JP4601705B2 - 電流測定式の固体電解質センサおよびその作動方法 - Google Patents

電流測定式の固体電解質センサおよびその作動方法 Download PDF

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Description

本発明は、固体電解質ベース上の電流測定式センサおよびその作動方法に関するものである。
これに該当する電流測定式センサは、主として、電気機械式測定センサ、また例えばガスの酸素含有量および特に内燃機関のガス混合物のλ値を決定するためのセンサに使用される。ほぼ板状に形成されたこのようなセンサ・エレメントは、簡単且つコスト的に有利な製造方法に基づいて実際に高く評価され、その理由はそれらが比較的簡単に製造可能であるからである。製造においては、たいていの場合、薄板状またはフォイル状固体電解質、即ちイオン伝導性材料、例えば安定化二酸化ジルコニウムから出発される。
これに該当するセンサが特に重要であることから、実際に、拡散抵抗原理に基づいて作動する板状ポーラルグラフ・センサ・エレメント(センサ)が得られた。このタイプのセンサ・エレメントは、例えば、ドイツ特許公開第3543759号および第3728618号、並びに欧州特許出願第0142992号、第0142993号、第0148622号および第0194082号から既知である。このようなポーラルグラフ・センサ・エレメントにおいては、センサ・エレメントの両方の電極に一定の電圧が印加されるときの拡散電流、即ち拡散限界電流が測定される。この電流は、センサ・エレメント内に配置されているポンプ電極へのガスの拡散が、進行中の反応の速度を決定するような場合において、燃焼過程において発生する排気ガス内の酸素濃度の関数である。ポーラルグラフ測定原理に基づいて作動するこのようなポーラルグラフ・センサ・エレメントを、陽極のみならず陰極もまた、測定されるべきガスに露出されているように形成することが既知であり、この場合、陰極は拡散隔壁を有している。
このような電流測定式センサの作動は、センサ・エレメントの温度を、600℃以上のある固定値に+/−50℃の範囲内に制御することを必要とする。このために、典型的な板状センサ構造(図1)においては、加熱要素75およびヒータ・リード線80からなる内部ヒータが設けられている。
電気加熱出力の制御により、センサ・エレメントの温度が調節可能である。電気加熱出力は通常それ自身既知のパルス幅変調(PWM)の方法により設定され、この場合、ヒータは高い電位に作動され、即ち、遮断された状態においてはヒータ全体が正のバッテリ電圧(11.4V...13.8V)にあり、また投入された状態においては、ヒータ接続端子は接地されるので、加熱電流は正のヒータ接続端子から負のヒータ接続端子に流れる。
このようなヒータは、ドイツ特許公開第3811713号から既知の板状ポーラルグラフ・センサ・エレメント(センサ)をも有し、センサ・エレメントは、ポンプ・セル(A)と、ポンプ・セルのポンプ電極の手前に拡散抵抗を有する拡散ユニット(B)とを有し、この場合、拡散抵抗は非焼結センサ・エレメント内に挿入された多孔性焼結成形本体により形成される。
ここで板状センサ・エレメントが固体電解質ベース上に組込ヒータを有している場合、ヒータはそれ自身既知のように絶縁材料、例えばAl内に埋め込まれ、この場合、ヒータおよび絶縁材料は、一方で、イオン伝導性固定電解質材料内に埋め込まれている。
このような埋込みにおける欠点は、センサ・エレメント内に組み込まれている測定セルないしは「ポンプ・セル」への、ヒータの電気結合の危険性が存在することである。この原因は、固体電解質とヒータとの間の小さすぎる絶縁層厚が、小孔(ピンホール)、亀裂または欠陥位置、または絶縁材料それ自身の制限された絶縁能力に基づいて欠陥のある絶縁層であり得ることである。
このようなセンサ・エレメントは、例えばドイツ特許公開第4343089号から既知である。このセンサ・エレメントは電気絶縁材料内に埋め込まれた加熱導体を有し、この場合、特に、電気絶縁材料の一部が、少なくとも1つの中空室により、センサ・エレメントの固体電解質基体から電池的に分離されている。1つまたは複数の中空室は、本質的に改善された、加熱導体とセンサ・エレメントの測定セルとの電気的減結合を可能にする。この中空室の厚さは約2−40μmの値である。
ヒータのみならず電気絶縁材料もまた、たいていの場合、プリント層技術で設計され、即ち、これらはスクリーン・プリント層としてセラミック電解質基体(好ましくは、ZrO)上にプリントされる。この場合、ヒータ・プリント層は白金ペーストにより製造され、白金ペーストは、従来技術による量産工程により、例えばTi、Ca、Na、Kのようなアルカリ・イオンを含む。絶縁ペーストおよびZrO基体は、さらに、他の不純物を含むことがある。センサ・エレメントの焼結の間に、不純物は、拡散により、ヒータ層から周囲の絶縁層内に到達する。ここで、ヒータの作動の間に、不純物はセンサ電極の信号と電気結合を形成する。
したがって、従来技術による上記のヒータ配置は、概して、次の欠点を有している。即ち、間欠的なヒータ作動により発生される容量結合および漏れ電流が、センサ信号内に測定誤差をもたらすことになる。この測定誤差は、絶縁層の絶縁効果が低下すればするほどそれだけ大きくなる。絶縁層の絶縁抵抗を化学的方法で上昇させるために、ヒータ・ペースト内、絶縁ペースト内、およびZrO基体内の不純物濃度が低減されなければならない。このために、より高い純度を有する材料およびそれに適合された製造方法が使用されなければならず、これがセンサ・エレメントないしはセンサのより高いコストの原因となっている。
ヒータと、固体電解質ないしはセンサ・エレメントとの間の絶縁抵抗を、電気的方法により上昇させ、これにより、製造工程において上記のように純粋な材料を使用することに対する、コスト的に有利な、簡単に実行可能な代替態様または補足態様を提供することが本発明の課題である。
絶縁抵抗を上昇させるための本発明による電気的方法は、ヒータとセンサ・エレメントとの間、好ましくはヒータとセンサ・エレメントの電極接続端子との間におけるバイアス電圧の印加に基づいている。
好ましい形態においては、ヒータ電源の接地と、センサ・エレメントの電源として働くポテンショスタットの接地との間にバイアス電圧が印加され、これにより、センサ・エレメント内の電極の電位およびヒータ接続端子の電位が相互に相対的に自由に選択可能な値に移動可能である(図3)。
バイアス電圧は、絶縁抵抗が上昇するように作用する。これに対する可能な説明は、可動な電荷担体が、絶縁層内の電界により駆動されて、極性に応じてそれぞれ、絶縁層の縁またはヒータの方向に移動すること、およびこれにより絶縁層内の不純物濃度が低下することである(図2)。
以下に本発明を添付図面を参照して、実施例により詳細に説明するが、これから本発明の他の特徴および利点が得られ、この場合、図の中における同じ特徴または機能的に同じ特徴はそれぞれ同じ符号により参照される。
図1は、電流測定式の排気ガス・センサの回路技術的配置を略図で示す。電流測定式の排気ガス・センサは、ポンプ・セル10および測定セル15を含み、ポンプ・セル10および測定セル15は、基体5上に装着されている。基体5は、ここでは二酸化ジルコニウム(ZrO)から形成されている。ポンプ・セル10における排気ガス・センサの感知領域(図1において左側端部領域)内に、2つの部分からなる内側ポンプ電極(IPE)20、20′のみならず、外側ポンプ電極(APE)25もまた配置されている。内側ポンプ電極20、20′は特に中空室30内に配置されている。
測定セル15の下側に、新鮮な空気が供給される空気基準室35が形成され、空気基準室35内における排気ガス・センサの感知領域付近に空気基準電極(LR)40が配置されている。空気基準電極40は、中空室30に供給された排気ガスの、外気に関する基準測定を可能にする。センサ電極20、20′、25および40は、排気ガス・センサの感知領域とは反対側の端部(図において右側)に至るリード線45−55により、対応の接続端子60−70と電気的に導通結合されている。
ここでは2つの部分からなる基体5内に、ここでは白金電極から形成されている加熱要素(Pt)75が埋め込まれている。加熱要素75は、同様に白金(Pt)から形成されているリード線80により、接続端子85と結合されている。この側断面図においてはリード線80の1つのみが示されていることを注記しておく。第2のリード線は、図示されているリード線80の、紙面に垂直に後側に存在している。さらに、図3内の排気ガス・センサ並びに加熱要素75は、図を簡単にするために、概略等価回路図により示されているにすぎないことを注記しておく。
加熱要素75並びにリード線80は、ここでは酸化アルミニウム(Al)から形成されている絶縁層90内に埋め込まれ、これにより測定セル(センサ・エレメント)に対して電気的に絶縁されている。絶縁層90は絶縁抵抗Risoにより表わされ、絶縁抵抗Risoは、それ自身既知のように、絶縁層90の幾何形状および不純物濃度の関数である。
図2は、本発明によるバイアス電圧に基づいて引き起こされると推測される電荷担体移動を説明するための、図1に示されている排気ガス・センサの下部部分の概略拡大断面図を示し、電荷担体移動により、センサ・エレメントの基体5とヒータ75−80との間に配置されている絶縁層90の絶縁抵抗が、純粋な電気的手段により上昇される。
本発明によるバイアス電圧に基づいて形成される、図2に示されている電界E(矢印は電界方向を示す)により、正の電荷担体はほとんどヒータ75−85の方向に移動し、一方、負の電荷担体はほとんど基体5の方向に移動する。上記のように、この電荷担体移動は、同様に上記の利点によって、絶縁層90の絶縁抵抗が上昇するという結果をもたらす。
センサ電極は、それ自身既知のように、図3に示されているポテンショスタット評価回路において作動される。図3の左側半分に示されている評価回路は、空気基準電極LR40と内側ポンプ電極IPE20、20′との間のネルンスト電圧ULR−IPE245を設定するための、それ自身既知のポテンショスタット機能200を含む。IPE電流205は、本来のセンサ信号として、図3に示されていないそれ自身既知の対応の回路により測定される。このような回路は、例えば、200と210との間に配置されている分路抵抗を含む。ネルンスト電圧245の設定は、それ自身既知のように(例えば、A.Bard著、「電気化学的方法」、J.Wiley& Sons出版、参照)、ポテンショスタット演算増幅器210により行われる。センサは、図3の右側半分内に、等価回路図230の形で示され、等価回路図230は、APE25とIPE20、20′との間の降下電圧UAPE−IPE235、APE25の内部抵抗Ri,APE240並びにLR40とIPE20、20′との間の降下電圧ULR−IPE245およびLR40の内部抵抗Ri,LR250を含む。さらに、等価回路230は、そのオーム抵抗Riso260の形の絶縁層90および加熱要素75の抵抗RHZ270並びに両方の加熱要素リード線80の抵抗275、280を含み、両方の加熱要素リード線80は、この例においては対称的に配置され、したがってそれぞれ値1/2RHZ,Zulを有している。
従来技術によるこの配置においては、IPE20、20′はポテンショスタット接地248の電位にある。LR40は、例えば典型的な作動状態においては、IPE20、20′に対して+450mVにあり、またAPE25は、IPE20、20′に対して+1Vにある。しかしながら、これらの電位は、センサの作動状態に応じてそれぞれ移動することがある。センサ電極20、20′、25、40の最大電位範囲が図4aに示されている。
ヒータ75−85の電圧供給290は、ハイ・サイドで作動される電界効果トランジスタ285(「ハイ・サイドFET」)により、しかも加熱供給電圧HZ+295とヒータ接地HZ−300との間で行われる。したがって、遮断状態においては、ヒータの全ての構成要素75−85がHZ+295にかかっている電位にあり、一方、投入状態においては、負の電圧がかかっている加熱要素接続端子85は、ヒータ接地HZ−300の電位にある。加熱要素75は、上記のように、電極20、20′、25および40の領域内のセンサ・ヘッド内に存在し、且つヒータ・リード線80より高い電気抵抗を有しているので、供給された加熱出力の大部分はここで消費される。高温状態においては、RHZとRHZ,Zulとの比は約2:1であるので、加熱電圧の約2/3はセンサ・ヘッド内の加熱要素75により消費される。それに対応して、全加熱電圧は加熱要素75において降下せず、図4aにハッチングで示された、UHZel+と、UHZel−との間の範囲のみにおいて降下する。
図3に示す回路装置内に、予め、本発明によるバイアス電圧を発生させるための電源310が含まれている。電源310は、ポテンショスタット接地248とヒータ接地300との間に接続されている。ヒータ電圧295はヒータ接地300に対するものであり、AWSの供給電圧+/−UB,AWSはポテンショスタット接地248に対するものである。したがって、310における電圧値Uvorspannungの設定により、絶縁層90の両端の絶縁バイアス電圧Uisoが調節可能である。
図4aに示されている線図は、左側領域390内にヒータ75−85の典型的な電位位置を、また右側領域395内にセンサ・エレメント(センサ電極)20、20′、25、40に対する典型的な電位位置を示す。左側領域390に示されているヒータ75−85の電位位置は、上記のように、加熱要素75の電位範囲400並びにヒータ・リード線80の電位範囲415から構成され、この場合、この例においては、両方のヒータ・リード線80が電気的に対称に形成されている対称ケースが示されている。図4aから、特に、加熱要素75の電位範囲400とセンサ電極20、20′、25、40の電位範囲405とが電位に関して(ここでは縦軸y方向に)重なり、したがってUiso=0が成立する、破線410の上方の電位範囲においては、電荷担体は絶縁層90内を自由に可動であり、したがって図2に示されているように移動可能であることがわかる。
従来技術による電位配置(図4a)においては、ポテンショスタットの接地およびIPE20、20′はHZ−の上方2.5Vの値にある。したがって、加熱要素75およびセンサ電極20、20′、25、40の電位範囲が重なり合っているので、絶縁層の両側には平均してバイアス電圧が発生せず、バイアス電圧が正、0または負である範囲が存在する。
図4bに示す従来技術による電位配置においては、外側ポンプ電極APE25が加熱要素75の供給電圧並びにバッテリ電圧に接続され、即ち、UAPE=UHZ+=UBattの関係が得られる。IPE20、20′の電位位置はAPE25に対して相対的に制御される。加熱要素75およびセンサ電極20、20′、25、40の電位範囲は重ならないので、絶縁バイアス電圧が発生する。この変更態様の欠点は、リッチにおける排気ガス・センサの作動はUIPEがUAPEの上方にあることを必要とするので、IPE20、20′はUBattの上方の電位で作動されなければならず、このことは純粋なバッテリ供給においては可能ではないことにある。この理由から、この電位位置を用いてはリーン運転のみが可能である。
上記のように、本発明は、排気ガス・センサの作動方式ないしは排気ガス・センサ内に配置されている加熱要素75の作動方式の適切な選択により、センサ・ヘッドのいかなる空間領域内においても絶縁バイアス電圧が0とならず、正のみまたは負のみであるように、センサ電極20、20′、25、40および加熱要素75の電位範囲の重なりが発生しないことを保証するという考え方に基づいている。加熱要素75およびセンサ電極20、20′、25、40の両方の電位範囲400、405は、両方の2つの破線の内部で示された範囲420により電位に関して相互に分離されている。
|Uiso|>1Vに対しては、既に、冒頭記載の不純物濃度の減少に基づき、絶縁抵抗Risoの明らかな上昇が発生することが研究から明らかになっている。
以下に本発明によるセンサのいくつかの他の実施変更態様を図5a−図8bにより説明する。図5aおよび図5bに示す実施例においては、加熱要素75の電位範囲は、下方に縮小されるか(図5a)または上方に拡大される(図5b)ことが予め実行されるものとする。図6aおよび図6bに示す実施例においては、電圧リフトが、上方に拡大されるか(図6a)または下方に拡大される(図6b)。図7に示す実施例においては、ここではセンサ電極20、20′、25、40に対して上方に拡大された電位範囲を得るために、加熱要素75のリード線が非対称に設計されている。最後に、図8aおよび図8bに示す実施例における本発明によるセンサは交互運転で作動され、この場合、交互運転は、上部電位範囲内においてはリーンおよびλ=1で運転され、下部電位範囲においてはリッチで運転される。
図5aに示されている例においては、正の加熱電圧がバッテリ電圧UBattより下に低下されることにより、加熱要素75の電位範囲400が上部電位端部において拡大される。内側ポンプ電極20、20′の電位UIPEは、このとき、この拡大された電位範囲内に配置される。これにより、電位範囲400、405は電位に関して相互に分離され、ここでは、2つの破線の内部で表わされた範囲420により分離され、この範囲420内においては電位範囲の重なりが発生しない。この電位配置に基づき、特に、絶縁バイアス電圧が正の値をとることが保証されている。しかしながら、このために、バッテリ電圧UBattより小さい値を有する正の加熱供給電圧を発生するように、それ自身既知のように実行されるべき回路技術的手段、例えばDC−DC変換器が必要である。要するに、この実施例においては、個々の電圧に対して次の関係が得られる。
Figure 0004601705
図5bに示されている実施例においては、加熱要素75の電位範囲400は下方で縮小される。これにより、同様に、範囲420の内部においては電位範囲400、405の重なりが回避される。図5aに示されている例に対応して、この場合もまた絶縁バイアス電圧は常に負の値をとり、この場合、個々の電圧に対しては次の関係が成立する。
Figure 0004601705
図6aに示されている実施例においては、IPE電位は正の加熱電圧の上方の電位範囲内に配置される。2つの破線の内部に存在する範囲420内においては、この場合もまた、加熱要素75およびセンサ電極の電位範囲400、405の重なりが効果的に回避される。絶縁バイアス電圧Uisoは破線の範囲内においては値0をとるので、この場合には常に正のバイアス電圧が与えられている。この電位配置を形成するために、同様に、例えば同じくDC−DC変換器による、>UBattの電圧を発生するための回路技術的手段が必要である。代替態様として、電位配置が、より高いバッテリ電圧を有する搭載電源において(例えば、42V搭載電源において)作動されてもよい。このとき、バッテリ電圧以下のヒータ供給電圧を発生させるための回路技術的手段が必要である。
図6aに示されている実施例に類似して、図6bに、下方に拡大された電圧リフトが発生される。しかしながら、ここでは、図6aとは逆に、絶縁バイアス電圧Uisoは常に負の値をとる。これを形成するために、同様に、バッテリ接地以下の電圧を発生させるための、それ自身既知の回路技術的手段が必要である。
図7に示す実施例においては、電気加熱要素リード線80が上方または下方に非対称に設計されるので、加熱要素75の電位範囲400はもはや(リード線を含む)ヒータ全体の電位範囲400、415内の中央に位置することはなく、即ち、加熱要素リード線80の両方の電位範囲415は、この例においては、同様に非対称に(上方が下方より大きい)形成されている。図7はこれら2つのケースの第1のケースのみを示し、即ち、下方に非対称な形態を有する第2のケースはここには示されていない。この手段に基づき、加熱要素75の電位範囲400の上方(ないしは下方)端部に、センサ電極20、20′、25、40に対して利用可能なより大きな電位範囲405(即ち、約2.5V)が可能とされ、この電位範囲405内において正の絶縁バイアス電圧Uiso>0が発生する。両方の電位範囲400および405の重なりが発生しない範囲420の内部においては、Uiso=0が成立する。非対称ヒータ75−85の設計に応じてそれぞれ、絶縁バイアス電圧Uisoは正であるか(図7)または負である(図示されていない)ことを注記しておく。
図8aに示されている実施例においては、センサは交互運転において作動され、即ち、上方はリーン運転に対しておよび下方はリッチ運転に対して作動される。ここに示されている電位配置においては、ポテンショスタット接地、したがってここに存在するセンサ電極の電位範囲405もまた、バイアス電圧の適切な制御により、リーン運転およびλ=1においては加熱要素リード線80の上部電位範囲415内に配置され、リッチ運転においてはリード線の下部電位範囲415内に配置される。両方の電位範囲405に対して、両方の範囲420の内部における電位範囲400との重なりは効果的に回避される。リーン運転において、絶縁バイアス電圧Uisoは常に正であり、リッチ運転においては常に負である。しかしながら、ここではλ=1の運転において絶縁バイアス電圧は符号を交換するので、絶縁効果が多少低下することが考慮されるべきである。
図8bに示されている実施例においては、リーン運転内のλ=1においては、外側ポンプ電極(APE)25がヒータ電源に投入され、リッチ運転においては、空気基準電極(LR)40がヒータ電源に投入される。絶縁バイアス電圧Uisoは、リッチ運転においてのみならずリーン運転においてもまた正の値をとり、即ち、Uiso>0である。同様に電位範囲400および405の重なりが発生しない範囲420の内部においては、絶縁バイアス電圧はUiso=の値をとる。同様に、APE25およびLR40をヒータ電源に接続するための、それ自身既知の回路技術的手段が必要である。
図1は、本発明がその中で使用可能な、従来技術による電流測定式排気ガス・センサの典型的な配置図を示す。 図2は、絶縁層の絶縁抵抗の上昇を説明するための、本発明による電荷担体移動を図示した、図1に示されている排気ガス・センサの略拡大断面図を示す。 図3は、従来技術による、中間に配置された絶縁層を有する、この排気ガス・センサおよびヒータに対する等価電気回路図を示す。 図4aは、従来技術による、センサ電極およびヒータの第1の典型的な電位位置を示す。 図4bは、従来技術による、センサ電極およびヒータの第2の典型的な電位位置を示す。 図5aは、本発明により上方で縮小された加熱要素の電位範囲を示し、図5bは本発明により下方で縮小された加熱要素の電位範囲を示す。 図6aは、本発明により上方に拡大された電圧リフトを示し、図6bは、本発明により下方に拡大された電圧リフトを示す。 図7は、非対称に設計された加熱要素リード線において、本発明により上方に拡大された、センサ電極に対する電位範囲を示す。 図8aは、本発明により実行される、図2に示されている排気ガス・センサの交互作動を示し、この場合、センサは、上方ではリーンで作動され、下方ではリッチで作動され、図8bは、本発明により実行される、図2に示されている排気ガス・センサの交互作動を示し、この場合、センサは、λ=1において、APEがHZ+のときにはリーンで作動され、またはLRがHZ+のときにはリッチで作動される。

Claims (8)

  1. センサ・エレメントと、電気絶縁層により前記センサ・エレメントから分離された、少なくとも1つの加熱要素および少なくとも2つの加熱要素リード線から形成されたヒータとを有する電流測定式の固体電解質センサの作動方法において、
    前記センサ・エレメントおよび前記ヒータの電位範囲が重ならないように、前記センサ・エレメントと前記ヒータとの間に、バイアス電圧が印加されることを特徴とする電流測定式の固体電解質センサの作動方法。
  2. 前記センサ・エレメントに電極接続端子から電気が供給され、前記バイアス電圧が、前記ヒータと、前記センサ・エレメントの前記電極接続端子との間に印加されることを特徴とする請求項1に記載の作動方法。
  3. 前記センサ・エレメントがポテンショスタット評価回路により作動され、前記バイアス電圧が、前記ヒータの電源の接地と、前記ポテンショスタット評価回路の接地との間に印加されることを特徴とする請求項2に記載の作動方法。
  4. 前記センサ・エレメントが内側ポンプ電極および外側ポンプ電極を有すること、
    前記加熱要素の電位範囲の上端の電位を低下させて該電位範囲を縮小することにより、前記内部ポンプ電極の電位範囲を拡大させること、および
    前記内側ポンプ電極の電位がこの拡大された電位範囲内に配置されること、
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の作動方法。
  5. 前記加熱要素の電位範囲の下端の電位を上昇させて該電位範囲を縮小することにより、前記加熱要素の電位範囲の下に設定された前記内部ポンプ電極の電位範囲を拡大させること、を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の作動方法。
  6. 前記内側ポンプ電極の電位範囲が、前記ヒータの正の供給電圧の上方または下方の電位範囲内に配置されることを特徴とする請求項4または5に記載の作動方法。
  7. 前記少なくとも2つの加熱要素リード線が、上方または下方に非対称に設計され、これにより、前記加熱要素の電位範囲がもはや前記ヒータの電位範囲内の中央に位置していないことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の作動方法。
  8. 前記ポテンショスタット評価回路の接地が、バイアス電圧の制御により、リーン運転およびλ=1においては加熱要素リード線の上部電位範囲内に配置され、リッチ運転においては加熱要素リード線の下部電位範囲内に配置されることを特徴とする請求項3に記載の作動方法。
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