JP4604432B2 - 移動通信システム、それに用いられる移動機及びその制御方法並びにプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は移動通信システム、それに用いられる移動機及びその制御方法並びにプログラムに関し、特に移動機と無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システム、それに用いられる移動機及びその制御方法並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の移動通信システムにおいて、移動機(UE:User Equipment) の位置登録を行う場合、UEの存在する範囲を示す位置登録エリア(LA:Location Area)を予め設定しておき、UEがどのLAにいるかという位置登録情報をホームメモリ(HM:Home Memory)局と呼ばれるデータベースシステムに記録している。そして、UEは、LAを移動して、他のLAに移動した際に位置登録を行い、HM局の位置登録情報が書き換えられることで、UEがどこに移動しても常にどのLA内に存在しているかがHM局で検索できるようになっている。
【0003】
したがって、UEに対する着信制御の際、HM局に書込まれているUEの位置登録情報を参照し、そのLA内の全ての無線基地局装置(BTS:Base Transceiver Station)から着呼信号が送出されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、従来の移動通信システムでは、UEは、BTSから送出される制御信号の受信レベルを測定し、在圏無線ゾーン(セル)の判定を行っている。図8は在圏無線ゾーンの判定方法について説明するための図である。図8において、UEは、現に存在しているセルを形成するBTSから送信される制御信号の受信電界強度を測定しており、一定時間(Tselection [sec])の間、測定された受信電界強度が例えば閾値(Pth[dB])を越える値を維持した場合、ゾーン移行処理を行わない。しかし、UEは、Tselection の間、測定された受信電界強度が例えば所定回数Pthを下回った場合、ゾーン移行処理を行うこととしている。なお、ゾーン移行処理はセルの切替え処理であり、ゾーン移行処理には位置登録処理が含まれていることは勿論である。
【0005】
したがって、LAの境界付近で、双方のLAの制御信号の受信電界強度が入り組んでいると、そこを通過するUEが双方のLAに移動したと判断してしまい、次々に位置登録を繰り返してしまう、いわゆるバタツキといわれる現象によって位置登録トラヒックが増加してしまうという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、位置登録エリアの隣接地域における移動機の移動や電波伝播環境の変化等による位置登録のバタツキ現象を抑えることができる移動通信システム、それに用いられる移動機及びその制御方法並びにプログラムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による移動通信システムは、移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムであって、前記移動機は、セル選択指示に応答して、以前存在したことがあるセルの履歴に応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御手段を含み、前記抑制制御手段は、前記移行対象セルが前記履歴にある場合、前記移行処理を抑制し、前記抑制制御手段は、前記セル選択指示が所定回数なされた場合、前記移行処理をなし、前記抑制制御手段は、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成手段を有することを特徴とする。
【0010】
本発明による別の移動通信システムは、移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムであって、前記移動機は、所定時間内におけるセル選択指示発生回数と、以前存在したことがあるセルの履歴とに応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御手段を含み、前記抑制制御手段は、前記所定時間内に発生された前記セル選択指示の各々の移行対象セルが前記履歴にある場合には、前記セル選択指示発生回数が所定値に達するまでは、前記移行処理を抑制し、前記抑制制御手段は、前記セル選択指示発生回数が所定値に達したときに初めて、前記移行処理をなし、前記抑制制御手段は、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成手段を有することを特徴とする。
【0011】
また、前記移動通信システムにおいて、前記所定回数や前記所定時間は、前記セル選択指示の頻度に応じた値であることを特徴とする。
【0012】
本発明による移動機は、移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムに用いられる移動機であって、セル選択指示に応答して、以前存在したことがあるセルの履歴に応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御手段を含み、前記抑制制御手段は、前記移行対象セルが前記履歴にある場合、前記移行処理を抑制し、前記抑制制御手段は、前記セル選択指示が所定回数なされた場合、前記移行処理をなし、前記抑制制御手段は、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成手段を有することを特徴とする。
【0013】
本発明による別の移動機は、移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムに用いられる移動機であって、所定時間内におけるセル選択指示発生回数と、以前存在したことがあるセルの履歴とに応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御手段を含み、前記抑制制御手段は、前記所定時間内に発生された前記セル選択指示の各々の移行対象セルが前記履歴にある場合には、前記セル選択指示発生回数が所定値に達するまでは、前記移行処理を抑制し、前記抑制制御手段は、前記セル選択指示発生回数が所定値に達したときに初めて、前記移行処理をなし、前記抑制制御手段は、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成手段を有することを特徴とする。
【0014】
本発明による制御方法は、移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムに用いられる移動機における制御方法であって、セル選択指示に応答して、以前存在したことがあるセルの履歴に応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御ステップを含み、前記抑制制御ステップは、前記移行対象セルが前記履歴にある場合、前記移行処理を抑制し、前記抑制制御ステップは、前記セル選択指示が所定回数なされた場合、前記移行処理をなし、前記抑制制御ステップは、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成ステップを有することを特徴とする。
【0015】
本発明による別の制御方法は、移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムに用いられる移動機における制御方法であって、所定時間内におけるセル選択指示発生回数と、以前存在したことがあるセルの履歴とに応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御ステップを含み、前記抑制制御ステップは、前記所定時間内に発生された前記セル選択指示の各々の移行対象セルが前記履歴にある場合には、前記セル選択指示発生回数が所定値に達するまでは、前記移行処理を抑制し、前記抑制制御ステップは、前記セル選択指示発生回数が所定値に達したときに初めて、前記移行処理をなし、前記抑制制御ステップは、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成ステップを有することを特徴とする。
【0016】
本発明によるプログラムは、移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムに用いられる移動機における制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、セル選択指示に応答して、以前存在したことがあるセルの履歴に応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御ステップを含み、前記抑制制御ステップは、前記移行対象セルが前記履歴にある場合、前記移行処理を抑制し、前記抑制制御ステップは、前記セル選択指示が所定回数なされた場合、前記移行処理をなし、前記抑制制御ステップは、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成ステップを有することを特徴とする。
【0017】
本発明による別のプログラムは、移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムに用いられる移動機における制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、所定時間内におけるセル選択指示発生回数と、以前存在したことがあるセルの履歴とに応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御ステップを含み、前記抑制制御ステップは、前記所定時間内に発生された前記セル選択指示の各々の移行対象セルが前記履歴にある場合には、前記セル選択指示発生回数が所定値に達するまでは、前記移行処理を抑制し、前記抑制制御ステップは、前記セル選択指示発生回数が所定値に達したときに初めて、前記移行処理をなし、前記抑制制御ステップは、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成ステップを有することを特徴とする。
【0018】
本発明の作用は次の通りである。移動機の抑制制御手段が、セル選択指示に応答して、以前存在したことがあるセルの履歴を参照することにより、在圏セルから移行対象セルへの移行処理を抑制制御する。具体的には、移行対象セルが履歴にある場合は移行処理が抑制されることになる。また、セル選択指示が所定回数なされた場合、移行対象セルが履歴にあるか否かにかかわらず移行処理が行われる。さらに、時間のパラメータを追加して、所定時間内のセル選択指示の発生回数と履歴とを基にして移行処理が抑制制御される。そしてさらに、セル選択指示の頻度に応じて、上記所定回数及び所定時間が設定される。このため、移行処理が効果的に抑制され、その結果、移行処理による在圏セルから他のセルへの移行によってLAが移行前のものから変化する場合になされる位置登録処理も抑制されることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施例について図面を用いて説明する。図1は本発明の実施例による移動通信システムの構成を示す図である。図1において、本発明の実施例による移動通信システムは、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)方式を採用しており、移動機(UE:User Equipment) 1と、無線基地局装置(BTS:Base Transceiver Station)20,30及び40とを有している。ここで、BTS20によって形成されるセルは符号200にて示され、BTS30によって形成されるセルは符号300にて示され、BTS40によって形成されるセルは符号400にて示されている。UE1はセル200内に存在しており、セル200の境界付近では、UE1はBTS20,30及び40の各々からの制御信号を同時に受信することができる。なお、BTSが複数の指向性アンテナを用いてセクタ化されている場合は、個々のセクタのことをセルと称するものとする。
【0020】
図2は本発明の第一の実施例による移動機の構成を示す機能ブロック図である。図2に示した本発明の第一の実施例による移動機は図1に示した移動通信システムに用いられるものであるので、以下、本発明の第一の実施例による移動機をUE1と称す。
【0021】
図2において、UE1は、制御回路2と、アンテナ3と、受信回路4と、スクランブルコード(SC:Scrambling Code)検出部5と、電界強度測定部6と、セル再選択(CR:Cell Reselection) 指示生成部7と、メモリ8と、CRカウンタ(CR指示回数カウンタ)10と、送信回路13とを有している。
【0022】
アンテナ3は、図1に示したBTS20,30及び40のうち少なくとも一つのBTSとの間で電波の送受信を行うものである。受信回路4は、アンテナ3からの受信信号に対して所定の処理を施して、SC検出部5及び電界強度測定部6へ出力する。送信回路13は、アンテナ3を介してBTSへ無線信号を送信するためのものである。SC検出部5は、受信回路4からの受信信号を基に、セルを識別するための第1共通パイロットチャネル(P-CPICH:Primary-Common Pilot Channel)のSCを検出して制御回路2へ出力する。
【0023】
電界強度測定部6は、在圏セルの受信レベルを測定して、測定結果をCR指示生成部7へ出力する。すなわち、電界強度測定部6は、制御回路2から通知されるUE1が現在存在しているセルを示すSCを使用することにより受信回路4からの受信信号を復調して、その受信電界強度を測定する。CR指示生成部7は、図8に示すように、電界強度測定部6の測定結果を監視しており、一定時間(Tselection [sec])の間の測定結果が例えば所定回数閾値(Pth[dB])を下回った場合、UE1が現在存在しているセルのBTSからの受信電波状況が劣化したと認識する。受信電波状況の劣化を検出したCR指示生成部7は、CR指示を生成して制御回路2へ出力する。
【0024】
メモリ8は、UE1が以前存在していたセルの履歴9を保持しており、ゾーン移行処理により移行したセルを示すSCが、制御回路2によって履歴9に書込まれる。なお、ゾーン移行処理はセルの切替え処理であり、ゾーン移行処理には位置登録処理が含まれていることは勿論である。
【0025】
図3は図2に示した履歴9の構成例を示す図であり、図2と同等部分は同一符号にて示している。図3において、履歴9には、SC1〜SCN(Nは2以上の整数)が格納されており、これらSC1〜SCNにより、UE1が以前存在していたN個のセルを知ることができる。ここで、Nはメモリ8の不揮発領域にて設定可能である。ゾーン移行処理により移行したセルを示すSCは、SC1から順に書込まれるようになっており、N個を超えて書込まれる場合には、書込まれる度に古いSCから順に削除されていく。すなわち、SC1に格納されていたものが削除され、そこにSC2に格納されていたものが新たに格納し直されるもので、以降順次格納内容が繰り上がるようになっているものとするが、この方法に限定されることはない。
【0026】
図2において、CRカウンタ10は、制御回路2の制御によって、CR指示生成部7からのCR指示をカウントする。制御回路2は、CR指示生成部7からのCR指示に応答して履歴9を参照することにより、移行対象セルへのゾーン移行処理を抑制制御し、また、CRカウンタ10のカウント値が所定の最大CR指示回数値(MAX) に達したならば、履歴9の内容にかかわらずゾーン移行処理を行う。
【0027】
次に、本発明の第一の実施例による移動機の動作について図面を用いて説明する。図4は図2に示した移動機の動作を説明するためのフローチャートである。なお、Phy−side(Physical-Side) はUE1のレイヤ1(物理層)に相当し、無線リソースの管理を行う。また、RRC−side(Radio Resource Control-Side) はUE1のレイヤ3(ネットワーク層)に相当し、無線制御を行う。
【0028】
図1,2及び4において、電界強度測定部6は、在圏セル200の受信電界強度を測定し、測定された受信電界強度をCR指示生成部7に出力している(ステップA1)。CR指示生成部7は、測定された受信電界強度を監視しており、UE1が現在存在しているセル200のBTS20からの受信電波状況が劣化したことを検出すると(ステップA2,Yes)、CR指示を生成して制御回路2へ出力する(ステップA3)。そして、再びステップA1に戻る。また、ステップA2において、受信電波状況が劣化していない場合(ステップA2,No)、CR指示が出力されることなく再びステップA1に戻ることになる。以上のステップA1〜A3がUE1のPhy−sideの動作である。
【0029】
UE1のRRC−sideは、ステップB7におけるゾーン移行処理がなされた後、待ち受け状態となり(ステップB1)、制御回路2は、CRカウンタ10のカウント値をリセットする(ステップB2)。そして、制御回路2は、ステップA3におけるCR指示生成部7からのCR指示があった場合(ステップB3,Yes)、ゾーン移行処理をなすか、あるいは抑制するかを判断すべくステップB4に進むことになる。また、制御回路2は、CR指示がない場合(ステップB3,No)、ゾーン移行処理をなす必要がそもそもないので、CR指示を受信するまで待機することになる。
【0030】
ステップB4において、制御回路2は、CRカウンタ10のカウント値と所定の最大CR指示回数値(MAX) とを比較して、カウント値が最大CR指示回数値より小である場合(ステップB4,No)、履歴9を参照することになる(ステップB5)。また、制御回路2は、CRカウンタ10のカウント値が最大CR指示回数値に達している場合(ステップB4,Yes)、履歴9を参照することなくゾーン移行処理をなす(ステップB7)。なお、最大CR指示回数値は、メモリ8の不揮発領域で設定可能である。
【0031】
ステップB5において、制御回路2は、SC検出部5により検出されたSCの内、ゾーン移行処理の際に選択すべき移行対象セルを示すSCを、履歴9に格納されているSCと順次比較する。そして、制御回路2は、移行対象セルを示すSCが履歴9にある場合、すなわち移行対象セルが以前存在していたセル(OLD CELL) である場合(ステップB5,OLD)、CRカウンタ10のカウント値をインクメントし(ステップB6)、ステップB3に戻る。
【0032】
一方、制御回路2は、移行対象セルを示すSCが履歴9にない場合、すなわち移行対象セルが以前存在していたセル以外のセル(NEW CELL)である場合(ステップB5,NEW)、ゾーン移行処理をなす(ステップB7)。ステップB7において、制御回路2は、移行対象セルの内、適切な一の移行対象セルを選択して、UE1が現在存在するセル200から選択された移行対象セルへ切替え、選択された移行対象セルを示すSCを履歴9に最新履歴として書込む。なお、ステップB7のゾーン移行処理において、選択された移行対象セルへの移行によって、位置登録エリア(LA:Location Area)が移行前のものから変化する場合、位置登録処理が行われることは勿論である。ステップB7のゾーン移行処理が行われた後、再びステップB1に戻ることになる。
【0033】
このように、本発明の第一の実施例による移動機では、UE1が以前存在していたセルの履歴9を保持しておき、CR指示に応答して移行対象セルが履歴9にあるか否かを判断して、移行対象セルが以前存在していたセルである場合、ゾーン移行処理が抑制される。さらに、CR指示生成部7からのCR指示の発生回数をCRカウンタ10によりカウントし、CRカウンタ10のカウント値が所定回数に達した場合、履歴9の内容に関わらずゾーン移行処理をなすようにしている。これにより、ゾーン移行処理が効果的に抑制されるので、結果としてLAの境界付近における位置登録のバタツキを抑えることができ、よって、位置登録トラヒックの増加を防止できるのである。
【0034】
次に、本発明の第二の実施例による移動機について図面を用いて説明する。図5は本発明の第二の実施例による移動機の構成を示す機能ブロック図であり、図2と同等部分は同一符号にて示している。図5に示した本発明の第二の実施例による移動機は図1に示した移動通信システムに用いられるものであるので、以下、本発明の第一の実施例による移動機に代えて、本発明の第二の実施例による移動機をUE1と称す。
【0035】
図5において、UE1は、制御回路2と、アンテナ3と、受信回路4と、SC検出部5と、電界強度測定部6と、CR指示生成部7と、メモリ8と、CRカウンタ10と、ゾーン移行規制タイマ11と、送信回路13とを有している。すなわち、図5に示したUE1は、図2に示した本発明の第一の実施例による移動機にゾーン移行規制タイマ11を付加したものである。
【0036】
ゾーン移行規制タイマ11は、制御回路2の制御により所定時間(タイマ値[msec])を計時し、タイマ満了時にその旨を制御回路2に通知する。なお、タイマ値は、CR指示生成部7におけるTselection より大きな値であり、メモリ8の不揮発領域で設定可能である。制御回路2は、ゾーン移行規制タイマ11が所定時間を計時しているとき、すなわち、ゾーン移行規制タイマ11が起動中であるときに、CR指示生成部7からCR指示を受信した場合、CRカウンタ10のカウント値と履歴9とに応じて移行対象セルへのゾーン移行処理を抑制制御し、また、ゾーン移行規制タイマ11からの通知に応答して、メモリ8内の履歴9の内容をクリアする。
【0037】
次に、本発明の第二の実施例による移動機の動作について図面を用いて説明する。図6は図5に示した移動機の動作を説明するためのフローチャートである。図1,5及び6において、UE1のPhy−sideは、図4に示した本発明の第一の実施例による移動機のPhy−sideと同様に、ステップA1〜A3の動作を行っている。
【0038】
UE1のRRC−sideは、ステップC11におけるゾーン移行処理がなされた後、待ち受け状態となり(ステップC1)、制御回路2は、CRカウンタ10のカウント値をリセットする(ステップC2)。そして、制御回路2は、ステップA3におけるCR指示生成部7からのCR指示があった場合(ステップC3,Yes)、ゾーン移行処理をなすか、あるいは抑制するかを判断すべくステップC4に進むことになる。また、制御回路2は、CR指示がない場合(ステップC3,No)、ゾーン移行処理をなす必要がないので、CR指示を受信するまで待機することになる。
【0039】
ステップC4において、制御回路2は、CRカウンタ10のカウント値と所定の最大CR指示回数値(MAX) とを比較して、カウント値が最大CR指示回数値に達している場合(ステップC4,Yes)、ゾーン移行処理をなす(ステップC11)。また、制御回路2は、CRカウンタ10のカウント値が最大CR指示回数値より小である場合(ステップC4,No)、ゾーン移行規制タイマ11が起動中であるか否かを判定する(ステップC5)。
【0040】
制御回路2は、ゾーン移行規制タイマ11が停止している場合(ステップC5,No)、SC検出部5により検出されたSCの内、ゾーン移行処理の際に選択すべき移行対象セルを示すSCを、履歴9に格納されているSCと順次比較する(ステップC6)。そして、制御回路2は、移行対象セルを示すSCが履歴9にある場合、すなわち移行対象セルが以前存在していたセル(OLD CELL)である場合(ステップC6,OLD)、CRカウンタ10のカウント値をインクメントすると共に(ステップC7)、ゾーン移行規制タイマ11を起動せしめ(ステップC8)、ステップC3に戻る。
【0041】
また、制御回路2は、移行対象セルを示すSCが履歴9にない場合、すなわち移行対象セルが以前存在していたセル以外のセル(NEW CELL)である場合(ステップC6,NEW)、ゾーン移行処理をなす(ステップC11)。
【0042】
ステップC5において、制御回路2は、ゾーン移行規制タイマ11がタイマ値を計時している場合(ステップC5,Yes)、ステップC6と同様に履歴9を参照する(ステップC9)。そして、制御回路2は、移行対象セルが以前存在していたセルである場合(ステップC9,OLD)、CRカウンタ10のカウント値をインクメントして(ステップC10)、ステップC3に戻る。
【0043】
また、制御回路2は、移行対象セルが以前存在していたセル以外のセルである場合(ステップC9,NEW)、ゾーン移行処理をなす(ステップC11)。ステップC11において、制御回路2は、移行対象セルの内、適切な一の移行対象セルを選択して、UE1が現在存在するセル200から選択された移行対象セルへ切替え、選択された移行対象セルを示すSCを履歴9に最新履歴として書込む。なお、ステップC11のゾーン移行処理において、選択された移行対象セルへの移行によって、LAが移行前のものから変化する場合、位置登録処理が行われることは勿論である。ステップC11のゾーン移行処理が行われた後、再びステップC1に戻ることになる。
【0044】
なお、ステップC8において、制御回路2の制御によりゾーン移行規制タイマ11が起動された後、ゾーン移行規制タイマ11は計時を続行するが、予め定められた時間(タイマ値)に達すると、制御回路2に対してタイマが満了した旨を通知する。すると、制御回路2は、ゾーン移行規制タイマ11からの通知に応答して履歴9の内容をクリアする。したがって、タイマが満了した後のステップC3〜C5を経たステップC6において、履歴9にSCが格納されていないので、制御回路2は、移行対象セルが以前存在していたセル以外のセルであると判断し(ステップC6,NEW)、ゾーン移行処理がなされて、選択された移行対象セルを示すSCが履歴9に書込まれることになる(ステップC11)。
【0045】
このように、本発明の第二の実施例では、第一の実施例の構成に加えて、ゾーン移行規制タイマ11を設け、このタイマの起動中にCR指示があっても移行対象セルが以前存在していたセルで(OLD CELL)あれば、CRカウンタ10の最大設定値(MAX)に達するまではゾーン移行処理を行わないようにし、最大設定値に達して初めてゾーン移行処理を行うようにしている。もっとも、タイマ起動中の移行対象セルが新しいセル(NEW CELL)であれば、直ちにゾーン移行処理を行うものである。そして、タイマが予め設定されている時間に達すると、タイマ動作は終了し停止すると共に、履歴9をクリアして、初期動作に戻るようにしている。これにより、ゾーン移行処理がより効果的に抑制されるので、結果としてLAの境界付近における位置登録のバタツキを抑えることができ、よって、位置登録トラヒックの増加を防止できるのである。
【0046】
なお、本発明の第一及び第二の実施例による移動機では、移行対象セルが1つである場合にゾーン移行処理が規制されると、移動機が現在存在しているセルを外れた場合、回線が即切断されることになる。したがって、移行対象セルが1つである場合は、安全のためゾーン移行処理を抑制しないようにしてもよい。
【0047】
また、図1に示した移動通信システムの図示せぬネットワーク側に階層的セル構造(HCS:Hierarchical Cell Structure) を使用する方式がある。このHCS方式は、ネットワーク側がセルに優先順位を付け、優先順位の高いセルから他のセルへの移動機の移行が抑制される方式である。このようなHCS方式を使用した場合に、HCS方式を使用していない場合の本発明の第一及び第二の実施例による移動機がなすゾーン移行処理の抑制と同様の方法を実施すると、現在存在しているセルに必要以上にとどまろうとして、回線が切れる可能性が高くなることがある。このため、HCS方式の使用の有無に応じて、CRカウンタ10の最大CR指示回数値及びゾーン移行規制タイマ11のタイマ値(本発明の第一の実施例による移動機では最大CR指示回数値のみ)を設定する必要がある。
【0048】
次に、本発明の第三の実施例による移動機について図面を用いて説明する。図7は本発明の第三の実施例による移動機の構成を示す機能ブロック図であり、図5と同等部分は同一符号にて示している。図7に示した本発明の第三の実施例による移動機は図1に示した移動通信システムに用いられるものであるので、以下、本発明の第二の実施例による移動機に代えて、本発明の第三の実施例による移動機をUE1と称す。
【0049】
図7において、UE1は、制御回路2と、アンテナ3と、受信回路4と、SC検出部5と、電界強度測定部6と、CR指示生成部7と、メモリ8と、CRカウンタ10と、ゾーン移行規制タイマ11、移動状態検出部12と、送信回路13とを有している。すなわち、図7に示したUE1は、図5に示した本発明の第二の実施例による移動機に移動状態検出部12を付加したものである。
【0050】
CR指示生成部7は、生成したCR指示を制御回路2に出力すると共に、移動状態検出部12にも出力する。移動状態検出部12は、CR指示生成部7からのCR指示の頻度に応じて、UE1の移動状態が高速移動(High-mobility) 状態であるか低速移動(Low-mobility)状態であるかを判別し、判別した移動状態を制御回路2に通知する。具体的には、移動状態検出部12は、CR指示生成部7からのCR指示の頻度(一定時間内におけるCR指示の発生回数)が大であれば、UE1が高速移動状態であると認識し、また、CR指示の頻度が小であれば、UE1が低速移動状態であると認識する。
【0051】
メモリ8には、UE1が高速移動状態であるときに用いられるCRカウンタ10の最大CR指示回数値及びゾーン移行規制タイマ11のタイマ値と、UE1が低速移動状態であるときに用いられるCRカウンタ10の最大CR指示回数値及びゾーン移行規制タイマ11のタイマ値とが格納されている。
【0052】
したがって、制御回路2は、移動状態検出部12から通知された移動状態が高速移動状態であれば、メモリ8に格納されている高速移動状態用の最大CR指示回数値及びタイマ値を読出すことにより、CRカウンタ10の最大設定値が当該最大CR指示回数値に設定され、また、ゾーン移行規制タイマ11により当該タイマ値が計時されることになる。また、制御回路2は、移動状態検出部12から通知された移動状態が低速移動状態であれば、メモリ8に格納されている低速移動状態用の最大CR指示回数値及びタイマ値を読出すことにより、CRカウンタ10の最大設定値が当該最大CR指示回数値に設定され、また、ゾーン移行規制タイマ11により当該タイマ値が計時されることになる。
【0053】
このようにUE1の移動状態に応じて最大CR指示回数値及びタイマ値が設定される他は、UE1の動作は、本発明の第二の実施例による移動機の動作と同様である。なお、高速移動状態用及び低速移動状態用の各最大CR指示回数値と各タイマ値は、UE1が運用される実網の状態等の諸条件により最適値が決定される。
【0054】
上述のように、本発明の第三の実施例による移動機では、UE1の移動状態に応じて最大CR指示回数値及タイマ値を設定し、履歴9、CRカウンタ10及びゾーン移行規制タイマ11を用いてゾーン移行処理を抑制するようにしている。
これにより、UE1の移動状態に応じた効果的なゾーン移行処理の抑制を実現することができるので、結果としてLAの境界付近における位置登録のバタツキを抑えることができ、よって、位置登録トラヒックの増加を防止できるのである。
【0055】
なお、上記図4及び6に示した各フローチャートに従った処理動作は、予めROM等の記憶媒体に格納されたプログラムを、CPU(制御部)となるコンピュータに読み取らせつつ実行せしめることにより、実現できることは勿論である。
【0056】
【発明の効果】
本発明による効果は、位置登録のバタツキ現象を抑えることができることである。その理由は、移動機の抑制制御手段が、セル選択指示に応答して、以前存在したことがあるセルの履歴を参照することにより、現在存在するセルから他のセルへの移行処理を抑制するようにしているので、現在存在するセルから他のセルへの移行によってLAが移行前のものから変化する場合になされる位置登録処理も抑制されるからである。
【0057】
また、抑制制御手段は、セル選択指示が所定回数なされると、履歴の内容にかかわらず移行処理をなすようにし、さらに、時間のパラメータを追加して、所定時間内のセル選択指示の発生回数と履歴とを基にして移行処理が抑制制御されるようにしているので、より効果的な移行処理の抑制を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の移動通信システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第一の実施例の移動機の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】図2に示した履歴の構成例を示す図である。
【図4】図2に示した移動機の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第二の実施例の移動機の構成を示す機能ブロック図である。
【図6】図5に示した移動機の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第三の実施例の移動機の構成を示す機能ブロック図である。
【図8】在圏無線ゾーンの判定方法について説明するための図である。
【符号の説明】
1 UE
2 制御回路
3 アンテナ
4 受信回路
5 SC検出部
6 電界強度検出部
7 CR指示生成部
8 メモリ
9 履歴
10 CRカウンタ
11 ゾーン移行規制タイマ
12 移動状態検出部
13 送信回路
20,30,40 BTS
200,300,400 セル
Claims (32)
- 移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムであって、
前記移動機は、セル選択指示に応答して、以前存在したことがあるセルの履歴に応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御手段を含み、
前記抑制制御手段は、前記移行対象セルが前記履歴にある場合、前記移行処理を抑制し、
前記抑制制御手段は、前記セル選択指示が所定回数なされた場合、前記移行処理をなし、
前記抑制制御手段は、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成手段を有することを特徴とする移動通信システム。 - 前記抑制制御手段は、前記セル選択指示を計数する計数手段を有し、その計数手段の計数値と前記所定回数とを比較してこの比較結果に応じて前記移行処理の制御をなすことを特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
- 移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムであって、
前記移動機は、所定時間内におけるセル選択指示発生回数と、以前存在したことがあるセルの履歴とに応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御手段を含み、
前記抑制制御手段は、前記所定時間内に発生された前記セル選択指示の各々の移行対象セルが前記履歴にある場合には、前記セル選択指示発生回数が所定値に達するまでは、前記移行処理を抑制し、
前記抑制制御手段は、前記セル選択指示発生回数が所定値に達したときに初めて、前記移行処理をなし、
前記抑制制御手段は、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成手段を有することを特徴とする移動通信システム。 - 前記抑制制御手段は、前記所定時間内に発生された前記セル選択指示の各々の移行対象セルが前記履歴にない場合には、直ちに前記移行処理をなすようにしたことを特徴とする請求項3記載の移動通信システム。
- 前記抑制制御手段は、前記所定時間経過後に前記履歴を初期化することを特徴とする請求項3または4記載の移動通信システム。
- 前記抑制制御手段は、前記所定時間を計時する計時手段を有し、前記移行処理が抑制されたとき前記計時手段を起動せしめることを特徴とする請求項3〜5いずれか記載の移動通信システム。
- 前記所定回数は、前記セル選択指示の頻度に応じた値であることを特徴とする請求項1または2記載の移動通信システム。
- 前記所定時間は、前記セル選択指示の頻度に応じた値であることを特徴とする請求項3〜6いずれか記載の移動通信システム。
- 移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムに用いられる移動機であって、
セル選択指示に応答して、以前存在したことがあるセルの履歴に応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御手段を含み、
前記抑制制御手段は、前記移行対象セルが前記履歴にある場合、前記移行処理を抑制し、
前記抑制制御手段は、前記セル選択指示が所定回数なされた場合、前記移行処理をなし、
前記抑制制御手段は、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成手段を有することを特徴とする移動機。 - 前記抑制制御手段は、前記セル選択指示を計数する計数手段を有し、その計数手段の計数値と前記所定回数とを比較してこの比較結果に応じて前記移行処理の制御をなすことを特徴とする請求項9記載の移動機。
- 移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムに用いられる移動機であって、
所定時間内におけるセル選択指示発生回数と、以前存在したことがあるセルの履歴とに応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御手段を含み、
前記抑制制御手段は、前記所定時間内に発生された前記セル選択指示の各々の移行対象セルが前記履歴にある場合には、前記セル選択指示発生回数が所定値に達するまでは、前記移行処理を抑制し、
前記抑制制御手段は、前記セル選択指示発生回数が所定値に達したときに初めて、前記移行処理をなし、
前記抑制制御手段は、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成手段を有することを特徴とする移動機。 - 前記抑制制御手段は、前記所定時間内に発生された前記セル選択指示の各々の移行対象セルが前記履歴にない場合には、直ちに前記移行処理をなすようにしたことを特徴とする請求項11記載の移動機。
- 前記抑制制御手段は、前記所定時間経過後に前記履歴を初期化することを特徴とする請求項11または12記載の移動機。
- 前記抑制制御手段は、前記所定時間を計時する計時手段を有し、前記移行処理が抑制されたとき前記計時手段を起動せしめることを特徴とする請求項11〜13いずれか記載の移動機。
- 前記所定回数は、前記セル選択指示の頻度に応じた値であることを特徴とする請求項9または10記載の移動機。
- 前記所定時間は、前記セル選択指示の頻度に応じた値であることを特徴とする請求項11〜14いずれか記載の移動機。
- 移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムに用いられる移動機における制御方法であって、
セル選択指示に応答して、以前存在したことがあるセルの履歴に応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御ステップを含み、
前記抑制制御ステップは、前記移行対象セルが前記履歴にある場合、前記移行処理を抑制し、
前記抑制制御ステップは、前記セル選択指示が所定回数なされた場合、前記移行処理をなし、
前記抑制制御ステップは、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成ステップを有することを特徴とする制御方法。 - 前記抑制制御ステップは、前記セル選択指示を計数する計数ステップを有し、その計数ステップによる計数値と前記所定回数とを比較してこの比較結果に応じて前記移行処理の制御をなすことを特徴とする請求項17記載の制御方法。
- 移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムに用いられる移動機における制御方法であって、
所定時間内におけるセル選択指示発生回数と、以前存在したことがあるセルの履歴とに応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御ステップを含み、
前記抑制制御ステップは、前記所定時間内に発生された前記セル選択指示の各々の移行対象セルが前記履歴にある場合には、前記セル選択指示発生回数が所定値に達するまでは、前記移行処理を抑制し、
前記抑制制御ステップは、前記セル選択指示発生回数が所定値に達したときに初めて、前記移行処理をなし、
前記抑制制御ステップは、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成ステップを有することを特徴とする制御方法。 - 前記抑制制御ステップは、前記所定時間内に発生された前記セル選択指示の各々の移行対象セルが前記履歴にない場合には、直ちに前記移行処理をなすようにしたことを特徴とする請求項19記載の制御方法。
- 前記抑制制御ステップは、前記所定時間経過後に前記履歴を初期化することを特徴とする請求項19または20記載の制御方法。
- 前記抑制制御ステップは、前記所定時間を計時する計時ステップを有し、前記移行処理が抑制されたとき前記計時ステップによる計時を起動せしめることを特徴とする請求項19〜21いずれか記載の制御方法。
- 前記所定回数は、前記セル選択指示の頻度に応じた値であることを特徴とする請求項17または18記載の制御方法。
- 前記所定時間は、前記セル選択指示の頻度に応じた値であることを特徴とする請求項19〜22いずれか記載の制御方法。
- 移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムに用いられる移動機における制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
セル選択指示に応答して、以前存在したことがあるセルの履歴に応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御ステップを含み、
前記抑制制御ステップは、前記移行対象セルが前記履歴にある場合、前記移行処理を抑制し、
前記抑制制御ステップは、前記セル選択指示が所定回数なされた場合、前記移行処理をなし、
前記抑制制御ステップは、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成ステップを有することを特徴とするプログラム。 - 前記抑制制御ステップは、前記セル選択指示を計数する計数ステップを有し、その計数ステップによる計数値と前記所定回数とを比較してこの比較結果に応じて前記移行処理の制御をなすことを特徴とする請求項25記載のプログラム。
- 移動機と、無線基地局とを含む符号分割多元接続方式の移動通信システムに用いられる移動機における制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
所定時間内におけるセル選択指示発生回数と、以前存在したことがあるセルの履歴とに応じて選択すべき移行対象セルへの移行処理を抑制制御する抑制制御ステップを含み、
前記抑制制御ステップは、前記所定時間内に発生された前記セル選択指示の各々の移行対象セルが前記履歴にある場合には、前記セル選択指示発生回数が所定値に達するまでは、前記移行処理を抑制し、
前記抑制制御ステップは、前記セル選択指示発生回数が所定値に達したときに初めて、前記移行処理をなし、
前記抑制制御ステップは、現に存在しているセルの無線基地局からの受信電波状況の劣化を検出して前記セル選択指示を生成出力するセル選択指示生成ステップを有することを特徴とするプログラム。 - 前記抑制制御ステップは、前記所定時間内に発生された前記セル選択指示の各々の移行対象セルが前記履歴にない場合には、直ちに前記移行処理をなすようにしたことを特徴とする請求項27記載のプログラム。
- 前記抑制制御ステップは、前記所定時間経過後に前記履歴を初期化することを特徴とする請求項27または28記載のプログラム。
- 前記抑制制御ステップは、前記所定時間を計時する計時ステップを有し、前記移行処理が抑制されたとき前記計時ステップによる計時を起動せしめることを特徴とする請求項27〜29いずれか記載のプログラム。
- 前記所定回数は、前記セル選択指示の頻度に応じた値であることを特徴とする請求項25または26記載のプログラム。
- 前記所定時間は、前記セル選択指示の頻度に応じた値であることを特徴とする請求項27〜30いずれか記載のプログラム。
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