JP4603123B2 - 中央制御を実施する方法、そのような方法を実現するラインターミネータとエレメントコントローラ、およびそのようなラインターミネータとエレメントコントローラを含んでいるツリー状ネットワーク - Google Patents
中央制御を実施する方法、そのような方法を実現するラインターミネータとエレメントコントローラ、およびそのようなラインターミネータとエレメントコントローラを含んでいるツリー状ネットワーク Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1のプリアンブルに記載の中央制御を実施する方法、そのような方法を実現する請求項4のプリアンブルに記載のラインターミネータおよび請求項6のプリアンブルに記載のエレメントコントローラ、および請求項9のプリアンブルに記載のツリー状ネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】
そのようなツリー状ネットワークは、たとえば「Arrangement for amplifying and combining optical signals,and method for upstream transmission realized therewith」と題する1997年3月26日に公開された公開番号EP0765045A1の公開済み欧州特許出願から、当技術分野において既に知られている。それには、ツリー状光学ネットワークが記載されている。ツリー状ネットワークは、以下で「ネットワークターミネータ」と呼ぶ複数のネットワークユニットを、ラインターミネータに結合する、専用ブランチ(dedicated branch)、コンバイナ構成(combiner arrangement)、および共通ブランチ(common branch)の上り方向(アップストリーム)の縦続接続からなる。
【0003】
いわゆる「グラント(grant:許可)」は、1つまたは複数のネットワークターミネータが、グラントに含まれる識別子に従ってグラントに反応(react)し、および「上り情報信号」とも呼ばれる「上りバースト」を伝送することを可能にするために、ラインターミネータによって、異なるネットワークターミネータに分散される。
【0004】
実際に、光学ラインターミネータは、パーミッション(permission)を送ることによって、光学ネットワークユニットから、各々の上り伝送を制御するということが、「Series G:Transmission systems and media,Digital systems and Networks:Digital sections and digital line systems−Optical line systems for local and access networks:Broadband Optical Access Systems Based On Passive Optical Networks(PON)」(シリーズG:伝送システムと媒体、デジタルシステムとネットワーク:デジタルセクションとデジタルラインシステム―ローカルおよびアクセスネットワーク用光学ラインシステム:受動光学ネットワーク(PON)に基づく広帯域光学アクセスシステム)と題する1998年10月のG.983.1勧告の定義の4文節6頁において、ITU国際電気通信連合の電気通信標準化セクタにより記述されている。「パーミット(permit)」とも呼ばれるグラントは、光学ネットワークターミネータがそれ自体のグラントを受け取った場合における、光学ネットワークターミネータの上りセルを伝送するためのグラントである。さらに「8.3.5.3.5 Grant」の文節の36頁から37頁に、異なるタイプのグラントが記述されている。
【0005】
前述の明細書の記載によれば、第1欄の23行目から31行目までに、要求される予定パワーを支援するために、これらの知られているネットワークは、専用ブランチ内における光学増幅器を要求している。さらに、49行目から52行目までには、これらの専用ブランチには、光学スイッチも必要とされることが記述されている。本明細書の請求の範囲において用いられる「インラインエレメント(in−line element)」は、たとえば光増幅器または光スイッチのようなものである。実際には、これらのインラインエレメントは、ラインターミネータによって複数のネットワークターミネータに分配された下り情報信号の下り伝送経路、およびネットワークターミネータの1つによって伝送される上り情報信号の上り伝送経路に沿って含まれる。
【0006】
これらのインラインエレメントは、事前定義された時点において、事前定義された機能を実施しなければならない。このように、たとえばそのような光増幅器と光スイッチの統合体である半導体光増幅器は、事前定義された時点において、スイッチオン/オフされることが必要であり、また別の事前定義された時点において、事前定義された利得に設定することが必要である。別のインラインエレメントは、共通ブランチにおいてラインターミネータに結合されるバーストモード受信機である。ツリー状ネットワークが、光学ツリー状ネットワークである場合、そのようなバーストモード受信機は、一般に、光ラインターミネータに含まれ、電気ラインターミネータに結合されることに留意されたい。バーストモード受信機は、事前定義された時点において、ネットワークターミネータからのある特定のアクティビティを検出しなければならず、また、別の事前定義された時点において、異なるネットワークターミネータに関して、自動利得制御を実施することが必要である。
【0007】
既に引用済みの明細書には、ラインターミネータにより光スイッチを制御することが可能な方法、すなわち、ラインターミネータによってネットワークターミネータに下り方向に伝送される下りグラント情報を捕捉することによって、オン/オフ命令が実現されることが、記述されている。前述の勧告に記載されているように、ネットワークターミネータ識別子を含むこのグラント情報は、特定の光スイッチに関して事前定義された時間間隔中に、すなわちネットワークターミネータの正常作動モード期間中に、上り情報信号が存在するかまたは存在しないかどうかを決定するために用いられるが、そのような方法は、たとえばネットワークターミネータおよび他のネットワークエレメントの準備期間中、全てのインラインエレメントの全体制御を実施するには充分でない。
【0008】
これらのインラインエレメントにより、事前定義された時点において、必要とされる機能性を実施するためには、異なる方法が考えられる。実際に、考えられる方法は、たとえば、ラインターミネータとインラインエレメントの間の制御信号の伝送を用いて、ラインターミネータによって中央制御を実施することである。ただし、分離している率が高く、多くの異なるインラインエレメントを有するネットワーク内では、そのような解決方法には、多くの追加制御信号と余剰負荷が必要なはずである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、インラインエレメントの全体的な中央制御を実施するが、余分な制御信号を使用することなしに、効率的な負荷の方法に従って機能する、前述の知られているタイプの中央制御を実施する方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、この目的は、請求項1に記載の中央制御を実施する方法それぞれ請求項4および請求項6に記載のそのような方法を実現するラインターミネータおよびエレメントコントローラ、および請求項9に記載のそのようなラインターミネータおよびそのようなエレメントコントローラを含むツリー状ネットワークによって達成される。
【0011】
実際に、本発明は、グラントメッセージにおいて、選択エレメントの識別子に従って第1の複数ビットを、かつローカルで事前定義された機能の識別子に従って第2の複数ビットを定義することによって、ローカルで事前定義された機能を実行するために、選択エレメントがインラインエレメントの中から選択されるという見識に基づく。このようにして、ラインターミネータは、余分な追加制御信号を使用することなしに、インラインエレメントの中央制御実施を可能にした。選択エレメントの識別子とローカルで事前定義された機能を指示する少数の余分なビットの組合わせを、グラントメッセージに包含することが、ネットワークターミネータの正常作動モード期間中だけでなく、例えば、様々なネットワークエレメントの準備段階、様々なネットワークエレメントの初期化、検査手順、および、利得設定手順のような他の種類の作動モード期間中に、ネットワークターミネータばかりでなくインラインエレメントをも含む全体的な制御の実施に十分である。グラントメッセージを、ネットワーク内の様々なネットワークターミネータへ分配することにより、グラントメッセージは、インラインエレメントにも転送され、これによって、インラインエレメントは、識別子を認識するか否かが可能になる。インラインエレメントが、その識別子を認識する場合には、当該インラインエレメントが選択エレメントであり、ローカルで事前定義された機能の1つが、複数の第2ビットに従って識別され、このようにして、前記機能の1つを実行することが、ラインターミネータによって、選択エレメントに課せられることを意味する。
【0012】
「ローカルで」という表現は、第2の複数ビットがローカルで意味をもつことを、意味することに留意されたい。これは、たとえば第1の事前定義された値のような事前定義された値をもつ第2の複数ビットが、異なるインラインエレメントに関して異なる意味をもつことを意味する。たとえば、半導体光増幅器がその識別子を認識する場合には、前記半導体光増幅器は、「事前定義されたデフォルト利得でスイッチオンすること」によって、第1の事前定義された値をもつ第2の複数ビットに反応する。他方において、バーストモード受信機がその識別を認識する場合には、前記バーストモード受信機は、「アクティビティ検出を開始すること」によって、同じ第1の事前定義された値をもつ第2の複数のビットに反応する。
【0013】
さらに、第1の複数ビットが選択エレメントを識別し、第2の複数ビットがローカルで事前定義された機能を識別するにもかかわらず、本発明は、そのようなシーケンスに限定されることなく、第1の複数ビットと第2の複数ビットの意味が互換可能であることに留意されたい。
【0014】
さらに、第1の複数ビットは、「ネットワークターミネータ識別子」または「ブランチ識別子」を含むことができることに留意されたい。これは、請求項2に記載されている。実際には、ネットワークターミネータの他に、このネットワークターミネータのブランチのインラインエレメントを、アドレス指定するために、第1の複数ビット内に、たとえばネットワークターミネータの識別子を含むことは可能である。第2の複数ビットの値との組合わせにおいて、アドレス指定されたインラインエレメントすなわち選択エレメントは、どのような種類の機能が実行されことが予測されるかを知っている。他方において、ブランチの1つまたは複数のインラインエレメントをアドレス指定するために、たとえば、インラインエレメントのブランチの識別子を、第1の複数ビット内に含むことも可能である。そのような類の実施態様の場合には、ネットワークターミネータの識別子も同様に含むことは必要でない。グラント手順の動作に従って、特定のネットワークターミネータは、それ自体の識別子が含まれている場合のグラントメッセージのみに反応するので、ネットワークターミネータ識別子の代わりにブランチ識別子を包含することは、これらのグラント手順の動作を妨げない。さらに、ネットワークターミネータ識別子を用いた実施態様またはブランチ識別子を用いた実施態様が、異なる数の第1の複数ビット、たとえば第1の事前定義されたビット数または第2の事前定義されたビット数を必要とすることがあり得るが、両方の実施態様は、共に、同じラインターミネータによって実施される同じ中央制御によって実現可能であることに留意されたい。実際には、第2の複数ビットの1つまたは複数の事前定義されたビットに、これらのビットの値に基づいて、ローカルで事前定義された機能、たとえば「第1の複数ビットを解釈するために第1の事前定義された数のビットを検査する」機能か、または「第1の複数ビットを解釈するために第2の事前定義された数のビットを検査する」機能を割り当てることで充分である。このように、様々なネットワークエレメント、すなわちネットワークターミネータおよびインラインエレメントは、先ず、第2の複数ビットのこれらのビットを検査し、その後で、たとえば、第1の事前定義されたビット数をもつ第1の複数ビットを解釈するか、または第2の事前定義されたビット数をもつ第1の複数ビットを解釈するか、またはたとえば、全く何もしないことを決定する。
【0015】
既に上述したように、グラントメッセージを様々なインラインエレメントに転送するステップは、様々な方法で実行可能である。
【0016】
考えられる方法は、グラントメッセージを、そのようなインラインエレメントと関連したエレメントコントローラに転送するために、ラインターミネータによって、下り信号にグラントメッセージを含ませる。その際、下り信号を複数のネットワークターミネータへ下り方向に分配し、下り信号からグラントメッセージを捕捉する。エレメントコントローラは、グラントメッセージを解釈し、第1の複数ビットおよび第2の複数ビットに基づいて、ローカルで事前定義された機能を選択エレメントへ課する。これは、請求項5のラインターミネータおよび請求項6のエレメントコントローラによって実現される請求項3の方法に記載されている。これは、光学ツリー状ネットワークについての次の例によって明瞭になるはずである。下りグラント情報の捕捉は、一般に光学ツリー状ネットワーク内で、オペレーションおよびメンテナンス機能のために、ネットワークターミネータにより実現される。オペレーションおよびメンテナンス機能用のそのようなネットワークターミネータは、光学タップによって、ラインターミネータへ下り方向で結合される。下り信号の予定パワーの小さい部分は、オペレーションおよびメンテナンス用ネットワークターミネータへ進路を転じられる。オペレーションおよびメンテナンス機能用ネットワークターミネータは、下り信号からグラントメッセージを抽出し、それをインラインエレメントコントローラに転送する。そのようなインラインエレメントコントローラは、ラインターミネータによって課されたグラントメッセージに従ってインラインエレメントを制御するために、1つまたは複数のインラインエレメントに関連付けられる。そのようなエレメントコントローラは、分散された方法または集中された方法に従って、実行可能であることは明白である。この方法では、インラインエレメントは、それ自体のエレメントコントローラを含むことができる。他方、エレメントコントローラは、複数のネットワークエレメントと関連することが可能であり、スタンドアロン装置であっても差し支えない。
【0017】
グラントメッセージをインラインエレメントに転送する他の方法は、グラントメッセージをインラインエレメントに直接伝送することである。これは、たとえば、電気ラインターミネータからグラントメッセージを直接受け取る光学ネットワークのバーストモード受信機用に実現される。
【0018】
既に上述したように、そのようなインラインエレメントの考えられる実施態様は、ネットワークターミネータの1つによって伝送された上り伝送信号を増幅する切替可能な増幅器である。そのような切替可能な増幅器に関連付けられたエレメントコントローラは、請求項7に記載されている。
【0019】
他の考えられるインラインエレメントは、光学ネットワークにおけるバーストモード受信機である。バーストモード受信機と関連したエレメントコントローラは、請求項8に記載されている。そのようなバーストモード受信機は、一般に、その関連したエレメントコントローラを含む。
【0020】
ツリー状ネットワークを示す添付の図面と共に採られる実施形態についての説明を読めば、本発明の上記その他の目的および特徴はより明らかになり、また本発明自体が最もよく理解できよう。
【0021】
【発明の実施の形態】
図を参照すると、この特定の実施形態に対しては、ツリー状光学ネットワークについて説明することが好ましい。光学ネットワークは、電気ラインターミネータELTおよび複数のネットワークターミネータNT1、NT2、...、NTi、...、NTnを含む。電気ラインターミネータELTは、共通ブランチおよび専用ブランチを介して、複数のネットワークターミネータNT1、NT2、...、NTi、..、NTnに結合される。
【0022】
共通ブランチおよび専用ブランチは、インラインエレメントを含んでいる。このように、この特定実施形態の共通ブランチは、たとえばフィーダ/リピータFRおよびバーストモード受信機BMRXのようなインラインエレメントを含み、専用ブランチの各々も同様に、たとえばネットワークターミネータNTiからの上り方向のブランチに含まれるEiのようないくつかのインラインエレメントを含む。図に描き込み過ぎないために、以後の説明に用いる予定のインラインエレメントEiのみを提示し、Eiインラインエレメントと同様な他のインラインエレメントは、図示するが名称は記入しないこととする。
【0023】
バーストモード受信機BMRXおよび電気ラインターミネータELTは、光学ラインターミネータOLTに含まれ、電気リンクにより結合される。さらに、光学ラインターミネータOLTは、送信機TRXを含む。
【0024】
電気ラインターミネータELTから電気信号を下り方向に伝送する場合には、伝送される前に、先ず電気信号が、光信号に変換され、伝送後に、ネットワークターミネータにおいて、光信号が、再び電気信号に変換されることに留意されたい。ただし、これは本発明の目的を超えるので、ここでは詳細には説明しない。
【0025】
電気ラインターミネータELTは、決定装置(determiner)DET、包含手段(including means)INCL、および転送装置(forwarder)FORWを含む。決定装置DETは包含手段INCLに結合され、包含手段INCLは転送装置FORWに結合される。転送装置FORWは、エンカプセル装置(encapsulator)ENCを含む。エンカプセル装置ENCは、包含手段INCLおよび送信機TRXに結合される。送信機TRXは、光学ラインターミネータOLTの出力に結合される。この光学ラインターミネータの出力は、共通ブランチの下り伝送リンクに結合される。転送装置FORWは、別の出力を介して、さらにバーストモード受信機BMRXに結合される。
【0026】
電気ラインターミネータは、ネットワークターミネータNT1、NT2、...、NTi、...、NTnだけでなく、たとえばインラインエレメントEiのようなインラインエレメント、フィーダリピータFR、およびバーストモード受信機BMRXの中央制御も実施する。これは、事前定義された所定の時点において、特定のネットワークエレメントが、電気ラインターミネータELTの中央制御の下で、特定の機能を実行しなければならないことを意味する。この中央制御を実現するために、第1の複数ビットAのおよび第2の複数ビットBを含むグラントメッセージGが定義される。第1の複数ビットは、特定の機能を実行する特定のエレメントを決定し、第2の複数ビットは、該ネットワークエレメントによって実行されなければならない機能のタイプを決定する。このように「選択エレメントSEL−E」と呼ばれる選択インラインエレメントは、ローカルで事前定義された特定の機能SEL−Fを実行しなければならない。
【0027】
決定手段DETは、選択エレメントSEL−Eの識別子に基づいて第1の複数ビットAを決定し、ローカルで事前定義された機能SEL−Fの識別子に基づいて第2の複数ビットBを決定する。たとえば(a1、a2、a3、a4、a5、a6、a7、a8、a9、a10)の第1の複数ビットAは、選択エレメントの識別子に応じて変化可能であるビットの数を含み、たとえば(b6、b5、b4、b3、b2、b1)の第2の複数ビットBの数は、実行されるべき機能の種類に応じて変化可能である。ただし、この特定実施形態に従って、第1の複数ビットAに第2の複数ビットBを加えたトータルのビット数は一定である。したがって、第1の複数ビットが事前定義されたビット数を含むという情報は、第2の複数ビットの1つまたは複数の事前定義されたビットの値に含まれる。すなわち、ラインターミネータによって用いられる識別子の種類の決定は、第2の複数ビットBに含まれる。
【0028】
この特定の実施形態によれば、ビットb1およびb2の値は、
− 第1の複数ビットAが、たとえば(a1、a2、a3、a4、a5、a6、a7、a8、a9、a10)の10ビットをカウントし、それによってネットワーク端末識別子を識別し、かつ、それによって第2の複数ビットBが、たとえば(b6、b5、b4、b3、b2、b1)の6ビットをカウントするか、または、
− 第1の複数ビットAが、たとえば(a1、a2、a3、a4、a5、a6、a7)の7ビットだけをカウントし、それによって、ブランチ識別子を識別し、かつ、それによって、第2の複数ビットBが、たとえば(b9、b8、b7、b6、b5、b4、b3、b2、b1)の9ビットをカウントするか、
を決定している。
【0029】
包含手段INCLは、第1の複数ビットAおよび第2の複数ビットBを、グラントメッセージG内に包含する。このグラントメッセージGは、転送装置FORWに供給される。第2の複数ビットに従ったローカルで事前定義された機能SEL−Fの実行を、第1の複数ビットに従った選択エレメントSEL−Eに課するために、転送装置FORWは、グラントメッセージをインラインエレメントに転送する。転送装置FROWは、これを2つの異なる方法で実現する。インラインエレメントの1つは、同様に、電気ラインターミネータELTに加えて光学ラインターミネータOLTにも含まれるバーストモード受信機BMRXであるので、グラントメッセージGを含む電気信号は、バーストモード受信機BMRXに直接送られる。さらに、ツリー状ネットワーク内の分散した場所に位置するインラインエレメントに到達するために、グラントメッセージGは、下り信号D(G)において、エンカプセル装置ENCによってカプセル化される。この下り信号は、送信機TRXに転送され、この送信機は、次に、下り信号D(G)を、異なるネットワークターミネータNT1、NT2、...、NTi、...、NTnに向けて分散させる。次に、ローカルで事前定義された機能が、ネットワーク内に位置するインラインエレメントの1つに、どのようにして課されるかについて説明することとする。
【0030】
この特定の実施形態の場合、インラインエレメントEiは、半導体光増幅器である。既に述べたように、インラインエレメントEiは、事前定義された機能を実施しなければならない。したがって、専用ブランチ上を伝送される信号が皆無である場合に、増幅されたノイズの自然放出を防ぐためには、半導体光増幅器は、事前定義された所定の時点において、スイッチオンまたはスイッチオフされなければならない。さらに、専用ネットワークターミネータNTiによって、現在伝送されている信号を増幅するために、半導体光増幅器は、他の事前定義された時点において、事前定義された利得を設定しなければならない。
【0031】
共通ブランチと専用ブランチは、部分的に双方向であり、かつ、下り伝送方向と上り伝送方向に部分的に分離されていることにも留意されたい。両ブランチが双方向性であるかまたは片方向性である伝送ラインの正確な場所について述べることは、本発明の目的を越える。したがって、これについては、これ以上詳細に述べないこととする。本目的は、ツリー状ネットワークがインラインエレメントを含むことである。
【0032】
インラインエレメントEiは、ツリー状ネットワークの「増幅器/スプリッタAS」に含まれる。この増幅器/スプリッタASは、電気ラインターミネータELTと複数のネットワークターミネータNT1、NT2、...、NTi、...、NTnの各々1つとの間に結合される。増幅器/スプリッタASは、下り伝送方向の分離点、および、ツリー状ネットワークの上り伝送方向の結合点を含む。さらに、増幅器/スプリッタASは、エレメントコントローラCTRL−E、およびオペレーションおよびメンテナンスネットワークターミネータOAM−NTを含む。オペレーションおよびメンテナンスネットワークターミネータOAM−NTは、共通ブランチおよび下り方向の分離点の前に位置する光学タップ(図示せず)を介して、電気ラインターミネータELTに、下り方向で結合される。さらに、エレメントコントローラCTRL−Eは、たとえばEiのような専用ブランチの幾つかのインラインエレメントに結合される。
【0033】
エレメントコントローラCTRL−Eは、認識装置RECOを含む。認識装置RECOは、エレメントコントローラCTRLE−Eの入力、すなわち光学タップに、下り方向で結合される。認識装置RECOは、さらに、異なるインラインエレメントに結合される。
【0034】
エレメントコントローラCTRL−Eは、増幅器/スプリッタASに含まれる様々なインラインエレメントを制御するために含まれる。それ自体のエレメントコントローラを有する各インラインエレメントの代わりに、増幅器/スプリッタASに1つの中央集中型エレメントコントローラCTRL−Eを含むことが好ましい。これは、たとえばEiのような特定のインラインエレメントのローカルで事前定義された機能が、電気ラインターミネータELTの中央制御の下で、インラインエレメントによって実行されなければならない場合に、この実行が、エレメントコントローラCTRL−Eによって、特定のインラインエレメントEiに転送されることを意味する。オペレーションおよびメンテナンスネットワークターミネータOAM−NTは、電気ラインターミネータELTによってネットワークへ伝送された下り信号D(G)を捕捉し、下り信号D(G)からグラントメッセージGを抽出し、このグラントメッセージGを認識装置RECOに転送する。認識装置RECOは、グラントメッセージGを解釈する。第1の複数ビットAにおいて、関連インラインエレメントの1つが反応する必要がある、ネットワークターミネータ識別の識別子またはブランチ識別の識別子が含まれる場合には、認識装置RECOは、制御信号CTRL(Ei(SEL−F))を生成し、この制御信号CTRL(Ei(SEL−F))を該関連インラインエレメント、すなわち選択インラインエレメント、たとえばEiに転送する。さらに、制御信号CTRL(Ei(SEL−F))は、第2の複数ビットBの解釈に従ったローカルで事前定義された機能SEL−Fの識別子を含む。このようにして、選択機能SEL−Fは、エレメントコントローラCTRL−Eによって、インラインエレメントEiに、電気ラインターミネータELTの中央制御のインパルスの下で、制御信号CTRL(Ei(SEL−F))により課される。
【0035】
さてここで、事前定義された期間中における中央制御システムの実際の動作を示す一例により、本発明の動作方法について述べることとする。
【0036】
中央制御システムに従って、ネットワークターミネータNTiの専用ブランチのアクティビティ検出を実施しなければならない状況にあるものと仮定する。これは、次に示す事象を意味する。
− ネットワークターミネータNTiは、事前定義された時点において「PLOAMセル」と呼ばれる事前定義された物理層のオペレーションおよびメンテナンスセルを、電気ラインターミネータELTへ伝送しなければならない。
− インラインエレメント、すなわちこの専用ブランチの半導体光増幅器、すなわちEiは、伝送されたPLOAMセルが、該半導体光増幅器を通過する際に、最大利得状態で、スイッチオンしなければならない(すなわちインラインエレメントEiのローカルで事前定義された機能)。
− バーストモード受信機BMRXは、PLOAMセルが、光学ラインターミネータOLTに到着する時までに、デフォルト利得状態でアクティビティ検出を始めなければならない(すなわちバーストモード受信機BMRXのローカルで事前定義された機能)。
【0037】
異なるネットワークエレメントによって、これらの様々な機能を実施するために、グラントメッセージGが生成される。この例によれば、手順のこの段階において、ネットワークターミネータ識別子は、電気ラインターミネータELTによって、まだ割り当てられていないので、ネットワークターミネータNTiの専用ブランチのブランチ識別子が、第1の複数ビットAを決定するために用いられる。したがって、決定装置DETは、「第1の複数ビットを解釈するために第1の複数ビットに対して7ビットだけを監視する」という機能に関連付けられた事前決定された値に従って、ビットb1およびb2に対する値を決定する。実際は、このブランチ識別子は、ブランチのインラインエレメントEi及びバーストモード受信機に対する識別子と同様に、ネットワークターミネータNTiに対する識別子と見なすことができる。決定装置DETが、A(a1、a2、a3、a4、a5、a7)に等しい第1の複数ビットを決定するものと仮定する。たとえば、SEL−Fのようなローカルで事前定義された機能の識別子に従って、第2の複数ビットBが決定される。決定装置DETが、B(b9、b8、b7、b6、b5、b4、b3、b2、b1)に等しい第2の複数ビットを決定するものと仮定する。これは、第2の複数ビットB(b9、b8、b7、b6、b5、b4、b3、b2、b1)が、ネットワークターミネータNTiに関してはその「PLOAMセル伝送」機能を実行し、インラインエレメントEiに関してはその「最大利得でのスイッチオン」機能を実行し、バーストモード受信機BMRXに関してはその「デフォルト利得でのアクティビティ検出開始」機能を実行するために、ローカルな意味をもつことを意味する。
【0038】
第1の複数ビットAおよび第2の複数ビットBは、包含手段INCLに提供され、グラントメッセージGに含まれる。グラントメッセージは、転送装置FORWに提供される。転送装置FORWは、電気信号によってグラントメッセージをバーストモード受信機BMRXに転送し、さらにまた、エンカプセル装置ENCは、グラントメッセージGを下り信号D(G)においてカプセル化する。グラントメッセージGは、メモリに一時的に記憶され、結果として、このメモリからそれを読み出すことによって、それを2度使用可能であるが、これは本発明の目的を越えることを理解されたい。本目的は、グラントメッセージがバーストモード受信機BMRXと同様にエンカプセル装置ENCにも転送されることである。エンカプセル装置ENCは、下り信号を、下り信号D(G)をツリー状ネットワークに転送する送信機TRXに供給する。
【0039】
電気信号の受信に際して、バーストモード受信機BMRXは、その「アクティビティ検出開始」機能を実行しなければならないという事実に気づいている。バーストモード受信機BMRXは、そのようなモード、すなわち信号を受け取る準備が整った状態にある。
【0040】
他方、オペレーションおよびメンテナンスネットワークターミネータOAM−NTは、タップを介して、下り信号D(G)を受け取る。グラントメッセージが、下り信号から抽出され、抽出されたグラントメッセージGは、ビットb1およびb2を解釈する認識装置RECOに供給される。これらビットの値に従って、認識装置RECOは、グラントメッセージGの最初の7ビットだけを監視しなければならないことを知り、その結果、第1の複数ビットA(a1、a2、a3、a4、a5、a7)を解釈する。認識装置RECOは、インラインエレメントEiのブランチ識別子を認識し、このインラインエレメントEi用の制御信号を生成する。第2の複数ビットB(b9、b8、b7、b6、b5、b4、b3、b2、b1)の解釈に従って、認識装置RECOは、インラインエレメントEiに「事前定義された時点において、最大利得状態でスイッチオンする」機能を課する。したがって、この機能に対する識別子は、制御信号CTRL(Ei(SEL−F))に含まれる。この制御信号の受け取りに際して、事前定義された時点において、事前定義された最大利得状態で、インラインエレメントEiがスイッチオンする。
【0041】
一方において、ネットワークターミネータNTiも、下り信号D(G)を受け取り、その識別子すなわちブランチ識別子を認識し、第2の複数ビットの解釈に従って「所定遅延時間の後で、PLOAMセルを伝送する」機能を実行しなければならないことを知る。この事前決定された遅延の後で、ネットワークターミネータNTiは、要求されたPLOAMセルを伝送する。
【0042】
PLOAMセルが、増幅器/スプリッタASを通過する際に、インラインエレメントEiは、最大利得でスイッチオンされ、PLOAMセルは、最大利得で増幅され、その後、光学ラインターミネータOLTに向かって伝送される。
【0043】
バーストモード受信機BMRXは、PLOAMセルを受け取る準備が整い、その後の処理のために、PLOAMセルを電気ラインターミネータELTに転送する。
【0044】
このようにして、実際に、様々な機能は、様々なネットワークエレメントによって、すなわちネットワークターミネータばかりでなく様々なインラインエレメントによって、電気ラインターミネータELTの中央制御の下で実行される。
【0045】
請求の範囲および詳細な実施形態において用いられる「含む」という用語は、その後に列挙される手段に限定されると解釈されてはならないことに注意されたい。したがって、「手段AおよびBを含む装置」という表現の適用範囲は、構成要素AおよびBのみからなる装置に限定されてはならない。前記表現は、本発明に関して装置の関連する構成要素に限定すれば、AおよびBであることを意味する。
【0046】
同様に、請求の範囲および詳細な実施形態において用いられる「結合した」という用語も、直接的な接続にのみ制限されると解釈されてはならない。したがって、「装置Bに結合する装置A」という表現の適用範囲は、装置Aの出力が装置Bの入力へ直接的に接続されている装置またはシステムのみに限定されてはならない。前記表現は、Aの出力とBの入力の間に1つの経路が存在し、前記1つの経路は、他の装置または手段を含む経路であり得ることを意味する。
【0047】
以上、本発明の原理について特定の装置に関連して説明したが、首記の請求の範囲に定義したように、この説明は、本発明の一例にすぎず、本発明の範囲を限定するものでないことを明確に理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ツリー状ネットワークを示す図である。
【符号の説明】
LT ラインターミネータ
Ei インラインエレメント
DET 決定手段
INCL 包含手段
G グラントメッセージ
D(G) 下り信号
FORW 転送手段
CTRL−E エレメントコントローラ
AS 増幅器/スプリッタ
NT ネットワークターミネータ
Claims (7)
- 複数のネットワークターミネータ(NT1、NT2、...、NTi、...、NTn)と共にツリー状ネットワークに含まれているラインターミネータ(LT)によって、前記ツリー状ネットワークにおけるインラインエレメント(Ei)の中央制御を実施する方法であって、
前記複数のネットワークターミネータ(NT1、NT2、...、NTi、...、NTn)のうちの少なくとも1つのネットワークターミネータが、前記インラインエレメント(Ei)を介して、専用ブランチおよび共通ブランチによって、それぞれ前記ラインターミネータ(LT)に結合されている方法であり、
前記ラインターミネータ(LT)によって、選択エレメント(SEL−E)の識別子に従って第1の複数ビット(A)を決定し、かつローカルで事前定義された機能(SEL−F)の識別子に従って第2の複数ビット(B)を決定するステップであって、前記選択エレメント(SEL−E)は、前記ローカルで事前定義された機能(SEL−F)を実行するために、少なくとも前記インラインエレメント(Ei)を含んでいるインラインエレメントの集合の中から選択される、ステップと、
前記ラインターミネータ(LT)によって、前記第1の複数ビット(A)および前記第2の複数ビット(B)を、上りバーストを伝送することが可能であることを示すグラントメッセージ(G)に包含するステップと、
前記ラインターミネータ(LT)によって、前記第2の複数ビット(B)に従った前記ローカルで事前定義された機能(SEL−F)の実行を、前記第1の複数のビット(A)に従った前記選択エレメント(SEL−E)に課するために、前記グラントメッセージ(G)を、前記インラインエレメント(Ei)に転送するステップと、を含んでおり、
前記転送するステップが、
前記グラントメッセージを、下り信号(D(G))に包含するステップと、
前記ラインターミネータ(LT)によって、前記下り信号(D(G))を、前記複数のネットワークターミネータ(NT1、NT2、...、NTi、...、NTn)に、下り方向に分配するステップと、
前記ローカルで事前定義された機能(SEL−F)の前記第2の複数ビット(B)に従った実行を、前記第1の複数ビット(A)に従った前記選択エレメント(SEL−E)に課するために、前記下り信号(D(G))の中から前記グラントメッセージ(G)を捕捉し、前記グラントメッセージ(G)を、前記インラインエレメント(Ei)に関連付けられた少なくとも1つのエレメントコントローラ(CTRL−E)に転送するステップと、を含んでいることを特徴とする方法。 - 前記決定するステップが、ネットワークターミネータ識別子とブランチ識別子の任意の1つを、前記第1の複数ビット(A)に包含するステップを含んでおり、
前記ネットワークターミネータ識別子が、前記複数のネットワークターミネータの1つを識別し、
前記ブランチ識別子が、前記ツリー状ネットワークの少なくとも一部分を識別することを特徴とする請求項1に記載のインラインエレメント(Ei)の中央制御を実施する方法。 - ツリー状ネットワークにおける複数のインラインエレメント(Ei)の中央制御を実施するラインターミネータ(LT)であって、
前記ツリー状ネットワークが、前記複数のインラインエレメント(Ei)を介して、専用ブランチおよび共通ブランチによって、それぞれ前記ラインターミネータ(LT)に結合された複数のネットワークターミネータ(NT1、NT2、...、NTi、...、NTn)を含むラインターミネータであり、
選択エレメント(SEL−E)の識別子に従って第1の複数ビット(A)を決定し、かつローカルで事前定義された機能(SEL−F)の識別子に従って第2の複数ビット(B)を決定する決定手段(DET)であって、前記選択エレメント(SEL−E)は、前記ローカルで事前定義された機能(SEL−F)を実行するために、前記複数のインラインエレメント(Ei)の中から選択される、手段(DET)と、
前記第1の複数ビット(A)および前記第2の複数ビット(B)を、上りバーストを伝送することが可能であることを示すグラントメッセージ(G)に包含するように、前記決定手段(DET)に結合された包含手段(INCL)と、
前記ローカルで事前定義された機能(SEL−F)の前記第2の複数ビット(B)に従った実行を、前記第1の複数ビット(A)に従った前記選択エレメント(SEL−E)に課するために、前記グラントメッセージ(G)を、前記選択エレメント(Ei)に転送するように、前記包含手段(INCL)に結合された転送手段(FORW)と、
を含んでおり、
前記転送手段(FORW)が、前記下り信号(D(G))内の前記グラントメッセージ(G)をカプセル化し、下り信号(D(G))からの前記グラントメッセージ(G)の取込みを可能にするために、前記下り信号(D(G))を、前記複数のネットワークターミネータ(NT1、NT2、...、NTi、...、NTn)に分配する、カプセル化手段(ENC)を含んでいることを特徴とするラインターミネータ(LT)。 - ラインターミネータ(LT)の中央制御の下で、ローカルで事前定義された機能の実行を、選択エレメント(SEL−E)に課するために、ツリー状ネットワークにおけるインラインエレメント(Ei)の集合の中の前記選択エレメント(SEL−E)に関連付けられた、エレメントコントローラ(CTRL−E)であって、
前記ラインターミネータ(LT)が、前記選択エレメント(SEL−E)を含んでいる前記インラインエレメント(Ei)の集合を介して、共通ブランチおよび専用ブランチによって、それぞれ複数のネットワークターミネータ(NT1、NT2、...、NTi、...、NTn)に結合されているエレメントコントローラ(CTRL−E)であり、
前記エレメントコントローラ(CTRL−E)が、前記ラインターミネータ(LT)に下り方向で結合されており、前記ラインターミネータ(LT)によって下り信号D(G)内で伝送された、上りバーストを伝送することが可能であることを示すグラントメッセージ(G)を受け取るために、前記エレメントコントローラ(CTRL−E)の入力に結合された認識手段(RECO)を含んでおり、
前記グラントメッセージ(G)が、前記選択エレメント(SEL−E)の識別子に従って前記ラインターミネータ(LT)によって決定される第1の複数ビット(A)と、前記選択エレメント(SEL−E)のローカルで事前定義された機能(SEL−F)の識別子に従って決定される第2の複数ビット(B)とを含んでおり、
前記認識手段(RECO)が、前記ローカルで事前定義された機能(SEL−F)の実行を、前記選択されたエレメント(Ei)に課するために、前記グラントメッセージ(G)における前記第1の複数ビット(A)および前記第2の複数ビット(B)を認識し、その認識に際して、選択エレメント(Ei)に関する制御信号(CTRL(Ei(SEL−F))を生成するために、含まれていることを特徴とするエレメントコントローラ(CTRL−E)。 - 前記選択エレメント(SEL−E)が、前記複数のネットワークターミネータの1つによって伝送される上り伝送信号を増幅する切替可能な増幅器であることを特徴とする請求項4に記載のエレメントコントローラ(CTRL−E)。
- 前記選択エレメント(SEL−E)が、上り伝送信号を受信するために、前記共通ブランチ内で、前記ラインターミネータ(LT)に結合されたバーストモード受信機(BMRX)であることを特徴とする請求項4に記載のエレメントコントローラ(CTRL−E)。
- 請求項3に記載のラインターミネータ(LT)と、請求項4から6のいずれか一項に記載のエレメントコントローラ(CTRL−E)の任意の1つを含んでいるツリー状ネットワーク。
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