JP4992660B2 - スピーカ - Google Patents
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Description
ヨーク113には、放熱器101内に嵌合する円筒状のツボヨーク114と、ツボヨーク114の内側で、マグネット111及びトッププレート112を支持する内ヨーク115とが設けられている。内ヨーク115に支持されたマグネット111及びトッププレート112と、ツボヨーク114との間には、磁気ギャップ116が形成されている。
このため、本発明の課題は、スピーカにおける振動系部材の振動スペースを確保しつつ、設置スペースを低減することである。
振動板と、
前記振動板の裏面に先端部が取り付けられたボイスコイルと、
前記ボイスコイルが挿入される磁気ギャップを有する内磁型磁気回路と、
前記ボイスコイルに接続されるダンパとを備えるスピーカにおいて、
前記内磁型磁気回路は、
前記ボイスコイルの内側で、かつ前記ダンパよりも前方に配置されたマグネット部と、
前記マグネット部の側面と対向するように前記ボイスコイルの外側に配置されることで、当該マグネット部とともに前記磁気ギャップを形成する外ヨークと、
上面で前記マグネット部を支持するとともに、前記ボイスコイルよりも大きな外形の円板状に形成された基端部で前記外ヨークを支持する内ヨークとを備え、
前記外ヨークは、前記内ヨークから立設し前記ダンパを貫通する楕円柱状の複数の支柱を有していて、当該複数の支柱に沿って、前記ダンパが前記ボイスコイルの駆動に伴い振動し、
前記支柱は、前記ボイスコイルの外側であって、前記内ヨークの基端部の外周円よりも内側に配置されていることを特徴としている。
前記振動板は前方に向けて凸となる形状であることを特徴としている。
前記ボイスコイルは、
前記振動板の裏面に先端部が取り付けられた円筒状のボイスコイルボビンと、
前記ボイスコイルボビンの略中央部に巻かれたボイスコイルワイヤとを有し、
前記ダンパは、前記ボイスコイルボビンの基端部に取り付けられて、当該ボイスコイルボビンを支持することを特徴としている。
前記マグネット部は、前記内ヨークに支持されるマグネットと、前記マグネットの前方に重ねられたトッププレートを有し、
外ヨークは、前記ボイスコイルボビン及び前記ボイスコイルワイヤを介して前記トッププレートに対向し、磁気ギャップを形成するように前記支柱に支持されたアウターリングを備え、
前記内ヨークは、前記複数の支柱を前記ボイスコイルの外側で支持するため、基端部が前記ボイスコイルボビンよりも大きな外径に形成されていることを特徴としている。
前記ダンパには、前記支柱を貫通させるための複数の貫通孔が、当該支柱の外径よりも大きい内径となるように形成されていることを特徴としている。
また、図1又は図2に示すように、振動板2の周端部25は、フレーム4に取り付けられたエッジ41に固定されている。
ボイスコイルボビン31の基端部には、ダンパ32が取り付けられていて、このダンパ32によりボイスコイルボビン31が支持されている。具体的には、図4に示すようにダンパ32の内周部には、ボイスコイルボビン31の基端部が係合する凹部32aが形成されていて、この凹部32a内に接着剤が注入されることで、ダンパ32とボイスコイルボビン31とが接着固定されるようになっている。
また、ダンパ32の外周部33は、図1及び図2に示すように、フレーム4の内側面に接着固定されている。また、ダンパ32には、ボイスコイルボビン31を囲むように配置された複数の貫通孔32bが形成されている。
音声信号が入力されると、当該信号に基づいてマグネット5から発せられた磁束は、トッププレート6を介して磁気ギャップからボイスコイルワイヤ35及びボイスコイルボビン31を通過して、アウターリング9、支柱8に達することになる。これにより、振動板2が振動し音波放射が行われる。
さらに、ボイスコイルワイヤ35がボイスコイルボビン31の略中央部に巻かれていて、当該ボイスコイルボビン31の両端部が振動板2及びダンパ32に支持されていることと、複数の支柱8が内ヨーク7の基端部71から立設してダンパ32を貫通し、磁気ギャップをボイスコイルボビン31の略中央部に形成していることとにより、振動による移動距離を確保しつつ、従来よりも薄型にすることも可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
2 振動板
3 内磁型磁気回路
4 フレーム
5 マグネット
6 トッププレート
7 内ヨーク
8 支柱
9 アウターリング
10 ダストキャップ
11 外ヨーク
21 円形孔
22 突部
23 溝
24 切欠
25 周端部
30 ボイスコイル
31 ボイスコイルボビン
32 ダンパ
32a 凹部
32b 貫通孔
33 外周部
35 ボイスコイルワイヤ
41 エッジ
71 基端部
Claims (5)
- 振動板と、
前記振動板の裏面に先端部が取り付けられたボイスコイルと、
前記ボイスコイルが挿入される磁気ギャップを有する内磁型磁気回路と、
前記ボイスコイルに接続されるダンパとを備えるスピーカにおいて、
前記内磁型磁気回路は、
前記ボイスコイルの内側で、かつ前記ダンパよりも前方に配置されたマグネット部と、
前記マグネット部の側面と対向するように前記ボイスコイルの外側に配置されることで、当該マグネット部とともに前記磁気ギャップを形成する外ヨークと、
上面で前記マグネット部を支持するとともに、前記ボイスコイルよりも大きな外形の円板状に形成された基端部で前記外ヨークを支持する内ヨークとを備え、
前記外ヨークは、前記内ヨークから立設し前記ダンパを貫通する楕円柱状の複数の支柱を有していて、当該複数の支柱に沿って、前記ダンパが前記ボイスコイルの駆動に伴い振動し、
前記支柱は、前記ボイスコイルの外側であって、前記内ヨークの基端部の外周円よりも内側に配置されていることを特徴とするスピーカ。 - 請求項1記載のスピーカにおいて、
前記振動板は前方に向けて凸となる形状であることを特徴とするスピーカ。 - 請求項1又は2記載のスピーカにおいて、
前記ボイスコイルは、
前記振動板の裏面に先端部が取り付けられた円筒状のボイスコイルボビンと、
前記ボイスコイルボビンの略中央部に巻かれたボイスコイルワイヤとを有し、
前記ダンパは、前記ボイスコイルボビンの基端部に取り付けられて、当該ボイスコイルボビンを支持することを特徴とするスピーカ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のスピーカにおいて、
前記マグネット部は、前記内ヨークに支持されるマグネットと、前記マグネットの前方に重ねられたトッププレートを有し、
外ヨークは、前記ボイスコイルボビン及び前記ボイスコイルワイヤを介して前記トッププレートに対向し、磁気ギャップを形成するように前記支柱に支持されたアウターリングを備え、
前記内ヨークは、前記複数の支柱を前記ボイスコイルの外側で支持するため、基端部が前記ボイスコイルボビンよりも大きな外径に形成されていることを特徴とするスピーカ。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のスピーカにおいて、
前記ダンパには、前記支柱を貫通させるための複数の貫通孔が、当該支柱の外径よりも大きい内径となるように形成されていることを特徴とするスピーカ。
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JP2007275011A JP4992660B2 (ja) | 2007-10-23 | 2007-10-23 | スピーカ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007275011A JP4992660B2 (ja) | 2007-10-23 | 2007-10-23 | スピーカ |
Publications (2)
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JP2009105617A JP2009105617A (ja) | 2009-05-14 |
JP4992660B2 true JP4992660B2 (ja) | 2012-08-08 |
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Family Applications (1)
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JP2007275011A Active JP4992660B2 (ja) | 2007-10-23 | 2007-10-23 | スピーカ |
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- 2007-10-23 JP JP2007275011A patent/JP4992660B2/ja active Active
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