JP4608483B2 - ポリヌクレオチドの複合的分析のための組成物および方法 - Google Patents
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Description
本出願は、2003年2月18日出願の“Compositions and Methods for Multiplex Analysis of Polynucleotides”という名称の米国特許出願第60/448,440号、および2003年3月10日出願の“Compositions and Methods for Multiplex
Analysis of Polynucleotides”」という名称の米国特許出願第60/453,791号(これらの開示は、本明細書中にその全体が参考として援用される)に対して、米国特許法第119条第e項による利益を主張するものである。
本開示は、特定の相対的熱融解温度(relative thermal melting temperature)を有するプローブ対を使用して、ポリヌクレオチドの複合的解析を行なうための組成物および方法に関する。
核酸のハイブリダイゼーションは、分子生物学において基本的な現象である。配列特異的なハイブリダイゼーションを利用するプローブベースのアッセイが、核酸を検出、解析、および定量するための多くの適用において利用されている。例えば、プローブベースのハイブリダイゼーションは、遺伝子の発現レベルを定量したり、1塩基多型(SNP)および他の遺伝子変異を検出したり、また、遺伝子をタイプ分け、マッピングおよび/またはフィンガープリントするために広く用いられている数多くのアッセイ法の中核をなしている。
ように、それぞれが異なる識別可能な標識を有する複数の異なった配列特異的プローブを用いて、1回のアッセイで、目的の2種類以上の異なった配列の有無について、ポリヌクレオチド試料をアッセイすることができる。このようなアッセイでは、プローブが、それぞれに対する相補配列が存在するならば、それらとハイブリダイズする条件下で、ポリヌクレオチド試料を複数の標識された配列特異的プローブと接触させる。ハイブリダイズしなかったプローブを除去するために洗浄した後、その存在が目的の特定の配列の存在と相関している特定のスペクトルのシグナルまたは発色の有無を調べるためにアッセイ反応を評価する。
本開示は、ポリヌクレオチド試料の複合的解析のための組成物および方法を提供する。本明細書に記載された組成物および方法は、異なる識別可能な標識を使用せずに、1回のアッセイで1つまたは複数の標的配列の検出を可能にする示差的な相対的熱融解温度(Tm)を有する配列特異的シグナル−クエンチャーのプローブ対を使用する。実際、特定の相対的Tmを有するクエンチャープローブを使用することによって、シグナルプローブがすべて同じ標識を有している場合でも、複合的な様式で、複数の異なった標的配列を評価することができる。異なった識別可能な標識を有するシグナルプローブを使用することで、1回の複合的アッセイで解析または検出できる標的配列の種類を増やせる。このようにして、本明細書に記載された組成物および方法は、TmまたはTmおよび標識シグナルを併用することによってポリヌクレオチド試料の複合的解析を可能にする。
ができる。このキットは、必要に応じて、さらなるセットのプローブ対のすべてが、他のすべてのセットのシグナル標識から識別可能なシグナル標識で標識され得る2〜10種類の異なったプローブ対のセットをさらに含むことができる。
(略語と規則)
本明細書全体および図面において、特異的核酸塩基配列を含む標的配列、ポリヌクレオチド、シグナルプローブおよびクエンチャープローブを示すために使用されている略語は、通常の一字略記法である。大文字がヌクレオチド配列(例、RNAおよびDNAの配列)を示し、小文字がヌクレオチドの模倣配列(例、PNA配列)を表す。したがって、ポリヌクレオチドまたはオリゴヌクレオチドに含まれるとき、天然型のコード核酸塩基は、以下のように略記される:アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)、およびウラシル(U)。PNAなどの模倣のポリヌクレオチドまたはオリゴヌクレオチドに含まれるとき、天然型のコード核酸塩基は、以下のように略記される:アデニン(a)、グアニン(g)、シトシン(c)、チミン(t)、およびウラシル(u)。「核酸塩基配列」または「配列」は互換的に使用される。
本明細書と特許請求の範囲を通じて用いられるとき、以下の用語は、以下に記載する定義を有することが意図される。単数形で定義された用語は複数形も含み、逆の場合も同じである。
ペプチドの核酸技術を利用して、配列特異的な様式でポリヌクレオチドにハイブリダイズすることができるポリマーを作製している者に広く知られている天然および合成のヘテロ環状部分を意味する。適当な核酸塩基の非限定的な例には、アデニン、シトシン、グアニン、チミン、ウラシル、5−プロピニル−ウラシル、2−チオ−5−プロピニル−ウラシル、5−メチルシトシン、シュードイソシトシン、2−チオウラシルおよび2−チオチミン、2−アミノプリン、N9−(2−アミノ−6−クロロプリン)、N9−(2,6−ジアミノプリン)、ヒポキサンチン、N9−(7−デアザ−グアニン)、N9−(7−デアザ−8−アザ−グアニン)およびN8−(7−デアザ−8−アザ−アデニン)などがある。その他の適当な核酸塩基の非限定的な例は、Buchardt et al.,(国際公開第92/20702号または第92/20703号)の図2(A)および2(B)に示されている核酸塩基などである。
Eng. News 4−5:1153;Dempey et al.,1995,J.Am.Chem.Soc.117:6140−6141も参照)に記載されているような正に荷電した糖−グアニジル鎖交をもつ核酸塩基ポリマーなどであるが、これらに限定されるものではない。糖が2’−デオキシリボースである、正に荷電した類似化合物は「DNG」と称され、一方、糖がリボースである同様の化合物は「RNG」と称される。ポリヌクレオチドおよびオリゴヌクレオチドの類似化合物の定義に具体的に含まれるのは、ロックされた核酸(locked nucleic acids)(LNA:例えば、Elayadi et al.,2002, Biochemistry 41:9973−9981;Koshkin et al.,1998,J.Am.Chem.Soc.120:13252−3;Koshkin et al.,1998,Tetrahedron Letters,39:4381−4384;Jumar et al.,1998,Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 8:2219〜2222;Singh and Wengel,1998,Chem.Commun.12:1247−1248;国際公開00/56746号、国際公
開02/28875号および国際公開01/48190号を参照;これらはすべて、その全体が参考として本明細書中に援用される。
al.,1992,J.Am.Chem.Soc.114:4006を参照);3’−チオホルムアセタール骨格(例えば、Jones et al.,1993,J.Org.Chem.58:2983を参照)およびスルファメート骨格(例えば、米国特許第5,470,967号を参照)。上記参考文献はすべて、参考として本明細書中に援用される。
an et al.,1997,Bioorg.Med.Chem.Lett.7:687−690;Krotz et al.,1995,Tett.Lett.36:6941−6944;Lagriffoul et al.,1994,Bioorg.Med.Chem.Lett.4:1081−1082;Diederichsen,U.,1997,Bioorganic & Medicinal Chemistry 25 Letters,7:1743−1746;Lowe et al.,1997,J.Chem.Soc.Perkin Trans.1,1:539−546;Lowe et
al.,1997,J.Chem.Soc.Perkin Trans.11:547−554;Lowe et al.,1997,I.Chem.Soc.Perkin Trans.11:555−560;Howarth et al.,1997,I.Org.Chem.62:5441−5450;Altmann,K−H et al.,1997,Bioorganic & Med. Chem. Letters,7:1119−1122;Diederichsen,U.,1998,Bioorganic
& Medicinal Chemistry Lett.,8:165−168;Diederichsen et al.,1998,Angew.Chem.mt.Ed.,37:302−305;Cantin et al.,1997,Tett.Lett.,38:4211−4214;Ciapetti et al.,1997,Tetrahedron,53:1167−1176;Lagriffoule et al.,1997,Chem.Eur.1.’3:912−919;Kumar et al.,2001,Organic Letters 3(9):1269−1272;および国際公開第96/04000号として開示されているShah et al.,のペプチドに基づく核酸模倣物(PENAM)(Peptide−Based Nucleic Acid Mimics (PENAMs))。これらはすべて参考として本明細書中に援用される。
(I)
、およびポリヌクレオチド模倣化合物を含む核酸塩基のポリマーまたはオリゴマーを意味する。例えば、キメラオリゴは、RNA配列に連結したDNA配列を含むことが可能である。キメラオリゴの別の例は、PNAの配列に連結したDNA配列、およびPNAの配列に連結したRNA配列などである。
ここでは、ポリヌクレオチド試料の複合的解析を行なうための組成物および方法を提示する。いくつかの実施態様において、識別不能な標識を有し、かつ特定の相対的熱融解温度を有する複数のシグナル−クエンチャー核酸塩基オリゴマープローブ対を使用する、Tmによってポリヌクレオチド試料の複合的解析を行なうための方法(Tm複合的解析法)が提供される。例えば、シグナルプローブが標的配列の一領域にハイブリダイズすると、シグナルプローブによって検出可能なシグナルが放出され(すなわちスイッチが入り)、クエンチャープローブが、クエンチできる近さでシグナルプローブにハイブリダイズするとクエンチされ得る(すなわちスイッチがオフになる)。各クエンチャープローブは、対応するシグナルプローブよりも低いTm値をもつことも可能であり、アッセイにおいて使用されるシグナルプローブおよびクエンチャープローブのすべての中で最も高いTm値をもつことができる第1のシグナルプローブ以外の各シグナル−クエンチャープローブ対のシグナルプローブは、前記クエンチャープローブ対のクエンチャープローブよりも低いTm値をもつことが可能である。特定の相対的Tm値によって、温度が、さまざまなプローブのTm値を含む温度範囲にわたって上昇するか下降すると、シグナルプローブによって産生させるシグナルは、対応するクエンチャープローブが標的配列にハイブリダイズするか、融解して標的配列から離れるかによって、スイッチが入ったり切れたりすることになる。したがって、ポリヌクレオチド試料の1つ以上の標的配列の有無は、温度の関数としてのシグナルのオンやオフの状態によって評価される。
幅法(RCA)、Lizardi,1998,Nat.Genetics 19(3):225−232および米国特許第5,854,033号)または非同期PCR(Asynchronous PCR)(例えば、国際公開第01/94638号を参照)などがあるが、これらに限定されるものではない。
、オリゴヌクレオチドの類似化合物、PNAやキメラオリゴなどオリゴヌクレオチドの模倣化合物を含むが、これらに限定されるものではない。いくつかの実施態様において、シグナルプローブおよびクエンチャープローブは、ヌクレアーゼ(例えばエキソヌクレアーゼおよび/またはエンドヌクレアーゼ)による分解にたいして抵抗性であってもよい。ヌクレアーゼ抵抗性プローブには、例示であって制限的ではないが、PNAプローブなどのオリゴヌクレオチド模倣プローブなどがある。
ヒビター−DNA−酵素モジュールを含む、DNA検出のためのシステムについて記載しているSaghatelian et al.,2003,J.Am.Chem.Soc.,125:344−345を参照のこと、この文献はその全体が、参考として本明細書中に援用される)。シグナル標識がフルオロフォアであれば、クエンチャー標識は、シグナルであるフルオロフォアの発光をクエンチすることができるフルオロフォア、クロモフォア、またはその他の成分部分であってもよい(このような種類のシグナル−クエンチャー標識対については、以下で詳細に検討する)。
て使用することができる。例えば、一つの部分が第1の供与体として働き、その他の色素部分が、励起エネルギーを受け取って移動させることができる受容体/供与体として働くという、3種類の色素部分を用いることができる。当業者なら理解できるように、多数の色素を含むエネルギー移動カスケードも、本明細書記載の方法において使用することができる。
al.,1998,Anal.Biochem.255:101−107;米国特許第6,427,156号;および米国特許第6,140,054号を参照。これらの開示は、本明細書中に参考として援用される。
設計することができる。シグナルプローブとクエンチャープローブは、標的配列上で互いに非連続的にハイブリダイズするように設計することができる。例えば、1から5個の核酸塩基で、シグナルプローブとクエンチャープローブの間を隔てることができる。代表的には、シグナルプローブとクエンチャープローブを、それらが標的配列にハイブリダイズすると0個から1個の核酸塩基で隔てられるように設計することができる。
本鎖ポリヌクレオチドの浅い方の溝に結合する色素などである(MGB色素)。このようなインターカレートする色素やMGB色素が数多く知られている。適当なインターカレート色素の具体例は、アクリジンオレンジ、エチジウムブロマイド、ヨウ化プロピジウム、ヨウ化ヘキシウムエチジウムブロマイドのホモダイマー、ヨウ化3,3’−ジエチルチアジカルボシアニン(Wilhelmsson et al.,2002,Nucleic
Acids Res.30(2)e3)、SYBR(登録商標)グリーンIおよびSYBR(登録商標)グリーンII(Molecular Probes,Eugene,OR)、7−アミノアクチノマイシンD、アクチノマイシンD(インターカレーションすると吸光度を変化させる非蛍光性色素)、およびMolecular Probes,Eugene,ORから入手できるその他のインターカレート色素(例えば、Molecular Probes Catalog, Sections 8.1を参照。本文献は参考として本明細書中に援用される。
る検出可能なシグナルをクエンチする。いくつかの実施態様では、非FRETの供与体および受容体が使用される(米国特許第6,150,097号を参照のこと。本文献は、参考として本明細書中に援用される)。ヘアピン型自己指示プローブは、完全にPNAから作製することができる(米国特許第6,355,412号を参照のこと。本文献は、その全体が参考として本明細書中に援用される)。
Nucleic Acids;Protocols and Applications,Horizon Scientific Press, Norfolk England (1999)も参照のこと。
クエンチャーのプローブ対16、22、28を有するポリヌクレオチド10を用いた実施態様を参照して図2Aに示す。各標的配列は、識別配列11、15の領域および非識別配列13、17の領域を含む。第1のシグナル−クエンチャープローブ対は、第1のシグナルプローブ18と第1のクエンチャープローブ20を、第2のプローブ対は、第2のシグナルプローブ24と第2のクエンチャープローブ26を、そして第3のプローブ対は、第3のシグナルプローブ30と選択的な第3のクエンチャープローブ32を含んでいる。図に示すように、各シグナルプローブ18、24、30は、自己指示シグナルプローブであり、19aで示されるシグナル標識と19bで示されるクエンチャー色素(例えばFRET受容体)を含んでいる。クエンチャープローブ20、26、32はすべて、自己指示シグナルプローブ18、24、30のクエンチャー色素と同じクエンチャー標識を含んでいる。図示された実施態様では、シグナルプローブ18、24、30は、標的配列の識別領域にハイブリダイズするよう設計されており、クエンチャープローブ20、26、32は、標的配列の非識別領域にハイブリダイズするよう設計されている。
8:5881−5889など参照)。プローブと標的配列の間のミスマッチが、プローブのTm値を低下させる原因となりうる(例えば、Guo et al.,1997,Nat.Biotechnol.15:331−335;Wallace et al.,1979,Nucleic Acids Res.6:3543−3557を参照)。ミスマッチのタイプも、プローブのTm値の低下量に影響を与えうる。例えばG−Tミスマッチのように比較的安定したミスマッチは、DNAプローブのTm値を2〜3℃低下させることが知られている(例えば、Bernardet et al.,1998,Anal.Biochem.255:101−107を参照)が、一方、より不安定なC−Aミスマッチは、DNAプローブのTm値を8〜10℃変化させることが知られている(例えば、Lay et al.,1997,Clin.Chem.43:2262−2267;Bernard et al.,1998,Am.J.Pathol.153:1055−1061を参照)。ミスマッチの位置と数もプローブのTm値に影響することが知られている(例えば、Wallace et al.,1979、前掲参照)。このように、標的配列に対するプローブの配列同一性%が、標的配列の相補鎖からプローブが解離するか、または融解する温度に直接影響を与えうる。プローブと標的配列との間の配列の違いまたはミスマッチが大きくなるほど、プローブのTm値は低下する。したがって、例えば、標的配列に完全に相補的な配列をもつプローブは、1個以上のミスマッチを含む配列をもつプローブよりも高い温度で解離するはずである。
結合部分」または「DBM」とは、2本鎖のポリヌクレオチドに結合する分子を意味する。シグナルプローブまたはクエンチャープローブに含まれている場合、DBMは、ハイブリダイズしたプローブによって形成される二重鎖に結合して、ハイブリッドを安定化させ、Tm値を増加させる。使用に適したDBMは、インターカレート色素(既述)および浅い方の溝結合(MGB)部分などであるが、これらに限定されるものではない。MGB部分は、MGB色素(既述)を含み、また、ポリヌクレオチドの2本鎖の浅い方の溝に結合する非蛍光分子を含む。使用に適した非蛍光MGB部分は、ネトロプシン、ディスタマイシンおよびレキシトロプシン、ミトラマイシン、クロモマイシンA3、オリボマイシン、アントラマイシン、シビロマイシンなどであり、さらに関連抗生物質および合成誘導化合物である、ペンタミジン、スチルバミジンおよびベレニル(berenil)などのジアリールアミジン、CC−1065および関連するピロロインドールおよびインドールポリペプチド、ならびに天然または合成のアミノ酸からなる多くのオリゴペプチドなどであるが、これらに限定されるものではない。
900、7000配列検出装置などであるが、これらに限定されるものではない。
たは、ミスマッチのTm値によってはもっと多くに)ハイブリダイズする。しかし、この温度では、クエンチャープローブも多型標的にハイブリダイズするため、ミスマッチしたシグナルプローブは検出可能なシグナルを産生せず、そのシグナルは、隣接してハイブリダイズしたクエンチャープローブによってクエンチされる。クエンチャープローブを使用するため、ミスマッチハイブリダイゼーション現象は観察されない。その結果、シグナルプローブの特異性が効果的に高められる。多型的な標的の存在による干渉を受けることなく、正確な配列解析結果を得ることができる。異なった多型標的に相補的で、異なった識別可能標識をもつ、さらに別のシグナルプローブを使用することによって、1回のアッセイで、3つの多型的な標的配列をすべて正確に同定することができる。
本明細書記載の方法で使用される組成物と試薬をパッケージしてキットにすることができる。いくつかの実施態様において、このキットは、感染症、遺伝的疾患、または細胞性疾患に関連する標的配列を検出するため、したがって、そのような疾患を診断するために使用することができる。
すると第1の検出可能な蛍光シグナルを発生させることができる第1のシグナルプローブ;2)第1のシグナルプローブとして同じ標的配列にクエンチできる近さでハイブリダイズすることができ、クエンチできる近さでそれにハイブリダイズすると、第1のシグナルプローブのシグナルをクエンチすることができる第1のクエンチャープローブであって、第1のシグナルプローブのTm値よりも低いTm値をもつ第1のクエンチャープローブ;3)第2の標的配列にある同じか異なるポリヌクレオチドにハイブリダイズすることができ、それにハイブリダイズすると第2の検出可能な蛍光シグナルを発生させることができる第2のシグナルプローブであって、第1のクエンチャープローブのTm値よりも低いTm値をもつ第2のシグナルプローブ;および4)第2のシグナルプローブとして同じ標的配列にクエンチできる近さでハイブリダイズすることができ、クエンチできる近さでそれにハイブリダイズすると、第2のシグナルプローブのシグナルをクエンチすることができる選択的な第2のクエンチャープローブであって、第2のシグナルプローブのTm値よりも低いTm値をもつ選択的な第2のクエンチャープローブを含む。
いくつかの実施態様において、本明細書記載の組成物および方法は、感染症、遺伝的疾患、または細胞性疾患に関連する標的配列を検出して、そのような疾患を診断するために使用することができる。より具体的には、本明細書記載の組成物および方法を用いて、そのような疾患に関連する変異または配列の変動(例えば、遺伝子型判定)、および、例えば一塩基多型性(SNPs)などの多型性を検出することができる。
.putidaなどのシュードモナス属;トラコーマクラミジアなどのクラミジア属;百日咳菌などのボルデテラ属;梅毒トレポネーマなどのトレポネーマ属など、目的の幅広い種類の病原性および非病原性の原核生物から得ることができる。
SA 91:10134−10138(1994);Leiven et al.,Journal of Clinical Microbiology,34(9):2259−2266(1996)参照)。
al.,1994,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 91:11022−11026;Widell et al,1994,J.Med.Virol. 44:272−279;Okamoto et al.,1993,J.Gen.Viro1. 74:2385−2390;Smith et al.,1995,J.Gen.Virol.76:1749−1761参照。これらの文献は全てその全体が参考として本明細書中に援用される)。
Tm複合的アッセイ法が、さまざまな標的配列を明確に識別できることが、4種類の異なった標的配列に特異的なシグナル−クエンチャープローブ対によって実証された。標的、シグナルプローブおよびクエンチャープローブの配列を下の表1に示す。色素「DYE1」の構造を以下に示す。
本実施例は、Tm複合的アッセイ法が、シグナルプローブの特異性を効果的に高めて、非常に密接な関係にある標的配列を識別できることを実証する。
Tm複合的アッセイ法が、特定のHCV遺伝子型配列に特異的なシグナル−クエンチャープローブ対および合成したHCV特異的DNA標的によって、近縁のHCV遺伝子型配列を明確に識別できることを実証した。プローブと標的配列の配列を、下の表2に示す。Dye1は、実施例1で使用したものと同じ色素である。下線を施したヌクレオチドは、シグナルプローブがハイブリダイズする配列を示している。
、約56℃、68℃および83℃で観察された3つのピークと、約63℃と76℃で観察された2つの谷によって示されている。これらの結果は、本発明に係る方法を用いて、近縁の配列を容易に識別できることを示している。
Claims (119)
- 一つ以上の標的配列について、ポリヌクレオチド試料を分析する方法であって、該方法は、以下:
一つ以上の標的配列を含むと推定されるポリヌクレオチド試料を、(i)第1の標的配列の少なくとも一部にハイブリダイズし得、それにハイブリダイズする場合、第1の検出可能なシグナルを発生し得る第1のシグナルプローブ;(ii)該第1のシグナルプローブにクエンチする近さでハイブリダイズし得、クエンチする近さでそれにハイブリダイズする場合、該第1のシグナルプローブのシグナルをクエンチし得る第1のクエンチャープローブであって、該第1のシグナルプローブのTmよりも低いTmを有する第1のクエンチャープローブ;(iii)第2の標的配列の少なくとも一部にハイブリダイズし得、それにハイブリダイズする場合、第2の検出可能なシグナルを発生し得る少なくとも第2のシグナルプローブ;および(iv)該第2のシグナルプローブにクエンチする近さでハイブリダイズし得、クエンチする近さでそれにハイブリダイズする場合、該第2のシグナルプローブのシグナルをクエンチし得る任意の第2のクエンチャープローブであって、該第2のシグナルプローブのTmよりも低いTmを有する該任意の第2のクエンチャープローブと接触させる工程;
該シグナルプローブの検出可能なシグナルを、温度の関数として直接検出する工程;ならびに
該ポリヌクレオチド試料に一つ以上の標的配列が存在するか否かをそれから決定する工程、を包含し、
さらに該第1のシグナルプローブのTmが該第1のクエンチャープローブのTmよりも高く、該第1のクエンチャープローブのTmが該第2のシグナルプローブのTmよりも高く、かつ、該第2のシグナルプローブのTmが該第2のクエンチャープローブのTmよりも高いことを条件とする、方法。 - 前記第1の検出可能なシグナルおよび第2の検出可能なシグナルが、蛍光シグナルである、請求項1に記載の方法。
- 前記第1の蛍光シグナルおよび第2の蛍光シグナルがスペクトル分解可能である、請求項2に記載の方法。
- 前記第1のクエンチャープローブのTmが、前記第1のシグナルプローブのTmよりも5〜10℃低い範囲にあり、そして前記任意の第2のクエンチャープローブのTmが、前記第2のシグナルプローブのTmよりも5〜10℃低い範囲にある、請求項1に記載の方法。
- 前記第1の蛍光シグナルおよび第2の蛍光シグナルがスペクトル分解可能ではない、請求項2に記載の方法。
- 前記第1のクエンチャープローブのTmが、前記第1のシグナルプローブのTmよりも5〜10℃低い範囲にあり、そして前記任意の第2のクエンチャープローブのTmが、前記第2のシグナルプローブのTmよりも5〜10℃低い範囲にある、請求項5に記載の方法。
- 前記第2のシグナルプローブのTmが、前記第1のシグナルプローブのTmよりも7〜15℃低い範囲にある、請求項5に記載の方法。
- 前記第1の蛍光シグナルおよび第2の蛍光シグナルが同一である、請求項5に記載の方法。
- 前記任意の第2のクエンチャープローブが存在する、請求項1に記載の方法。
- 前記第1のシグナルプローブおよび第2のシグナルプローブが自己指示シグナルプローブである、請求項1に記載の方法。
- 前記自己指示プローブがヘアピン型プローブである、請求項10に記載の方法。
- 前記第1のシグナル、第1のクエンチャー、第2のシグナル、および任意の第2のクエンチャープローブが、ヌクレアーゼによる分解に抵抗性である、請求項11に記載の方法。
- 前記第1のシグナル、第1のクエンチャー、第2のシグナル、および任意の第2のクエンチャープローブが、それぞれ互いに独立に、DNA核酸塩基オリゴマー、RNA核酸塩基オリゴマー、およびPNA核酸塩基オリゴマーからなる群より選択される、請求項11に記載の方法。
- 前記第1のシグナル、第1のクエンチャー、第2のシグナル、および任意の第2のクエンチャープローブが、すべてDNA、RNAまたはPNAの核酸塩基オリゴマーである、請求項13に記載の方法。
- 前記自己指示プローブが直鎖型自己指示プローブである、請求項10に記載の方法。
- 前記第1のシグナル、第1のクエンチャー、第2のシグナル、および任意の第2のクエンチャープローブが、ヌクレアーゼによる分解に抵抗性である、請求項15に記載の方法。
- 前記第1のシグナル、第1のクエンチャー、第2のシグナル、および任意の第2のクエンチャープローブが、それぞれ互いに独立に、DNA、RNAおよびPNAの核酸塩基オリゴマーからなる群より選択される、請求項15に記載の方法。
- 前記第1のシグナル、第1のクエンチャー、第2のシグナル、および任意の第2のクエンチャープローブが、すべてDNA、RNAまたはPNAの核酸塩基オリゴマーである、請求項17に記載の方法。
- 前記第1のシグナル、第1のクエンチャー、第2のシグナル、および任意の第2のクエンチャープローブが、すべてPNAの核酸塩基オリゴマーである、請求項17に記載の方法。
- 各自己指示プローブが、ハイブリダイズしなかったシグナルプローブからハイブリダイズしたシグナルプローブを区別し得る標識を含む、請求項10に記載の方法。
- 前記標識が蛍光性のインターカレート色素である、請求項20に記載の方法。
- 前記蛍光性インターカレート色素が、アクリジンオレンジ、エチジウムブロマイド、ヨウ化プロピジウム、ヨウ化ヘキシジウム、エチジウムブロマイドのホモダイマー、ヨウ化3,3’−ジエチルチアジカルボシアニン、SYBR(登録商標)グリーンIおよびSYBR(登録商標)グリーンII、7−アミノアクチノマイシンD、およびアクチノマイシンDからなる群より選択される、請求項21に記載の方法。
- 前記標識が、浅い方の溝に結合する蛍光性の色素である、請求項20に記載の方法。
- 前記浅い方の溝に結合する蛍光性の色素が、Hoechst 332589、Hoechst 33342、およびHoechst 34580などのビスベンズイミド色素、ならびにDAPI(4’,6−ジアミノ−2−フェニルインドール)などのインドール色素からなる群より選択される、請求項23に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、前記第1シグナルプローブのTmよりも高い温度から、前記任意の第2のクエンチャープローブのTmよりも低い温度まで低下する温度の関数として検出される、請求項1に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、前記シグナルプローブおよびクエンチャープローブのTmにほぼ等しい温度で検出される、請求項25に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、前記シグナルプローブとクエンチャープローブのTmとのほぼ中間の温度で検出される、請求項25に記載の方法。
- 前記温度が、0.01℃/分〜5℃/分の範囲内の割合で低下する、請求項25に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、温度の関数として、100ミリ秒〜10,000ミリ秒毎の範囲の割合で連続して検出される、請求項25に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、前記任意の第2のクエンチャープローブのTmよりも低い温度から、前記第1のシグナルプローブのTmよりも高い温度まで上昇する温度の関数として検出される、請求項1に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、前記シグナルプローブおよびクエンチャープローブのTmにほぼ等しい温度で検出される、請求項30に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、前記シグナルプローブおよびクエンチャープローブのTmの中間の温度で検出される、請求項30に記載の方法。
- 前記温度が、0.01℃/分〜5℃/分の範囲内の割合で上昇する、請求項30に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、温度の関数として、100ミリ秒〜10,000ミリ秒毎の範囲の割合で連続して検出される、請求項30に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、前記第1のシグナルプローブおよび第2のシグナルプローブのTmを決定することによって、温度の関数として検出される、請求項1に記載の方法。
- 前記ポリヌクレオチド試料が、ゲノムDNA、cDNA、RNA、mRNA、rRNAおよび増幅産物からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
- 前記ポリヌクレオチド試料が1本鎖である、請求項36に記載の方法。
- 前記ポリヌクレオチド試料が、2つ以上の異なったポリヌクレオチドを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記標的配列が、2つ以上のポリヌクレオチド上に存在する、請求項1に記載の方法。
- 前記標的配列が、同一のポリヌクレオチド鎖上に存在する、請求項1に記載の方法。
- 前記標的配列が、2つの異なったポリヌクレオチド鎖上に存在する、請求項1に記載の方法。
- 一つ以上の標的配列について、ポリヌクレオチド試料を分析する方法であって、該方法は、以下:
ポリヌクレオチド試料を、(1)m個のシグナル−クエンチャープローブ対の第1のセットであって、それぞれ、(i)標的配列の一部にハイブリダイズし得、それにハイブリダイズする場合、第1の検出可能なシグナルを発生させ得る第1のシグナルプローブ、および(ii)該シグナルプローブにクエンチする近さでハイブリダイズし得、クエンチする近さでそれにハイブリダイズする場合、その検出可能なシグナルをクエンチし得る、対応する第1のクエンチャープローブを含む、第一のセットであって、ここで、該第1のシグナルプローブがもっとも高いTmを有し、各クエンチャープローブのTmが、それに対応するシグナルプローブのTmよりも低く、各シグナルプローブのTmが、それに先行するシグナル−クエンチャープローブ対のクエンチャープローブのTmよりも低く、そして、さらに、最も低いTmを有する該第1のセットの該シグナル−クエンチャープローブ対の該クエンチャープローブが任意である、第1のセット;ならびに(2)n個のシグナル−クエンチャープローブ対の第2のセットであって、それぞれ、(i)標的配列の一部にハイブリダイズし得、それにハイブリダイズする場合、該第1の検出可能なシグナルと区別可能な第2の検出可能なシグナルを発生させ得る第2のシグナルプローブ、および(ii)該シグナルプローブにクエンチする近さでハイブリダイズし得、クエンチする近さでそれにハイブリダイズする場合、その検出可能なシグナルをクエンチし得る、対応する第2のクエンチャープローブを含む第2のセットであって、ここで、各クエンチャープローブのTmが、それに対応するシグナルプローブのTmより低く、各シグナルプローブのTmが、それに先行するシグナル−クエンチャープローブ対のクエンチャープローブのTmより低く、そして、さらに、最も低いTmを有する該第2のセットの該シグナル−クエンチャープローブ対のクエンチャープローブが任意である、第2のセットと接触させる工程;
該第1および第2の検出可能なシグナルを、温度の関数として直接検出する工程;ならびに、
該ポリヌクレオチド試料に一つ以上の標的配列が存在するか否かを決定する工程;
を包含し、
さらに該第1のシグナルプローブのTmが該第1のクエンチャープローブのTmよりも高く、該第1のクエンチャープローブのTmが該第2のシグナルプローブのTmよりも高く、かつ、該第2のシグナルプローブのTmが該第2のクエンチャープローブのTmよりも高いことを条件とする、方法。 - mが、1〜10までの範囲の整数であり、nが1〜10までの範囲の整数である、請求項42に記載の方法。
- 各シグナル−クエンチャープローブ対のシグナルプローブとクエンチャープローブとの間のTmの差が、5〜10℃の範囲である、請求項42に記載の方法。
- 前記第1のセットのシグナルプローブのTmが、7〜15℃の温度範囲で互いに異なり、前記第2のセットのシグナルプローブのTmが、7〜15℃の温度範囲で互いに異なる、請求項42に記載の方法。
- 前記第1のセットの各シグナルプローブのTmが、直前のシグナル−クエンチャープローブ対のクエンチャープローブのTmよりも5〜10℃の範囲で低く、前記第2のセットの各シグナルプローブのTmが、直前のシグナル−クエンチャープローブ対のクエンチャープローブのTmよりも5〜10℃の範囲で低い、請求項42に記載の方法。
- 前記第1のセットおよび第2のセットのプローブのTmが、20℃〜90℃の範囲である、請求項42に記載の方法。
- 請求項42に記載の方法であって、該方法は、さらに、p個のシグナル−クエンチャープローブ対の第3のセットを含み、該第3のセットのそれぞれが、標的配列の一部にハイブリダイズし得、前記第1の判別可能なシグナルおよび第2の判別可能なシグナルから判別され得る第3の検出可能なシグナルを発生させ得るシグナルプローブ、および、該シグナルプローブにクエンチする近さでハイブリダイズし得、クエンチする近さでそれにハイブリダイズする場合、その検出可能なシグナルをクエンチし得る、対応するクエンチャープローブを含み、ここで、各クエンチャープローブのTmが、それに対応するシグナルプローブのTmよりも低く、各シグナルプローブのTmが、それに先行するシグナル−クエンチャープローブ対のクエンチャープローブのTmよりも低く、そして、さらに、最も低いTmを有するシグナル−クエンチャープローブ対のクエンチャープローブが選択的であり;そして、第1、第2および第3の検出可能なシグナルが温度の関数として検出される、方法。
- 前記検出可能なシグナルが蛍光シグナルである、請求項48に記載の方法。
- 前期選択的なクエンチャープローブが存在する、請求項48に記載の方法。
- 前記シグナルプローブが自己指示シグナルプローブである、請求項48に記載の方法。
- 各自己指示シグナルプローブが、ヘアピン型の自己指示プローブである、請求項51に記載の方法。
- 各自己指示プローブが、直鎖型の自己指示プローブである、請求項51に記載の方法。
- 各自己指示シグナルプローブが、ハイブリダイズしたシグナルプローブをハイブリダイズしていないシグナルプローブから区別し得る標識を含む、請求項51に記載の方法。
- 前記プローブが、ヌクレアーゼによる分解に抵抗性である、請求項48に記載の方法。
- 各プローブが、DNA核酸塩基オリゴマー、RNA核酸塩基オリゴマー、およびPNA核酸塩基オリゴマーからなる群より独立に選択される、請求項48に記載の方法。
- 各プローブがPNA核酸塩基オリゴマーである、請求項56に記載の方法。
- 前記ポリヌクレオチドサンプルが、ゲノムDNA、cDNA、RNA、mRNA、rRNAおよび増幅産物からなる群より選択される、請求項48に記載の方法。
- 前記標的配列が同一のポリヌクレオチド鎖上に存在する、請求項48に記載の方法。
- 前記標的配列が、2つの異なったポリヌクレオチド鎖上に存在する、請求項48に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、前記第1シグナルプローブのTmよりも高い温度から、選択的な前記第2のクエンチャープローブのTmよりも低い温度まで低下する温度の関数として検出される、請求項48に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、前記シグナルプローブおよびクエンチャープローブのTmにほぼ等しい温度で検出される、請求項61に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、前記シグナルプローブのTmとクエンチャープローブのTmとの中間の温度で検出される、請求項61に記載の方法。
- 前記温度が、0.01℃/分〜5℃/分の範囲内の割合で低下する、請求項61に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、温度の関数として、100ミリ秒〜10,000ミリ秒の範囲の割合で連続して検出される、請求項61に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、選択的な前記第2のクエンチャープローブのTmよりも低い温度から、前記第1のシグナルプローブのTmよりも高い温度まで上昇する温度の関数として検出される、請求項48に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、前記シグナルプローブおよびクエンチャープローブのTmにほぼ等しい温度で検出される、請求項66に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、前記シグナルプローブのTmとクエンチャープローブのTmとの中間の温度で検出される、請求項66に記載の方法。
- 前記温度が、0.01℃/分〜5℃/分の範囲内の割合で上昇する、請求項66に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、温度の関数として、100ミリ秒〜10,000ミリ秒毎の範囲の割合で連続して検出される、請求項66に記載の方法。
- 前記検出可能なシグナルが、前記第1のシグナルプローブおよび第2のシグナルプローブのTmを決定する工程によって、温度の関数として検出される、請求項48に記載の方法。
- 生物の遺伝子型を判定する方法であって、該方法は、以下:
該生物からのポリヌクレオチド試料、またはそれの増幅産物を、第1の複数のシグナル−クエンチャープローブ対と接触させる工程であって、該シグナル−クエンチャープローブ対のそれぞれは、種々の遺伝子型特異的配列に、クエンチする近さでハイブリダイズして、分析可能な温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを生成し得る、工程;
該シグナル−クエンチャープローブ対に対して、温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを得る工程、および
該生物の遺伝子型をそれから決定する工程、
を包含し、
該第1の複数のシグナル−クエンチャープローブ対が、第1および第2のシグナルプローブと第1および第2のクエンチャープローブとを含み、
さらに該第1のシグナルプローブのTmが該第1のクエンチャープローブのTmよりも高く、該第1のクエンチャープローブのTmが該第2のシグナルプローブのTmよりも高く、かつ、該第2のシグナルプローブのTmが該第2のクエンチャープローブのTmよりも高いことを条件とする、方法。 - 請求項72に記載の方法であって、各シグナル−クエンチャーのプローブ対が、それぞれの遺伝子型特異的配列にハイブリダイズする場合、検出可能な蛍光シグナルを発生するシグナルプローブ、および、該シグナルプローブにクエンチする近さでハイブリダイズする場合、該シグナルプローブの検出可能な蛍光シグナルをクエンチするクエンチャープローブを含む、方法。
- 前記シグナルプローブによって発生される前記検出可能な蛍光シグナルが、スペクトル分解可能ではない、請求項72に記載の方法。
- 少なくとも1つのシグナルプローブによって発生される前記検出可能な蛍光シグナルが、他のシグナルプローブによって発生される検出可能な蛍光シグナルからスペクトル分解され得る、請求項72に記載の方法。
- ウイルスの遺伝子型を判定する方法であって、該方法は、以下:
ウイルス由来のポリヌクレオチドサンプル、またはそれの増幅産物を、第1の複数のシグナル−クエンチャープローブ対と接触させる工程であって、該シグナル−クエンチャープローブ対のそれぞれが、種々のウイルス遺伝子型特異的配列に、クエンチする近さでハイブリダイズして分析可能な温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを生み出し得る、工程;
該シグナル−クエンチャープローブ対に対して、温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを得る工程、および
該ウイルスの遺伝子型をそれから決定する工程、
を包含し、
該第1の複数のシグナル−クエンチャープローブ対が、第1および第2のシグナルプローブと第1および第2のクエンチャープローブとを含み、
さらに該第1のシグナルプローブのTmが該第1のクエンチャープローブのTmよりも高く、該第1のクエンチャープローブのTmが該第2のシグナルプローブのTmよりも高く、かつ、該第2のシグナルプローブのTmが該第2のクエンチャープローブのTmよりも高いことを条件とする、方法。 - 前記ウイルスがC型肝炎ウイルス(HCV)である、請求項76に記載の方法。
- 請求項68または76に記載の方法であって、種々の遺伝子型特異的配列に、クエンチする近さでハイブリダイズして分析可能な温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを生み出し得る第2の複数のシグナル−クエンチャープローブ対をさらに含む、方法。
- 請求項78に記載の方法であって、前記第1の複数の各シグナル−クエンチャーのプローブ対が、それぞれの遺伝子型特異的配列にハイブリダイズする場合、第1の検出可能な蛍光シグナルを発生するシグナルプローブ、および、クエンチする近さでそれにハイブリダイズする場合、該シグナルプローブの蛍光シグナルをクエンチするクエンチャープローブを含み、そして、該第2の複数の各シグナルプローブが、それぞれの遺伝子型特異的配列にハイブリダイズする場合、第2の検出可能な蛍光シグナルを発生するシグナルプローブ、および、クエンチする近さでそれにハイブリダイズする場合、該シグナルプローブの蛍光シグナルをクエンチするクエンチャープローブを含み、ここで、第1および第2の検出可能な蛍光シグナルが互いからスペクトル分解可能である、方法。
- 前記第1の複数が、2〜10個のシグナル−クエンチャープローブ対を含み、前記第2の複数が、2〜10個のシグナル−クエンチャープローブ対を含む、請求項79に記載の方法。
- 前記シグナルプローブが自己指示シグナルプローブである、請求項72〜80のいずれか1項に記載の方法。
- 前記自己指示シグナルプローブが自己指示直鎖型PNAプローブである、請求項81に記載の方法。
- 前記遺伝子型特異的配列が、同一のポリヌクレオチド鎖上に存在する、請求項72または76に記載の方法。
- 前記遺伝子型特異的配列が、異なったポリヌクレオチド鎖上に存在する、請求項72または76に記載の方法。
- 目的のポリヌクレオチド配列の存在についてサンプルを分析する方法であって、該方法は、以下:
該試料からのポリヌクレオチド、またはそれの増幅産物を、第1の複数のシグナル−クエンチャープローブ対に接触させる工程であって、該シグナルクエンチャープローブ対のそれぞれが、種々の既知の標的配列に、クエンチする近さでハイブリダイズして、分析可能な温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを生み出し得る、工程;
該シグナル−クエンチャープローブ対に対して、温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを得る工程、および
1つ以上の異なる標的配列の有無を決定する工程、
を包含し、
該第1の複数のシグナル−クエンチャープローブ対が、第1および第2のシグナルプローブと第1および第2のクエンチャープローブとを含み、
さらに該第1のシグナルプローブのTmが該第1のクエンチャープローブのTmよりも高く、該第1のクエンチャープローブのTmが該第2のシグナルプローブのTmよりも高く、かつ、該第2のシグナルプローブのTmが該第2のクエンチャープローブのTmよりも高いことを条件とする、方法。 - 請求項85に記載の方法であって、前記第1の複数の各シグナル−クエンチャープローブ対のそれぞれが、それぞれの標的配列にハイブリダイズする場合、第1の検出可能な蛍光シグナルを発生させるシグナルプローブ、および、該シグナルプローブにクエンチする近さでハイブリダイズする場合、該シグナルプローブの検出可能な蛍光シグナルをクエンチするクエンチャープローブを含む、方法。
- 請求項85に記載の方法であって、前記第1の複数が、1個〜n個までのシグナル−クエンチャープローブ対を含み、ある対の各クエンチャープローブのTmが、前記シグナルプローブのTmよりも低く、各n番目のシグナルプローブのTmが、1つ前の(n−1)番目のクエンチャープローブのTmよりも低い、方法。
- 第2の複数のシグナルクエンチャープローブ対をさらに含む請求項85に記載の方法であって、該シグナルクエンチャープローブ対のそれぞれは、種々の既知の標的配列に、クエンチする近さでハイブリダイズして、分析可能な温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを生み出し得る、方法。
- 請求項88に記載の方法であって、前記第2の複数の各シグナル−クエンチャーのプローブ対が、それぞれの標的配列にハイブリダイズする場合に第2の検出可能な蛍光シグナルを発生するシグナルプローブ、および、クエンチする近さでシグナルプローブにハイブリダイズする場合、シグナルプローブの蛍光シグナルをクエンチするクエンチャープローブを含み、ここで、該第1の検出可能な蛍光シグナルおよび第2の検出可能な蛍光シグナルが互いからスペクトル分解可能である、方法。
- 請求項88に記載の方法であって、前記第1の複数が、1〜m個までのシグナル−クエンチャープローブ対を含み、そして、前記第2の複数が、1〜n個までのシグナル−クエンチャープローブ対を含み、ここで、各対のクエンチャープローブが、そのシグナルプローブよりも低いTmを有し、該第1の複数の各m番目のシグナルプローブが、その1つ前の(m−1)番目のクエンチャープローブのTmよりも低いTmを有し、そして、該第2の複数の各シグナルプローブが、その1つ前の(n−1)番目のクエンチャープローブのTmよりも低いTmを有する、方法。
- 前記シグナルプローブが自己指示シグナルプローブである、請求項85〜90のいずれか1項に記載の方法。
- 前記自己指示シグナルプローブが自己指示直鎖型PNAプローブである、請求項91に記載の方法。
- 生物のポリヌクレオチドの遺伝子型を判定する複合的方法であって、該方法は、以下:
複数の遺伝子型特異的アンプリコンおよび複数のシグナル−クエンチャープローブ対を生成するのに適した増幅プライマーの存在下でポリヌクレオチドを増幅する工程であって、該各シグナル−クエンチャーのプローブ対が、種々の遺伝子型特異的アンプリコンに、クエンチする近さでハイブリダイズし得、分析可能な温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを生み出し得る、工程;
該シグナル−クエンチャープローブ対に対して、温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを得る工程、および
それから該生物の遺伝子型を決定する工程、
を包含し、
該複数のシグナル−クエンチャープローブ対が、第1および第2のシグナルプローブと第1および第2のクエンチャープローブとを含み、
さらに該第1のシグナルプローブのTmが該第1のクエンチャープローブのTmよりも高く、該第1のクエンチャープローブのTmが該第2のシグナルプローブのTmよりも高く、かつ、該第2のシグナルプローブのTmが該第2のクエンチャープローブのTmよりも高いことを条件とする、方法。 - 前記増幅プライマーが遺伝子型特異的ではない、請求項93に記載の方法。
- 前記増幅プライマーが遺伝子型特異的である、請求項93に記載の方法。
- 前記ポリヌクレオチドが、ヒト、動物、細菌、真菌およびウイルスからなる群より選択される生物由来である、請求項93に記載の方法。
- 前記生物が、C型肝炎ウイルス(HCV)、A型肝炎ウイルス(HAV)、B型肝炎ウイルス(HBV)、ヒト免疫不全症ウイルス(HIV)、ヒトパピローマウイルス(HPV)、およびサイトメガロウイルス(CMV)からなる群より選択される、請求項97に記載の方法。
- 前記ポリヌクレオチドがHCVのポリヌクレオチドである、請求項97に記載の方法。
- 前記プライマーが、HCVポリヌクレオチドの5’非翻訳領域を増幅する、請求項93に記載の方法。
- 前記HCVポリヌクレオチドが、HCV RNA、またはそれから誘導されたcDNAである、請求項98に記載の方法。
- 前記シグナル−クエンチャープローブ対が、直鎖型のPNA自己指示プローブである、請求項93に記載の方法。
- 目的の疾患について患者を診断するためのデータを提供する複合的方法であって、該方法は、以下:
該患者に由来するポリヌクレオチドサンプルを、複数のシグナル−クエンチャープローブ対の存在下でインキュベートする工程であって、ここで、該シグナルクエンチャープローブ対のそれぞれは、目的の特定の疾患を示す種々の標的配列に、クエンチする近さでハイブリダイズし得、それにハイブリダイズする場合、分析可能な温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを生み出し得る、工程、および
該シグナル−クエンチャープローブ対に対して、温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを得る工程、
を包含し、
該複数のシグナル−クエンチャープローブ対が、第1および第2のシグナルプローブと第1および第2のクエンチャープローブとを含み、
さらに該第1のシグナルプローブのTmが該第1のクエンチャープローブのTmよりも高く、該第1のクエンチャープローブのTmが該第2のシグナルプローブのTmよりも高く、かつ、該第2のシグナルプローブのTmが該第2のクエンチャープローブのTmよりも高いことを条件とする、方法。 - 目的の疾患について患者を診断するためのデータを提供する複合的方法であって、該方法は、以下:
該患者に由来するポリヌクレオチドサンプルを、複数の異なったアンプリコンを生成させるのに適した増幅プライマー、および複数のシグナルクエンチャープローブ対の存在下で増幅する工程であって、該アンプリコンのそれぞれが、種々の目的の疾患と関連し、そして、該シグナルクエンチャープローブ対のそれぞれが、種々のアンプリコンに、クエンチする近さでハイブリダイズし得、分析可能な温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを生み出し得る、工程、および
該シグナル−クエンチャープローブ対に対して、温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを得る工程、
を包含し、
該複数のシグナル−クエンチャープローブ対が、第1および第2のシグナルプローブと第1および第2のクエンチャープローブとを含み、
さらに該第1のシグナルプローブのTmが該第1のクエンチャープローブのTmよりも高く、該第1のクエンチャープローブのTmが該第2のシグナルプローブのTmよりも高く、かつ、該第2のシグナルプローブのTmが該第2のクエンチャープローブのTmよりも高いことを条件とする、方法。 - 複合ポリヌクレオチド分析のためのキットであって、該キットは、複数のシグナルクエンチャープローブ対を備え、該対のそれぞれは、クエンチする近さで種々の標的配列にハイブリダイズし得、そして、そのそれぞれの標的配列の存在下で分析可能な温度依存的ハイブリダイゼーションプロフィールを生み出し得、
該複数のシグナル−クエンチャープローブ対が、第1および第2のシグナルプローブと第1および第2のクエンチャープローブとを含み、
さらに該第1のシグナルプローブのTmが該第1のクエンチャープローブのTmよりも高く、該第1のクエンチャープローブのTmが該第2のシグナルプローブのTmよりも高く、かつ、該第2のシグナルプローブのTmが該第2のクエンチャープローブのTmよりも高いことを条件とする、キット。 - 請求項104に記載のキットであって、各シグナル−クエンチャーのプローブ対が、そのそれぞれの標的配列の一部にハイブリダイズする場合、検出可能な蛍光シグナルを発生するシグナルプローブ、および該シグナルプローブに、クエンチする近さでハイブリダイズする場合、該シグナルプローブの検出可能な蛍光シグナルをクエンチするクエンチャープローブを備える、キット。
- 請求項104に記載のキットであって、前記複数のシグナル−クエンチャープローブ対が、1個からn個までの範囲の数であり、ここで、選択的なn番目のクエンチャープローブのTmが、そのそれぞれのn番目のシグナルプローブのTmよりも低く、n番目のシグナルプローブのTmが、その前の(n−1)番目のクエンチャープローブのTmよりも低い、キット。
- 前記シグナルプローブがヘアピン型自己指示プローブである、請求項104に記載のキット。
- 前記シグナルプローブが直鎖型自己指示プローブである、請求項104に記載のキット。
- 前記シグナルプローブが直鎖型自己指示PNAプローブである、請求項104に記載のキット。
- 前記シグナルプローブが、蛍光シグナルを発生させ得る、請求項104に記載のキット。
- 前記シグナルプローブのすべてが、同一の蛍光発生性レポーター色素で標識される、請求項104に記載のキット。
- 1つ以上のポリヌクレオチドの複数の遺伝子座に変異または多型があるか否かを決定するためのキットであって、該キットは、第1の標的配列の一領域でポリヌクレオチドとハイブリダイズして、それにハイブリダイズする場合、第1の検出可能な蛍光シグナルを発生させ得る第1のシグナルプローブ、該第1のシグナルプローブと同一の標的配列の別の領域に、クエンチする近さでハイブリダイズして、クエンチする近さでそれにハイブリダイズする場合、該第1のシグナルプローブのシグナルをクエンチし得、該第1のシグナルプローブのTmよりも低いTmを有する第1のクエンチャープローブ、第2の標的配列の一領域で同一かまたは異なったポリヌクレオチドにハイブリダイズして、それにハイブリダイズする場合、第2の検出可能な蛍光シグナルを発生させ得、該第1のクエンチャープローブのTmよりも低いTmを有する第2のシグナルプローブ、および、該第2のシグナルプローブと同一の標的配列の別の領域に、クエンチする近さでハイブリダイズして、クエンチする近さでそれにハイブリダイズする場合、該第2のシグナルプローブのシグナルをクエンチし得、該第2のシグナルプローブのTmよりも低いTmを有する任意の第2のクエンチャープローブを備え、該キットは、請求項1または42に記載される直接検出する方法の実行を可能にする、キット。
- 前記第1のシグナルプローブおよび第2のシグナルプローブがヘアピン型自己指示プローブである、請求項112に記載のキット。
- 前記第1のシグナルプローブおよび第2のシグナルプローブが直鎖型自己指示プローブである、請求項112に記載のキット。
- 前記第1のシグナルプローブおよび第2のシグナルプローブが直鎖型自己指示PNAプローブである、請求項112に記載のキット。
- 前記第1のシグナルプローブおよび第2のシグナルプローブの全てが、同一の蛍光発生性レポーター色素によって標識される、請求項112に記載のキット。
- ポリヌクレオチドの1つ以上の標的配列を増幅する工程に適した増幅プライマーをさらに備える、請求項104〜116のいずれか1項に記載のキット。
- ポリメラーゼをさらに備える、請求項117に記載のキット。
- 増幅に適したヌクレオシド三リン酸をさらに備える、請求項118に記載のキット。
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