JP4602486B2 - ガラス化できる物質の溶融炉及びその運転方法 - Google Patents

ガラス化できる物質の溶融炉及びその運転方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス化できる物質からガラスを溶融させそして清澄させるための装置に関し、この装置はより一般的には、平らなガラス、例えばフロートガラスの如きものを製造するための設備あるいはガラスをロール処理する設備へ溶融ガラスを連続供給するための、溶融炉として知られているものである。
【0002】
本発明は、より具体的に言えば、高い生産能力、例えば少なくとも100トン/日の生産量に達することができ、また1000トン/日以上ほどの生産量に達することがある能力を必要とする、平らなガラスのための溶融炉に関する。とは言うものの、それはまたもっと小さい炉にも適用可能である。
【0003】
本発明は更に、加熱力(heating power)が溶融ガラスの浴に浸漬された電極により供給されるいわゆる「低温クラウン炉(cold crown furnace)」よりも、いわゆる「火炎加熱炉(flame−heated furnace)」、すなわち米国特許第4599100号明細書又はヨーロッパ特許第0650934号明細書に記載されたように加熱力がバーナーにより供給されるものに関する。
【0004】
【従来の技術】
そのような火炎加熱炉について共通の構造は、一連の区画であって、お互いに通じていて且つそれぞれがガラス化できる物質の溶融と一旦溶融したガラスの熱的及び化学的な均質性を保証するために特定の機能と寸法とを有するものを、既知のようにして含む。
【0005】
例えば、ヨーロッパ特許第0264327号明細書は、ガラス製造用組成物の溶融と清澄を行う第一の区画、そしてこれに続くネック(neck)と呼ばれる制限用の区画を含む、溶融炉の構造を公知にしている。
【0006】
このネックは、溶融ガラスの均質化、殊に熱的均質化を行う第二の区画に通じており、この区画は状態調節帯域の名称で知られていて、そして溶融ガラスを適当な成形設備へ向けて流すはるかに小さい断面の流出流路に通じている。
【0007】
溶融炉の設計と運転において絶え間のない関心事は、とりわけ溶融と清澄を行う区画での、溶融ガラスの塊における対流を理解し且つ支配することである。
【0008】
これは、多数のパラメーター、例えば炉の形状寸法や加熱の方法といったものが、ガラスが加熱される度合いに応じてガラスの密度が変わる結果として溶融ガラス中で対流再循環のベルトがどのように確定されるかを決定するからである。これらの再循環するベルトの特徴、とりわけそれらの寸法、位置、動力学的性質又は安定性は、炉の性能に、例えばそのエネルギー消費量、その生産量に、あるいは製造されたガラスの品質に、直接影響を及ぼす。
【0009】
このように、火炎加熱炉においては、溶融・清澄区画に一般に二つの主要なベルトが順を追って存在し、一方は表面に浮かぶガラス化できる物質の溶融が漸進的に起きる上流帯域にあり、そして他方はガラスの清澄の大部分が行われる下流の帯域に位置する。それらを分離する帯域であって、両方のベルトのガラスが「上昇」する共通の帯域は、再出現帯域、熱スプリング(thermal spring)帯域、あるいは「ホットスポット」といったようないろいろな用語で知られており、対照的にこれらの二つのベルトのそれぞれの反対の端部は「コールドスポット」と呼ばれている。
【0010】
これらの対流を制御するのに既に様々な研究が行われている。例えば、火炎加熱炉のエネルギー消費量を低下させるのを目的として、米国特許第3536470号明細書には溶融/清澄区画に横断敷居(transverse sill)、すなわち区画の端から端までを横切って底に設けられた低い、内部冷却される壁、を設けることが提案された。この壁は、再循環するベルトにおいてホットスポットに向かって逆行して進みそれゆえに「逆流」として知られるものに属するガラスの量を減らすのを可能にした。このようにして、それはこの「より冷たい」ガラスを対応する量だけ再び加熱することにより費やされる熱容量を低下させよう。
【0011】
ところが、この壁は制動部材(ブレーキ)として作用することによりこれらの逆流の流量に影響を及ぼすことができるとは言うものの、それ自体で対流を、とりわけホットスポットの位置を制御することはできない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的はこの不備を、溶融及び清澄区画における対流をよりよく制御するのを可能にする新しいタイプの炉を提案することにより軽減することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の主題は、ガラス化できる物質を溶融させるための炉であり、上流にガラス化できる物質を投入するための手段を少なくとも一つ備えそして下流で溶融ガラスを成形帯域までもたらそうとする一つの又は一連の区画に通じている、ガラスを溶融及び清澄させるための区画を含む炉である。
【0014】
この溶融・清澄区画は、この区画における「上流」帯域と「下流」帯域を画定する横断敷居の形をした、溶融ガラスの塊の対流を制御するために第一の手段を備え、当該「上流」帯域はガラス化できる物質が投入される帯域から当該横断敷居に至るまでの帯域であり、そして当該「下流」帯域はこの敷居から、この溶融・清澄区画を成形設備まで続かせる1又は2以上の区画まで達する。本発明の趣旨において、「横断敷居」は、区画の幅を横切ってタンクの底に配置されそしてその長さ方向に対しほぼ横断方向に、すなわち実際のところ溶融ガラスの排出流の方向に対しほぼ垂直に設けられた、液中の壁であると解される。
【0015】
本発明によれば、この第一の手段には、「上流」帯域における対流を制御するための手段であって、上記敷居の近く且つその上流に位置する浸漬された「上流」加熱手段を最小限度として含む補足手段が組み合わされ、これらの手段の組み合わせは「下流」帯域に達した溶融ガラスが「上流」帯域へ戻るのを防ぐ。
【0016】
例えば、これらの補足手段のおかげで、上記の壁はもはや、上述の米国特許第3536470号明細書におけるように単に制動部材のようには働くのではなく、溶融ガラスがひとたび「下流」帯域へ進んだなら溶融ガラスに対するほとんど打ち勝ち難い障害物として働く。これは、エネルギー消費量とガラスの品質との観点から極めて有利であり、もはや上流帯域には、「下流」帯域からやって来るいくらかの溶融ガラスの塊を再加熱する必要がない。その上、「下流」帯域に達したガラスは、次の区画へ移動する前に、それが上流部分に同伴して戻されてまだ清澄されていないガラスと接触する可能性なしに、最適なやり方でもってそこで清澄させることができる。
【0017】
実際には、火炎加熱炉の溶融・清澄区画の場合には、加熱力の大部分はバーナーにより供給され、そして本発明による横断敷居は好ましくは、当該帯域のうちのほぼ、二つの対流再循環のベルトを分離する「ホットスポット」が自然に生じる帯域に配置される。
【0018】
このようにして、本発明による敷居と補足手段との組み合わせは、とりわけ二つの点で、対流を申し分なく管理し、すなわち、それは既に見たように横断敷居の両側の二つのベルトを厳格に分離するのを可能にし、この第二のベルトが、すなわち敷居の「下流」の帯域にできたものがこの敷居を乗り越えて、既に完全にあるいは部分的に清澄された溶融ガラスを「上流」帯域へ戻すのを防止する。これを達成するために、それは、二つのベルトの間の「ホットスポット」として知られる再出現帯域を、殊にこの敷居と一致した位置にあるいはそれに接近して垂直に、確定しそして安定化させる。従って、本発明には、当該区画において生じる対流再循環ベルトを安定化し且つ制御するという非常に有利な効果、横断敷居の存在だけでは達成することができないものがある。
【0019】
横断敷居の位置と形状寸法は重要である。これが、横断敷居を溶融及び清澄区画の長さに沿った行程のおよそ1/3から2/3のところに配置することが好ましいことの理由である。これは、もっとはっきり言えば、敷居のない場合に再出現帯域が幾分安定な様式でもって生じるであろう帯域の近くに、先に述べた敷居を配置するということに等しい。こうして、敷居の上流には、ガラス化できる物質を溶融させるために主として当てられる帯域があり、そしてこの敷居の下流には、ひとたび溶融したガラスの清澄に主として当てられる帯域がある。
【0020】
有利には、敷居の形状は、その高さが最高で当該区画における溶融ガラスの深さの半分に等しく、特に、このガラスの高さのおよそ四分の一又は三分の一に等しい高さであるように選ばれる。その理由は、敷居が有効であるためにはあまり高くてはならないからであり、これは、それが非常に高いとより急速に腐食しやすくなることを考慮に入れなくてはならないことからなお一層言えることである。
【0021】
この敷居のためには種々の形状寸法を採用することができ、一番簡単なものは平行六面体の断面を選び、それを壁の形状に効果的に与えることにある。とは言え、その断面に切り取られた又は丸めた角のある輪郭を与えることが好ましく、これは後者の形状が壁を使用することに伴う「シャドー」効果、すなわち動力学的挙動がよりゆっくりしていて且つ温度がほかの場所よりも冷たいガラスの帯域が敷居の基部(ベース)の近くにできること、を減らすのを可能にするからである。例えば、上面が平らな又は丸みのあるもの、とりわけ凸状のものであり、そして敷居の「側面」が垂直線に対して傾いておりあるいは丸くなっていて、敷居の高さに沿って変わりうる凸状又は凹状の曲率を持つものである敷居断面を選ぶことが可能である。
【0022】
後者の場合、敷居は有利には、敷居の基部がその高さより大きいような、とりわけ二倍ほど大きいような寸法にされる。
【0023】
横断敷居と連携して対流を制御するための補足手段は、「上流」加熱手段のほかに、浸漬された「上流」バブラーを横断敷居の近く且つ上流に含むことができる。この場合、それらは、清澄、ホットスポットの安定化、そして敷居の両側の二つの再循環ベルトの正確な分離に寄与する。
【0024】
敷居と連携するこれらの全ての制御手段は、それに及ぼす影響を最適にするためそれに非常に接近して配置すべきである。例えば、有利には、それらは横断敷居の基部から2000mm以内の、とりわけ1500mm以内の、「上流」帯域にある。
【0025】
これらの制御手段の一部を構成する「上流」加熱手段は、好ましくは、浸漬された電極の形をしており、とりわけ底部に固定されたものであって、総熱容量が1500kWを超えず、とりわけ1200〜500kWのものである。物質的な面から言えば、敷居に対し平行に位置する1又は2列の電極で十分であろう。補足的な事項として、この局所的な加熱は第一の再循環ベルト、すなわち上流帯域に見られるものの対流を活性化するのを可能にする。熱容量(calorific power)は、二つのベルトとホットスポットのそれぞれの位置を最良に設定するために調整されなくてはならない。それは低い範囲内にとどまるが、これはこれらの加熱手段が、ガラス化できる物質を加熱するために炉が装備している通常の手段、とりわけバーナーの形態をしたものを補足しあるいはそれに取って代わろうとするものではないからである。
【0026】
本発明によれば、溶融及び清澄区画の「下流」帯域において見られる対流を制御するための手段を横断敷居と連携させてもよく、これらの手段は、最低限として、敷居の近く且つ下流に位置する浸漬された「下流」加熱手段を含む。これらの加熱手段は、有利には浸漬された電極の形態をしており、とりわけ底部(base)に固定され1又は複数の列に配列されたものである。十分有効であるためには、それらは横断敷居の基部から1500mmより遠く離れてはならず、そしてそれらの総熱容量は好ましくは100kW以下、とりわけ70kW以下である。
【0027】
これらの「下流」制御手段には様々な機能を与えることができ、これらの手段は実際のところ「上流」制御手段と横断敷居の作用を補強する。
【0028】
第一に、それらは溶融ガラスの対流再循環ベルト間の分離をより容易にし、敷居の下流に生じるベルトの溶融ガラスが上流の帯域に「逆流」するのを防止することに寄与する。
【0029】
更に、これらの制御手段の一部分を構成する「下流」加熱手段は、敷居の直ぐ下流に見られ、従って当該区画の溶融ガラスの総体的な流れの方向から眺めていわば「蔭」の帯域にあるガラスの塊に非常に有益な影響を及ぼす。区画の下流の再循環ベルトの一部を構成するこのガラスの塊は実際のところ、ベルトの残りよりも温度が低く速度が遅い傾向があり、この傾向は横断敷居が既に述べたようにたとえ他の利点を有するとしても、障害物として働くこの敷居を使用することに固有のものである。
【0030】
次に、このように画定されたこの「陰」の帯域は、例えば透明ガラスの生産から着色ガラスの生産に切り換えるため、あるガラス組成から別のものに変えるときに炉の運転条件が変更される場合において特に、障害となることがある。これは、そのような移行の期間中にはこのそれほど清澄されていない「半停滞」ガラスの塊がこの区画から急に排出されて少なからぬ時間製造された溶融ガラスに欠陥を生じさせる危険があるからである。このガラスの塊を穏やかに加熱することにより、この問題を軽減して、その特性(温度、速度)を「下流」再循環ベルトの残りのもののそれらに近いものにすることができる。とは言うものの、これは、敷居の「下流」の対流系を根本的に変更することを必要とせず、そしてこのことが放出される熱容量が好ましくはあまり大きくないことの理由である。それはどちらかと言えば調整であって、敷居の下流に見られる溶融ガラスの全てに影響を及ぼす真の加熱ではない。
【0031】
本発明は、制限区画を構成する中間的な区画、次に溶融ガラスを状態調整/均質化するための区画、そして最後にガラスを成形設備へ導く流出流路を含む一連の区画に通じる溶融及び清澄区画を備えて設計される炉に特によく適している。
【0032】
それは主に、バーナーが溶融及び清澄区画においてガラス化できる物質を溶融させる主要手段である炉に関する。
【0033】
それはまた、ガラスをフロートガラスタイプの平板ガラスを成形するための設備に供給しようとする炉に適用される。
【0034】
本発明のもう一つの主題は、これらの炉を運転する方法であって、この方法は、横断敷居の両側に溶融ガラスの二つの対流再循環ベルトを確定し且つそれらの「熱スプリング帯域」を、とりわけこの敷居と一致した位置にあるいはその近くにおいて垂直に、確定することを目的として、「上流」の対流を制御するために、とりわけ横断敷居と連携する加熱手段の熱容量及び/又はバブラーを通過するガスの流量を制御するために、補足手段の運転を調節することを特徴とする。
【0035】
この調節は、溶融・清澄区画の「下流」帯域において、下部にあり且つ横断敷居の基部の近くに位置する部分で、特に、溶融ガラスの対流再循環ベルトの加速を制御し及び/又は再加熱を制御するため、横断敷居と組み合わせた「下流」帯域の対流を制御するための手段により行うことこともできる。
【0036】
本発明のこのほかの特徴と利点は、添付の図面を参照して以下に詳しく説明する非限定の炉の態様から明らかになろう。
【0037】
添付の図は全て、非常に模式的、概要的なものであり、そしてそれらを検討するのを容易にするため、図示された種々の構成要素の真の比率を正確に反映してはいない。
【0038】
図1と図2は、フロートガラス設備へ溶融ガラスを供給するための「火炎加熱」タイプあるいは「蓄熱」タイプの溶融炉1を示している。それは、知られているように、加熱力が燃料/空気混合物で運転され一つ置きに2列に並んだバーナー(図示せず)により供給される最初の溶融/清澄タンク2に分割される。加熱力は、ヨーロッパ特許出願公開第0650934号明細書に記載されたように、酸素を酸化剤として使用して連続に運転するバーナーによりまさしく容易に供給することができることに注目することができる。
【0039】
このタンク2は、ガラス化できる物質の投入口4がある「上流」の溶融帯域3と、「下流」の清澄帯域5を含み、次にネックの名称で知られる制限区画を構成する中間区画6と、次にガラスを均質化しそして熱的及び化学的に状態調節するための、清澄タンクとして知られる区画7が続く。最後に、この清澄タンク7は、図示されていないフロート浴へ直接供給する流出流路8に通じている。
【0040】
溶融/清澄区画2においては、図3にもっとはっきりと示されたように、ガラスの二つの主要な対流ベルト9、10が自然に生じ、これらの二つのベルトの間の再出現帯域11が「ホットスポット」に対応しており、それに対し二つのベルトの互いに反対の位置にある端部12、13は溶融ガラスの塊における「コールドスポット」に対応している。「ホット」及び「コールド」というのは、もちろん、本発明の状況においては、それらが全て溶融ガラスに関係しているため非常に相対的な用語であるが、それらは当業者にはよく知られているものである。
【0041】
「下流」のベルト10は必ずしも区画2内に限られないということが認められよう。図示した事例では、それはまさにネック6と、清澄タンク7の長さ方向に沿った行程の全部あるいは一部まで伸びている。
【0042】
区画2の幅全体にまたがって伸びそして上流の浸漬された電極の横断方向の列15及びその背後のバブラーの列16と連携する横断敷居14の存在することが、「ホットスポット」と呼ばれる再出現帯域11が敷居14と一致した位置にほぼ垂直に位置するようにベルト9、10を確定し且つ安定化するのを可能にする。物質の面から見ると、清澄される過程にあって区画2の下流帯域5に存在する溶融ガラスは、こうして敷居を越えて上流帯域3へ逆流するのを防止される。このようにして、一方の帯域から他方へのガラスの逆流は、第二の対流ベルトを下流帯域5に制限することでなくされ、あるいは少なくとも、かなり少なくされる。これは、少なくとも二つの理由から有益なことである。すなわち一方においては、既に下流帯域へ進んだガラスが上流帯域へ戻らないのでそれを再加熱する必要がなく、従って炉のエネルギー消費量が減少し、そして他方においては、下流帯域のガラスは既に完全にあるいは部分的に清澄されていて、従ってそれがまだ清澄されていない上流帯域からのガラスと再び混合することはよいことではない。
【0043】
横断敷居14は、タンク2の長さ方向に沿った行程のおよそ2/3のところに配置され、そしてその高さはガラスの深さのおよそ三分の一に相当する。この高さは、本発明の目的に照らしてそれを十分有効なものにし、そしてそれが非常に高い場合には、この敷居が早いうちに磨滅する危険があろう。電極15は敷居の基部からおよそ1000mm離れており、それらは恒久的に作用してもよく、あるいは間欠的に活性化されるだけでもよくて、且つそれらの最高の総熱容量はおよそ1000kWであって、適切に調節される。
【0044】
敷居14は、敷居の基部の近くの帯域においてベルトの溶融ガラスの循環をできる限りほとんど妨げないように、切り取られた角のある外形を持ち、これらの切り取られた角は、垂直線に対して傾斜して壁の上部に向かって減少する角度を有する。てっぺんは、横(幅)方向に水平な面を持ち、その幅は敷居の基部の幅のおよそ三分の一又は四分の一に相当する。この敷居は単一部品として製作してもよい。技術的な理由から、ここでは実際のところそれは一緒に突き合わせたいくつかのセラミックブロックから製作される。
【0045】
敷居14にはまた、敷居の基部から800mm未満離れたところにある「下流」電極17の横断列も組み合わされる。こうして、これらの電極17は、比較的「敏感」である下流再循環ベルト10の帯域18においてのみ、適度の追加量の熱を供給する。実際問題として、敷居の「蔭」にあるこの帯域18は、ベルトの残りのものにおけるよりも遅い速度と低い温度を有する傾向があり、そしてこれは、特性が異なり且つあまりよく「攪拌」されていないこのガラスはそれが炉から出てゆくときに、とりわけガラス化できる物質を一つの組成から別のものに変更するときに見いだされる欠陥を持つであろうことから、炉の運転にとって最善ではない。これらの電極17は、この帯域18の速度と温度をベルト10の残りのもののそれらに接近させるのを可能にし、そして実際問題として、この帯域18に由来するガラスの欠陥の危険をなくすのを可能にする。
【0046】
とは言うものの、これらの電極17の加熱力は的確に制御されなくてはならない。と言うのは、大き過ぎる熱容量はガラスの局所的な加熱を招きかねず、そしてこれは既に清澄したガラスに欠陥が、とりわけ気泡が現れる危険を招きかねないからである。電極15と同様に、それらは、最高の容量であるいは容量を制御して、恒久的に作動してもよく、あるいは必要が生じたときに、例えば炉の運転条件の変更が予想される場合に、間欠的に作動してもよい。
【0047】
これらの下流電極17はまた、特にここではバブラー16を上流で使用する場合に、ホットスポットの位置を安定化させ且つ確定するのに役割を演じることにも注目することができる。それらは、第二のベルト10を下流帯域に収容するように、上流のバブラー16がこの第二のベルトに及ぼす影響を釣り合わせ且つ変更する。
【0048】
「上流」電極15及び/又は「下流」電極17は、敷居14の基部に極めて近づけて配置してもよい。これを達成するためには、敷居14の基部の両側に直ぐ接近して適当に取り付けて配置した、図には示されていない特別の補助セラミックブロックを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】炉全体の長手方向概要断面図である。
【図2】炉全体の概要平面図である。
【図3】炉の溶融及び清澄区画の長手方向概要断面図である。
【符号の説明】
1…溶融炉
2…溶融及び清澄区画
3…上流帯域
4…投入口
5…下流帯域
9、10…対流ベルト
11…再出現帯域
14…横断敷居
15…上流加熱手段
16…バブラー
17…下流加熱手段

Claims (18)

  1. ガラス化できる物質を投入するための少なくとも一つの手段(4)を上流側に備えており、そして下流側が溶融ガラスを成形用の帯域まで導くための一つ又は一連の区画(6、7、8)に通じている、ガラスを溶融及び清澄させるための区画(2)を含み、この溶融及び清澄区画(2)が、「上流」帯域(3)と「下流」帯域(5)を画定する横断敷居(transverse sill)(14)の形態をした、溶融ガラスの塊の対流を制御するための第一の手段を備えている、ガラス化できる物質を溶融させるための炉(1)であって、上記「下流」帯域に達した溶融ガラスが上記「上流」帯域へ戻るのを防止するために、少なくとも当該敷居の近く且つ上流に位置する浸漬された「上流」加熱手段(15)を含む、当該「上流」帯域における対流を制御するための補足手段が上記横断敷居に組み合わされていて、当該横断敷居(14)と対流を制御するための当該補足手段(15、16)が、ガラスの独立した二つの対流再循環ベルト(9、10)が当該横断敷居(14)のそれぞれの側に確立されて、当該二つの対流再循環ベルト(9、10)の間の「熱スプリング(thermal spring)帯域」(11)が当該横断敷居(14)に一致した位置であるいはその近くで垂直に確定されるように設計されていること、当該ガラスを溶融及び清澄させるための区画(2)の後に、ネック(6)と清澄タンク(7)が続いていること、且つ、下流側の当該対流再循環ベルト(10)が、当該ネック(6)と、当該清澄タンク(7)の長さ方向に沿った行程の全部又は一部まで伸びることを特徴とする、ガラス化できる物質の溶融炉。
  2. 前記横断敷居(14)が前記溶融及び清澄区画(2)の長さ方向に沿った行程の1/3〜2/3のところに配置されていることを特徴とする、請求項1記載の炉。
  3. 前記横断敷居(14)の高さが最高で前記溶融及び清澄区画(2)における溶融ガラスの深さの半分に等しいことを特徴とする、請求項1又は2記載の炉。
  4. 前記横断敷居(14)の高さが最高で前記溶融及び清澄区画(2)における溶融ガラスの深さのおよそ四分の一又は三分の一に等しいことを特徴とする、請求項3記載の炉。
  5. 対流を制御するための前記補足手段が前記横断敷居の近く且つ上流に浸漬された「上流」バブラー(16)を含むことを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一つに記載の炉。
  6. 前記「上流」加熱手段(15)が浸漬された電極であり、それが放出する最大の総熱量が1500kW以下であることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一つに記載の炉。
  7. 前記電極が前記溶融及び清澄区画の底部に固定されたものであり、それが放出する最大の総熱量が1200kWと500kWの間であることを特徴とする、請求項記載の炉。
  8. 前記横断敷居(14)と組み合わされて前記「下流」帯域における対流を制御するための手段を更に含み、この「下流」帯域における対流を制御するための手段は、少なくとも前記横断敷居(14)の近く且つ下流に位置する浸漬された「下流」加熱手段(17)を含むことを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一つに記載の炉。
  9. 前記「下流」加熱手段(17)が前記横断敷居(14)の基部から1500mm以内にあることを特徴とする、請求項記載の炉。
  10. 前記「下流」加熱手段(17)が浸漬された電極であり、それが放出する最大の総熱量が100kW以下であることを特徴とする、請求項又は記載の炉。
  11. 前記電極が底部に固定されたものであり、それが放出する最大の総熱量が70kW以下であることを特徴とする、請求項10記載の炉。
  12. 前記上流帯域と前記下流帯域との間に位置しそして前記横断敷居の上に垂直に配置された熱スプリング帯域を更に含む、請求項記載の炉。
  13. 前記溶融及び清澄区画(2)が、制限区画を構成する中間的な区画(6)、これに続く状態調節/均質化区画(7)、これに続く、成形用設備に通じる流出流路(8)を含む一連の区画に通じていることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか一つに記載の炉。
  14. 火炎で加熱される、請求項1から13までのいずれか一つに記載の炉。
  15. 前記溶融及び清澄区画(2)において前記ガラス化できる物質を溶融させる主要手段がバーナーであることを特徴とする、請求項1から13までのいずれか一つに記載の炉。
  16. フロートガラスタイプの平板ガラスを成形するための設備へ溶融ガラスを供給することへの、請求項1から15までのいずれか一つに記載の炉(1)の利用。
  17. 前記横断敷居(14)と組み合わされた、前記「上流」加熱手段(15)の熱容量と「上流」バブラー(16)を通るガス流量を、溶融ガラスの二つの対流再循環ベルト(9、10)を当該横断敷居(14)のおのおのの側に確定し且つそれらの「熱スプリング帯域」(11)を当該敷居(14)に一致した位置で垂直に確立するように調節することを特徴とする、請求項1から15までのいすれか一つに記載の炉(1)の運転方法。
  18. 前記「下流」帯域における対流を制御するための手段を前記横断敷居(14)と組み合わせ、そしてこの「下流」帯域における対流を制御するための手段の運転を、前記溶融及び清澄区画(2)の前記「下流」帯域で、且つ当該横断敷居(14)より低く且つその近くに位置する部分(18)において、溶融ガラスの対流再循環ベルト(10)の加速を制御し且つ再加熱を制御するよう調節することを特徴とする、請求項17記載の方法。
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