JP4604839B2 - 目地材の遮蔽取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、洗面化粧台や収納庫等のキャビネットと壁面との間の隙間を遮蔽するための目地材の遮蔽取付け構造に関するものである。
従来より、洗面化粧台等のキャビネットと壁面との間の隙間を埋めて遮蔽するために各種の目地材が用いられてきている。
たとえば図5に示したように、洗面化粧台等のキャビネット1の壁面2に接近しての設置では両者の間に隙間Wが生じる場合が多い。このような隙間Wは図5のようにキャビネット1の片側だけでなく、図6の平面図に示したように、壁2、壁3の間にキャビネット1を配置する場合にはその両側にも生じることが多い。そこで従来では、この隙間Wを遮蔽するように、たとえば図7のような板状片やブロック片、あるいは断面L字型体の目地材4をキャビネット1の側板にねじやビスで固定して取付けるようにしてきている。
しかしながら、このような目地材4の板状片やブロック片の場合には、隙間Wに合わせての厚み寸法の調整が容易ではなく、またこれらに比べて比較的寸法調整が容易な断面L字型体の場合であっても、いずれもキャビネット1の側板に取付け固定してからキャビネット1を壁面2、さらには壁面2、3に接近して設置するため寸法の微調整は困難であるという問題があった。
そこで、従来でも、このような寸法調整をともなう目地材取付けのための作業性が悪いという問題点を解消するために、キャビネット設置後に目地材による遮蔽を可能とする構造が提案されている。たとえば、図8に示した構造では、キャビネット1の側板に固定される取付け部材4Aと隙間を塞ぐカバー部材4Bとが一体化されたものを目地材とし、カバー部材4Bを折り曲げてその先端部の軟質樹脂4Cを屈曲させて壁面2に当接させている(特許文献1)。また、図9に示した構造では、キャビネットへの取付け部材4Aに断面L字型となるように一体化した取付け板4Dにフイラー4Eをスライド自在に保持し、このフイラー4Eのスライドによって、上記の隙間Wに対応した寸法調整ができるようにしている(特許文献2)。
ただ、先端に軟質樹脂4Cを有する目地材は、特殊な樹脂構成を有し、製造上のコスト負担が大きいだけでなく、先端軟質樹脂4Cを強制的に屈曲させて当接させることで、経時的な変形や劣化が懸念され、しかも外観上も異質感があり、好ましいものではない。一方、フイラー4Eをスライドさせて寸法調整可能とした目地材の場合には、その構成が複雑で、製造は容易ではなく、フイラー4Eのスライドが円滑に行えるかどうかが懸念される。
特開2004−305288号公報 特開平7−289364号公報
本発明は、以上のとおりの背景から、従来の問題点を解消し、その構成がシンプルで、変形や劣化の懸念も大きくなく、製造上の負担も大きくない目地材を用いることができ、キャビネット設置後の寸法調整をともなう目地材の取付けが簡便かつ容易な、作業性に優れた、キャビネットと壁面との間の隙間を遮蔽するための目地材の新しい取付け構造を提供することを課題としている。
本発明の目地材の遮蔽取付け構造は、上記の課題を解決するものとして以下のことを特徴としている。
第1:キャビネット設置後に前方より目地材を押し込んでキャビネットと壁面との間の隙間を遮蔽する目地材の遮蔽取付け構造であって、断面L字型の目地材は、長手方向に切断可能な前面調整片部と端部からの切り込み固定部が配設されたキャビネット側板への固定片部とを備え、固定片部にはキャビネット側板へ接する部分と断面において湾曲形状を有してキャビネット側板から離れる部分とが配設され、上記キャビネット側板から離れる部分が固定片部の端部から調整片部までの中間において設けられていると共に上記切り込み固定部が端部から上記キャビネット側板から離れる部分まで到達するよう設けられ、キャビネット設置後の壁面との隙間寸法に合わせて前面調整片部が切断されるとともに、キャビネット側板に配設された突起部に固定片部の上記キャビネット側板から離れる部分に設けられた切り込み固定部が押し込み係合されることで湾曲形状によるバネ弾発力が生じ、目地材が取付け固定される。
第2:キャビネット側板に配設された突起部は、ねじ、ビスまたはピンである。
上記第1の発明の構造によれば、その構成がシンプルで、変形や劣化の懸念も大きくなく、製造上の負担も大きくない目地材を用いることができ、キャビネット設置後の寸法調整をともなう目地材の取付けが簡便かつ容易な、作業性に優れた、目地材の取付けが可能となる。また、固定片部の湾曲形状によるバネ弾発力によって取付け固定は確実で安定したものとなる。
第2の発明の構造によれば、キャビネット側板への目地材の取付け固定はより円滑に作業性に優れたものとなり、しかも確実で安定したものとなる
添付した図面の図1、図2および図3は、本発明の目地材の遮蔽取付け構造の一実施形態の概要を例示した横断面図と分解斜視図、並びに目地材の平面、正面および側面図であ。
この実施形態においては、キャビネット1設置後に前方Fより目地材5を押し込んでキャビネット1と壁面2との間の隙間Wを遮蔽するに際し、断面L字型の目地材5として長手方向に切断可能な前面調整片部5Aと端部からの切り込み固定部5B1を有するキャビネット側板1Aへの固定片部5Bとを備えるものを用い、キャビネット1設置後の壁面2との隙間Wの寸法に合わせて前面調整片部5Aを切断し、次いで、キャビネット側板1Aに配設された突起部1Bに固定片部5Bの切り込み固定部5B1を押し込み係合させている。
キャビネット側板1Aに配設された突起部1Bとしては、この実施の形態では、図1および図2に示したようにねじを用いている。ねじ以外にも、ビスやピン等の様々な手段であってよく、キャビネット1を設置する前にあらかじめキャビネット側板1Aに取り付けておくことができる。これらねじ等の突起部1Bの存在によって、目地材5は、固定片部5Bの切り込み固定部5B1での突起部1Bへの係合による取付け作業がスムーズにガイドされて、かつ、しっかりと確実に行われることになる。
また、上記の実施形態では、目地材1の固定片部5Bは、図3にも示したように、その断面において端部5B2から前面調整片部5Aまでの中間でキャビネット側板1Aから離れる湾曲形状5B3を有し、これによるバネ弾発力が生じるようにしている。
このバネ弾発力によって、固定片部5Bは、上記のキャビネット1の突起部1Bにしっかりと確実に固定されることになる。このバネ弾発力の利用については、固定片部5Bに設けた切り込み固定部5B1の切り込み長さが、突起部1Bでの係合位置にまで達し、この係合位置が図1および図3のように湾曲形状5B3のほぼ頂部に位置するようにすることがさらに有効である。
キャビネット1と壁面2との間の隙間Wの寸法に合わせて長手方向に切断可能とされた前面調整片部5Aは、その前面が隙間Wを遮蔽する外観性を有しているものであるが、この前面調整片部5Aを長手方向に切断可能とするために、たとえば図4に例示したように、キャビネット1設置の施工現場でのナイフ、カッター等の刃物6での切断作業を行いやすいように、複数の切断ガイド溝5A1を設けておくことが有効でもある。この切断ガイド溝5A1は、たとえば図4に拡大して示したように、片側は垂直aに、もう一方は傾斜bを持つレ字型形状にすると、刃物6による直線状の切断を容易に行うことができる。切断ガイド溝5A1は、一定の間隔を置いて規則的に設けておくことが寸法調整の作業性を向上させるとの観点から好適に考慮される。
以上の説明において、目地材5は、上記の切断が可能であれば木質製、樹脂製等の各種素材によって製造されたものでよく、シンプルな構成としてその製造は容易でもある。
もちろん、本発明の目地材取付け構造は以上の例によって限定されるものではない。その細部の形態について様々に可能とされる。
一実施形態を例示した横断面概要図である。 図1に対応する分解斜視図である。 図1および図2の場合の目地材を例示した平面図、正面図および側面図である。 目地材の切断ガイド溝と刃物による切断を示した概要斜視図である。 キャビネットと片側壁面との間の隙間について示した斜視図である。 キャビネットと両側壁面との間の隙間について示した斜視図である。 隙間を遮蔽する従来の目地材の取付けについて示した分解斜視図である。 先端に軟質樹脂を有する折り曲げ可能な目地材を示した断面・斜視図である。 スライド可能フイラーを備えた目地材を示した断面・斜視図である。
符号の説明
1 キャビネット
1A 側板
1B 突起部
2、3 壁
4 目地材
4A 取付け部材
4B カバー部材
4C 軟質樹脂
4D 取付け板
4E フイラー
5 目地材
5A 前面調整片部
5A1 切断ガイド溝
5B 固定片部
5B1 切り込み固定部
5B2 端部
5B3 湾曲形状
6 刃物
W 隙間
F 前方
a 垂直
b 傾斜

Claims (2)

  1. キャビネット設置後に前方より目地材を押し込んでキャビネットと壁面との間の隙間を遮蔽する目地材の遮蔽取付け構造であって、
    断面L字型の目地材は、長手方向に切断可能な前面調整片部と端部からの切り込み固定部が配設されたキャビネット側板への固定片部とを備え、固定片部にはキャビネット側板へ接する部分と断面において湾曲形状を有してキャビネット側板から離れる部分とが配設され、上記キャビネット側板から離れる部分が固定片部の端部から調整片部までの中間において設けられていると共に上記切り込み固定部が端部から上記キャビネット側板から離れる部分まで到達するよう設けられ、
    キャビネット設置後の壁面との隙間寸法に合わせて前面調整片部が切断されるとともに、キャビネット側板に配設された突起部に固定片部の上記キャビネット側板から離れる部分に設けられた切り込み固定部が押し込み係合されることで湾曲形状によるバネ弾発力が生じ、目地材が取付け固定されることを特徴とする目地材の遮蔽取付け構造。
  2. キャビネット側板に配設された突起部は、ねじ、ビスまたはピンであることを特徴とする請求項1の目地材の遮蔽取付け構造。
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