JP4415349B2 - スピーカ - Google Patents
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Description
しかしながら、スピーカの小型化に伴って振動板の径を小さくするに従い、ボイスコイルを磁気回路の磁気ギャップ内に保持するためのダンパーの径も当然小さくせざるを得ない。その結果、ダンパーのスティフネスが大きくなることから、スピーカの最低共振周波数が大きくなり、再生帯域が狭くなるという問題が発生する。
しかしながら、従来のダンパーレス・スピーカは、振動板のエッジでのみ振動系を支持する方式であるが故に、振幅が不安定となってローリングを惹起し、ギャップ不良が多発するという構造上の問題が解決されていない。
そのため、ボイスコイルが、磁気回路を構成する部品に接触し易くなり、接触によって異音が発生し、さらには、ボイスコイルワイヤが断線するという解決すべき課題がある。
磁気回路の外径より大きな径の内径を有するリング状のフレーム主体を形成し、
前記フレーム主体の内径部に、前記磁気回路の外周部と接合可能な複数の支柱部を、下方に向かって所定間隔で配置するとともに、
前記支柱部外側のフレーム主体裏面に、周壁部を突出形成してフレームを構成し、
前記フレームの各支柱部を、各支柱部と相対する部位に挿通孔もしくは切欠き部を形成したダンパーの、相対する挿通孔もしくは切欠き部内に配置して、ダンパーの外周部よりも内側に位置させ、
前記ダンパーの外周部は、前記フレーム主体の周壁部に装着すること
を特徴とするスピーカである。
請求項1に記載のスピーカにおいて、
前記磁気回路は、
ボトムヨークと、このボトムヨーク上に結合されるマグネットと、このマグネット上に結合されるトッププレートからなること
を特徴とするものである。
請求項1に記載のスピーカにおいて、
前記フレームは、
前記フレーム主体の内径部に沿って、エッジの外周部が接合する接合部が形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1に記載のスピーカにおいて、
前記フレームは、
前記フレーム主体の内径部に沿ってリング状に切欠きを形成し、当該切欠きをエッジの外周部が接合する接合部としたこと
を特徴とするものである。
請求項1に記載のスピーカにおいて、
前記フレームは、
前記内径部近傍の上面を、エッジの外周部を貼着するための接合部としたこと
を特徴とするものである。
請求項1に記載のスピーカにおいて、
前記ダンパーは、
前記フレームに垂設された複数の支柱部と相対する部位に、各支柱部を挿通させるための係合部が形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1に記載のスピーカにおいて、
前記ダンパーは、
前記フレームに垂設された複数の支柱部と相対する部位に、外周部から中心方向に向かって、それぞれ切欠き部が形成されていること
を特徴とするものである。
その結果、スティフネスを下げることが容易となるとともに、最低共振周波数の上昇が抑えられ、小型スピーカであっても低音再生に有利なスピーカが得られる。
また、前記支柱部54は、図示された実施例においては、4本を等間隔に配置しているが、その本数には特段の限定はない。
さらに、前記フレーム主体53の外周部の一部には、ターミナル11が付設される。
かかるフレーム5は、PPやABSなどのプラスチック素材で一体成形されることが望ましい。
その結果、振動板は、エッジとダンパーの両者によって支持されるので、エッジ自体を柔らかくすることができるなど、スティフネスを容易に下げることができ、最低共振周波数の上昇を抑えることができ、小型スピーカであっても、低音再生に有利なスピーカを得ることができる。
したがって、図1に示す実施例と同様に、小口径のスピーカであっても、大きな径のダンパーの使用が可能となる。
なお、図中、図1に示すスピーカ1と同一の部材は、同一符号で表示している。
したがって、各切欠き部30bの内底部に位置するボトムヨーク32に各支柱部42を当接させ、ダンパー30の外周部を、前記フレーム35を構成する周壁部40の底面部に接着固定して、スピーカ31とするものである。
2 ボトムヨーク
3 マグネット
4 トッププレート
M 磁気回路
5 フレーム
51 段部
52 接合部
53 フレーム主体
54 支柱部
55 円筒状の周壁部
6 エッジ
7 振動板
8 ボイスコイルボビン
9 ボイスコイル
10 ダンパー
10a ダンパー主体
10b 挿通孔
11 ターミナル
Claims (7)
- 磁気回路の外径より大きな径の内径を有するリング状のフレーム主体を形成し、
前記フレーム主体の内径部に、前記磁気回路の外周部と接合可能な複数の支柱部を、下方に向かって所定間隔で配置するとともに、
前記支柱部外側のフレーム主体裏面に、周壁部を突出形成してフレームを構成し、
前記フレームの各支柱部を、各支柱部と相対する部位に挿通孔もしくは切欠き部を形成したダンパーの、相対する挿通孔もしくは切欠き部内に配置して、ダンパーの外周部よりも内側に位置させ、
前記ダンパーの外周部は、前記フレーム主体の周壁部に装着すること
を特徴とするスピーカ。 - 前記磁気回路は、
ボトムヨークと、このボトムヨーク上に結合されるマグネットと、このマグネット上に結合されるトッププレートからなること
を特徴とする請求項1に記載のスピーカ。 - 前記フレームは、
前記フレーム主体の内径部に沿って、エッジの外周部が接合する接合部を有すること
を特徴とする請求項1に記載のスピーカ。 - 前記フレームは、
前記フレーム主体の内径部に沿ってリング状に切欠きを形成し、当該切欠きをエッジの外周部が接合する接合部としたこと
を特徴とする請求項1に記載のスピーカ。 - 前記フレームは、
前記フレーム主体の内径部近傍の上面を、エッジの外周部を貼着するための接合部としたこと
を特徴とする請求項1に記載のスピーカ。 - 前記ダンパーは、
前記フレームに垂設された複数の支柱部と相対する部位に、各支柱部を挿通させるための挿通孔が形成されていること
を特徴とする請求項1に記載のスピーカ。 - 前記ダンパーは、
前記フレームに垂設された複数の支柱部と相対する部位に、外周部から中心方向に向かって、それぞれ切欠き部が形成されていること
を特徴とする請求項1に記載のスピーカ。
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JP2004134983A JP4415349B2 (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | スピーカ |
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