JP4609840B2 - 眼鏡レンズ測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、眼鏡レンズの紫外線透過率を測定する眼鏡レンズ測定装置、及び眼鏡レンズの屈折度数を測定する機能を合わせ持つ眼鏡レンズ測定装置に関する。
近年、紫外線から眼を守るべく紫外線の透過を抑えた特性を持つ眼鏡レンズ(以下、UVカットレンズ)の需要が高まりつつある。そのため、眼鏡レンズを扱う眼鏡店などでは、紫外線透過率測定装置(以下、UVメータ)や、紫外線透過率測定機能を備えたレンズメータ(特許文献1参照)等によって、顧客のそれまで使用していた眼鏡レンズの紫外線透過率の測定を行い、これが紫外線透過率の高いレンズであった場合には、UVカットレンズの着用を勧めている。
特開2000−131191号公報
しかしながら、従来のUVメータやレンズメータのおいては、測定したレンズ毎に紫外線透過率の測定結果が単にディスプレイに表示されるだけであった。そのため、前眼鏡レンズとUVカットレンズとの紫外線透過率の違いを顧客に見てもらっても、測定結果が別々に表示されてしまうため、顧客は視覚的に違いがわかりづらかった。また、検者にとってもUVカットレンズとそうではないレンズとの違いを顧客に説明しづらいという問題があった。
本発明は、眼鏡レンズの紫外線透過率の違いを分かりやすく示すことができる眼鏡レンズ測定装置を提供することを技術課題とする。
(1) 被検レンズの屈折度数を測定する眼鏡レンズ測定装置において、被検レンズに紫外光を投光し、被検レンズを透過した紫外光を受光素子で受光する測定光学系を持ち、被検レンズの紫外線透過率を測定する紫外線透過率測定手段と、前記測定光学系の光路に置かれた第1被検レンズの測定を開始させる第1スイッチと、前記第1被検レンズと比較するために前記測定光学系の光路に置かれた被検レンズの追加測定を開始させる第2スイッチと、を有する測定開始信号入力手段と、前記第1スイッチの信号に基づいて測定された第1被検レンズの紫外線透過率の測定結果を複数段階に区分けすると共に、各レンズの紫外線透過率を示すグラフィックとして、被検レンズをイメージさせる第1グラフィックと、被検レンズに入射する紫外線の光量をイメージさせる第2グラフィックと、被検レンズを透過した紫外線の光量をイメージさせる第3グラフィックであって、前記区分けされた複数段階の何れであるかを示す第3グラフィックとを前記ディスプレイの画面に表示させ、前記第2スイッチ信号に基づいて追加測定された被検レンズの紫外線透過率の測定結果を上記第1〜3のグラフィックに対応するグラフィックを、第1被検レンズの紫外線透過率を示すグラフィックと並べて前記ディスプレイの同一画面に表示させ、以後、前記第2スイッチの信号が入力される毎に第1被検レンズの紫外線透過率を示すグラフィックを表示しつつ、新たに追加測定された被検レンズの紫外線透過率を示すグラフィックを、前に追加測定された被検レンズの紫外線透過率を示すグラフィックに代えて又はさらに追加して、前記ディスプレイの画面に表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)の眼鏡レンズ測定装置において、被検レンズの屈折度数を測定する眼鏡レンズ測定装置は、屈折度数測定用の光源を測定光軸上に有し、被検レンズ及び多数の開口を持つグリッド指標板を通過した測定光を検出する屈折度数測定光学系を持ち、前記紫外線透過率測定手段の光源を光軸外に配置し、屈折度数測定光学系を紫外線透過率測定手段の測定光学系として共用することを特徴とする。
本発明によれば、眼鏡レンズの紫外線透過率の違いを分かりやすく示すことができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は実施形態の眼鏡レンズ測定装置の外観略図である。
1は紫外線透過率測定機能を有するレンズメータ本体である。2はLCD等で構成されたディスプレイであり、測定結果やアライメント用のターゲット等の測定に必要な情報が表示される。3は入力用のスイッチ部であり、ディスプレイ2上に表示されるスイッチ表示に対応したものを押すことにより、測定モードの切換え等の必要な入力指示を行うことができる。4は被検レンズLEが載置される載置部材としてのノーズピースである。5はレンズ押えであり、これを下に降ろすことでノーズピース4上に載せられたレンズLEを安定して保持することができる。
6は前後方向に移動可能なレンズ当てである。7は印点機構である。8はレンズLEの光学特性データを読み取るためのREADスイッチである。スイッチ8を短く押すと、被検レンズの屈折度数の測定が開始され、測定値がディスプレイ2にホールド表示されると共に、装置内部のメモリ42に記憶される。また、スイッチ8を1秒以上長押しすると、被検レンズの紫外線透過率の測定が開始され、紫外線透過率の測定値がディスプレイ2にホールド表示されるようになっている。ディスプレイ2は、通常、屈折度数測定用の画面表示となっているが、紫外線透過率の測定が行われると、紫外線透過率の測定結果をしめす専用の画面に切り替わる。9は装置に電源を投入する電源スイッチである。
図2は光学系と制御系の概略構成図である。10はレンズの屈折度数を測定する測定光学系であり、L1はその測定光軸である。測定光学系10は、可視光領域の光を発する測定光源11、コリメーティングレンズ12、ミラー13、屈折度数測定用の指標が形成された測定指標板であるグリッド板14、可視から紫外までの波長領域の光を検出可能な2次元受光センサ15を備える。測定光源11は測定光軸L1上に置かれている。グリッド板14は本体1の保持部材16に保持され、グリッド板14の上にノーズピース4の開口4aが位置する。その開口4aは、直径8mmの円形である。
図3は、グリッド板14に形成された指標パターンを示す図である。グリッド板14の外径はノーズピース4の開口4aの内径よりやや大きく形成されている。グリッド板14の後面(受光センサ15側の面)には、多数の円形孔からなる測定指標20が形成されている。本実施例のおける測定指標20は、測定光軸L1が通る中心位置に形成された直径0.4mmの中心孔21と、その回りに格子状に配置された直径φ0.2mmの多数の小孔22からなる。小孔22は0.5mmピッチで格子状に分布されている。
可視光源11からの光束は、コリメーティングレンズ12により平行光束とされた後、ミラー13により反射され、ノーズピース4上に載置されるレンズLEに投光される。レンズLEを透過した光の内、グリッド板14の孔を通過した光束が受光センサ15に入射する。
受光センサ15からの出力信号は制御部40に入力される。制御部40には、装置の電源投入時にレンズLE無しの状態で検出される「0D基準」の測定用指標像の座標及び測定情報等を記憶するメモリ42が接続されている。制御部40は、レンズLEが置かれていない場合に受光センサ15に入射した時の測定用指標像の座標位置を基準にし、屈折力を持つレンズLEを置いた場合の測定用指標像の位置変化から、レンズLEの光学特性(球面度数S、柱面度数C、乱視軸角度A、プリズム量Δ)を演算する。例えば、球面度数のみを持つレンズLEが置かれた場合は、レンズLEが無い場合に対して、測定用指標像はレンズLEの光学中心から円形状に等距離に拡大、縮小する。この拡大又は縮小量に基づいて球面度数Sが求められる。また、柱面度数Cのみを持つレンズLEが置かれた場合は、レンズLEが無い場合に対して、測定用指標像はレンズLEの軸中心から楕円状に拡大又は縮小する。この拡大又は縮小量に基づいて柱面度数C、乱視軸角度Aが求められる。(特開昭50−145249を参照)。
レンズLEの屈折度数等の光学特性は、隣接する4つ(少なくとも3つ)のドット像を1組として演算する。例えば、3×3点のドットを1組とし、1ドット分ずらして多数の測定位置での光学特性を測定する。ノーズピース4の開口4a内では、7mmほどの範囲が測定可能である。3×3点以上のドットを1組として演算する場合は、ゴミ等により一部のドット像が検出できなくても、その測定位置の演算が可能である。従って、ノーズピースの開口4a内にて複数の測定位置の情報が一度に得られ、ノーズピース開口4a内における光学特性分布が得られる。このため、累進レンズにおいては、現在の測定位置が遠用部にあるか否か、同様に現在の測定位置が近用部にあるか否か、あるいは累進帯にあるか否か等のアライメント状態が、効率良く検出できる。
また、可視光源10の近くには(測定光軸L1上からずれた位置)、紫外線領域の光(中心波長365nm)を発する紫外光源30が配置されている。紫外線透過率測定光学系は、屈折度数の測定光学系10のコリメーティングレンズ12〜2次元受光センサ15を共用する。紫外光源30からの光束は、可視光源11と同様、コリメーティングレンズ12、ミラー13、グリッド板14を介して、紫外の波長領域を検出可能な2次元受光センサ15に入射する。受光センサ15からの出力信号は制御部40に入力される。
制御部40は、レンズLEが置かれていない場合に受光センサ15が受光したときの光量を基準とし、レンズLEを置いた場合の光量変化から紫外線透過率を得る。そして、紫外線透過率が低いほうから順に、UV透過レベル1からレベル4までの4段階で判定する。UV透過レベル1は、一般的にUVカット機能を持つといわれるUVカットレンズを測定したときの紫外線透過率を基に決定している。紫外線をほぼ透過する場合がレベル4である。レベル2とレベル3は、レベル1とレベル4の間で、紫外線透過率に応じて適宜設定されている。
なお、本装置では紫外光源30を可視光源10の近傍に配置する構成であっても、グリッド板14の多数の円形孔(開口)を使用したことにより、受光センサ15が受光した光量変化から紫外線透過率を精度良く測定できる。測定指標であるグリッド板14の円形孔を光軸L1中心に4個配置した構成であっても良いが、この場合、紫外光源30が光軸L1からずれていることにより、受光センサ15上にできる4個の指標像は、屈折度数の測定時に比べてその分ずれることになる。被検レンズのマイナス度数が大きいレンズを測定する場合、そのずれはさらに大きくなり、ノーズピース4上に置く被検レンズの位置に伴うプリズムの発生によってもずれる。このため、受光センサ15の受光面から4個の指標像が外れやすくなり、指標像の数が減ると、光量検出の精度が落ちる。これに対して、ノーズピース4aの開口サイズ近くまで広がった多数の開口を持つグリッド板14とすれば、測定光軸中心の指標像がずれても残りの指標像の多くが残っているので、この指標像の光量から紫外線透過率を測定できる。すなわち、指標像の数が減っても、残りの指標像の総光量をその指標像数で除算することで指標像1個あたりの光量を求め、同じくレンズが置かれていない場合に受光センサ15が受光したときの光量を基準と比較して紫外線透過率を求める。
また、従来のレンズメータに紫外線透過率測定機能を設けた装置では、ハーフミラーやダイクロイックミラー等の光路合成部材を使用して、屈折度数測定光源と紫外線光源とを30を測定光軸L1と同一光軸上に位置させているが、光路合成部材を設けることは不利である。ハーフミラーを使用すると光量が半減するため、大きな光量の測定光源が必要になるが、そのような光源は高価であり、入手もしにくい。紫外光と屈折度数測定光束(通常、660nm)とを波長選択して合成するダイクロイックミラーを使用する場合、そのダイクロイックミラーが高価となる。これに対して、本装置では光路合成部材を使用することなく、紫外線透過率測定光学系と屈折度数測定光学系の共通部材を多くして、装置を安価に構成できる。
次に、以上のような構成を備えるレンズメータを用いて、眼鏡店等に眼鏡を購入しにきた顧客がそれまでつけていた前眼鏡のレンズと、眼鏡店等の販売担当者である検者が推奨するUVカットレンズの紫外線透過率の測定を行う場合について説明する。初めに、検者は前眼鏡の紫外線透過率の測定を行う。まず、検者は前眼鏡レンズをノーズピース4上に載置し、READスイッチ8を1秒以上長押しする。制御部40は、スイッチ8から入力信号に基づいて、屈折度数測定モードから紫外線透過率測定モードに切換え、紫外光源30を点灯し、紫外線透過率の測定を開始する。制御部40は、受光センサ15からの出力に基づいて前眼鏡レンズの紫外線透過率を算出し、測定結果をメモリ42に記憶する。また、測定結果としてUV透過レベルをディスプレイ2に表示する。
図4は、このときの測定結果の表示例である。ディスプレイ2の表示画面の右側には、紫外線透過率がUV透過レベル1〜4の何れであるかを示すグラフィック101と、UV透過レベル1〜4が意味する紫外線透過率の区分けを矢印の太さ(大きさ)の変化で段階的に示したグラフィック102a,102b,102c,102dが表示されている。また、表示画面の左側の枠表示104内には、測定結果を視覚的に容易に理解できるように、被検レンズをイメージさせるレンズグラフィック105と、被検レンズに入射する紫外線の光量をイメージさせる矢印グラフィック106と、被検レンズを透過した紫外線の光量をイメージさせる矢印グラフィック107が表示されている。この例では測定結果がレベル4と判定され、枠表示104内の矢印グラフィック107は、UV透過レベル4を示すグラフィック102dと同じものが表示されている。同時に、グラフィック101のUV透過レベル4の部分が反転表示されている。入射紫外線の光量をイメージさせる矢印グラフィック106とUV透過レベル4を示すグラフィック102dとが同じとなっており、この被検レンズでは紫外線がほとんどカットされていないことを、視覚的に容易に理解できる。
図4の表示画面において、110は、READスイッチ8により最初に測定したレンズに対して比較対象とする別のレンズの紫外線透過率の測定を開始するための追加測定のアイコンである。ここで、検者は比較対象とするUVカット機能を持つ新しい被検レンズをノーズピース4上に載置し、追加測定のアイコン表示に対応したスイッチ3aを押すと、そのレンズの紫外線透過率の測定が開始される。制御部40は、スイッチ部3aからの入力信号に基づいてUVカットレンズの紫外線透過率を算出し、その測定結果をメモリ42に記憶する。
図5は、前眼鏡レンズのUV透過率測定後、続けて、UVカットレンズを測定した時の表示画面である。表示画面の左上の枠表示120内は、始めに測定された前眼鏡レンズのUV透過レベルの測定結果を表すものであり、図4における枠表示104内のものと同じグラフィック105,106,107が表示されている。表示画面の右下の枠表示121内は、比較のために追加測定したレンズの測定結果を表すものである。この枠表示121内においても、グラフィック105,106と、測定された被検レンズの透過紫外線の光量をイメージさせるグラフィック107が表示されている。この例では、追加測定したレンズの測定結果はUV透過レベル1と判定され、そのグラフィック107はUV透過レベル1〜4の区分けを矢印の太さ(大きさ)の変化で示したグラフィック102aと同じものされている。なお、枠表示120内には番号(1)、枠表示121内には番号(2)が付されており、これにより、どちらのレンズの測定結果を示すものかを判別できる。
このような前眼鏡レンズとUVカットレンズの紫外線透過率の測定結果とが同時に表示されたディスプレイ2の表示画面を顧客に見せることにより、顧客はそれぞれのレンズのUV透過率の違いを視覚的に容易に理解できる。また、検者にとっては、この表示画面によりUVカットレンズの利点を顧客に説明しやすくなる。
また、図5の表示画面において、別の第3のレンズ(例えば、他のレンズメーカのUVカットレンズ)を比較対象とするために追加測定用のスイッチ3aを押すと、さらに、第3のレンズの紫外線透過率が測定され、その測定結果がメモリ42に記憶される。制御部40は、スイッチ3aにより第3のレンズが追加測定されたときは、図5における第2のレンズの測定結果に代えて、新たに測定された第3のレンズの測定結果を示すグラフィック(表示形式は枠表示120,121内のものと同じ)に変える。このとき、測定結果のグラフィック表示には、番号(2)に代えて番号(3)を表示すれば、3枚目のレンズであることが分かる。READスイッチ8により最初に測定された前眼鏡レンズの測定結果を示す枠表示120内のグラフィックは、そのまま残される。この表示により、最初に測定された前眼鏡レンズと第3のレンズのUV透過率の違いを容易に比較できる。追加測定用のスイッチ3aを使用することにより、最初に測定した前眼鏡レンズに対して比較対象とする別のレンズの測定結果を次々と表示させ、顧客に比較結果を示すことができる。
なお、上記の図5の例では、画面上での比較を簡単にするために測定結果を2つまでの表示としたが、図6のように、スイッチ3aを押して新たなレンズを測定する度に測定結果が追加表示されるようにしても良い。図6の例では、枠表示122内のグラフィックが新たに追加測定された第3のレンズの測定結果である。
本装置は、レンズの屈折度数を測定するレンズメータ機能を有するため、通常、屈折度数測定モードでは図1のディスプレイ2のようなレンズの屈折度数のデータやアライメント画面が表示される。この屈折度数測定モードの画面表示に対して、レンズをノーズピース4に載置してREADスイッチ8を押すことにより、以上の説明したような紫外線透過率の比較が可能な専用の画面に切りかわるので、顧客や検者にとってわかりやすい画面でレンズのUV比較が可能となる。また、紫外線透過率の比較表示の専用画面において、図4〜図6のようなグラフィックで表示することにより、顧客に対して視覚から容易に訴えることが可能となる。なお、図4〜図6にディスプレイの表示において、111はレンズの屈折度数のデータやアライメント画面の表示される画面に戻るためのアイコンであり、アイコン111に対応したスイッチ3bを押すと、屈折度数測定モードに切換えられ、ディスプレイ2の表示が図1のような屈折度数測定用の画面に切り換わる。
なお、以上の説明において、紫外線透過率測定機能を有するレンズメータを例にとって説明したが、紫外線透過率を測定するためのUVメータにおいても適用可能である。UVメータの簡単な構成としては、図7のように紫外線領域の光を発する光源50と、コリメータレンズ51、ピンホール状のスリット板52、レンズを挿入できる空間53、紫外光を選別して透過するフィルター54、集光レンズ55、受光センサ56により構成される。
光源50から出射された光は、コリメータレンズ52により平行光束とされた後、レンズLE、フィルター54、集光レンズ55を介して受光センサ56に受光される。57は、制御部であり、受光センサ56からの出力に基づいて紫外線透過率を測定する。また、58はディスプレイであり、測定結果が表示されるようになっている。また、59は入力用のスイッチである。以上のようなUVメータにおいても、上記のように第一のレンズと第二のレンズの測定結果を比較表示できるような画面をディスプレイ58に表示させるようにすればよい。
実施形態の眼鏡レンズ測定装置の外観略図である。 実施形態の眼鏡レンズ測定装置に係る光学系と制御系の概略構成図である。 グリッド板に形成された指標パターンを示す図である。 紫外線透過率を測定した時の測定結果の表示例である。 前眼鏡レンズのUV透過率測定後、続けて、UVカットレンズを測定した時の表示画面である。 新たなレンズを測定する度に測定結果が追加表示される時の表示例である。 紫外線透過率を測定するUVメータの簡単な構成を示す図である。
符号の説明
2 ディスプレイ
3 スイッチ部
10 測定光学系
11 可視光源
15 受光センサ
30 紫外光源
40 制御部
57 制御部
58 ディスプレイ
59 スイッチ部
102a〜102d UV透過レベル1〜4が意味する紫外線透過率の区分けを矢印の太さ(大きさ)の変化で段階的に示したグラフィック
105 レンズグラフィック
106 矢印グラフィック
107 矢印グラフィック
LE 被検レンズ

Claims (2)

  1. 被検レンズの屈折度数を測定する眼鏡レンズ測定装置において、被検レンズに紫外光を投光し、被検レンズを透過した紫外光を受光素子で受光する測定光学系を持ち、被検レンズの紫外線透過率を測定する紫外線透過率測定手段と、前記測定光学系の光路に置かれた第1被検レンズの測定を開始させる第1スイッチと、前記第1被検レンズと比較するために前記測定光学系の光路に置かれた被検レンズの追加測定を開始させる第2スイッチと、を有する測定開始信号入力手段と、前記第1スイッチの信号に基づいて測定された第1被検レンズの紫外線透過率の測定結果を複数段階に区分けすると共に、各レンズの紫外線透過率を示すグラフィックとして、被検レンズをイメージさせる第1グラフィックと、被検レンズに入射する紫外線の光量をイメージさせる第2グラフィックと、被検レンズを透過した紫外線の光量をイメージさせる第3グラフィックであって、前記区分けされた複数段階の何れであるかを示す第3グラフィックとを前記ディスプレイの画面に表示させ、前記第2スイッチ信号に基づいて追加測定された被検レンズの紫外線透過率の測定結果を上記第1〜3のグラフィックに対応するグラフィックを、第1被検レンズの紫外線透過率を示すグラフィックと並べて前記ディスプレイの同一画面に表示させ、以後、前記第2スイッチの信号が入力される毎に第1被検レンズの紫外線透過率を示すグラフィックを表示しつつ、新たに追加測定された被検レンズの紫外線透過率を示すグラフィックを、前に追加測定された被検レンズの紫外線透過率を示すグラフィックに代えて又はさらに追加して、前記ディスプレイの画面に表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする眼鏡レンズ測定装置。
  2. 請求項1の眼鏡レンズ測定装置において、被検レンズの屈折度数を測定する眼鏡レンズ測定装置は、屈折度数測定用の光源を測定光軸上に有し、被検レンズ及び多数の開口を持つグリッド指標板を通過した測定光を検出する屈折度数測定光学系を持ち、前記紫外線透過率測定手段の光源を光軸外に配置し、屈折度数測定光学系を紫外線透過率測定手段の測定光学系として共用することを特徴とする眼鏡レンズ測定装置。
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