JP4605127B2 - Dc−dcコンバータおよびその制御方法 - Google Patents

Dc−dcコンバータおよびその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、入力された直流電圧を昇圧または降圧して出力するDC−DCコンバータおよびその制御方法に関する。
従来、入力された直流電圧を昇圧または降圧して出力するDC−DCコンバータの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
また、それぞれ入力された直流電圧を昇圧または降圧して出力する入力変換回路を複数具備し、これらの入力変換回路を並列的に接続することにより、大電流の取り扱いを可能としたDC−DCコンバータも公知となっている。例えば、特許文献2に記載の如くである。
以下では、図7乃至図9を用いて従来のDC−DCコンバータの一例であるDC−DCコンバータ500について説明する。
図7に示す如く、DC−DCコンバータ500は入力側フィルタ502、入力変換ユニット510、出力側フィルタ503、出力電圧モニタ520、誤差アンプ530、デューティ制御回路540・540・・・、ドライバ550・550・・・、出力電流モニタ560・560・・・、並列数設定回路570等を具備する。
入力変換ユニット510は入力変換回路511・511・・・を並列的に接続したものである。
入力変換回路511・511・・・はそれぞれ入力された直流電圧を昇圧して出力する回路、すなわち昇圧回路である。
電源400からDC−DCコンバータ500に入力された直流電圧は入力側フィルタ502を経て入力変換回路511・511・・・に入力される。DC−DCコンバータ500に入力された直流電圧は入力変換回路511・511・・・により昇圧された後、出力側フィルタ503を経てDC−DCコンバータ500から出力される。本実施例の場合、DC−DCコンバータ500から出力された直流電圧は負荷たるモータ600に入力され、モータ600の駆動に用いられる。
入力変換回路511は主としてスイッチング素子512、コイル513、ダイオード515を具備する。
スイッチング素子512は一例としてNチャネルのMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)からなり、ゲートに信号が入力されることにより、ソースとドレインの間の導通および遮断、すなわちスイッチング動作を行う。
コイル513の一端は入力変換回路511の入力端子を成し、入力側フィルタ502の出力端子に接続される。コイル513の他端はスイッチング素子512のドレインに接続される。スイッチング素子512のソースはグラウンドに接続され、スイッチング素子512のゲートはドライバ550に接続される。ダイオード515のアノードはコイル513の他端とスイッチング素子512のドレインとの接続部に接続される。ダイオード515のカソードは入力変換回路511の出力端子を成し、出力側フィルタ503の入力端子に接続される。出力側フィルタ503は、一例として入力変換ユニット510の出力端子に一端を接続し、他端をグラウンドに接続するキャパシタで構成する。
スイッチング素子512が所定のデューティ比(オンデューティ)でスイッチング動作を行うことにより、入力変換回路511はDC−DCコンバータ500に入力された直流電圧を昇圧して出力する。
出力電圧モニタ520はDC−DCコンバータ500から出力される直流電圧(出力電圧)を検出し、これに係る情報を出力するものである。
本実施例の場合、DC−DCコンバータ500から出力される直流電圧(出力電圧)に係る情報は、出力電圧と目標出力電圧との差分に略比例する電圧を有する検出信号の形で出力される。
誤差アンプ530は出力電圧モニタ520から出力される検出信号の電圧を所定の増幅度で増幅し、増幅信号として出力するものである。
デューティ制御回路540・540・・・は誤差アンプ530から出力される増幅信号に基づいてそれぞれ入力変換回路511・511・・・・・・のデューティ比を制御し、ひいてはDC−DCコンバータ500から出力される直流電圧を所望の値に制御するものである。デューティ制御回路540・540・・・は所定のデューティ比を有するパルス信号を出力する。
ドライバ550・550・・・はスイッチング素子等からなり、それぞれデューティ制御回路540・540・・・に接続される。ドライバ550・550・・・はそれぞれデューティ制御回路540・540・・・から出力されたパルス信号に対応するデューティ比でスイッチング動作を行い、所定のデューティ比を有するパルス信号を出力する。ドライバ550・550・・・はそれぞれ入力変換回路511・511・・・のゲートに接続され、入力変換回路511・511・・・はそれぞれドライバ550・550・・・から出力されたパルス信号に基づいてスイッチング動作を行う。
本実施の場合、デューティ制御回路540・540・・・は、誤差アンプ530から出力される増幅信号に基づき、DC−DCコンバータ500から出力される直流電圧が所望の値より大きい場合にはドライバ550・550・・・に向けて出力するパルス信号のデューティ比を小さくする。
その結果、入力変換回路511・511・・・のそれぞれのスイッチング素子512・512・・・のデューティ比(オンデューティ)が小さくなり、DC−DCコンバータ500から出力される直流電圧が降下する。
また、デューティ制御回路540・540・・・は、誤差アンプ530から出力される増幅信号に基づき、DC−DCコンバータ500から出力される直流電圧が所望の値より小さい場合にはドライバ550・550・・・に向けて出力するパルス信号のデューティ比を大きくする。
その結果、入力変換回路511・511・・・のそれぞれのスイッチング素子512・512・・・のデューティ比(オンデューティ)が大きくなり、DC−DCコンバータ500から出力される直流電圧が上昇する。
出力電流モニタ560・560・・・はそれぞれ入力変換回路511・511・・・のスイッチング素子512のドレイン−ソース間を流れる電流の大きさを検出するものである。
出力電流モニタ560・560・・・は一例としてそれぞれスイッチング素子512のソースとグラウンドとを接続する配線の中途部に接続される。また、出力電流モニタ560・560・・・はそれぞれ対応するデューティ制御回路540・540・・・に接続される。
デューティ制御回路540・540・・・は出力電流モニタ560・560・・・から対応する入力変換回路511・511・・・のスイッチング素子512のドレイン−ソース間を流れる電流の大きさに係る情報(信号)を取得し、対応するスイッチング素子512のドレイン−ソース間を流れる電流が所定の値以上となった場合には対応するドライバ550・550・・・に向けて出力するパルス信号のデューティ比を小さくする。
このようにして、デューティ制御回路540・540・・・は入力変換回路511・511・・・の間の電流の偏りを防止し、ひいては対応する入力変換回路511・511・・・の過電流による破損を防止する。
並列数設定回路570は入力変換ユニット510を構成する複数の入力変換回路511・511・・・のうちスイッチング動作を行う入力変換回路の数である「並列数」を設定するものである。
並列数設定回路570はモータ600に接続され、モータ600における電力の使用状況に係る情報を取得することが可能である。並列数設定回路570は出力電圧モニタ520に接続され、DC−DCコンバータ500から出力される直流電圧(出力電圧)に係る情報を取得することが可能である。並列数設定回路570は誤差アンプ530に接続され、誤差アンプ530から出力される増幅信号を取得することが可能である。
また、並列数設定回路570はドライバ550・550・・・に接続され、ドライバ550・550・・・のそれぞれについて、(1)対応するデューティ制御回路540からのパルス信号に基づいてドライバ550がスイッチング動作をすることが可能な状態、または(2)対応するデューティ制御回路540からのパルス信号の有無に関わらずドライバ550が停止している状態(スイッチング動作をすることが不可能な状態)、のいずれかの状態に切り替えることが可能である。
並列数設定回路570はこれらの取得した情報(信号)に基づき、負荷たるモータ600へ供給する直流電流の電流値を増加させる場合にはスイッチング動作を行う入力変換回路511・511・・・の数、すなわち入力変換ユニット510の並列数を増やし、負荷たるモータ600へ供給する直流電流の電流値を減少させる場合には入力変換ユニット510の並列数を減らす。
このように、DC−DCコンバータ500は、出力される直流電圧の電圧値を所望の値に保持しつつ、スイッチング動作を行う入力変換回路511・511・・・の数を調整することにより負荷たるモータ600における電力の使用状況に応じて出力される直流電流の電流値を調整することが可能である。
しかし、従来のDC−DCコンバータ500は以下の問題点を有する。
すなわち、従来のDC−DCコンバータ500は入力変換回路511・511・・・のコイルを流れる電流がゼロでないときにオフからオンとなるスイッチング動作を行う構成であるため、一つのデューティ制御回路540が入力変換回路511・511・・・を同一のデューティ比で制御すると、図8の(a)および(b)に示す如く、DC−DCコンバータ500の全体としての出力電圧が安定し、入力変換回路511・511・・・のそれぞれのデューティ比が略同じとなっても、コイル513を流れる電流値が入力変換回路511・511・・・の間で大きく偏る場合があり、これを解消するためには入力変換回路511・511・・・のそれぞれについてデューティ制御回路540・540・・・および出力電流モニタ560・560・・・を設け、出力電流モニタ560・560・・・の検出結果に基づいてデューティ制御回路540・540・・・のデューティ比をそれぞれ調整する必要が生じる。
そして、入力変換ユニット510を構成する入力変換回路511・511・・・の数が多いほどデューティ制御回路540・540・・・および出力電流モニタ560・560・・・の数も多くなり、DC−DCコンバータ500が全体として大型化する。
また、従来のDC−DCコンバータ500は一つの誤差アンプ530から出力される増幅信号が複数のデューティ制御回路540・540・・・に入力される構成であるため、モータ600における電力の使用状況に応じて「並列数」が変化すると、図9に示す如くDC−DCコンバータ500のループゲインが変化し、DC−DCコンバータ500の出力電圧の特性(電圧の安定性や応答性)も変化してしまう。
特開平9−215319号公報 特開2004−15992号公報
本発明は以上の如き状況に鑑み、複数の入力変換回路の間の出力電流の電流値の偏りを防止しつつ、小型化を可能とするDC−DCコンバータおよびその制御方法を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、
スイッチング素子およびコイルを有し、前記スイッチング素子がスイッチング動作を行うことにより、入力された直流電圧を昇圧または降圧して出力する複数の入力変換回路を並列的に接続した入力変換手段を具備するDC−DCコンバータにおいて、
前記入力変換手段の出力電圧と目標出力電圧との差分を検出信号として出力する出力電圧検出手段と、
前記出力電圧検出手段から出力される検出信号を所定の増幅度で増幅した増幅信号を出力する増幅手段と、
前記増幅手段から出力される増幅信号に応じて前記複数の入力変換回路のスイッチング素子のオン時間を調整するデューティ制御手段と、
前記入力変換手段を構成する複数の入力変換回路のうちスイッチング動作を行う入力変換回路の数である並列数を設定する並列数設定手段と、
を具備し、
前記増幅手段は、前記所定の増幅度を前記並列数設定手段により設定される並列数の逆数に比例するように調整し、
前記複数の入力変換回路のスイッチング素子は、前記コイルを流れる電流がゼロのときにオフからオンになるスイッチング動作を行うものである。
請求項においては、
スイッチング素子およびコイルを有し、前記スイッチング素子がスイッチング動作を行うことにより、入力された直流電圧を昇圧または降圧して出力する複数の入力変換回路を並列的に接続した入力変換手段を具備するDC−DCコンバータの制御方法において、
前記DC−DCコンバータは、
前記入力変換手段の出力電圧と目標出力電圧との差分を検出信号として出力する出力電圧検出手段と、
前記出力電圧検出手段から出力される検出信号を所定の増幅度で増幅した増幅信号を出力する増幅手段と、
前記増幅手段から出力される増幅信号に応じて前記複数の入力変換回路のスイッチング素子のオン時間を調整するデューティ制御手段と、
前記入力変換手段を構成する複数の入力変換回路のうちスイッチング動作を行う入力変換回路の数である並列数を設定する並列数設定手段と、
を具備し、
前記増幅手段は、前記所定の増幅度を前記並列数設定手段により設定される並列数の逆数に比例するように調整し、
前記複数の入力変換回路のスイッチング素子は、前記コイルを流れる電流がゼロのときにオフからオンになるスイッチング動作を行うものである。
本発明の効果としては、出力電流の電流値の偏りを防止しつつ小型化が可能である。
また、並列数が変化しても出力電圧の特性を一定に保持することが可能である。
以下では、図1乃至図5を用いて本発明に係るDC−DCコンバータの実施の一形態であるDC−DCコンバータ100について説明する。
DC−DCコンバータ100は入力された直流電圧を昇圧して出力するものであり、主として入力側フィルタ102、入力変換ユニット110、出力側フィルタ103、出力電圧モニタ120、誤差アンプ回路130、デューティ制御回路140、ドライバ150・150・・・、出力電流モニタ160、並列数設定回路170等を具備する。
なお、本実施例のDC−DCコンバータ100は入力された直流電圧を昇圧して出力する構成としたが、本発明はこれに限定されない。
すなわち、スイッチング素子およびコイルを有し、入力された直流電圧を昇圧して出力する昇圧回路であって後述する入力変換回路111と異なるものを複数具備する構成でも良く、後述する入力変換回路111を図6の(a)に示す如きスイッチング素子212、インダクタ213、ダイオード215からなる降圧回路211に置換し、入力された直流電圧を降圧して出力する構成等としても良く、図6の(b)に示す如くスイッチング素子312、インダクタ313、ダイオード315からなる反転回路311に置換し、入力された直流電圧(の正負)を反転して出力する構成等としても良い。
入力変換ユニット110は本発明に係る入力変換手段の実施の一形態であり、入力変換回路111・111・・・を並列的に接続したものである。
入力変換回路111・111・・・はそれぞれ入力された直流電圧を昇圧して出力する回路、すなわち昇圧回路である。
電源200からDC−DCコンバータ100に入力された直流電圧は入力側フィルタ102を経て入力変換回路111・111・・・に入力される。DC−DCコンバータ100に入力された直流電圧は入力変換回路111・111・・・により昇圧された後、出力側フィルタ103を経てDC−DCコンバータ100から出力される。本実施例の場合、DC−DCコンバータ100から出力された直流電圧は負荷たるモータ300に入力され、モータ300の駆動に用いられる。
入力側フィルタ102および出力側フィルタ103はそれぞれDC−DCコンバータ100に入力される直流電圧およびDC−DCコンバータ100から出力される直流電圧の所定の周波数成分を除去(減衰)するものである。
入力変換回路111は主としてスイッチング素子112、コイル113、ダイオード115を具備する。
スイッチング素子112は一例としてNチャネルのMOSFETからなり、ゲートに信号が入力されることにより、ソースとドレインの間の導通および遮断、すなわちスイッチング動作を行う。
コイル113の一端は入力変換回路111の入力端子を成し、入力側フィルタ102の出力端子に接続される。コイル113の他端はスイッチング素子112のドレインに接続される。スイッチング素子112のソースはグラウンドに接続され、スイッチング素子112のゲートは対応するドライバ150に接続される。ダイオード115のアノードはコイル113の他端とスイッチング素子112のドレインとの接続部に接続される。ダイオード115のカソードは入力変換回路111の出力端子を成し、出力側フィルタ103の入力端子に接続される。出力側フィルタ103は、一例として入力変換ユニット110の出力端子に一端を接続し、他端をグラウンドに接続するキャパシタで構成する。
スイッチング素子112が所定のデューティ比(オンデューティ)でスイッチング動作を行うことにより、入力変換回路111はDC−DCコンバータ100に入力された直流電圧を昇圧して出力する。
出力電圧モニタ120は本発明に係る出力電圧検出手段の実施の一形態であり、DC−DCコンバータ100から出力される直流電圧(出力電圧)を検出し、これに係る情報を出力するものである。
本実施例の場合、DC−DCコンバータ100から出力される直流電圧(出力電圧)に係る情報は、出力電圧と目標出力電圧との差分に略比例する電圧を有する検出信号の形で出力される。
誤差アンプ回路130は本発明に係る増幅手段の実施の一形態であり、出力電圧モニタ120から出力される検出信号の電圧を所定の増幅度で増幅し、増幅信号として出力するものである。誤差アンプ回路130の詳細は後述する。
デューティ制御回路140は本発明に係るデューティ制御手段の実施の一形態であり、誤差アンプ回路130から出力される増幅信号に基づいてそれぞれ入力変換回路111・111・・・・・・のデューティ比を制御し、ひいてはDC−DCコンバータ100から出力される直流電圧を所望の値に制御するものである。
デューティ制御回路140はPWM(Pulse Width Modulation;パルス幅変調)制御を行うことが可能であり、誤差アンプ回路130から出力される増幅信号に応じて、所定の周期(周波数)およびデューティ比を有するパルス信号を出力する。
本実施例のDC−DCコンバータ100はデューティ制御回路140を一つ具備する構成であり、当該一個のデューティ制御回路140で複数の入力変換回路111・111・・・・・・のデューティ比がそれぞれ略同じとなるように制御する。
従って、DC−DCコンバータ100は、図7に示す従来のDC−DCコンバータ500と比較して、複数の入力変換回路と同数のデューティ制御回路を複数具備しない分だけ小型化が可能である。特に、DC−DCコンバータが具備する入力変換回路の数が多いほど小型化の効果は顕著である。
ドライバ150・150・・・はMOSFET等のスイッチング素子等からなり、いずれもデューティ制御回路140に接続される。ドライバ150・150・・・はデューティ制御回路140から出力されたパルス信号に対応するデューティ比でスイッチング動作を行い、所定のデューティ比を有するパルス信号を出力する。ドライバ150・150・・・はそれぞれ入力変換回路111・111・・・のゲートに接続され、入力変換回路111・111・・・はそれぞれドライバ150・150・・・から出力されたパルス信号に基づいてスイッチング動作を行う。
本実施の場合、デューティ制御回路140は、誤差アンプ回路130から出力される増幅信号に基づき、DC−DCコンバータ100から出力される直流電圧が所望の値より大きい場合にはドライバ150・150・・・に向けて出力するパルス信号のデューティ比を小さくする。
その結果、入力変換回路111・111・・・のそれぞれのスイッチング素子112・112・・・のデューティ比(オンデューティ)が小さくなり、DC−DCコンバータ100から出力される直流電圧が降下する。
また、デューティ制御回路140は、誤差アンプ回路130から出力される増幅信号に基づき、DC−DCコンバータ100から出力される直流電圧が所望の値より小さい場合にはドライバ150・150・・・に向けて出力するパルス信号のデューティ比を大きくする。
その結果、入力変換回路111・111・・・のそれぞれのスイッチング素子112・112・・・のデューティ比(オンデューティ)が大きくなり、DC−DCコンバータ100から出力される直流電圧が上昇する。
出力電流モニタ160はDC−DCコンバータ100から出力される直流電流の大きさを検出するものである。
出力電流モニタ160はDC−DCコンバータ100の出力端子に接続される。また、出力電流モニタ160はデューティ制御回路140に接続される。
デューティ制御回路140は、出力電流モニタ160により検出されたDC−DCコンバータ100から出力される直流電流の電流値が過大である場合には、デューティ制御回路140からドライバ150・150・・・に向けて出力するパルス信号のデューティ比を下げることにより、DC−DCコンバータ100から出力される直流電流の電流値を下げる。
本実施例のDC−DCコンバータ100は出力電流モニタ160を一つ具備し、当該一個の出力電流モニタ160でDC−DCコンバータ100から出力される直流電流の大きさを検出する。
従って、DC−DCコンバータ100は、図7に示す従来のDC−DCコンバータ500と比較して、出力電流モニタを複数具備しない分だけ小型化が可能である。特に、DC−DCコンバータが具備する入力変換回路の数が多いほど小型化の効果は顕著である。
本実施例のデューティ制御回路140がドライバ150・150・・・に向けて出力するパルス信号の周期Tおよびデューティ比の上限値は、入力変換回路111・111・・・のそれぞれにおけるコイル113を流れる電流がゼロのときにスイッチング素子112がオフからオンになるという条件を満たすように定められる。
図2および図3に示す如く、コイル113を流れる電流の大きさはスイッチング素子112がオンになっているときには上昇し、スイッチング素子112がオフになっているときには降下する。そして、コイル113を流れる電流の傾き(dI/dt)は、コイル113のインダクタンスLにより定まる。
すなわち、本実施例の如く入力変換回路111がチョッパ型の昇圧回路である場合には、入力変換回路111のコイル113を流れる電流(コイル電流)の変化量(ピークtoピーク)ILPPは、入力変換回路111への入力電圧Vin、入力変換回路111からの出力電圧Vout、コイル113のインダクタンスL、スイッチング素子112のオン時間ton、スイッチング素子112のオフ時間toffを用いて以下の数1で表される。
Figure 0004605127
以下の数2に示す如く、コイル113のコイル電流の最小値、すなわちスイッチング素子112がオフからオンになるスイッチング動作を行うときのコイル113のコイル電流がゼロとなるためには、入力変換回路111への入力電流IinがILPPの半分である必要がある。
Figure 0004605127
数1および数2より、スイッチング素子112のオン時間tonおよびスイッチング素子112のオフ時間toffはそれぞれ数3および数4で表される。
Figure 0004605127
Figure 0004605127
数2、数3および数4より、入力変換回路111の破損を防止する観点から一つの入力変換回路111への入力電流Iinの上限値を定め、電源200の電力供給能力に基づいて入力変換回路111への入力電圧Vinを定め、負荷たるモータ300の定格から入力変換回路111からの出力電圧Voutを定め、さらにコイル113のインダクタンスLが定まると、コイル113を流れる電流がゼロのときにスイッチング素子112がオフからオンになるという条件を満たすスイッチング素子112のスイッチング周期T(=ton+toff)の下限値、およびスイッチング周期Tが下限値をとるときにおけるスイッチング素子112のデューティ比(=ton/(ton+toff))の上限値が求められる。
入力変換回路111に入力される直流電流と入力変換回路111から出力される直流電流との間には、入力変換回路111の電力効率α(0≦α≦1)を用いて以下の数5が成立する。
Figure 0004605127
数3、数4および数5より、スイッチング素子112のオン時間tonおよびスイッチング素子112のオフ時間toffは、入力変換回路111からの出力電圧Voutおよび出力電流Ioutを用いてそれぞれ数6および数7で表される。
Figure 0004605127
Figure 0004605127
以上の如く構成した場合、入力変換回路111・111・・・のそれぞれから出力される直流電流の大きさは、デューティ制御回路140から出力されるパルス信号のデューティ比から容易に推定することが可能であり、入力変換回路111・111・・・のそれぞれについて出力される直流電流を検出する必要が無い。
また、本実施例の各入力変換回路111・111・・・は略同じ構成であり、かつ同一のデューティ制御回路140から出力されるパルス信号に基づいてスイッチング動作を行うことから、入力変換回路111・111・・・のそれぞれから出力される直流電流の電圧値および電流値はほぼ同じとなり、別途複雑な制御を行うことなく入力変換回路111・111・・・の間で出力される直流電流の電流値に偏りが生じることを防止することが可能である。
並列数設定回路170は本発明に係る並列数設定手段の実施の一形態であり、入力変換ユニット110を構成する複数の入力変換回路111・111・・・のうちスイッチング動作を行う入力変換回路の数である「並列数」を設定するものである。
並列数設定回路170はモータ300に接続され、モータ300における電力の使用状況に係る情報を取得することが可能である。並列数設定回路170は出力電圧モニタ120に接続され、DC−DCコンバータ100から出力される直流電圧(出力電圧)に係る情報を取得することが可能である。並列数設定回路170は誤差アンプ回路130に接続され、誤差アンプ回路130から出力される増幅信号を取得することが可能である。
また、並列数設定回路170はドライバ150・150・・・に接続され、ドライバ150・150・・・のそれぞれについて、(1)デューティ制御回路140からのパルス信号に基づいてドライバ150がスイッチング動作をすることが可能な状態、または(2)対応するデューティ制御回路140からのパルス信号の有無に関わらずドライバ150が停止している状態(スイッチング動作をすることが不可能な状態)、のいずれかの状態に切り替えることが可能である。
並列数設定回路170はこれらの取得した情報(信号)に基づき、負荷たるモータ300へ供給する直流電流の電流値を増加させる場合にはスイッチング動作を行う入力変換回路111・111・・・の数、すなわち入力変換ユニット110の並列数を増やし、負荷たるモータ300へ供給する直流電流の電流値を減少させる場合には入力変換ユニット110の並列数を減らす。
このように、DC−DCコンバータ100は、出力される直流電流の電圧値を所望の値に保持しつつ、スイッチング動作を行う入力変換回路111・111・・・の数を調整することにより負荷たるモータ300における電力の使用状況に応じて出力される直流電流の電流値を調整することが可能である。
以下では、図4および図5を用いて誤差アンプ回路130の詳細について説明する。
図4に示す如く、誤差アンプ回路130は主としてオペアンプ131、抵抗132、抵抗133、抵抗134、抵抗135、スイッチ136・137・138を具備する。
オペアンプ131の出力端子は誤差アンプ回路130の出力端子130bに接続され、オペアンプ131の出力端子と反転入力端子との間には抵抗132が設けられる。オペアンプ131の非反転入力端子には電源139が接続され、オペアンプ131の非反転入力端子の電位は略一定に保持される。
スイッチ136の一端は誤差アンプ回路130の入力端子130aに接続され、スイッチ136の他端は抵抗133の一端に接続される。抵抗133の他端はオペアンプ131の反転入力端子に接続される。
スイッチ137の一端は誤差アンプ回路130の入力端子130aに接続され、スイッチ137の他端は抵抗134の一端に接続される。抵抗134の他端はオペアンプ131の反転入力端子に接続される。
スイッチ138の一端は誤差アンプ回路130の入力端子130aに接続され、スイッチ138の他端は抵抗135の一端に接続される。抵抗135の他端はオペアンプ131の反転入力端子に接続される。
従って、(a)抵抗133とスイッチ136とを合わせたもの、(b)抵抗134とスイッチ137とを合わせたもの、および(c)抵抗135とスイッチ138とを合わせたものは、誤差アンプ回路130の入力端子130aとオペアンプ131の反転入力端子との間において並列的に設けられている。
また、抵抗134は二つの抵抗134a・134bを直列的に接続したものであり、抵抗135は三つの抵抗135a・135b・135cを直列的に接続したものであり、かつ、抵抗133、抵抗134a・134b、抵抗135a・135b・135cの抵抗値はいずれも同じ(Ra)である。従って、抵抗133・134・135の抵抗値の比は1:2:3となる。
スイッチ136・137・138はいずれも並列数設定回路170に接続され、並列数設定回路170からの信号によりそれぞれ独立してオン・オフを行うことが可能である。
並列数設定回路170は、入力変換回路111・111・・・の並列数を「1」に設定するときは、スイッチ136をオンにし、スイッチ137・138をオフにする。
並列数設定回路170は、入力変換回路111・111・・・の並列数を「2」に設定するときは、スイッチ137をオンにし、スイッチ136・138をオフにする。
並列数設定回路170は、入力変換回路111・111・・・の並列数を「3」に設定するときは、スイッチ138をオンにし、スイッチ136・137をオフにする。
抵抗132の抵抗値をRfとすると、入力変換回路111・111・・・の並列数を「1」に設定したときは、誤差アンプ回路130の増幅度、すなわち誤差アンプ回路130の入力端子130aに入力される信号の電圧に対する誤差アンプ回路130の出力端子130bから入力される信号の電圧の比は(Rf/Ra)となる。また、並列数を「2」に設定したときは、誤差アンプ回路130の増幅度は(1/2)×(Rf/Ra)となり、並列数を「3」に設定したときは、誤差アンプ回路130の増幅度は(1/3)×(Rf/Ra)となる。
すなわち、誤差アンプ回路130の増幅度は、並列数設定回路170により設定される並列数の逆数に比例するように調整される。
このように構成することにより、図5に示す如く、並列数が変化してもDC−DCコンバータ100のループゲインは変化しない。
従って、並列数が変化してもDC−DCコンバータ100の出力電圧の特性(電圧の安定性や応答性)を一定に保持することが可能である。
なお、本実施例の誤差アンプ回路130は並列数が最大で「3」まで対応可能な構成としたが、それ以上の並列数に対応する場合には誤差アンプ回路130の入力端子130aとオペアンプ131の反転入力端子の間にそれぞれ抵抗値が4×Ra、5×Ra、・・・n×Ra(n:整数)となる抵抗とスイッチとを組み合わせたものを並列的に接続し、並列数に比例する抵抗値を有する抵抗が導通するようにスイッチのオン・オフを切り替える構成とすれば良い。
本発明に係るDC−DCコンバータの実施の一形態を示す図。 本発明に係るDC−DCコンバータの実施の一形態における負荷が大きいときのコイル電流を示す図。 本発明に係るDC−DCコンバータの実施の一形態における負荷が小さいときのコイル電流を示す図。 誤差アンプ回路の構成を示す図。 本発明に係るDC−DCコンバータの実施の一形態におけるフィードバック制御系を示す図。 降圧回路および反転回路の実施例を示す図。 従来のDC−DCコンバータを示す図。 従来のDC−DCコンバータにおけるコイル電流を示す図。 従来のDC−DCコンバータにおけるフィードバック制御系を示す図。
100 DC―DCコンバータ
110 入力変換ユニット(入力変換手段)
111 入力変換回路
112 スイッチング素子
113 コイル
120 出力電圧モニタ(出力電圧検出手段)
130 誤差アンプ回路(増幅手段)
140 デューティ制御回路(デューティ制御手段)
170 並列数設定回路(並列数設定手段)

Claims (2)

  1. スイッチング素子およびコイルを有し、前記スイッチング素子がスイッチング動作を行うことにより、入力された直流電圧を昇圧または降圧して出力する複数の入力変換回路を並列的に接続した入力変換手段を具備するDC−DCコンバータにおいて、
    前記入力変換手段の出力電圧と目標出力電圧との差分を検出信号として出力する出力電圧検出手段と、
    前記出力電圧検出手段から出力される検出信号を所定の増幅度で増幅した増幅信号を出力する増幅手段と、
    前記増幅手段から出力される増幅信号に応じて前記複数の入力変換回路のスイッチング素子のオン時間を調整するデューティ制御手段と、
    前記入力変換手段を構成する複数の入力変換回路のうちスイッチング動作を行う入力変換回路の数である並列数を設定する並列数設定手段と、
    を具備し、
    前記増幅手段は、前記所定の増幅度を前記並列数設定手段により設定される並列数の逆数に比例するように調整し、
    前記複数の入力変換回路のスイッチング素子は、前記コイルを流れる電流がゼロのときにオフからオンになるスイッチング動作を行うことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. スイッチング素子およびコイルを有し、前記スイッチング素子がスイッチング動作を行うことにより、入力された直流電圧を昇圧または降圧して出力する複数の入力変換回路を並列的に接続した入力変換手段を具備するDC−DCコンバータの制御方法において、
    前記DC−DCコンバータは、
    前記入力変換手段の出力電圧と目標出力電圧との差分を検出信号として出力する出力電圧検出手段と、
    前記出力電圧検出手段から出力される検出信号を所定の増幅度で増幅した増幅信号を出力する増幅手段と、
    前記増幅手段から出力される増幅信号に応じて前記複数の入力変換回路のスイッチング素子のオン時間を調整するデューティ制御手段と、
    前記入力変換手段を構成する複数の入力変換回路のうちスイッチング動作を行う入力変換回路の数である並列数を設定する並列数設定手段と、
    を具備し、
    前記増幅手段は、前記所定の増幅度を前記並列数設定手段により設定される並列数の逆数に比例するように調整し、
    前記複数の入力変換回路のスイッチング素子は、前記コイルを流れる電流がゼロのときにオフからオンになるスイッチング動作を行うことを特徴とするDC−DCコンバータの制御方法。
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