JPH0595330A - 光デジタル通信方式の中継方法 - Google Patents

光デジタル通信方式の中継方法

Info

Publication number
JPH0595330A
JPH0595330A JP3255089A JP25508991A JPH0595330A JP H0595330 A JPH0595330 A JP H0595330A JP 3255089 A JP3255089 A JP 3255089A JP 25508991 A JP25508991 A JP 25508991A JP H0595330 A JPH0595330 A JP H0595330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical signal
trunk line
digital communication
communication system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3255089A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hamaguchi
博 浜口
Katsuji Ito
勝二 伊東
Makoto Tago
誠 田子
Yuichi Shimizu
祐一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP3255089A priority Critical patent/JPH0595330A/ja
Publication of JPH0595330A publication Critical patent/JPH0595330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光中継器を用いることなく、端末の接続台数
の制限を解消する。 【構成】 論理データに対応した光信号を幹線12を介
して親局10,11間で伝送する光デジタル通信方式に
おいて、幹線12に光分岐器21a〜21nと光合流器
22a〜22nとを設け、幹線12を伝送する光信号の
一部を光分岐器21a〜21nで分岐させて取り込み、
該取り込んだ光信号を端末装置20a〜20nで増幅さ
せた後、光合流器22a〜22nで幹線の光信号に合流
させて中継する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチドロップ方式等
による光デジタル通信方式に関し、特に光信号を中継す
る光デジタル通信方式の中継方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチドロップ(多分岐)方式に
よる光デジタル通信では、複数の通信端末を、幹線を介
して接続させ、上記端末間で論理データに対応した光信
号を伝送していた。上記光デジタル通信では、接続可能
な端末数は、システム系のダイナミックレンジ及び各端
末での通過損・分岐損により決定され、その数に限界が
ある。このような場合、システム系に中継器を組み入れ
ることで接続台数の拡張を図っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記光デジ
タル通信では、中継器に事故が発生した場合には、発信
元からの光信号は、各端末に中継されなくなって、通信
不能の状態になることがある。そこで、上記組み入れた
中継器の事故による通信不能を解決するためにシステム
を二重化し、ループバック機能を持たせて光デジタル通
信を行うものが従来のシステムでは多かった。しかし、
上記光デジタル通信では、システム構成が複雑になって
製作コストが高くなるという問題点があった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、中継器を用いることなく、端末の接続台数の制限を
解消することができる光デジタル通信方式の中継方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、論理データに対応した光信号を幹線を
介して伝送する光デジタル通信方式において、前記幹線
に少なくとも一組の光分岐手段と光合流手段とを設け、
該幹線を伝送する光信号の一部を前記光分岐手段で分岐
させて取り込み、該取り込んだ光信号を増幅させた後、
前記光合流手段で幹線の光信号に合流させて中継する光
デジタル通信方式の中継方法が提供される。
【0006】
【作用】幹線からの光信号は、そのまま上記幹線を通過
するものと、一定の分岐比をもって分岐するものとに分
けられ、上記分岐された光信号は、例えば受信器及び送
信器を有する端末で増幅された後、一定比で幹線の光信
号に合流される。従って、幹線に接続する端末数の制限
がなくなり、ある端末が故障してもそれ以降の端末への
通信が可能になる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3の図面に基づ
き説明する。図1は、本発明に係る光デジタル通信方式
の中継方法を用いたシステム構成を示す図である。上記
システムでは、論理データに対応した光信号を送受信す
る親局10,11間を光ファイバからなる幹線12で接
続するとともに、上記幹線12には光分岐器21a〜2
1nと光合流器22a〜22nを有する複数の端末装置
20a〜20nが接続されている。
【0008】本実施例では、親局10から親局11に光
信号を送信しており、各端末装置20a〜20nは、図
2に示すように、光分岐器21に接続された受信器23
と、光合流器22に接続された送信器24とが設置さ
れ、上記受信器23と送信器24は、中継用リード線2
5によって接続されている。光分岐器21は、光合流器
22と同期用のファイバ13を介して接続されており、
上記幹線12からの光信号を上記ファイバ13にそのま
ま通す光信号(以下、「通過光」という。)と、一定比
の分岐比をもって受信器23側に分岐する光信号(以
下、「分岐光」という。)とに分けている。
【0009】受信器23は、上記分岐光を受信して電気
信号に変換し、さらに増幅された後、論理部出力端aを
介して図示しない論理部に、又は中継用リード線25を
介して送信器24に出力する。図3は、受信器23の構
成を示すブロック図である。図において、分岐光は、フ
ォトダイオード(PD)又はアバランシフォトダイオー
ド(APD)等からなる受光素子によって、電気信号に
変換され、AGC制御回路32で利得制御された前置増
幅器26は、必要な伝送帯域が確保されるように、上記
電気信号を増幅する。その後、等価増幅器27は、識別
回路29に必要な振幅まで、上記電気信号を増幅する。
上記等価増幅器27の出力は、直流再生回路28で直流
再生され、識別回路29、タイミング回路30及び尖頭
値検出回路31に出力される。タイミング回路30は、
直流再生された出力に基づき所定タイミングのクロック
信号を作成し、該クロック信号を識別回路29に出力す
る。識別回路29は、上記クロック信号のタイミングに
よって直流再生回路28からの出力を識別して論理デー
タに対応した電気信号を論理部出力端aから論理部に、
又はレーザダイオード(LD)や発光ダイオード(LE
D)等の発光素子を有する送信器24に出力する。また
尖頭値検出回路31は、直流再生回路28からの出力の
ピーク値を検出してAGC制御回路32に出力し、AG
C制御回路32は、上記ピーク値に基づいて前置増幅器
26の利得制御を行う。
【0010】送信器24は、上述したごとくLDやLE
D等の発光素子を有し、中継用リード線25を介して入
力する電気信号から、増幅された分岐光を再生して光合
流器22に送信する。また、送信器24は、論理部入力
端bを介して入力する電気信号を光信号に変換して光合
流器22に送信することも可能である。同期用のファイ
バ13は、受信器23で光増幅することに要する時間遅
れを調整するために、光分岐器21と光合流器22の間
に設けられたもので、光分岐器21と光合流器22の距
離が上記時間遅れに相当する時間を確保できるだけの長
さになるようにし、光合流器22での通過光と分岐光の
位相を合わせて、同期をとっている。
【0011】光合流器22は、ファイバ13を介して入
力する通過光と送信器24から入力する分岐光を一定比
で合流させて、幹線12に出力するものである。次に本
実施例に係るシステムの動作について説明する。図1に
おいて、親局10からの光信号は、幹線12を介し端末
装置20aでファイバ13を通過する通過光と端末装置
20に分岐される分岐光とに分けられる。端末装置20
では、分岐光は増幅され、光合流器22によって幹線1
2に戻り、通過光と合流して次の端末装置の光分流器に
出力される。そして、各端末装置20a〜20nで上記
動作を繰り返すことで、端末接続数の制限にかかわりな
く、親局10,11間で光信号の通信を行うことが可能
となる。
【0012】ここで、例えば、システム系のダイナミッ
クレンジを15[dB]、合流・分岐比を1:1(分岐
・合流損3[dB])とした場合の各端末装置での受信
レベル(損失)は、以下に示す表1のようになるが、
【0013】
【表1】 各端末装置で増幅された光信号により、以降の端末装置
への通信が可能となり、端末装置の台数の制限を解消で
きる。また、仮に、端末装置20bが故障しても、端末
装置20aによって増幅された光信号は、幹線12を介
して端末装置20cに到達するので、以降の通信に支障
が生じない。
【0014】従って、本実施例では、幹線に接続された
端末装置が上記幹線から光信号の一部を分岐させて増幅
した後、上記増幅した光信号と幹線の光信号とを同期を
とって合流させ、次の端末装置に送るので、端末接続数
の制限にかかわりなく光信号の通信を行うことが可能と
なり、また一の端末装置に故障が発生しても、次の端末
装置に光信号の通信を行うことができるので、通信故障
を起こさずに光デジタル通信方式の中継を行うことがで
きる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、論理
データに対応した光信号を幹線を介して伝送する光デジ
タル通信方式において、前記幹線に少なくとも一組の光
分岐手段と光合流手段とを設け、該幹線を伝送する光信
号の一部を前記光分岐手段で分岐させて取り込み、該取
り込んだ光信号を増幅させた後、前記光合流手段で幹線
の光信号に合流させて中継するので、中継器を用いるこ
となく、端末の接続台数の制限を解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光デジタル通信方式の中継方法を
用いたシステム構成を示す図である。
【図2】図1に示した本発明に係る端末装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図3】図2に示した受信器の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10,11 親局 12 幹線 13 同期用のファイバ 20a〜20n 端末装置 21,21a〜21n 光分岐器 22,22a〜22n 光合流器 23 受信器 24 送信器 25 中継用リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田子 誠 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 清水 祐一 東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 東 京電力株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理データに対応した光信号を幹線を介
    して伝送する光デジタル通信方式において、前記幹線に
    少なくとも一組の光分岐手段と光合流手段とを設け、該
    幹線を伝送する光信号の一部を前記光分岐手段で分岐さ
    せて取り込み、該取り込んだ光信号を増幅させた後、前
    記光合流手段で幹線の光信号に合流させて中継すること
    を特徴とする光デジタル通信方式の中継方法。
  2. 【請求項2】 前記光分岐手段と光合流手段とは、該光
    分岐手段が光信号を分岐する際の遅延時間に一致する伝
    播時間を有する同期用ファイバによって接続されること
    を特徴とする請求項1記載の光デジタル通信方式の中継
    方法。
JP3255089A 1991-10-02 1991-10-02 光デジタル通信方式の中継方法 Pending JPH0595330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3255089A JPH0595330A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 光デジタル通信方式の中継方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3255089A JPH0595330A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 光デジタル通信方式の中継方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0595330A true JPH0595330A (ja) 1993-04-16

Family

ID=17273975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3255089A Pending JPH0595330A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 光デジタル通信方式の中継方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0595330A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005286628A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Fujitsu Ltd 中継伝送装置
JP2007067760A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光分岐挿入スイッチ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005286628A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Fujitsu Ltd 中継伝送装置
JP4520763B2 (ja) * 2004-03-29 2010-08-11 富士通株式会社 中継伝送装置
JP2007067760A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光分岐挿入スイッチ
JP4599614B2 (ja) * 2005-08-31 2010-12-15 日本電信電話株式会社 光分岐挿入スイッチ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3110805B2 (ja) 光中継システム
US5113459A (en) Optical fiber telecommunication line with separate, optically transmitted service channels
US5548432A (en) Passive optical network switchable between an operational mode and a diagnostic mode
US5912998A (en) Optical network with repeater at a split-level of the network
JP2005006313A (ja) 受動光通信網の光パワー等化装置
JPS59165537A (ja) 光スタ−リピ−タ
US6081362A (en) Optical receiver capable of responding to both burst and continuous signals
US5943146A (en) Optical transmission system in which no arrival of a first light signal is notified from a first station to a second station by an alarm light signal multiplexed with a second light signal in wavelength
US5023942A (en) Fault tolerant data transmission network
JP2904131B2 (ja) 波長多重光増幅装置と波長多重光伝送装置
JPH0595330A (ja) 光デジタル通信方式の中継方法
JPH0313018A (ja) 光直接増幅中継伝送路の監視方式
JP2998094B2 (ja) 移動通信方式
EP1492256A1 (en) Raman amplification repeater
KR960004720B1 (ko) 고장 감내형광 링 통신망(A fault-tolerant optical ring network)
JPH04248727A (ja) 送信出力レベル制御回路
JPS62125725A (ja) 光信号伝送システム
KR100475880B1 (ko) 버스트 모드 광수신기 및 버스트 모드 광수신기의 입력광세기 자동 제어 장치 및 방법
JPS59229938A (ja) 2ル−ト化光通信の位相同期方式
JPH03247033A (ja) 光中継器
JP2001509997A (ja) 波長分割多重通信ネットワーク内のチャネル制御
JPH04354394A (ja) レーザダイオード駆動方法、レーザダイオード駆動回路及びそれを用いた光伝送システム
JPH09179151A (ja) 方向切替型光増幅器と同増幅器を用いたバス型一芯光通信システム
JPS59214344A (ja) 光デ−タ伝送装置
JPH0974242A (ja) 光増幅器