 燃料電池の電流電圧特性の説明図である。 燃料電池車両に搭載されたDC/DCコンバータ装置の基本制御表の説明図である。 図4Aは放熱板に対する上下アーム素子の配置説明平面図、図4Bは、その側面図である。 DC/DCコンバータ装置の降圧動作の動作説明に供されるタイムチャートである。 DC/DCコンバータ装置の昇圧動作の動作説明に供されるタイムチャートである。 DC/DCコンバータ装置の昇降圧動作の遷移を示すタイムチャートである。 3相アームをU相オン→V相オン→W相オン→U相オン…とローテーションしてスイッチングしたときの放熱状態の模式図である。 3相ローテーションの他の実施例に係る駆動信号UH、UL、VH、VL、WH、WLの状態を示すタイムチャートである。 3相ローテーションの変形例に係る駆動信号UH、UL、VH、VL、WH、WLの状態を示すタイムチャートである。 2相のDC/DCコンバータ装置を備える燃料電池車両の回路図である。 バッテリ駆動車両の回路図である。 燃料電池システムの回路図である。 3個のリアクトルを有するDC/DCコンバータ装置を搭載した燃料電池車両の回路図である。 従来技術に係る3個のリアクトルを有するDC/DCコンバータ装置の回路図である。 図15例の動作説明に供されるタイムチャートである。 図17Aは放熱板に対するスイッチング素子の配置説明図、図17Bは、スイッチング素子が同時オン状態での熱伝達の説明図である。
符号の説明
12…放熱板(ヒートスプレッダ) 20…燃料電池車両
22…燃料電池 23…DC/DCコンバータ装置(VCU)
24…蓄電装置(バッテリ) 26…モータ
34…インバータ 36…DC/DCコンバータ
54…コンバータ制御部
81(81u〜81w)…上アーム素子
82(82u〜82w)…下アーム素子
83u、83v、83w、84u、84v、84w…ダイオード
90、90u、90v、90w…リアクトル
91…燃料電池出力特性(電流電圧特性)
UA…U相アーム VA…V相アーム
WA…W相アーム
UH、UL、VH、VL、WH、WL…駆動信号

Claims (8)

  1. 第1電力装置と第2電力装置との間に、上アーム素子と下アーム素子からなる複数の相アームが並列的に接続された多相アームのDC/DCコンバータと、
    複数の前記相アームを1スイッチング周期毎に交替してオンするとともに、前記相アームをオンするとき、該相アームを構成する前記上アーム素子又は前記下アーム素子の一方をオンするか交互にオンする制御部と、
    前記上アーム素子と前記下アーム素子の素子温度を測定する温度センサと、
    を備え、
    前記制御部は、
    複数の前記相アームを1スイッチング周期毎に交替してオンする際、ある相アームの前記上アーム素子と前記下アーム素子とを交互にオンした後、次の相アームの前記上アーム素子と前記下アーム素子とを交互にオンし、
    前記相アームを構成する前記上アーム素子又は前記下アーム素子を交互にオンするとき、デッドタイムを挟んで交互にオンし、かつ前記多相アームを構成する前記相アームを、デッドタイムを挟んで交替してオンする全アーム素子によるローテーションスイッチング駆動を行い、
    さらに、
    前記相アームをオンしようとするとき、素子温度が閾値より高い前記上アーム素子のオンを休止するが、休止した当該上アーム素子に直列に接続され相互に相アームを構成する下アーム素子に対するオン駆動信号の供給は停止せず、又は素子温度が閾値より高い前記下アーム素子のオンを休止するが、休止した当該下アーム素子に直列に接続され相互に相アームを構成する上アーム素子に対するオン駆動信号の供給は停止しないで、
    素子温度が前記閾値温度より低くなり正常範囲に復帰したところで、前記全アーム素子によるローテーションスイッチング駆動を再び行う
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  2. 請求項1記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記第1電力装置と前記第2電力装置との間で電圧を変換する際に、エネルギを放出及び蓄積する1個のリアクトルを用い、前記多相アームの各相のアームの中点を共通接続し、共通接続した前記中点と前記第1電力装置又は前記第2電力装置のいずれか一方との間に前記リアクトルを挿入して用いる
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  3. 請求項1記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記第1電力装置と前記第2電力装置との間で電圧を変換する際に、エネルギを放出及び蓄積するリアクトルを相の数だけ用い、前記多相アームの各相のアームの中点に各リアクトルの一方の端子を接続し、各リアクトルの他方の端子を共通接続し、共通接続点を前記第1電力装置又は前記第2電力装置のいずれか一方に接続して用いる
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記多相アームが3相アームであり、
    前記3相アームを構成する上下アーム素子合計6個が、1つの放熱板上に固定された構成とされている
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータに接続される前記第2電力装置が、回生電圧を発生するインバータ駆動の走行用モータとされ、前記第1電力装置が、蓄電装置とされた、車両。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータに接続される前記第2電力装置が、回生電圧を発生するインバータ駆動の走行用モータと該走行用モータを駆動する燃料電池とされ、前記第1電力装置が、蓄電装置とされた、車両。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータに接続される前記第2電力装置が、負荷に接続された燃料電池とされ、前記第1電力装置が、蓄電装置とされた、燃料電池システム。
  8. 第1電力装置と第2電力装置との間に、素子温度を測定する温度センサを備える上アーム素子と下アーム素子からなる複数の相アームが並列的に接続された多相アームのDC/DCコンバータの前記相アームをオンする際、
    複数の前記相アームを1スイッチング周期毎に交替してオンするとともに、前記相アームをオンするとき、該相アームを構成する前記上アーム素子又は前記下アーム素子の一方をオンするか交互にオンする手順と、
    複数の前記相アームを1スイッチング周期毎に交替してオンする際、ある相アームの前記上アーム素子と前記下アーム素子とを交互にオンした後、次の相アームの前記上アーム素子と前記下アーム素子とを交互にオンする手順と、
    前記相アームを構成する前記上アーム素子又は前記下アーム素子を交互にオンするとき、デッドタイムを挟んで交互にオンし、かつ前記多相アームを構成する前記相アームを、デッドタイムを挟んで交替してオンする全アーム素子によるローテーションスイッチング駆動を行う手順と、
    前記相アームをオンしようとするとき、素子温度が閾値より高い前記上アーム素子のオンを休止するが、休止した当該上アーム素子に直列に接続され相互に相アームを構成する下アーム素子に対するオン駆動信号の供給は停止せず、又は素子温度が閾値より高い前記下アーム素子のオンを休止するが、休止した当該下アーム素子に直列に接続され相互に相アームを構成する上アーム素子に対するオン駆動信号の供給は停止しないで、素子温度が前記閾値温度より低くなり正常範囲に復帰したところで、前記全アーム素子によるローテーションスイッチング駆動を再び行う手順と、を
    含むことを特徴とするDC/DCコンバータ装置の駆動方法。
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