JP4600425B2 - バックライトユニット - Google Patents

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Description

本発明は、画素単位での透過/非透過あるいは透明状態/散乱状態に応じて表示パターンが規定される表示素子が配置された液晶パネルを、背面側から照明するバックライトユニットに関する。
近年、TFT型液晶パネルやSTN型液晶パネルを使用した液晶表示装置は、主としてOA分野のカラーノートPC(パーソナルコンピュータ)を中心に商品化されつつある。
このような液晶表示装置においては、従来から、液晶パネルの背面側(観察者側)に光源を配置し、この光源からの光で液晶パネルを照明する方式、いわゆる、バックライトユニット方式が採用されている。
この種のバックライトユニット方式に採用されているバックライトユニットとしては、大別して冷陰極管(CCFT)等の光源ランプを、光透過性に優れたアクリル樹脂等からなる平板状の導光板内で多重反射させる「導光板ライトガイド方式」(いわゆる、エッジライト方式)と、導光板を用いない「直下型方式」とがある。
導光板ライトガイド方式のバックライトユニットが搭載された液晶表示装置としては、例えば、図1に示すものが一般に知られている。
これは、上部に偏光板71,73に挟まれた液晶パネル72が設けられ、その下面側に、略長方形板状のPMMA(ポリメチルメタクリレート)やアクリル等の透明な基材からなる導光板79が設置されており、該導光板の上面(光射出側)に拡散フィルム(拡散層)78が設けられている。
さらに、この導光板79の下面に、導光板79に導入された光を効率よく上記液晶パネル72方向に均一となるように散乱して反射されるための散乱反射パターン部が印刷などによって設けられる(図示せず)と共に、散乱反射パターン部下方に反射フィルム(反射層)77が設けられている。
また、上記導光板79には、側端部に光源ランプ76が取り付けられており、さらに、光源ランプ76の光を効率よく導光板79中に入射させるべく、光源ランプ76の背面側を覆うようにして高反射率のランプリフレクター81が設けられている。上記散乱反射パターン部は、白色である二酸化チタン(TiO)粉末を透明な接着剤等の溶液に混合した混合物を、所定パターン、例えばドットパターンにて印刷し乾燥、形成したものであり、導光板79内に入射した光に指向性を付与し、光射出面側へと導くようになっており、高輝度化を図るための工夫である。
さらに、最近では、光利用効率をアップして高輝度化を図るべく、図2に示すように、拡散フィルム78と液晶パネル72との間に、光集光機能を備えたプリズムフィルム(プリズム層)74,75を設けることが提案されている。このプリズムフィルム74,75は導光板79の光射出面から射出され、拡散フィルム78で拡散された光を、高効率で液晶パネル72の有効表示エリアに集光させるものである。
しかしながら、図1、図2に例示した装置では、視野角の制御は、拡散フィルム78の拡散性のみに委ねられており、その制御は難しく、ディスプレイの正面方向の中心部は明るく、周辺部に行くほど暗くなる特性は避けられない。そのため、液晶画面を横から見たときの輝度の低下が大きく、光の利用効率の低下を招いていた。
さらに、図2に例示したプリズムフィルムを用いる装置では、プリズムフィルムの枚数が2枚必要であるため、フィルムの吸収による光量の低下が大きいだけでなく、部材数の増加によりコストが上昇する原因にもなっていた。
一方、直下型方式は、導光板の利用が困難な大型の液晶TVなどの表示装置が用いられている。
直下型方式の液晶表示装置としては、図3に例示する装置が一般的に知られている。これにおいては、上部に偏光板71、73に挟まれた液晶パネル72が設けられ、その下面側に、蛍光管等からなる光源51から射出され、拡散フィルム82のような光学シートで拡散された光を、高効率で液晶パネル72の有効表示エリアに集光させるものである。光源51からの光を効率よく照明光として利用するために、光源51の背面には、リフレター52が配置されている。
しかしながら、図3に例示する装置でも、視野角の制御は、拡散フィルム82の拡散性のみに委ねられており、その制御は難しく、ディスプレイの正面方向の中心部は明るく、周辺部に行くほど暗くなる特性は避けられない。そのため、液晶画面を横から見たときの輝度の低下が大きく、光の利用効率の低下を招いていた。さらに、プリズムフィルムを用いるものでは、プリズムフィルムの枚数が2枚必要であるため、フィルムの吸収による光量の低下が大きいだけでなく、部材数の増加によりコストが上昇する原因にもなっていた。
また光源51間の間隔が広すぎると、画面上に輝度ムラが生じやすく、光源51の数を減らせず、消費電力の増加及びコストの増加を招く原因となっていた。
ところで、このような液晶表示装置では、軽量、低消費電力、高輝度、薄型化であることが市場ニーズとして強く要請されており、それに伴い、液晶表示装置に搭載されるバックライトユニットも、軽量、低消費電力、高輝度であることが要求されている。
特に、最近、目覚しい発展をみるカラー液晶表示装置においては、液晶パネルのパネル透過率がモノクロ対応の液晶パネルに比べ格段に低く、そのため、バックライトユニットの輝度向上を図ることが、装置自体の低消費電力を得るために必須となっている。
しかしながら、上述したように従来の装置では、高輝度、低消費電力の要請に充分に応えられているとは言いがたく、ユーザからは、低価格、高輝度、高表示品位で、かつ低消費電力の液晶表示装置を実現できるバックライトユニットの開発が待ち望まれている。
上記の状況に鑑みて本出願人は、例えば、特開2000−284268号公報(特許文献1)のように、液晶パネルと、この液晶パネルに背面側から光を照明する光源手段とを備え、この光源手段に、光源からの光を液晶パネルへと導くレンズ層が設けられ、該レンズ層焦点面近傍に開口をもつ遮光部を有することを特徴とする液晶表示装置を提案している。
上述の特開2000−284268号公報(特許文献1)には、同文献の図1から図3に示されるように、液晶パネルとバックライトユニットの間に、遮光部を有するレンズシートを配置してなる構成が開示されているが、図1から図3のいずれも、レンズシートは液晶パネル側にレンズ部を構成する凹凸形状を有している。
上述のレンズシートを介在させたことによる作用効果は、導光板から射出する光が有する拡散性をレンズ作用により変調して、液晶パネル側にレンズ部を構成する凹凸形状を有している。
上述のレンズシートを介在させたことによる作用効果は、導光板から射出する光が有する拡散性をレンズ作用に変調して、液晶パネル側に方向を揃えて射出させることが可能となる点にある。
加えて、特定箇所に開口を持つ遮光部を形成したことにより、液晶パネルの画素に入射する光量を選択的に多くすることが可能となり、バックライトの利用効率が向上することと、前記開口の形状を制御することで表示光の視野領域も制御することが可能となることである。
特開2000−284268号公報 特開2006−106197号公報
ところで、液晶TVや、パソコン用モニターに使用される液晶表示装置では、携帯電話やモバイル端末に比べて、長時間連続して使用される。それに加えて最近では、携帯電話やモバイル端末に使用される液晶表示装置でも、省電力化設計の採用に伴い、従来よりも長時間連続して使用されることが予想される。
このように、液晶表示装置がより長時間連続して使用されるようになると、光源から発せられる熱の影響で、バックライトユニットに用いられる光学シートの温度が上昇し、熱変形による反りや剥離が生じ、液晶表示装置から表示される画質が低下する恐れがあるという問題がある。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、液晶表示装置が長時間連続して使用される場合であっても、光学シートの熱変形による反りや剥離を防ぎ、もって、画質の低下を阻止することが可能なバックライトユニットを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
本願の請求項1の発明は、光源と、前記光源からの光をディスプレイに供給する光学シートとを備えてなるバックライトユニットである。ここで、前記光学シートは、入射面側から入射した前記光源からの光を、非入射面側である出射面側に散乱する光散乱層と、前記光散乱層の非入射面に複数のストライプ状に配置されてなる光反射部と、隣り合う2つの前記光反射部の間に配置されてなる光透過部と、前記光反射部及び前記光透過部の上に、前記複数の単位凸シリンドリカルレンズが前記ディスプレイ側に並列配置されてなるレンズ部と、前記レンズ部と反対側の面であって、前記光透過部によって透過される光が入射する非レンズ面とを有し、前記複数の単位凸シリンドリカルレンズは前記光透過部のおのおのに1:1で対応しており、かつ前記光反射部の各単位の長手方向に沿って、ストライプ状に配置されてなるレンチキュラーシートとを備える。また、長手方向は鉛直方向であり、光学シートは鉛直方向の寸法よりも水平方向の寸法の方が長く、前記光透過部は、長手方向の両端のうち、端面のみが開放された空気層からなり、前記光散乱層により散乱された光を透過し、透過したその光を前記光透過部の各々に対応する前記単位凸シルンドリカルレンズに入射させるものである。そして、入射したその光が前記複数の単位凸シリンドリカルレンズで屈折され前記ディスプレイ側正面から出射する。
更にまた本願の請求項2の発明は、請求項1に記載のバックライトユニットにおいて、複数の単位凸シリンドリカルレンズが並列配置されてなる配置ピッチを、50×10−6(m)以上200×10−6(m)以下とした。
本発明によれば、液晶表示装置が長時間連続して使用される場合であっても、光学シートの熱変形による反りや剥離を防ぎ、もって、画質の低下を阻止することが可能なバックライトユニットを実現することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係るバックライトユニットの一例を示す側面図である。すなわち、本発明の実施の形態に係るバックライトユニットは、ランプハウス20内に収納されたシリンダ形状の複数の光源21と、各光源21からの光Hを、偏光板31、32に挟まれた液晶パネル30に供給する光学シート10を備えてなる。なお図中22は、複数の光源21の背面側に配置された光反射板である。
図6は、光学シート10の構成例を示す斜視図である。
この光学シート10は、入射面11から入射した光Hを、非入射面側である出射面12側に散乱する光散乱層13を備えている。
ここで光散乱層13は、透明樹脂とこの透明樹脂の中に分散された透明粒子とを具備して構成されており、これら透明樹脂の屈折率と透明粒子の屈折率が異なるものである必要がある。透明樹脂の屈折率と透明粒子の屈折率の差は0.02以上であることが望ましい。屈折率の差がこれより小さいと十分な光散乱性能が得られない。また、その屈折率差は0.5以下でよい。
光散乱層13は、この光散乱層13に入射した光を散乱させながら透過させる必要がある。このため、光散乱層に含まれる前記透明粒子の平均粒径は0.5×10−6(m)〜10.0×10−6(m)であることが望ましい。好ましくは1.0×10−6(m)〜5.0×10−6(m)である。
透明樹脂としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル系樹脂、フッ素系アクリル樹脂、シリコーン系アクリル樹脂、エポキシアクリレート樹脂、メチルスチレン樹脂及びフルオレン樹脂等を使用することができる。
また、透明粒子としては、無機酸化物からなる透明粒子又は樹脂からなる透明粒子が使用できる。例えば、無機酸化物からなる透明粒子としてはシリカやアルミナ等からなる粒子を挙げることができる。また、樹脂からなる透明粒子としては、アクリル粒子、スチレン粒子、スチレンアクリル粒子及びその架橋体;メラミン−ホルマリン縮合物の粒子;PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(ペルフルオロアルコキシ樹脂)、FEP(テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、PVDF(ポリフルオロビニリデン)、及びETFE(エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体)等の含フッ素ポリマー粒子;シリコーン樹脂粒子等を挙げることができる。これら透明粒子は、2種類以上を混合して使用してもよい。
そして、これら透明樹脂中に透明粒子を分散して、押出し成型することにより、板状の光散乱層13を製造することができる。その厚みは、1〜5(mm)であることが望ましい。
1(mm)未満の場合、光散乱層13は薄くこしがないのでたわむという欠点がある。一方5(mm)を越えると、光源21からの光の透過率が悪くなるという欠点がある。
この光学シート10は、出射面12側に一方の面が設けられ、光散乱層13によって散乱された光を光散乱層13側に反射する複数の光反射部14を備えている。さらに、隣接する2つの光反射部14の間に設けられ、光散乱層13によって散乱された光を非光散乱層側であるレンチキュラーシート17に透過する空気層からなる複数の光透過部15を備えている。このような光透過部15を透過する光のみを集光して単位凸シリンドリカルレンズ16に導くことが可能となる。
光反射部14は、光散乱層13から入射した散乱した光が、光透過部15を透過し、光透過部15の各々に対応する一の単位凸シリンドリカルレンズ16のみに入射するように、光透過部15を透過した光が、対応する単位凸シリンドリカルレンズの両隣もしくはさらにその隣の単位凸シリンドリカルレンズに入射しない目的で設けられ、凸シリンドリカルレンズ16の単位レンズのそれぞれに1:1で対応した光透過部15を有するストライプ状であり、レンズ部の反対側の表面に、ストライプ状に対応した光透過部を有するストライプ状であり、レンズ部の反対側の表面にストライプ状に対応した凸部を形成している。
また、光反射部14は、通常は、金属粒子または高屈折率透明粒子を分散混合してなるインキの塗布形成、転写形成、又は金属箔のラミネート形成によって形成される。
しかし、光反射部14の作成方法は上記方法に限らず、例えば、図5において、レンチキュラーシート17と光反射部14が一体の形状170になるように射出成形で作成し、さらに光反射部14の底辺Tに金属粒子または高屈折率透明粒子を分散混合してなるインキを塗布や印刷等をすることで光反射部14の底辺Tのみもしくは底辺T及び側面に反射膜を形成することも出来る。
この場合、図4に示す光透過部15の形成方法と比較して光透過部15を確実に形成できるので、光透過部15に空気を対流させる場合にはより効果的であるという利点もある。
さらにこの場合において、光散乱層13と光反射部14との接着工程も考慮して、前記金属粒子または高屈折透明粒子を分散混合してなるインキに接着剤を混合したものを用いて光反射部14を作成してもよい。
次に、光学シート10は、複数の単位凸シリンドリカルレンズ16が液晶パネル30側に並列配置されてなるレンズ部と、レンズ部と反対側の面19であって、光透過部15によって透過される光が入射する非レンズ面19とを有するレンチキュラーシート17を備えている。
この複数の単位凸シリンドリカルレンズ16は、例えばレンチキュラーレンズであり、レンチキュラーシート17は、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、COP(シクロオレフィンポリマー)等を用いて、当該技術分野では良く知られている押し出し成形法、射出成型法、あるいは熱プレス成型法によって形成する。
複数の光反射部14のおのおのは、当該技術分野でよく知られている印刷法、転写法、あるいはフォトリソグラフィー法を用いて形成され、非レンズ面19に対して凸部を形成するように、かつ各単位凸シリンドリカルレンズ16の長手方向X(図4及び図5中における前後方向、及び図6中におけるX方向)に沿って配置される。接着層18は、複数の光反射部14と、光散乱層13とを接着する。接着剤を光散乱層13に塗布し、レンチキュラーシート17を押圧して接着することもできるし、レンチキュラーシート17の光反射部14に接着剤を塗布し、光散乱層13を押圧して接着することもできる。
これにより、図6に示す光学シート10の斜視図、及び図7A、図7Bに示す光反射部14の平面図に示すように、複数の単位凸シリンドリカルレンズ16が並列配置される配置方向Yに沿って光反射部14と光透過部15とが交互にストライプ状に配置される。
このような光学シート10によれば、例えば特開2006−106197号公報(特許文献2)に記載されているように、光源21からの光Hを光散乱層13によって散乱させ、光透過部15を透過する光のみを集光して単位凸シリンドリカルレンズ16に入射させることができるとともに、単位凸シリンドリカルレンズ16に入射させることができなかった光については、光反射部14と、光反射板22との間で、繰返して反射させ最終的に光透過部15を透過させることにより、無駄に出射させることなく再利用することができるので、光源21からの光の利用効率を高めつつ、拡散範囲を制御して、各単位凸シリンドリカルレンズ16の表面から正面方向に出射光Kを出射し、液晶パネル30に供給することが可能となる。なお、単位凸シリンドリカルレンズ16の配置方向Yに沿った配置ピッチPは、更に光の均一性の実現、及び液晶パネル30から表示される画像のモアレ防止の観点から、例えば50×10−6(m)以上200×10−6(m)以下とする。また、同じくモアレ防止の観点からは、ストライプの配列方向、すなわち単位凸シリンドリカルレンズ16の配置方向Yと、液晶パネル30の画素の配向方向とが平行ではなく、例えば30度以内の範囲にずれるように配置することが好ましい。
さらに、本発明の実施の形態では、光学シート10が、ストライプの両端L,Rに位置する各光透過部15の両端面15R、15Lのうち、少なくとも片方の端面(例えば、図6に示すような端面15R)を開放している。
図8の部分側面図にその典型例に示すように、光透過部15の端面の幅は、レンズの配置ピッチPの30(%)から60(%)であり、その高さは5×10−6(m)から20×10−6(m)である。
ここで配置ピッチPは、液晶画素との関係でモアレが発生しないこと、また放射線硬化型樹脂に限らず押出形成でもレンチキュラーシート17を形成できることを考慮して300×10−6(m)以下とする。
さらに光透過部15の幅を配置ピッチPの30(%)から60(%)にしたのは、光透過部15の長さがレンズの配置ピッチPの長さに対して30(%)より小さいと視野角が狭くなってしまい、また60(%)より大きいと正面輝度が低くなりいずれの場合も画像特性が悪くなるという欠点がある。
また光透過部15の高さは5×10−6(m)から20×10−6(m)である。光透過部15の高さが5×10−6(m)以下であると、バックライトユニットを作製する際に光散乱層13と光反射部14を接着する接着層18が光透過部15を埋めてしまうため空気が通らない。また光反射部14の厚さが5×10−6(m)以下では、そもそも光反射部14には光の反射に必要な十分な透明粒子が含まれず反射特性が悪いという問題がある。
逆に光反射部14の高さが20×10−6(m)より大きいと、光反射部14には光を反射させるための透明粒子が多くなり、光の反射特性は十分であるが、光反射部14自体の脆性が悪くなってしまい製造プロセスやハンドリングする際に衝撃等で光反射部14が崩れたり、透明粒子の粉が発生する問題がある。
光散乱層13と接着層18とを含めた厚みの一例は2(mm)、レンチキュラーシート17のうち単位凸シリンドリカルレンズ16を含まない厚みの一例は75×10−6(m)である。また、上述のように、光散乱層13は例えばポリカーボネート、ポリスチレン、MS樹脂等からなり、ポリカーボネート、ポリスチレン、及びMS樹脂の線膨張係数は、それぞれ6.7×10−5(cm/cm/℃)、7×10−5(cm/cm/℃)及び7×10−5(cm/cm/℃)、である。一方、レンチキュラーシート17は、例えばPETからなり、PETの線膨張係数は2.7×10−5(cm/cm/℃)であり、光散乱層13の線膨張係数の方が大きい。従って、光学シート10が熱を受け、変形する場合には、レンチキュラーシート17側に反りが発生する。しかしながら、本発明の実施の形態では、ストライプの両端L,Rに位置する各光透過部15の両端面15R、15Lのうち、少なくとも片方の端面を開放することにより、各光透過部15における空気の流れが良くなるので、光学シート10を効率良く冷却することが可能となる。したがって、液晶表示装置が長時間連続して使用される場合であっても、光学シート10の熱変形による反りや剥離を防ぎ、もって、画質の低下を阻止することが可能となる。基本的には、表1に示すように、各光透過部15における空気の流れが良くなるので、端面の断面積の大小に関わらず反りによる画質の低下は認められないが、片側の端面のみ開放した場合には、各光透過部15における空気の流れが若干悪くなるので、端面の断面積が小さい場合には反りによる画質の低下が認められやすくなる傾向にある。
Figure 0004600425
具体的には、各光透過部15内を流れる空気の圧力損失ΔPが0(Pa)<ΔP<7×10(Pa)である場合には、各光透過部15の両端面15R、15Lともに開放する。このように両端面15R、15Lともに開放することにより、各光透過部15における空気の流れが良くなり、光学シート10を効率良く冷却することができる。なお、ΔP=0とは、光透過部15に入る空気が、光透過部15の壁面からの摩擦を受けずに、また空気自体の内部摩擦もない理想的な空気の流れの状態である。
一般に、ストライプ長Sが長くなると、各光透過部15における空気の流れが悪くなる傾向にあるので、図7Aに示すようにストライプ長Sが配置方向Yの寸法より長い場合よりも、図7Bに示すようにストライプ長Sが配置方向Yの寸法より短い場合の方が、熱変形による影響を受けにくい。このため、図7Bに示すようにストライプ長Sが配置方向Yの寸法より短くなるような光学シート10を用いることが好ましい。
また、各光透過部15の片方の端面のみが開放された場合には、他方の端面が閉塞されており、各光透過部15における空気の流れが若干悪くなるので、光学シート10の熱変形を回避するためには、ストライプ長Sを短く制限しなければならない。この場合、空気の圧力損失ΔPを、0(Pa)<ΔP<4×10(Pa)とする。
上記説明したストライプ長Sと、それに対して許容される圧力損失ΔPの根拠について、図9を用いて説明する。光透過部15の空気層に空気が流れるためには、空気層の入り口、すなわち、光透過部15の開放された端面での空気の圧力P1と、空気層内部、すなわち光透過部15の内部での圧力P2との差である圧力損失ΔP(=P1−P2)がある一定の値以上でないと空気層内で空気が十分に対流しない。ここで、光透過部15における十分な空気の対流が無いと、熱放出がなくなり、光学シート10が高温になり、場合によっては、熱変形に至る。
次に、光透過部15を流れる空気の圧力損失ΔPを、円管に対するモデル式を用いて評価した。ただし、図9に示すように、光透過部15の端面における断面形状は円ではなく、長方形であるので、
4×(流体の流れの断面積)/(流体が接触している固体壁周辺の長さ)
によって得られる光透過部15の断面の相当直径Deを用いて圧力損失ΔPを算出する。上記式より、光透過部15の端面における長方形の辺の長さをそれぞれa,bとした場合、相当直径De=2ab/(a+b)となる。このとき、空気層を通過する空気の平均流速は、以下の通りである。
Figure 0004600425
また、圧力損失ΔPは、ハーゲン・ポアズイユ式を用いると、以下のように示される。これより、圧力損失ΔP=32μSVave/Deであることが分かる。
Figure 0004600425
ただし、上記(1)式及び(2)式において、
ΔP:圧力損失
De:相当直径
ave:空気の平均流速
ρ:空気の密度
S:ストライプ長
max:空気の流量の最大値
:円管の場合の半径
である。
次に、光学シート10の光透過部15のうち、片方の端面のみを開放したバックライトユニットを様々な大きさのディスプレイに実際に使用し、光学シート10の熱変形による反りを観察した。その結果、32インチ以上のディスプレイの場合には反りが発生したものの、32インチよりも小さなディスプレイに対して用いた場合には反りや剥離の発生は認められなかった。ここで、32インチのディスプレイの場合、ストライプ長Sは、約80(cm)に相当する。
従って、ストライプ長Sが80(cm)の場合における圧力損失ΔPの閾値αが存在する。圧力損失ΔPが閾値αよりも大きい場合には、空気の対流が不十分であり、反りや剥離が発生する可能性がある。
光透過部15の片方の端面のみを開放し、ストライプ長Sが80(cm)である場合の圧力損失ΔPの閾値αの計算方法について以下に示す。ここで、
空気の粘度μ=18.86×10−6(Pa・sec) (40℃)
空気の平均流速Vave=0.06(m/sec) (40℃)
相当直径De=2×5×42/(5+42)(×10−5m)
を用いて(2)式に従って計算することにより、圧力損失ΔP=3.6×10(Pa)が得られる。この数値を一般化してΔPの閾値をΔP=4×10(Pa)とする。
ちなみに、ストライプ長Sが100(cm)である場合における圧力損失ΔPはΔP=4.5×10(Pa)で上記閾値α=4×10(Pa)を超える。
次に、光学シート10の光透過部15のうち、両方の端面ともに開放したバックライトユニットを様々は大きさのディスプレイに実際に使用し、光学シート10の熱変形による反りを観察した。その結果、標準的な液晶ディスプレイの最大画面サイズである100インチのディスプレイに使用した場合であっても、反りや剥離の発生は認められなかった。100インチのディスプレイの場合、ストライプ長Sは300(cm)に相当する。この場合の圧力損失ΔPの閾値αは、光透過部15の片方の端面のみを開放した場合と同様に、 空気の粘度μ=18.86×10−6(Pa・sec) (40℃)
空気の平均流速Vave=0.06(m/sec) (40℃)
相当直径De=2×5×42/(5+42)(×10−5m)
を用い、(2)式に従って計算することにより、圧力損失ΔP=6.6×10(Pa)が得られる。この数値を一般化して閾値αを7×10(Pa)とする。
以上の結果、光透過部15の両端を開放した場合、圧力損失ΔPの範囲が0(Pa)<ΔP<7×10(Pa)であれば、空気の対流は十分であり、光学シート10の熱変形による反りや剥離が発生しないことが分かる。
上述したように、本発明の実施の形態に係るバックライトユニットにおいては、圧力損失ΔPの閾値αに入るように設計することにより、各光透過部15の内部の空気の対流は十分となり、光学シート10の放熱を助長することができるので、液晶表示装置が長時間連続して使用される場合であっても、光学シート10の熱変形による反りや剥離を防ぎ、もって、画質の低下を阻止することが可能となる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上述したように、本発明に係るバックライトユニットにおいては、空気層からなる光透過部を設け、その大きさを圧力損失ΔPの閾値内に入るように設計することにより、各光透過部の内部に空気が対流し、光学シートの放熱を助長することができるので、液晶表示装置が長時間連続して使用される場合であっても、光学シートの熱変形による反りや剥離を防ぎ、もって、画質の低下を阻止することが可能となる。
図1は、従来技術による液晶表示装置の構成例を示す説明図である。 図2は、従来技術による液晶表示装置の構成例を示す説明図である。 図3は、従来技術による液晶表示装置の構成例を示す説明図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るバックライトユニットの一例を示す側面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るバックライトユニットの一例を示す側面図である。 図6は、光学シートの構成例を示す斜視図である。 図7Aは、光反射部の配置例を示す平面図(ストライプ長Sが配置方向Yの寸法より長い場合)である。 図7Bは、光反射部の配置例を示す平面図(ストライプ長Sが配置方向Yの寸法より短い場合)である。 図8は、光透過部の端面の寸法の典型例を示す部分側面図である。 図9は、光透過部における圧力損失モデルを示す図である。
符号の説明
H…光、K…出射光、L,R…両端、P…配置ピッチ、S…ストライプ長、T…底辺、X…長手方向、Y…配置方向、10…光学シート、11…入射面、12…出射面、13…光散乱層、14…光反射部、15…光透過部、16…単位凸シリンドリカルレンズ、17…レンチキュラーシート、18…接着層、19…非レンズ面、20…ランプハウス、21…光源、22…光反射板、30…液晶パネル、31,32…偏光板、51…光源、52…リフレター、71,73…偏光板、72…液晶パネル、74,75…プリズムフィルム、76…光源ランプ、77…反射フィルム、78…拡散フィルム、79…導光板、81…ランプリフレクター、82…拡散フィルム

Claims (2)

  1. 光源と、前記光源からの光をディスプレイに供給する光学シートとを備えてなるバックライトユニットにおいて、
    前記光学シートは、
    入射面側から入射した前記光源からの光を、非入射面側である出射面側に散乱する光散乱層と、
    前記光散乱層の非入射面に複数のストライプ状に配置されてなる光反射部と、
    隣り合う2つの前記光反射部の間に配置されてなる光透過部と、
    前記光反射部及び前記光透過部の上に、前記複数の単位凸シリンドリカルレンズが前記ディスプレイ側に並列配置されてなるレンズ部と、前記レンズ部と反対側の面であって、前記光透過部によって透過される光が入射する非レンズ面とを有し、前記複数の単位凸シリンドリカルレンズは前記光透過部のおのおのに1:1で対応しており、かつ前記光反射部の各単位の長手方向に沿って、ストライプ状に配置されてなるレンチキュラーシートとを備える光学シートであって、
    前記長手方向は鉛直方向であり、前記光学シートは鉛直方向の寸法よりも水平方向の寸法の方が長く、
    前記光透過部は、前記長手方向の両端のうち、端面のみが開放された空気層からなり、
    前記光散乱層により散乱された光を透過し、透過したその光を前記光透過部の各々に対応する前記単位凸シルンドリカルレンズに入射させるものであり、
    入射したその光が前記複数の単位凸シリンドリカルレンズで屈折され前記ディスプレイ側正面から出射することを特徴とするバックライトユニット。
  2. 前記複数の単位凸シリンドリカルレンズが並列配置されてなる配置ピッチを、50×10−6(m)以上200×10−6(m)以下としたことを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
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