JP4610848B2 - 支持要素を配置した誘電体バリア放電用放電ランプ - Google Patents

支持要素を配置した誘電体バリア放電用放電ランプ Download PDF

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Description

【0001】
[技術分野]
この出願で述べられた発明は、点灯時に誘電体バリア放電を発生する放電ランプを取扱っている。この放電ランプはしばしば無声放電ランプとも呼ばれ、このような放電ランプにおいては電極群によって放電媒体内に放電が発生される。誘電体バリアは電極群の少なくとも一部と放電媒体との間に設けられた誘電体層によって形成される。なお、その電極群の少なくとも一部は、電極の役割分担が決められている場合、少なくとも陽極から構成される。
【0002】
[従来の分野]
無声放電ランプは従来の技術に属することであるので、その詳細はここでは説明される必要がない。近年、無声放電ランプは、特殊なパルス点灯方式(国際公開第94/23442号パンフレット参照)を用いると適当な発光体を使用して可視光の経済的な発生を可能にする比較的高い紫外放射効率を達成できるので、益々注目されている。本発明は紫外放射器および可視放射ランプに関する。特に、例えばディスプレイ、モニタおよび類似の装置のバックライトに使用される平面形放電ランプが関係している。この平面形放電ランプは通常板状の構成を有する、すなわちこの平面形放電ランプは底板と蓋板とを備え、両者間に放電媒体用の放電空間を形成している。底板および蓋板の内の少なくとも一方の板は光放射用に設計されており、ここでは蓋板が少なくとも部分的に光透過性として考慮されている。勿論、蓋板は発光体を備えることができるが、この発光体自身は本来の意味では透明ではない。
【0003】
平面形構造に起因して、平面形放電ランプが大寸法を有している場合、機械的安定性の問題が発生する。従って、底板と蓋板との間に支持要素を使用することが普及している。この支持要素は両板を結合し、それにより板の外縁間の曲り長さを支持要素間の間隔に短縮する。両板の外側部位は通常放電空間を密閉する枠体によって結合されている。この枠体は両板を結合し支持機能を有しているがここでは支持要素とは呼ばれていない。支持要素の個数は耐曲げ性および耐圧縮性に関する要求と当然にランプの寸法とによって決定される。
【0004】
[発明の説明]
本発明の技術的な課題は、機械的な構成を改善した冒頭で述べた種類の無声放電ランプを提供することにある。
【0005】
このために、本発明によれば、底板と、少なくとも部分的に光透過性である光出射用の蓋板と、底板と蓋板との間で放電媒体を収容した放電空間と、放電媒体内に個々に局部化された誘電体バリア放電を発生するための電極群と、電極群の少なくとも一部と放電媒体との間に設けられた誘電体層と、底板と蓋板とを結合する複数の支持要素とを備えた放電ランプにおいて、個々の放電領域が、放電空間の縁部における個々の放電領域を除いて、それぞれほぼ同じパターンで配置された支持要素によって取囲まれていることを特徴とする放電ランプが提案される。
【0006】
さらに、本発明は、このような放電ランプを備えた表示装置(例えば、LCD技術における平面形スクリーン、ディスプレイ、又は類似の装置)に関する。
【0007】
本発明の主要な考えは、支持要素が従来の技術の場合のようになるべく少数であるのではなく、逆に比較的多数の支持要素を平面形放電ランプの平面に分散配置することにある。本発明者等によって、適当に多い数の支持が行なわれる場合比較的薄い底板および蓋板を使用でき、それによりランプ全体のために相当の重量節約を実現できることが立証された。しかしながら、ランプの全重量は多数の用途にとって相当重要である。さらに、板が軽い場合、組立て方法およびこのために場合によっては必要な自動組立て装置が明らかに簡単になり、安価になる。軽い板はさらに熱容量が小さく、それゆえ熱が高速に伝わり、これによって製造がより一層簡単化される。因みに、当然に多数の支持要素を用いれば安定性の改善が達成される。
【0008】
支持要素自身は絶対に多数部品から構成できるが、単一部材から構成されていると好ましく、個々の局部化された放電を放電空間に割当てるように配置されている。このために先ず、個々の局部化された放電チャネルが本発明を要しなくても上述のパルス点灯法を用いて形成され、電極に優先部位を設けることによって固定的に局部化することができる。しかしながら、本発明はこのような優先部位を有するランプに限定されない。寧ろ、正に本発明によって支持要素間に個別放電のための優先スペースが生じ、それにより例えば通常用いられている構造物(例えば陰極における鼻状突出部)は弱く形成できる。場合によっては可能なパルス点灯法には無関係に、本発明による支持要素間に個別放電チャネルが作成される限り、本発明はそれにも関係している。
【0009】
この出願においては個別放電または放電チャネルが問題になっているが、これは厳密に言えばランプ(特に電極および支持突出部)を設計することによって予め定められ個々の放電チャネルが発生し得る領域に関係している。しかしながら、ランプの点灯状態に応じて、この領域内には種々の大きさの放電チャネルが考えられる。すなわち、この領域全部が放電チャネルによって占有されている必要はない。特にランプの調光機能と関連して、放電チャネルの大きさを制御できることが所望されることがある。すなわち、これは本発明において放電チャネルによって最大に占有できる領域に関係する。放電発生の優先位置を決定する電極構造物が設けられている場合、一般的に放電領域との1:1の対応が構成される。
【0010】
本発明において、支持突出部と個別放電領域との間の割当ては少なくとも、個々の放電領域がそれぞれ同じパターンで直ぐに隣接する支持突出部によって取囲まれている場合に存在するべきである。その場合、当然、放電ランプの縁部範囲におけるすなわち枠体の近辺つまり放電容器の側部密閉部における放電領域は除外される。放電領域の周囲に直ぐに隣接する支持突出部のパターンをこの放電領域と一緒に、輝度のできるだけ十分な均質性が得られるように設計することがなされる。支持突出部が比較的多数存在していても、それは均質性に対する欠点にはならない(放電ランプの全設計に対する上述の説明参照)。勿論、個々の支持突出部は2つ以上の放電領域に直ぐに隣接することができ、しかもこれが通常のケースである。同様に、支持突出部自身ができるだけそれぞれ同じパターンで直ぐに隣接する放電領域によって取囲まれていると好ましい。
【0011】
本発明において、支持突出部と個別放電領域との間の割当てはさらに特に、底板と蓋板との間の放電空間を通って1つの平面とこの平面内に1つの方向が存在し、その方向に沿って支持突出部と放電領域とが交互に位置する場合に存在するべきである。支持突出部と放電領域とが交互に位置する列は(パターンabab...に基づいて)支持突出部と放電領域とが直接に次から次へ交互に位置する列である必要がない。各支持突出部および各放電領域が少なくとも1つの放電領域もしくは少なくとも1つの支持突出部を隣りに有する限り(すなわち例えばabbabbabb...又はaabbaabb...)、順次規則的に2つの支持突出部または2つの放電領域が生じる列も含まれる。
【0012】
支持突出部および放電領域は支持突出部と放電領域が交互に位置する列のこの方向において必ずしもぴったり同一直線上に位置している必要がなく、若干ジグザグ状に分布していてもよい。この平面に多数のその列が存在し、しかも互いに平行になっていると好ましい。さらに、前記平面に、前記方向に対して平行に位置していない第2の方向が存在し、この第2の方向に沿って同様に支持突出部と放電領域とが交互に位置する列が設けられていると好ましい。第1の方向における平行な列の群れと、第2の方向における平行な列の別の群れとが形成されていると好ましい。それによって、全体として、支持突出部と放電領域が交互に位置して構成される平面パターン(例えばチェス盤パターン模様)が生成する。
【0013】
上記規定において、さらに、支持突出部と放電領域が交互に位置する列が設けられている直線が、次に隣接する又はせいぜい次の次に隣接する放電領域の中心、又は次に隣接する又は次の次に隣接する支持要素の中心を結合すると好ましい。
【0014】
本発明の別の考えは、支持要素をもはや従来の技術のようにできるだけ均質に構成されたガス放電の遮光物と見なさないことにある。寧ろ、本発明により今や比較的多数である支持要素は最終的な輝度分布に責任を有する構造物に組込まれた構成要素として考慮されている。それゆえ、個々の放電領域の全構造は支持要素とそれによって惹き起される光学的変化と共に最適にされている。支持要素により原理上規則的に発生する陰は、支持要素が充分に多くの放電領域により取囲まれている場合、拡散体または他の均質化手段によって、支持要素を僅かしか使用していない従来の場合と同じに補償される。さらに、支持要素は以下において詳細に説明するように均質化のためにも利用でき、このために支持要素が光透過性材料から構成されていると好ましい。確かに支持突出部は発光体膜を備えることもできるが、(蓋板の残りに比べて)発光体を全体的に又は部分的に設けられていなくてもよい、例えば後から拭き取ることができる。これによって、発光体膜の避けられない吸光性が除去されるので、支持突出部は付加的に明るくなる。上記理由から、本発明によれば、支持要素と個々の放電とが、ランプの周縁部を除いて、それぞれほぼ同じ周囲を有する、すなわち例えば全ての支持部が同じパターンで直ぐに隣接する放電領域によって取囲まれるか又はその逆が行なわれる。
【0015】
局部的な構造物(放電領域のための優先個所)を除いて多少とも直線的に延びる条帯状電極を備えた電極群において、特定の条帯状電極の各側にある放電領域がそれぞれ支持要素によって分離されている、例えば放電領域と支持要素とが交互に位置している、すなわち放電の間にそれぞれ支持要素が設けられていると好ましい。特に簡単な例は支持要素と放電チャネルとからなるチェス盤パターン状の全体配置である。実施例はこれを明確に示しているが、しかし他の例も示している。
【0016】
全体的に直接隣接する支持要素間の間隔は30mmまたはそれ以下であると好ましい。放電区間および個々の放電チャネルの横方向長さの標準的な寸法の場合、この範囲には光学的に良好かつ非常に安定した支持要素パターンを形成できる。
【0017】
本発明の別の観点によれば、支持要素が単一部材で蓋板に一体成形された支持突出部であり、この支持突出部の外側輪郭が底板に対して垂直な少なくとも1つの切断面において底板へ向かって先細になっている。それによって、本発明は、関連した従来技術において通常板から独立したガラス玉の形を有する従来の支持要素とは異なっている。蓋板の本発明による支持突出部は蓋板の製造時に例えば深絞り加工、プレス又は他の適当な形状付与プロセスにおいて蓋板の成形部品として設けることができる。支持突出部は原理上後からでも一体成形できるが、本来のランプ組立て時に単一部材で蓋板と一緒に形成される方がよく、それにより2つの板の間に独立した支持要素を位置決め及び固定するために従来相当要した労力が除かれる。正に本発明のように多数の支持突出部が存在する場合には組立て労力が相当かかるであろう。しかしながら、例えば底板に支持突出部を固定するために、底板と支持突出部との間に(例えばガラスろうからなる)結合要素を設けることは有意義である。
【0018】
当然、蓋板との一体製造が最適である。支持突出部を、単一部材で底板と一体形成する場合に対して、単一部材で蓋板と一体形成することの利点は、支持突出部と一方の板との接触部によって輝度分布に避けられない或る陰が生じ、この陰が均質化に不利に作用するので補償されねばならないことにある。この補償は本発明者らの認識によればその陰を惹き起す接触部が蓋板の光出射面から離れていればいる程簡単になる。これは特に蓋板の上面にまたは蓋板の上方に拡散体または他の均質化要素を使用する場合に当てはまる。その均質化要素からの距離が大きければ大きい程、陰の光分解能が改善される。
【0019】
支持突出部の上述した輪郭は底板に対して垂直に延びる少なくとも1つの横断面に現れる。垂直方向は底板が平坦ではない場合には局部的に規定できない。先細によって、支持突出部は板に沿った方向において底板上にギリギリに位置する部位が底板から遠くに離れている部位よりも幅狭くなっている。この先細は特に支持突出部の全高さに該当する。当然のことながら、全ての存在する支持突出部は必ずしもここで説明した形状を有している必要がない。
【0020】
底板の範囲においてほっそりしたこの支持突出部は先ず小さな陰作用を示す。個々に局部化された放電チャネルが底板上に発生される場合、放電チャネルのための空間を空けることができ、これによって放電チャネルは支持突出部から十分に影響を受けずに存在できる。放電チャネルはその場合均質化のために好ましいように密に接近し、高い密度で配置され、大きな輝度で発生できる。最後に先細にされた輪郭は同様に蓋板の良好な光学特性を発生する(このことはまだ詳細に説明する)。良好な光学特性は冒頭で既に述べたように、多数の支持突出部はランプ設計の組込まれた構成要素として均質化に寄与し、支持突出部に関係なく均質化された構造物に対する障害物とは見なされない。
【0021】
付加的な陰を防止し、支持突出部のできるだけポシティブな光学作用を利用するために、この支持突出部が光透過性材料から構成されていると好ましい。支持突出部はその場合に当然全体的または部分的に発光体で被覆することができるが、これは残りの蓋板にも当てはまる。支持突出部と蓋板の残りとがガラスから構成されていると好ましい。
【0022】
支持突出部の形状が、先細になる断面を有する切断面が生じると共に、寧ろ支持突出部が底板へ向かって過度に大きく広がっている切断面が存在しないように設計されていると好ましい。換言すれば、これは、支持突出部の外面(いずれにしても外面の主要部分)が底板の放電空間側に位置していることを意味する。底板に対して垂直に延びるが支持突出部の周囲の主要部分を超えない、外面の個々の部位が生じていてもよい。その場合、外面は底板から蓋板まで延びる、すなわちここでは外面の小さな部分部位は話題にされない。
【0023】
支持突出部の外面は、支持突出部を切断し底板に対して少なくとも局部的に平行に蓋板と底板との間を延びる1つの平面に対して、特に少なくとも120°、好ましくは少なくとも130°、最も好ましい場合には140°あるいはそれ以上の角度を形成するべきである。この角度は上記平面に対して垂直な1つの切断面において底板に向かって規定される。この角度は鈍角として底板へ傾いている支持突出部の外面に関係している。その斜めに位置する外面によって一方では放電のためのスペースが支持突出部の、底板に隣接する下面の近くに作成され、他方ではこの斜めの外面は支持突出部の場合によっては可能な光学的機能のために重要である。
【0024】
つまり本発明による支持突出部が上述の斜めに延びる外面によって画成される場合、支持突出部は放電空間から突き当たる光の屈折によって又は支持突出部の中心部位に光を向けるために外面上の発光体膜の放射特性を適当に調整することによって光を受ける。それによって、底板への接触部によって生じる陰を消滅させることができる。
【0025】
さらに、支持突出部の配置と放電チャネルとの全体設計において、個別放電の、電極構造物によって予め与えられるパターンと共に、できるだけ均質な輝度の最適化が行われる。つまり、支持突出部と底板との接触部の陰作用のほかに、個別放電チャネルが一般的に支持突出部の下ではなく支持突出部の間に発生するようにも考慮できる。それによって、最大の紫外放射発生が支持突出部間に位置するようになる。光は光学的転向作用によって一部がこの範囲から支持突出部の範囲にもたらされ、それにより蓋板の上面には比較的均質な輝度が生じる。実施例は本発明のここで述べた観点をはっきり示している。
【0026】
既に述べたように、支持突出部は底板に向かって先細にされるべきである。支持突出部の、底板への接触部位ができるだけ幅狭いと最適であり、ここで用語“幅狭い”とは支持突出部のその他の寸法に比較した場合の寸法である。“幅狭い”は、例えば放電空間の高さの半分の高さにおいて支持突出部の(板に沿った)標準的な横方向寸法のほんの一部分(例えば1/3,1/4又は1/5より小さい)を形成する幅である。この幅狭さは底板の“局部的な”平面において少なくとも1つの方向に、好ましくは2つの方向に存在すべきである。すなわち、換言すれば、それは線状の幅狭い又はほぼ点状の接触面である。
【0027】
全く一般的に支持突出部は底板への当接面が若干大きい場合にも蓋板に沿ってほぼリブ状に延びるか又は板の寸法に比較して小さい範囲に制限され得る。前者の場合接触面が幅狭い際には一般的に線状の接触面ということができ、後者の場合ほぼ点状の接触面ということができる。リブ状の支持突出部は所定の安定化機能を有し、例えば蓋板は1つの方向に改善された撓み性を備えることができる。さらに、蓋板は、実施例においてさらに詳細に説明するように、放電分布への影響を高めるために放電空間内の特定の範囲を互いに分離するために使われる。すなわち、蓋板は電極構造物と共に個別放電のための優先個所を規定し、個別放電を同一電極に沿って互いに分離する。他方、板平面の2つの方向に局部的に制限された支持突出部は最少の陰作用を呈し、通常支持機能のためには十分である。
【0028】
それゆえ、局部的に制限された支持突出部のための優れた形状は、(場合によっては若干平らになっているか又は丸くされている)頂点が底板に接触する円錐によって又はピラミッドによって形成される。原理上、円錐およびピラミッドに関する任意の基本形状(すなわち任意に曲げられた面、多角形面、またはそれらの混合面)を採用できる。しかしながら、エッジによって光分布に或る程度の不均一性が形成されるので、殆どエッジのない支持突出部すなわち円錐が優れている。
【0029】
既に詳細に説明したように、支持突出部と底板との接触面をできるだけ小さくすることに努められる。製造方法(ガラスに形状を付与する際に丸くすること)または底板の機械的点荷重に起因する限界が存在し、それゆえ底板に対して支持突出部の本来の“鋭利な”当接が生じるのでなく、寧ろ少し丸くされた又は平らにされた当接が生じる。この丸み又は平坦性が支持突出部の大きさに比べて著しく重要ではない限り、それによって幅狭さの基本的な考えは妨げられない。
【0030】
いずれにしても本発明の優れた特徴は、支持突出部と底板との接触面が接触のみによる当接から生じることによって出来るだけ小さくされることにある。換言すれば、接着剤、ガラスろう等は接触面を必然的に若干拡大させるので、これらはできるだけ省略されるべきである。因みに、そのような補助材は通常、ランプ製造時に加熱によりガスを放出しそれによって放電媒体の純度保持のために大規模な排気過程を必要とする欠点を有する。本発明によりそのような物質が省略されると、製造は明らかに簡単になる。しかしながら、接触による当接の場合、支持突出部が他のいずれにしても必要な膜(底板上の例えば反射膜または発光体膜)内へ少し押込められるのが排除される。同じことは支持突出部自体の発光体膜に対しても当てはまる。
【0031】
支持突出部と底板との純粋に接触による当接は、板を互いに押圧させる機械的応力が通常発生しないので、得ようとする安定化作用のためには一般的に十分である。これは特に負圧の放電媒体を有する放電ランプを点灯するような技術的に興味のあるケースに当てはまる。その場合、支持突出部は外部の過圧によって底板に向かって押付けられる。
【0032】
最後に、本発明においてかかる放電ランプが、電極が交互に陽極として及び陰極として機能する両極性の電圧での点灯用に設計されていると好ましい。両極性の電圧での点灯によって、一般的に非対称な放電チャネルが時間平均的に対称な分布になり、それによって光均質化がより一層改善される。
【0033】
[図面の説明]
以下において実施例に基づいて本発明の具体的な説明を行なう。その際に開示される個々の特徴は図示された組合わせとは異なる組合わせにおいても本発明にとっては重要である。さらに、上述した説明および以下の説明における個々の特徴は本発明の装置的および方法的観点に関係している。詳細には次に通りである。
図1は個別放電と支持突出部との本発明による配置を示す概略平面図、
図2は図1の装置の図1のA−A線に沿った断面図、
図3は支持突出部と底板との接触部が概略的に示されている本発明による放電ランプの電極群の、図1の装置に対応する平面図、
図4は第2の実施例の、図1に対応する図、
図5は第3の実施例の、図1および4に対応する図である。
【0034】
図1は支持突出部と個別放電領域とのチェス盤パターン模様の配置を示す概略平面図である。番号1を付された円はA−A線に沿った断面図を示す図2において上側に位置する蓋板3に設けられた支持突出部の円形根元である。番号2は円錐形の支持突出部の、下側へつまり底板4へ向けられた頂点であり、図1において円の中心点を形成している。
【0035】
この実施例において蓋板3は深絞り加工されたガラス板である。蓋板3の上面は従って輪郭が蓋板3の下面と同じに成形されている。しかし、このことは必ずしも必要ではない。蓋板3の上面は平坦であってもよく又はそれとは異なる形状を有していてもよい。蓋板3(すなわち特に支持突出部)の形状の光学的作用の観点のほかに、とりわけ良好な製造性の基準を考慮する必要がある。
【0036】
図2は、深絞り加工された円錐形の支持突出部が比較的平坦に延びる側面を有する様子を示す。実際上図2においては垂直寸法が誇張して示され、それゆえ支持突出部は実際には図示されているものよりはもっと平坦になっているつまり形成されている。支持突出部は水平線とで明らかに120°以上、例えば130°以上または140°以上の(底板に向かっている)角度を規定している。それゆえ、この側面と底板との間の角度は小さい、すなわち60°以下、特に50°以下もしくは40°以下である。
【0037】
図1において、番号5は条帯状電極であり、この条帯状電極においては陽極と陰極との間に差がない。すなわち、条帯状電極は全体的に誘電体層によって蓋板3と底板4との間に形成されている放電空間から分離されている。この放電空間は図2において番号6を付されている。条帯状電極5は直線状セグメント部分から構成され鋸歯状または波状に延びる形状を有している。条帯状電極5の、直ぐに隣接する支持突出部間に位置する短いセグメント部分は主条帯方向に対して傾斜しており、図1,2において番号7を付されている放電領域を分離している。この部分が存在しない場合、放電領域は直に接触してしまう。これらの斜めに位置するセグメント部分間では放電領域7自身の範囲の条帯状電極が弱く刻まれた鋸刃形状を形成している。その鋸歯の先端はそれぞれ中心に位置している。この電極形状は最短の放電間隔の範囲(すなわち条帯状電極5の突出している先端間)において個々の放電を局部化するために重要である。この実施例の場合、各放電領域7において面積が変動し場合によっては多数の放電チャネルに分割された個別放電が発生される。
【0038】
この実施例から明らかなように、支持突出部1,2および放電チャネル7はそれぞれ同じ隣接装置(個別放電7もしくは支持突出部1,2)によって取囲まれている。その例外は放電ランプの縁部に位置する支持突出部1,2もしくは放電チャネル7だけである。
【0039】
図1に記入されたA−A線は交互に支持突出部1,2と放電チャネル7とを通って延びている。それが図2に示されている。直角なチェス盤パターン模様の配置によってここでは、大きなランプ構造から4つの水平の列と7つの垂直の列とを切取った一部分が図1に示されているように、多数の並んで位置する方向に支持突出部1,2と放電チャネル7とがそれぞれ交互に位置する列を有する簡単な配置が形成されている。図2において、個々の放電チャネル7は他の電極形状の場合には蓋板3の支持突出部1,2の下の範囲内にまで達するかもしれない。これは因みに図1において支持突出部頂点2を通って延びる垂直線に沿ったここには示されていない切断面に対しても当てはまる。図1において個々の放電チャネル7はほぼ正方形に描かれている。実際には個々の放電7の形状は他の形状であってもよい。
【0040】
ここに示されている条帯状電極5は因みに、個々の放電チャネルを局部的に決定することのほかに放電の調光性に関する良好な特性をも有する経過を持っている。このために2つのドイツ特許第19844720号および第19845228号明細書が参照される。調光機能は個々の放電チャネル7の平面面積の変化を伴い、それゆえこの放電チャネルは図1,2に示されているものよりも小さくできる。因みに、支持突出部1,2は同じ条帯状電極5の間に配置されている放電チャネル7を互いに分離している。支持突出部1,2の分離機能のために、この実施例における条帯状電極5の鋸歯形状は放電間隔(すなわち条帯状電極5間の間隔)に対して比較的小さく刻まれている。
【0041】
図3は電極5の群れを有する底板4の図1に対応した平面図を示す。しかしながら、図3には支持突出部1,2と放電チャネル7とがそれぞれ交互に位置する列を有する21本の垂直線および15本の水平線が設けられている完全な放電ランプが示されている。図3には底板4の平面が示されており、従って支持突出部はその頂点2がほぼ点形状で示されている。放電チャネル7は概要を理解し易くするために図示されていないが、しかし放電ランプの点灯時のために図1,2に示されているように形成されている。図3はさらに、条帯状電極5がそれぞれ交互に図3の右側に位置する母線端子10と図3の左側に位置する母線端子11とに導かれ、それらを介して共通に電子安定器に接続されることが示されている。
【0042】
さらに、図3には底板4の外側範囲に枠状構造物8が示されている。通常ここでは底板および蓋板とは独立したガラス枠体が使用されている。この実施例の場合、しかしながら支持突出部1,2の形成と同様に“枠体”8は蓋板3の突出部であるが1つの点に向かう円錐状ではなくリブとして形成されている。底板4との枠体リブ8の接触面は、この接触面において例えばガラスろうによって蓋板3と底板4との気密結合が行なわれなければならないので、或る程度の幅を有している。因みに、枠体リブ8が設置される部位としては輝度が既に減少している縁部が使用されるので、その範囲における陰作用は問題にならない。
【0043】
図3においてはさらに枠体リブ8の外側に、枠体の境界を示す直線9が位置している。枠体はリブ8の外側で上方へ折曲げられている。上方への折曲げ部の下には、ここでは外側に描かれている母線端子(母線構造物を有する)10,11が保護されて設置されている。因みに、枠体リブ8を設計する際、固定のために使用されたガラスろうの、接しているだけである支持突出部に対する厚みが考慮される必要がある。発光体膜は蓋板3の放電空間6側の面(すなわち図2においては蓋板3の下面)に設けられており、図3に示された境界の内部に位置する蓋板3を完全に覆っている。支持突出部1,2の外被面は同様に発光体によって覆われている。
【0044】
図4は第2の実施例として図1に対する変形例を示す。対応する部分には同一符号が使用されている。図1〜3に示された第1の実施例との相違は、支持突出部がリブ状特性を有し、すなわち直線に沿って当接していることである。従って、この実施例において支持突出部は番号12を付されている。補助線13は、この実施例において底板4上への支持突出部12の直線状当接がほぼ条帯状電極5上に位置していることを示している。条帯状電極5のジグザグ形状によって、条帯状電極5はそれぞれの支持突出部12の下で支持突出部の両側に交互に位置している。従って、隣接する条帯状電極間には放電7が形成され、しかもこの放電は綿密に条帯状電極5の、支持突出部によって覆われていない範囲で行なわれる。
【0045】
この実施例において、1つの特定の条帯状電極5から1つの特定の側へ発する隣接の放電チャネル7はそれぞれ支持突出部によって分離されている。この特徴は、複数の放電チャネルが集合して単一の放電チャネルを形成しないことにある。これはこの場合、支持突出部12がかかる隣接の個別放電7(2回)間の条帯状電極5を覆うことによって保証される。これとは異なり、前述の実施例における個々の隣接する放電チャネル7の合流は支持突出部1,2を放電チャネル自身間(すなわちその重心間)に空間的に配置することによって達成されている。
【0046】
因みに、この実施例は前述の実施例とは、支持突出部が図4の左側に示された断面図において波形に形成され若干丸くされて底板4に接触することが相違している。接触部のこのように丸くされた形状によって、同じ条帯状電極5に沿った放電領域間の分離機能が良好に生じる。因みに、この断面図において、(底板4上の垂直線の方向の)垂直寸法は誇張して示されている。実際には構造物はもっと平坦になって延びている。しかしながら、上記において既に何回も述べた120°の最低角度はこの実施例の場合には支持突出部の全高さに亘って生じていない。支持突出部の上側部位および下側部位は良好な角度範囲を有しているが、支持突出部の中間部位は実際には若干急傾斜している。
【0047】
図5に第3の実施例が示されている。太い実線で表された線は条帯状電極を示し、番号5を付されている。この実施例の場合、条帯状電極5は上述の2つの実施例のように軽い鋸歯に形成されておらず、その代わりに真っ直ぐに延びた形状を有している。寧ろ、条帯状電極5の“鋸歯周期”に基づいて、斜めに後退して延びる中間部分が設けられている。この中間部分はリブ状の支持突出部12の下で平行に位置している。リブ状の支持突出部12は因みに図4に示された第2の実施例の支持突出部と同じである。その経過は補助線13によって示されており、C−C線に沿った横断面図が図5の左側範囲に示されている。この場合も同様に、底板4とのリブ状支持突出部の接触部は若干丸くされている。これによって、条帯状電極5の、支持突出部12と底板4との接触範囲に位置する条帯片では放電が有効に防止される。これはこの実施例では特に重要である。何故ならば、支持突出部12の方向に沿って条帯状電極5間には、放電チャネル7が実際に生成されるべき個所における間隔よりも短い最少隣接間隔が形成されるからである。従って、この実施例において支持突出部を若干丸くして(又はその代わりに若干平らにして)底板12上へ当接させることは、条帯状電極5の特定の部分を“遮断する”ためには好ましいことである。
【0048】
図5の左側に示された断面図において垂直寸法は誇張して示されている。ここでも同様に、実際の構造物は若干平らである。支持突出部によってその高さに沿って規定された角度に対しては図4で述べたことが当てはまる。いずれにしてもこの実施例の場合、支持突出部12の丸くされた下側部位はもっと若干幅広く形成されており、条帯状電極5の相応する部分を良好に覆うことができる。
【0049】
条帯状電極5の特殊な形状によって、第1および第2の実施例におけるチェス盤パターンの配置に比較して、個別放電7の非常に密接した区域が生成される。図5の断面図において図示された個別放電7は斜めの角度で切断されている。従って、個別放電7は図2および4における放電の断面図に比較して同じようには底板からはっきり浮上がって見えない(本発明は通常のケースでは表面放電ではなく、放電空間の容積内に発生し或る程度のアークを形成する放電である)。しかしながら、実際には放電7は同様にその中央部位が底板4か少し離れているが、これはもはや図面には示されていない。
【0050】
3つの全ての実施例は、従来の放電ランプに比較して支持突出部が極めて密接して配置されていることによって大きな板安定性を有する点で共通している。それによって、蓋板3および底板4は比較的薄く設計できる。因みに、実施例において、図3に示されているように、底板4と蓋板3との間に独立した枠体を使用することは必要でない。支持突出部と蓋板とを単一部材にて実施することによって、組立て労力が劇的に減少し、製造時間が明らかに短縮する。
【0051】
因みに、実施例において示された支持突出部はそれぞれ本発明にとって重要な形状を有している。全ての実施例において、支持突出部は蓋板3から底板4へ向かって先細りにされて延びている。この先細りは第2および第3の実施例におけるリブ状支持突出部の場合にはリブ方向に直角に行なわれており、第1の実施例における円錐状の支持突出部1,2の場合には板に対して垂直な各断面において行なわれている。第1の実施例の場合、底板4と支持突出部の外被面との間には40°の角度が形成され、その場合支持突出部の外被面は全体的に底板4側に位置している。これはその外被面と放電空間を通る上記において既に説明した、底板に平行な面との間に140°の角度を含み、140°のこの角度は底板側に規定されている。
【0052】
この実施例の場合のように、蓋板3が支持突出部1、2もしくは12を含めて発光体で被覆されると、可視光の放射特性が底板4との接触部に起因する陰を明るくする。すなわち、光が周囲から支持突出部の中心部へ向けられる。補助的に同様に光学的に有効な構造物が蓋板3の上面またはその上方に設けられていてもよい。この光学的に有効な構造物は蓋板3内に組込むかまたは独立した要素として設けることができる。
【0053】
蓋板3が発光体で被覆されていない場合にも、底板4に斜めに面する支持突出部1,2および12の外被面での光屈折によって類似の作用が生じる。その際、支持突出部はそれぞれ放電チャネル7のできるだけ一様な配置によって取囲まれている。それによって、第1の実施例においては、各支持突出部1,2がその周りに一様に分配された4つの放電チャネル7からの光を受入れ、それにより支持突出部1,2は放電ランプの縁部を除いて放電ランプ内で見分けられなくなる。図4に示された第2の実施例においては、支持突出部12は放電チャネル7でその両側へ進む光を供給され、その場合付加的な均質化が交互配置によって与えられる。図5に示された第3の実施例は、交互配置に加えて、放電チャネルが密接して位置し、それにより放電のない範囲はより小さくなる点で一層改善されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による放電ランプの第1の実施例を示す概略平面図
【図2】 図1の装置の図1のA−A線に沿った断面図
【図3】本発明による放電ランプの電極群の平面図
【図4】本発明による放電ランプの第2の実施例を示す図
【図5】本発明による放電ランプの第3の実施例を示す図
【符号の説明】
1 円形根元
2 頂点
3 蓋板
4 底板
5 条帯状電極
6 放電空間
7 放電領域、放電チャネル

Claims (17)

  1. 底板(4)と、少なくとも部分的に光透過性である光出射用の蓋板(3)と、底板(4)と蓋板(3)との間に形成され放電媒体を収容した複数の放電空間(6)と、放電媒体内に個々に局部化された誘電体バリア放電領域(7)を発生するための電極群(5)とを備え、前記蓋板は、底板に対して支持する一体化された複数の支持要素(1、2、12)を有し、この蓋板の上面の輪郭が下面の輪郭とほぼ同様に形成され、前記電極は、ジグザグまたは波形の形状をしており、前記放電領域と支持突出部が互い違いのパターンに配置されていることを特徴とする放電ランプ。
  2. 前記複数の支持突出部(1,2,12)が、円錐状またはピラミッド状に形成され、これらの円錐状またはピラミッド状の頂点が前記底板に接している請求項1記載の放電ランプ。
  3. 前記複数の支持突出部(1,2,12)と放電領域とが、チェス盤パターンに配置されている請求項1記載の放電ランプ。
  4. 前記複数の支持突出部(1,2,12)と放電領域とが複数の列に配置され、それぞれの列で支持突出部(1,2,12)と放電領域とが、交互に配置されている請求項3記載の放電ランプ。
  5. 前記複数の支持突出部(1,,12)と放電領域とが複数の列に配置され、それぞれの列で1つの放電領域と2つの支持突出部(1,2,12)が交互に配置されている請求項1記載の放電ランプ。
  6. 前記複数の支持突出部(1,,12)と放電領域とが複数の列に配置され、それぞれの列で2つの放電領域と1つの支持突出部(1,2,12)が交互に配置されている請求項記載の放電ランプ。
  7. 前記電極群が、直線的な経路のセグメントで構成されている請求項記載の放電ランプ。
  8. 前記複数の放電領域と支持突出部(1,2,12)が1組の平行な列で第1の方向に、また他の1組の平行な列で第2の方向に配置され、それぞれの列で放電領域と支持突出部が交互に配置されている請求項記載の放電ランプ。
  9. 前記蓋板が、蛍光性の被膜を有し、前記支持突出部は少なくとも部分的に蛍光物質を含まない請求項1記載の放電ランプ。
  10. 直接に隣接する支持突出部(1,2,12)間の間隔が、30mm以下である請求項1記載の放電ランプ。
  11. 前記支持突出部が、底板に対して垂直な、少なくとも1つの切断面において傾斜している請求項1記載の放電ランプ。
  12. 前記電極が、放電領域において鋸歯状である請求項7記載の放電ランプ。
  13. 底板(4)と、少なくとも部分的に光透過性である光出射用の蓋板(3)と、底板(4)と蓋板(3)との間に形成され放電媒体を収容した複数の放電空間(6)と、放電媒体内に個々に局部化された誘電体バリア放電領域(7)を発生するための電極群(5)とを備え、前記蓋板は、底板に対して直線状に支持する一体化された複数のリブ状の支持要素(1、2、12)を有し、この蓋板の上面の輪郭が下面の輪郭とほぼ同様に形成され、前記電極は、ジグザグまたは波形の形状をしており、前記放電領域と支持突出部が互い違いのパターンに配置されていることを特徴とする放電ランプ。
  14. 前記電極が、部分的に前記突出部で覆われている請求項13記載の放電ランプ。
  15. 前記支持突出部が、隣接する放電領域間で電極を覆っている請求項14記載の放電ランプ。
  16. 前記電極が、ジグザグ形状であり、斜め方向へ延びる中間セグメントを有し、この中間セグメントがリブ状の支持突出部と平行にその下側に延びている請求項13記載の放電ランプ。
  17. 前記放電領域が、チェス盤パターンに配置されている請求項13記載の放電ランプ。
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