JP4601373B2 - スピーカ - Google Patents

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本発明は、音響装置に用いられるスピーカに係り、詳しくは、同心的に配置される異径の2つのボイスコイルを備えたスピーカに関する。
従来、2つのボイスコイルを備えた、所謂、ダブルボイスコイルスピーカが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この種のスピーカでは、小径のボイスコイルと、大径のボイスコイルとが紙、布等で形成された振動板に同心的に装着されている。そして、その小径のボイスコイル及び大径のボイスコイルがヨーク及び該ヨークに固定された磁石によって形成される磁気回路中の磁気ギャップ内に配置されるように前記振動板と前記磁気回路とが合体されている。このような構造のスピーカでは、オーディオ信号が供給される前記小径のボイスコイル及び前記大径のボイスコイルの双方により振動板が振動させられて、前記オーディオ信号に応じた音が発生する。このようなスピーカによれば、小径のボイスコイルが比較的高い周波数帯の音、大径のボイスコイルが比較的低い周波数帯の音をそれぞれ受け持つことにより、広い周波数帯域の音を出すことが可能となる。
実開昭53−163120号公報
ところで、前述したような構造のスピーカでは、ヨーク及びヨークに固定された磁石によって形成される磁気回路中の磁気ギャップは一般に狭く、その磁気ギャップ内に前記大径のボイスコイル及び前記小径のボイスコイルのそれぞれが適正に配置されるように振動板とヨークとが合体していなければならない。しかしながら、紙や布等で形成される振動板は、その径方向や該径方向と垂直となるスピーカの前後方向に変形し易すい。このため、磁気ギャップ内に前記大径のボイスコイル及び前記小径のボイスコイルのそれぞれが適正に配置されるように振動板とヨークとを合体させることが難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、磁気ギャップ内に大径のボイスコイル及び小径のボイスコイルのそれぞれが適正に配置され得る構造のスピーカを提供するものである。
本発明に係るスピーカは、リング状の主振動部と、該主振動部の径方向内側を支持するリング状の内側支持部と、前記主振動部の径方向外側を支持するリング状の外側支持部とを有する振動板と、前記振動板における前記主振動部の外縁に装着された大径ボイスコイルユニットと、前記振動板における前記主振動部の内縁に装着された小径ボイスコイルユニットと、磁石が固定されたヨークを有し、前記大径ボイスコイルユニットが配置される第1の磁気ギャップと、前記小径ボイスコイルユニットが配置される第2の磁気ギャップとが形成された磁気回路とを備えたスピーカであって、前記振動板に固定されると共に前記磁気回路の所定部位に係止され、前記大径ボイスコイルユニット及び前記小径ボイスコイルユニットのそれぞれが前記第1の磁気ギャップと前記第2の磁気ギャップ内に配置されるように前記振動板の前記磁気回路に対する径方向の位置及び前記径方向と垂直となる前後方向の位置を規制する位置決め部材を有すると共に、前記振動板は、前記主振動部のスティフネスが前記内側支持部及び前記外側支持部のスティフネスよりも低い構成となる。
このような構成により、振動板に固定されると共に磁気回路の所定部位に係止された位置決め部材が前記振動板の前記磁気回路に対する径方向の位置及び該径方向と垂直となる前後方向の位置を規制して、前記振動板に装着された大径ボイスコイルユニット及び小径ボイスコイルユニットのそれぞれが磁気回路中の第1と第2の磁気ギャップ内にそれぞれ適正に配置されたものとなる。
また、リング状の主振動部の内径(内縁)位置及び外径(外縁)位置がばらついても、第1と第2の位置決め部材を磁気回路に係止したときに内側支持部と外側支持部の位置が正確に規定されるため、これら内側支持部と外側支持部よりもスティフネスの低い主振動部の内径位置と外径位置とが正しく修正される。よって、この主振動部の外縁と内縁に装着された大径ボイスコイルユニットと小径ボイスコイルユニットの位置も修正され、それぞれ第1の磁気ギャップと第2の磁気ギャップ内に確実に配置されることになる。
また、本発明に係るスピーカは、前記位置決め部材が、前記振動板におけるリング状の前記内側支持部の内側に形成された平坦部の裏面に接着され、前記振動板の中央部の前記径方向及び前記前後方向の位置を規制する第1の位置決め部材と、前記振動板におけるリング状の前記外側支持部から更に外側に続く最外周縁部の裏面に接着され、前記振動板の外周部の前記径方向位置及び前記前後方向の位置を規制する第2の位置決め部材とを有する構成となる。
このような構成により、第1の位置決め部材及び第2の位置決め部材が振動板の中央部及び外周部の双方について前記径方向及び前記前後方向の位置を規制することとなり、前記振動板に装着された大径ボイスコイルユニット及び小径ボイスコイルユニットのそれぞれが磁気回路中の第1と第2の磁気ギャップ内に確実に配置されるようになる。
本発明に係るスピーカによれば、振動板に固定されると共に磁気回路の所定部位に係止された位置決め部材が前記振動板の前記磁気回路に対する径方向の位置及び該径方向と垂直となる前後方向の位置を規制して、前記振動板に装着された大径ボイスコイルユニット及び小径ボイスコイルユニットのそれぞれが磁気回路中の第1と第2の磁気ギャップ内に配置されるように前記振動板と前記磁気回路とが合体されたものとなるので、これら第1と第2の磁気ギャップ内に大径のボイスコイルユニット及び小径のボイスコイルユニットのそれぞれが適正に配置され得る構造となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係るスピーカは、図6に示すように、振動板10とヨーク20とが合体した構造となっている。このような構造のスピーカは、図2乃至図5に示す手順に従って製造される。図1は振動板10の平面図であり、図2乃至図6において、振動板10の図1におけるA−A矢視断面が示されている。
まず、合成樹脂や紙あるいは布等で形成された振動板10は、図1及び図2乃至図6に示すように、リング状の主振動部11と、主振動部11の径方向内側を支持するリング状の内側支持部12と、主振動部11の径方向外側を支持するリング状の外側支持部14とを備えており、リング状の内側支持部12の内側に平坦部13が形成されている。主振動部11、内側支持部12及び外側支持部14のそれぞれの断面(例えば、図2参照)は、当該スピーカの前方側に突出する湾曲形状となっている。主振動部11、内側支持部12及び外側支持部14それぞれの湾曲径は、所望の音声出力特性が得られるように設定されている。
ここで、主振動部11は、内側支持部12及び外側支持部14と比べて湾曲径が極めて大きく、よって、これら内側支持部12及び外側支持部14よりもスティフネス(硬さ)が低くなっている。
次に、スピーカの製造方法について説明する。
第1工程が図2に示される。この第1工程では、合成樹脂等で形成された内側スペーサ61(第1の位置決め部材)が振動板10の中央に位置する平坦部13の裏面に接着固定される。内側スペーサ61の振動板10(平坦部13)に対する接着面と逆側の面には凸部61aが形成されている。また、合成樹脂等で形成されたリング状の外側スペーサ62(第2の位置決め部材)が振動板10における外側支持部14の更に外側に続く最外周縁部の裏面に接着固定される。
第2工程が図3に示される。この第2工程では、前記第1工程にて内側スペーサ61及び外側スペーサ62が接着固定された振動板10に対して小径ボイスコイルユニット50及び大径ボイスコイルユニット55が装着される。
治具70は、円盤状の基板部71と基板部71の中央から突出する円柱状の支持体72を有している。支持体72の外径は、振動板10における主振動部11の内縁の径と略等しい。支持体72の上面には、前述した内側スペーサ61が嵌合する凹部72aが形成されている。治具75は、リング形状となり、リング状の溝78が形成されている。リング状の溝78の内径は、振動板10における主振動部11の外縁の径と略等しい。治具75の上端面には、溝78の外縁に沿ってリング状突起77が形成されると共に、そのリング状突起77の外側に支持面76が形成されている。
小径ボイスコイルユニット50は、振動板10における主振動部11の内縁の径と略等しい内径となる小径ボビン52の所定位置に小径ボイスコイル51が巻かれた構造となっており、大径ボイスコイルユニット55は、主振動部11の外縁の径と略等しい外径となる大径ボビン57の所定位置に大径ボイスコイル56が巻かれた構造となっている。そして、小径ボイスコイルユニット50の小径ボビン52が治具70の支持体72の外周面に嵌め込まれ、大径ボイスコイルユニット55の大径ボビン57が治具75の溝78にその径方向内側の周面に沿って嵌め込まれる。
この状態で、振動板10に接着固定された内側スペーサ61が治具70の支持体72の上面に形成された凹部72aに嵌め込まれるようにセットされると共に、振動板10に接着固定された外側スペーサ62が、その内縁が治具75のリング状突起77に当接するように支持面76上にセットされる。これにより、図4に示すように、小径ボイスコイルユニット50の小径ボビン52の一端部が振動板10における主振動部11の裏側内縁に当接し、接着固定される。また、大径ボイスコイルユニット55の大径ボビン57の一端部が主振動部11の裏側外縁に当接し、接着固定される。
第3工程が図5に示される。この第3工程では、前述したように内側スペーサ61、外側スペーサ62、小径ボイスコイルユニット50及び大径ボイスコイルユニット55が接着固定された振動板10とヨーク20とが合体される。
磁性体材料で形成されたヨーク20は、円盤状の底部21と、底部21の外縁端部に立設するリング状の外周壁部22と、底部21の中央に立設する中央円柱部23とを備えており、中央円柱部23と外周壁部22との間にリング状の溝24が形成されている。中央円柱部23の端面には凹部23aが形成されている。また、ヨーク20における溝24には、リング状の磁石31が底部21に固定されるように設けられており、磁石31の端面に磁性体材料で形成されたリング状のプレート32が固定されている。そして、それぞれ対向する外周壁部22の内周面とプレート32の外周面との間に第1の磁気ギャップG1が形成されると共に、それぞれ対向する中央円柱部23の外周面とプレート32の内周面との間に第2の磁気ギャップG2が形成される。これらヨーク20、磁石31及びプレート32により、上記第1と第2の磁気ギャップG1、G2を有する磁気回路が構成されている。ヨーク20における外周壁部22の前方外側エッジ部分にリング状の振動板支持体40が装着され、磁気回路と一体化されている。振動板支持体40における支持端面40aの径方向内側にリング状の突起41が形成されている。このリング状の突起41の外径は、外側スペーサ62の内径に略等しくなるように設定されている。
振動板10に接着固定された内側スペーサ61の凸部61aをヨーク20における中央円柱部23の端面に形成された凹部23aに嵌合係止させると共に、振動板10に接着固定された外側スペーサ62の内縁を突起41に当接係止させた状態で、内側スペーサ61がヨーク20の中央円柱部23に、外側スペーサ62が振動板支持体40の支持端面40aに、それぞれ接着固定される。内側スペーサ61の凸部61aと中央円柱部23の凹部23aとの嵌合及び外側スペーサ62の内縁と振動支持体40の突起41との当接(嵌合)によって、ヨーク20に対する振動板10の径方向(図1の上下左右方向)の位置の規制がなされる。また、内側スペーサ61の厚さと、外側スペーサ62及び振動板支持体40のトータル的な厚さとの設定によって、ヨーク20に対する振動板10の前記径方向と垂直となる前後方向(図6の上下方向)の位置の規制がなされる。
なお、湾曲径の大きい主振動部11の内径(内縁)位置と外径(外縁)位置に多少のばらつきが発生することが考えられるが、内側スペーサ61がヨーク20に嵌合係止され、外側スペーサ62が振動板支持体40に嵌合係止された時点で、内側スペーサ61に支持された内側支持部12と外側スペーサ62に支持された外側支持部14との径方向の位置が正確に規定され、また、主振動部11のスティフネスが内側支持部12と外側支持部14のスティフネスよりも低いことから、主振動部の内径位置と外径位置とが正しく修正される。
ヨーク20に対する振動板10の前述したような位置規制により、図6に示すように、小径ボイスコイルユニット50の小径ボイスコイル51がヨーク20の中央円柱部23の外周面とプレート32の内周面との間の第2の磁気ギャップG2内に適正に配置されると共に、大径ボイスコイルユニット55の大径ボイスコイル56がヨーク20の外側壁部22の内周面とプレート32の外周面との間の第1の磁気ギャップG1内に適正に配置された状態で、振動板10とヨーク20(磁気回路)とが合体される。
前述したようなスピーカの製造方法では、振動板10のヨーク20(磁気回路)に対する径方向の位置及び前記径方向と垂直となる前後方向の位置を規制する内側スペーサ61及び外側スペーサ62を振動板10に接着固定した後に、内側スペーサ61をヨーク20の中央円柱部23に係止させると共に外側スペーサ62をヨーク20の外側壁部22に装着された振動板支持体40に係止させることにより、大径ボイスコイルユニット55と小径ボイスコイルユニット50が、磁気回路中の第1の磁気ギャップG1と第2の磁気ギャップG2内にそれぞれ配置されるように振動板10をヨーク20(磁気回路)に合体させるようにしている。このため、大径ボイスコイルユニット55及び小径ボイスコイルユニット50のそれぞれが前記第1と第2の磁気ギャップG1、G2内に配置されるように振動板10をヨーク20(磁気回路)に容易に合体させることができる。
更に、内側スペーサ61及び外側スペーサ62が振動板10の中央部及び外周部の双方について前記径方向及び前記前後方向の位置を規制するので、振動板10に装着された大径ボイスコイルユニット55及び小径ボイスコイルユニット50のそれぞれが磁気回路中の第1と第2の磁気ギャップG1、G2内に確実に配置されるようになる。
また、前述した製造方法にて製造されたスピーカは、内側スペーサ61及び外側スペーサ62が振動板10のヨーク20(磁気回路)に対する径方向の位置及び該径方向と垂直となる前後方向の位置を規制して、振動板10に装着された大径ボイスコイルユニット55及び小径ボイスコイルユニット50のそれぞれが磁気回路中の第1と第2の磁気ギャップG1、G2内に適正に配置されるように振動板10とヨーク20(磁気回路)とが合体されたものとなる。
なお、上記実施の形態では、外側スペーサ62を振動板支持体40を介してヨーク20(磁気回路)に係止させた例を示したが、ヨーク20の外側壁部22の前端面に外側スペーサ62を位置決め可能な段差部を形成し、この段差部に直接外側スペーサ62を接着固定することも可能である。
前述したような構造のスピーカでは、小径ボイスコイル51及び大径ボイスコイル56にオーディオ信号が印加すると、小径ボイスコイル51及び大径ボイスコイル56とヨーク20、磁石31及びプレート32で形成される磁気回路との磁気的作用によって、大径ボイスコイルユニット50及び小径ボイスコイルユニット55が前記オーディオ信号の信号波形に応じて前後方向(各ボイスコイルユニットの軸方向)に振動する。この振動が振動板10の主振動部11に与えられることにより、主振動部11がそれと一体となる内側支持部12及び外側支持部14と共に振動する。このような振動板10(主振動部11、内側振動部12及び外側振動部14)の振動によって、前記オーディオ信号に応じた楽曲等の音が当該スピーカから出力される。そして、小径ボイスコイルユニット50により発生し得る比較的高い周波数帯域の振動と大径ボイスコイルユニット55により発生し得る比較的低い周波数帯域の振動とが重ね合わされた比較的広い周波数帯域にて所望の音圧が得られる音響特性となる。
以上、説明したように、本発明に係るスピーカは、磁気ギャップ内に大径のボイスコイル及び前記小径のボイスコイルのそれぞれが適正に配置され得るという効果を有し、同心的に配置される異径の2つのボイスコイルを備えたスピーカとして有用である。
振動板の構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るスピーカの製造方法における第1の工程を示す図である。 本発明の実施の形態に係るスピーカの製造方法における第2の工程を示す図である。 第2の工程により製造された振動板の構造を示す図である。 本発明の実施の形態に係るスピーカの製造方法における第3の工程を示す図である。 本発明の実施の形態に係るスピーカの製造方法に従って製造された当該スピーカの構造を示す図である。
符号の説明
10 振動板
11 主振動部
12 内側支持部
13 平坦部
14 外側支持部
20 ヨーク
21 底部
22 外周壁部
23 中央円柱部
23a 凹部
31 磁石
32 プレート
40 振動板支持体
40a 支持面
41 突起
50 小径ボイスコイルユニット
51 小径ボイスコイル
52 小径ボビン
55 大径ボイスコイルユニット
56 大径ボイスコイル
57 大径ボビン
61 内側スペーサ
61a 凸部
62 外側スペーサ
70、75 治具
G1 第1の磁気ギャップ
G2 第2の磁気ギャップ

Claims (2)

  1. リング状の主振動部と、該主振動部の径方向内側を支持するリング状の内側支持部と、前記主振動部の径方向外側を支持するリング状の外側支持部とを有する振動板と、
    前記振動板における前記主振動部の外縁に装着された大径ボイスコイルユニットと、
    前記振動板における前記主振動部の内縁に装着された小径ボイスコイルユニットと、
    磁石が固定されたヨークを有し、前記大径ボイスコイルユニットが配置される第1の磁気ギャップと、前記小径ボイスコイルユニットが配置される第2の磁気ギャップとが形成された磁気回路とを備えたスピーカであって、
    前記振動板に固定されると共に前記磁気回路の所定部位に係止され、前記大径ボイスコイルユニット及び前記小径ボイスコイルユニットのそれぞれが前記第1の磁気ギャップと前記第2の磁気ギャップ内に配置されるように前記振動板の前記磁気回路に対する径方向の位置及び前記径方向と垂直となる前後方向の位置を規制する位置決め部材を有すると共に、前記振動板は、前記主振動部のスティフネスが前記内側支持部及び前記外側支持部のスティフネスよりも低いことを特徴とするスピーカ。
  2. 前記位置決め部材は、前記振動板におけるリング状の前記内側支持部の内側に形成された平坦部の裏面に接着され、前記振動板の中央部の前記径方向及び前記前後方向の位置を規制する第1の位置決め部材と、
    前記振動板におけるリング状の前記外側支持部から更に外側に続く最外周縁部の裏面に接着され、前記振動板の外周部の前記径方向位置及び前記前後方向の位置を規制する第2の位置決め部材とを有することを特徴とする請求項1記載のスピーカ。
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