JP4600345B2 - 静電容量式センサ - Google Patents

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Description

本発明は、固定電極と可動電極との間の静電容量を検出することにより所定の物理量を検出する静電容量式センサに関する。
従来、公知の半導体プロセスを用いて半導体基板を加工することで可動電極が弾性要素を介して固定部に可動支持される構造を形成し、作用した外力等に応じて可動電極が固定電極に対して動作可能となるようにして、これら電極間の静電容量の変化を検出することで加速度や角速度等の種々の物理量を検出できるようにした静電容量式センサが知られている(例えば特許文献1)。
特許文献1の静電容量式センサは、可動電極が固定電極に対してセンサの厚み方向に移動可能となるように構成されており、可動電極の表面に形成した層と固定電極とのずれに応じた静電容量の変化を検出するようになっている。
米国特許第6792804号明細書
しかしながら、上記特許文献1の静電容量式センサは、可動電極の表面に形成した比較的薄い層と固定電極とを相互に対向させて検出部を構成しているため、検出部における相互対向面積が狭くなり、電気力線が膨らむ特性となって、検出精度が低くなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、固定電極と可動電極との厚み方向の相対的なずれに応じて検出部の静電容量が変化する静電容量式センサにおいて、検出精度を向上することを目的とする。
請求項1の発明にあっては、半導体層に形成された固定電極と、半導体層に形成され当該半導体層の固定部分にビームを介して可動支持される可動電極と、を備えるとともに、当該固定電極と可動電極とを間隙をもって相互に対向配置させて検出部が構成され、当該検出部での静電容量を検出することで所定の物理量を検出する静電容量式センサであって、前記ビームが前記センサの厚み方向に厚く当該厚み方向と直交する方向に薄い一定の矩形断面を有する梁として構成されて前記固定部分間に支持され、前記可動電極は、前記ビームと平行に伸びるとともに前記ビームに張出部を介して接続された基端側フレーム部と、この基端側フレーム部の長手方向の両端部から当該基端側フレーム部と直交する方向に延設された一対のアーム部と、これらのアーム部の先端側同士を接続する先端側フレーム部とで中央に矩形状の開口部を有する矩形枠状に形成され、前記固定電極が、前記先端側フレーム部の内側と外側に沿うようにそれぞれ細長く設けられ、該固定電極に設けた櫛歯部と、前記可動電極に設けた櫛歯部とが相互に噛み合うように前記検出部が構成され、前記先端側フレーム部の外側の固定電極に設けた櫛歯部と先端側フレーム部に設けた可動電極の櫛歯部とからなる検出部と、先端側フレーム部の内側に設けた固定電極の櫛歯部に対向し前記アーム部間に設けた可動電極の櫛歯部とからなる検出部とで、一つの前記可動電極に対して相異なる二つの前記固定電極を対向させることにより前記検出部を二つ設け、それら二つの検出部の差動出力として静電容量を検出するようにし、それら二つの検出部について、前記固定電極の櫛歯部の突出方向ならびに前記可動電極の櫛歯部の突出方向を同一とし、前記検出部は、可動電極の動作による当該可動電極と固定電極との厚み方向へのずれに伴う相互対向面積の変化に応じた静電容量を、前記二つの検出部の差動出力として検出することを特徴とする。
請求項2の発明にあっては、上記可動電極が初期位置にある状態で、上記可動電極と固定電極とを厚み方向にずらして配置したことを特徴とする。
請求項の発明にあっては、上記可動電極は、ビームを介して揺動可能に支持されることを特徴とする。
請求項の発明にあっては、上記可動電極は、ビームを介して厚み方向に往復動可能に支持されることを特徴とする。
請求項5の発明にあっては、前記可動電極とは別に前記開口部に設けた第二可動電極に、前記固定電極とは別に前記開口部に設けた第二固定電極を間隙をもって対向させた第二の検出部を設け、当該第二検出部によって、前記第二可動電極と第二固定電極との間隙に応じた静電容量を検出することを特徴とする。
本発明によれば、固定電極と可動電極との厚み方向の相対的なずれに応じて検出部の静電容量が変化する静電容量式センサにおいて、半導体層に形成した固定電極と可動電極とを間隙をもって相互に対向させて検出部を構成したため、固定電極と可動電極とが相互に対向する部分の厚みを十分に確保することができ、検出精度を向上することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
参考例)図1は、本参考例の実施形態にかかる静電容量式センサの半導体層の平面図、図2は、静電容量式センサの一部の断面図、図3は、静電容量式センサの検出部を示す図であって、(a)は検出部の一部を拡大して示す平面図、(b)は(a)のA−A断面図、図4は、静電容量式センサの第二の検出部を示す平面図である。
本実施形態にかかる静電容量式センサ1(以下、単にセンサ1と記す)は、図2に示すように、半導体基板を処理してなる半導体層2の表裏両側に、ガラス基板等の絶縁層20,21を陽極接合等によって接合して構成されている。これら半導体層2と絶縁層20,21との接合面(図2では半導体層2と絶縁層21との接合面のみ)には、比較的浅い凹部22が形成されており、半導体層2各部の絶縁性や可動電極5の動作性の確保が図られている。
また、図2に示すように、絶縁層20の表面20a上には導体層23が成膜されており、半導体層2の各部の電位を取得するための電極として用いられる。本実施形態では、絶縁層20にサンドブラスト加工等によって貫通孔24を形成して半導体層2の表面(絶縁層20側の表面)の一部を露出させておき、絶縁層20の表面上から貫通孔24の内周面上および半導体層2の表面上にかけて電気的に接続された一連の導体層23を成膜するようにして、当該導体層23から半導体層2内の各部の電位を検出できるようにしてある。なお、絶縁層20の表面上は、樹脂層(図示せず)によって被覆(モールド成形)するのが好適である。
そして、図1〜図4等に示すように、半導体基板に公知の半導体プロセスによって間隙10を形成することにより、半導体層2に、アンカ部3,13や、ビーム部4,14、可動電極5,15、固定電極6A,6B,16、フレーム部7等が形成される。
半導体層2は、図1に示すように、全体として平面視で略長方形状に形成されており、フレーム部7が、その半導体層2の四つの周縁(四辺)に沿って略一定幅で枠状に設けられている。
間隙10は、例えば、垂直エッチング加工(例えば、ICP(Inductively Coupled Plasma;誘導結合プラズマ)加工等の反応性イオンエッチング)によって形成し、間隙10両側の壁面を半導体層2の表面と垂直にして、それら壁面同士を相互に略平行に対向させるのが好適である。
フレーム部7の内側には、フレーム部7の一辺(本実施形態では図1の左側の短辺)の両端となる隅部に寄せて、矩形断面(本実施形態では略長方形断面)を有する柱状のアンカ部3,3が一対設けられており、これらアンカ部3,3から相互に近接する方向、すなわちフレーム部7の一辺に略沿う方向に、一対のビーム部4,4が延設され、当該フレーム部7の一辺の略中央部で可動電極5(の張出部5e)に接続されている。
ビーム部4は、センサ1の厚み方向に厚く、当該厚み方向と直交する方向(センサ1の表面に沿う方向)に薄い一定の矩形(略長方形)断面を有する梁として構成される。全体的な大きさにもよるが、一例としては、半導体層2の厚み方向の高さは10マイクロメートル以上(500マイクロメートル以下)、半導体層2の表面に沿う方向の幅は数マイクロメートル(3〜10マイクロメートル程度)とすることができる。
可動電極5は、中央に比較的大きな矩形状の開口部5aを有する矩形枠状に形成されており、間隙10をあけてフレーム部7の内側に当該フレーム部7の内縁に沿って配置されている。なお、可動電極5の開口部5a内には、センサ1の表面に沿う一方向(図1では左右方向)の可動電極15の動きを検出する第二の検出部9を構築するための構造(アンカ部13、ビーム部14、可動電極15、および固定電極16)が配置されているが、かかる構造については後述する。
可動電極5は、ビーム部4,4とほぼ平行に伸びる基端側フレーム部5bを有しており、その長手方向略中央部からフレーム部7側に張り出す張出部5eを有している。ビーム部4,4はこの張出部5eに接続されている。
基端側フレーム部5bの長手方向両端部からは、当該基端側フレーム部5bと略直交する方向に(すなわちフレーム部7に辺と略平行な方向に)アーム部5c,5cが延設され、アーム部5c,5cの先端側同士を接続するように先端側フレーム部5dが設けられている。この先端側フレーム部5dは、フレーム部7のビーム部4,4が配置される側と反対側の辺に沿って伸びており、またアーム部5c,5cとは略直交している。
可動電極5は、その表裏に形成された凹部22によって絶縁層20,21と分離されるとともに、半導体層2に形成された間隙10によって半導体層2内の他の部分とも分離されている。すなわち、本実施形態にかかるセンサ1は、可動電極5が、半導体層2の固定部分としてのアンカ部3に、ビーム部4,4を介して可動支持された構造を備えている。かかる構造では、アンカ部3、ビーム部4,4、および可動電極5は、半導体層2の一部として一体に構成されており、それらアンカ部3、ビーム部4,4、および可動電極5の電位はほぼ等電位とみなすことができる。
ビーム部4,4は、フレーム部7に対して可動電極5を弾性的に可動支持するバネ要素として機能する。本実施形態では、ビーム部4,4は、センサ1の厚み方向に長い断面(ビーム部4の延伸軸に垂直な断面)を有しているため、当該厚み方向には撓みにくく、また、可動電極5がビーム部4,4の幅方向一方側に片寄って(本実施形態では一方側のみに)配置されているため、センサ1に厚み方向の加速度が作用すると、可動電極5に作用する慣性力によってビーム部4,4がねじられ、可動電極5はビーム部4,4を中心として揺動することになる。すなわち、本実施形態では、ビーム部4,4はねじりビーム(トーションビーム)として機能することになる。
かかる構成では、可動電極5の揺動によって、当該可動電極5と固定電極6A,6Bとが厚み方向にずれることになるが、本実施形態では、検出部8A,8Bにおいて、この厚み方向のずれに伴う可動電極5(先端側フレーム部5d)と固定電極6A,6Bとの相互対向面積の変化に応じた静電容量を検出するようになっている。この場合、検出部8A,8Bの主検知方向はセンサ1の厚み方向(図1および図3の(a)において紙面と垂直な方向)となる。
具体的には、可動電極5の先端側フレーム部5dの内側および外側に沿うようにそれぞれ細長い固定電極6A,6Bを設けるとともに、可動電極5の櫛歯部5fと、固定電極6A,6Bの櫛歯部6bとを噛み合わせて検出部8A,8Bが構成されている。
各検出部8A,8Bでは、櫛歯部5f,6b間の間隙10aの大きさは一定の値に設定されており、図3の(b)に示すように、先端側フレーム部5dのセンサ1の厚み方向に上下動に伴って変化する可動電極5と固定電極6A,6Bとの相互対向面積Aa,Abに応じた静電容量が検出されるようになっている。
具体的には、検出部8Aについては、可動電極5が図3の(b)で上方向に移動すると、可動電極5と固定電極6Aとの相互対向面積Aaが増大する分、静電容量は増大し、一方、可動電極5が下方向に移動すると、可動電極5と固定電極6Aとの相互対向面積Aaが減少する分、静電容量は減少することになる。
また、検出部8Bについては、可動電極5が上方向に移動すると、可動電極5と固定電極6Bとの相互対向面積Abが減少する分、静電容量は減少し、一方、可動電極5が下方向に移動すると、可動電極5と固定電極6Bとの相互対向面積Abが増大する分、静電容量は増大することになる。
そして、固定電極6A,6Bの電位および可動電極5の電位は、各電極に対応して形成された導体層23(図2参照)を介してそれぞれ別個に取り出され、それら各電極間の電位差から各検出部8A,8Bの静電容量が取得され、それら検出部8A,8Bの静電容量の差動出力が、センサ1による検出値として用いられるようになっている。すなわち、これら検出部8A,8Bの静電容量の値から、可動電極5の姿勢を把握することが可能となり、加速度や角加速度など、種々の物理量を把握することができる。
ここで、本実施形態では、可動電極5の一移動方向(図3の(b)の上方向および下方向のうちいずれか一方)について、各検出部8A,8Bの静電容量が単調増加するかあるいは単調減少するようになっているが、かかる出力特性は、可動電極5(先端側フレーム部5d)が初期位置にある状態で、可動電極5と固定電極6A,6Bとを厚み方向にずらして配置することで実現されている。仮に、可動電極5が初期位置にあるときに、可動電極5と固定電極6A,6Bとが、相互にずれることなく同じ厚みで正対するように構成されていると、可動電極5が上方向に移動する場合、および下方向に移動する場合のいずれについても、相互対向面積が減少することになってしまい、静電容量の値(の変化)からは可動電極5の移動方向を把握できないという問題が生じてしまう。
また、本実施形態では、櫛歯部5f,6bを、検出部8A,8Bによる主検知方向(すなわちセンサ1の厚み方向)と直交する方向のうち可動電極5に作用する慣性力が最大となる方向に略沿って突出させる(延伸させる)のが好適である。こうすることで、主検知方向と異なる方向に作用した慣性力によって間隙10aの大きさが変化し、検出部8A,8Bの検出誤差が生じるのを抑制することができる。
そして、本実施形態では、上述したように、可動電極5の開口部5a内にアンカ部13,13、ビーム部14,14、可動電極15、および固定電極16,16を設けるとともに、可動電極15の一部と固定電極16,16の一部とを間隙10b(図4)をもって相互に対向させて第二の検出部9,9が形成され、当該第二の検出部9,9によって、検出部8A,8Bとは別の方向について、可動電極15の変位や加速度を検出することができるように構成されている。
具体的には、図4に示すように、可動電極15は、その中央部15aからフレーム部7の一辺の中央部分に向けてその辺と略垂直な方向に帯状に細長く伸びる櫛歯部15bを備えており、これら複数の櫛歯部15bは、相互に平行に一定のピッチで設けられている。
一方、固定電極16は、開口部5aの隅部に近接して設けられる隅部16aと、この隅部16aからフレーム部7の一辺に沿って帯状に細長く伸びる縁部16bとを備えており、この縁部16bに、可動電極15の中央部15a側に向けて伸びる櫛歯部16cが設けられている。本実施形態では、複数の櫛歯部16cが、相互に平行に一定のピッチ(可動電極15の櫛歯部15bと同一のピッチ)で設けられており、可動電極15の複数の櫛歯部15bと間隙10bをもって噛み合うようにしてある。
この第二の検出部9では、櫛歯部15b,16c間の間隙10は、櫛歯部15bに対して一方側で狭く(間隙10b)、他方側で広く(間隙10c)設定してあり、狭い側の間隙10bを検知ギャップとして、この間隙10bを介して相互に対向する櫛歯部15b,16c間の、当該間隙10bの大きさに応じて変化する静電容量を検出するようになっている。
可動電極15は、開口部5a内に設けられたアンカ部13,13に、ビーム部14,14を介して可動支持されており、ビーム部14,14を、センサ1の厚み方向に長く幅方向(センサ1の表面方向)に短い矩形断面形状とすることで、可動電極15がセンサ1の厚み方向に撓みにくくし、また、適宜に蛇行させることで、可動電極15をセンサ1の表面に沿う一方向(図1の左右方向)に可動させるように構成している。
以上の本実施形態によれば、検出部8A,8Bにより、可動電極5の動作による当該可動電極5と固定電極6A,6Bとの厚み方向へのずれに伴う相互対向面積Aa,Abの変化に応じた静電容量を検出するようにしたので、静電容量が可動電極5と固定電極6A,6Bとの相対的なずれ量、すなわち可動電極5の変位(揺動角度)についての1次関数となる。よって、間隙の大きさを変化させ当該間隙の大きさの2乗に反比例して静電容量が変化する場合に比べて、検出精度を向上させることができる。しかも、半導体層2に形成した可動電極5と固定電極6A,6Bとを相互に対向させて検出部8A,8Bを構築したため、相互対向面積をより広く確保することができ、かつ電気力線の曲がりを少なくできるため、検出精度を高めることができる。
また、本実施形態によれば、可動電極5が初期位置にある状態で、可動電極5と固定電極6A,6Bとを厚み方向にずらして配置したため、可動電極5の一移動方向について、各検出部8A,8Bの静電容量が単調増加するかあるいは単調減少するように設定することができ、以て、静電容量の変化(増減)から可動電極5の移動方向を把握することができる。
また、本実施形態では、検出部8A,8Bにおいて、固定電極6A,6Bに設けた櫛歯部6bと、可動電極5に設けた櫛歯部5fとが相互に噛み合うように構成したため、可動電極5と固定電極6A,6Bとで相互に対向する部分の面積を効果的に増大させて、検出精度を高めることができる。
また、本実施形態では、櫛歯部5f,6bを、検出部8A,8Bによる主検知方向(すなわちセンサ1の厚み方向)と直交する方向のうち可動電極5に作用する慣性力が最大となる方向に略沿って突出させるように構成したため、可動電極5に作用した慣性力によって間隙10aの大きさが変化するのを抑制し、ひいては検出誤差が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、半導体層2の固定部分としてのアンカ部3によって、ビーム部4を介して可動電極5を揺動可能に支持することで、検出部8A,8Bにおいて、可動電極5と固定電極6A,6Bとがセンサ1の厚み方向にずれる構成を比較的簡素な構成として得ることができる。
また、本実施形態では、検出部8A,8Bによる主検知方向とは別の方向における可動電極15の変位や加速度を検出する第二の検出部9,9を設けたため、複数の方向について加速度等を検出すべく各方向に別個にセンサを設ける場合に比べて小型化を図ることができる。
特に、本実施形態では、可動電極5のうちねじり中心(ビーム部4の中心軸)から離間した部分に検出部8A,8Bを形成し、当該検出部8A,8Bとねじり中心との間に、上記第二の検出部9,9を設けたため、検出部8A,8Bをねじり中心から遠い位置に配置して可動電極5の揺動による検出部8A,8Bの揺動半径方向(図1では左右方向)の変位を小さくして検出精度(特に直線性)を向上することができる上、検出部8A,8Bをねじり中心から離間配置したことによって当該検出部8A,8Bとねじり中心との間に生じるデッドスペースを、第二の検出部9,9を設けるスペースとして有効に利用することができる分、センサ1をより小型に構成することができる。
実施形態)図5は、本実施形態にかかる静電容量式センサの半導体層の平面図である。なお、本実施形態にかかるセンサ1Aは、上記第1実施形態にかかるセンサ1と同じ構成要素を備えている。よって、以下では、同じ構成要素には共通の符号を付与し、重複する説明を省略する。
本実施形態にかかるセンサ1Aも、検出部8A1,8Bにより、可動電極5Aの動作による当該可動電極5Aと固定電極6A1,6Bとの厚み方向へのずれに伴う相互対向面積の変化に応じた静電容量を検出するように構成されている。よって、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
ただし、本実施形態では、二つの検出部8A1,8Bについて、各櫛歯部の突出方向(延伸方向)を同じ方向としている。具体的には、図5に示すように、固定電極6A1,6Bの両方とも櫛歯部を図5の右側から左側に向けて突出させるとともに、可動電極5Aの櫛歯部を図5の左側から右側に向けて突出させて、相互に噛み合わせている。かかる構成では、櫛歯部の突出方向(図5の左右方向)における可動電極5Aの不本意な動作によって生じる当該方向における相互対向面積の増減が、二つの検出部8A1,8Bについて同じになる。したがって、これら検出部8A1,8Bの差動出力において、当該相互対向面積の増減に伴う誤差を相殺することができ、以て、検出精度を高めることができる。
参考例)図6は、参考例の実施形態にかかる静電容量式センサの半導体層の平面図である。なお、本実施形態にかかるセンサ1Bは、上記第1実施形態にかかるセンサ1と同じ構成要素を備えている。よって、以下では、同じ構成要素には共通の符号を付与し、重複する説明を省略する。
本実施形態にかかるセンサ1Bも、検出部8A2,8B2により、可動電極5Bの動作による当該可動電極5Bと固定電極6A2,6B2との厚み方向へずれに伴う相互対向面積の変化に応じた静電容量を検出するように構成している。よって、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
ただし、本実施形態にかかるセンサ1Bは、検出部8A2において、一つの固定電極6A2に、相反する方向(図6の上方向と下方向)に突出する(延伸する)櫛歯部6b2を設けるとともに、可動電極5Bには、これら櫛歯部6b2に噛み合う櫛歯部5f2を設けている。また、検出部8B2においても、一つの固定電極6B2に、相反する方向(図6の上方向と下方向)に突出する(延伸する)櫛歯部6b2を設けるとともに、これら櫛歯部6b2に噛み合う櫛歯部5f2を設けている。よって、かかる構成では、各検出部8A2,8B2において、一つの可動電極5Bに、相反する方向に突出する櫛歯部5f2,5f2が設けられることになる。
かかる構成では、可動電極5Bが図6の上方向にずれた場合、図6上側の櫛歯部6b2,5f2が噛み合う部分では相互対向面積が増大するのに対し、図6下側の櫛歯部6b2,5f2が噛み合う部分では相互対向面積が減少することになる。一方、可動電極5Bが図6の下方向にずれた場合、図6上側の櫛歯部6b2,5f2が噛み合う部分では相互対向面積が減少するのに対し、図6下側の櫛歯部6b2,5f2が噛み合う部分では相互対向面積が増大することになる。よって、本実施形態によれば、可動電極5Bが図6の上側にずれた場合および図6の下側にずれた場合の双方について、検出部8A2,8B2毎に相互対向面積の増減が相殺され、当該相互対向面積の増減に伴う誤差を相殺することができ、以て、検出精度を高めることができる。
さらに、本実施形態では、フレーム部7により、蛇行構造を有する4本のビーム部4Bを介して略矩形板状の可動電極5Bの四隅を支持して、可動電極5Bがセンサ1Bの厚み方向に往復動可能となるようにしている。かかる構成により、厚み方向と直交する方向の移動量が小さくなり、当該直交方向への移動による検出誤差を小さくできるため、より検出精度を高めることができる。
また、このように、可動電極5Bを厚み方向に往復動させる場合には、当該可動電極5Bが傾動しないように、複数のビーム部によって可動電極5Bの重心に対して対称となる両端側を支持し、さらに好ましくは、三点以上を支持するようにするのが好適である。この点、本実施形態のように、可動電極5Bを、図6の上下方向および左右方向について線対称形状とし、その四隅を支持するようにすれば、可動電極5Bの不本意な傾動をより確実に抑制することができる。また、本実施形態のようにビーム部4Bを蛇行させることで、撓み量を確保しやすくなるという利点がある。
参考例)図7は、参考例の実施形態にかかる静電容量式センサの半導体層の平面図である。なお、本実施形態にかかるセンサ1Cは、上記第1実施形態にかかるセンサ1と同じ構成要素を備えている。よって、以下では、同じ構成要素には共通の符号を付与し、重複する説明を省略する。
本実施形態にかかるセンサ1Cは、可動電極5Cを、センサ1Cの厚み方向の往復動作と表面に沿う少なくとも一方向の往復動作とが可能となるように構成し、厚み方向の動作を検出する検出部8A3,8B3と表面方向の動作を検出する第二の検出部9C,9Cとの双方で、可動電極5Cの共用化を図ったものである。
具体的には、フレーム部7の相互に対向する二辺(図7では上下の二辺)の各々に近い位置に、略矩形柱状のアンカ部3C,3Cを設け、このアンカ部3C,3Cによって、蛇行する四本のビーム部4Cを介して可動電極5Cを相互に離間した四箇所で支持することで、可動電極5Cの傾動を抑制しながら当該可動電極5Cがセンサ1Cの厚み方向および図7の上下方向に往復動可能となるように構成している。
さらに、可動電極5Cには、その中央から見て図7で上下左右となる四箇所に開口部を設け、各開口部内に適宜な間隙をもって四つの固定電極6A3,6B3,16C,16Cを配置している。
フレーム部7の四辺のうち相互に対向する二辺(図7では左右の二辺)に沿う一対の固定電極6A3,6B3は、センサ1Cの厚み方向の可動電極5Cの動作を検出する検出部8A3,8B3の構成要素となっている。すなわち、固定電極6A3,6B3の棒状部分6b3の外側端面6cと、可動電極5Cの外枠部分5f3の内側端面5gとが間隙をもって相互に対向する部分が、センサ1Cの厚み方向の動作を検出する検出部8A3,8B3となっている。なお、このように、各検出部8A3,8B3において、平面視で固定電極6A3,6B3を可動電極5Cで取り囲むように構成することで、固定電極6A3,6B3と可動電極5Cとが図7の上下方向にずれた場合にも相互対向面積が変化せず、当該ずれによる検出誤差を抑制することができる。
そして、もう一対の固定電極16C,16Cは、センサ1Cの表面に沿う一方向(図7では上下方向)の可動電極5Cの動作を検出する第二の検出部9C,9Cの構成要素となっている。すなわち、固定電極16Cの外側端面16cと、可動電極5Cの外枠部分5hの内側端面5iとが間隙をもって相互に対向する部分が、図7の上下方向の動作を検出する検出部9Cとなっている。なお、これら第二の検出部9C,9Cについても、平面視で固定電極6A3,6B3を可動電極5Cで取り囲むように構成することで、固定電極6A3,6B3と可動電極5Cとが図7の左右方向にずれた場合にも相互対向面積が変化せず、当該ずれによる検出誤差を抑制することができる。
以上の本実施形態によれば、検出部8A3,8B3と第二の検出部9C,9Cとで可動電極5Cの共用化を図ることができるため、これらを別個に設けた場合に比べてセンサ1Cをより小型に構成することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
本発明の参考例の実施形態にかかる静電容量式センサの半導体層の平面図。 本発明の参考例の実施形態にかかる静電容量式センサの一部の断面図。 本発明の参考例の実施形態にかかる静電容量式センサの検出部を示す図であって、(a)は検出部の一部を拡大して示す平面図、(b)は(a)のA−A断面図。 本発明の参考例の実施形態にかかる静電容量式センサの第二の検出部を示す平面図。 本発明の実施形態にかかる静電容量式センサの半導体層の平面図。 本発明の参考例の実施形態にかかる静電容量式センサの半導体層の平面図。 本発明の参考例の実施形態にかかる静電容量式センサの半導体層の平面図。
符号の説明
1,1A,1B,1C 静電容量式センサ
2 半導体層
3,3C アンカ部(固定部分)
4,4B,4C ビーム部(ビーム)
5,5A,5B,5C 可動電極
6A,6B,6A1,6A2,6B2,6A3,6B3 固定電極
8A,8B,8A1,8A2,8B2,8A3,8B3 検出部
9,9C 第二の検出部
5f,6b,5f2,6b2 櫛歯部

Claims (5)

  1. 半導体層に形成された固定電極と、半導体層に形成され当該半導体層の固定部分にビームを介して可動支持される可動電極と、を備えるとともに、当該固定電極と可動電極とを間隙をもって相互に対向配置させて検出部が構成され、当該検出部での静電容量を検出することで所定の物理量を検出する静電容量式センサであって、
    前記ビームが前記センサの厚み方向に厚く当該厚み方向と直交する方向に薄い一定の矩形断面を有する梁として構成されて前記固定部分間に支持され、
    前記可動電極は、前記ビームと平行に伸びるとともに前記ビームに張出部を介して接続された基端側フレーム部と、この基端側フレーム部の長手方向の両端部から当該基端側フレーム部と直交する方向に延設された一対のアーム部と、これらのアーム部の先端側同士を接続する先端側フレーム部とで中央に矩形状の開口部を有する矩形枠状に形成され、
    前記固定電極が、前記先端側フレーム部の内側と外側に沿うようにそれぞれ細長く設けられ、
    該固定電極に設けた櫛歯部と、前記可動電極に設けた櫛歯部とが相互に噛み合うように前記検出部が構成され、
    前記先端側フレーム部の外側の固定電極に設けた櫛歯部と先端側フレーム部に設けた可動電極の櫛歯部とからなる検出部と、
    先端側フレーム部の内側に設けた固定電極の櫛歯部に対向し前記アーム部間に設けた可動電極の櫛歯部とからなる検出部とで、一つの前記可動電極に対して相異なる二つの前記固定電極を対向させることにより前記検出部を二つ設け、それら二つの検出部の差動出力として静電容量を検出するようにし、
    それら二つの検出部について、前記固定電極の櫛歯部の突出方向ならびに前記可動電極の櫛歯部の突出方向を同一とし、
    前記検出部は、可動電極の動作による当該可動電極と固定電極との厚み方向へのずれに伴う相互対向面積の変化に応じた静電容量を、前記二つの検出部の差動出力として検出することを特徴とする静電容量式センサ。
  2. 前記可動電極が初期位置にある状態で、前記可動電極と固定電極とを厚み方向にずらして配置したことを特徴とする請求項1に記載の静電容量式センサ。
  3. 前記可動電極は、ビームを介して揺動可能に支持されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の静電容量式センサ。
  4. 前記可動電極は、ビームを介して厚み方向に往復動可能に支持されることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の静電容量式センサ。
  5. 前記可動電極とは別に前記開口部に設けた第二可動電極に、前記固定電極とは別に前記開口部に設けた第二固定電極を間隙をもって対向させた第二の検出部を設け、当該第二検出部によって、前記第二可動電極と第二固定電極との間隙に応じた静電容量を検出することを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載に静電容量式センサ。
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