JP2003173336A - 属性情報管理装置、属性情報利用装置および属性情報認証装置 - Google Patents

属性情報管理装置、属性情報利用装置および属性情報認証装置

Info

Publication number
JP2003173336A
JP2003173336A JP2001372054A JP2001372054A JP2003173336A JP 2003173336 A JP2003173336 A JP 2003173336A JP 2001372054 A JP2001372054 A JP 2001372054A JP 2001372054 A JP2001372054 A JP 2001372054A JP 2003173336 A JP2003173336 A JP 2003173336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attribute information
attribute
information
type
acquisition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001372054A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4601227B2 (ja
Inventor
Masaaki Umeda
政昭 梅田
Ryuichi Matsunami
龍一 松波
Yasuhide Yoshida
安秀 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Realize Corp
Original Assignee
Realize Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Realize Corp filed Critical Realize Corp
Priority to JP2001372054A priority Critical patent/JP4601227B2/ja
Priority to PCT/JP2002/012798 priority patent/WO2003048992A1/ja
Publication of JP2003173336A publication Critical patent/JP2003173336A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4601227B2 publication Critical patent/JP4601227B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 種類の特定されない複数の属性情報群を記録
した記録媒体を使用するシステムにおいて属性情報の属
性の種類が一定しないことによる不都合を解消すること
を目的とする。 【解決手段】 特定の人もしくは事物に関する種類の特
定されない属性情報群を記憶する記録媒体から記録内容
を読み出す属性情報読出手段を有し、属性条件受付手段
が前記属性情報を利用する属性情報利用装置から、取得
を要求する1以上の属性情報に関する条件を受け付け、
利用属性条件通知手段が受け付けられた前記条件を、前
記属性情報群の管理者である操作者に通知し、属性条件
選択受付手段が通知された前記条件の選択を前記操作者
から受け付け、許可属性情報抽出手段が前記属性情報読
出手段を制御して、選択された前記条件に合致する属性
情報を前記記録媒体から抽出し、抽出属性情報送信手段
が抽出された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の人もしくは
事物に関する種類の特定されない属性情報群を管理、利
用、認証する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の発明者らは、特定の人もしくは
事物に関する属性情報の集合をその特定の人もしくは事
物の「個性」として、この個性を記録媒体に記録してそ
の個性の所有者(「個性の所有者」は事物の個性につい
ては、その事物の所有者もしくは管理者を意味するもの
とする)がこの個性を管理し、また、第3者がこの個性
を利用する装置や方法について提案している。個性に含
まれる属性情報は特定の人もしくは事物に関する特徴・
性質を示す情報であり、名前、性別、血液型等の変更が
ない基本的な情報、年齢、会社、部署、所属団体、住
所、電話番号、ファックス番号、電子メールアドレス、
学歴、職歴等の変更の可能性があり更新が必要な情報、
印鑑証明、住民票、納税証明等の特定の機関により発行
され管理される情報、商品の購買履歴、特定の相手への
通話回数、特定のホームページへのアクセス回数等の履
歴情報、趣味・嗜好のような恣意的な情報等種々のもの
が想定される。なお、個性には無限の属性情報が含まれ
る可能性があるが実際に使用されるのは記録媒体に記録
されたものである。ここでは、記録媒体に記録された個
性を顕在的な個性、記録媒体に記録されている属性情報
と記録媒体に記録されていないが個性を構成する可能性
のある属性情報とにより構成される個性を潜在的な個性
と称するものとし、以下、「個性」というときは断りの
ない限り顕在的な個性を指すものとする。
【0003】個性に含まれる属性情報の属性の種類は特
定されず、種々雑多なものが使用履歴や個性の管理者の
意思によって記録することができる。また、通常は個性
に含まれる属性情報は使用するに従って増大していく。
このような個性を記録媒体に記録して個性の所有者が管
理することにより、個性の所有者は自分の属性情報を一
元的に管理することができるようになる。例えば、ある
サービスを受けるために印鑑証明や納税証明などが必要
な場合に、これらの属性情報は別々の機関が管理してい
るので、従来であればそれぞれを管理する機関に証明書
を発行してもらったのちにこれらを提出する必要がある
が、個性として一元管理していれば自分の属性情報を無
駄な労力を使うことなく迅速にサービスの提供者に提出
することができる。また、個性を利用することにより個
性の所有者の利便性も向上する。例えば、一つのサービ
スとしての電子商取引において属性情報としての名前、
住所、クレジットカード番号が要求され、別のサービス
としての資格試験の申請に名前、住所、年齢、学歴が要
求されるような場合に、別々に属性情報を入力する必要
なく一つの記録媒体から必要な情報をサービス提供者へ
提出することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、個性に含ま
れる属性情報の属性の種類は各個性ごとにばらばらであ
り、記録媒体に記録された個性を利用する立場からする
と、記録媒体に求める属性情報がない場合がある。この
ような場合に処理を打ち切ってしまうと個性の所有者側
にとっては使い勝手の悪いシステムとなってしまう。ま
た、逆に個性の管理者側からすると個性を利用する相手
は利用する際に初めて特定される場合が多く、送信すべ
き属性情報がわからない。この場合、個性を利用する相
手から必要な属性情報の要求を受けることになるが無制
限に要求する属性情報を送ってしまうと不用意に自己の
属性情報を使用されることになるので思わぬ不利益をこ
うむる可能性がある。本発明は、このような問題に鑑
み、個性を使用するシステムにおいて個性に含まれる属
性情報の属性の種類が一定しないことによる不都合を解
消することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は次のような構成を有する。請求項1に記載の
属性情報管理装置は、特定の人もしくは事物に関する種
類の特定されない属性情報群を記憶する記録媒体から記
録内容を読み出す属性情報読出手段を有する。そして、
属性条件受付手段が前記属性情報を利用する属性情報利
用装置から、取得を要求する1以上の属性情報に関する
条件を受け付け、利用属性条件通知手段が受け付けられ
た前記条件を、前記属性情報群の管理者である操作者に
通知し、属性条件選択受付手段が通知された前記条件の
選択を前記操作者から受け付ける。さらに、許可属性情
報抽出手段が前記属性情報読出手段を制御して、選択さ
れた前記条件に合致する属性情報を前記記録媒体から抽
出し、抽出属性情報送信手段が抽出された属性情報を前
記属性情報利用装置へ送信する。なお、「種類が特定さ
れない属性群」とは記録媒体中に記憶されている属性の
種類が定められず、任意の種類の属性情報が記憶されて
いることを意味する。また、属性情報利用装置が「属性
情報を利用する」場合として属性情報を利用するために
収集することが含まれる。さらに、選択には1アクショ
ンによる一括選択が含まれる。それから、「送信」に
は、同一機器内における他の機能部分に対する情報の伝
達も含まれる。
【0006】属性情報管理装置は、記憶されている属性
情報群が種類が特定されないために属性情報利用装置か
ら要求される属性条件を受け付ける必要がある。そこ
で、請求項1に記載の属性情報管理装置は、上記のよう
な構成、動作により、この条件に合致する属性情報を属
性情報利用装置へ送信する前に、属性情報管理装置の操
作者がその条件に合致する属性情報を送ってよいかどう
かの判断を行うことができる。
【0007】請求項2に記載の属性情報管理装置では、
前記条件は属性情報に含まれる属性の種類の指定であっ
て、前記記録媒体には、無条件で属性情報の送信が許可
される属性の種類である公開属性種類と、属性情報の送
信に際して前記操作者の許可を要する属性の種類である
要許可属性種類とが識別できるように記憶されている。
そして、前記利用属性条件通知手段は、前記属性情報読
出手段を介して前記記録媒体を参照し、受け付けられた
前記条件としての属性の種類のうち要許可属性種類のみ
を前記操作者に通知し、前記許可属性情報抽出手段は、
選択された前記条件としての属性の種類に合致する属性
情報に加えて、前記条件としての属性の種類のうち公開
属性種類に属する属性情報を抽出する。このような構
成、動作により、請求項2に係る属性情報管理装置では
予め許可無く送信してもよい属性の種類に関しては通知
されないので操作者が不必要な判断をする手間が省かれ
る。
【0008】請求項3に記載の属性情報管理装置は、特
定の人もしくは事物に関する種類の特定されない属性情
報群を記憶する記録媒体から記録内容を読み出す属性情
報読出手段を有する。そして、属性条件受付手段が前記
属性情報を使用する属性情報利用装置から、取得を要求
する1以上の属性情報に関する条件を受け付け、受付属
性情報抽出手段が前記属性情報読出手段を制御して、受
け付けられた前記条件に合致する属性情報を前記記録媒
体から抽出し、抽出属性情報通知手段が抽出された属性
情報を操作者に通知する。さらに、属性情報選択受付手
段が通知された属性情報の選択を前記操作者から受け付
け、選択属性情報送信手段が選択された属性情報を前記
属性情報利用装置へ送信する。なお、属性情報の通知は
属性情報の内容のすべてを通知することを要求するもの
ではなく、属性の種類名等、操作者が属性情報を認識で
きるような形で通知されれば足りる。属性情報管理装置
はやはり記憶されている属性情報群が種類が特定されな
いために属性情報利用装置から要求される属性条件を受
け付ける必要がある。そこで請求項3に係る属性情報管
理装置は上記のような構成、動作により この条件に基
づき抽出される属性情報を属性情報利用装置へ送信する
前に、属性情報管理装置の操作者が抽出された属性情報
を送ってよいかどうかの判断を行うことができる。
【0009】請求項4に記載の属性情報管理装置は、請
求項3に記載の属性情報管理装置において、前記記録媒
体には、無条件で属性情報の送信が許可される属性情報
である公開属性情報と、属性情報の送信に際して前記操
作者の許可を要する属性情報である要許可属性情報とが
識別できるように記憶されている。そして、前記抽出属
性情報通知手段は、受付属性情報抽出手段により抽出さ
れた属性情報のうち要許可属性情報のみを前記操作者に
通知し、前記選択属性情報送信手段は、選択された前記
属性情報に加えて、受付属性情報抽出手段により抽出さ
れた属性情報のうち公開属性情報も送信する。このよう
な動作により、請求項4に係る属性情報管理装置では予
め許可無く送信してもよい属性情報に関しては操作者に
通知されないので操作者が不必要な判断をする手間が省
かれる。
【0010】請求項5に記載の属性情報管理装置は、特
定の人もしくは事物に関する種類の特定されない属性情
報群を記憶する記録媒体から記録内容を読み出す属性情
報読出手段を有する。そして、属性条件受付手段が前記
属性情報を使用する属性情報利用装置から、取得を要求
する1以上の属性の条件を受け付け、利用者ID受付手
段が前記属性情報利用装置から属性情報の利用者の識別
情報である利用者IDを受け付ける。また、再利用許可
情報受付手段が前記操作者から前記属性情報の利用者に
関して2回目以降の属性情報の利用についての送信許可
情報を受け付け、利用者ID再利用許可書込手段が受け
付けられた前記利用者IDと前記再利用許可情報とを関
連付けて前記記録媒体に記憶する。さらに、再利用属性
情報抽出手段が前記属性情報読出手段を介して前記記録
媒体に前記利用者ID受付手段により受け付けられた利
用者IDが前記再利用許可情報と関連付けられて記憶さ
れているかどうかを参照し、受け付けられた利用者ID
と前記再利用許可情報とが関連付けられて記憶されてい
る場合には前記属性情報利用装置から受け付けられた条
件に合致する属性情報を抽出し、再利用属性情報送信手
段が抽出された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信
する。このような構成、動作により請求項5に係る属性
情報管理装置は属性情報利用装置に対して2回以上属性
情報を送信する必要がある場合において、操作者が再利
用の許可をすることで自動的に2回目以降の同一の属性
情報利用装置に属性情報が送信されることになる。
【0011】請求項6に記載の属性情報管理装置は、特
定の人もしくは事物に関する種類の特定されない属性情
報群を記憶する記録媒体から記録内容を読み出す属性情
報読出手段を有する。そして、属性種類受付手段が前記
属性情報を利用する属性情報利用装置から、取得を要求
する1以上の属性の種類の指定を受け付け、不足属性種
類抽出手段が前記属性情報読出手段を介して、前記記録
媒体に記憶されている属性情報群と、受け付けられた前
記属性の種類とを比較して不足している属性の種類を抽
出し、不足属性種類通知手段が抽出された属性の種類を
前記属性情報群の管理者である操作者へ通知する。この
ような構成、動作により請求項6に係る属性情報管理装
置は、属性情報利用装置から要求された属性の種類に合
致する属性情報が不足している場合に属性情報群の管理
者である操作者へ不足している属性の種類が通知される
ことになる。
【0012】請求項7に記載の属性情報管理装置は請求
項6に記載の属性情報管理装置において、さらに、不足
属性種類送信手段が不足属性種類抽出手段により抽出さ
れた属性の種類を前記属性情報利用装置へ送信し、属性
取得情報受付手段が前記属性情報利用装置から前記不足
している属性の種類に合致する属性情報の取得方法もし
くは取得場所の少なくとも一つを示す情報である属性取
得情報を受け付け、属性取得情報通知手段が受け付けら
れた属性取得情報を前記操作者へ通知する。このような
構成、動作により請求項7に係る属性情報管理装置は、
属性情報利用装置が要求する種類の属性情報が無い場合
に、これを取得するための情報である属性取得情報が属
性情報の管理者である操作者へ通知されることになる。
【0013】請求項8に記載の属性情報管理装置は、特
定の人もしくは事物に関する種類の特定されない属性情
報群を記憶する記録媒体から記録内容を読み出す属性情
報読出手段を有する。そして、属性種類受付手段が前記
属性情報を利用する属性情報利用装置から、取得を要求
する1以上の属性の種類の指定を受け付け、受付属性種
類抽出手段が前記属性情報読出手段を制御して、受け付
けられた前記属性の種類に合致する属性情報を前記記録
媒体から抽出し、抽出属性情報送信手段が抽出された属
性情報を前記属性情報利用装置へ送信する。さらに、属
性取得情報受付手段が前記属性情報利用装置から不足し
ている属性の種類に合致する属性情報の取得方法もしく
は取得場所の少なくとも一つを示す情報である属性取得
情報を受け付け、属性取得情報通知手段が受け付けられ
た属性取得情報を前記操作者へ通知する。このような構
成、動作により請求項8に係る属性情報管理装置は、や
はり属性情報利用装置が要求する種類の属性情報が無い
場合に、これを取得するための情報である属性取得情報
が属性情報の管理者である操作者へ通知されることにな
る。
【0014】請求項9に記載の属性情報管理装置は、請
求項6から8のいずれかの属性情報管理装置において、
さらに、不足属性情報受付手段が前記不足している前記
属性の種類に合致する属性情報を受け付けると、不足属
性情報送信手段が受け付けられた前記属性情報を前記属
性情報利用装置へ送信し、属性情報追加書込手段が受け
付けられた属性情報を前記記録媒体に追加書き込みす
る。このような構成、動作により請求項9に記載の属性
情報管理装置は、不足していた属性情報が属性情報利用
装置に送信されるとともに、もとの記録媒体には無かっ
た新たな属性情報が記録媒体に追加して記憶されること
になる。
【0015】請求項10に記載の発明は、請求項6に記
載の属性情報管理装置において、前記不足属性種類通知
手段に替えて、不足属性種類送信手段が前記不足属性種
類抽出手段により抽出された前記属性の種類を前記属性
情報利用装置へ送信し、不足属性取得アドレス受付手段
が前記属性情報利用装置から、前記属性管理装置に通信
回線で接続されている、前記不足している属性の種類に
合致する属性情報を取得できる属性情報提供装置のアド
レス情報を受け付け、不足属性情報取得手段が受け付け
られた前記アドレス情報に基づいて前記属性情報提供装
置へアクセスして前記抽出された不足している属性の種
類に合致する属性情報を取得し、取得属性情報送信手段
が取得された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信す
る。なお、アドレス情報とは通信ネットワーク上におけ
る各装置の接続先を示す情報をいうものとする。このよ
うな構成、動作により請求項10に係る属性情報管理装
置は属性情報利用装置が要求する属性情報が無い場合
に、この不足している属性情報を取得できる属性情報提
供装置のアドレス情報に基づいて自動的に不足している
属性情報を取得し、属性情報利用装置へ送信することが
できる。
【0016】請求項11に記載の属性情報管理装置は、
請求項10に記載の属性情報管理装置において、さら
に、前記不足属性情報取得手段が取得した属性情報を前
記記録媒体に追加書き込みする属性情報追加書込手段を
有する。このような構成により、請求項11に記載の属
性情報管理装置では自動的に元の記録媒体には不足して
いた属性情報が、記録媒体に追加記録されることにな
る。
【0017】請求項12に記載の属性情報利用装置は、
使用すべき属性情報の属性の種類を記憶する利用属性種
類記憶手段と、前記記憶された各属性情報の属性の種類
ごとに属性情報の取得方法もしくは取得場所の少なくと
も一つを示す属性取得情報群を記憶する属性取得情報記
憶手段とを有している。そして、属性情報種類送信手段
が特定の人もしくは事物に関する種類の特定されない属
性情報群を記憶する記録媒体を管理する属性情報管理装
置に対して前記記憶された属性情報の属性の種類を送信
し、不足属性種類受付手段が前記属性情報管理装置から
不足している属性の種類を受け付け、属性取得情報抽出
手段が受け付けられた属性の種類について前記属性取得
情報記憶手段から属性取得情報を抽出し、属性取得情報
送信手段が抽出された属性取得情報を前記属性管理装置
へ送信する。このような構成、動作により請求項12に
係る属性情報利用装置は属性情報を提供する属性情報管
理装置に求める属性情報が無い場合に、受け付けた不足
している属性の種類に合致する属性情報を取得するため
の属性情報取得情報を属性情報管理装置へ送ることがで
きる。
【0018】請求項13に記載の属性情報利用装置は、
前記不足属性種類受付手段に替えて、要求属性情報受付
手段が前記属性情報管理装置から属性情報を受け付け、
受付属性不足種類抽出手段が受け付けられた属性情報の
属性の種類と前記利用属性種類記憶手段に記憶された属
性の種類とを比較して不足している属性の種類を抽出す
る。そして、前記属性取得情報抽出手段は、受け付けら
れた属性の種類に替えて、受付属性不足種類抽出手段に
より抽出された属性の種類について前記属性取得情報記
憶手段から属性取得情報を抽出する。このような構成、
動作により請求項13に係る属性情報利用装置は、やは
り、属性情報を提供する属性情報管理装置に求める属性
情報が無い場合に、この不足している属性情報を受け付
けた属性情報に基づいて判断し、この不足している属性
情報を取得するための属性情報取得情報を属性情報管理
装置へ送ることができる。
【0019】請求項14に記載の属性情報利用装置は、
請求項12又は13に記載の属性取得情報は、前記属性
情報管理装置に通信回線で接続されている、属性情報を
取得できる属性情報提供装置のアドレス情報である。こ
のような構成により、請求項14に係る属性情報利用装
置は属性情報管理装置が属性情報提供装置のアドレス情
報から自動的に属性情報を取得できるような場合におい
て、より利便性の高い属性取得情報を送信することがで
きる。
【0020】請求項15に記載の属性情報認証装置は、
特定の人もしくは事物に関する種類の特定されない属性
情報群を記憶する記録媒体を管理する複数の属性情報管
理装置に対して属性情報提供装置により提供される前記
属性情報の真偽を検証する検証情報を前記属性情報を識
別する属性情報IDに関連付けて記憶する属性検証情報
記憶手段を有する。そして、利用属性情報受付手段が前
記属性情報管理装置に管理される前記属性情報を利用す
る属性情報利用装置により前記属性情報管理装置から属
性情報と属性情報IDとの受信が行われた後に、受信さ
れた属性情報と属性情報IDとを前記属性情報利用装置
から受け付け、属性検証情報抽出手段が利用属性情報受
付手段により受け付けられた前記属性情報IDより前記
属性検証情報記憶手段から関連付けられた検証情報を抽
出し、属性情報判断手段が抽出された検証情報を用いて
利用属性情報受付手段により受け付けられた属性情報の
真偽を判断し、判断結果送信手段が判断結果を前記属性
情報利用装置へ送信する。このような構成、動作により
請求項15に係る属性情報認証装置は、不特定の属性情
報を記録する記録媒体から属性情報利用装置へ送信され
る属性情報のうち、属性情報提供装置から提供されたも
のについて属性情報IDに基づいて検証情報を抽出し
て、属性情報の真偽の判断を行うことができる。
【0021】請求項16に記載の属性情報認証装置は、
請求項15に記載の属性情報検証装置において、前記検
証情報記憶手段は属性情報IDの替わりに前記属性情報
提供装置を識別する提供者IDと前記属性情報の所有者
を識別する所有者IDとに前記検証情報を関連付けて記
憶し、利用属性情報受付手段は、前記属性情報管理装置
に管理される前記属性情報を利用する属性情報利用装置
により前記属性情報管理装置から属性情報と提供者ID
と所有者IDの受信が行われた後に、受信された属性情
報と提供者IDと所有者IDとを前記属性情報利用装置
から受け付け、属性検証情報抽出手段は、利用属性情報
受付手段により受け付けられた前記提供者IDと前記所
有者IDとにより前記属性検証情報記憶手段から関連付
けられた検証情報を抽出する。このような構成、動作に
より請求項16に記載の属性情報認証装置も不特定の属
性情報を記録する記録媒体から属性情報利用装置へ送信
される属性情報のうち、属性情報提供装置から提供され
たものについて属性情報提供装置が一つの属性情報を発
行する場合において提供者IDと所有者IDに基づき、
もしくは属性情報提供装置が2種類以上の属性情報を発
行する場合においてはこれらと属性情報IDに基づいて
検証情報を抽出して、属性情報の真偽の判断を行うこと
ができる。
【0022】請求項17に記載の属性情報認証装置は、
請求項15又は16に記載の属性情報認証装置において
前記検証情報は、前記属性情報提供装置から前記属性情
報管理装置へ送信される属性情報自体としたものであ
る。このような構成により、属性情報の真偽の判断をデ
ータの比較のみで行うことができる。
【0023】請求項18に記載の発明はコンピュータに
請求項1から11のいずれか1項に記載の属性情報管理
装置として機能させるためのプログラムである。請求項
19に記載の発明はコンピュータに請求項12から14
のいずれか1項に記載の属性情報利用装置として機能さ
せるためのプログラムである。請求項20に記載の発明
はコンピュータに請求項15から17のいずれか1項に
記載の属性情報認証装置として機能させるためのプログ
ラムである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態について説明する。 (実施の形態1) (1)個性運用システム 図1に個性運用システムの概要を表す模式図を示す。図
1に示される個性運用システムは特定の人もしくは事物
に関する種類の特定されない属性情報群(以下、本明細
書では「個性」と称する)の管理、利用、追加を行うた
めのシステムである。この個性運用システムは通信ネッ
トワークにより互いに接続されるコンピュータ群により
構成される。なお、通信ネットワークとしてはインター
ネット、電話回線網、域内VAN等、情報の交換が可能
なネットワークを用いることができるが、ここではイン
ターネットを使用するものとする。個性運用システムに
は、属性情報管理装置A、属性情報利用装置B、属性情
報提供装置C、属性情報認証装置D、属性データ形式管
理装置Eが含まれる。それぞれの装置は一般的なコンピ
ュータに下記に説明するような機能を実現するプログラ
ムを内蔵することにより実現されている。
【0025】これら各装置を実現するためのコンピュー
タのハードウエア構成を簡単に説明しておく。図2に各
装置のハードウエア構成の概略を表すブロック図を示
す。図2に示すように各装置は、演算処理を行うCPU
11、CPU11の作業領域等となるRAM12、基本
的なプログラムやデータを記憶するROM13、CPU
11の動作タイミングをとるためのクロック14、アプ
リケーションソフトウエアやデータを記憶するハードデ
スク15、通信ネットワークを介して情報の授受を行う
ネットワークインターフェース16が含まれる。なお、
さらに操作者への情報の提示および入力の受付が必要な
装置についてはさらに、キーボード、マウス等の入力デ
バイス、モニタ、プリンタ当の出力デバイスが接続され
る。ここでいうコンピュータとはCPUを有し内臓され
るプログラムにより情報の処理ができるものであれば足
り、CPUを内臓した携帯電話や携帯情報端末等が含ま
れる。
【0026】(2)個性 上述したように、本明細書において個性とは特定の人も
しくは事物に関する種類の特定されない属性情報群をい
う。個性を構成する各属性情報は属性情報の内容を含
み、少なくとも一の属性情報利用装置が種類を特定でき
る情報が含まれる。また、個性には個性の識別情報とな
る個性IDが個性ごとに付される。個性は記録媒体に記
録され管理される。記録媒体としては少なくともコンピ
ュータによる読み取りができるものであれば利用可能で
あり紙媒体も含まれるが、望ましくは、書き込みも可能
な半導体メモリ、磁気ディスク、光記磁気ディスク、光
磁気ディスク等が使用される。記録媒体に記録される個
性に含まれる属性情報は、個性の管理者が入力デバイス
を用いて入力する場合と、属性情報提供装置C側で生成
されたものを取得する場合とがある。各属性情報のデー
タの要素および構造に関する規則(以下、「データ形
式」という)は、属性情報が属性情報提供装置Cから提
供される場合は提供されたときのデータ形式で記憶され
る。一方、入力デバイスから入力される場合は、属性情
報管理装置Aにより定められる所定のデータ形式もしく
は予め属性情報管理装置Aの操作者に付与されているテ
ーブルに従って記憶される。
【0027】属性情報の種類としては、前述したように
名前、性別、年齢、会社、部署、所属団体、住所、電話
番号、ファックス番号、電子メールアドレス、学歴、職
歴、印鑑証明、住民票、納税証明、商品の購買履歴、特
定の相手への通話回数、特定のホームページへのアクセ
ス回数等の履歴情報、趣味・嗜好等種々のものが想定さ
れこれらの種類を識別する情報としては種類ごとの付さ
れる属性種類ID、公開鍵、ハッシュ値、属性種類名等
が利用される。属性情報の種類を識別する情報は、属性
情報提供装置C側で属性情報が生成された場合には属性
情報提供装置Cと属性情報利用装置Bとの取り決めによ
り定められる。この際、種類を識別する情報は属性情報
提供装置Cに記憶された属性情報中に含まれる場合もあ
り、また、属性情報管理装置Aが属性情報提供装置Cか
ら属性情報の提供を受けた際に、属性情報提供装置Cの
ドメインを組み合わせた情報を種類を識別する情報とし
て属性情報に付加するような場合もある。一方、属性情
報管理装置Aにおいて属性情報が生成される場合は、氏
名、年齢等の基本的な情報に関してはシステム全体に共
通するルールにより種類を識別する情報が定められ、特
定の属性情報利用装置Bから要求されて属性情報管理装
置Aにより属性情報が生成された場合には、属性情報利
用装置B側で定める種類を識別する情報が用いられるこ
とになる。
【0028】記録媒体にどのような属性情報を個性とし
て記憶させるかは、その記録媒体の使用履歴や管理者の
意思によって決まるものであるので、それぞれの記録媒
体に記録される個性に含まれる属性情報の種類は任意で
ある。また、各属性情報には無条件で属性情報の送信を
行ってよい公開属性種類と送信に際して管理者の許可を
要する要許可属性とがあり、各属性情報にはこのいずれ
かを示す公開フラグが設定される。即ち公開フラグが
「1」のときは公開属性種類であり公開フラグが「0」
のときは要許可属性種類となる。この公開フラグの設定
は個性の管理者により行われる。なお、一つの個性に含
まれる属性情報の属性の種類は一つなので公開属性種類
は公開属性情報であり、要許可属性種類は要許可属性情
報ということもできる。
【0029】図3(a)(b)(c)(d)に個性を記
憶した記録媒体のレコード構成の概略図を示す。本実施
の形態においては記録媒体には3つのレコードが記憶さ
れており、図3(a)に示すレコードは、個性を識別す
る個性IDと記録媒体に記憶されたすべての属性情報に
関する属性情報IDが関連づけられている。図3(b)
に示すレコードは、属性情報IDに関連づけられて属性
種類ID、属性種類名、属性情報の内容、公開フラグが
記憶されている。属性情報IDは属性情報が属性情報提
供装置C側で生成される場合は、属性情報提供装置Cに
記憶された時点で付与されており、属性情報を属性情報
管理装置Aにおいて生成する場合は属性情報管理装置A
におけるルールによって付与される。ここでは属性情報
管理装置Aの個性IDに生成された順番を連番として付
与したものを属性情報IDとするものとする。また、図
3(c)に示すレコードは、属性情報利用装置Bの操作
者の識別子である利用者IDに関連付けて再利用許可フ
ラグ、再利用が許可された属性情報の属性情報IDが記
憶されている。図3(d)に示すレコードは属性情報提
供装置Cを識別する提供者IDと属性情報提供装置Cに
対する認証を受けるためのパスワードが関連付けられた
記憶されている。このパスワードは予め属性情報提供装
置Cより送信されて記憶されているものとする。
【0030】(3)属性情報管理装置 属性情報管理装置Aは、個性の管理者が使用する装置で
あり、主な機能として個性に含まれる属性情報を取得す
る機能と、個性を管理する機能と、個性を利用先に提出
する機能を有する。属性情報管理装置Aは多岐な機能を
有するが、ここでは主として本発明に係る部分に関して
説明を行う。図4に属性情報管理装置Aの機能を模式的
に表す機能ブロック図を示す。図4に示されるように属
性情報管理装置Aは機能的に、属性情報読出部101、
属性条件受付部102、利用属性条件通知部103、属
性条件選択受付部104、許可属性情報抽出部105、
抽出属性情報送信部106、利用者ID受付部107、
再利用許可情報受付部108、利用者ID再利用許可書
込部109、再利用属性情報抽出部110、再利用属性
情報送信部111、不足属性種類抽出部112、不足属
性種類通知部113、不足属性種類送信部114、属性
取得情報受付部115、属性取得情報通知部116、不
足属性情報受付部117、不足属性情報送信部118、
属性情報追加書込部119、不足属性取得アドレス受付
部120、不足属性情報取得部121、利用装置アクセ
ス部122、外部属性情報取得部123、属性情報編集
部124、入出力部125を有する。
【0031】属性情報読出部101は、個性を記録した
記録媒体Xから記録内容を読み出す。入出力部125
は、操作者に対してモニタ等の出力デバイスを通じて画
像を表示し、また、キーボードおよびマウス等の入力デ
バイスを通じて操作者からの入力を受け付ける。利用装
置アクセス部122は、操作者の入出力部125からの
指示に従って通信回線を利用して個性を提出する先であ
る属性情報利用装置Bへアクセスする。属性条件受付部
102は、個性に含まれる属性情報を利用する属性情報
利用装置Bから、取得を要求する1以上の属性情報に関
する条件を受け付ける。属性情報に関する条件としては
属性情報の種類、属性情報の内容中のキーワード、デー
タ形式、これらの組み合わせなどが想定される。属性条
件受付部102には特に属性情報の種類の指定を条件と
して受け付ける属性種類受付部102aが含まれる。利
用属性条件通知部103は、受け付けられた属性情報に
関する条件を前記属性情報群の管理者である属性情報管
理装置Aの操作者へ通知する。具体的には、モニタ画面
に要求された属性情報の条件を所定のフォーマットで表
示する。なお、ここでは、属性条件として属性の種類の
指定が受け付けられた場合には属性種類受付部102a
により受け付けられたすべての属性情報の種類を表示す
るのではなく、前述した公開フラグが「0」の要許可属
性種類のものだけを表示するようになっている。もちろ
ん、これは受け付けられたすべての属性情報の種類を表
示させるようにしてもよい。
【0032】属性条件選択受付部104は通知された属
性情報に関する条件の中から特定の属性情報に関する条
件の選択を前記操作者から受け付ける。具体的に、ここ
ではモニタ画面に表示された属性情報の条件をマウスも
しくはキーボードにより選択して、選択を確定すること
で選択された属性の条件が受け付けられるようになって
いる。この選択の際に一括選択ができるボタンが画面に
表示されており一括選択もできるようになっている(図
14参照)。許可属性情報抽出部105は前記属性情報
読出部101を制御して、前記記録媒体Xから選択され
た属性情報の条件に合致する属性情報を抽出する。な
お、属性情報に関する条件が属性の種類の指定である場
合、属性種類受付部102aにより受け付けられた属性
の種類の指定のうち公開フラグが設定されているものに
ついても選択された属性の種類として許可属性情報抽出
部105により抽出される。抽出属性情報送信部106
は抽出された属性情報を前記属性情報利用装置Bへ送信
する。
【0033】利用者ID受付部107は、前記属性情報
利用装置Bから属性情報利用者の識別情報である利用者
IDを受け付ける。即ち、アクセスした属性情報利用装
置Bからは属性情報利用者の識別情報となる利用者ID
が送られてくるようになっており、この利用者IDが受
け付けられる。再利用許可情報受付部108は、属性情
報管理装置Aの操作者である個性の管理者から前記属性
情報利用者に関して2回目以降の属性情報の送信許可を
示す再利用許可情報を受け付ける。具体的には、受け付
けられた利用者IDが前記記録媒体Xに記録されていな
いものである場合に、前述した属性情報に関する条件か
ら特定の条件の選択を受け付けるモニタ画面に同一の属
性情報利用者に対して2回目以降の属性情報の利用を無
条件で認めるかどうかを選択するチェックボックスボタ
ンが表示され、これを選択することで2回目以降の属性
情報の利用についての再利用許可情報を付与できるよう
になっている。利用者ID再利用許可書込部109は受
け付けられた前記利用者IDと前記再利用許可情報と許
可属性情報抽出部105により抽出された属性情報の属
性情報IDとを関連付けて前記記録媒体Xに記憶する。
【0034】再利用属性情報抽出部110は前記属性情
報読出部101を介して前記記録媒体Xに前記利用者I
D受付部107が受け付けた利用者IDが前記再利用許
可情報と関連付けられて記憶されているかどうかを参照
し、受け付けられた利用者IDと前記再利用許可情報と
が関連付けられて記憶されている場合には前記属性情報
利用装置Bから受け付けられた属性情報の条件に合致す
る属性情報を抽出する。この場合は、利用属性条件通知
部103による属性情報に関する条件の通知は行われな
い。なお、ここで通知を行うようし送信確認を要求する
ようにしてもよい。再利用属性情報送信部111は再利
用属性情報抽出部110により抽出された属性情報を前
記属性情報利用装置へ送信する。但し、ここでは利用者
IDに関連付けられて記録媒体に記憶されている属性情
報IDと、再利用属性情報抽出部110で抽出された属
性情報の属性情報IDが異なる場合は送信を行わない。
【0035】不足属性種類抽出部112は、前記属性情
報読出部101を介して、前記記録媒体Xに記憶されて
いる属性情報群と、属性種類受付部102aにより受け
付けられた属性の種類とを比較して不足している属性の
種類を抽出する。不足属性種類通知部113は、抽出さ
れた属性の種類を操作者へ通知する。具体的には、モニ
タ画面に不足している属性の種類名が表示されるように
なっている。不足属性種類送信部114は、抽出された
不足している属性の種類を前記属性情報利用装置Bへ送
信する。属性取得情報受付部115は、前記属性情報利
用装置Bから前記不足している種類の属性情報の取得方
法もしくは取得場所の少なくとも一つを示す属性取得情
報を受け付ける。後述するように、属性情報利用装置B
には、自己が利用する属性情報に関してどのように取得
することができるか、もしくは、どこで取得することが
できるかを示す情報を属性取得情報として各属性の種類
ごとに記憶してあり、不足している属性の種類があるこ
とを受け付けると、対応する属性取得情報を送信してく
るようになっている。属性取得情報通知部116受け付
けられた属性取得情報を前記操作者へ通知する。これ
は、具体的にはモニタ画面を通じて行われる。
【0036】不足属性情報受付部117は前記不足属性
種類抽出部112により抽出された種類の属性情報を受
け付ける。即ち、通知された属性取得情報に従って、操
作者は入出力装置から直接入力して不足している属性情
報を取得するするか、もしくは属性情報提供装置Cにア
クセスして不足している属性情報を取得することがで
き、この取得された属性情報が不足属性情報受付部11
7に受け付けられることになる。不足属性情報送信部1
18は不足属性情報受付部117により受け付けられた
属性情報及び後述する不足属性情報取得部121により
取得された属性情報を前記属性情報利用装置Bへ送信す
る。属性情報追加書込部119は不足属性情報受付部1
17により受け付けられた属性情報を前記記録媒体Xに
追加書込みする。また、後述する不足属性情報取得部1
21により取得された属性情報および外部属性情報取得
部123により取得された属性情報も前記記録媒体Xに
追加書込みする。
【0037】不足属性取得アドレス受付部120は前記
属性情報利用装置Bから、不足している属性の種類に合
致する属性情報を取得できる属性情報提供装置Cのアド
レス情報を受け付ける。即ち、後述するように属性情報
利用装置Bが記憶している属性取得情報には、属性情報
を取得できる属性情報提供装置Cのアドレス情報が含ま
れることがあり、属性提供情報としてこのアドレス情報
が送信されてきた場合には不足属性取得アドレス受付部
120により受け付けられることとなる。不足属性情報
取得部121は不足属性取得アドレス受付部120によ
り受け付けられた前記アドレス情報に基づいて、属性情
報提供装置Cへアクセスして不足している属性の種類に
合致する属性情報を取得する。外部属性情報取得部12
3は、操作者の指示に従って属性情報提供装置Cにアク
セスして目的の属性情報を取得する。属性情報編集部1
24は、操作者の指示に従って記録媒体Xに記録された
属性情報の追加、削除、変更等の編集を行う。なお、属
性情報提供装置Cから取得された属性情報に関しては通
常は変更できないようになっている。また、属性情報編
集部125により、各属性情報ごとの公開フラグの設定
も行うことができる。
【0038】(4)属性情報利用装置 属性情報利用装置Bは、個性に含まれる属性情報を用い
た個性の所有者に対するサービス等の働きかけを行うた
めに、属性情報管理装置Aから必要な属性情報を収集す
ることが主たる機能である。ここでは属性情報利用装置
Bが個性の所有者に対する働きかけを行う機能を有して
いるものとしているが、収集した属性情報群は別のサー
ビス提供者に利用される場合もあり得るのでこの部分は
必ずしも必要ではない。ここでは、以下本発明に係る部
分を中心に属性情報利用装置Bの機能について説明す
る。図5に属性情報利用装置Bの機能を模式的に表した
機能ブロック図を示す。図5に示されるように属性情報
利用装置Bは、機能的に利用属性条件記憶部201、属
性情報条件送信部202、属性取得情報記憶部203、
不足属性種類受付部204、属性取得情報抽出部20
5、属性取得情報送信部206、属性情報受付部20
7、認証装置アクセス部208、属性情報再送要求部2
09、属性情報データ形式管理装置アクセス部210、
属性情報利用部212、利用結果送信部213を含む。
【0039】利用属性条件記憶部201は、属性情報を
利用したサービス等の特定の働きかけを行うために利用
するべき属性情報に関する条件を記憶する。この記憶さ
れる属性情報に関する条件は各属性情報利用装置Bが提
供する働きかけに応じて設定される。図6(a)に示す
利用属性条件記憶部201のレコード内容を表す模式図
を示す。図6(a)に示すように利用属性条件記憶部2
01は、属性情報に関する条件を記憶している。この属
性情報に関する条件が属性の種類の指定の場合には、条
件として属性の種類の識別子である属性種類IDが記憶
されることになる。この意味において利用属性条件記憶
部201は利用すべき属性の種類を記憶する利用属性種
類記憶手段として機能する。
【0040】属性取得情報記憶部203は利用属性条件
記憶部201に記憶された属性情報に関する条件として
の属性の種類の指定ごとに属性情報の取得方法もしくは
取得場所の少なくとも一つを示す属性取得情報を記憶す
る。但し、属性の種類によっては属性取得情報がない場
合もあり得る。属性取得情報としては、属性情報管理装
置の操作者が自ら入力等の操作が必要な属性情報であれ
ば、どのような手続きをすればその情報が得られるかを
示す情報などが例示される。また、通信回線で接続され
た属性情報提供装置Cから自動的に属性情報をダウンロ
ードできるような場合は、その属性情報を取得できる属
性情報提供装置のアドレス情報が例示できる。図6
(b)に属性取得情報記憶部203のレコード内容の模
式図を示す。図6(b)に示すように、属性取得情報記
憶部203は属性種類IDと属性取得情報を関連づけて
記憶している。
【0041】属性情報条件送信部202は属性情報管理
装置Aからのアクセスがあり特定の働きかけの享受を受
ける意思を受け付けた場合に、属性情報管理装置Aに対
して利用属性条件記憶部201に記憶された属性情報に
関する条件を送信する。また、属性情報条件送信部20
2は属性情報利用装置Bに関する属性情報の利用者を識
別する識別情報である利用者IDを属性情報管理装置A
へ送信する。なお、属性情報条件送信部202は条件と
して属性の種類の指定を送信する場合は属性情報種類送
信手段として機能する。不足属性種類受付部204は利
用する属性情報のうち属性の種類を指定したものについ
て、この条件を送信した属性情報管理装置Aから、属性
情報管理装置Aが管理する個性中に不足している属性の
種類を属性不足情報として受け付ける。属性取得情報抽
出部205は受け付けられた不足している属性の種類に
ついて前記属性取得情報記憶部203から属性取得情報
を抽出する。属性取得情報送信部206は属性取得情報
抽出部205により抽出された属性取得情報を属性情報
管理装置Aへ送信する。属性情報受付部207は属性情
報管理装置Aから送信されてくる属性情報と属性情報I
Dと個性IDとを受け付ける。認証装置アクセス部20
8は受け付けられた属性情報のうち、属性情報提供装置
Cにより提供される種類の属性情報と属性情報IDとを
属性情報認証装置Dへ送信し認証結果を受け付ける。
【0042】属性情報再送要求部209は、認証装置ア
クセス部208が属性情報が有効性がないものであると
の認証結果を送信してきた場合および受け付けられた属
性情報に不足がある場合に、その属性の種類と属性取得
情報とを属性情報管理装置Aに送信し、属性情報の再送
を促す。属性情報データ形式管理装置アクセス部210
は、利用する属性情報のうち属性情報提供装置Cにより
提供される種類の属性情報の属性種類IDを定期的に属
性情報データ形式管理装置Eへ送信し属性情報の最新の
データ形式を受け付ける。データ形式変更通知部211
は、属性情報データ形式管理装置アクセス部210によ
り受け付けられたデータ形式と現在利用している属性情
報のデータ形式を比較し、異なっている場合に属性情報
利用装置Bの操作者に変更された属性情報とデータ形式
を通知する。属性情報利用部212は、必要な種類の属
性情報がすべてそろった場合に所定の個性の管理者に対
する働きかけを行う。利用結果送信部213は、属性情
報利用部212の働きかけの結果を属性情報管理装置A
へ送信する。
【0043】(5)属性情報提供装置 属性情報提供装置Cは、外部機関により管理されている
特定の種類の属性情報をその属性情報の所有者へ提供す
るものである。図7に属性情報提供装置Cの機能を模式
的に表す機能ブロック図を示す。図7の属性情報提供装
置の機能ブロック図に示すように属性情報提供装置Cは
機能的に、属性情報記憶部301、要求受付部302、
認証部303、要求属性情報抽出部304、要求属性情
報送信部305、属性検証情報送信部306を含む。
【0044】属性情報記憶部301は、属性情報提供装
置Cが管理している属性情報群を属性情報の所有者ごと
に記憶している。図8の属性情報記憶部301のレコー
ド内容の模式図に示されるように属性情報記憶部301
は、属性情報を示す属性情報IDごとに属性の種類ごと
に付される属性種類ID、属性の種類の名称、属性情報
の所有者の識別子である個性ID、属性情報の内容、認
証情報としてのパスワードを関連付けて記憶している。
要求受付部302は、属性情報管理装置Aからの属性情
報の取得要求を受け付ける。取得要求は、個性IDと属
性種類IDとにより構成される。
【0045】認証部303は、属性情報の取得要求を送
信してきた属性情報管理装置Aに対して認証処理を行
う。具体的には、送信されてきた個性IDに関連付けら
れた認証情報の送信要求を行い、送信されてきた認証情
報と属性情報記憶部301に記憶された認証情報とが一
致するか否かにより認証を行う。なお、認証情報は予め
属性情報管理装置Aの操作者に送信され、個性の一部と
して記録媒体Xに記録されているものとする。要求属性
情報抽出部304は、送信されてきた個性IDに関連付
けられている要求された種類の属性情報を抽出する。こ
こでは、図8における個性IDとパスワード以外の部分
を属性情報として抽出する。要求属性情報送信部305
は、要求属性情報抽出部304により抽出された属性情
報を属性情報管理装置Aへと送信する。属性検証情報送
信部306は、属性情報が属性情報管理装置Aに送信さ
れる度に、属性情報の真偽を判断する検証情報と対応す
る属性情報の属性情報IDを送信する。検証情報として
は属性情報自体や、属性情報に所定の変換を施したも
の、検証のためのアルゴリズムを表したプログラムデー
タなどが考えられる。ここでは、検証情報は属性情報自
体としている。
【0046】(6)属性情報認証装置 属性情報認証装置Dは、属性情報利用装置Bが利用する
属性情報が適正なものであることを認証するものであ
る。なお、認証されるのは属性情報提供装置Cにより提
供される属性情報である。図9に属性情報認証装置Dの
機能を模式的に表す機能ブロック図を示す。図9に示す
ように属性情報認証装置Dは、属性検証情報受付部40
1、属性検証情報記憶部402、利用属性情報受付部4
03、属性検証情報抽出部404、属性情報判断部40
5、判断結果送信部406が含まれる。
【0047】属性検証情報受付部401は属性情報管理
装置Aに対して属性情報提供装置Cにより提供される属
性情報の真偽を検証する検証情報と対応する属性情報を
識別する属性情報IDとを受け付ける。即ち、前述した
ように属性情報提供装置Cが属性情報を属性情報管理装
置Aへ送信する度に、検証情報としての属性情報が属性
情報IDとともに送られてくるので、これを受け付け
る。属性検証情報記憶部402は、属性検証情報受付部
401が受け付けた検証情報と属性情報IDとを関連づ
けて記憶する。なお、ここでは属性情報自体が検証情報
であり属性情報IDは属性情報に含まれているが、この
ように一体となっている場合も関連付けて記憶されてい
るというものとする。利用属性情報受付部403は、属
性情報利用装置Bにより属性情報管理装置Aから属性情
報の受信が行われた後に、受信された属性情報と属性情
報IDとをこの属性情報利用装置Bから受け付ける。即
ち、前述したように属性情報利用装置Bは受け付けた属
性情報が属性情報提供装置Cから提供されたものである
場合にはその属性情報と属性情報IDとを送信してくる
のでこれらが受け付けられることとなる。
【0048】属性検証情報抽出部404は、利用属性情
報受付部403により受け付けられた前記属性情報ID
より属性検証情報記憶部402から関連付けられた検証
情報を抽出する。属性情報判断部405は属性検証情報
抽出部404から抽出された検証情報を用いて利用属性
情報受付部403により受け付けられた属性情報の真偽
を判断する。ここでは、検証情報は属性情報自体である
ので、記憶されている属性情報と受け付けられた属性情
報とが一致するか否かの判断が行われる。判断結果送信
部406は属性情報判断部405による判断結果を属性
情報と属性情報IDとを送信してきた属性情報利用装置
Bへ送信する。なお、属性情報認証装置Dは属性情報提
供装置Cと一体に形成される場合もある。また、ここで
は検証情報と属性情報利用装置から送られてくる属性情
報との対応付けを属性情報IDによりおこなっている
が、これは属性情報提供装置Dによる署名等の属性情報
提供装置を識別する提供者IDと、個性ID等の属性情
報の所有者を識別する所有者IDと、属性情報の種類を
特定する属性種類IDとの組み合わせにより検証情報と
属性情報利用装置から送られてくる属性情報との対応付
けを行うこともできる。但し、属性情報提供装置が一種
類の属性情報しか提供しない場合は属性種類IDは省略
することができる。
【0049】(7)属性情報データ形式管理装置 属性情報データ形式管理装置Eは、属性情報提供装置C
から送信される属性情報のデータ形式を管理するもので
ある。即ち、属性情報提供装置Cに記憶される属性情報
は日時が経つと更新されるものがあり、属性情報を利用
する属性情報利用装置において対応できなくなる場合が
ある。これを防ぐために属性情報データ形式管理装置E
は属性情報のデータ形式を一元的に管理する。図10の
属性情報データ形式管理装置Eの機能を模式的に表す機
能ブロック図を示す。図10に示すように属性情報デー
タ形式管理装置Eは機能的に属性情報データ形式記憶部
501、利用属性情報ID受付部502、属性情報デー
タ形式抽出部503、属性情報データ形式送信部504
を含む。
【0050】属性情報データ形式記憶部501は、属性
情報管理装置Aに対して属性情報を提供する属性情報提
供装置Cに記憶される属性情報の最新のデータ形式をこ
の属性情報を識別する属性種類IDと関連付けて記憶す
る。この属性情報データ形式記憶部501の内容は属性
情報提供装置Cに記憶される属性情報のデータ形式が更
新されるたびに属性情報提供装置Cから変更内容を受け
付けて更新されるようになっている。利用属性情報ID
受付部502は、属性情報利用装置Bにより定期的に利
用している属性情報の属性情報IDをこの属性情報利用
装置Bから受け付ける。属性情報データ形式抽出部50
3は、受け付けられた属性種類IDに基づいて前記属性
情報データ形式記憶手段から前記データ形式を抽出す
る。属性情報データ形式送信部504は属性情報データ
形式抽出部503より抽出されたデータ形式を属性情報
利用装置Bへ送信する。
【0051】(8)動作 (8−1)属性情報管理装置 属性情報管理装置Aが属性情報利用装置Bへ属性情報を
送信する際の動作について図11、図12の属性情報管
理装置の動作を示すフローチャートに基づいて説明す
る。なお、個性が記録された記録媒体Xには図13に示
すような記録内容が記録されているものとする。 (ステップ101) 属性情報管理装置Aの操作者の入
出力部125からの指示に従って、利用装置アクセス部
122が属性情報利用装置Bへアクセスしてサービス等
の働きかけの享受を受けたい意思を示す情報を送信す
る。具体的には、ここでは属性情報利用装置Bはインタ
ーネット上に情報を受け付けるためのホームページを公
開しており、利用装置アクセス部122では、まず、こ
のホームページデータを受け付けて入出力部125によ
り操作者に提示し、操作者はこのホームページ上から所
定のボタンを選択することによりサービス等の働きかけ
の享受を受ける意思を示す情報が送信される。また、こ
こでは属性情報利用装置Bはサービスとして就職の斡旋
を行うものとする。
【0052】(ステップ102) 働きかけの享受の意
思が送信されると、属性情報利用装置Bからは働きかけ
に必要な情報として取得することを要求する属性情報に
関する条件を送信してくる。ここでは属性情報に関する
条件は属性の種類の指定のみであるものとする。この属
性の種類の指定を属性条件受付部102の属性種類受付
部102aが受け付ける。ここでは、要求された属性の
種類として、「氏名」「年齢」「性別」「住所」「電話
番号」「電子メールアドレス」「資格」「住民票」「指
定する英語検定試験の点数」「クレジットカード番号」
についての属性種類IDが送信され受け付けられたもの
とする。 (ステップ103) 同時に属性情報利用装置Bからは
属性情報利用者の識別情報である利用者IDが送られて
くるので利用者ID受付部107がこれを受け付ける。 (ステップ104) 利用者IDが受け付けられると再
利用属性情報抽出部110は、属性情報読出部101を
介して記録媒体Xに再利用許可情報とこの利用者IDと
が関連付けて記憶されているかどうかの判断を行う。 (ステップ105) ステップ104で、受け付けられ
た利用者IDが再利用許可情報と関連づけられている場
合には、再利用属性情報抽出部110は属性情報読出部
101を介して記録媒体Xから属性種類受付部102a
が受け付けた属性の種類に合致する属性情報を抽出す
る。
【0053】(ステップ106) 再利用属性情報抽出
部110は、さらに、抽出した属性情報が再利用許可情
報に関連付けられている属性情報に一致するかどうかの
判断を行う。 (ステップ107) ステップ106で抽出された属性
情報と再利用許可情報と関連付けられている属性情報と
が一致する場合は、再利用属性情報送信部111は抽出
された属性情報を属性情報利用装置Bへ送信する。 (ステップ108) ステップ104で利用者IDが再
利用許可情報と関連づけられていない場合、ステップ1
06で属性情報が一致しないと判断された場合には、利
用属性条件通知部103が受け付けられた属性情報に関
する条件としての属性の種類のうち、記録媒体Xにおい
て公開フラグが「0」の要許可属性種類のものを入出力
部125を通じて操作者に通知する。ここでは、図13
に示されるように要求された属性種類のうち要許可属性
種類は、「住所」「電話番号」「クレジットカード番
号」であるので、これらが入出力部125のモニタ画面
に表示されることになる。具体例として、ここでは図1
4に示すような画面が表示される。図14に示す画面
は、要求されている属性の種類のうちの要許可属性情報
の項目名1401と、各項目ごとに送信を許可するチェ
ックボックス1402と、すべての項目について送信を
許可する一括選択チェックボックス1403と、同一の
属性情報利用者に対して再利用の許可を設定する再利用
許可チェックボックス1404と、送信ボタン1405
とが表示されている。
【0054】(ステップ109) 属性条件選択受付部
104が通知された属性の種類の中から入出力部125
を通じて操作者の選択を受け付ける。具体的には、図1
4に示す表示画面1400から操作者がチェックボック
ス1402もしくは一括選択チェックボックス1403
を選択することで送信してもよい属性の種類を指定し送
信ボタン1405を選択することで選択された属性の種
類が属性条件選択受付部104に受け付けられる。 (ステップ110) 許可属性情報抽出部105は属性
情報読出部101を制御して記録媒体Xから属性条件選
択受付部104により受け付けられた種類の属性情報
と、属性条件受付部102の属性種類受付部102aに
より受け付けられた属性の種類のうち、公開フラグが設
定されている種類の属性情報とを抽出する。 (ステップ111) 抽出属性情報送信部106は抽出
された属性情報を属性情報利用装置Bへ送信する。 (ステップ112) 再利用許可情報受付部108は、
属性情報管理装置Aの操作者である個性の管理者から前
記属性情報利用者に関して2回目以降の属性情報の送信
許可を示す再利用許可情報が受け付けられたかどうかを
判断する。ここでは、画面1400において再利用許可
チェックボックス1404が選択されたかどうかの判断
が行われる。
【0055】(ステップ113) ステップ112で再
利用許可情報の受け付けがされている場合には、利用者
ID再利用許可書込部109は受け付けられた前記利用
者IDと前記再利用許可情報と抽出された属性情報とを
関連付けて前記記録媒体Xに記憶する。 (ステップ114) 不足属性種類抽出部112が属性
情報読出部101を介して、記録媒体Xに記憶されてい
る属性情報群と属性種類受付部102aにより受け付け
られた属性の種類とを比較して不足している属性の種類
があるかどうかを判断する。ここで不足する属性の種類
がなければ処理を終了する。 (ステップ115) ステップ114で不足する属性の
種類があった場合には、不足属性種類抽出部112がこ
の不足している属性の種類に合致する属性情報を抽出す
る。ここでは、「資格」「住民票」「指定する英語検定
試験の点数」に関する属性種類IDが不足した属性の種
類として抽出されることになる。 (ステップ116) 不足属性種類送信部114は抽出
された不足している属性の種類を属性情報利用装置Bへ
送信する。 (ステップ117) 不足している属性の種類の送信に
応答して、属性情報利用装置Bからは不足している属性
の種類に対する属性取得情報を送信してくるので、属性
取得情報受付部115がこの属性取得情報を受け付け
る。 (ステップ118) 不足属性取得アドレス受付部12
0が受け付けられた属性取得情報が属性情報を取得でき
るアドレス情報を含むかどうかを判断する。ここでは、
不足している属性の種類である「住民票」の属性取得情
報がこのアドレス情報であったものとする。即ち、この
アドレス情報は「住民票」を発行している公的機関が運
営する属性情報提供装置Cのアドレス情報である。
【0056】(ステップ119) ステップ118で属
性情報が取得できるアドレス情報が含まれていると判断
された場合に、不足属性取得アドレス受付部120がこ
れを受け付け、さらに、不足属性情報取得部121がこ
のアドレス情報に基づいて属性情報提供装置Cへアクセ
スする。そして、記録媒体Xから個性IDを抽出して、
この個性IDとともに属性情報を要求する。 (ステップ120) 個性IDと属性情報の要求を受け
た属性情報提供装置Cから提供者IDの送信とパスワー
ドの送信要求がなされるので、不足属性情報取得部12
1は記録媒体Xから提供者IDに基づいてパスワードを
抽出し、属性情報提供装置Cへ送信する。 (ステップ121) これを受けた属性情報提供装置C
から要求する属性情報が送信されてくるので、不足属性
情報取得部121はこれを受け付ける。 (ステップ122) 不足属性取得アドレス受付部12
0がさらに属性情報を取得できるアドレス情報があるか
どうかを判断する。即ち、属性取得情報は不足している
原則として不足している属性情報ごと送られてくるの
で、属性取得情報として複数のアドレス情報が送られて
くる場合があるので、ここで未処理のアドレス情報がま
だ残っていないかどうかが判断される。ここで、まだ未
処理のアドレス情報がある場合にはステップ119から
の動作を繰り返し、未処理のアドレス情報がない場合に
は次のステップへ移行する。
【0057】(ステップ123) 不足属性種類通知部
113が不足している属性の種類を入出力部125に表
示させるとともに、属性取得情報通知部116が各属性
の種類ごとに受け付けられた属性取得情報を通知する。
なお、属性取得情報が属性情報を取得できるアドレス情
報であった場合や属性取得情報がなかった場合には表示
されない。なお、アドレス情報であっても属性情報提供
装置Cから自動的に取得できない場合は属性取得情報と
して表示される。図15にこの表示画面1500の具体
例を示している。図15に示すように表示画面1500
には不足属性の種類として「資格」「英語検定試験の点
数」等の種類名1501と、属性取得情報としての入力
フォーム1502と、属性取得情報としてのテキスト情
報1503と、書式を保存するための保存ボタン150
4と、入力したデータを確定して送信するための送信ボ
タン1505とが表示されている。なお、テキスト情報
1503には英語検定試験の受験要綱、申込み方法、試
験会場等の英語検定試験の点数を得るために必要な情報
が記載してある。
【0058】(ステップ124) 不足属性情報受付部
117は不足している種類の属性情報を入出力部125
を介して操作者から受け付ける。具体的には、図15に
示す表示画面1500の入力フォーム1502に情報が
入力され、送信ボタン1505が選択された場合に、入
力された情報を受け付ける。なお、「英語検定試験の点
数」に関しては、現時点で検定試験を受けていない場合
があるので、その場合は操作者により一旦保存ボタン1
504が選択され、属性取得情報としてのテキスト情報
1503に基づいて操作者が英語検定試験を受けてその
点数がわかった後に保存していた表示画面1500が読
み出され、その点数が入力され送信ボタン1505が選
択されることになる。 (ステップ125) 不足属性情報受付部117が受け
付けた属性情報および不足属性情報取得部121が取得
した属性情報を、属性情報追加書込部119が記録媒体
Xに追加書き込みする。 (ステップ126) 不足属性情報受付部117が受け
付けた属性情報および不足属性情報取得部121が取得
した属性情報を、不足属性情報送信部118が属性情報
利用装置Bへ送信する。
【0059】(8−2)属性情報利用装置 属性情報利用装置Bが属性情報管理装置Aから属性情報
を受け付ける際の動作について図16に示す属性情報利
用装置Bの動作を示すフローチャートに基づいて説明す
る。 (ステップ201) 属性情報条件送信部202が属性
情報管理装置Aからの特定の働きかけの享受を受ける意
思を受け付ける。 (ステップ202) 属性情報条件送信部202がこの
意思の受付に応じて、利用属性条件記憶部201に記憶
された属性情報に関する条件としての属性の種類の指定
となる属性種類IDを属性情報管理装置Aへ送信する。 (ステップ203) 利用する属性の種類を属性情報管
理装置Aが受け付けると属性情報が送信されてくるの
で、属性情報受付部207がこれを受け付ける。なお、
要求する属性情報には必ず個性IDが付与されて送られ
てくるようになっている。 (ステップ204) 属性情報受付部207で必要な属
性情報はすべて受け付けられたかどうかの判断が行われ
る。ここで、すべての属性情報が受け付けられていると
判断された場合には属性情報の受け付け処理は終了す
る。
【0060】(ステップ205) ステップ204で必
要な属性情報がまだすべて受け付けられていないと判断
された場合には、不足属性種類受付部204が属性情報
管理装置Aから送られてくる不足している属性の種類を
受け付ける。 (ステップ206) 属性取得情報抽出部205が受け
付けられた不足している属性の種類について属性取得情
報記憶部203から属性取得情報を抽出する。 (ステップ207) 属性取得情報送信部206が抽出
された属性取得情報を属性情報管理装置Aへ送信する。 (ステップ208) 属性取得情報に基づく属性情報は
すぐに得られないものもあるので、属性情報管理装置A
側で一旦通信を切断する場合がある。そこで、属性情報
受付部207では属性情報を受け付けるまでに通信回線
が切断されたかどうかの判断を行う。 (ステップ209) ステップ208で通信回線が切断
されていないと判断された場合には、同時に属性情報受
付部207は属性情報管理装置Aからデータの受信があ
ったかどうかを判断し、データの受信がない場合にはス
テップ208に戻る。
【0061】(ステップ210) ステップ208で通
信回線が切断されたと判断した場合には、属性情報受付
部207は、ステップ203で受付られた属性情報を記
憶して処理を終了する。なお、ステップ203で受け付
けられた属性情報には個性IDが含まれているので、次
に接続されてきた場合に、記憶されている属性情報がど
の属性情報管理装置Aに関するものかを識別することが
できる。 (ステップ211) ステップ209で属性情報管理装
置Aからデータの受信があったと判断された場合は、こ
のデータは残りの属性情報であるので属性情報受付部2
07はこれを受け付ける。次に、上記ステップ208に
おいて回線が接続されたと判断され処理が終了したのち
に、同一の属性情報管理装置Aから属性情報が送信され
てくる場合の動作について図17の回線再接続後の属性
情報利用装置の動作を示すフローチャートに基づいて説
明する。 (ステップ301) 属性情報管理装置Aからアクセス
があり不足している属性情報と個性IDが送られてくる
ので属性情報受付部207は、これを受け付ける。 (ステップ302) 受けうつけられた個性IDに基づ
いて記憶されているこの個性IDを含む属性情報群を抽
出する。 (ステップ303) 抽出された属性情報群とステップ
301で受け付けられた属性情報群とを一つのグループ
とする。
【0062】(8−3)属性情報認証装置 属性情報認証装置Dの認証動作について図18の属性情
報認証装置Dの動作を示すフローチャートに基づいて説
明する。なお、既に、属性検証情報記憶部402には属
性情報提供装置Cから送信されてきた属性情報と属性情
報IDとが関連付けられて記憶されているものとする。 (ステップ401) 属性情報管理装置Aから属性情報
を受信した属性情報利用装置Bより、属性情報と属性情
報IDとが送信されてくるので、利用属性情報受付部4
03がこれを受け付ける。 (ステップ402) 属性検証情報抽出部404が、受
け付けられた属性情報IDに基づいて属性検証情報記憶
部402から属性検証情報としての属性情報を抽出す
る。 (ステップ403) 属性情報判断部405が、ステッ
プ401で受け付けられた属性情報とステップ402で
抽出された属性情報とを比較し一致するかどうかの判断
をおこなう。 (ステップ404) 判断結果送信部406が、属性情
報判断部405の判断結果を属性情報利用装置Bへ送信
する。
【0063】(実施の形態2)以下、実施の形態2に係
る個性運用システムについて説明する。実施の形態2に
係る個性運用システムは属性情報管理装置および属性情
報提供装置の構成が変わるのみであとの構成は実施の形
態1に係る個性運用システムと同様である。 (1)属性情報管理装置Ax 図19に実施の形態2に係る属性情報管理装置Axの機
能を模式的に表す機能ブロック図を示す。この属性情報
管理装置Axが実施の形態1に係る属性情報管理装置A
と相違するのは利用属性条件通知部103、属性条件選
択受付部104、許可属性情報抽出部105、抽出属性
情報送信部106、不足属性種類抽出部112、不足属
性種類送信部114が無く、替わりに受付属性情報抽出
部130、抽出属性情報通知部131、属性情報選択受
付部132、選択属性情報送信部133が設けられてい
る点である。以下、新たに設けられた構成部分について
説明する。受付属性情報抽出部130は属性情報読出部
101を制御して、属性条件受付部102により受け付
けられた条件に合致する属性情報を前記記録媒体から抽
出する。なお、条件が属性の種類の指定の場合は受付属
性情報抽出部130に含まれる受付属性種類抽出部13
0aにより受けうつけられた属性の種類に合致する属性
情報を前記記録媒体から抽出する。
【0064】抽出属性情報通知部131は受付属性情報
抽出部130により抽出された属性情報を操作者に通知
する。具体的には抽出された属性情報の名称および内容
を入出力部125のモニタ画面を通じて表示する。但
し、抽出された属性情報の公開フラグが「1」である場
合には通知は行わない。属性情報選択受付部132は通
知された属性情報の選択を前記操作者から受け付ける。
ここでは、モニタ画面に表示された属性情報の名称およ
び内容に対して操作者がマウスもしくはキーボートによ
り選択し、選択を確定することにより選択された属性情
報が受け付けられるようになっている。この選択につい
ても一括選択ができるボタンが画面に表示されており一
括選択もできるようになっている。選択属性情報送信部
133は選択された属性情報を前記属性情報利用装置B
xへ送信する。但し、受付属性情報抽出部130が抽出
した中に公開フラグが「1」のものがあった場合にはこ
の公開フラグが「1」の属性情報も属性情報利用装置B
xへ送信する。なお、選択属性情報送信部133は受付
属性種類抽出部130aにより抽出された属性情報を送
信する抽出属性情報送信手段としても機能する。
【0065】(2)属性情報利用装置Bx 図20に属性情報利用装置Bxの機能を模式的に表す機
能ブロック図を示す。この属性情報利用装置が実施の形
態1にかかる属性情報利用装置Bと相違するのは、不足
属性種類受付部204がなく、替わりに受付属性不足種
類抽出部220が設けられている点である。以下、これ
らの相違点について説明する。受付属性不足種類抽出部
220は、属性情報受付部207により受け付けられた
属性情報の属性の種類と前記利用属性条件記憶部201
に記憶された属性の種類とを比較して不足している属性
の種類を抽出する。なお、属性情報受付部207は要求
属性情報受付手段として機能する。また、不足属性種類
受付部204が無くなったので、属性取得情報抽出部2
05xは、不足属性種類受付部204により受け付けら
れた属性の種類に替えて、受付属性不足種類抽出部22
0により抽出された属性の種類について前記属性取得情
報記憶部203から属性取得情報を抽出する。
【0066】(3)動作 以下、上記属性情報管理装置Axおよび属性情報利用装
置Bxにおける相違点に基づく動作の相違点について説
明する。 (3−1)属性情報管理装置Ax 属性情報管理装置Axの動作に関しては図11に示すフ
ローチャートの(ステップ108〜ステップ111)が
図21に示すフローチャートの(ステップ130〜ステ
ップ133)に置き換わる。また、図11の(ステップ
114)、図12の(ステップ115〜ステップ11
6)は無くなる。(ステップ130) ステップ104
で利用者IDが再利用許可情報と関連づけられていない
場合、ステップ106で属性情報が一致しないと判断さ
れた場合には、受付属性情報抽出部130が受け付けら
れた属性情報に関する条件に合致する属性情報を抽出す
る。 (ステップ131) 抽出属性情報通知部131が抽出
された属性情報のうち、記録媒体Xにおいて公開フラグ
が「0」の要許可属性種類のものを入出力部125を通
じて操作者に通知する。 (ステップ132) 属性情報選択受付部132が通知
された属性情報の中から入出力部125を通じて操作者
の選択を受け付ける。 (ステップ133) 選択属性情報送信部133は属性
情報選択受付部132により受けつけられた属性情報を
属性情報利用装置Bxへ送信する。
【0067】(3−2)属性情報利用装置 属性情報管理装置Bxの動作に関しては図16に示すフ
ローチャートの(ステップ205)が図22に示すフロ
ーチャートの(ステップ220〜ステップ221)に置
き換わる。 (ステップ220) ステップ204で必要な属性情報
がまだすべて受け付けられていないと判断された場合に
は、受付属性不足種類抽出部220が属性情報受付部2
07が受け付けた属性情報の属性種類IDと利用属性条
件記憶部201に記憶された条件としての属性情報ID
とを比較する。(ステップ221) 受付属性不足種類
抽出部220は、比較の結果として不足している属性情
報IDを抽出する。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から、本発明は次のような効
果を奏する。請求項1に記載の属性情報管理装置は、属
性情報利用装置から要求される属性の条件を条件に合致
する属性情報を属性情報利用装置へ送信する前に、属性
情報管理装置の操作者がその条件に合致する属性情報を
送ってよいかどうかの判断を行うことができるので、不
用意に不利益をもたらす可能性のある相手に重要な属性
情報を送信することを防止できる等、属性情報の適切な
管理が可能となる。請求項2に記載の属性情報管理装置
は、予め許可無く送信してもよい属性の種類に関しては
通知されないので操作者が不必要な判断をする手間が省
かれ、装置の操作性が向上する。
【0069】請求項3に記載の属性情報管理装置は、属
性情報利用装置から要求される属性の条件に基づき抽出
される属性情報を属性情報利用装置へ送信する前に、属
性情報管理装置の操作者が抽出された属性情報を送って
よいかどうかの判断を行うことができるので、やはり、
不用意な属性情報の送信の防止等の属性情報の適切な管
理が可能となる請求項4に記載の属性情報管理装置は、
予め許可無く送信してもよい属性情報に関しては操作者
に通知されないので操作者が不必要な判断をする手間が
省かれ、やはり装置の操作性が向上する。
【0070】請求項5に記載の属性情報管理装置は属性
情報利用装置に対して2回以上属性情報を送信する必要
がある場合において、操作者が再利用の許可をすること
で自動的に2回目以降の同一の属性情報利用装置に属性
情報が送信されることになるので、毎回、操作者が属性
情報の選択等を行う必要が無くなり操作者の労力を軽減
することができる。
【0071】請求項6に記載の属性情報管理装置は、属
性情報利用装置から要求された属性の種類に合致する属
性情報が不足している場合に属性情報群の管理者である
操作者へ不足している属性の種類が通知されることにな
るので、属性情報管理装置の操作者はこれにもとづいて
不足している属性情報を入力もしくは属性情報提供装置
から取得することができる。請求項7に記載の属性情報
管理装置は、属性情報利用装置が要求する種類の属性情
報が無い場合に、これを取得するための情報である属性
取得情報が属性情報の管理者である操作者へ通知される
ことになるので、属性情報管理装置の操作者はこの属性
取得情報を参照して不足している属性情報を容易に得る
ことができる。
【0072】請求項8に記載の属性情報管理装置は、属
性情報利用装置が要求する種類の属性情報が無い場合
に、これを取得するための情報である属性取得情報が属
性情報の管理者である操作者へ通知されることになり、
やはり属性情報管理装置の操作者はこの属性取得情報を
参照して不足している属性情報を容易に得ることができ
る。請求項9に記載の属性情報管理装置は、不足してい
た属性情報が属性情報利用装置に送信されるとともに、
もとの記録媒体には無かった新たな属性情報が記録媒体
に追加して記憶されることになるので、記録媒体の内容
を使用される度に追加し充実させることが可能となる。
【0073】請求項10に記載の発明は、属性情報利用
装置が要求する属性情報が無い場合に、この不足してい
る属性情報を取得できる属性情報提供装置のアドレス情
報に基づいて自動的に不足している属性情報を取得し、
属性情報利用装置へ送信することができるので、不足し
ている属性情報に関して属性情報管理装置の操作者の操
作の必要をなくすることができる。請求項11に記載の
属性情報管理装置では自動的に元の記録媒体には不足し
ていた属性情報が、記録媒体に追加記録されることにな
るので記録媒体への属性情報の追加に際して属性情報管
理装置の操作者の労力の低減が図られる。
【0074】請求項12に記載の属性情報利用装置は、
属性情報を提供する属性情報管理装置に求める属性情報
が無い場合に、受け付けた不足している属性の種類に合
致する属性情報を取得するための属性情報取得情報を属
性情報管理装置へ送ることができる。請求項13に記載
の属性情報利用装置は、属性情報を提供する属性情報管
理装置に求める属性情報が無い場合に、この不足してい
る属性情報を受け付けた属性情報に基づいて判断し、こ
の不足している属性情報を取得するための属性情報取得
情報を属性情報管理装置へ送ることができるので、属性
情報管理装置からより容易に不足している属性情報を得
ることが可能となる。請求項14に記載の属性情報利用
装置は、属性情報管理装置が属性情報提供装置のアドレ
ス情報から自動的に属性情報を取得できるような場合に
おいて、より利便性の高い属性取得情報を送信すること
ができ、属性情報管理装置に対してより高い利便性を提
供することができる。
【0075】請求項15に記載の属性情報認証装置は、
不特定の属性情報を記録する記録媒体から属性情報利用
装置へ送信される属性情報のうち、属性情報提供装置か
ら提供されたものについて属性情報の真偽の判断を行う
ことができるので、属性情報利用装置においてより信頼
性の高い処理を行うことができる。請求項16に記載の
属性情報認証装置も不特定の属性情報を記録する記録媒
体から属性情報利用装置へ送信される属性情報の真偽の
判断を行うようにできるので、やはり属性情報利用装置
においてより信頼性の高い処理を行うことができる。請
求項17に記載の属性情報認証装置は、属性情報の真偽
の判断をデータの比較のみで行うことができるので、特
別な検証情報を生成する必要がなく属性情報提供装置に
おける労力の低減を図ることができる。請求項18から
請求項20に記載のプログラムは一般的なコンピュータ
に組み込むことにより上記効果を奏する各装置を容易に
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】個性運用システムの概要を表す模式図である。
【図2】各装置のハードウエア構成の概略を表すブロッ
ク図である。
【図3】(a)(b)(c)(d)とも個性を記憶した
記録媒体のレコード構成の概略図である。
【図4】属性情報管理装置Aの機能を模式的に表す機能
ブロック図である。
【図5】属性情報利用装置Bの機能を模式的に表す機能
ブロック図である。
【図6】(a)は利用属性条件記憶部のレコード内容の模
式図であり、(b)は属性取得情報記憶部のレコード内
容の模式図である。
【図7】属性情報提供装置Cの機能を模式的に表す機能
ブロック図をである。
【図8】属性情報記憶部のレコード内容の模式図であ
る。
【図9】属性情報認証装置Dの機能を模式的に表す機能
ブロック図である。
【図10】属性情報データ形式管理装置Eの機能を模式
的に表す機能ブロック図である。
【図11】属性情報管理装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図12】図11に続く属性情報管理装置の動作を示す
フローチャートである。
【図13】個性が記録された記録媒体の内容の例を示す
図である。
【図14】利用属性条件通知部が受け付けられた属性情
報に関する条件としての属性の種類を通知する画面の例
を示す図である。
【図15】不足属性種類通知部が不足している属性の種
類を通知し、属性取得情報通知部が属性取得情報を通知
する画面の例を示す図である。
【図16】属性情報利用装置Bの動作を示すフローチャ
ートである。
【図17】回線再接続後の属性情報利用装置の動作を示
すフローチャートである。
【図18】属性情報認証装置Dの動作を示すフローチャ
ートである。
【図19】属性情報管理装置Axの機能を模式的に表す
機能ブロック図である。
【図20】属性情報利用装置Bxの機能を模式的に表す
機能ブロック図である。
【図21】実施の形態2に係る属性情報管理装置Axの
動作における、図11に示すフローチャートでの置換部
分を示すフローチャートである。
【図22】実施の形態2に係る属性情報利用装置Bxの
動作における、図16に示すフローチャートでの置換部
分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A、Ax 属性情報管理装置 B、Bx 属性
情報利用装置 C 属性情報提供装置 D 属性
情報認証装置 E 属性情報データ形式管理装置 101 属性情報読出部 102 属性
条件受付部 102a 属性種類受付部 103 利用
属性条件通知部 104 属性条件選択受付部 105 許可
属性情報抽出部 106 抽出属性情報送信部 107 利用
者ID受付部 108 再利用許可情報受付部 109 利用
者ID再利用許可書込部 110 再利用属性情報抽出部 111 再利
用属性情報送信部 112 不足属性種類抽出部 113 不足
属性種類通知部 114 不足属性種類送信部 115 属性
取得情報受付部 116 属性取得情報通知部 117 不足
属性情報受付部 118 不足属性情報送信部 119 属性
情報追加書込部 120 不足属性取得アドレス受付部 121 不
足属性情報取得部 201 利用属性条件記憶部 202 属性
情報条件送信部 203 属性取得情報記憶部 204 不足
属性種類受付部 205 属性取得情報抽出部 206 属性
取得情報送信部 207 属性情報受付部属性 401 検証
情報受付部 402 属性検証情報記憶部 403 利用属
性情報受付部 404 属性検証情報抽出部 405 属性情
報判断部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の人もしくは事物に関する種類の特
    定されない属性情報群を記憶する記憶媒体から記録内容
    を読み出す属性情報読出手段と、 前記属性情報を利用する属性情報利用装置から、取得を
    要求する1以上の属性情報に関する条件を受け付ける属
    性条件受付手段と、 受け付けられた前記条件を、前記属性情報群の管理者で
    ある操作者に通知する利用属性条件通知手段と、 通知された前記条件の選択を前記操作者から受け付ける
    属性条件選択受付手段と、 前記属性情報読出手段を制御して、選択された前記条件
    に合致する属性情報を前記記録媒体から抽出する許可属
    性情報抽出手段と、 抽出された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する
    抽出属性情報送信手段とを有する属性情報管理装置。
  2. 【請求項2】 前記条件は属性情報に含まれる属性の種
    類の指定であり、 前記記録媒体には、無条件で属性情報の送信が許可され
    る属性の種類である公開属性種類と、属性情報の送信に
    際して前記操作者の許可を要する属性の種類である要許
    可属性種類とが識別できるように記憶され、 前記利用属性条件通知手段は、前記属性情報読出手段を
    介して前記記録媒体を参照し、受け付けられた前記条件
    としての属性の種類のうち要許可属性種類のみを前記操
    作者に通知し、 前記許可属性情報抽出手段は、選択された前記条件とし
    ての属性の種類に合致する属性情報に加えて、前記条件
    としての属性の種類のうち公開属性種類に属する属性情
    報を抽出する請求項1に記載の属性情報管理装置。
  3. 【請求項3】 特定の人もしくは事物に関する種類の特
    定されない属性情報群を記憶する記録媒体から記録内容
    を読み出す属性情報読出手段と、 前記属性情報を使用する属性情報利用装置から、取得を
    要求する1以上の属性情報に関する条件を受け付ける属
    性条件受付手段と、 前記属性情報読出手段を制御して、受け付けられた前記
    条件に合致する属性情報を前記記録媒体から抽出する受
    付属性情報抽出手段と、 抽出された属性情報を操作者に通知する抽出属性情報通
    知手段と、 通知された属性情報の選択を前記操作者から受け付ける
    属性情報選択受付手段と、 選択された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する
    選択属性情報送信手段とを有する属性情報管理装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体には、無条件で属性情報の
    送信が許可される属性情報である公開属性情報と、属性
    情報の送信に際して前記操作者の許可を要する属性情報
    である要許可属性情報とが識別できるように記憶され、 前記抽出属性情報通知手段は、受付属性情報抽出手段に
    より抽出された属性情報のうち要許可属性情報のみを前
    記操作者に通知し、 前記選択属性情報送信手段は、選択された前記属性情報
    に加えて、受付属性情報抽出手段により抽出された属性
    情報のうち公開属性情報も送信する請求項2に記載の属
    性情報管理装置。
  5. 【請求項5】 特定の人もしくは事物に関する種類の特
    定されない属性情報群を記憶する記録媒体から記録内容
    を読み出す属性情報読出手段と、 前記属性情報を使用する属性情報利用装置から、取得を
    要求する1以上の属性の条件を受け付ける属性条件受付
    手段と、 前記属性情報利用装置から属性情報の利用者の識別情報
    である利用者IDを受け付ける利用者ID受付手段と、 前記操作者から前記属性情報の利用者に関して2回目以
    降の属性情報の利用についての送信許可情報を受け付け
    る再利用許可情報受付手段と、 受け付けられた前記利用者IDと前記再利用許可情報と
    を関連付けて前記記録媒体に記憶する利用者ID再利用
    許可書込手段と、 前記属性情報読出手段を介して前記記録媒体に前記利用
    者ID受付手段により受け付けられた利用者IDが前記
    再利用許可情報と関連付けられて記憶されているかどう
    かを参照し、受け付けられた利用者IDと前記再利用許
    可情報とが関連付けられて記憶されている場合には前記
    属性情報利用装置から受け付けられた条件に合致する属
    性情報を抽出する再利用属性情報抽出手段と、 抽出された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する
    再利用属性情報送信手段とを有する属性情報管理装置。
  6. 【請求項6】 特定の人もしくは事物に関する種類の特
    定されない属性情報群を記憶する記録媒体から記録内容
    を読み出す属性情報読出手段と、 前記属性情報を利用する属性情報利用装置から、取得を
    要求する1以上の属性の種類の指定を受け付ける属性種
    類受付手段と、 前記属性情報読出手段を介して、前記記録媒体に記憶さ
    れている属性情報群と、受け付けられた前記属性の種類
    とを比較して不足している属性の種類を抽出する不足属
    性種類抽出手段と、 抽出された属性の種類を前記属性情報群の管理者である
    操作者へ通知する不足属性種類通知手段とを有する属性
    情報管理装置。
  7. 【請求項7】 前記属性情報管理装置において、さら
    に、 不足属性種類抽出手段により抽出された属性の種類を前
    記属性情報利用装置へ送信する不足属性種類送信手段
    と、 前記属性情報利用装置から前記不足している属性の種類
    に合致する属性情報の取得方法もしくは取得場所の少な
    くとも一つを示す情報である属性取得情報を受け付ける
    属性取得情報受付手段と、 受け付けられた属性取得情報を前記操作者へ通知する属
    性取得情報通知手段とを設けた請求項6に記載の属性情
    報管理装置。
  8. 【請求項8】 特定の人もしくは事物に関する種類の特
    定されない属性情報群を記憶する記録媒体から記録内容
    を読み出す属性情報読出手段と、 前記属性情報を利用する属性情報利用装置から、取得を
    要求する1以上の属性の種類の指定を受け付ける属性種
    類受付手段と、 前記属性情報読出手段を制御して、受け付けられた前記
    属性の種類に合致する属性情報を前記記録媒体から抽出
    する受付属性種類抽出手段と、 抽出された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する
    抽出属性情報送信手段と、 前記属性情報利用装置から不足している属性の種類に合
    致する属性情報の取得方法もしくは取得場所の少なくと
    も一つを示す情報である属性取得情報を受け付ける属性
    取得情報受付手段と、 受け付けられた属性取得情報を前記操作者へ通知する属
    性取得情報通知手段とを有する属性情報管理装置。
  9. 【請求項9】 前記属性情報管理装置において、さら
    に、 前記不足している前記属性の種類に合致する属性情報を
    受け付ける不足属性情報受付手段と、 受け付けられた前記属性情報を前記属性情報利用装置へ
    送信する不足属性情報送信手段と受け付けられた属性情
    報を前記記録媒体に追加書き込みする属性情報追加書込
    手段とを有する請求項6から8のいずれか1項に記載の
    属性情報管理装置。
  10. 【請求項10】 前記属性情報管理装置において、前記
    不足属性種類通知手段に替えて、 前記不足属性種類抽出手段により抽出された前記属性の
    種類を前記属性情報利用装置へ送信する不足属性種類送
    信手段と、 前記属性情報利用装置から、前記属性管理装置に通信回
    線で接続されている、前記不足している属性の種類に合
    致する属性情報を取得できる属性情報提供装置のアドレ
    ス情報を受け付ける不足属性取得アドレス受付手段と、 受け付けられた前記アドレス情報に基づいて、前記属性
    情報提供装置へアクセスして前記抽出された不足してい
    る属性の種類に合致する属性情報を取得する不足属性情
    報取得手段と、 取得された属性情報を前記属性情報利用装置へ送信する
    取得属性情報送信手段とを有する請求項6に記載の属性
    情報管理装置。
  11. 【請求項11】 前記属性情報管理装置において、さら
    に、 前記不足属性情報取得手段が取得した属性情報を前記記
    録媒体に追加書き込みする属性情報追加書込手段を有す
    る請求項10に記載の属性情報管理装置。
  12. 【請求項12】 使用すべき属性情報の属性の種類を記
    憶する利用属性種類記憶手段と、 前記記憶された各属性情報の属性の種類ごとに属性情報
    の取得方法もしくは取得場所の少なくとも一つを示す属
    性取得情報群を記憶する属性取得情報記憶手段と、 特定の人もしくは事物に関する種類の特定されない属性
    情報群を記憶する記録媒体を管理する属性情報管理装置
    に対して前記記憶された属性情報の属性の種類を送信す
    る属性情報種類送信手段と、 前記属性情報管理装置から不足している属性の種類を受
    け付ける不足属性種類受付手段と、 受け付けられた属性の種類について前記属性取得情報記
    憶手段から属性取得情報を抽出する属性取得情報抽出手
    段と、 抽出された属性取得情報を前記属性管理装置へ送信する
    属性取得情報送信手段とを有する属性情報利用装置。
  13. 【請求項13】 前記不足属性種類受付手段に替えて、 前記属性情報管理装置から属性情報を受け付ける要求属
    性情報受付手段と、 受け付けられた属性情報の属性の種類と前記利用属性種
    類記憶手段に記憶された属性の種類とを比較して不足し
    ている属性の種類を抽出する受付属性不足種類抽出手段
    とを有し、 前記属性取得情報抽出手段は、受け付けられた属性の種
    類に替えて、受付属性不足種類抽出手段により抽出され
    た属性の種類について前記属性取得情報記憶手段から属
    性取得情報を抽出する請求項12に記載の属性情報利用
    装置。
  14. 【請求項14】 前記属性取得情報は、前記属性情報管
    理装置に通信回線で接続されている、属性情報を取得で
    きる属性情報提供装置のアドレス情報である請求項12
    又は13に記載の属性情報利用装置。
  15. 【請求項15】 特定の人もしくは事物に関する種類の
    特定されない属性情報群を記憶する記録媒体を管理する
    複数の属性情報管理装置に対して属性情報提供装置によ
    り提供される前記属性情報の真偽を検証する検証情報を
    前記属性情報を識別する属性情報IDに関連付けて記憶
    する属性検証情報記憶手段と、 前記属性情報管理装置に管理される前記属性情報を利用
    する属性情報利用装置により前記属性情報管理装置から
    属性情報と属性情報IDとの受信が行われた後に、受信
    された属性情報と属性情報IDとを前記属性情報利用装
    置から受け付ける利用属性情報受付手段と、 利用属性情報受付手段により受け付けられた前記属性情
    報IDより前記属性検証情報記憶手段から関連付けられ
    た検証情報を抽出する属性検証情報抽出手段と、 抽出された検証情報を用いて利用属性情報受付手段によ
    り受け付けられた属性情報の真偽を判断する属性情報判
    断手段と、 判断結果を前記属性情報利用装置へ送信する判断結果送
    信手段とを有する属性情報認証装置。
  16. 【請求項16】 前記検証情報記憶手段は属性情報ID
    の替わりに前記属性情報提供装置を識別する提供者ID
    と前記属性情報の所有者を識別する所有者IDとに前記
    検証情報を関連付けて記憶し、 利用属性情報受付手段は、前記属性情報管理装置に管理
    される前記属性情報を利用する属性情報利用装置により
    前記属性情報管理装置から属性情報と提供者IDと所有
    者IDの受信が行われた後に、受信された属性情報と提
    供者IDと所有者IDとを前記属性情報利用装置から受
    け付け、 属性検証情報抽出手段は、利用属性情報受付手段により
    受け付けられた前記提供者IDと前記所有者IDとによ
    り前記属性検証情報記憶手段から関連付けられた検証情
    報を抽出する請求項15に記載の属性情報認証装置。
  17. 【請求項17】 前記検証情報は、前記属性情報提供装
    置から前記属性情報管理装置へ送信される属性情報自体
    である請求項15又は16に記載の属性情報認証装置。
  18. 【請求項18】コンピュータに請求項1から11のいず
    れか1項に記載の属性情報管理装置として機能させるた
    めのプログラム。
  19. 【請求項19】コンピュータに請求項12から14のい
    ずれか1項に記載の属性情報利用装置として機能させる
    ためのプログラム。
  20. 【請求項20】コンピュータに請求項15から17のい
    ずれか1項に記載の属性情報認証装置として機能させる
    ためのプログラム。
JP2001372054A 2001-12-05 2001-12-05 属性情報管理装置、属性情報利用装置および属性情報認証装置 Expired - Lifetime JP4601227B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001372054A JP4601227B2 (ja) 2001-12-05 2001-12-05 属性情報管理装置、属性情報利用装置および属性情報認証装置
PCT/JP2002/012798 WO2003048992A1 (fr) 2001-12-05 2002-12-05 Appareil de verification d'informations sur des attributs, appareil d'utilisation d'informations sur des attributs, et appareil d'authentification d'informations sur des attributs

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001372054A JP4601227B2 (ja) 2001-12-05 2001-12-05 属性情報管理装置、属性情報利用装置および属性情報認証装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003173336A true JP2003173336A (ja) 2003-06-20
JP4601227B2 JP4601227B2 (ja) 2010-12-22

Family

ID=19181006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001372054A Expired - Lifetime JP4601227B2 (ja) 2001-12-05 2001-12-05 属性情報管理装置、属性情報利用装置および属性情報認証装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4601227B2 (ja)
WO (1) WO2003048992A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015201104A (ja) * 2014-04-09 2015-11-12 富士通株式会社 端末装置、情報管理装置、端末プログラム、情報管理プログラム、及びシステム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09134389A (ja) * 1995-11-07 1997-05-20 Toshiba Corp 情報処理端末装置
JPH10254957A (ja) * 1997-03-07 1998-09-25 Hitachi Ltd 個別サービス提供システム
JP3922482B2 (ja) * 1997-10-14 2007-05-30 ソニー株式会社 情報処理装置および方法
JP2000155633A (ja) * 1998-11-24 2000-06-06 Casio Comput Co Ltd データ入力処理装置及び記録媒体
JP2001291031A (ja) * 2000-04-10 2001-10-19 Dainippon Printing Co Ltd 保険付き商品取引システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015201104A (ja) * 2014-04-09 2015-11-12 富士通株式会社 端末装置、情報管理装置、端末プログラム、情報管理プログラム、及びシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4601227B2 (ja) 2010-12-22
WO2003048992A1 (fr) 2003-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4036333B2 (ja) 送信側メールサーバ、受信側メールサーバ、電子メールシステム、署名データ管理方法、およびプログラム
US8156330B2 (en) Terminal for exchanging electronic business cards
JP2000032033A (ja) 情報交換方法、情報管理流通装置、情報管理装置、情報流通装置、情報管理流通プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報流通プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
EP1507381A2 (en) Information processing apparatus, an authentication apparatus, and an external apparatus
JP4682385B2 (ja) コンテンツ管理システム、コンテンツ管理方法およびプログラム
JP5397527B2 (ja) 手続管理システム
CN110287691A (zh) 应用程序登录方法、装置、设备及存储介质
US20050038683A1 (en) System and method of international patent application
JP2001118009A (ja) 電子帳票の取得方法、電子帳票システム、電子帳票を取得するプログラムを格納した記憶媒体
JP5174297B2 (ja) 手続管理システム
US20030090502A1 (en) Method and apparatus for indicating information
JP2000322440A (ja) 個人情報管理システム及び方法並びに個人情報管理プログラムを記録した記憶媒体
JP2002117215A (ja) 特許管理システム
JP2009205305A (ja) 個人情報管理装置、個人情報管理方法、プログラム、及び記録媒体
JP2003044607A (ja) 個人情報統合管理システム及びそのプログラム並びにそのプログラムを記録した媒体
JP2005056105A (ja) サーバへの接続権限の管理方法及び管理システム
JP2002139997A (ja) 電子捺印システム
US11151115B2 (en) Information linkage system and information management method
JP2003281148A (ja) 文書管理方法及び文書管理システム
JP2003173336A (ja) 属性情報管理装置、属性情報利用装置および属性情報認証装置
JP4402520B2 (ja) ディスクロージャ文書作成支援方法及びディスクロージャ文書作成支援システム
JP2005122606A (ja) 情報閲覧装置、情報閲覧システム、及び情報閲覧プログラム
JP2003058678A (ja) 文書回覧システム、文書回覧方法、サーバ装置、回覧状況確認端末、プログラム、記憶媒体
JP2003030356A (ja) データサービス方法およびシステム、データ処理装置および方法、コンピュータプログラム
JP2010072961A (ja) コンテンツ管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080526

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080612

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080711

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100928

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4601227

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term