JP2998094B2 - 移動通信方式 - Google Patents
移動通信方式Info
- Publication number
- JP2998094B2 JP2998094B2 JP3198274A JP19827491A JP2998094B2 JP 2998094 B2 JP2998094 B2 JP 2998094B2 JP 3198274 A JP3198274 A JP 3198274A JP 19827491 A JP19827491 A JP 19827491A JP 2998094 B2 JP2998094 B2 JP 2998094B2
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- Japan
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- signal
- base station
- optical
- communication system
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、無線周波信号で基地局
を介して、移動機端末と集中基地局との間で相互通信を
行なう移動通信方式に関わり、基地局で無線信号を光信
号に変換してこれを光ファイバで伝送する通信方式に関
する。特に、基地局において複数の移動機端末から異な
る周波数で無線チャネル信号を受信する時、基地局内送
信機すなわち電気／光変換回路に入力する各無線チャネ
ル間のレベル差（許容ダイナミックレンジ）を縮小し、
電気／光変換回路の所要ダイナミックレンジ内に収斂さ
せるための方式に関するものである。
を介して、移動機端末と集中基地局との間で相互通信を
行なう移動通信方式に関わり、基地局で無線信号を光信
号に変換してこれを光ファイバで伝送する通信方式に関
する。特に、基地局において複数の移動機端末から異な
る周波数で無線チャネル信号を受信する時、基地局内送
信機すなわち電気／光変換回路に入力する各無線チャネ
ル間のレベル差（許容ダイナミックレンジ）を縮小し、
電気／光変換回路の所要ダイナミックレンジ内に収斂さ
せるための方式に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は、同一ゾーンの移動機端末から送
信される無線チャネル信号は同一周波数を使用し、時分
割多重方式（ＴＤＭＡ方式）をとっていた。また、基地
局にはモデムが装備されており、複数チャネルのレベル
差を考慮することは不必要であった。
信される無線チャネル信号は同一周波数を使用し、時分
割多重方式（ＴＤＭＡ方式）をとっていた。また、基地
局にはモデムが装備されており、複数チャネルのレベル
差を考慮することは不必要であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】周波数分割多重方式
（ＦＤＭＡ方式）を採用し、同一ゾーンの移動機端末か
ら送信される無線チャネル信号を異なる周波数を用い
て、複数のチャネル信号を同時に集中基地局へ伝送する
場合、無線チャネル信号間の受信レベルの差、すなわち
所要ダイナミックレンジは電気／光変換回路の入力ダイ
ナミックレンジにより制限される。
（ＦＤＭＡ方式）を採用し、同一ゾーンの移動機端末か
ら送信される無線チャネル信号を異なる周波数を用い
て、複数のチャネル信号を同時に集中基地局へ伝送する
場合、無線チャネル信号間の受信レベルの差、すなわち
所要ダイナミックレンジは電気／光変換回路の入力ダイ
ナミックレンジにより制限される。
【０００４】本発明は、電気／光変換回路へ入力される
受信無線チャネル信号のレベル差、すなわち所要ダイナ
ミックレンジを縮小する通信方式を提供することを目的
とする。
受信無線チャネル信号のレベル差、すなわち所要ダイナ
ミックレンジを縮小する通信方式を提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、同一無線ゾー
ンにおいて、複数の移動機端末から送信された周波数の
異なる無線チャネル信号を、基地局で光信号に変換し
て、この光信号を光ファイバで伝送し、集中基地局で伝
送された光信号を無線チャネル信号に再変換する通信方
式において、基地局において移動機端末からの無線チャ
ネル信号を広帯域のＢＰＦを用いて数チャネルを含むグ
ループ単位であるいは狭帯域のＢＰＦを用いて１チャネ
ルごとに分波した後、各グループあるいは各チャネル単
位のＢＰＦ出力をそれぞれのＡＧＣ回路に入力し、各グ
ループまたは各チャネルの信号レベルを一定にすること
を特徴とする。
ンにおいて、複数の移動機端末から送信された周波数の
異なる無線チャネル信号を、基地局で光信号に変換し
て、この光信号を光ファイバで伝送し、集中基地局で伝
送された光信号を無線チャネル信号に再変換する通信方
式において、基地局において移動機端末からの無線チャ
ネル信号を広帯域のＢＰＦを用いて数チャネルを含むグ
ループ単位であるいは狭帯域のＢＰＦを用いて１チャネ
ルごとに分波した後、各グループあるいは各チャネル単
位のＢＰＦ出力をそれぞれのＡＧＣ回路に入力し、各グ
ループまたは各チャネルの信号レベルを一定にすること
を特徴とする。
【０００６】
【作用】基地局では、電気／光変換回路に入力される無
線チャネル信号のレベルを一定にすることができ、電気
／光変換回路の所要ダイナミックレンジを小さくするこ
とができる。電気／光変換回路の入力ダイナミックレン
ジは十分余裕があるため、結果として移動機端末と集中
基地局間のダイナミックレンジは拡大され、通話品質の
向上につながる。
線チャネル信号のレベルを一定にすることができ、電気
／光変換回路の所要ダイナミックレンジを小さくするこ
とができる。電気／光変換回路の入力ダイナミックレン
ジは十分余裕があるため、結果として移動機端末と集中
基地局間のダイナミックレンジは拡大され、通話品質の
向上につながる。
【０００７】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【０００８】図１は本発明の実施例１の通信方式の構成
を示す図であり、本実施例は移動通信方式における集中
基地局１６と基地局３との間の信号伝送を光ファイバ１
３、１７で伝送するための構成で説明する。
を示す図であり、本実施例は移動通信方式における集中
基地局１６と基地局３との間の信号伝送を光ファイバ１
３、１７で伝送するための構成で説明する。
【０００９】基地局３は、無線ゾーン１の移動機端末２
との間で無線伝送路を形成するアンテナ４、送受分離回
路５、送受分離回路５からの無線チャネル信号を分波す
る分波器６、分波器６で分波された無線チャネル信号を
各グループ毎に抽出するＢＰＦ７、８、９、各グループ
間の信号レベルを一定値に増幅するＡＧＣ１０、１１、
１２、ＡＧＣでレベル調整された各グループ信号を合波
する結合器１３、結合器で合波された無線信号を光信号
に変換する電気／光変換回路１４、下り方向の光ファイ
バ１９と接続する光信号を電気信号に変換する光／電気
変換回路１８、光／電気変換回路１８から出力された無
線信号を増幅するアンプ１７を具備する。
との間で無線伝送路を形成するアンテナ４、送受分離回
路５、送受分離回路５からの無線チャネル信号を分波す
る分波器６、分波器６で分波された無線チャネル信号を
各グループ毎に抽出するＢＰＦ７、８、９、各グループ
間の信号レベルを一定値に増幅するＡＧＣ１０、１１、
１２、ＡＧＣでレベル調整された各グループ信号を合波
する結合器１３、結合器で合波された無線信号を光信号
に変換する電気／光変換回路１４、下り方向の光ファイ
バ１９と接続する光信号を電気信号に変換する光／電気
変換回路１８、光／電気変換回路１８から出力された無
線信号を増幅するアンプ１７を具備する。
【００１０】次に本実施例の動作を説明する。
【００１１】図２に動作原理を示す。上段に分波器６に
入力される無線チャネルの受信レベル、下段に結合器１
３から出力される無線チャネルの信号レベルを示す。Ａ
ＧＣを用いない場合、電気／光変換回路の所要ダイナミ
ックレンジは、最高受信レベルのＣＨ１と最低受信レベ
ルのＣＨ１０によって決まる。下段に示すように、各グ
ループの出力信号を一定にするＡＧＣ１０、１１、１２
を用いた場合、電気／光変換回路の所要ダイナミックレ
ンジは、最高受信レベルのＣＨ１と最低受信レベルのＣ
Ｈ４で決まり、上段に示す分波器６入力時の所要ダイナ
ミックレンジより縮小される。図１において、ＢＰＦの
Ｆ１±Δ１は中心周波数がＦ１で帯域２Δ１を有するＢ
ＰＦを表し、図２におけるＣＨ１〜ＣＨ４を通過する。
入力される無線チャネルの受信レベル、下段に結合器１
３から出力される無線チャネルの信号レベルを示す。Ａ
ＧＣを用いない場合、電気／光変換回路の所要ダイナミ
ックレンジは、最高受信レベルのＣＨ１と最低受信レベ
ルのＣＨ１０によって決まる。下段に示すように、各グ
ループの出力信号を一定にするＡＧＣ１０、１１、１２
を用いた場合、電気／光変換回路の所要ダイナミックレ
ンジは、最高受信レベルのＣＨ１と最低受信レベルのＣ
Ｈ４で決まり、上段に示す分波器６入力時の所要ダイナ
ミックレンジより縮小される。図１において、ＢＰＦの
Ｆ１±Δ１は中心周波数がＦ１で帯域２Δ１を有するＢ
ＰＦを表し、図２におけるＣＨ１〜ＣＨ４を通過する。
【００１２】なお、グループ単位で分波した場合には、
同じグループに最大レベルと最小レベルが入ったときに
はそのグループについてはダイナミックレンジが縮小し
ないことになるが、そのようなことが起る確率は小さ
い。
同じグループに最大レベルと最小レベルが入ったときに
はそのグループについてはダイナミックレンジが縮小し
ないことになるが、そのようなことが起る確率は小さ
い。
【００１３】図３は本発明の実施例２の通信方式の構成
を示す図であり、本実施例は、図１に示す実施例１に比
較すると、基地局３において、複数の移動機端末２から
の無線チャネル信号を分波器６で分波し、単一チャネル
ごとにＢＰＦ７、８、…、９で抽出した後、ＡＧＣ１
０、１１、…、１２で各チャネル信号レベルを一定にす
るところが異なる。この方式では、全チャネル信号レベ
ルが一定となるため、電気／光変換回路１４に入力する
チャネル信号の所要ダイナミックレンジは０となるの
で、実施例１の通信方式より優れる。
を示す図であり、本実施例は、図１に示す実施例１に比
較すると、基地局３において、複数の移動機端末２から
の無線チャネル信号を分波器６で分波し、単一チャネル
ごとにＢＰＦ７、８、…、９で抽出した後、ＡＧＣ１
０、１１、…、１２で各チャネル信号レベルを一定にす
るところが異なる。この方式では、全チャネル信号レベ
ルが一定となるため、電気／光変換回路１４に入力する
チャネル信号の所要ダイナミックレンジは０となるの
で、実施例１の通信方式より優れる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は基地局に
おいて、複数の移動端末機からの周波数の異なる無線チ
ャネル信号を受信する時、無線チャネルを周波数軸上で
分割した上でＡＧＣに入力することにより各無線チャネ
ル間の所要ダイナミックレンジを縮小することによっ
て、電気／光変換回路のダイナミックレンジ内に収斂す
ることが可能となり、複数の移動端末機を用いた移動通
信システムにおいて、より高い通信品質を確保する通信
方式を得ることができる。
おいて、複数の移動端末機からの周波数の異なる無線チ
ャネル信号を受信する時、無線チャネルを周波数軸上で
分割した上でＡＧＣに入力することにより各無線チャネ
ル間の所要ダイナミックレンジを縮小することによっ
て、電気／光変換回路のダイナミックレンジ内に収斂す
ることが可能となり、複数の移動端末機を用いた移動通
信システムにおいて、より高い通信品質を確保する通信
方式を得ることができる。
【図１】本発明実施例１の構成図である。
【図２】実施例１の動作原理図である。
【図３】本発明実施例２の構成図である。
【符号の説明】 １ 無線ゾーン ２ 移動機端末 ３ 基地局 ４ アンテナ ５ 送受分離器 ６ 分波器 ７，８，９ ＢＰＦ １０，１１，１２ ＡＧＣ １３ 結合器 １４ 電気光変換回路 １５，１９ 光ファイバ １６ 集中局 １７ 増幅器 １８ 光電気変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高梨 斉 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号日 本電信電話株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 7/26 H04Q 7/04 - 7/38 H04J 1/00 H04J 14/02
Claims (2)
- 【請求項１】 基地局と集中基地局とが光伝送路を介し
て交換接続され相互通信を行う通信方式であって、同一
無線ゾーンで、複数の移動機端末から送信された周波数
の異なる無線チャネル信号を、基地局で光信号に変換し
て光信号を光ファイバで伝送し、集中基地局で受信され
た光信号を無線チャネル信号に再変換する通信方式にお
いて、 基地局で受信される、上記の複数の移動機端末からの、
周波数の異なる互いに近接する複数の無線チャネル信号
を中心周波数の異なるバンドバスフィルタ（ＢＰＦ）を
用いて分波し、各ＢＰＦ出力をそれぞれの自動利得制御
増幅器（ＡＧＣ）に入力し、それぞれのＡＧＣ出力信号
を結合器で合波し、該無線信号を電気／光変換回路によ
り光信号に変換し、集中基地局へ伝送することを特徴と
する移動通信方式。 - 【請求項２】 基地局と集中基地局とが光伝送路を介し
て交換接続され相互通信を行なう通信方式であって、同
一無線ゾーンで、複数の移動機端末から送信された周波
数の異なる無線チャネル信号を、基地局で光信号に変換
して光信号を光ファイバで伝送し、集中基地局で受信さ
れた光信号を無線チャネル信号に再変換する通信方式に
おいて、 基地局では、上記の複数の受信無線チャネル信号を中心
周波数が異なり１チャネルの帯域を有するＢＰＦを用い
て単一チャネルに分波した後、それぞれのチャネルのＡ
ＧＣに入力し、各チャネルの信号レベルを一定にし、そ
れぞれの出力信号を結合器で合波し、該無線信号を電気
／光変換回路により光信号に変換し、集中基地局へ伝送
することを特徴とする移動通信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3198274A JP2998094B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 移動通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3198274A JP2998094B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 移動通信方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522216A JPH0522216A (ja) | 1993-01-29 |
| JP2998094B2 true JP2998094B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16388406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3198274A Expired - Lifetime JP2998094B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 移動通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2998094B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0818616A (ja) * | 1994-06-25 | 1996-01-19 | Nec Corp | 多周波信号受信回路 |
| JPH08256099A (ja) * | 1995-03-17 | 1996-10-01 | Fujitsu Ltd | 移動体通信システム並びにこの移動体通信システムに使用される無線基地局及び集中基地局 |
| JP2001267990A (ja) | 2000-03-21 | 2001-09-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アレイアンテナ基地局装置 |
| JP2005119461A (ja) | 2003-10-16 | 2005-05-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両のバンパ装置 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP3198274A patent/JP2998094B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0522216A (ja) | 1993-01-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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