JP4601227B2 - 属性情報管理装置、属性情報利用装置および属性情報認証装置 - Google Patents

属性情報管理装置、属性情報利用装置および属性情報認証装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定の人もしくは事物に関する種類の特定されない属性情報群を管理、利用、認証する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明の発明者らは、特定の人もしくは事物に関する属性情報の集合をその特定の人もしくは事物の「個性」として、この個性を記録媒体に記録してその個性の所有者(「個性の所有者」は事物の個性については、その事物の所有者もしくは管理者を意味するものとする)がこの個性を管理し、また、第3者がこの個性を利用する装置や方法について提案している。
個性に含まれる属性情報は特定の人もしくは事物に関する特徴・性質を示す情報であり、名前、性別、血液型等の変更がない基本的な情報、年齢、会社、部署、所属団体、住所、電話番号、ファックス番号、電子メールアドレス、学歴、職歴等の変更の可能性があり更新が必要な情報、印鑑証明、住民票、納税証明等の特定の機関により発行され管理される情報、商品の購買履歴、特定の相手への通話回数、特定のホームページへのアクセス回数等の履歴情報、趣味・嗜好のような恣意的な情報等種々のものが想定される。
なお、個性には無限の属性情報が含まれる可能性があるが実際に使用されるのは記録媒体に記録されたものである。ここでは、記録媒体に記録された個性を顕在的な個性、記録媒体に記録されている属性情報と記録媒体に記録されていないが個性を構成する可能性のある属性情報とにより構成される個性を潜在的な個性と称するものとし、以下、「個性」というときは断りのない限り顕在的な個性を指すものとする。
【0003】
個性に含まれる属性情報の属性の種類は特定されず、種々雑多なものが使用履歴や個性の管理者の意思によって記録することができる。また、通常は個性に含まれる属性情報は使用するに従って増大していく。
このような個性を記録媒体に記録して個性の所有者が管理することにより、個性の所有者は自分の属性情報を一元的に管理することができるようになる。例えば、あるサービスを受けるために印鑑証明や納税証明などが必要な場合に、これらの属性情報は別々の機関が管理しているので、従来であればそれぞれを管理する機関に証明書を発行してもらったのちにこれらを提出する必要があるが、個性として一元管理していれば自分の属性情報を無駄な労力を使うことなく迅速にサービスの提供者に提出することができる。
また、個性を利用することにより個性の所有者の利便性も向上する。例えば、一つのサービスとしての電子商取引において属性情報としての名前、住所、クレジットカード番号が要求され、別のサービスとしての資格試験の申請に名前、住所、年齢、学歴が要求されるような場合に、別々に属性情報を入力する必要なく一つの記録媒体から必要な情報をサービス提供者へ提出することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、個性に含まれる属性情報の属性の種類は各個性ごとにばらばらであり、記録媒体に記録された個性を利用する立場からすると、記録媒体に求める属性情報がない場合がある。このような場合に処理を打ち切ってしまうと個性の所有者側にとっては使い勝手の悪いシステムとなってしまう。
また、逆に個性の管理者側からすると個性を利用する相手は利用する際に初めて特定される場合が多く、送信すべき属性情報がわからない。この場合、個性を利用する相手から必要な属性情報の要求を受けることになるが無制限に要求する属性情報を送ってしまうと不用意に自己の属性情報を使用されることになるので思わぬ不利益をこうむる可能性がある。
本発明は、このような問題に鑑み、個性を使用するシステムにおいて個性に含まれる属性情報の属性の種類が一定しないことによる不都合を解消することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は次のような構成を有する。
請求項1に記載の属性情報管理装置は、特定の人もしくは事物に関する1以上の属性情報からなり、含まれる属性情報の種類が特定されない属性情報群を記憶する記録媒体から記録内容を読み出す属性情報読出手段を有する。そして、属性条件受付手段が前記属性情報を利用する属性情報利用装置から、取得を要求する1以上の属性情報に関する条件を受け付け、利用属性条件通知手段が受け付けられた前記条件を、前記属性情報群の管理者である操作者に通知し、属性条件選択受付手段が通知された前記条件の選択を前記操作者から受け付ける。さらに、許可属性情報抽出手段が前記属性情報読出手段を制御して、選択された前記条件に合致する属性情報を前記記録媒体から抽出し、抽出属性情報送信手段が抽出された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する。
そして、前記条件は属性情報に含まれる属性の種類の指定であって、前記記録媒体には、無条件で属性情報の送信が許可される属性の種類である公開属性種類と、属性情報の送信に際して前記操作者の許可を要する属性の種類である要許可属性種類とが識別できるように記憶されている。さらに、前記利用属性条件通知手段は、前記属性情報読出手段を介して前記記録媒体を参照し、受け付けられた前記条件としての属性の種類のうち要許可属性種類のみを前記操作者に通知し、前記許可属性情報抽出手段は、選択された前記条件としての属性の種類に合致する属性情報に加えて、前記条件としての属性の種類のうち公開属性種類に属する属性情報を抽出する。
なお、属性情報利用装置が「属性情報を利用する」場合として属性情報を利用するために収集することが含まれる。さらに、選択には1アクションによる一括選択が含まれる。それから、「送信」には、同一機器内における他の機能部分に対する情報の伝達も含まれる。
【0006】
属性情報管理装置は、記憶されている属性情報群が種類が特定されないために属性情報利用装置から要求される属性条件を受け付ける必要がある。そこで、請求項1に記載の属性情報管理装置は、上記のような構成、動作により、この条件に合致する属性情報を属性情報利用装置へ送信する前に、属性情報管理装置の操作者がその条件に合致する属性情報を送ってよいかどうかの判断を行うことができ、さらに、予め許可無く送信してもよい属性の種類に関しては通知されないので操作者が不必要な判断をする手間が省かれる。
【0008】
請求項2に記載の属性情報管理装置は、特定の人もしくは事物に関する1以上の属性情報からなり、含まれる属性情報の種類が特定されない属性情報群を記憶する記録媒体から記録内容を読み出す属性情報読出手段を有する。そして、属性条件受付手段が前記属性情報を使用する属性情報利用装置から、取得を要求する1以上の属性情報に関する条件を受け付け、受付属性情報抽出手段が前記属性情報読出手段を制御して、受け付けられた前記条件に合致する属性情報を前記記録媒体から抽出し、抽出属性情報通知手段が抽出された属性情報を操作者に通知する。さらに、属性情報選択受付手段が通知された属性情報の選択を前記操作者から受け付け、選択属性情報送信手段が選択された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する。
そして、前記記録媒体には、無条件で属性情報の送信が許可される属性情報である公開属性情報と、属性情報の送信に際して前記操作者の許可を要する属性情報である要許可属性情報とが識別できるように記憶されている。そして、前記抽出属性情報通知手段は、受付属性情報抽出手段により抽出された属性情報のうち要許可属性情報のみを前記操作者に通知し、前記選択属性情報送信手段は、選択された前記属性情報に加えて、受付属性情報抽出手段により抽出された属性情報のうち公開属性情報も送信する。
なお、属性情報の通知は属性情報の内容のすべてを通知することを要求するものではなく、属性の種類名等、操作者が属性情報を認識できるような形で通知されれば足りる。
属性情報管理装置はやはり記憶されている属性情報群が種類が特定されないために属性情報利用装置から要求される属性条件を受け付ける必要がある。そこで請求項2に係る属性情報管
理装置は上記のような構成、動作により この条件に基づき抽出される属性情報を属性情報利用装置へ送信する前に、属性情報管理装置の操作者が抽出された属性情報を送ってよいかどうかの判断を行うことができ、さらに、予め許可無く送信してもよい属性情報に関しては操作者に通知されないので操作者が不必要な判断をする手間が省かれる。
【0011】
請求項3に記載の属性情報管理装置は、特定の人もしくは事物に関する1以上の属性情報からなり、含まれる属性情報の種類が特定されない属性情報群を記憶する記録媒体から記録内容を読み出す属性情報読出手段を有する。そして、属性種類受付手段が前記属性情報を利用する属性情報利用装置から、取得を要求する1以上の属性の種類の指定を受け付け、不足属性種類抽出手段が前記属性情報読出手段を介して、前記記録媒体に記憶されている属性情報群と、受け付けられた前記属性の種類とを比較して不足している属性の種類を抽出し、不足属性種類通知手段が抽出された属性の種類を前記属性情報群の管理者である操作者へ通知する。さらに、不足属性情報受付手段が前記不足している前記属性の種類に合致する属性情報を受け付けると、不足属性情報送信手段が受け付けられた前記属性情報を前記属性情報利用装置へ送信し、属性情報追加書込手段が受け付けられた属性情報を前記記録媒体に追加書き込みする。
このような構成、動作により請求項3に係る属性情報管理装置は、属性情報利用装置から要求された属性の種類に合致する属性情報が不足している場合に属性情報群の管理者である操作者へ不足している属性の種類が通知され、不足していた属性情報が属性情報利用装置に送信されるとともに、もとの記録媒体には無かった新たな属性情報が記録媒体に追加して記憶されることになる。
【0012】
請求項4に記載の属性情報管理装置は請求項3に記載の属性情報管理装置において、さらに、不足属性種類送信手段が不足属性種類抽出手段により抽出された属性の種類を前記属性情報利用装置へ送信し、属性取得情報受付手段が前記属性情報利用装置から前記不足している属性の種類に合致する属性情報の取得方法もしくは取得場所の少なくとも一つを示す情報である属性取
得情報を受け付け、属性取得情報通知手段が受け付けられた属性取得情報を前記操作者へ通知する。このような構成、動作により請求項4に係る属性情報管理装置は、属性情報利用装置が要求する種類の属性情報が無い場合に、これを取得するための情報である属性取得情報が属性情報の管理者である操作者へ通知されることになる。
【0013】
請求項5に記載の属性情報管理装置は、特定の人もしくは事物に関する種類の特定されない属性情報群を記憶する記録媒体から記録内容を読み出す属性情報読出手段を有する。そして、属性種類受付手段が前記属性情報を利用する属性情報利用装置から、取得を要求する1以上の属性の種類の指定を受け付け、受付属性種類抽出手段が前記属性情報読出手段を制御して、受け付けられた前記属性の種類に合致する属性情報を前記記録媒体から抽出し、抽出属性情報送信手段が抽出された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する。さらに、属性取得情報受付手段が前記属性情報利用装置から不足している属性の種類に合致する属性情報の取得方法もしくは取得場所の少なくとも一つを示す情報である属性取得情報を受け付け、属性取得情報通知手段が受け付けられた属性取得情報を前記操作者へ通知する。さらに、不足属性情報受付手段が前記不足している前記属性の種類に合致する属性情報を受け付けると、不足属性情報送信手段が受け付けられた前記属性情報を前記属性情報利用装置へ送信し、属性情報追加書込手段が受け付けられた属性情報を前記記録媒体に追加書き込みする。
このような構成、動作により請求項5に係る属性情報管理装置は、やはり属性情報利用装置が要求する種類の属性情報が無い場合に、これを取得するための情報である属性取得情報が属性情報の管理者である操作者へ通知され、不足していた属性情報が属性情報利用装置に送信されるとともに、もとの記録媒体には無かった新たな属性情報が記録媒体に追加して記憶されることになる。
【0015】
請求項6に記載の発明は、特定の人もしくは事物に関する1以上の属性情報からなり、含まれる属性情報の種類が特定されない属性情報群を記憶する記録媒体から記録内容を読み出す属性情報読出手段を有する。そして、属性種類受付手段が前記属性情報を利用する属性情報利用装置から、取得を要求する1以上の属性の種類の指定を受け付け、不足属性種類抽出手段が前記属性情報読出手段を介して、前記記録媒体に記憶されている属性情報群と、受け付けられた前記属性の種類とを比較して不足している属性の種類を抽出し、不足属性種類送信手段が前記不足属性種類抽出手段により抽出された前記属性の種類を前記属性情報利用装置へ送信し、不足属性取得アドレス受付手段が前記属性情報利用装置から、前記属性管理装置に通信回線で接続されている、前記不足している属性の種類に合致する属性情報を取得できる属性情報提供装置のアドレス情報を受け付け、不足属性情報取得手段が受け付けられた前記アドレス情報に基づいて前記属性情報提供装置へアクセスして前記抽出された不足している属性の種類に合致する属性情報を取得し、取得属性情報送信手段が取得された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する。そして、属性情報追加書込手段が前記不足属性情報取得手段が取得した属性情報を前記記録媒体に追加書き込みする。
なお、アドレス情報とは通信ネットワーク上における各装置の接続先を示す情報をいうものとする。
このような構成、動作により請求項6に係る属性情報管理装置は属性情報利用装置が要求する属性情報が無い場合に、この不足している属性情報を取得できる属性情報提供装置のアドレス情報に基づいて自動的に不足している属性情報を取得し、属性情報利用装置へ送信することができ、自動的に元の記録媒体には不足していた属性情報が、記録媒体に追加記録されることになる。
【0023】
請求項7に記載の発明はコンピュータに請求項1から6のいずれか1項に記載の属性情報管理装置として機能させるためのプログラムである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
(1)個性運用システム
図1に個性運用システムの概要を表す模式図を示す。図1に示される個性運用システムは特定の人もしくは事物に関する種類の特定されない属性情報群(以下、本明細書では「個性」と称する)の管理、利用、追加を行うためのシステムである。
この個性運用システムは通信ネットワークにより互いに接続されるコンピュータ群により構成される。なお、通信ネットワークとしてはインターネット、電話回線網、域内VAN等、情報の交換が可能なネットワークを用いることができるが、ここではインターネットを使用するものとする。
個性運用システムには、属性情報管理装置A、属性情報利用装置B、属性情報提供装置C、属性情報認証装置D、属性データ形式管理装置Eが含まれる。それぞれの装置は一般的なコンピュータに下記に説明するような機能を実現するプログラムを内蔵することにより実現されている。
【0025】
これら各装置を実現するためのコンピュータのハードウエア構成を簡単に説明しておく。図2に各装置のハードウエア構成の概略を表すブロック図を示す。図2に示すように各装置は、演算処理を行うCPU11、CPU11の作業領域等となるRAM12、基本的なプログラムやデータを記憶するROM13、CPU11の動作タイミングをとるためのクロック14、アプリケーションソフトウエアやデータを記憶するハードデスク15、通信ネットワークを介して情報の授受を行うネットワークインターフェース16が含まれる。なお、さらに操作者への情報の提示および入力の受付が必要な装置についてはさらに、キーボード、マウス等の入力デバイス、モニタ、プリンタ当の出力デバイスが接続される。ここでいうコンピュータとはCPUを有し内臓されるプログラムにより情報の処理ができるものであれば足り、CPUを内臓した携帯電話や携帯情報端末等が含まれる。
【0026】
(2)個性
上述したように、本明細書において個性とは特定の人もしくは事物に関する種類の特定されない属性情報群をいう。個性を構成する各属性情報は属性情報の内容を含み、少なくとも一の属性情報利用装置が種類を特定できる情報が含まれる。また、個性には個性の識別情報となる個性IDが個性ごとに付される。
個性は記録媒体に記録され管理される。記録媒体としては少なくともコンピュータによる読み取りができるものであれば利用可能であり紙媒体も含まれるが、望ましくは、書き込みも可能な半導体メモリ、磁気ディスク、光記磁気ディスク、光磁気ディスク等が使用される。
記録媒体に記録される個性に含まれる属性情報は、個性の管理者が入力デバイスを用いて入力する場合と、属性情報提供装置C側で生成されたものを取得する場合とがある。各属性情報のデータの要素および構造に関する規則(以下、「データ形式」という)は、属性情報が属性情報提供装置Cから提供される場合は提供されたときのデータ形式で記憶される。一方、入力デバイスから入力される場合は、属性情報管理装置Aにより定められる所定のデータ形式もしくは予め属性情報管理装置Aの操作者に付与されているテーブルに従って記憶される。
【0027】
属性情報の種類としては、前述したように名前、性別、年齢、会社、部署、所属団体、住所、電話番号、ファックス番号、電子メールアドレス、学歴、職歴、印鑑証明、住民票、納税証明、商品の購買履歴、特定の相手への通話回数、特定のホームページへのアクセス回数等の履歴情報、趣味・嗜好等種々のものが想定されこれらの種類を識別する情報としては種類ごとの付される属性種類ID、公開鍵、ハッシュ値、属性種類名等が利用される。
属性情報の種類を識別する情報は、属性情報提供装置C側で属性情報が生成された場合には属性情報提供装置Cと属性情報利用装置Bとの取り決めにより定められる。この際、種類を識別する情報は属性情報提供装置Cに記憶された属性情報中に含まれる場合もあり、また、属性情報管理装置Aが属性情報提供装置Cから属性情報の提供を受けた際に、属性情報提供装置Cのドメインを組み合わせた情報を種類を識別する情報として属性情報に付加するような場合もある。
一方、属性情報管理装置Aにおいて属性情報が生成される場合は、氏名、年齢等の基本的な情報に関してはシステム全体に共通するルールにより種類を識別する情報が定められ、特定の属性情報利用装置Bから要求されて属性情報管理装置Aにより属性情報が生成された場合には、属性情報利用装置B側で定める種類を識別する情報が用いられることになる。
【0028】
記録媒体にどのような属性情報を個性として記憶させるかは、その記録媒体の使用履歴や管理者の意思によって決まるものであるので、それぞれの記録媒体に記録される個性に含まれる属性情報の種類は任意である。
また、各属性情報には無条件で属性情報の送信を行ってよい公開属性種類と送信に際して管理者の許可を要する要許可属性とがあり、各属性情報にはこのいずれかを示す公開フラグが設定される。即ち公開フラグが「1」のときは公開属性種類であり公開フラグが「0」のときは要許可属性種類となる。この公開フラグの設定は個性の管理者により行われる。なお、一つの個性に含まれる属性情報の属性の種類は一つなので公開属性種類は公開属性情報であり、要許可属性種類は要許可属性情報ということもできる。
【0029】
図3(a)(b)(c)(d)に個性を記憶した記録媒体のレコード構成の概略図を示す。本実施の形態においては記録媒体には3つのレコードが記憶されており、図3(a)に示すレコードは、個性を識別する個性IDと記録媒体に記憶されたすべての属性情報に関する属性情報IDが関連づけられている。図3(b)に示すレコードは、属性情報IDに関連づけられて属性種類ID、属性種類名、属性情報の内容、公開フラグが記憶されている。属性情報IDは属性情報が属性情報提供装置C側で生成される場合は、属性情報提供装置Cに記憶された時点で付与されており、属性情報を属性情報管理装置Aにおいて生成する場合は属性情報管理装置Aにおけるルールによって付与される。ここでは属性情報管理装置Aの個性IDに生成された順番を連番として付与したものを属性情報IDとするものとする。また、図3(c)に示すレコードは、属性情報利用装置Bの操作者の識別子である利用者IDに関連付けて再利用許可フラグ、再利用が許可された属性情報の属性情報IDが記憶されている。図3(d)に示すレコードは属性情報提供装置Cを識別する提供者IDと属性情報提供装置Cに対する認証を受けるためのパスワードが関連付けられた記憶されている。このパスワードは予め属性情報提供装置Cより送信されて記憶されているものとする。
【0030】
(3)属性情報管理装置
属性情報管理装置Aは、個性の管理者が使用する装置であり、主な機能として個性に含まれる属性情報を取得する機能と、個性を管理する機能と、個性を利用先に提出する機能を有する。属性情報管理装置Aは多岐な機能を有するが、ここでは主として本発明に係る部分に関して説明を行う。
図4に属性情報管理装置Aの機能を模式的に表す機能ブロック図を示す。図4に示されるように属性情報管理装置Aは機能的に、属性情報読出部101、属性条件受付部102、利用属性条件通知部103、属性条件選択受付部104、許可属性情報抽出部105、抽出属性情報送信部106、利用者ID受付部107、再利用許可情報受付部108、利用者ID再利用許可書込部109、再利用属性情報抽出部110、再利用属性情報送信部111、不足属性種類抽出部112、不足属性種類通知部113、不足属性種類送信部114、属性取得情報受付部115、属性取得情報通知部116、不足属性情報受付部117、不足属性情報送信部118、属性情報追加書込部119、不足属性取得アドレス受付部120、不足属性情報取得部121、利用装置アクセス部122、外部属性情報取得部123、属性情報編集部124、入出力部125を有する。
【0031】
属性情報読出部101は、個性を記録した記録媒体Xから記録内容を読み出す。
入出力部125は、操作者に対してモニタ等の出力デバイスを通じて画像を表示し、また、キーボードおよびマウス等の入力デバイスを通じて操作者からの入力を受け付ける。
利用装置アクセス部122は、操作者の入出力部125からの指示に従って通信回線を利用して個性を提出する先である属性情報利用装置Bへアクセスする。
属性条件受付部102は、個性に含まれる属性情報を利用する属性情報利用装置Bから、取得を要求する1以上の属性情報に関する条件を受け付ける。属性情報に関する条件としては属性情報の種類、属性情報の内容中のキーワード、データ形式、これらの組み合わせなどが想定される。属性条件受付部102には特に属性情報の種類の指定を条件として受け付ける属性種類受付部102aが含まれる。
利用属性条件通知部103は、受け付けられた属性情報に関する条件を前記属性情報群の管理者である属性情報管理装置Aの操作者へ通知する。具体的には、モニタ画面に要求された属性情報の条件を所定のフォーマットで表示する。なお、ここでは、属性条件として属性の種類の指定が受け付けられた場合には属性種類受付部102aにより受け付けられたすべての属性情報の種類を表示するのではなく、前述した公開フラグが「0」の要許可属性種類のものだけを表示するようになっている。もちろん、これは受け付けられたすべての属性情報の種類を表示させるようにしてもよい。
【0032】
属性条件選択受付部104は通知された属性情報に関する条件の中から特定の属性情報に関する条件の選択を前記操作者から受け付ける。具体的に、ここではモニタ画面に表示された属性情報の条件をマウスもしくはキーボードにより選択して、選択を確定することで選択された属性の条件が受け付けられるようになっている。この選択の際に一括選択ができるボタンが画面に表示されており一括選択もできるようになっている(図14参照)。
許可属性情報抽出部105は前記属性情報読出部101を制御して、前記記録媒体Xから選択された属性情報の条件に合致する属性情報を抽出する。なお、属性情報に関する条件が属性の種類の指定である場合、属性種類受付部102aにより受け付けられた属性の種類の指定のうち公開フラグが設定されているものについても選択された属性の種類として許可属性情報抽出部105により抽出される。
抽出属性情報送信部106は抽出された属性情報を前記属性情報利用装置Bへ送信する。
【0033】
利用者ID受付部107は、前記属性情報利用装置Bから属性情報利用者の識別情報である利用者IDを受け付ける。即ち、アクセスした属性情報利用装置Bからは属性情報利用者の識別情報となる利用者IDが送られてくるようになっており、この利用者IDが受け付けられる。
再利用許可情報受付部108は、属性情報管理装置Aの操作者である個性の管理者から前記属性情報利用者に関して2回目以降の属性情報の送信許可を示す再利用許可情報を受け付ける。具体的には、受け付けられた利用者IDが前記記録媒体Xに記録されていないものである場合に、前述した属性情報に関する条件から特定の条件の選択を受け付けるモニタ画面に同一の属性情報利用者に対して2回目以降の属性情報の利用を無条件で認めるかどうかを選択するチェックボックスボタンが表示され、これを選択することで2回目以降の属性情報の利用についての再利用許可情報を付与できるようになっている。
利用者ID再利用許可書込部109は受け付けられた前記利用者IDと前記再利用許可情報と許可属性情報抽出部105により抽出された属性情報の属性情報IDとを関連付けて前記記録媒体Xに記憶する。
【0034】
再利用属性情報抽出部110は前記属性情報読出部101を介して前記記録媒体Xに前記利用者ID受付部107が受け付けた利用者IDが前記再利用許可情報と関連付けられて記憶されているかどうかを参照し、受け付けられた利用者IDと前記再利用許可情報とが関連付けられて記憶されている場合には前記属性情報利用装置Bから受け付けられた属性情報の条件に合致する属性情報を抽出する。この場合は、利用属性条件通知部103による属性情報に関する条件の通知は行われない。なお、ここで通知を行うようし送信確認を要求するようにしてもよい。
再利用属性情報送信部111は再利用属性情報抽出部110により抽出された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する。但し、ここでは利用者IDに関連付けられて記録媒体に記憶されている属性情報IDと、再利用属性情報抽出部110で抽出された属性情報の属性情報IDが異なる場合は送信を行わない。
【0035】
不足属性種類抽出部112は、前記属性情報読出部101を介して、前記記録媒体Xに記憶されている属性情報群と、属性種類受付部102aにより受け付けられた属性の種類とを比較して不足している属性の種類を抽出する。
不足属性種類通知部113は、抽出された属性の種類を操作者へ通知する。具体的には、モニタ画面に不足している属性の種類名が表示されるようになっている。
不足属性種類送信部114は、抽出された不足している属性の種類を前記属性情報利用装置Bへ送信する。
属性取得情報受付部115は、前記属性情報利用装置Bから前記不足している種類の属性情報の取得方法もしくは取得場所の少なくとも一つを示す属性取得情報を受け付ける。後述するように、属性情報利用装置Bには、自己が利用する属性情報に関してどのように取得することができるか、もしくは、どこで取得することができるかを示す情報を属性取得情報として各属性の種類ごとに記憶してあり、不足している属性の種類があることを受け付けると、対応する属性取得情報を送信してくるようになっている。
属性取得情報通知部116受け付けられた属性取得情報を前記操作者へ通知する。これは、具体的にはモニタ画面を通じて行われる。
【0036】
不足属性情報受付部117は前記不足属性種類抽出部112により抽出された種類の属性情報を受け付ける。即ち、通知された属性取得情報に従って、操作者は入出力装置から直接入力して不足している属性情報を取得するするか、もしくは属性情報提供装置Cにアクセスして不足している属性情報を取得することができ、この取得された属性情報が不足属性情報受付部117に受け付けられることになる。
不足属性情報送信部118は不足属性情報受付部117により受け付けられた属性情報及び後述する不足属性情報取得部121により取得された属性情報を前記属性情報利用装置Bへ送信する。
属性情報追加書込部119は不足属性情報受付部117により受け付けられた属性情報を前記記録媒体Xに追加書込みする。また、後述する不足属性情報取得部121により取得された属性情報および外部属性情報取得部123により取得された属性情報も前記記録媒体Xに追加書込みする。
【0037】
不足属性取得アドレス受付部120は前記属性情報利用装置Bから、不足している属性の種類に合致する属性情報を取得できる属性情報提供装置Cのアドレス情報を受け付ける。即ち、後述するように属性情報利用装置Bが記憶している属性取得情報には、属性情報を取得できる属性情報提供装置Cのアドレス情報が含まれることがあり、属性提供情報としてこのアドレス情報が送信されてきた場合には不足属性取得アドレス受付部120により受け付けられることとなる。
不足属性情報取得部121は不足属性取得アドレス受付部120により受け付けられた前記アドレス情報に基づいて、属性情報提供装置Cへアクセスして不足している属性の種類に合致する属性情報を取得する。
外部属性情報取得部123は、操作者の指示に従って属性情報提供装置Cにアクセスして目的の属性情報を取得する。
属性情報編集部124は、操作者の指示に従って記録媒体Xに記録された属性情報の追加、削除、変更等の編集を行う。なお、属性情報提供装置Cから取得された属性情報に関しては通常は変更できないようになっている。また、属性情報編集部125により、各属性情報ごとの公開フラグの設定も行うことができる。
【0038】
(4)属性情報利用装置
属性情報利用装置Bは、個性に含まれる属性情報を用いた個性の所有者に対するサービス等の働きかけを行うために、属性情報管理装置Aから必要な属性情報を収集することが主たる機能である。ここでは属性情報利用装置Bが個性の所有者に対する働きかけを行う機能を有しているものとしているが、収集した属性情報群は別のサービス提供者に利用される場合もあり得るのでこの部分は必ずしも必要ではない。ここでは、以下本発明に係る部分を中心に属性情報利用装置Bの機能について説明する。
図5に属性情報利用装置Bの機能を模式的に表した機能ブロック図を示す。図5に示されるように属性情報利用装置Bは、機能的に利用属性条件記憶部201、属性情報条件送信部202、属性取得情報記憶部203、不足属性種類受付部204、属性取得情報抽出部205、属性取得情報送信部206、属性情報受付部207、認証装置アクセス部208、属性情報再送要求部209、属性情報データ形式管理装置アクセス部210、属性情報利用部212、利用結果送信部213を含む。
【0039】
利用属性条件記憶部201は、属性情報を利用したサービス等の特定の働きかけを行うために利用するべき属性情報に関する条件を記憶する。この記憶される属性情報に関する条件は各属性情報利用装置Bが提供する働きかけに応じて設定される。図6(a)に示す利用属性条件記憶部201のレコード内容を表す模式図を示す。図6(a)に示すように利用属性条件記憶部201は、属性情報に関する条件を記憶している。この属性情報に関する条件が属性の種類の指定の場合には、条件として属性の種類の識別子である属性種類IDが記憶されることになる。この意味において利用属性条件記憶部201は利用すべき属性の種類を記憶する利用属性種類記憶手段として機能する。
【0040】
属性取得情報記憶部203は利用属性条件記憶部201に記憶された属性情報に関する条件としての属性の種類の指定ごとに属性情報の取得方法もしくは取得場所の少なくとも一つを示す属性取得情報を記憶する。但し、属性の種類によっては属性取得情報がない場合もあり得る。属性取得情報としては、属性情報管理装置の操作者が自ら入力等の操作が必要な属性情報であれば、どのような手続きをすればその情報が得られるかを示す情報などが例示される。また、通信回線で接続された属性情報提供装置Cから自動的に属性情報をダウンロードできるような場合は、その属性情報を取得できる属性情報提供装置のアドレス情報が例示できる。図6(b)に属性取得情報記憶部203のレコード内容の模式図を示す。図6(b)に示すように、属性取得情報記憶部203は属性種類IDと属性取得情報を関連づけて記憶している。
【0041】
属性情報条件送信部202は属性情報管理装置Aからのアクセスがあり特定の働きかけの享受を受ける意思を受け付けた場合に、属性情報管理装置Aに対して利用属性条件記憶部201に記憶された属性情報に関する条件を送信する。また、属性情報条件送信部202は属性情報利用装置Bに関する属性情報の利用者を識別する識別情報である利用者IDを属性情報管理装置Aへ送信する。なお、属性情報条件送信部202は条件として属性の種類の指定を送信する場合は属性情報種類送信手段として機能する。
不足属性種類受付部204は利用する属性情報のうち属性の種類を指定したものについて、この条件を送信した属性情報管理装置Aから、属性情報管理装置Aが管理する個性中に不足している属性の種類を属性不足情報として受け付ける。
属性取得情報抽出部205は受け付けられた不足している属性の種類について前記属性取得情報記憶部203から属性取得情報を抽出する。
属性取得情報送信部206は属性取得情報抽出部205により抽出された属性取得情報を属性情報管理装置Aへ送信する。
属性情報受付部207は属性情報管理装置Aから送信されてくる属性情報と属性情報IDと個性IDとを受け付ける。
認証装置アクセス部208は受け付けられた属性情報のうち、属性情報提供装置Cにより提供される種類の属性情報と属性情報IDとを属性情報認証装置Dへ送信し認証結果を受け付ける。
【0042】
属性情報再送要求部209は、認証装置アクセス部208が属性情報が有効性がないものであるとの認証結果を送信してきた場合および受け付けられた属性情報に不足がある場合に、その属性の種類と属性取得情報とを属性情報管理装置Aに送信し、属性情報の再送を促す。
属性情報データ形式管理装置アクセス部210は、利用する属性情報のうち属性情報提供装置Cにより提供される種類の属性情報の属性種類IDを定期的に属性情報データ形式管理装置Eへ送信し属性情報の最新のデータ形式を受け付ける。
データ形式変更通知部211は、属性情報データ形式管理装置アクセス部210により受け付けられたデータ形式と現在利用している属性情報のデータ形式を比較し、異なっている場合に属性情報利用装置Bの操作者に変更された属性情報とデータ形式を通知する。
属性情報利用部212は、必要な種類の属性情報がすべてそろった場合に所定の個性の管理者に対する働きかけを行う。
利用結果送信部213は、属性情報利用部212の働きかけの結果を属性情報管理装置Aへ送信する。
【0043】
(5)属性情報提供装置
属性情報提供装置Cは、外部機関により管理されている特定の種類の属性情報をその属性情報の所有者へ提供するものである。図7に属性情報提供装置Cの機能を模式的に表す機能ブロック図を示す。図7の属性情報提供装置の機能ブロック図に示すように属性情報提供装置Cは機能的に、属性情報記憶部301、要求受付部302、認証部303、要求属性情報抽出部304、要求属性情報送信部305、属性検証情報送信部306を含む。
【0044】
属性情報記憶部301は、属性情報提供装置Cが管理している属性情報群を属性情報の所有者ごとに記憶している。図8の属性情報記憶部301のレコード内容の模式図に示されるように属性情報記憶部301は、属性情報を示す属性情報IDごとに属性の種類ごとに付される属性種類ID、属性の種類の名称、属性情報の所有者の識別子である個性ID、属性情報の内容、認証情報としてのパスワードを関連付けて記憶している。
要求受付部302は、属性情報管理装置Aからの属性情報の取得要求を受け付ける。取得要求は、個性IDと属性種類IDとにより構成される。
【0045】
認証部303は、属性情報の取得要求を送信してきた属性情報管理装置Aに対して認証処理を行う。具体的には、送信されてきた個性IDに関連付けられた認証情報の送信要求を行い、送信されてきた認証情報と属性情報記憶部301に記憶された認証情報とが一致するか否かにより認証を行う。なお、認証情報は予め属性情報管理装置Aの操作者に送信され、個性の一部として記録媒体Xに記録されているものとする。
要求属性情報抽出部304は、送信されてきた個性IDに関連付けられている要求された種類の属性情報を抽出する。ここでは、図8における個性IDとパスワード以外の部分を属性情報として抽出する。
要求属性情報送信部305は、要求属性情報抽出部304により抽出された属性情報を属性情報管理装置Aへと送信する。
属性検証情報送信部306は、属性情報が属性情報管理装置Aに送信される度に、属性情報の真偽を判断する検証情報と対応する属性情報の属性情報IDを送信する。検証情報としては属性情報自体や、属性情報に所定の変換を施したもの、検証のためのアルゴリズムを表したプログラムデータなどが考えられる。ここでは、検証情報は属性情報自体としている。
【0046】
(6)属性情報認証装置
属性情報認証装置Dは、属性情報利用装置Bが利用する属性情報が適正なものであることを認証するものである。なお、認証されるのは属性情報提供装置Cにより提供される属性情報である。図9に属性情報認証装置Dの機能を模式的に表す機能ブロック図を示す。図9に示すように属性情報認証装置Dは、属性検証情報受付部401、属性検証情報記憶部402、利用属性情報受付部403、属性検証情報抽出部404、属性情報判断部405、判断結果送信部406が含まれる。
【0047】
属性検証情報受付部401は属性情報管理装置Aに対して属性情報提供装置Cにより提供される属性情報の真偽を検証する検証情報と対応する属性情報を識別する属性情報IDとを受け付ける。即ち、前述したように属性情報提供装置Cが属性情報を属性情報管理装置Aへ送信する度に、検証情報としての属性情報が属性情報IDとともに送られてくるので、これを受け付ける。
属性検証情報記憶部402は、属性検証情報受付部401が受け付けた検証情報と属性情報IDとを関連づけて記憶する。なお、ここでは属性情報自体が検証情報であり属性情報IDは属性情報に含まれているが、このように一体となっている場合も関連付けて記憶されているというものとする。
利用属性情報受付部403は、属性情報利用装置Bにより属性情報管理装置Aから属性情報の受信が行われた後に、受信された属性情報と属性情報IDとをこの属性情報利用装置Bから受け付ける。即ち、前述したように属性情報利用装置Bは受け付けた属性情報が属性情報提供装置Cから提供されたものである場合にはその属性情報と属性情報IDとを送信してくるのでこれらが受け付けられることとなる。
【0048】
属性検証情報抽出部404は、利用属性情報受付部403により受け付けられた前記属性情報IDより属性検証情報記憶部402から関連付けられた検証情報を抽出する。
属性情報判断部405は属性検証情報抽出部404から抽出された検証情報を用いて利用属性情報受付部403により受け付けられた属性情報の真偽を判断する。ここでは、検証情報は属性情報自体であるので、記憶されている属性情報と受け付けられた属性情報とが一致するか否かの判断が行われる。
判断結果送信部406は属性情報判断部405による判断結果を属性情報と属性情報IDとを送信してきた属性情報利用装置Bへ送信する。
なお、属性情報認証装置Dは属性情報提供装置Cと一体に形成される場合もある。また、ここでは検証情報と属性情報利用装置から送られてくる属性情報との対応付けを属性情報IDによりおこなっているが、これは属性情報提供装置Dによる署名等の属性情報提供装置を識別する提供者IDと、個性ID等の属性情報の所有者を識別する所有者IDと、属性情報の種類を特定する属性種類IDとの組み合わせにより検証情報と属性情報利用装置から送られてくる属性情報との対応付けを行うこともできる。但し、属性情報提供装置が一種類の属性情報しか提供しない場合は属性種類IDは省略することができる。
【0049】
(7)属性情報データ形式管理装置
属性情報データ形式管理装置Eは、属性情報提供装置Cから送信される属性情報のデータ形式を管理するものである。即ち、属性情報提供装置Cに記憶される属性情報は日時が経つと更新されるものがあり、属性情報を利用する属性情報利用装置において対応できなくなる場合がある。これを防ぐために属性情報データ形式管理装置Eは属性情報のデータ形式を一元的に管理する。図10の属性情報データ形式管理装置Eの機能を模式的に表す機能ブロック図を示す。図10に示すように属性情報データ形式管理装置Eは機能的に属性情報データ形式記憶部501、利用属性情報ID受付部502、属性情報データ形式抽出部503、属性情報データ形式送信部504を含む。
【0050】
属性情報データ形式記憶部501は、属性情報管理装置Aに対して属性情報を提供する属性情報提供装置Cに記憶される属性情報の最新のデータ形式をこの属性情報を識別する属性種類IDと関連付けて記憶する。この属性情報データ形式記憶部501の内容は属性情報提供装置Cに記憶される属性情報のデータ形式が更新されるたびに属性情報提供装置Cから変更内容を受け付けて更新されるようになっている。
利用属性情報ID受付部502は、属性情報利用装置Bにより定期的に利用している属性情報の属性情報IDをこの属性情報利用装置Bから受け付ける。
属性情報データ形式抽出部503は、受け付けられた属性種類IDに基づいて前記属性情報データ形式記憶手段から前記データ形式を抽出する。
属性情報データ形式送信部504は属性情報データ形式抽出部503より抽出されたデータ形式を属性情報利用装置Bへ送信する。
【0051】
(8)動作
(8−1)属性情報管理装置
属性情報管理装置Aが属性情報利用装置Bへ属性情報を送信する際の動作について図11、図12の属性情報管理装置の動作を示すフローチャートに基づいて説明する。なお、個性が記録された記録媒体Xには図13に示すような記録内容が記録されているものとする。
(ステップ101) 属性情報管理装置Aの操作者の入出力部125からの指示に従って、利用装置アクセス部122が属性情報利用装置Bへアクセスしてサービス等の働きかけの享受を受けたい意思を示す情報を送信する。具体的には、ここでは属性情報利用装置Bはインターネット上に情報を受け付けるためのホームページを公開しており、利用装置アクセス部122では、まず、このホームページデータを受け付けて入出力部125により操作者に提示し、操作者はこのホームページ上から所定のボタンを選択することによりサービス等の働きかけの享受を受ける意思を示す情報が送信される。また、ここでは属性情報利用装置Bはサービスとして就職の斡旋を行うものとする。
【0052】
(ステップ102) 働きかけの享受の意思が送信されると、属性情報利用装置Bからは働きかけに必要な情報として取得することを要求する属性情報に関する条件を送信してくる。ここでは属性情報に関する条件は属性の種類の指定のみであるものとする。この属性の種類の指定を属性条件受付部102の属性種類受付部102aが受け付ける。ここでは、要求された属性の種類として、「氏名」「年齢」「性別」「住所」「電話番号」「電子メールアドレス」「資格」「住民票」「指定する英語検定試験の点数」「クレジットカード番号」についての属性種類IDが送信され受け付けられたものとする。
(ステップ103) 同時に属性情報利用装置Bからは属性情報利用者の識別情報である利用者IDが送られてくるので利用者ID受付部107がこれを受け付ける。
(ステップ104) 利用者IDが受け付けられると再利用属性情報抽出部110は、属性情報読出部101を介して記録媒体Xに再利用許可情報とこの利用者IDとが関連付けて記憶されているかどうかの判断を行う。
(ステップ105) ステップ104で、受け付けられた利用者IDが再利用許可情報と関連づけられている場合には、再利用属性情報抽出部110は属性情報読出部101を介して記録媒体Xから属性種類受付部102aが受け付けた属性の種類に合致する属性情報を抽出する。
【0053】
(ステップ106) 再利用属性情報抽出部110は、さらに、抽出した属性情報が再利用許可情報に関連付けられている属性情報に一致するかどうかの判断を行う。
(ステップ107) ステップ106で抽出された属性情報と再利用許可情報と関連付けられている属性情報とが一致する場合は、再利用属性情報送信部111は抽出された属性情報を属性情報利用装置Bへ送信する。
(ステップ108) ステップ104で利用者IDが再利用許可情報と関連づけられていない場合、ステップ106で属性情報が一致しないと判断された場合には、利用属性条件通知部103が受け付けられた属性情報に関する条件としての属性の種類のうち、記録媒体Xにおいて公開フラグが「0」の要許可属性種類のものを入出力部125を通じて操作者に通知する。ここでは、図13に示されるように要求された属性種類のうち要許可属性種類は、「住所」「電話番号」「クレジットカード番号」であるので、これらが入出力部125のモニタ画面に表示されることになる。具体例として、ここでは図14に示すような画面が表示される。図14に示す画面は、要求されている属性の種類のうちの要許可属性情報の項目名1401と、各項目ごとに送信を許可するチェックボックス1402と、すべての項目について送信を許可する一括選択チェックボックス1403と、同一の属性情報利用者に対して再利用の許可を設定する再利用許可チェックボックス1404と、送信ボタン1405とが表示されている。
【0054】
(ステップ109) 属性条件選択受付部104が通知された属性の種類の中から入出力部125を通じて操作者の選択を受け付ける。具体的には、図14に示す表示画面1400から操作者がチェックボックス1402もしくは一括選択チェックボックス1403を選択することで送信してもよい属性の種類を指定し送信ボタン1405を選択することで選択された属性の種類が属性条件選択受付部104に受け付けられる。
(ステップ110) 許可属性情報抽出部105は属性情報読出部101を制御して記録媒体Xから属性条件選択受付部104により受け付けられた種類の属性情報と、属性条件受付部102の属性種類受付部102aにより受け付けられた属性の種類のうち、公開フラグが設定されている種類の属性情報とを抽出する。
(ステップ111) 抽出属性情報送信部106は抽出された属性情報を属性情報利用装置Bへ送信する。
(ステップ112) 再利用許可情報受付部108は、属性情報管理装置Aの操作者である個性の管理者から前記属性情報利用者に関して2回目以降の属性情報の送信許可を示す再利用許可情報が受け付けられたかどうかを判断する。ここでは、画面1400において再利用許可チェックボックス1404が選択されたかどうかの判断が行われる。
【0055】
(ステップ113) ステップ112で再利用許可情報の受け付けがされている場合には、利用者ID再利用許可書込部109は受け付けられた前記利用者IDと前記再利用許可情報と抽出された属性情報とを関連付けて前記記録媒体Xに記憶する。
(ステップ114) 不足属性種類抽出部112が属性情報読出部101を介して、記録媒体Xに記憶されている属性情報群と属性種類受付部102aにより受け付けられた属性の種類とを比較して不足している属性の種類があるかどうかを判断する。ここで不足する属性の種類がなければ処理を終了する。
(ステップ115) ステップ114で不足する属性の種類があった場合には、不足属性種類抽出部112がこの不足している属性の種類に合致する属性情報を抽出する。ここでは、「資格」「住民票」「指定する英語検定試験の点数」に関する属性種類IDが不足した属性の種類として抽出されることになる。
(ステップ116) 不足属性種類送信部114は抽出された不足している属性の種類を属性情報利用装置Bへ送信する。
(ステップ117) 不足している属性の種類の送信に応答して、属性情報利用装置Bからは不足している属性の種類に対する属性取得情報を送信してくるので、属性取得情報受付部115がこの属性取得情報を受け付ける。
(ステップ118) 不足属性取得アドレス受付部120が受け付けられた属性取得情報が属性情報を取得できるアドレス情報を含むかどうかを判断する。ここでは、不足している属性の種類である「住民票」の属性取得情報がこのアドレス情報であったものとする。即ち、このアドレス情報は「住民票」を発行している公的機関が運営する属性情報提供装置Cのアドレス情報である。
【0056】
(ステップ119) ステップ118で属性情報が取得できるアドレス情報が含まれていると判断された場合に、不足属性取得アドレス受付部120がこれを受け付け、さらに、不足属性情報取得部121がこのアドレス情報に基づいて属性情報提供装置Cへアクセスする。そして、記録媒体Xから個性IDを抽出して、この個性IDとともに属性情報を要求する。
(ステップ120) 個性IDと属性情報の要求を受けた属性情報提供装置Cから提供者IDの送信とパスワードの送信要求がなされるので、不足属性情報取得部121は記録媒体Xから提供者IDに基づいてパスワードを抽出し、属性情報提供装置Cへ送信する。
(ステップ121) これを受けた属性情報提供装置Cから要求する属性情報が送信されてくるので、不足属性情報取得部121はこれを受け付ける。
(ステップ122) 不足属性取得アドレス受付部120がさらに属性情報を取得できるアドレス情報があるかどうかを判断する。即ち、属性取得情報は不足している原則として不足している属性情報ごと送られてくるので、属性取得情報として複数のアドレス情報が送られてくる場合があるので、ここで未処理のアドレス情報がまだ残っていないかどうかが判断される。ここで、まだ未処理のアドレス情報がある場合にはステップ119からの動作を繰り返し、未処理のアドレス情報がない場合には次のステップへ移行する。
【0057】
(ステップ123) 不足属性種類通知部113が不足している属性の種類を入出力部125に表示させるとともに、属性取得情報通知部116が各属性の種類ごとに受け付けられた属性取得情報を通知する。なお、属性取得情報が属性情報を取得できるアドレス情報であった場合や属性取得情報がなかった場合には表示されない。なお、アドレス情報であっても属性情報提供装置Cから自動的に取得できない場合は属性取得情報として表示される。図15にこの表示画面1500の具体例を示している。図15に示すように表示画面1500には不足属性の種類として「資格」「英語検定試験の点数」等の種類名1501と、属性取得情報としての入力フォーム1502と、属性取得情報としてのテキスト情報1503と、書式を保存するための保存ボタン1504と、入力したデータを確定して送信するための送信ボタン1505とが表示されている。なお、テキスト情報1503には英語検定試験の受験要綱、申込み方法、試験会場等の英語検定試験の点数を得るために必要な情報が記載してある。
【0058】
(ステップ124) 不足属性情報受付部117は不足している種類の属性情報を入出力部125を介して操作者から受け付ける。具体的には、図15に示す表示画面1500の入力フォーム1502に情報が入力され、送信ボタン1505が選択された場合に、入力された情報を受け付ける。なお、「英語検定試験の点数」に関しては、現時点で検定試験を受けていない場合があるので、その場合は操作者により一旦保存ボタン1504が選択され、属性取得情報としてのテキスト情報1503に基づいて操作者が英語検定試験を受けてその点数がわかった後に保存していた表示画面1500が読み出され、その点数が入力され送信ボタン1505が選択されることになる。
(ステップ125) 不足属性情報受付部117が受け付けた属性情報および不足属性情報取得部121が取得した属性情報を、属性情報追加書込部119が記録媒体Xに追加書き込みする。
(ステップ126) 不足属性情報受付部117が受け付けた属性情報および不足属性情報取得部121が取得した属性情報を、不足属性情報送信部118が属性情報利用装置Bへ送信する。
【0059】
(8−2)属性情報利用装置
属性情報利用装置Bが属性情報管理装置Aから属性情報を受け付ける際の動作について図16に示す属性情報利用装置Bの動作を示すフローチャートに基づいて説明する。
(ステップ201) 属性情報条件送信部202が属性情報管理装置Aからの特定の働きかけの享受を受ける意思を受け付ける。
(ステップ202) 属性情報条件送信部202がこの意思の受付に応じて、利用属性条件記憶部201に記憶された属性情報に関する条件としての属性の種類の指定となる属性種類IDを属性情報管理装置Aへ送信する。
(ステップ203) 利用する属性の種類を属性情報管理装置Aが受け付けると属性情報が送信されてくるので、属性情報受付部207がこれを受け付ける。なお、要求する属性情報には必ず個性IDが付与されて送られてくるようになっている。
(ステップ204) 属性情報受付部207で必要な属性情報はすべて受け付けられたかどうかの判断が行われる。ここで、すべての属性情報が受け付けられていると判断された場合には属性情報の受け付け処理は終了する。
【0060】
(ステップ205) ステップ204で必要な属性情報がまだすべて受け付けられていないと判断された場合には、不足属性種類受付部204が属性情報管理装置Aから送られてくる不足している属性の種類を受け付ける。
(ステップ206) 属性取得情報抽出部205が受け付けられた不足している属性の種類について属性取得情報記憶部203から属性取得情報を抽出する。
(ステップ207) 属性取得情報送信部206が抽出された属性取得情報を属性情報管理装置Aへ送信する。
(ステップ208) 属性取得情報に基づく属性情報はすぐに得られないものもあるので、属性情報管理装置A側で一旦通信を切断する場合がある。そこで、属性情報受付部207では属性情報を受け付けるまでに通信回線が切断されたかどうかの判断を行う。
(ステップ209) ステップ208で通信回線が切断されていないと判断された場合には、同時に属性情報受付部207は属性情報管理装置Aからデータの受信があったかどうかを判断し、データの受信がない場合にはステップ208に戻る。
【0061】
(ステップ210) ステップ208で通信回線が切断されたと判断した場合には、属性情報受付部207は、ステップ203で受付られた属性情報を記憶して処理を終了する。なお、ステップ203で受け付けられた属性情報には個性IDが含まれているので、次に接続されてきた場合に、記憶されている属性情報がどの属性情報管理装置Aに関するものかを識別することができる。
(ステップ211) ステップ209で属性情報管理装置Aからデータの受信があったと判断された場合は、このデータは残りの属性情報であるので属性情報受付部207はこれを受け付ける。
次に、上記ステップ208において回線が接続されたと判断され処理が終了したのちに、同一の属性情報管理装置Aから属性情報が送信されてくる場合の動作について図17の回線再接続後の属性情報利用装置の動作を示すフローチャートに基づいて説明する。
(ステップ301) 属性情報管理装置Aからアクセスがあり不足している属性情報と個性IDが送られてくるので属性情報受付部207は、これを受け付ける。
(ステップ302) 受けうつけられた個性IDに基づいて記憶されているこの個性IDを含む属性情報群を抽出する。
(ステップ303) 抽出された属性情報群とステップ301で受け付けられた属性情報群とを一つのグループとする。
【0062】
(8−3)属性情報認証装置
属性情報認証装置Dの認証動作について図18の属性情報認証装置Dの動作を示すフローチャートに基づいて説明する。なお、既に、属性検証情報記憶部402には属性情報提供装置Cから送信されてきた属性情報と属性情報IDとが関連付けられて記憶されているものとする。
(ステップ401) 属性情報管理装置Aから属性情報を受信した属性情報利用装置Bより、属性情報と属性情報IDとが送信されてくるので、利用属性情報受付部403がこれを受け付ける。
(ステップ402) 属性検証情報抽出部404が、受け付けられた属性情報IDに基づいて属性検証情報記憶部402から属性検証情報としての属性情報を抽出する。
(ステップ403) 属性情報判断部405が、ステップ401で受け付けられた属性情報とステップ402で抽出された属性情報とを比較し一致するかどうかの判断をおこなう。
(ステップ404) 判断結果送信部406が、属性情報判断部405の判断結果を属性情報利用装置Bへ送信する。
【0063】
(実施の形態2)
以下、実施の形態2に係る個性運用システムについて説明する。実施の形態2に係る個性運用システムは属性情報管理装置および属性情報提供装置の構成が変わるのみであとの構成は実施の形態1に係る個性運用システムと同様である。
(1)属性情報管理装置Ax
図19に実施の形態2に係る属性情報管理装置Axの機能を模式的に表す機能ブロック図を示す。この属性情報管理装置Axが実施の形態1に係る属性情報管理装置Aと相違するのは利用属性条件通知部103、属性条件選択受付部104、許可属性情報抽出部105、抽出属性情報送信部106、不足属性種類抽出部112、不足属性種類送信部114が無く、替わりに受付属性情報抽出部130、抽出属性情報通知部131、属性情報選択受付部132、選択属性情報送信部133が設けられている点である。以下、新たに設けられた構成部分について説明する。
受付属性情報抽出部130は属性情報読出部101を制御して、属性条件受付部102により受け付けられた条件に合致する属性情報を前記記録媒体から抽出する。なお、条件が属性の種類の指定の場合は受付属性情報抽出部130に含まれる受付属性種類抽出部130aにより受けうつけられた属性の種類に合致する属性情報を前記記録媒体から抽出する。
【0064】
抽出属性情報通知部131は受付属性情報抽出部130により抽出された属性情報を操作者に通知する。具体的には抽出された属性情報の名称および内容を入出力部125のモニタ画面を通じて表示する。但し、抽出された属性情報の公開フラグが「1」である場合には通知は行わない。
属性情報選択受付部132は通知された属性情報の選択を前記操作者から受け付ける。ここでは、モニタ画面に表示された属性情報の名称および内容に対して操作者がマウスもしくはキーボートにより選択し、選択を確定することにより選択された属性情報が受け付けられるようになっている。この選択についても一括選択ができるボタンが画面に表示されており一括選択もできるようになっている。
選択属性情報送信部133は選択された属性情報を前記属性情報利用装置Bxへ送信する。但し、受付属性情報抽出部130が抽出した中に公開フラグが「1」のものがあった場合にはこの公開フラグが「1」の属性情報も属性情報利用装置Bxへ送信する。なお、選択属性情報送信部133は受付属性種類抽出部130aにより抽出された属性情報を送信する抽出属性情報送信手段としても機能する。
【0065】
(2)属性情報利用装置Bx
図20に属性情報利用装置Bxの機能を模式的に表す機能ブロック図を示す。この属性情報利用装置が実施の形態1にかかる属性情報利用装置Bと相違するのは、不足属性種類受付部204がなく、替わりに受付属性不足種類抽出部220が設けられている点である。以下、これらの相違点について説明する。
受付属性不足種類抽出部220は、属性情報受付部207により受け付けられた属性情報の属性の種類と前記利用属性条件記憶部201に記憶された属性の種類とを比較して不足している属性の種類を抽出する。なお、属性情報受付部207は要求属性情報受付手段として機能する。また、不足属性種類受付部204が無くなったので、属性取得情報抽出部205xは、不足属性種類受付部204により受け付けられた属性の種類に替えて、受付属性不足種類抽出部220により抽出された属性の種類について前記属性取得情報記憶部203から属性取得情報を抽出する。
【0066】
(3)動作
以下、上記属性情報管理装置Axおよび属性情報利用装置Bxにおける相違点に基づく動作の相違点について説明する。
(3−1)属性情報管理装置Ax
属性情報管理装置Axの動作に関しては図11に示すフローチャートの(ステップ108〜ステップ111)が図21に示すフローチャートの(ステップ130〜ステップ133)に置き換わる。また、図11の(ステップ114)、図12の(ステップ115〜ステップ116)は無くなる。
(ステップ130) ステップ104で利用者IDが再利用許可情報と関連づけられていない場合、ステップ106で属性情報が一致しないと判断された場合には、受付属性情報抽出部130が受け付けられた属性情報に関する条件に合致する属性情報を抽出する。
(ステップ131) 抽出属性情報通知部131が抽出された属性情報のうち、記録媒体Xにおいて公開フラグが「0」の要許可属性種類のものを入出力部125を通じて操作者に通知する。
(ステップ132) 属性情報選択受付部132が通知された属性情報の中から入出力部125を通じて操作者の選択を受け付ける。
(ステップ133) 選択属性情報送信部133は属性情報選択受付部132により受けつけられた属性情報を属性情報利用装置Bxへ送信する。
【0067】
(3−2)属性情報利用装置
属性情報管理装置Bxの動作に関しては図16に示すフローチャートの(ステップ205)が図22に示すフローチャートの(ステップ220〜ステップ221)に置き換わる。
(ステップ220) ステップ204で必要な属性情報がまだすべて受け付けられていないと判断された場合には、受付属性不足種類抽出部220が属性情報受付部207が受け付けた属性情報の属性種類IDと利用属性条件記憶部201に記憶された条件としての属性情報IDとを比較する。
(ステップ221) 受付属性不足種類抽出部220は、比較の結果として不足している属性情報IDを抽出する。
【0068】
【発明の効果】
以上の説明から、本発明は次のような効果を奏する。請求項1に記載の属性情報管理装置は、属性情報利用装置から要求される属性の条件を条件に合致する属性情報を属性情報利用装置へ送信する前に、属性情報管理装置の操作者がその条件に合致する属性情報を送ってよいかどうかの判断を行うことができるので、不用意に不利益をもたらす可能性のある相手に重要な属性情報を送信することを防止できる等、属性情報の適切な管理が可能となり、さらに、予め許可無く送信してもよい属性の種類に関しては通知されないので操作者が不必要な判断をする手間が省かれ、装置の操作性が向上する。
【0069】
請求項2に記載の属性情報管理装置は、属性情報利用装置から要求される属性の条件に基づき抽出される属性情報を属性情報利用装置へ送信する前に、属性情報管理装置の操作者が抽出された属性情報を送ってよいかどうかの判断を行うことができるので、やはり、不用意な属性情報の送信の防止等の属性情報の適切な管理が可能となり、さらに、予め許可無く送信してもよい属性情報に関しては操作者に通知されないので操作者が不必要な判断をする手間が省かれ、やはり装置の操作性が向上する。
【0071】
請求項3に記載の属性情報管理装置は、属性情報利用装置から要求された属性の種類に合致する属性情報が不足している場合に属性情報群の管理者である操作者へ不足している属性の種類が通知されることになるので、属性情報管理装置の操作者はこれにもとづいて不足している属性情報を入力もしくは属性情報提供装置から取得することができ、さらに、不足していた属性情報が属性情報利用装置に送信されるとともに、もとの記録媒体には無かった新たな属性情報が記録媒体に追加して記憶されることになるので、記録媒体の内容を使用される度に追加し充実させることが可能となる。
請求項4に記載の属性情報管理装置は、属性情報利用装置が要求する種類の属性情報が無い場合に、これを取得するための情報である属性取得情報が属性情報の管理者である操作者へ通知されることになるので、属性情報管理装置の操作者はこの属性取得情報を参照して不足している属性情報を容易に得ることができる。
【0072】
請求項5に記載の属性情報管理装置は、属性情報利用装置が要求する種類の属性情報が無い場合に、これを取得するための情報である属性取得情報が属性情報の管理者である操作者へ通知されることになり、やはり属性情報管理装置の操作者はこの属性取得情報を参照して不足している属性情報を容易に得ることができ、さらに、不足していた属性情報が属性情報利用装置に送信されるとともに、もとの記録媒体には無かった新たな属性情報が記録媒体に追加して記憶されることになるので、記録媒体の内容を使用される度に追加し充実させることが可能となる。
【0073】
請求項6に記載の発明は、属性情報利用装置が要求する属性情報が無い場合に、この不足している属性情報を取得できる属性情報提供装置のアドレス情報に基づいて自動的に不足している属性情報を取得し、属性情報利用装置へ送信することができるので、不足している属性情報に関して属性情報管理装置の操作者の操作の必要をなくすることができ、さらに、属性情報管理装置では自動的に元の記録媒体には不足していた属性情報が、記録媒体に追加記録されることになるので記録媒体への属性情報の追加に際して属性情報管理装置の操作者の労力の低減が図られる。
【0075】
請求項7に記載のプログラムは一般的なコンピュータに組み込むことにより上記効果を奏する各装置を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】個性運用システムの概要を表す模式図である。
【図2】各装置のハードウエア構成の概略を表すブロック図である。
【図3】(a)(b)(c)(d)とも個性を記憶した記録媒体のレコード構成の概略図である。
【図4】属性情報管理装置Aの機能を模式的に表す機能ブロック図である。
【図5】属性情報利用装置Bの機能を模式的に表す機能ブロック図である。
【図6】 (a)は利用属性条件記憶部のレコード内容の模式図であり、(b)は属性取得情報記憶部のレコード内容の模式図である。
【図7】属性情報提供装置Cの機能を模式的に表す機能ブロック図をである。
【図8】属性情報記憶部のレコード内容の模式図である。
【図9】属性情報認証装置Dの機能を模式的に表す機能ブロック図である。
【図10】属性情報データ形式管理装置Eの機能を模式的に表す機能ブロック図である。
【図11】属性情報管理装置の動作を示すフローチャートである。
【図12】図11に続く属性情報管理装置の動作を示すフローチャートである。
【図13】個性が記録された記録媒体の内容の例を示す図である。
【図14】利用属性条件通知部が受け付けられた属性情報に関する条件としての属性の種類を通知する画面の例を示す図である。
【図15】不足属性種類通知部が不足している属性の種類を通知し、属性取得情報通知部が属性取得情報を通知する画面の例を示す図である。
【図16】属性情報利用装置Bの動作を示すフローチャートである。
【図17】回線再接続後の属性情報利用装置の動作を示すフローチャートである。
【図18】属性情報認証装置Dの動作を示すフローチャートである。
【図19】属性情報管理装置Axの機能を模式的に表す機能ブロック図である。
【図20】属性情報利用装置Bxの機能を模式的に表す機能ブロック図である。
【図21】実施の形態2に係る属性情報管理装置Axの動作における、図11に示すフローチャートでの置換部分を示すフローチャートである。
【図22】実施の形態2に係る属性情報利用装置Bxの動作における、図16に示すフローチャートでの置換部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A、Ax 属性情報管理装置 B、Bx 属性情報利用装置
C 属性情報提供装置 D 属性情報認証装置
E 属性情報データ形式管理装置
101 属性情報読出部 102 属性条件受付部
102a 属性種類受付部 103 利用属性条件通知部
104 属性条件選択受付部 105 許可属性情報抽出部
106 抽出属性情報送信部 107 利用者ID受付部
108 再利用許可情報受付部 109 利用者ID再利用許可書込部
110 再利用属性情報抽出部 111 再利用属性情報送信部
112 不足属性種類抽出部 113 不足属性種類通知部
114 不足属性種類送信部 115 属性取得情報受付部
116 属性取得情報通知部 117 不足属性情報受付部
118 不足属性情報送信部 119 属性情報追加書込部
120 不足属性取得アドレス受付部 121 不足属性情報取得部
201 利用属性条件記憶部 202 属性情報条件送信部
203 属性取得情報記憶部 204 不足属性種類受付部
205 属性取得情報抽出部 206 属性取得情報送信部
207 属性情報受付部属性 401 検証情報受付部
402 属性検証情報記憶部 403 利用属性情報受付部
404 属性検証情報抽出部 405 属性情報判断部

Claims (5)

  1. 特定の人もしくは事物に関する1以上の属性情報からなる属性情報群を記憶する記録媒体から、属性情報を利用する属性情報利用装置により要求される属性情報を読み出して、当該属性情報利用装置に送信する属性情報管理装置であって、
    前記記録媒体が記録する属性情報群は含まれる属性情報の種類が特定されないものであり、
    前記記録媒体から記録内容を読み出す属性情報読出手段と、
    前記属性情報を利用する属性情報利用装置から、取得を要求する1以上の属性の種類の指定を受け付ける属性種類受付手段と、
    前記属性情報読出手段を介して、前記記録媒体に記憶されている属性情報群と、受け付けられた前記属性の種類とを比較して不足している属性の種類を抽出する不足属性種類抽出手段と、
    抽出された属性の種類を前記属性情報群の管理者である操作者へ通知する不足属性種類通知手段と
    前記不足している前記属性の種類に合致する属性情報を受け付ける不足属性情報受付手段と、
    受け付けられた前記属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する不足属性情報送信手段と、
    受け付けられた属性情報を前記属性情報群の属性情報として前記記録媒体に追加書き込みする属性情報追加書込手段と
    を有する属性情報管理装置。
  2. 前記属性情報管理装置において、さらに、
    不足属性種類抽出手段により抽出された属性の種類を前記属性情報利用装置へ送信する不足属性種類送信手段と、
    前記属性情報利用装置から前記不足している属性の種類に合致する属性情報の取得方法もしくは取得場所の少なくとも一つを示す情報である属性取得情報を受け付ける属性取得情報受付手段と、
    受け付けられた属性取得情報を前記操作者へ通知する属性取得情報通知手段とを設けた請求項1に記載の属性情報管理装置。
  3. 特定の人もしくは事物に関する1以上の属性情報からなる属性情報群を記憶する記録媒体から、属性情報を利用する属性情報利用装置により要求される属性情報を読み出して、当該属性情報利用装置に送信する属性情報管理装置であって、
    前記記録媒体が記録する属性情報群は含まれる属性情報の種類が特定されないものであり、
    前記記録媒体から記録内容を読み出す属性情報読出手段と、
    前記属性情報を利用する属性情報利用装置から、取得を要求する1以上の属性の種類の指定を受け付ける属性種類受付手段と、
    前記属性情報読出手段を制御して、受け付けられた前記属性の種類に合致する属性情報を前記記録媒体から抽出する受付属性種類抽出手段と、
    抽出された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する抽出属性情報送信手段と、
    前記属性情報利用装置から不足している属性の種類に合致する属性情報の取得方法もしくは取得場所の少なくとも一つを示す情報である属性取得情報を受け付ける属性取得情報受付手段と、
    受け付けられた属性取得情報を前記操作者へ通知する属性取得情報通知手段と、
    前記不足している前記属性の種類に合致する属性情報を受け付ける不足属性情報受付手段と、
    受け付けられた前記属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する不足属性情報送信手段と
    受け付けられた属性情報を前記記録媒体に追加書き込みする属性情報追加書込手段と
    を有する属性情報管理装置。
  4. 特定の人もしくは事物に関する1以上の属性情報からなる属性情報群を記憶する記録媒体から、属性情報を利用する属性情報利用装置により要求される属性情報を読み出して、当該属性情報利用装置に送信する属性情報管理装置であって、
    前記記録媒体が記録する属性情報群は含まれる属性情報の種類が特定されないものであり、
    前記記録媒体から記録内容を読み出す属性情報読出手段と、
    前記属性情報を利用する属性情報利用装置から、取得を要求する1以上の属性の種類の指定を受け付ける属性種類受付手段と、
    前記属性情報読出手段を介して、前記記録媒体に記憶されている属性情報群と、受け付けられた前記属性の種類とを比較して不足している属性の種類を抽出する不足属性種類抽出手段と、
    前記不足属性種類抽出手段により抽出された前記属性の種類を前記属性情報利用装置へ送信する不足属性種類送信手段と、
    前記属性情報利用装置から、前記属性管理装置に通信回線で接続されている、前記不足している属性の種類に合致する属性情報を取得できる属性情報提供装置のアドレス情報を受け付ける不足属性取得アドレス受付手段と、
    受け付けられた前記アドレス情報に基づいて、前記属性情報提供装置へアクセスして前記抽出された不足している属性の種類に合致する属性情報を取得する不足属性情報取得手段と、
    取得された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する取得属性情報送信手段と、
    前記不足属性情報取得手段が取得した属性情報を前記属性情報群の属性情報として前記記録媒体に追加書き込みする属性情報追加書込手段と
    を有する属性情報管理装置。
  5. コンピュータに請求項1から4のいずれか1項に記載の属性情報管理装置として機能させるためのプログラム。
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