JP4610829B2 - 二つのカメラ軸外し目追尾装置 - Google Patents
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Description
関連特許出願
本願は、米国前置特許出願第60/158576号(1999年10月7日出願)の優先権を主張するものである。
【0002】
発明の背景
本発明は、目の計測に関するものであり、特定的な実施例において、レーザー眼治療中に、目の位置を計測するための方法、システム及びデバイスを提供するものである。
【0003】
現在、レーザーベースのシステムは、視覚欠陥を矯正するために、角膜表面の眼科的な治療に使用されている。このシステムは、所望の角膜形状変化を達成するためにレーザーを使用する。レーザーは、光分解切除のような技術を用いて角膜組織の薄い層を除去する。このレーザー眼治療技術は、光屈折角膜切除、光治療角膜切除、レーザー角膜曲率形成(LASIK)などのような処置に有用である。
【0004】
患者の組織の動きを追尾又は追従できる能力は、レーザー眼治療システムに望まれる特徴のようにみられる。目の動きは、意識的な動きと無意識的な動きの両方を含む。言い換えると、目は、患者が視覚目標上に“定常的に”固定したままでいるときでさえも動く。レーザー眼治療中に目を追尾することが提案され、全体的な目の不動状態を達成させるように試みる不快な構造物が省かれた。追尾は、既知のレーザー眼治療処置を向上し、乱視治療のような新しい処置も容易に行い得る。
【0005】
様々な構造物と技術が、目の動きの追尾、及び角膜組織にわたるレーザービームの走査の両方で提案されてきた。例えば、線形アレイ目追尾システム及び方法が、係続中の米国特許出願第09/365428号(1999年8月2日出願)に記載される。この開示の全ては、ここに参照文献として組み入れられる。目の動きを追尾するための他のシステム(特に、レーザー眼治療に使用するためのもの)が、米国特許第5865832号、同第5632742号及び同第4848340号に記載される。これらの開示の全ては、ここに参照文献として組み入れられる。
【0006】
“オフセット結像”走査システムの一例が欧州特許出願公報第628298号に記載される。この開示の全ては、ここに参照文献として組み入れられる。このオフセット結像システムによって、比較的大きいビームが角膜表面上に精度よく指向され、特に、走査又はオフセット結像システムが、レーザービームをプロファイル(profile)するための一つ又はそれ以上の可変アパーチャと組み合わされるときに、近視、遠視、乱視及びこれら視覚欠陥を組み合わせたものを軽減する。係続中の米国特許出願第09/274499号(1999年3月23日出願、“Multiple Beam Laser Sculpting System and Method”)に記載されるように、レーザービームは、複数のビーム片に理想的に分離され、切除エッジ付近の不連続を最小化し得る。この開示の全ては、ここに参照文献として組み入れられる。他の走査システムが、米国特許第5556395号、同第5683379号、同第5391165号及び同第5637109号に記載される。この開示の全ては、ここに参照文献として組み入れられる。
【0007】
角膜を整形して視力を向上することの有効性と安全性の両方が既知の走査システムによって判明されてきたが、目の追尾能力を既知のレーザー眼治療システムに一体化させることに付加的な課題があることが、本発明に関連する作業によって示された。例えば、既知のレーザー眼治療システムは、光学結像経路を含み、この光学結像経路は、レーザーデリバリシステムの光学素子と同軸であり、またこれら素子を共有する。結像ベースの追尾システムの使用が提案されてきたが、これは、光学経路を共有し、利用可能な結像コントラストを制限し、したがって、追尾配列の効率を制限するものである。
【0008】
このように、改良レーザー眼治療システム、デバイス及び方法を提供することが望まれている。また、特に、レーザー眼治療とともに使用するための改良目追尾技術を提供することが望まれる。この追尾装置は、横方向の追尾と、光軸に沿った目の位置に注目した情報とを理想的に与える。これら改良物が、理想的にレーザーデリバリシステムを変更せずに、追尾効率を高め、目追尾能力を既知のレーザー眼治療システムに組み入れることができる場合に、特に利益がある。
【0009】
発明の概要
本発明は、改良レーザー眼治療及び/又は目追尾システム、方法及びデバイスを提供するものである。本発明は、二つのイメージ捕獲デバイスを使用するものである。これらイメージ捕獲デバイスの両方は、目の光軸、及び/又は任意のレーザーデリバリシステムの光軸から外れたところに配列される。これは、特に、目の瞳孔を追尾するために赤外線結像を使用するときに、電荷結合素子(CCD:charge couple device)を有するカメラのようなイメージ捕獲デバイスのための結像コントラストを高める。二つの軸外しカメラは、目の二つの直交する横軸に沿った瞳孔の動きを追尾する(XY追尾という)ために独立的に使用され、また光学/処置又はZ軸に沿った目の位置を指示し得る。
【0010】
第一の態様では、本発明は、患者の視覚の所望の修正を行うように、目の角膜組織を整形するための装置を提供する。この装置は、角膜組織に向けてエネルギーストリームを選択的に指向するエネルギーデリバリシステムを含む。第一及び第二のイメージ捕獲デバイスが、目に向けられる。プロセッサが、イメージ捕獲デバイスをエネルギーデリバリシステムへ接続する。エネルギーデリバリシステムは、第一のイメージ捕獲デバイスによって感知された目の動きに応答して第一の軸に沿ってエネルギーストリームを横に偏向する。また、エネルギーデリバリシステムは、第二のイメージ捕獲デバイスによって感知された目の動きに応答して第二の軸に沿ってエネルギーストリームを横に偏向する。
【0011】
エネルギーストリームは、治療軸を決定し、目は、第一及び第二のイメージ捕獲デバイスの第一及び第二の視野内に配列される。これら視野は、好適に、治療軸から角度的にオフセットされ、典型的に、約90°だけ、治療軸を中心として周囲方向に沿って、相互に周囲的にオフセットされる。
【0012】
第一のイメージ捕獲デバイスが、目のX軸に沿った目の動きを計測するために使用される場合、第一のイメージ捕獲デバイスは、好適に、XZ平面に沿って配列され、YZ平面から角度的にオフセットされる。同様に、第二のイメージ捕獲デバイスが、目のY軸に沿った目の動きを計測するために使用される場合、第二のイメージ捕獲デバイスは、好適に、YZ平面に沿って配列され、XZ平面から角度的にオフセットされる。第一及び第二のイメージ捕獲デバイスのオフセット角度は、典型的に、約10°〜70°の範囲にある。オフセット角度は、約15°〜65°の範囲にあり、好適に、約20°〜50°の範囲にあり、より好適に、約25°〜45°の範囲にある。実施例では、オフセット角度は27°である。
【0013】
他の態様では、本発明は、目の動きを感知するための装置を提供する。目は、光軸と、第一及び第二の光学的な横軸とを有する。装置は、第一のイメージ捕獲デバイスと第一のプロセッサモジュールとを有する第一の追尾装置を含む。第一のイメージ捕獲デバイスは、第一の結像軸に沿って目に向けられる。第一の結像軸は、光軸から角度的にオフセットされる。第一のプロセッサモジュールは、第一の結像軸に対する目の横の動きを指示する第一の信号を生成する。第二のイメージ捕獲デバイスと第二のプロセッサモジュールとを有する第二の追尾装置も与えられる。第二のイメージ捕獲デバイスは、第二の結像軸に沿って目に向けられる。第二の結像軸は、光軸から角度的にオフセットされ、光軸を中心として周囲方向に沿って第一の結像軸から離れて配列される。第二のプロセッサモジュールは、第二の結像軸に対する目の横の動きを指示する第二の信号を生成する。
【0014】
第三のプロセッサモジュールが、第一及び第二の追尾装置に接続され得る。第三のプロセッサモジュールは、第一及び第二の信号から、第一及び第二の横軸に沿った目の横の変位を計算し、光軸に沿った動きの計算を可能にする。
【0015】
方法の態様では、本発明は、光軸と、第一及び第二の横軸とを有する目の動きを感知するための方法を提供する。方法は、第一のイメージ捕獲デバイスで第一の横軸に沿った目の動きを感知することを含む。第一の捕獲デバイスは、光軸からオフセットされる第一の結像経路に沿って配列される。第二の横軸に沿った目の動きは、光軸からオフセットされる第二の結像経路に沿って配列される第二のイメージ捕獲デバイスで感知される。第二の結像経路は、光軸を中心として周囲方向に沿って第一の結像経路から変位される。
【0016】
好適に、レーザーエネルギーのパターンが、目の光学的な特性の所望の変化を行うように、目に向けて指向される。レーザーエネルギーは、第一及び第二のイメージ捕獲デバイスから感知された目の動きに応答して横に変位され、目が移動したときに、パターンと目との間のアライメントを高める。光軸の目の位置及び/又は動きが、第一及び第二のイメージ捕獲デバイスからの情報を使用して計算され得る。幾つかの実施例では、目の動き感知システム及び/又はレーザービーム偏向システムは、目の最も速い無意識的又は微動的な動きを追従するのに十分に速く移動し得ない。ただし、視覚固定中の無意識的な目の動きに関連する速さにある目の動きは有効に追尾される。
【0017】
特定的な実施例の説明
本発明は、特に、レーザー眼治療に使用するための、目の動きを感知するための改良方法を提供するものである。本発明のシステムは、二つの軸外しイメージ捕獲デバイスを含む。各イメージ捕獲デバイスは、関連する目の動きの横軸に沿った目の動きを感知する。イメージ捕獲デバイス(カメラというときもある)は、典型的に、レーザーシステムの治療軸と同軸(同軸である必要はない)の目の光軸から外れて配列される。二つの軸外しカメラシステムは、水平方向及び垂直方向の動きを参照して説明される。ここで使用されるように、水平方向の動きは、患者に対して左から右又は右から左の運動であり、垂直方向の動きは、患者に対して内外方向に沿った動きである。ここで、第一及び第二のイメージ捕獲デバイスに関連した第一及び第二の動き軸は直交する必要がなく、(これらが直交するX及びYの横方向の方位を形成するときのように)これら動き軸が直交しても、水平方向及び垂直方向の方位に整列される必要がない。
【0018】
図1を参照する。視覚治療システム10が、水平方向及び垂直方向の追尾装置11h、11vを有する。各追尾装置11は、カメラ13、及び関連する追尾プロセッサ15を含む。以下、これら構成成分を水平カメラ11h、垂直カメラ11vなどとよぶ。
【0019】
視覚治療システム10は、典型的に、レーザー20も含む。レーザー20はレーザービーム26を生成し、レーザービーム26は光デリバリシステム28によって目Eに向けて選択的に指向される。光デリバリシステム28は、コンピュータ14からのコマンドに従って目Eの角膜組織にわたってビーム26を走査する。コンピュータは、第一及び第二のステージ枢動システム22、24(後述する)の角位置を変化させ、これにより、ビーム26が目Eにわたって走査される。変形例では、コンピュータは、ガルバノメータのモータ、又は他の任意の走査機構を使用して一つ又はそれ以上のミラーを枢動させることによってビームを走査し得る。選択的に、コンピュータ14は、一つ又はそれ以上の可変アパーチャをさらに使用して、ビーム26をプロファイルし得る。
【0020】
図1に示すように、システム10は、コンピュータ14に接続されるパーソナルコンピュータ(PC)ワークステーション12を含む。レーザー治療システム10は、機構学的及び光学的な構成成分(幾つかについては後述する)からのフィードバック信号を発生する複数のセンサ(符号16で示す)を含む(これらについては、欧州特許出願公開第628298号に記載され、これは、参照文献として組み入れられる)。また、PCワークステーション12とコンピュータ14とが信号プロセッサ構造体に兼備されてもよいし、またこれら構造体によって発揮される処理機能が、様々な代替設備に配分されてもよい。同様に、追尾プロセッサモジュール15が、コンピュータ14とは別の一つ又はそれ以上のプロセッシング構造体を含み、又は、様々なプロセッシングアレンジメントとともに又は単一のプロセッサのようにコンピュータ14に一体化され得る。コンピュータ14は、機械読取コードで本発明の方法を実施するタンジブル(tangible)媒体21を含み得る。適当な媒体は、フレキシブルディスク、コンパクト光ディスク(CD)、交換可能のハードディスクなどを含む。他の実施例では、コードは、インターネットのような通信手段や、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアなどのように格納されたものからダウンロードされ得る。
【0021】
追尾プロセッサモジュール15及びセンサによって与えられた信号に応答して、また、光学的な欠陥を軽減するために目に施されるべき整形に従って、コンピュータ14は、モータ駆動装置18とレーザー20にコマンド信号を送る。これらコマンド信号に応答して、モータ駆動装置は、信号を発生して、第一のステージ枢動システム22と第二のステージ枢動システム24の方位角を変化させること、近視を修正するために可変径アイリスのサイズを変化させるようにレーザーデリバリシステムの他の構成成分を作動させること、レーザービームの幅を変化させるように一対の平行なブレードの間の距離を制御すること、遠視を修正するために、これら平行なブレードと矩形のビームの方位角を回転させること、等を行う。コンピュータ14は、(典型的に、第一及び第二のステージ22、24の移動により)ビームの再位置決めを行うために、モータ駆動装置を駆動することによって整形処置中の目の横の動きを補償し、目に指向されるべきレーザービームの治療パターンが、目の意識的及び/又は無意識的な動きの間、目に整列される。
【0022】
水平及び垂直カメラ13は、ビーム26の治療軸からオフセットされる結像経路に沿った目のイメージを捕獲する。これらカメラは、典型的に、赤外線感知電荷結合素子(CCD)を含み、追尾プロセッサモジュール15に送られるイメージ信号を生成する。追尾プロセッサモジュールは、目の特徴点の位置を計算し、その位置を指示する信号をコンピュータ14へ送る。これら信号は、レーザーシステムに対する特徴点の絶対位置、特徴点の相対位置、特徴点のサイズなどを含む。幾つかの実施例では、位置的な情報は、特徴点の速度、特徴点の加速度などを含む。確認追尾システム機能が目のより速い無意識的な微動の動きを追尾するために望まれる場合、カメラ13は、サンプリングレートが約250Hz又はそれ以上の高サンプリングレートのイメージ捕獲デバイスを含み得る。
【0023】
典型的な光デリバリシステム28を図2に示す(ただし、関連する支持構造体は省く)。ミラー30a、30b(ミラー30a、30b、・・・をミラー30で表す)が、空間的及び時間的積分器32と可変アパーチャ34とを通じて、レーザービーム26を走査機構36に入力する。走査機構36(第一及び第二のステージを含む)は、XY平面において、目Eの角膜の表面にわたって横にビーム26を選択的に偏向させる。比較的大きいビーム断面を有するレーザーシステムが示されるが、追尾システムも、小スポット走査レーザーを有するこれらを含む様々なレーザー眼治療システムに利点を与える。
【0024】
様々なレンズが、結像すること、顕微鏡Mなどを使用して処置を観察すること、等のために与えられ得る。追尾システム11が、目Eの動きをモニターし、コンピュータ14が、目の動きを補償して、処置領域の意図とする部分を精度よく切除する。特に利点のある目追尾装置は、ISCAN,INC.(マサチューセッツ州バーリントン)から商業的に入手可能である。理想的に、追尾システム11は、VISX,INC.(カリフォルニア州サニーベール)から商業的に入手可能なレーザー眼治療システム(VISX STAR(商標)、及びVISX STAR S2(商標))に一体化するのに適している。変形的に、本発明の追尾システムの実施例は、CHIRON VISION(カリフォルニア州アーバイン)、NIDEK Co.,Ltd.(日本国、蒲郡)、LASER SIGHT,Co.,Ltd.(フロリダ州オーランド)、AUTONOMOUS TECHNOLOGIES CORPORATION(フロリダ州オーランド)などから商業的に入手可能のレーザーシステムに組み入れられ得る。
【0025】
レーザー20は、約193nmの波長をもつレーザーエネルギーを発生するアルゴン−フッ化物エキシマレーザーのようなエキシマレーザー(ただし、これに限定されない)を含み得る。変形的なレーザーシステムは、周波数逓倍固体レーザーのような固体レーザー、フラッシュランプ及びダイオードポンプ固体レーザーなどを含み得る。例えば、固体レーザーは、約188−240nmの波長を発生するUV固体レーザーを含み得る。これらは、米国特許第5144630号及び同第5742626号に開示され、また、“Tunable UV Radiation at Short Wavelengths (188-240nm) Generated by Frequency Mixing in Lithium Borate”(Appl. Phys.、529頁〜532頁、1995年、Borsuztkyら)に開示される。様々な変形的なレーザーも使用され得る。レーザーエネルギーは、一連の離散的なレーザーパルスのように形成されるビームから構成され、パルスは、複数のビーム片に分離され得る。
【0026】
図2は、水平及び垂直カメラ13h、13vの位置及び方位も示す。水平カメラ13hは、主に、目のX軸に沿った目Eの動きを計測し、図示のように、YZ平面に沿って位置され、XZ平面からオフセットされる。垂直カメラ13vは、主に、Y軸に沿った目Eの動きを計測し、図示のように、XZ平面に沿って配列され、YZ平面からオフセットされる。水平及び垂直カメラ13h、13vは、カメラの視野内に中心付けられる光学イメージ経路17に沿って目Eに向けて指向され、これら光学経路は、関連するカメラ構造のレンズによって決定される。
【0027】
追尾プロセッサモジュールとともに水平及び垂直カメラは、ISCAN,Inc.(マサチューセッツ州バーリントン)から商業的に入手可能の追尾システム又は他の類似のシステムを含む。適当な追尾システムは、位置センサ、及びセンサからの信号に応答して位置信号を生成するためのプロセッサを含む。好適な追尾システムは、典型的に、二次元光学位置センサを含み、目をセンサに結像するための光学素子を含む。システムの一例は、MICROSOFT(商標)のウィンドウズ(登録商標)エヌティのようなコンピュータ14上で実行するオペレーションシステムと相性のよいソフトウェアドライバーと、赤外線CCDカメラ及びパーソナルコンピュータインターフェース(PCI)カードの両方とを含む。カメラ13は、12ボルト電源で動作するプリント回路ボード(縦横1.25インチ、厚さ0.3インチ)を含む。寸法の比較的大きい又は小さい変形的なカメラ構造物は、様々な電源により動作され、可視又は他の波長範囲の光を感知し得る。上述したように、カメラは、イメージ信号を、関連する追尾プロセッサ15へ与える。これは、典型的に、追尾カードの形態にある。
【0028】
使用の際には、目Eは、符号19で示す赤外線発光源で照らされる。赤外線源19は、好適に、一つ又はそれ以上の赤外線発光ダイオード(LED)を含む。実施例では、照明が、三つの赤外線LEDのうちの二つのバンクによって与えられる。各LEDは、約80maの電流を消費する。発光ダイオードのこれらバンクは、選択的に活動され得る。右目がレーザーシステムの治療軸に整列したときにのみ、LEDのうちの一方のバンクが活動され、左目が治療軸に整列したときにのみ、他方のバンクが活動される。LEDは、典型的に、カメラから90°(経度)内にあり、好適に、カメラ13よりも比較的大きい方位角度(垂直からの緯度)を有する。
【0029】
赤外線源19による赤外線発光の下では、目Eの瞳孔は、カメラ13に対して比較的暗くなり、赤外線エネルギーが、この鮮明な構造物によって直接的に反射されない。水晶体と強膜の両方を含む瞳孔周囲の領域は、赤外線発光下において、カメラ13に対して、より明るい影を与え、これにより、追尾のための瞳孔の高コントラストイメージが生成される。
【0030】
目Eの周囲の照明が、処置中に変化し得るので、追尾される瞳孔サイズも変化し得る。瞳孔サイズの変化を考慮するために、動的スレッショルド化が、例示する商業的に入手できる追尾カメラの高い利点的な特徴である。動的スレッショルド化は、スレッショルドを調節している間に瞳孔サイズを決定することによって達成される。
【0031】
上述したように、走査機構36は、好適に、カメラ13により感知された目Eの動きに応答してビーム26を横に偏向させる。図4に、走査機構を最も明瞭に示す。走査機構36は、第一の軸42及び第二の軸44に関して結像レンズ40を枢動することによって、レーザービーム26を横に偏向させる。より特定的に、走査機構36は、ブラケット46の形態にある固定支持構造体を含む。第一のステージ48は、ブラケット46と相対的に第一の軸42に関して枢動し、第二のステージ50は、第二の軸44に関して第一のステージ48と相対的に枢動する。
【0032】
偏向されていないビーム軸26aからのビーム26の偏向は、図4(a)及び(b)を参照して理解できる。ビーム26の外側でビーム26に沿って伸びる枢動軸に関して第一及び第二のステージを枢動することによって、結像レンズ40が、初期のビーム軸26aからの可変距離Dだけ変位される。初期の軸26aから結像レンズ40を変位させると、可変アパーチャ34のイメージ52が初期の軸26aからオフセットされたアパーチャイメージ52´へと変位する。アパーチャイメージの移動の量と方向は、レンズのオフセットDの量と方向に関連する(ただし、比例する必要はない)。よって、角膜の表面にわたってアパーチャイメージ52の位置を変えるために、好適に、レンズ40を移動するオフセット構造体は、レンズを、図4に示すように、初期の軸26から上下方向に直接的に移動し、また図面の前後方向にも移動し、これにより、角膜組織にわたるXY平面での切除レーザーエネルギーの走査を可能する。変形的なレーザーデリバリシステムがコントラストプロファイルを有するビームを走査するか、又はビームプロファイル及び強度は、可変逓倍システムによって変化され得る。したがって、本発明は、可変アパーチャのないシステムを含む。
【0033】
走査機構36のXY走査能力は、さらに、図4及び5を参照して理解できる。第一のステージ48は、枢動関節54によってブラケット46に枢動可能に取り付けられる。枢動関節54は、第一の枢動軸又は軸42を定め、第一のステージは、第一のステージの駆動面58と、モータ56との間の動力伝達係合により、第一の枢動軸に関して回転する。また、エンコーダ60が、駆動面58と係合し、第一のステージの方位角に関して、コンピュータ14に対してフィードバックを与える。第二のステージ50は、第二の枢動軸又は軸44を定める他の枢動関節54によって第一のステージ48に取り付けられる。結像レンズ40は、第二のステージ50に取り付けられ、第一のステージが経路60aに沿って枢動軸42に関して枢動すると、結像レンズは第一のステージとともに移動する。
【0034】
第二の軸に関して結像レンズの位置を角度的に変えるために、モータ56が、第一のステージ48に取り付けられ、第二のステージ50の駆動面58に動力伝達係合される。コンピュータ14に対するフィードバックは、第一のステージ48にも取り付けられるエンコーダ60によって再び与えられる。
【0035】
ブラケット46と相対的な第一のステージ48の枢動運動によって、結像レンズ40は、初期のビーム軸26aのいずれかの側に第一の弓形の経路60aに沿って枢動軸42に関して変位される。目の角膜の表面上の処置領域内の任意の位置にレーザービーム26のXY走査を与えるために、第一のステージ48に取り付けたモータ56は、枢動軸44に関して第二のステージ50を枢動し、これにより、オフセットされたレンズ40が、第一の弓形の経路と交差する第二の弓形の経路60bに沿って移動される。実施例では、枢動軸42、44は、約90°だけ、初期のビーム軸26aに関してオフセットされ、第一及び第二の弓形の経路60a、60bも約90°で交差する。
【0036】
角膜の表面付近のXY平面上にアパーチャイメージを精度よく位置決めすることは、第一及び第二の枢動軸42、44に関してレンズの角位置を調節することによるイメージの弓形の運動に配慮するべきである。言いかえると、これら枢動軸は、図5を参照して理解できるように、XY方向に移動を近似し、相補的なステージの付加的な移動によるビームの偏向の非線形性を補償する。様々なアルゴリズムが、本発明の二軸枢動結像レンズ支持体の弓形のビーム偏向を補償するために使用され得る。コンピュータ14は、走査機構36の運動学的な構造と、レンズ40の光学的な性質とに基づいて、レーザービームの実質的に弓形の移動を簡単に模擬し得る。変形的に、離散的なXY目標座標の第一及び第二のステージの所望の角位置と、離散的な表の入力値の間で使用される標準的なインターポレーションルーチンの対照表が作られ得る。
【0037】
図1に示すシステムのコンピュータ14は、水平及び垂直カメラ13h、13vによって感知された瞳孔の位置に一部基づいて第一及び第二のステージの所望の角度位置を計算する。好適に、コンピュータ14は、図6を参照して理解できる計算を使用して、目及び/又はレーザーデリバリシステムの光軸に対する瞳孔の位置を決定する。これら計算は、カメラの結像レンズによって示される水平カメラ13hのために示される。ここで、垂直カメラは、同様の計算を使用し得る。ただし、垂直カメラ13vがZ軸、目Eの光軸及び/又はレーザービーム26の治療軸に関して水平カメラからオフセットされる位置90°に位置されることを意図とする。水平カメラ13hが380個の水平画素と、350個の垂直画素とを有すると、カメラXHの水平軸がX軸に沿って整列される。コントラストが高められている間、この所望の計測軸に沿った歪みを最小化するために、水平カメラ13hは、XY平面に沿って配列され、角度xだけYZ平面からオフセットされる。xは、約10°〜約70°の範囲、通常約15°〜65°の範囲、好適に約20°〜50°の範囲、理想的に約25°〜45°の範囲にあり、実施例では、約27°である。
【0038】
図6に示されるような下記の計算に使用される変数の幾つかを最初に紹介する。水平カメラ13hは、FOVyで示す幅と、FOVxで示す高さとを有する実質的に矩形の形状にある目Eの領域又は視野(FOV)を結像する。この視野内に結像される目の表面の領域は、カメラに対してxの角度にある。視野の中心70は、距離rだけカメラ13hから分離され、視野の上部エッジは、距離aだけ治療軸70から分離され、視野の側部エッジは、距離bだけ治療軸70から分離される。視野FOVのコーナーは、距離di(i=1、2、・・・)だけカメラ13hから分離される。視野がYZ平面に関してほぼ対称であるとき、二つの対象の距離は、図示のように、d1とd2である。
【0039】
ここで、xは、目の座標系のX軸に沿った瞳孔の座標であり、yは、目の座標系のY軸に沿った瞳孔の中心の座標である。最初に、水平カメラのY成分と、垂直のX成分との修正スケールファクタScalexを決定する。スケールファクタは、y値を計算するために使用される。水平カメラから下記の式1を使用する。ここで、xは、垂直カメラによって与えられるx成分に等しく、yHは、水平カメラによって与えられるy成分に等しい。
【数1】
スケールファクタを決定するために、最初に、下記の式2から視野(FOV)のコーナーへの距離d1、d2を計算する。ここでq1は、p/2+xに等しく、q2はp/2−xに等しい。
【数2】
次に、スケールファクタは、下記の式3から、ミリメータ又はピクセルで、所与のFOVにおける直線d1、d2によって造られる角度の比によって計算される。ここで、使用される座標系に従って、Nxは、x方向FOVxで視野FOVを走査するピクセル数であり、Nyは、y方向FOVyで視野FOVを走査するピクセル数であり、同様の単位を有するyの値を与える。
【数3】
これら計算は、スケールファクタを計算するための一つの方法の例である。他の実施例では、スケールファクタは、計算されるのではなく、計測され得る。
【0040】
上述したように、xの計算は、同様の分析に従い、スケールファクタ(ミリメータ)は、下記の式4のとおりであり、xは、下記の式5からこのスケールファクタを使用して計算される。
【数4】
【数5】
【0041】
水平及び垂直カメラは、治療軸Zに対する角度における二次元情報を与え、治療軸Zに沿った目Eの位置も含まれ得る。特に、水平カメラの座標系における水平カメラによって計測された瞳孔の位置xHは、下記の式6に示すようなz成分を有する。
【数6】
同様に、垂直カメラ13vによって与えられる計測値が下記の式7に示すようなz成分を有する。
【数7】
(例示する垂直カメラ13は、下の位置からの目を結像する。)垂直カメラから知られるxと水平カメラから知られるyで、z(Z軸に沿った目の位置)について解法すると、下記の式8が得られる。
【数8】
【0042】
図8に示すように、目Eの追尾は、好適に、相対的である。言い換えると、システムオペレータが追尾を開始すると、追尾システムは、基準中心位置Oを有する初期位置P0のような瞳孔Pの位置を記録する。連続する目の動きは、この基準中心位置Oに対して追尾される。よって、追尾装置の絶対アライメントは臨界ではない。しかし、回転的なミスアライメントが、ソフトウェアなどを使用することを補償することが不可能であり、及び/又はより困難であり得るように、追尾が、追尾装置の構成成分の正確な回転的なアライメントから著しく利益を得る。
【0043】
初期の基準に対する目Eの動きベクトルが、下記の式9のように、上記で与えられた式に従ってベクトルE^のように計算され得る。
【数9】
【0044】
図7(a)及び(b)を参照する。カリブレーション冶具80が、目Eの治療軸に取外し可能に支持され、水平及び垂直カメラ13h、13vを整列させ、カメラによって与えられるx及びyの値をゼロにし、これらの光軸に関してカメラを固有に指向する。固定具82が、カリブレーション中、所望の位置に冶具80のパターンを保持する。調節性を与えるため、カメラは、三つの回転軸を有するように取り付けられる。これらの軸に関する調節は、好適に、一旦、カリブレーション冶具80が所望の位置及び方位に現れると、カメラの位置を固定するように与えられるロックダウン付きの細スクリュー調節機構によって与えられる。カメラ取付回転軸に関するカメラ13の移動範囲は、典型的に、全体で約5°又はそれ以上である。
【0045】
例示される水平及び垂直カメラ13h、13vの構造及び配列は、図7(b)にも示される。カメラは、約27°だけ患者の光軸に対して横の左側で下の位置にオフセットされる。例示する目追尾システムは、二つの小型赤外線カメラに接続される二つの目追尾装置カードを含む。複数の、又は赤外線発光ダイオードのバンクが、斜めの排除を与え、例示する発光ダイオードは、約880nmの波長を有する光を生成する。このアレンジメントによって、ビデオベースのシステムが、瞳孔の暗さを検出でき、周囲の虹彩が比較的明るい影を有する間、光シンクのように瞳孔が作用する。カメラは、12ボルト電源で動作する1.25インチX1.25インチX2.0インチのプリント回路板を含む。コントラストスレッショルドは、活動的に設定され、動的スレッショルドが処置前に起動される。例示する目追尾システムは、16nsごとの関連する軸に沿ったサンプル又は目の位置信号を発生する60Hzシステムを使用する。
【0046】
例示するアライメント固定具82及び冶具80は、処置平面の下のアライメントパターンに位置し、アライメントパターンは、理想的に、処置平面の下の1.0mm以上にあり、例示されるアライメントパターンは、処置平面の下の約3.5mmである。このオフセットは、角膜表面と患者の虹彩との間の平均距離を補償する。冶具80は、パターンをもつプレート、四角形(理想的に、一辺14mm)の四つのコーナーに配列される四つの穴を含む理想的なパターン、及び四角形の中心にある十字を含む。これは、カメラの光軸中心と回転アライメントの決定を容易にする。穴は、また、ミクロンメータ/ピクセルのカメラの解像度及びスケールファクタのカリブレーションに有用である。この例示するパターンを図7(a)及び(b)に示す。カメラの回転アライメントは、目追尾装置ディスプレイ上の十字線を生成し、パターンと十字線を整列させるために各カメラを回転させることによって容易にされ得る。約56.7μm/ピクセルのスケールファクタが使用され得る。
【0047】
二つのカメラによって与えられるイメージは、関連するこれらPCIカードによって処理され、水平及び垂直方位にある瞳孔の図心を決定する。瞳孔の図心データは、追尾装置ソフトウェアが中断をトリガーすると、レーザー処置システムのプロセッサに入手可能である。いずれか一方のカメラが新しいイメージ中断をトリガーするときにはいつも、水平及び垂直データが各カメラから生成されるように、カメラからのデータストリームが、複製を含み得る。AC++プログラムが、複製データを除去し、二つのカメラからのデータにアライメントを維持するために使用され得る。選択的に、この複製データは、両方の追尾装置が所定の公差内で作動することを確かめ、及び/又は上述したように、瞳孔の垂直位置を決定するために使用され得る。追尾装置が公差外にある場合、及び/又は患者の目が安全追尾/処置ゾーンを越えて水平及び/又は垂直に動く場合、処置は中断され得る。一般に、タイミング情報及び最近の瞳孔位置が、常に、データ要求/中断を介してシステムプログラミングに入手可能である。
【0048】
追尾スレッショルドを生成するための例示される方法及びシステムを図8に示す。一般に、スレッショルドレベル又は値と、ゲート化領域との両方は、瞳孔の追尾を用意にするために、決定される。ゲート化領域は、イメージ内の対象の制限領域(ROI)と、イメージ内に四角形を含む例示されるゲート化領域とを含む。ゲート化領域内の画素は、瞳孔の包含物の候補であり、ゲート化領域外の画素は、瞳孔内の潜在的な包含物から排除される。好適に、ゲート化領域は、できるだけ大きくなるように選択され、一方、Lasikフラップ、まぶた、フラッププロテクタ、スペクラなどのような不要のエッジ材料又は形状を排除する。このようなゲート化領域の使用は、視野のエッジ付近の不要のアーチファクトを除去するのに役立つ。ただし、瞳孔がゲート化領域の境界を横切ると、歪みを生じさせ得る。好適に、各追尾システムは、瞳孔の図心とゲート化領域の境界との間の最小の分離などを含む確実な瞳孔の位置を受け入れる前に、様々な試験を適用する。これら試験の全てが実行されない場合、追尾エラー条件が識別され、追尾エラー信号が生成され得る。
【0049】
システムオペレータがレーザー眼治療システム2で治療を開始するごとに、応用は、“動的スレッショルド”であるか又は瞳孔スレッショルドを自動的に生成する。実施例では、これは、異なる照明スレッショルド設定で多数の分離イメージを得ることによって達成される。瞳孔サイズは、これら異なったイメージの各々のために計算され、瞳孔サイズは、図8に示すように、スレッショルド設定の関数として分析され得る。スレッショルド/瞳孔サイズ曲線は、特徴的な形状を有し、曲線勾配は、点Aと点Bとの間の所定又は指定の値以下である。勾配は、曲線に沿ったこれら二つの点を越えて増加し、最適なスレッショルド値は、曲線の比較的平坦な部分上の点AとBとの間にある。例示するスレッショルドレベル設定は、方程式「最適位置=A+(B−A)スレッショルド比」から決定される。ここで、スレッショルド比は、典型的に、0と1との間で指定される値である。
【0050】
図2及び9を参照する。典型的なレーザー治療処置が、追尾装置がオフの状態にある間に、患者を位置決めするシステムオペレータで実行する。システムオペレータは、次に、患者の目Eに対するレーザーデリバリ光学素子を位置決めするとともに、デリバリシステムに対して取り付けられる水平及び垂直カメラ13を位置決めし、これらも目Eに整列する。顕微鏡Mが、目E上に焦点合わせされ、追尾システムは、典型的に、キーパッドボタンを押すことによってコマンドをシステムに入力するシステムオペレータによって容易にされる。
【0051】
システムオペレータは、目Eを顕微鏡Mに整列させ、追尾装置の基準位置を確立する。一旦、目が整列されると、システムオペレータは、フットスイッチを押すことによるなどして、他の入力コマンドを与える。この第二の入力コマンド時の瞳孔位置Oは追尾装置の原点である。
【0052】
その後、追尾装置は、動き座標ベクトルを追尾装置の原点からシステムへ与える。多くの実施例では、選択的に、追尾が作動的であることを示すために、顕微鏡Mの視野内の光のように、指示がオペレータへ表示される。ボタンが追尾装置をオン及びオフ状態にトグル(toggle)することで、再びキーパッドボタンを押すことのようなシステムオペレータからの他の入力コマンドまで、目追尾装置は維持する。
【0053】
追尾が、処置中に喪失(例えば、システムオペレータがフットペダルを押しつづけることによって処置を維持することを意図とする間)した場合、追尾支持の損失は、顕微鏡内又は任意の他のシステムディスプレイ上にフラッシュインジケータを与えることなどにより、システムオペレータへ与えられ得る。選択的に、レーザー切除は、追尾が喪失した場合に、自動的に中断され得る。処置が、完了する前に中断された場合、追尾装置は、処置がフットペダルを完全に解放することなどにより完全に中断されるまで、及び/又は処置がこのように中断されない限り、記憶した基準位置を維持し得る。
【0054】
実施例
図1、2及び7(b)の目追尾システムが目の動きを追尾できるか否かを決定するために、目の動き及び追尾データが、医療設定に記録された。4人の眼科医がこの研究に関係するために雇用された。上記の二つのカメラシステムで位置的な情報を生成する(ただし、位置的な情報に応答して切除レーザーパターンを再指向しない)間に、医師によって治療処置を行えるように、記録システムが備えられた。治療処置は、水平及び垂直オフセットカメラ追尾システムが取り付けられたVISX STAR S2(商標)エキシマレーザーシステムを使用して行われた。
【0055】
医療設定における追尾制度を評価するために、追尾システムは、実時間システムではなく、確認レーザー眼治療中のデジタルビデオテープレコーダのように機能された。確認追尾システムは、5msごとに目のイメージを記録し、目の位置は、試験室で遡及的に決定され、二つの軸外しカメラ追尾装置を使用して記録中に得られる実時間データと比較される。
【0056】
二つのカメラ目追尾システムと確認追尾装置38は、これら追尾試験のためのエキシマレーザーシステムコンピュータと独立的なコンピュータに接続され、二つのカメラ追尾装置と確認追尾装置との同期は、ハードウェアトリガーによって0.1ms内に達成された。200Hzの確認追尾装置が0.1ms内の取得を開始し、5ms後にイメージを発生し、同期するカメラがゼロから16.7ms(一つのフレームまで)の待ち時間で追尾装置データを発生したにもかかわらず、開始/取得ボタンを押すと、追尾装置が実質的に直ちに開始された。二つのカメラ軸外し追尾装置カメラ及びLED電力は、LEDに5ボルトを与え、カメラに12ボルトを与えるように、外部に接続された。カメラの出力は、エキシマレーザーに対して接地され、目追尾装置カードに直接に接続された。目追尾カードは、瞳孔の中心を示すオーバーレイ(overlay)とともにカメラビデオを接続するビデオ出力を生成した。
【0057】
目追尾装置ビデオ出力は、分布増幅器に接続され、一対のアナログビデオ取得カードと、一対のビデオカセットレコーダとに接続された。ビデオは、デジタルとアナログの両方のフォーマットで記録された。
【0058】
確認カメラ38の照明は、可視光線であった。照明の大半は、エキシマレーザーシステムの斜光線によって与えられた。別々の医師が異なった照明レベルで操作することから、イメージ輝度及びコントラストが、一定ではなかった。そして、医師は、処置中、所望の照明を自由に使用できた。
【0059】
二つのカメラ追尾装置及び確認追尾装置からの追尾データは、29例の患者からとられ、記録は、全部で45個の目の処置中になされた。このうち、左目が19個、右目が26個であった。レーザー処置中の平均修正は、−4.84Dの球、−0.63Dの円筒であった。
【0060】
図10を参照する。動きが、X又は水平(暗い線)に沿って記録され、垂直方向又はY方向(明るい線)に記録された。図10は、確認追尾装置によって記録されるようなLasik処置中の典型的な患者の目の動きのグラフである。このグラフは、目の動きの範囲が、予備の微動とともに、典型的に+/−100μm以下であった。
【0061】
図11は、時間スケールを拡大したものであり、確認追尾装置と、二軸追尾装置から得られるデータとの間の待ち時間を示す。図12でわかるように、二軸追尾装置と確認追尾装置との比較が、が全部で約25秒の間で与えられる。これらグラフは、二つの追尾デバイスが、非常によく相関することを示す。数ミクロンのオーダーの小さい差がみられる。
【0062】
図13を参照する。目の動きのシミュレータが、目の動きに追従する二つのカメラ追尾システムを一体化したVISX STAR S2(商標)の能力を計測するために、設計され、組立てられた。シミュレータ100は、試験の動き中に試験プラスチックの切除を可能にするように、直交軸に関して枢動させることによって目の動きをシミュレートする。これにより、切除が、シミュレートされた回転的な目の動き中に行うことができた。ジンバル102が、5msで0.213μmまでの動きをなすようにカリブレーションされた一対のコンピュータ制御ガルバノメータによって駆動された。このレートは、200Hzの確認追尾装置のフレームレートに一致する。
【0063】
目の動きのシミュレータ100の単一の動きの精度は、約25μmの機械的な公差(デバイの実際の公差は焼く10μm付近)を有するように設計された。フォーク及びジンバルは、チタニウムから製造され、過剰な質量を排除するように設計された。ガルバノメータをジンバルに接続するレバーアームは、アルミニウム製であった。一旦組立てられると、ガルバノメータは調節された。ガルバノメータは、CAMBRIDGE TECHNOLOGIESから得られ、調節可能コントローラによって制御された。調節は、意図とする質量を実際の試験的質量に合致させることを含んだ。
【0064】
ガルバノメータは、1.5インチ径のプラスチックディスクを支持するために調節され、材料は、VISX,Incorporated(カリフォルニア州サンタ・クララ)から入手可能のカリブレーションプラスチックから打印されたものであった。リングが、プラスチックディスクをカップ104の上面にしっかりと保持した。
【0065】
ガルバノメータを駆動するために使用されるデータは、上記した医療目移動試験中に記録された。このデータは、運動方程式から生成され、ガルバノメータを駆動するために使用された。
【0066】
目の動きシミュレータ100が、実際に計測される目の動きのものに等しい動きとともに、試験切除プラスチックを移動するように、駆動されるが、レーザーデリバリシステムは、標準の球面処置をプラスチックに向ける。STAR S2(商標)エキシマレーザーシステムは、初期的に付加される追尾なして、この試験切除中に使用された。目の動きをもつシミュレートされた切除の終了後に、新しい試験切除プラスチックが、目の動きシミュレータ100上に取り付けられ、この第二の試験材料は、目の動きのシミュレータが固定した位置に保持されている間に、切除された。
【0067】
第三のプラスチック切除試験サンプルが、目の動きシミュレータ100上に取り付けられ、この第三の試験プラスチックは、目の動きシミュレータ100が、記録された医療目動き試験に従って試験切除を移動している間に切除された。この第三の切除試験のため、二つのカメラ追尾装置は、目の動きによって生じるエラーのためのレーザーの送りのパターンを修正するようにレーザーデリバリシステムに情報を与えた。追尾支援及び非支援切除プロファイルの分析が、切除されるプラスチックを走査し、動き中の切除と、意図とされるスレッショルドの切除プロファイルとの差を計測することによって行われた。典型的な切除プロファイルの結果を図14(a)及び(b)に示す。
【0068】
図14(a)のグラフは、典型的な切除の垂直及び水平軸に沿った切除プロファイルを示す。暗い線は理論的な切除プロファイルを示す。理論的な切除プロファイルから最も遠い明るい線114は、動きの追尾なしで行われた試験切除のプロファイルを示す。図14(b)でわかるように、追尾なしであっても、理論的な切除プロファイルと実際の切除プロファイルとの間の差は非常に小さい。
【0069】
図14(a)の明るい線114は、理論的な切除プロファイルに最も近く、二つのカメラ追尾システムを使用して目シミュレータの動きを追尾しながら行われるプラスチック切除の計測されたプロファイルである。−2.5mm〜2.5mm(5mm径)の範囲にわたる図14(b)に示す別々のプロットの標準偏差をとると、追尾112で0.53μmの標準偏差値を与え、追尾114なして0.92μmの標準偏差を与える。
【0070】
表1は、追尾装置をオン状態又はオフ状態にしたときに、計測されたプロファイルと理論的なプロファイルとの間の差の標準偏差の95%確実な試験を与える。医療切除プロファイルの平均球面等価量が−4.8Dであるとき、対応する切除深度は約38.4μmである。よって、オフ状態の追尾システムのエラーは、1.2μm又は3.1μmであり、オン状態の追尾システムのエラーは、0.6μm又は1.5μmであった。よって、追尾システムは有効であることが明らかである。
【表1】
【0071】
理解のため、例示される実施例について詳しく説明したが、様々な適合物、変更物および変化物が当業者によって明らかである。よって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明を組み入れた眼科治療システムの簡単なブロック図である。
【図2】 図2は、図1のシステムのレーザーデリバリ光学素子及び追尾結像軸の簡単な斜視図である。
【図3】 図3は、図2のレーザーデリバリシステムで使用するための走査機構の一例を示す。
【図4】 図4(a)及び(b)は、図3の走査機構の作動を示す。
【図5】 図5は、図3の走査機構の作動を示す。
【図6】 図6は、目の第一又はX軸に沿った目の動きを感知するためのカメラの位置を示し、カメラによって感知された動きを横の目の動きの計測値に変換する際に使用される変数とともに、カメラ及び目の座標径をグラフ的に示す。
【図7】 図7(a)及び(b)は、図1のシステムとともに使用するためのカメラカリブレーションツールを示す。
【図8】 図8は、図2のシステムに使用されるような、瞳孔の輝度のスレッショルドの最適化をグラフ的に示す。
【図9】 図9は、図1のシステムのイメージ獲得デバイスによって獲得されるイメージを示し、相対的な位置決め情報を与えるために、そのイメージを使用するための方法を示す。
【図10】 図10は、第一又はX軸と第二又はY軸に沿った目の運動を示す。
【図11】 図11は、試験で説明されるような第一又はX方向と第二又はY方向の追尾を示す。
【図12】 図12は、試験で説明されるような第一又はX方向と第二又はY方向の追尾を示す。
【図13】 図13は、試験で説明されるような第一又はX方向と第二又はY方向の追尾を示す。
【図14】 図14(a)及び(b)は、図13の目の動きシミュレータを使用して計測されるような試験切除プロファイル、及び意図とする切除プロファイルと、実際のプロファイルとの間の差を示す。
Claims (13)
- 患者の視覚の所望の変化を行うように目の角膜組織を切除するための装置であって、
エネルギーストリームを前記角膜組織に向けて選択的に指向するエネルギーデリバリシステム、
前記目に向けられる第一及び第二のイメージ獲得デバイス、及び
前記イメージ獲得デバイスを前記エネルギーデリバリシステムへ接続するプロセッサであって、前記エネルギーデリバリシステムが、前記第一のイメージ獲得デバイスによって感知された前記目の動きに応答して第一の軸に沿って前記エネルギーストリームを横に偏向し、前記エネルギーデリバリシステムが、前記第二のイメージ獲得デバイスによって感知された前記目の動きに応答して第二の軸に沿って前記エネルギーストリームを横に偏向する、ところのプロセッサ、
を含む装置。 - 前記エネルギーストリームが、治療軸と定められ、前記目が、前記第一及び第二のイメージ獲得デバイスの第一及び第二の視野内にそれぞれ配列され、前記視野が、前記治療軸から角度的にオフセットされる、ところの請求項1の装置。
- 前記第二の視野が、前記治療軸を中心として周囲方向に沿って前記第一の視野からオフセットされる、ところの請求項2の装置。
- 前記第二の視野が、前記治療軸を中心として周囲方向に沿って前記第一の視野から約90°だけオフセットされる、請求項3の装置。
- 前記目を原点にXYZ座標系が定められ、Z軸が、前記目の光軸に沿った軸であり、XZ平面が、前記第一の軸に沿った平面であり、YZ平面が前記第二の軸に沿った平面であり、前記第一のイメージ獲得デバイスが、前記YZ平面に沿って配列され、前記XZ平面から外れて配列され、前記第二のイメージ獲得デバイスが、前記XY平面に沿って配列され、前記YZ平面から外れて配列される、ところの請求項3の装置。
- 前記プロセッサが、前記エネルギーデリバリシステムと前記目の特徴との間の差を、前記第一及び第二のイメージ獲得デバイスによって感知された前記第一及び第二の視野内の前記特徴の横の位置に応答して指示する信号を生成する、ところの請求項5の装置。
- 前記エネルギーストリームを生成するレーザーをさらに含み、前記エネルギーストリームが、前記角膜組織を切除するために適合されるレーザービームを含む、請求項1の装置。
- 前記エネルギーデリバリシステムが、前記レーザービームの光学経路に沿った少なくとも一つのオフセット結合レンズを含み、前記結合レンズが、前記第一及び第二のイメージ獲得デバイスからの前記信号に応答して前記レーザービームに対して横に移動する、ところの請求項7の装置。
- 前記目に向けられる赤外線光源をさらに含み、各イメージ獲得デバイスが、前記目の虹彩及び強膜で反射した赤外線の光を感知するCCDを含み、前記プロセッサが、前記第一及び第二のイメージ獲得デバイスにそれぞれ関連する第一及び第二の追尾装置モジュールを含み、前記第一及び第二の追尾装置モジュールが、前記反射した赤外線の光からの前記目の瞳孔の図心の位置を決定する、ところの請求項1の装置。
- 目の動きを感知するための装置であって、
前記目が、光軸、及び第一及び第二の光学的横軸を有し、
当該装置が、
第一のイメージ獲得デバイスと第一のプロセッサモジュールとをもつ第一の追尾装置であって、前記第一のイメージ獲得デバイスが、第一の結像軸に沿って前記目に向けられ、前記第一の結像軸が、前記光軸から角度的にオフセットされ、前記第一のプロセッサモジュールが、前記第一の結像軸に対する前記目の横の動きを指示する第一の信号を生成する、ところの第一の追尾装置、及び
第二のイメージ獲得デバイスと第二のプロセッサモジュールとをもつ第二の追尾装置であって、前記第二のイメージ獲得デバイスが、第二の結像軸に沿って前記目に向けられ、前記第二の結像軸が、前記光軸から角度的にオフセットされ、前記光軸を中心として周囲方向に沿って前記第一の結像軸から離れ、前記第二のプロセッサモジュールが、前記第二の結像軸に対する前記目の横の動きを指示する第二の信号を生成する、ところの第二の追尾装置、
を含む装置。 - 前記第一及び第二の追尾装置に接続される第三のプロセッサモジュールをさらに含み、前記第三のプロセッサモジュールが、前記第一および第二の信号から、前記第一及び第二の光学的横軸に対する前期目の横の変異を計算する、ところの請求項10の装置。
- 前記目の角膜組織を切除するように、前記目に向けて前期光軸に沿ってレーザービームを指向するレーザーをさらに含み、前記目の光学的特性の所望の変化を行う、ところの請求項10の装置。
- 前記各イメージ獲得デバイスが、10度から70度の範囲で、前記治療軸から角度的にオフセットされた結像軸を有する、ところの請求項2に記載の装置。
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