JP4609137B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、搬送ベルトが着脱可能な画像形成装置に関する。
下記特許文献1には、水平方向に並ぶ複数の張架軸に張架されたベルトを、筐体の一側面に形成された開口部から水平方向に沿って引き出すことが可能な画像形成装置が開示されている。
特開2003−107838公報
ところで、この種の画像形成装置では、ベルトの下方位置にあるカセットに収容された用紙を上記開口部側からベルト上へと搬送する搬送ローラ類が設けられており、搬送精度の観点から搬送ローラ類はベルトの近傍に配置することが望ましい。上記特許文献1のものでは、搬送ローラ類がベルトの下方位置に固定されている。このような構成では、上記搬送ローラ類がベルトの引出経路から外れた位置に設けられているから、ベルトを水平方向に沿って円滑に引き出すことが可能となる。ところが、その反面、画像形成装置の上下方向の厚みが大きくなってしまうという問題があった。これに対して、単に、上記搬送ローラ類を開口部とベルトとの間に設ける構成とすると、ベルトの引き出し時に搬送ローラ類が邪魔になり、これらの搬送ローラ類を避けた経路でベルトを取り出さなければならなくなり円滑な引き出しができなくなるという不具合が生じる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、ベルトの引き出し方向に直交する方向における薄型化を図りつつ、ベルトを開口部から円滑に引き出すことが可能な画像形成装置を提供するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係る画像形成装置は、一側面に開口部を有する筐体と、前記筐体内において、複数の張架軸に張架され、周面に配された被記録媒体を前記開口部に近い側から遠い側へと搬送する搬送ベルトと、前記開口部と前記搬送ベルトとの間であって、かつ、前記開口部から見て前記搬送ベルトと重なる位置に設けられ、被記録媒体を前記搬送ベルトへと搬送する搬送ローラと、前記搬送ベルトと前記搬送ローラとを保持しつつ前記開口部から一体的に引き出し可能な引出カートリッジと、前記開口部側から見て前記搬送ローラと重なる位置に配置され、前記搬送ベルトへと供給される被記録媒体を収容する被記録媒体収容カートリッジと、前記開口部側から見て前記引出カートリッジを覆い、且つ、前記被記録媒体収容カートリッジを露出させた閉位置と、前記開口部側から見て前記引出カートリッジ及び前記被記録媒体収容カートリッジを露出させた開位置との間で移動可能に設けられた開閉カバーと、を備え、前記開閉カバーが前記開位置にある場合、前記被記録媒体収容カートリッジは、前記引出カートリッジと係合し、当該引出カートリッジと一体的に前記筐体から引き出し可能であり、前記開閉カバーが前記閉位置にある場合、前記引出カートリッジと前記被記録媒体収容カートリッジとの係合は、当該被記録媒体収容カートリッジを引き出す際に解除され、当該被記録媒体収容カートリッジを独立的に引き出し可能である、を備える。
なお、本発明で「被記録媒体」は、用紙などの紙製の被記憶媒体に限らず、OHPシートなどのプラスチック製の被記録媒体などであってもよい。
「画像形成装置」は、プリンタ(例えばレーザプリンタ)などの印刷装置だけでなく、ファクシミリ装置や、プリンタ機能及びスキャナ機能等を備えた複合機であってもよい。また、現像ユニット毎に像担持体を備えたタンデム方式のものに限られず、各現像ユニットが共通の像担持体に対して現像形成を行う転写体方式、中間転写体方式及びシングルパス方式であってもよい。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記引出カートリッジは、前記搬送ベルトを有するベルトユニットと、前記搬送ローラを有するローラユニットとを備え、これらのユニットが互いに分離可能であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記ベルトユニット及び前記ローラユニットは、前記筐体内において、当該筐体側に支持された共通の位置決め部材に当接することにより位置決めされることを特徴とする。
請求項4の発明に係る画像形成装置は、一側面に開口部を有する筐体と、前記筐体内において、複数の張架軸に張架され、周面に配された被記録媒体を前記開口部に近い側から遠い側へと搬送する搬送ベルトと、前記開口部と前記搬送ベルトとの間であって、かつ、前記開口部から見て前記搬送ベルトと重なる位置に設けられ、被記録媒体を前記搬送ベルトへと搬送する搬送ローラと、前記搬送ベルトと前記搬送ローラとを保持しつつ前記開口部から一体的に引き出し可能な引出カートリッジと、を備え、前記引出カートリッジは、前記搬送ベルトを有するベルトユニットと、前記搬送ローラを有するローラユニットとを備え、これらのユニットが互いに分離可能であり、前記ベルトユニット及び前記ローラユニットは、前記筐体内において、当該筐体側に支持された共通の位置決め部材に当接することにより位置決めされる。
請求項5の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記開口部側から見て前記搬送ローラと重なる位置に配置され、前記搬送ベルトへと供給される被記録媒体を収容する被記録媒体収容カートリッジを更に備え、前記被記録媒体収容カートリッジは、前記引出カートリッジと係合し、当該引出カートリッジと一体的に前記筐体から引き出し可能であることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記引出カートリッジと前記被記録媒体収容カートリッジとの係合は、当該被記録媒体収容カートリッジを引き出す際に解除され、当該被記録媒体収容カートリッジを独立的に引き出し可能であることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記引出カートリッジは、水平方向に沿って前記開口部から引き出されることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項2〜請求項7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記筐体内側には、前記ローラユニットを前記開口部側へと案内する案内部が形成され、前記ローラユニットが前記案内部に案内されつつ引き出される際、前記ベルトユニットは前記ローラユニットに係止された状態で当該ローラユニットとともに引き出されることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項2〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記ローラユニットは、前記ベルトユニットの前記搬送ベルト下側を覆う受け皿部を有していることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9に記載の画像形成装置において、前記ベルトユニットには、前記搬送ベルトと受け皿部とを離間した状態で前記ローラユニットと当接する脚部が設けられていることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項3〜請求項10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記位置決め部材は、前記開口部の近傍で前記筐体側に支持された開口側位置決め部材と、前記引出カートリッジの引き出し方向の奥側で前記筐体側に支持された奥側位置決め部材とを備え、前記ベルトユニット及び前記ローラユニットは、いずれも前記開口側及び奥側の両位置決め部材によって位置決めされることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1〜請求項11のいずれかに記載の画像形成装置において、前記筐体側には、前記搬送ローラ端部に嵌合する進出位置とそこから前記搬送ローラの軸方向に沿って後退した後退位置との間で進退可能に設けられた嵌合部が設けられ、前記進出位置にある状態で前記嵌合部に動力が与えれて前記搬送ローラを回動させることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項12に記載の画像形成装置において、前記搬送ローラは、互いに異なる回転動作をする複数の搬送ローラであり、これら複数の搬送ローラは、それぞれに対応して設けられた前記嵌合部に個別に嵌合して動力を受けることを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項12又は請求項13に記載の画像形成装置において、前記搬送ベルトは、前記嵌合部よりも引き出し方向奥側に設けられたギア機構によって回動することを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項1〜請求項3、請求項5〜請求項14のいずれかに記載の画像形成装置において、前記被記録媒体収容カートリッジは、前記引出カートリッジと係合する係合部を有し、この係合部の係合により前記引出カートリッジに対して位置決めされることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項1〜請求項3、請求項6〜請求項15のいずれかに記載の画像形成装置において、前記引出カートリッジ及び前記被記録媒体収容カートリッジには、それぞれ個別の取っ手部が設けられていることを特徴とする。
<請求項1の発明>
本構成によれば、搬送ローラが開口部と搬送ベルトとの間に配されている。換言すれば、搬送ローラが開口部への搬送ベルトの引出経路上に配されているのである。これにより、画像形成装置に引き出し方向に直交する方向(例えば設置面に対する垂直方向)における薄型化を図ることができる。しかも、搬送ローラは、搬送ベルトとともに引出カートリッジによって一体的に引き出されるから、搬送ベルトの引き出しの邪魔にならない。
<請求項3,4の発明>
搬送ローラは、被記録媒体を搬送ベルトに搬送する役目を果たすため、搬送ローラと搬送ベルトの位置決めについて高い精度が求められる。そこで、本構成では、両ユニットを筐体側に支持された共通の位置決め部材によって位置決めすることで両ユニット間での公差の重畳が回避され精度の高い位置決めが可能となる。
請求項2の発明>
搬送ベルトは消耗品として交換を要する場合があり、搬送ローラも交換を要する場合があり得るが、これらの交換タイミングが一致することは少ない。従って、本構成のように互いのユニットを分離可能として交換が必要なユニットのみを交換することでランニングコストの軽減を図ることができる。
<請求項5の発明>
画像形成装置の薄型化を実現するためには、被記録媒体収容カートリッジも搬送ローラの引き出し方向において重なる位置に配することが望ましい。そこで、本構成では、そのような構成を前提として、被記録媒体収容カートリッジも引出カートリッジと共に引き出し可能とした。
<請求項6の発明>
本構成によれば、例えば被記録媒体の補給などが必要となった場合、被記録媒体収容カートリッジだけを引き出すことができる。
<請求項7の発明>
本構成によれば、引出カートリッジが水平方向に沿って開口部から引き出されるから、例えば鉛直方向に沿って引き出す構成に比べて、引き出し操作が容易になる。
請求項8の発明>
本構成によれば、案内部によってローラユニットとベルトユニットとを円滑に引き出すことができる。
請求項9の発明>
本構成によれば、受け皿によって搬送ベルトの下面側を保護することができるとともに、搬送ベルトに付着した粉塵等が落下して散乱することを防止できる。
請求項10の発明>
本構成によれば、脚部によって搬送ベルトの周面と受け皿とが離間されるから、搬送ベルトが受け皿に衝突することによる損傷を防止できる。
請求項11の発明>
本構成によれば、ベルトユニット及び前記ローラユニットは、いずれも開口側及び奥側の両位置決め部材によって位置決めされる。このため、例えば開口側及び奥側の両位置決め部材の一方のみで位置決めする構成に比べて、より精度の高い位置決めを実現できる。
請求項12の発明>
例えば、搬送ローラを筐体側のギアとの連結によって回動させる構成とすると、引出カートリッジを引き出す際に筐体側のギアが邪魔になってしまう。また、搬送ローラが複数ある場合には、ギア同士が干渉してしまう。そこで、本構成では、搬送ローラの端部に嵌合する進出位置とそこから当該搬送ローラの軸方向に沿って後退した後退位置との間で進退可能に設けられた嵌合部によって搬送ローラを回動させる、いわゆるカップリング機構を採用した。従って、引出カートリッジを引き出す際には上記嵌合部を後退位置に後退させることで円滑に引出カートリッジを引き出すことができる。
請求項13の発明>
例えば共通の嵌合部からの動力によって複数の搬送ローラを回動させる構成とすると、引出カートリッジ側に複雑なギア機構等が必要となる。そこで、本構成では、各搬送ローラに個別の嵌合部からの動力によって回動させる構成とした。これにより引出カートリッジ側の構成が簡単になる。
請求項14の発明>
一般に、カップリング機構よりもギア機構の方が高精度の駆動が実現できる。そこで、本構成では、搬送ベルトの駆動はギア機構によって行うようにし、このギア機構をカップリング機構(嵌合部)よりも引き出し方向奥側に設けることで引出カートリッジの円滑な引き出しを可能とした。
請求項15の発明>
被記録媒体収容カートリッジは、引出カートリッジ、特に搬送ローラとの位置関係が重要である。そこで、本構成では、被記録媒体収容カートリッジを引出カートリッジに対して位置決めする構成とした。
請求項16の発明>
本構成によれば、引出カートリッジ及び被記録媒体収容カートリッジを引き出す作業と、被記録媒体収容カートリッジのみを引き出す作業とを、間違えることなく行うことが可能となる。
本発明の一実施形態を図1〜図11を参照しつつ説明する。
1.全体構成
図1は本発明が適用されたプリンタ1の概略構成を示す断面図である。
同図において、プリンタ1(請求の範囲の「画像形成装置」に相当)は、後述する4つの画像形成ユニット20が水平方向(同図で紙面左右方向)に並んで配設された、いわゆる横並びタイプのタンデム方式のカラーレーザプリンタであって、本体ケーシング5(請求の範囲の「筐体」に相当)に、記録用紙3(特許請求の範囲の「被記録媒体」に相当)を給紙するための給紙部9、給紙された記録用紙3に画像を形成するための画像形成部4、画像が形成された記録用紙3を排紙するための排紙部6を備えている。
本体ケーシング5は一側面下部に開口部5aが形成されており、この開口部5aから、後述する引出カートリッジ7、給紙トレイ12を引き出すことができるようになっている。なお、以下の説明では、プリンタ1のうち上記引出カートリッジ7等が引き出される面(同図で紙面右側の面)及びその面が向いた方向を「前面」「前方」、その反対面(同図で紙面左側の面)及びその面が向いた方向を「後面」「後方」として説明する。また、プリンタ1を前面側から見たときの右方向(図1で紙面奥方向)を「右側」、左方向(図1で紙面手前方向)を「左側」として説明する。
(1)給紙部
給紙部9は、本体ケーシング5内の底部において、本体ケーシング5の前面から引き出し可能に装着される給紙トレイ12(請求の範囲の「被記録媒体収容カートリッジ」に相当)と、その給紙トレイ12の前端部上方に設けられる給紙ローラ13(請求の範囲の「搬送ローラ」に相当)と、を備えている。この給紙ローラ13は上下動可能に設けられ、給紙動作時に下方に移動して給紙トレイ12内に積載された最上位の記録用紙3と接触し、回転することで当該記録用紙3を前方へと送り出す。
給紙ローラ13の略前方には、分離ローラ14(請求の範囲の「搬送ローラ」に相当)と、付勢バネ15によって分離ローラ14に押圧される分離パッド16とが設けられ、給紙ローラ13によって送られてきた記録用紙3は、分離ローラ14と分離パッド16とのニップによって1枚ずつ分離される。なお、給紙ローラ13は、分離ローラ14にギア連結され、当該分離ローラ14の回転に対して従属的に回転する。また、分離ローラ14は後述するローラユニット41側に設けられ、付勢バネ15及び分離パッド16は給紙トレイ12側に設けられている。
分離ローラ14及び分離パッド16の前側斜め上方向には、分離ローラ14及び分離パッド16によって分離された記録用紙3の搬送方向を、本体ケーシング5の前面側から後面側へと折り返すようにU字状に湾曲したガイド壁17が設けられている。このガイド壁17の途中には、1対の対向ローラ18a,18b(請求の範囲の「搬送ローラ」に相当)が設けられている。なお、本実施形態では、本体ケーシング5の前面側の対向ローラ18aが給紙トレイ12に設けられ、当該対向ローラ18aの後方位置にある対向ローラ18bが引出カートリッジ7側に設けられている。
また、ガイド壁17の出口付近には、駆動ローラ19a及び従動ローラ19bからなるレジストローラ19(請求の範囲の「搬送ローラ」に相当)が設けられている。このレジストローラ19は、対向ローラ18a,18bから送られてくる記録用紙3を、これら駆動ローラ19aおよび従動ローラ19bで挟み、所定のレジスト後に、後述する搬送ベルト10上に送るようにしている。
(2)画像形成部
画像形成部4は、本体ケーシング5内の中間部において、画像を形成する例えば4つの画像形成ユニット20と、各画像形成ユニット20で形成された画像を記録用紙3に転写する転写部21と、記録用紙3に転写された画像を加熱・加圧して、記録用紙3に定着させる定着器8と、を備えている。
(a)画像形成ユニット
各画像形成ユニット20は、感光体ドラム16、感光体ドラム16の周囲に、感光体ドラム16を帯電させる帯電器(図示せず)、感光体ドラム16に静電潜像を形成するスキャナユニット22、および、感光体ドラム16にトナー(現像剤)を付着させトナー像(現像剤像)を形成する現像カートリッジ23を配置することによって構成される。
帯電器は、例えば、タングステン等からなる帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させて、感光体ドラム16の表面を一様に正極性に帯電させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器である。
スキャナユニット22は、感光体ドラム16の表面に静電潜像を形成するためのレーザ光を発生するレーザ発光部(図示せず)、レンズ24,24、反射板25から構成されている。そして、このスキャナユニット22では、レーザ発光部から発光されるレーザ光が感光体ドラム16に走査されて照射され、感光体ドラム16の表面に静電潜像を形成する。
現像カートリッジ23は、現像ケーシング内に、現像剤ホッパ26、供給ローラ27、現像ローラ28を備えている。現像剤ホッパ26は、現像ケーシングの内部空間として形成されている。そして、この現像剤ホッパ26には、各画像形成ユニット20毎に、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)各色の現像剤が収容されている。
供給ローラ27は、現像剤ホッパ26に下方側に配設され、金属製のローラ軸に、導電性のスポンジ部材からなるローラ部分が被覆されている。この供給ローラ27は、現像ローラ28と対向接触するニップ部分において、現像ローラ28と逆方向に回転するように回転可能に支持されている。
現像ローラ28は、供給ローラ27の後方斜め下側において、供給ローラ27と互いに対向接触する位置に回転可能に配設されている。現像ローラ28は金属製のローラ軸に導電性のゴム材料などの弾性部材からなるローラ部が被覆され形成されている。
(b)転写部
転写部21は、本体ケーシング5内部において、現像カートリッジ23の反対側(下側)に感光体ドラム16と対向するように設けられている。この転写部21は、搬送ベルト駆動ローラ29及び搬送ベルト従動ローラ30(いずれも請求の範囲の「張架軸」に相当)と、エンドレスベルト(無端ベルト)である搬送ベルト10と、転写ローラ31と、を備えている。
搬送ベルト従動ローラ30は、本体ケーシング5の前面側において上記ガイド壁17の出口近傍に配置されている。また、搬送ベルト駆動ローラ29は、本体ケーシング5の後面側において一番後ろの画像形成ユニット20の後側であって、定着器8よりも前方に配設されている。
また、搬送ベルト10は、搬送ベルト駆動ローラ29と搬送ベルト従動ローラ30との間に巻回されている。搬送ベルト10は、巻回されている外側の面が、各画像形成ユニット20のすべての感光体ドラム16と対向接触するように配設されている。そして、搬送ベルト駆動ローラ29の駆動により、搬送ベルト従動ローラ30が従動され、搬送ベルト10が、搬送ベルト駆動ローラ29と搬送ベルト従動ローラ30の間を、各画像形成ユニット20の感光体ドラム16と対向接触する接触面において感光体ドラム16と同方向に回転するように、図1において反時計方向(図1で白抜き矢印方向)に周回移動する。このようにして、搬送ベルト10は、レジストローラ19によって送られてきた記録用紙3を本体ケーシング5の前面側から後面側(請求の範囲でいう「開口部に近い側から遠い側」に相当)へと搬送する。
また、転写ローラ31は、巻回されている搬送ベルト10の内側において、各画像形成ユニット20の感光体ドラム16と、搬送ベルト10を挟んで対向するように、夫々配設される。この転写ローラ31は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材などの弾性部材からなるローラ部分が被覆され形成されている。
そして、転写ローラ31は、搬送ベルト10と対向接触する接触面において、搬送ベルト10の周回移動方向と同方向に回転するように、反時計方向に回転可能に設けられており、転写時において、感光体ドラム16に担持されている現像剤像が記録用紙3に転移(転写)される方向に、電源から所定の電圧が印加されて定電流制御により転写ローラ31と感光体ドラム16との間に適切な転写バイアスが印加される。
(c)定着器
また、定着器8は、画像形成ユニット20および転写部21の後方であって、搬送方向下流側(紙面左側)に配設されている。この定着器8は、加熱ローラ32および押圧ローラ33を備えている。加熱ローラ32は、その表面に離型層が形成される金属素管からなり、その軸方向に沿ってハロゲンランプが内装されている。そして、ハロゲンランプにより、加熱ローラ32の表面が定着温度に加熱される。また、押圧ローラ33は、加熱ローラ32を押圧するように配設される。
(3)排出部
排紙部6は、本体ケーシング5内の後面側上部において、定着器8の搬送方向下流側に配設されている。そして、排紙部6には、画像の定着が完了した記録用紙3を送り出す一対の排紙ローラ35と、排紙ローラ35の搬送方向下流側に配設され、画像形成工程が全て終了した記録用紙3を蓄積する排紙トレイ34と、が備えられている。
2.引出カートリッジ、給紙トレイ及び本体ケーシングの詳細構成
(1)引出カートリッジ
引出カートリッジ7は、上記搬送ベルト10を備えるベルトユニット40と、上記給紙ローラ13、分離ローラ14、対向ローラ18b及びレジストローラ19を備えるローラユニット41とから構成されている。なお、図2は、本体ケーシング5の開口部5aから、給紙トレイ12、ローラユニット41及びベルトユニット40を引き出してそれぞれ分離した状態を示す要部断面図である。
(a)ベルトユニット
図2にも示すように、上記転写部21は、ベルトフレーム42に収容されている。具体的には、ベルトフレーム42は、例えば矩形枠形状をなし、搬送ベルト駆動ローラ29及び搬送ベルト従動ローラ30を前後端でそれぞれ軸支し、上下の開口部に搬送ベルト10の上下の周面を露出させた構成になっている。なお、本実施形態では、搬送ベルト10のうち転写ローラ31が押し当てられた上面側がベルトフレーム42から上方にやや突出した構成になっている。
また、ベルトフレーム42のうち、上記搬送ベルト駆動ローラ29が配された後端部下面には、その左右(同図で紙面奥行き方向)端部において下方に突出した1対のベルト後端突起43,43(同図では左側のもののみ図示)が設けられている。また、そのベルト後端突起43の手前には、図1にも示すように、やはり左右端部において1対の脚部44,44(請求の範囲の「支持手段」に相当 同図では左側のもののみ図示)が突設されている。
また、ベルトフレーム42のうち、上記搬送ベルト従動ローラ30が配された前端部下面には、その左右端部において前後方向に離間配置された2つの凸部に挟まれた1対のベルト前端凹部45,45(同図では左側のもののみ図示)がそれぞれ突設されている。
(b)ローラユニット
ローラユニット41は、給紙ローラ13、分離ローラ14、対向ローラ18b及びレジストローラ19を回転可能に軸支するとともに上記ガイド壁17が形成されたローラブロック部46と、そのローラブロック部46の後面下部から後方に向けて延設された受け皿部47とが一体形成された構成になっている。
受け皿部47は、上面が開口した扁平箱状をなし、ベルトユニット40を収容可能な大きさをなす。また、受け皿部47の底面47a後端側には、収容したベルトユニット40の各ベルト後端突起43がそれぞれ挿通される1対の貫通孔48,48(同図では左側のもののみ図示)が形成されている。また、受け皿部47の底面47a前端側には、受け皿部47の左右壁を貫く開口部側位置決め棒49(請求の範囲の「開口部側位置決め部材」に相当)が上記底面47aから浮いた位置に設けられている。
そして、ベルトユニット40は、各ベルト後端突起43を受け皿部47の各貫通孔48に挿通させ、各ベルト前端凹部45を開口部側位置決め棒49上に当接させた状態で、受け皿部47内に収容される。このとき、本体ケーシング5への装着前では、脚部44は受け皿部47の底面47a上に当接し、搬送ベルト10の下面部分が当該底面47aに接触しないように保護している(図9参照)。
また、受け皿部47の下面には、その左右端部において前方に開放した凹部50aを有する1対の奥側係合部50,50(同図では左側のもののみ図示)がそれぞれ突設されている。一方、ローラブロック部46の前面46a側下部には、給紙トレイ12側に設けられた対向ローラ18aが進入可能な進入口が開口形成されており、この左右壁51には、前面46aから切り込まれた1対の開口側係合部52,52(同図では右側のもののみ図示)が形成されている。この開口側係合部52は開口側よりも奥側が下方に掘り下げられて径大になっている。そして、引出カートリッジ7への給紙トレイ12の装着完了状態(図1,9に示す状態)において、開口側係合突起54が係合部52の上記径大部に位置して位置決めされることになる。また、上記前面46aには、前方から作業者の指先を挿入可能な取っ手部100が開口形成されている。
(2)給紙トレイ
給紙トレイ12は、前面壁12aの上部に上記対向ローラ18aが回転可能に設けられ、その後側斜め下方向に上記付勢バネ15及び分離パッド16を備えている。この給紙トレイ12の左右壁後端部の外面には、ローラユニット41の各奥側係合部50の凹部50a内に係合する奥側係合突起53,53(同図では左側のもののみ図示)が突設されている。また、給紙トレイ12の前面壁12aの左右側面上部には、ローラユニット41の各開口側係合部52内に進入して係合する開口側係合突起54,54(同図では右側のもののみ図示)がそれぞれ突設されている。また、上記前面壁12aには、前方から作業者の指先を挿入可能な取っ手部101が開口形成されている。
図3は、図1のX−X破断面において本体ケーシング5、給紙トレイ12及び引出カートリッジ7を前方から見た断面図である。同図に示すように、給紙トレイ12は、その左右外面においてリブ12bが前後方向に沿って延設されている。これに対して、ローラユニット41の下側には、給紙トレイ12を左右方向から挟むように垂下した垂下壁41a,41a(図3以外では省略)が設けられ、これら各垂下壁41aの内面には前後方向に沿って延設されたガイド凹部41b、41bがそれぞれ形成されている。
給紙トレイ12は、リブ12bとガイド凹部41bとによって後方に案内され、最終的には、給紙トレイ12の奥側係合突起53及び開口側係合突起54がそれぞれ、ローラユニット41の奥側係合部50及び開口側係合部52に係合する。これにより、給紙トレイ12は、ローラユニット41に対して後方、及び上下方向に対する位置決めがされた状態で支持される(図1,3参照)。
(3)本体ケーシング側の構成
本体ケーシング5のうち、上記引出カートリッジ7及び給紙トレイ12が収納される収納スペース5bの左右壁には、開口部5aから後方に向けて延びる1対の案内溝60,60(請求の範囲の「案内部」に相当)がそれぞれ設けられている。この案内溝60の奥側端は、下方に掘り下げられて径大になっている。そして、本体ケーシング5への引出カートリッジ7の装着完了状態(図1に示す状態)において、開口部側位置決め棒49の端部が案内溝60の上記径大部に位置して位置決めされることになる。また、収納スペース5bの奥側には、その左右壁間に架設された奥側位置決め棒61(請求の範囲の「奥側位置決め部材」に相当)が設けられている。
また、図3に示すように、収納スペース5bの左右壁(同図で紙面左右側の壁)の内面下端部には、開口部5aから後方向に延びるリブ5c,5c(図3以外では省略)が設けられている。ローラユニット41は、上記各垂下壁41aの下面を各リブ5c上に乗せつつ、受け皿部47の左右外面から突出した開口部側位置決め棒49の両端部49a,49aを、本体ケーシング5側の案内溝60,60にそれぞれ挿入させて開口部5aの奥側へと挿入することになる。
ここで、図3に示すように、案内溝60の底面からリブ5cの上面までの距離L1に対して、案内溝60の底面から垂下壁41aのうちリブ5cと対向する対向面までの距離L2が短くなるよう寸法調整されている。従って、ローラユニット41のうち開口部側位置決め棒49が設けられた前端側では、垂下壁41aがリブ5cから浮き上がるよう寸法調整されている(図3のA参照)。つまり、ローラユニット41の前端側では、開口部側位置決め棒49のみによって本体ケーシング5に対して支持されているのである。これは、図1に示すように、ローラユニット41が収納スペース5b内の収納完了位置に位置した状態、即ち、開口部側位置決め棒49の各端部49aが本体ケーシング5側の各案内溝60の最後端の径大部に到達した状態においても、同様である。
3.ローラ類を回転させるための機構
(1)カップリング機構
図4〜6は、引出カートリッジ7と本体ケーシング5とを模式的に示した上断面図である。これらの図において紙面右側がプリンタ1の前面側である。
図4に示すように、本体ケーシング5の収納スペース5bの右壁(同図で紙面上側の壁)には、その開口部5a寄りの位置に、カップリング機構収納室70が配され、この中に3つのカップリング機構71が設けられている。各カップリング機構71は、後述する移動機構によってカップリング機構収納室70内に待避した後退位置(図4,5参照)と、収納スペース5b内に突出した進出位置(図6参照)との間で進退可能になっている。
また、各カップリング機構71は、収納スペース5b内に向けられる先端先細状の嵌合部72を有する筒状の嵌合部材73と、嵌合部材73の基端面挿入口内に挿入される突出部74aを有する円盤部材74と、上記突出部74aが挿入されて嵌合部材73を収納スペース5bに向かって付勢する付勢バネ(図示せず)と、を備えている。各嵌合部材73は、基端部側周縁部が径大となった径大部73aを有している。また、各カップリング機構71は、本体ケーシング5側の図示しない駆動モータからの駆動力を受けて嵌合部材73が回転するようになっている。
一方、引出カートリッジ7側では、レジストローラ19の駆動ローラ19aの回転軸75の右側端部には被嵌合部材76が装着されている。この被嵌合部材76は、レジストローラ用カップリング機構71a(図4で一番左側のもの)の嵌合部72と嵌合し、その嵌合部材73が回転することで上記駆動ローラ19aが回転するようになっている。また、分離ローラ14の回転軸77の右側端部にも被嵌合部材76が装着されている。この被嵌合部材76は、分離ローラ用カップリング機構71b(図4で中央のもの)の嵌合部72と嵌合し、その嵌合部材73が回転することで上記分離ローラ14が回転するようになっている。更に、対向ローラ18aの回転軸78の右側端部にも被嵌合部材76が装着されている。この被嵌合部材76は、対向ローラ用カップリング機構71c(図4で一番右側のもの)の嵌合部72と嵌合し、その嵌合部材73が回転することで上記対向ローラ18aが回転するようになっている。
次に、各カップリング機構71を進退させる移動機構について図7,8を参照して説明する。各図(A)はプリンタ1の前端側の側断面図であり、同図(B)はカップリング機構部分について後方から見た図である。
本体ケーシング3には、図7(A),図8(A)で点線で示すように、上下方向に伸びる3つ貫通溝80が形成された移動部材81が上下動可能に設けられている。各貫通溝80は、同図(B)に示すように、嵌合部材73の径大部73a以外を挿通可能な幅に設計されている。このうち、本体ケーシング5の開口部5a側に設けられた貫通溝80cは、対向ローラ用カップリング機構71cの嵌合部材73が挿通され、その後方の貫通溝80bは、分離ローラ用カップリング機構71bの嵌合部材73が挿通され、更にその後方の貫通溝80aは、レジストローラ用カップリング機構71aの嵌合部材73が挿通される。
また、各貫通溝80の前後両周縁部は下側に向かうに連れてカップリング機構収納室70側(紙面左側)に突出するテーパ面82になっている。従って、図7に示すように、移動部材81が最下点にある場合には、各嵌合部材73は、付勢バネの付勢力によって被嵌合部材76に嵌合する進出位置に移動する(図7(B)参照)。これに対して、移動部材81が上方に持ち上げられると、嵌合部材73は、その径大部73aがテーパ面82に案内されて付勢バネの付勢力に抗して後退位置へと後退する(図8(B)参照)。
また、移動部材81の上端にはL字状の係止アーム82が突設されている。一方、本体ケーシング5の前面には、図1に示すように、開口部5aに露出するローラブロック部46の前面46aを覆い且つ給紙トレイ12の前端壁12aを露出させる閉位置(同図で実線で図示)と、上方に移動してローラブロック部46の前面46aまで露出させた開位置(同図で2点鎖線で図示)との間でスライド可能に設けられた開閉カバー2が設けられている。そして、この開閉カバー2の後面には、図7,8に示すように、当該開閉カバー2が閉位置から開位置に向かう過程で上記係止アーム82に下方から当接し、上方に押し上げる押上アーム2aが突設されている。
(2)ベルト駆動機構
図4〜6に示すように、本体ケーシング5の収納スペース5bの右壁には、カップリング機構収納室70よりも奥側(同図で紙面左側)に本体ケーシング5側の駆動モータからの駆動力を受けて回転する出力ギア90が設けられている。一方、搬送ベルト駆動ローラ29のローラ軸91の右端部には、上記出力ギア90と噛み合う(図5,6参照)ことで駆動力を受けて搬送ベルト駆動ローラ29を回転させる入力ギア92が装着されている。
4.本実施形態の作用効果
(1)引出カートリッジ及び給紙トレイの収納状態
(a)まず、図1に示すように、引出カートリッジ7及び給紙トレイ12が、収納スペース5b内に収納され、かつ、開閉カバー2が閉位置にある状態では、図6,7に示すように、各カップリング機構71の嵌合部材73は進出位置にあり、各被嵌合部材76と嵌合している。そして、各カップリング機構71の嵌合部材73は、駆動モータからの駆動力を受けて駆動する駆動ギア機構(図示せず)によって互いに異なる回転速度及び動作タイミングで回転し、対向ローラ18b、分離ローラ14及びレジストローラ19にそれぞれ所定の回転動作をさせる。
ここで、本実施形態では、対向ローラ18b、分離ローラ14及びレジストローラ19は、それぞれ個別のカップリング機構71a〜71cの各嵌合部材73からの駆動力を受けて回転する構成とした。従って、各カップリング機構71a〜71cを上記した異なる回転速度等で駆動させるための駆動ギア機構を引出カートリッジ7側に設けることなく、本体ケーシング5側に設けることができる。
(b)一方、搬送ベルト駆動ローラ29に装着された入力ギア92は、図5,6に示すように、本体ケーシング5側の出力ギア90と噛み合っている。従って、この出力ギア90からの駆動力を受けて搬送ベルト10が回動する。ここで、入力ギア92は、出力ギア90の前側に位置し、これら出力ギア90及び入力ギア92は上記カップリング機構71よりも収納スペース5bの奥側に配置されている。また、図4に示すように、引出カートリッジ7を引き出す際には各カップリング機構71が後退位置に待避するため、入力ギア92とカップリング機構71との接触を回避できる。このような構成により、特に高い搬送精度を求められる搬送ベルト10の回動には、カップリング機構ではなく出力ギア90及び入力ギア92によるギア機構を採用することができるのである。
(c)また、この収納状態では、図1に示すように、ローラユニット41の開口部側位置決め棒49の両端部が各案内溝60の最奥端部下面に当接している。そして、前述したように、ローラユニット41の前端側では、開口部側位置決め棒49のみによって本体ケーシング5に対して支持されているのである。また、この開口部側位置決め棒49に、ベルトユニット40のベルト前端凹部45が上から当接している。つまり、ローラユニット41及びベルトユニット40は、その前端側(開口部5a側)が本体ケーシング5に支持される開口部側位置決め棒49を基準に位置決めされている。
一方、奥側位置決め棒61に対して、ローラユニット41の後端部下面が当接するとともに、ベルトユニット40のベルト後端突起43も当接している。このとき、奥側位置決め棒61とベルト後端突起43との当接によって、脚部44は受け皿部47の底面47aから浮き上がった状態となる。つまり、ローラユニット41及びベルトユニット40は、その後端側(収納スペース5bの奥側)が本体ケーシング5に支持される奥側位置決め棒61を基準に位置決めされている。従って、記録用紙3を搬送ベルト10に搬送する役目を果たすため、搬送ローラ類13,14,18,19と搬送ベルト10との位置決めについて高い精度を得ることができる。
このように、開口部側位置決め棒49及び奥側位置決め棒61を基準として、本体ケーシング5に対する搬送ベルト10の位置決め、及び、本体ケーシング5に対するローラユニット41の位置決めを行っている。従って、搬送ベルト10の位置決めと、ローラユニット41の位置決めとを互いに異なる基準によって行う構成に比べて両者間の相互の位置関係を精度良くすることができる。更に、開口部側位置決め棒49及び奥側位置決め棒61は共に本体ケーシング5に直接支持されており、搬送ベルト10やローラユニット41との間に他の部材が介在していないので、公差の重畳を低減でき、本体ケーシング5に対する高い位置決めを行うことができる。
(d)また、給紙トレイ12は、給紙トレイ12の奥側係合突起53及び開口側係合突起54と、ローラユニット41の奥側係合部50及び開口側係合部52等の係合により、本体ケーシング2に対してではなくローラユニット41に対して位置決めされている。従って、給紙トレイ12からローラユニット41の各搬送ローラ類の間の搬送精度を高めることができる。
(e)図1に示すように、搬送ローラ類13,14,18,19を有するローラブロック部46は、開口部5aと搬送ベルト10との間で、且つ、開口部5aから見てその全部又は一部が搬送ベルト10と重なる位置に配されている。更に、給紙トレイ12の前面壁12aの上部が、開口部5aとローラブロック部46との間で、且つ、開口部5aから見てローラブロック部46と部分的に重なる位置に配されている。このように、本実施形態では、搬送ベルト10、ローラブロック部46及び給紙トレイ12が、開口部5a側から見て部分的に重なるように配置することで、プリンタ1全体における上下方向の寸法(高さ)を小さくしているのである。但し、このように構成しても、次述するように、搬送ベルト10を本体ケーシング5から円滑に引き出すことができる。
(2)引出カートリッジの引き出し時
(a)図1の状態から、引出カートリッジ7を引き出す場合には、まず、開閉カバー2を上に上げて開位置にする。すると、移動部材81が上方に押し上げられて、各カップリング機構71の嵌合部材73が進出位置から後退位置へと後退して各被嵌合部材76から離脱する(図5,8参照)。つまり、各嵌合部材73は、引出カートリッジ7及び入力ギア92の引出経路に邪魔にならないカップリング機構収納室70内に後退するのである。
次に、ローラユニット41の取っ手部100を把持して引き出すと、図9に示すように、このローラユニット41上に載置されたベルトユニット40も一体的に引き出される。このとき、ベルトユニット40のベルト後端突起43が奥側位置決め棒61上から外れて、脚部44が受け皿部47の底面47a上に当接し、搬送ベルト10の下面部分が当該底面47a上に衝突することが防止される。
また、給紙トレイ12の奥側係合突起53及び開口側係合突起54と、ローラユニット41の奥側係合部50及び開口側係合部52との係合により、給紙トレイ12も、ローラユニット41とともに一体的に引き出される。
(b)引出カートリッジ7を引き出した後は、図10に示すように、ローラユニット41からベルトユニット40を分離させることができるため、例えば搬送ベルト10が劣化した場合などにはそのベルトユニット40或いは搬送ベルト10だけを交換することができる。
(c)なお、本実施形態では、図1に示すように、ベルトユニット40は、搬送ベルト10が、搬送ベルト従動ローラ30よりも搬送ベルト駆動ローラ29の方が低くなるように全体として後方に傾斜配置した状態でローラユニット41上に載置される。これに対して、各画像形成ユニット20も搬送ベルト10の傾斜角度に対応した傾斜方向に沿って配列されている。従って、引出カートリッジ7の引き出し時には、搬送ベルト10と各感光体ドラム16とを摺接させることなく、両者を一括で離間させることができるようになっている。
(3)給紙トレイの引き出し時
例えば記録用紙3の補充作業では、給紙トレイ12だけを引き出せば済む。本実施形態では、開閉カバー2を閉位置にした状態で給紙トレイ12の取っ手部101を把持して引き出せば、図11に示すように、給紙トレイ12の奥側係合突起53及び開口側係合突起54と、ローラユニット41の奥側係合部50及び開口側係合部52との係合が解除され、給紙トレイ12だけを引き出すことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、引出カートリッジ7等を水平方向に引き出す構成としたが、これに限らず、設置面に対する傾斜方向、鉛直方向に引き出す構成であっても、本発明を適用することが可能である。但し、上記実施形態のように水平方向に引き出す構成の方が、一般的に引き出し作業がし易いというメリットがある。
(2)上記実施形態では、支持手段としての脚部44をベルトユニット40側に設けたが、受け皿部47側に設けた構成であってもよい。
(3)本実施形態では、引出カートリッジ7は本体ケーシング5から離脱でき、給紙トレイ12は引出カートリッジ7から離脱できる構成であったが、引き出し可能であれば、必ずしも離脱できないものであってもよい。
(4)上記実施形態では、搬送ローラ類13,14,18,19のほぼ全てが開口部5aから見て搬送ベルト10と重なる位置に配した構成であったが、これに限らず、それらの搬送ローラ類の一部の搬送ローラが重なる位置に配する構成であってもプリンタ1の上下方向における小型化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るプリンタの概略構成を示す断面図 給紙トレイ、ローラユニット及びベルトユニットを引き出してそれぞれ分離した状態を示す要部断面図 図1のX−X破断面における本体ケーシング、給紙トレイ、引出カートリッジの断面図 引出カートリッジ及び本体ケーシングを模式的に示した上断面図(その1) 引出カートリッジ及び本体ケーシングを模式的に示した上断面図(その2) 引出カートリッジ及び本体ケーシングを模式的に示した上断面図(その3) カップリング機構及び移動機構を示した図(進出位置) カップリング機構及び移動機構を示した図(後退位置) 引出カートリッジを引き出した状態を示すプリンタの要部断面図 ベルトユニットとローラユニットとを分離した状態を示す側断面図 給紙トレイを引き出した状態を示すプリンタの要部断面図
1...プリンタ(画像形成装置)
3...記録用紙(被記録媒体)
5...本体ケーシング(筐体)
5a...開口部
7...引出カートリッジ
10...搬送ベルト
12...給紙トレイ(被記録媒体収容カートリッジ)
13...給紙ローラ(搬送ローラ)
14...分離ローラ(搬送ローラ)
18a,18b...対向ローラ(搬送ローラ)
19...レジストローラ(搬送ローラ)
29...搬送ベルト駆動ローラ(張架軸)
30...搬送ベルト従動ローラ(張架軸)
40...ベルトユニット
41...ローラユニット
44...脚部(支持手段)
47...受け皿部
49...開口部側位置決め棒(開口部側位置決め部材)
50...係合部
60...案内溝(案内部)
61...奥側位置決め棒(奥側位置決め部材)
100,101...取っ手部

Claims (16)

  1. 一側面に開口部を有する筐体と、
    前記筐体内において、複数の張架軸に張架され、周面に配された被記録媒体を前記開口部に近い側から遠い側へと搬送する搬送ベルトと、
    前記開口部と前記搬送ベルトとの間であって、かつ、前記開口部から見て前記搬送ベルトと重なる位置に設けられ、被記録媒体を前記搬送ベルトへと搬送する搬送ローラと、
    前記搬送ベルトと前記搬送ローラとを保持しつつ前記開口部から一体的に引き出し可能な引出カートリッジと、
    前記開口部側から見て前記搬送ローラと重なる位置に配置され、前記搬送ベルトへと供給される被記録媒体を収容する被記録媒体収容カートリッジと、
    前記開口部側から見て前記引出カートリッジを覆い、且つ、前記被記録媒体収容カートリッジを露出させた閉位置と、前記開口部側から見て前記引出カートリッジ及び前記被記録媒体収容カートリッジを露出させた開位置との間で移動可能に設けられた開閉カバーと、を備え、
    前記開閉カバーが前記開位置にある場合、前記被記録媒体収容カートリッジは、前記引出カートリッジと係合し、当該引出カートリッジと一体的に前記筐体から引き出し可能であり、
    前記開閉カバーが前記閉位置にある場合、前記引出カートリッジと前記被記録媒体収容カートリッジとの係合は、当該被記録媒体収容カートリッジを引き出す際に解除され、当該被記録媒体収容カートリッジを独立的に引き出し可能である、画像形成装置。
  2. 前記引出カートリッジは、前記搬送ベルトを有するベルトユニットと、前記搬送ローラを有するローラユニットとを備え、これらのユニットが互いに分離可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ベルトユニット及び前記ローラユニットは、前記筐体内において、当該筐体側に支持された共通の位置決め部材に当接することにより位置決めされることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 一側面に開口部を有する筐体と、
    前記筐体内において、複数の張架軸に張架され、周面に配された被記録媒体を前記開口部に近い側から遠い側へと搬送する搬送ベルトと、
    前記開口部と前記搬送ベルトとの間であって、かつ、前記開口部から見て前記搬送ベルトと重なる位置に設けられ、被記録媒体を前記搬送ベルトへと搬送する搬送ローラと、
    前記搬送ベルトと前記搬送ローラとを保持しつつ前記開口部から一体的に引き出し可能な引出カートリッジと、を備え、
    前記引出カートリッジは、前記搬送ベルトを有するベルトユニットと、前記搬送ローラを有するローラユニットとを備え、これらのユニットが互いに分離可能であり、
    前記ベルトユニット及び前記ローラユニットは、前記筐体内において、当該筐体側に支持された共通の位置決め部材に当接することにより位置決めされる画像形成装置。
  5. 前記開口部側から見て前記搬送ローラと重なる位置に配置され、前記搬送ベルトへと供給される被記録媒体を収容する被記録媒体収容カートリッジを更に備え、
    前記被記録媒体収容カートリッジは、前記引出カートリッジと係合し、当該引出カートリッジと一体的に前記筐体から引き出し可能であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記引出カートリッジと前記被記録媒体収容カートリッジとの係合は、当該被記録媒体収容カートリッジを引き出す際に解除され、当該被記録媒体収容カートリッジを独立的に引き出し可能であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記引出カートリッジは、水平方向に沿って前記開口部から引き出されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記筐体内側には、前記ローラユニットを前記開口部側へと案内する案内部が形成され、
    前記ローラユニットが前記案内部に案内されつつ引き出される際、前記ベルトユニットは前記ローラユニットに係止された状態で当該ローラユニットとともに引き出されることを特徴とする請求項2〜請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記ローラユニットは、前記ベルトユニットの前記搬送ベルト下側を覆う受け皿部を有していることを特徴とする請求項2〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記ベルトユニットには、前記搬送ベルトと受け皿部とを離間した状態で前記ローラユニットと当接する脚部が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記位置決め部材は、前記開口部の近傍で前記筐体側に支持された開口側位置決め部材と、前記引出カートリッジの引き出し方向の奥側で前記筐体側に支持された奥側位置決め部材とを備え、
    前記ベルトユニット及び前記ローラユニットは、いずれも前記開口側及び奥側の両位置決め部材によって位置決めされることを特徴とする請求項3〜請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記筐体側には、前記搬送ローラ端部に嵌合する進出位置とそこから前記搬送ローラの軸方向に沿って後退した後退位置との間で進退可能に設けられた嵌合部が設けられ、前記進出位置にある状態で前記嵌合部に動力が与えれて前記搬送ローラを回動させることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記搬送ローラは、互いに異なる回転動作をする複数の搬送ローラであり、これら複数の搬送ローラは、それぞれに対応して設けられた前記嵌合部に個別に嵌合して動力を受けることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記搬送ベルトは、前記嵌合部よりも引き出し方向奥側に設けられたギア機構によって回動することを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記被記録媒体収容カートリッジは、前記引出カートリッジと係合する係合部を有し、この係合部の係合により前記引出カートリッジに対して位置決めされることを特徴とする請求項1〜請求項3、請求項5〜請求項14のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. 前記引出カートリッジ及び前記被記録媒体収容カートリッジには、それぞれ個別の取っ手部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3、請求項6〜請求項15のいずれかに記載の画像形成装置。
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