JP4600036B2 - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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本発明は、透過モードおよび反射モードの一方でカラー表示を行い、他方でモノクロ表
示あるいは単色表示を行う電気光学装置、この種の電気光学装置に使用されるカラーフィ
ルタ基板、および電子機器に関するものである。
各種の電気光学装置のうち、半透過反射型の電気光学装置では、複数のサブ画素の各々
に、観察面とは反対側から入射した光が観察面側に出射する間に電気光学物質によって光
変調する透過表示領域と、観察面側から入射した光を反射層によって観察面側に反射する
間に電気光学物質によって光変調する反射表示領域とが形成されている。ここで、透過表
示領域および反射表示領域の各々に、反射層に対して観察面側に位置する層間にカラーフ
ィルタを形成しておけば、カラー画像を表示することができる。但し、反射表示領域から
観察面側に出射される光は、カラーフィルタを2回透過するので色純度は高いが、輝度が
低下した着色光である。それに対して、透過表示領域から観察面側に出射される光は、カ
ラーフィルタを1回だけ透過するため、輝度の低下は小さいが、色純度が低い着色光であ
る。従って、透過モードで画像を表示する際に充分な色再現性と明るさが得られるように
カラーフィルタの厚さや着色性を高めると、反射モードで画像を表示したときの表示が暗
くなってしまう。
そこで、透過表示領域のみにカラーフィルタを形成することにより、透過モードでは、
色再現性および明るさが充分なカラー画像を表示し、反射モードでは明るい白黒画像を表
示することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−93670号公報の図4
しかしながら、特許文献1に開示の構成では、カラーフィルタが透過表示領域のみに形
成され、反射表示領域に一切重なっていないため、透過モードで画像を表示した際、反射
層とカラーフィルタとの隙間から観察面側に光が漏れてしまい、かかる光漏れは、カラー
フィルタを透過していないため、透過モードでカラー画像を表示する際に色抜けを発生さ
せるという問題点がある。
ここに、本願出願人は、カラーフィルタを透過表示領域よりもやや広めに形成し、カラ
ーフィルタの端部を反射表示領域に重ねることにより、透過モードでカラー画像を表示す
る際の色抜けを防止することを提案するものである。このように構成した場合、反射モー
ドで白表示を行った際、反射表示領域からはわずかに着色した光が観察面側に出射される
ことになるが、各サブ画素から出射される光が合成される結果、画素全体としては白色が
表示されることになるはずである。しかしながら、実際は、赤色、緑色、青色に対する視
感度を比較すると、赤色や青色と比較して緑色に対する視感度が高いため、例えば、ノー
マリブラックの場合では、透過モードで画像を表示する際の信号については、同一の諧調
であっても、緑色のサブ画素に供給される信号の電圧レベルを赤色や青色のサブ画素に供
給される信号の電圧レベルに比して低く設定し、透過モードでカラー画像を表示した際の
品位を高めてある。このため、透過モードでカラー画像を表示するための信号をそのまま
用いて反射モードでモノクロ画像を表示すると、緑色の光の輝度が低くなる分、画像が紫
色に着色されて表示され、かつ、その着色状態が変動するという、不自然な着色が発生す
るという問題点がある。また、反射表示領域に単色の着色層、例えば、緑色の着色層を備
えることで、緑と黒の表示を行う単色表示を行う場合においても、同様な問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、透過モードおよび反射モードの一方でカラー
表示を行い、他方でモノクロ表示あるいは単色表示を行う場合でも、モノクロ表示あるい
は単色表示を行った際、画像に不自然な着色が発生しない電気光学装置、この種の電気光
学装置に使用されるカラーフィルタ基板、および電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、複数色の各々に対応する複数のサブ画素を備
えた画素がマトリクス状に多数配置され、前記複数のサブ画素の各々には、観察面とは反
対側から入射した光を観察面側に出射して透過モードで表示を行う透過表示領域と、観察
面側から入射した光を観察面側に反射して反射モードで表示を行うための反射層を備えた
反射表示領域とが形成された電気光学装置において、前記透過モードおよび前記反射モー
ドのうちのいずれか一方のモードでモノクロ表示あるいは単色表示を行い、他方のモード
ではカラー表示を行い、前記透過表示領域および前記反射表示領域のうち、カラー表示を
行う一方側領域には、一部が他方側領域に平面的に重なるカラー表示用カラーフィルタが
形成され、前記複数のサブ画素の各々の前記他方側領域には、前記複数色のうち、当該他
方側領域が属するサブ画素に対応する前記カラー表示用カラーフィルタの色以外の全ての
色の色補正用カラーフィルタが部分的に形成されていることを特徴とする。
本発明において、前記一方側領域は、例えば、前記透過表示領域であり、前記他方側領
域は前記反射表示領域である。
本発明では、カラー表示用カラーフィルタの一部が反射表示領域と平面的に重なってい
るため、透過モードで画像を表示した際、カラー表示用カラーフィルタを透過せずに観察
面側に光が漏れることがない。また、各サブ画素の反射表示領域には、この反射表示領域
が属するサブ画素に形成されているカラー表示用カラーフィルタの色以外の全ての色の色
補正用カラーフィルタが形成されており、例えば、色補正用カラーフィルタの色毎の面積
、およびカラー表示用カラーフィルタと反射表示領域との重なり面積が等しい。このため
、反射モードでモノクロ画像を表示する際、カラー表示用カラーフィルタと反射表示領域
との重なり部分から着色された光が観察面側から出射された場合でも、このサブ画素から
は、色補正用カラーフィルタによって他の色に着色された光も観察面側から出射される。
従って、例えば、緑色のサブ画素に供給される信号については、同一の諧調であっても赤
色や青色のサブ画素に供給される信号に比して駆動電圧のレベルを低く設定してあっても
、画素全体からみれば、各色光が同一の輝度で出射されるので、不自然な着色が目立たな
い。よって、反射モードでは明るくて品位の高い白黒画像を表示でき、透過モードでは、
色再現性および明るさが充分なカラー画像を表示することができる。
本発明において、各々の前記複数のサブ画素内では、前記色補正用カラーフィルタが少
なくとも2色あり、前記2色の前記色補正用カラーフィルタ間で面積が相違する構成を採
用してもよい。例えば、前記複数色が赤色、緑色および青色である場合、緑色の前記補正
用カラーフィルタの面積を、赤色および青色の前記補正用カラーフィルタの面積よりも狭
くしてもよい。このような構成は、緑色の視感度が赤色や青色に比較して高いことに起因
する着色を防止するのに効果的である。なお、赤色と青色との視感度も補正する必要があ
るときには、青色の補正用カラーフィルタの面積を赤色の補正用カラーフィルタの面積よ
りも広くすればよい。
本発明において、前記複数のサブ画素に色補正用カラーフィルタを形成するにあたって
は、例えば、隣接する2つの前記サブ画素の境界領域に沿って、前記複数色のうちの少な
くとも2色のカラーフィルタが重ね合わされた帯状領域が形成され、前記色補正用カラー
フィルタは、前記帯状領域からはみ出している構造とする。
また、本発明において、前記複数のサブ画素に色補正用カラーフィルタを形成するにあ
たっては、隣接する位置で異なる色に対応する2つの前記サブ画素に跨って、当該2つの
サブ画素に形成されている前記カラー表示用カラーフィルタと異なる色の前記色補正用カ
ラーフィルタが形成されている構造を採用してもよい。また、隣接する位置で異なる色に
対応する2つの前記サブ画素の境界領域に沿って、少なくとも2色に対応するカラーフィ
ルタが重ねて形成し、遮光層として利用してもよい。
本発明において、隣接する位置で異なる色に対応する2つの前記サブ画素では、一方の
サブ画素の前記カラー表示用カラーフィルタが他方のサブ画素まで延設されているととも
に、当該他方のサブ画素の前記カラー表示用カラーフィルタが前記一方のサブ画素まで延
設されて、2つの前記サブ画素の境界領域に沿って、前記一方及び他方のカラー表示用カ
ラーフィルタ同士が重なっている構成を採用してもよい。
観察面とは反対側から入射した光を観察面側に出射して透過モードで表示を行う透過表示領域と、観察面側から入射した光を反射層によって観察面側に反射して反射モードで表示を行うための反射層を備えた反射表示領域と、を有するサブ画素がマトリクス状に複数備えられ、前記透過表示領域の全体に平面的に重ねて配置されるとともに前記反射層の端部と重なる領域に配置されたカラー表示用カラーフィルタを備えた電気光学装置において、所定の前記サブ画素において、所定の色の前記カラー表示用カラーフィルタが備えられているとともに、前記所定の色とは異なる色の色補正用カラーフィルタが、前記所定の色の前記カラー表示用カラーフィルタとは平面的に離間して、前記反射層と重なる位置に配置されていることを特徴とする。
本発明に係る電気光学装置は、携帯電話機やモバイルコンピュータなどといった電子機
器に用いることができる。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、本発明を適用した電気光学装置の電気的構成を示すブロック図である。図2(
a)、(b)は、本発明を適用した電気光学装置を斜め下方(カラーフィルタ基板)の側
からみた概略斜視図、および電気光学装置をY方向に切断したときの断面を模式的に示す
説明図である。なお、以下の説明においては、便宜上、互いに直交する方向をX方向およ
びY方向とし、液晶層に対して素子基板側を表示画像を視認する観察者が位置する側とい
う意味で「観察面側」と表記し、液晶層に対してカラーフィルタ基板側を「観察面側とは
反対の背面側」と表記する。
図1に示す電気光学装置1aは、画素スイッチング素子としてTFD(Thin Film Diode)を用いた半透過反射型のアクティブマトリクス型液晶装置であり、交差する2方向をX方向およびY方向としたとき、複数の走査線3がX方向(行方向)に延びており、複数のデータ線6がY方向(列方向)に延びている。走査線3とデータ線6との各交差点に対応する位置にはサブ画素51R、51G、51Bが各々形成され、これらのサブ画素51R、51G、51Bのいずれにおいても、液晶層8と、画素スイッチング用のTFD素子とが直列に接続されている。各走査線3は走査線駆動回路3aによって駆動され、各データ線6はデータ線駆動回路6aによって駆動される。
サブ画素51R、51G、51Bは、後述するカラー表示用カラーフィルタの色によっ
て、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に各々対応しており、これら3つの画素51R
、51G、51Bによって1つの画素5が構成されている。従って、本形態では、これら
3つの画素51R、51G、51Bを備えた画素5が多数、マトリクス状に配置されてい
る。
図2(a)、(b)に示すように、電気光学装置1aを構成するにあたって、本形態で
は、素子基板10とカラーフィルタ基板20(対向基板)とをシール材30によって貼り
合わせるとともに、両基板とシール材30とによって囲まれた領域内に電気光学物質とし
ての液晶を封入し、液晶層8を構成してある。シール材30は、カラーフィルタ基板20
の縁辺に沿って略長方形の枠状に形成されるが、液晶を封入するために一部が開口してい
る。このため、液晶の封入後にその開口部分が封止材31によって封止される。
素子基板10は、カラーフィルタ基板20とシール材30によって貼り合わされた状態
でカラーフィルタ基板20の端縁から一方の側に張り出した張り出し領域10aを有して
おり、この張り出し領域10aに向けて、走査線3およびデータ線6に接続する配線パタ
ーンが延びている。シール材30には導電性を有する多数の導通粒子が分散されている。
この導通粒子は、例えば金属のメッキが施されたプラスチックの粒子や、導電性を有する
樹脂の粒子であり、素子基板10およびカラーフィルタ基板20の各々に形成された所定
の配線パターン同士を基板間導通させる機能を備えている。このため、本形態では、走査
線3およびデータ線6に信号を出力するIC41が素子基板10の張り出し領域10aに
COG実装され、かつ、この素子基板10の張り出し領域10aの端縁に対して可撓性基
板42が接続されている。
また、本形態の電気光学装置1aでは、カラーフィルタ基板20の側(背面側)にバックライト装置90が配置され、このバックライト装置90は、光源としての複数のLED91(発光素子)と、これらのLED91から出射された光が側端面から入射して出射面からカラーフィルタ基板20に向けて出射される透明樹脂製の導光板92とを備えている。導光板92とカラーフィルタ基板20との間には、位相差板や偏光板などの他、光散乱シートやプリズムシートが対向配置され、素子基板10の側にも、位相差板や偏光板が対向配置されるが、本発明とは直接の関係がないため、それらの図示および説明を省略する。
(サブ画素の構成)
図3は、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置に形成されている多数のサブ画素の
うちの1つを拡大して示す断面図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る電気光学
装置の画素構成を模式的に示す平面図である。図5(a)、(b)、(c)は、図4に示
す多数のサブ画素のうちのいくつかを拡大して示す平面図、図5(a)のVB−VB′断
面図、および図5(a)のVC−VC′断面図である。なお、図3は、図4のIII−III′
線で切断した断面図に相当する。また、図4および図5(a)には、カラーフィルタ基板
に形成される要素を実線で示し、素子基板に形成される要素を点線で示してある。
図2(a)、(b)において、素子基板10およびカラーフィルタ基板20は、ガラス
や石英などの光透過性を有する板状部材である。
図3に示すように、素子基板10の内側(液晶層8の側)表面には、下地膜11、上述
した複数のデータ線6、このデータ線6に電気的に接続するTFD素子7、このTFD素
子7を介してデータ線6に電気的に接続するITO(Indium Tin Oxide
)などからなる画素電極12、および配向膜13などが形成されている。TFD素子7は
、第1のTFD素子71および第2のTFD素子72からなり、データ線6の側からみて
も、あるいはその反対側からみても順番に、第1金属膜/酸化膜/第2金属膜となってい
る。このため、第1のTFD素子71と第2のTFD素子72は、反対のダイオードスイ
ッチング特性を有しているので、1つのダイオードを用いる場合と比べると、電流−電圧
の非線形特性が正負の双方向にわたって対称化されることになる。
図3、図4および図5(a)、(b)に示すように、カラーフィルタ基板20の内側(
液晶層8の側)の面上には、感光性樹脂層からなる凹凸形成層21、およびアルミニウム
合金や銀合金などからなる反射層22がこの順に積層され、反射層22の表面には、凹凸
形成層21の凹凸が光散乱用の凹凸として反映されている。このため、反射層22で反射
された反射光には散乱性が付与されるため、画像をみる角度で明るさが異なるなどの視野
角依存性や背景の写り込みなどが発生しない。
カラーフィルタ基板20の各サブ画素51R、51G、51Bにおいて、反射層22に
は、画素電極12と対向する領域の一部が部分的に除去されて光透過部220が形成され
ている。本形態では、光透過部220に対応する領域の凹凸形成層21が完全に除去され
ているが、光透過部220においては、凹凸形成層21を他の領域と比較して薄く残して
もよく、凹凸形成層21を他の領域と同等の厚さで残してもよい。
また、カラーフィルタ基板20には、画素電極12と対向する領域のうち、反射層22
の光透過部220と平面的に重なる領域に赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のカラー
表示用カラーフィルタ23R、23G、23Bが形成されており、このカラー表示用カラ
ーフィルタ23R、23G、23Bの端部は、反射層22の端部と重なっている。なお、
1つのサブ画素51R、51G、51Bには、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のカ
ラー表示用カラーフィルタ23R、23G、23Bのうち、所定の色の1つが形成されて
おり、サブ画素に赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のいずれの色のカラー表示用カラ
ーフィルタを形成するかによって、各サブ画素が赤色(R)、緑色(G)、あるいは青色
(B)のいずれに対応するかが決定され、かつ、3つの色に対応するサブ画素51R、5
1G、51Bによって、1つ画素5が構成される。ここで、カラー表示用カラーフィルタ
23R、23G、23Bの厚さや、色材の種類、配合量は、透過モードでカラー画像を表
示するのに最適な条件に設定されている。
さらに、カラーフィルタ基板20の側には、画素電極12と対向する領域を避けるよう
にブラックマトリクスあるいはブラックストライプと称せられる遮光層24が形成されて
いる。また、遮光層24およびカラー表示用カラーフィルタ23R、23G、23Bの上
層側には、その平坦化および保護のために光透過性の平坦化層25がコーティングされて
いる。この平坦化層25の表面には、ITOからなる帯状の走査線3が形成され、さらに
、それらの表面に配向膜26が形成されている。
(表示動作)
本形態の電気光学装置1aでは、いずれのサブ画素51R、51G、51Bにおいても、光透過部220が形成されている領域は、矢印LTで示すように、観察面とは反対側から入射した光(バックライト装置90から出射された光)を観察面側に出射して透過モードで表示を行う透過表示領域56R、56G、56Bとして機能する。また、光反射層22が形成されている領域は、矢印LRで示すように、観察面側から入射した外光を観察面側に反射して反射モードで表示を行う反射表示領域57R、57G、57Bとして機能する。ここで、透過表示領域56R、56G、56Bには、カラー表示用カラーフィルタ23R23G23Bが形成されているため、本形態の電気光学装置1aは、透過モードでカラー画像を表示する。その際、いずれのサブ画素51R、51G、51Bにおいても、カラー表示用カラーフィルタ23R、23G、23Bは、透過表示領域56R、56G、56Bから反射表示領域57R、57G、57Bの側に部分的にはみ出して端部が反射層22(反射表示領域57R、57G、57B)と部分的に重なっているので、バックライトユニット90からの光がカラー表示用カラーフィルタ22R、22G、22Bを透過せずに出射されることがない。
これに対して、反射表示領域57R、57G、57Bにはカラー表示用カラーフィルタ23R23G23Bが形成されていないため、モノクロ画像を表示する。
このような表示モードの切り換えは、電気光学装置1aを搭載した電子機器での利用者
の操作(電気光学装置外からの指令)、あるいは、外光強度の計測結果などに基づいて自
動的に行われる。ここで、透過モードでのカラー画像の表示と、反射モードでのモノクロ
画像の表示とは、一方の表示途中で切り換えられることもある。このような表示動作を行
うにあたって、本形態では、透過モードでカラー画像を表示するための信号をそのまま用
いて反射モードでモノクロ画像を表示する。
(色補正用カラーフィルタの構成)
図4および図5(a)、(c)に示すように、本形態の電気光学装置1aにおいて、赤
色(R)のサブ画素51Rでは、反射層22(反射表示領域57R)と重なる位置に、こ
の反射表示領域57Rが属するサブ画素51Rに形成されているカラー表示用カラーフィ
ルタ23Rの色以外の全ての色、すなわち、緑色(G)および青色(B)の色補正用カラ
ーフィルタ23G′、23B′が並列して形成されている。また、緑色(G)のサブ画素
51Gでは、反射層22(反射表示領域57G)と重なる位置に、この反射表示領域57
Gが属するサブ画素51Gに形成されているカラー表示用カラーフィルタ23Gの色以外
の全ての色、すなわち、青色(B)および赤色(R)の色補正用カラーフィルタ23B′
、23R′が並列して形成されている。さらに、青色(B)のサブ画素51Bでは、反射
層22(反射表示領域57B)と重なる位置に、この反射表示領域57Bが属するサブ画
素51Bに形成されているカラー表示用カラーフィルタ23Bの色以外の全ての色、すな
わち、赤色(R)および緑色(G)の色補正用カラーフィルタ23R′、23G′が並列
して形成されている。
このような色補正用カラーフィルタ23R′、23G′、23B′はいずれも、カラー
表示用カラーフィルタ23R、23G、23Bと同時形成された層であり、反射層22と
平坦化膜25との層間(反射層22より観察面側)に形成されている。
ここで、各サブ画素51R、51G、51Bに形成されている色補正用カラーフィルタ
23R′、23G′、23B′の面積はいずれも等しく設定されている。また、色補正用
カラーフィルタ23R′、23G′、23B′の1つ当たりの面積は、カラー表示用カラ
ーフィルタ23R、23G、23Bと反射表示領域57R、57G、57B(反射層22
)との重なり領域58R、58G、58Bの面積と等しく設定されている。従って、各サ
ブ画素51R、51G、51Bにおいて、反射表示領域57R、57G、57B(反射層
22)と重なって形成されているカラーフィルタの面積は、以下
サブ画素51R
重なり領域58Rのカラー表示用カラーフィルタ23Rの面積
=色補正用カラーフィルタ23Gの面積
=色補正用カラーフィルタ23Bの面積
サブ画素51G
重なり領域58Gのカラー表示用カラーフィルタ23Gの面積
=色補正用カラーフィルタ23Bの面積
=色補正用カラーフィルタ23Rの面積
サブ画素51B
重なり領域58Bのカラー表示用カラーフィルタ23Bの面積
=色補正用カラーフィルタ23Rの面積
=色補正用カラーフィルタ23Gの面積
に示すように、色間で等しくなるように設定されている。
このため、反射モードで表示を行う際、各サブ画素51R、51G、51Bにどのような駆動信号を供給した場合も、1つの画素5から出射される各色(R、G、B)の光の輝度は常に等しい。従って、本形態の電気光学装置1aでは、透過モードでカラー画像を表示する際の信号において、緑色(R)のサブ画素51Gに供給される信号については、同一の諧調であっても赤色(R)や青色(B)のサブ画素51R、51Bに供給される信号に比して駆動電圧のレベルを低く設定してあっても、1つの画素5全体からみれば、各色の光が同一の輝度で出射されるので、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各光が加算合成される結果、白色となり、不自然な着色が発生しない。また、色間で諧調が異なっているような信号がそのまま各サブ画素51R、51G、51Bに供給されたときでも、各サブ画素51R、51G、51Bから出射される赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各光が加算合成される結果、着色が発生しない。それ故、透過モードでカラー画像を表示するための信号をそのまま用いて反射モードでモノクロ画像を表示した場合でも、画像が着色されず、かつ、その着色状態が変動する問題を回避できる。よって、本形態によれば、反射モードでは明るくて品位の高い白黒画像を表示でき、透過モードでは、色再現性および明るさが充分なカラー画像を表示することができる。
[実施の形態2]
図6(a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態2に係る電気光学装置の多数のサ
ブ画素のうちのいくつかを拡大して示す平面図、図6(a)のVIB−VIB′断面図、およ
び図6(a)のVIC−VIC′断面図である。なお、本形態および後述する実施の形態3、
4、5、6に係る電気光学装置は、基本的な構成が実施の形態1と同様であるため、共通
する部分には同一の符号を付して図示することにして、それらの詳細な説明を省略する。
図6(a)、(b)に示すように、本形態の電気光学装置でも、実施の形態1と同様、
カラーフィルタ基板20の各サブ画素51R、51G、51Bには、反射層22の光透過
部220と平面的に重なる領域に赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のカラー表示用カ
ラーフィルタ23R、23G、23Bが形成されており、このカラー表示用カラーフィル
タ23R、23G、23Bの端部は、反射層22の端部と重なっている。
また、赤色(R)のサブ画素51Rでは、反射層22(反射表示領域57R)と重なる
位置に緑色(G)および青色(B)の色補正用カラーフィルタ23G′、23B′が並列
して形成され、緑色(G)のサブ画素51Gでは、反射層22(反射表示領域57G)と
重なる位置に青色(B)および赤色(R)の色補正用カラーフィルタ23B′、23R′
が並列して形成され、青色(B)のサブ画素51Bでは、反射層22(反射表示領域57
B)と重なる位置に赤色(R)および緑色(G)の色補正用カラーフィルタ23R′、2
3G′が並列して形成されている。ここで、各サブ画素51R、51G、51Bに形成さ
れている色補正用カラーフィルタ23R′、23G′、23B′の面積はいずれも等しく
設定されている。また、色補正用カラーフィルタ23R′、23G′、23B′の1つ当
たりの面積は、カラー表示用カラーフィルタ23R、23G、23Bと反射表示領域57
R、57G、57B(反射層22)との重なり領域58R、58G、58Bの面積と等し
く設定されている。従って、実施の形態1と同様、色間で諧調が異なっているような信号
がそのまま各サブ画素51R、51G、51Bに供給されたときでも、各サブ画素51R
、51G、51Bから出射される赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各光が加算合成
される結果、着色が発生しない。
このような色補正用カラーフィルタ23R′、23G′23B′を形成するにあたって
、本形態では、例えば、図6(c)に示すように、サブ画素51Rには、3色のうちの少
なくとも2色のカラーフィルタ、本形態では、3色のカラーフィルタ23R″、23″、
23B″を重ね合わされた帯状領域230がサブ画素51R同士の境界領域、サブ画素5
1G同士の境界領域、およびサブ画素51B同士の境界領域に沿ってX方向に形成され、
色補正用カラーフィルタ23G′23B′は、帯状領域230から両側に向けて帯状領域
230と交差する方向(X方向)に突き出て、反射表示領域57R、57G、57B(反
射層22)と重なっている。すなわち、本形態では、帯状領域230に相当する帯状パタ
ーンから両側に2つの矩形パターンが張り出すようなパターンをもって3色のカラーフィ
ルタ23R″、23″、23B″を順次形成していく。その結果、例えば、サブ画素51
Rには、他のカラーフィルタと重なっていない領域によって色補正用カラーフィルタ23
G′23B′が形成される。その他のサブ画素51G、51Bでも同様である。
このように構成すると、例えば、帯状領域230を遮光層としてでき、かつ、カラーフ
ィルタ23R″、23G″、23B″の位置が帯状領域230の幅方向(長手方向と直交
する方向)にずれた場合でも、常に一定面積の色補正用カラーフィルタ23G′23B′
を形成できるなどの利点がある。
[実施の形態3]
図7(a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態3に係る電気光学装置の多数のサ
ブ画素のうちのいくつかを拡大して示す平面図、図7(a)のVIIB−VIIB′断面図、お
よび図7(a)のVIIC−VIIC′断面図である。
図7(a)、(b)に示すように、本形態の電気光学装置でも、カラーフィルタ基板2
0の各サブ画素51R、51G、51Bにおいて、反射層22の光透過部220と平面的
に重なる領域に赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のカラー表示用カラーフィルタ23
R、23G、23Bが形成されており、このカラー表示用カラーフィルタ23R、23G
、23Bの端部は、反射層22の端部と重なっている。
また、隣接する位置で異なる色に対応する2つのサブ画素51R、51Gに跨って、2
つのサブ画素51R、51Gに形成されているカラー表示用カラーフィルタ23R、23
Gと異なる色(青色(B))のカラーフィルタ23B″を形成し、このカラーフィルタ2
3B″とサブ画素51R、51Gの反射表示領域57R、57G(反射層22)との重な
り部分を色補正用カラーフィルタ23B′とする。ここで、色補正用カラーフィルタ23
B′は、サブ画素51R、51Gに対して等しい面積をもって形成され、かつ、その面積
は、カラー表示用カラーフィルタ23Rと反射表示領域57R(反射層22)との重なり
領域58R、およびカラー表示用カラーフィルタ23Gと反射表示領域57G(反射層2
2)との重なり領域58Gと等しく設定されている。その他の色補正用カラーフィルタ2
3R′、23G′も同様である。従って、実施の形態1と同様、色間で諧調が異なってい
るような信号がそのまま各サブ画素51R、51G、51Bに供給されたときでも、各サ
ブ画素51R、51G、51Bから出射される赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各
光が加算合成される結果、着色が発生しない。
[実施の形態4]
図8(a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態4に係る電気光学装置の多数のサ
ブ画素のうちのいくつかを拡大して示す平面図、図8(a)のVIIIB−VIIIB′断面図、
および図8(a)のVIIIC−VIIIC′断面図である。
図8(a)、(b)に示すように、本形態の電気光学装置でも、実施の形態3と同様、
カラーフィルタ基板20の各サブ画素51R、51G、51Bにおいて、反射層22の光
透過部220と平面的に重なる領域に赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のカラー表示
用カラーフィルタ23R、23G、23Bが形成されており、このカラー表示用カラーフ
ィルタ23R、23G、23Bの端部は、反射層22の端部と重なっている。また、実施
の形態3と同様、隣接する位置で異なる色に対応する2つのサブ画素51R、51Gに跨
って、2つのサブ画素51R、51Gに形成されているカラー表示用カラーフィルタ23
R、23Gと異なる色(青色(B))のカラーフィルタ23B″を形成し、このカラーフ
ィルタ23B″とサブ画素51R、51Gの反射表示領域57R、57G(反射層22)
との重なり部分を色補正用カラーフィルタ23B′とする。ここで、色補正用カラーフィ
ルタ23B′は、サブ画素51R、51Gに対して等しい面積をもって形成され、かつ、
その面積は、カラー表示用カラーフィルタ23Rと反射表示領域57R(反射層22)と
の重なり領域58R、およびカラー表示用カラーフィルタ23Gと反射表示領域57G(
反射層22)との重なり領域58G等しく設定されている。その他の色補正用カラーフィ
ルタ23R′、23G′も同様である。従って、実施の形態1と同様、色間で諧調が異な
っているような信号がそのまま各サブ画素51R、51G、51Bに供給されたときでも
、各サブ画素51R、51G、51Bから出射される赤色(R)、緑色(G)、青色(B
)の各光が加算合成される結果、着色が発生しない。
ここで、隣接する位置で異なる色に対応する2つのサブ画素51R、51Gの境界領域
に沿って、少なくとも2色、本形態では3色のカラーフィルタ23R″、23G″、23
B″が重ねて形成され、それらの重なり部分231によって遮光層が形成されている。従
って、金属層からなる遮光層24(図3参照)の形成を省略できる。
[実施の形態5]
図9(a)、(b)は、本発明の実施の形態5に係る電気光学装置の多数のサブ画素の
うちのいくつかを拡大して示す平面図、および図9(a)のIXB−IXB′断面図である。
図9(a)、(b)に示すように、本形態の電気光学装置でも、実施の形態3と同様、
隣接する位置で異なる色に対応する2つのサブ画素51R、51Gに跨って、2つのサブ
画素51R、51Gに形成されているカラー表示用カラーフィルタ23R、23Gと異な
る色(青色(B))のカラーフィルタ23B″が形成され、カラーフィルタ23B″とサ
ブ画素51R、51Gの反射表示領域57R、57G(反射層22)との重なり部分に色
補正用カラーフィルタ23B′が形成されている。その他の色補正用カラーフィルタ23
R′、23G′も同様に形成されている。
また、本形態では、隣接する位置で異なる色に対応するサブ画素51R、51G、51
Bの光透過部220が近接している。そこで、本形態では、例えば、サブ画素51R、5
1Gでは、一方のサブ画素51Rのカラー表示用カラーフィルタ23Rが他方のサブ画素
51Gの光透過部220の縁まで延設されているとともに、他方のサブ画素51Gのカラ
ー表示用カラーフィルタ23Gが一方のサブ画素51Rの光透過部220の縁まで延設さ
れている。このため、カラー表示用カラーフィルタ23R、23Gの重なり部分によって
遮光層242が形成されている。また、サブ画素51G、51Bでは、一方のサブ画素5
1Gのカラー表示用カラーフィルタ23Gが他方のサブ画素51Bの光透過部220の縁
まで延設されているとともに、他方のサブ画素51Bのカラー表示用カラーフィルタ23
Bが一方のサブ画素51Gの光透過部220の縁まで延設されている。このため、カラー
表示用カラーフィルタ23G、23Bの重なり部分によって遮光層242が形成されてい
る。同様に、サブ画素51B、51Rでは、一方のサブ画素51Bのカラー表示用カラー
フィルタ23Bが他方のサブ画素51Rの光透過部220の縁まで延設されているととも
に、他方のサブ画素51Rのカラー表示用カラーフィルタ23Rが一方のサブ画素51B
の光透過部220の縁まで延設されて、カラー表示用カラーフィルタ23B、23R同士
の重なり部分によって遮光層242が形成されている。
従って、X方向に関しては、遮光層242がサブ画素51R、51G、51Bの光透過
部220の縁まで形成され、反射表示領域57R、57G、57Bとカラー表示用カラー
フィルタ23R、23G、23Bとの重なり部分がない。それ故、反射モードでモノクロ
画像を表示する際、サブ画素51R、51G、51Bから着色された状態で出射される光
の輝度が弱いので、色補正用カラーフィルタ23R′、23G′23B′の面積について
は狭くてよい。
[実施の形態6]
上記実施の形態1〜5では、各サブ画素51R、51G、51Bにおいて、反射表示領
域57R、57G、57B(反射層22)と重なって形成されている全てのカラーフィル
タの色間での面積は等しかったが、以下、
サブ画素51R
色補正用カラーフィルタ23Bの面積
>重なり領域58Rのカラー表示用カラーフィルタ23Rの面積
>色補正用カラーフィルタ23Gの面積
サブ画素51G
色補正用カラーフィルタ23Bの面積
>色補正用カラーフィルタ23Rの面積
>重なり領域58Gのカラー表示用カラーフィルタ23Gの面積
サブ画素51B
重なり領域58Bのカラー表示用カラーフィルタ23Bの面積
>色補正用カラーフィルタ23Rの面積
>色補正用カラーフィルタ23Gの面積
に示すように、視感度の高い緑色(G)については狭く、視感度の低い青色(B)につい
ては広くしてもよい。この場合も、各サブ画素51R、51G、51Bにおいて、反射表
示領域57R、57G、57B(反射層22)と重なって形成されている全てのカラーフ
ィルタの色毎の面積はサブ画素間で等しくすればよい。
[変形例]
上記形態では、カラーフィルタ基板の側に反射層が形成されている構成であったが、図
10に示すように、素子基板側に反射層が形成されている電気光学装置に本発明を適用し
てもよい。この場合には、図10に示すように、素子基板10には下地膜11が形成され
、この下地膜11の表面には、複数本のデータ線6と、それらのデータ線6に接続された
複数のTFD素子7とが形成されている。また、データ線6およびTFD素子7の表面側
には、透光性の感光性樹脂からなる層間絶縁膜14が形成され、この層間絶縁膜7の表面
に、ITOからなる12、アルミニウムや銀などからなる反射層15、および配向膜13
がこの順に形成されている。層間絶縁膜14にはコンタクトホール140が形成され、こ
のコンタクトホール140を介して、画素電極12および反射層15がTFD素子7に電
気的に接続している。なお、画素電極12と反射層15との間には、モリブデンなどの下
地層が形成される場合がある。
ここで、画素電極12は、サブ画素51R、51G、51B全体に形成されている。こ
れに対して、反射層15は、サブ画素51R、51G、51B内の一部のみに形成されて
光透過部150が形成され、そこでは、画素電極12が露出している。従って、反射層1
5の形成領域によって反射表示領域57R、57G、57Bが形成され、反射層15が形
成されていない領域によって透過表示領域56R、56G、56Bが構成されている。反
射表示領域57R、57G、57Bでは、層間絶縁膜14の凹凸が反射層15の表面まで
反映されている。なお、光透過部150では、層間絶縁膜14の厚さ方向の一部あるいは
全体を除去してもよい。
カラーフィルタ基板20(対向基板)には、光透過部150と対向する領域にカラー表示用カラーフィルタ23R、23G、23Bが形成され、カラー表示用カラーフィルタ23R、23G、23Bおよび遮光層24の表面側には平坦化膜25、帯状のITOなどからなる透光性の走査線3、およびポリイミド樹脂等からなる配向膜13がこの順に形成されている。ここで、カラー表示用カラーフィルタ23R、23G、23Bの端部は、反射表示領域57R、57G、57B(反射層15)と平面的に重なっている。なお、本形態では、平坦化膜25の厚さについては、透過表示領域56R、56G、56Bでは薄く、反射表示領域57R、57G、57Bで厚くして、透過表示領域56R、56G、56Bでは液晶層8を厚く、反射表示領域57R、57G、57Bで液晶層8を薄くして、リターデーションを調整してある。

このように構成した電気光学装置1bでも、反射モードでモノクロ画像を表示する際、
カラー表示用カラーフィルタ23R、23G、23Bと反射表示領域57R、57G、5
7B(反射層15)との平面的な重なり領域58R、58G、58Gから、着色された光
が出射され、その輝度のバランスが崩れると、不自然な着色が発生するので、実施の形態
1〜6で説明した色補正用カラーフィルタを形成すればよい。
また、上記形態の他、例えば、枠状の透過表示領域の内側に、島状の反射膜によって反
射表示領域が形成されている電気光学装置に本発明を適用してもよい。この場合、反射膜
の端部(反射膜が矩形形状であれば、4辺の端部)に重なるように透過表示用のカラーフ
ィルタが形成されるので、このような構成の電気光学装置に本発明を適用してもよい。
[TFTアクティブマトリクス型液晶装置]
図11は、本発明の他の実施の形態に係る電気光学装置の電気的構成を示すブロック図
である。図12は、図11に示す電気光学装置の画素構成を平面的に示す説明図である。
図13は、図12のC−C′線で電気光学装置を切断してサブ画素の断面を模式的に示す
説明図である。
上記形態では、画素スイッチング素子としてTFDを用いた半透過反射型のアクティブ
マトリクス型液晶装置(電気光学装置)に本発明を適用した例であったが、以下の説明す
るように、画素スイッチング素子としてTFT(Thin Film Transist
or)を用いた半透過反射型のアクティブマトリクス型液晶装置(電気光学装置)に本発
明を適用してもよい。
この種の電気光学装置では、図11に示すように、互いに交差する複数のデータ線10
6aと、複数の走査線103aとが交差する部分に対応して複数のサブ画素151R、1
51G、151Bが形成され、3色分のサブ画素151R、151G、151Bによって
、1つの画素105が構成されている。複数のサブ画素151R、151G、151Bの
各々には、画素電極109a、および画素電極109aを制御するための画素スイッチン
グ用のTFT130が形成されており、画素信号を供給するデータ線106aが当該TF
T130のソースに電気的に接続されている。画素電極109aは、TFT130のドレ
インに電気的に接続されており、スイッチング素子であるTFT130を一定期間だけそ
のオン状態とすることにより、データ線106aから供給される画素信号を各画素に所定
のタイミングで書き込む。このようにして画素電極109aを介して液晶に書き込まれた
所定レベルの画素信号は、図13を参照して後述するカラーフィルタ基板の対向電極との
間で一定期間保持される。なお、保持された画素信号がリークするのを防ぐことを目的に
、画素電極109aと対向電極との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量170が付
加されている。この蓄積容量170によって、画素電極109aの電圧は、例えば、ソー
ス電圧が印加された時間よりも3桁も長い時間だけ保持される。これにより、電荷の保持
特性は改善され、コントラスト比の高い表示を行うことのできる電気光学装置100が実
現できる。なお、蓄積容量170については、本形態のように、容量線103bとの間に
形成する場合の他、前段の走査線103aとの間に形成する場合もある。
図12において、TFTを非線形素子として用いた半透過反射型の電気光学装置に用い
たTFTアレイ基板110上には、各サブ画素151R、151B、151B毎に透明な
ITO(Indium Tin Oxide)膜からなる画素電極109a(第1の透明
電極)が形成されており、画素電極109aに対して画素スイッチング用のTFT130
が接続している。また、画素電極109aの縦横の境界に沿って、データ線106a、走
査線103a、および容量線103bが形成され、TFT130は、データ線106aお
よび走査線103aに対して接続している。すなわち、データ線106aは、コンタクト
ホールを介してTFT130の高濃度ソース領域101dに電気的に接続し、走査線10
3aは、その突出部分がTFT130のゲート電極を構成している。なお、蓄積容量17
0は、画素スイッチング用のTFT130を形成するための半導体膜101aの延設部分
101fを導電化したものを下電極とし、この下電極141に容量線103bが上電極と
して重なった構造になっている。
このように構成した画素領域のC−C′線における断面は、図13に示すように表され
、TFTアレイ基板110の表面に、シリコン酸化膜(絶縁膜)からなる下地保護膜11
1が形成され、この下地保護膜111の表面には島状の半導体膜101aが形成されてい
る。半導体膜101aの表面にはシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜102が形成され
、このゲート絶縁膜102の表面に走査線103aが形成されている。半導体膜101a
のうち、走査線103aに対してゲート絶縁膜102を介して対峙する領域がチャネル領
域101a′になっている。このチャネル領域101a′に対して一方側には、低濃度ソ
ース領域101bおよび高濃度ソース領域101dを備えるソース領域が形成され、他方
側には低濃度ドレイン領域101cおよび高濃度ドレイン領域101eを備えるドレイン
領域が形成されている。
画素スイッチング用のTFT130の表面側には、シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜
104が形成され、この層間絶縁膜104の表面には、シリコン窒化膜からなる表面保護
膜(図示せず)が形成されることがある。層間絶縁膜104の表面にはデータ線106a
が形成され、このデータ線106aは、層間絶縁膜104に形成されたコンタクトホール
を介して高濃度ソース領域101dに電気的に接続している。層間絶縁膜104の表面に
はデータ線106aと同時形成されたドレイン電極106bが形成され、このドレイン電
極106bは、層間絶縁膜4に形成されたコンタクトホールを介して高濃度ドレイン領域
101eに電気的に接続している。
層間絶縁膜104の上層には、感光性樹脂からなる凹凸形成層113が形成され、この
凹凸形成層113の表面には、アルミニウム膜などからなる光反射膜108aが形成され
ている。従って、光反射膜108aの表面には、凹凸形成層113の凹凸が反映されてい
る。光反射層108aには光透過部108dとしての開口が形成されている。
このため、画素電極109aと対向電極121とが対向するサブ画素151R、151
G、151Gには、透過表示領域156R、156G、156Bと、反射表示領域157
R、157G、57とが構成されている。
光反射膜108aの上層にはITO膜からなる画素電極109aが形成されている。画
素電極109aは、光反射膜108aの表面に直接、積層され、画素電極109aと光反
射膜108aとは電気的に接続されている。また、画素電極109aは、上層絶縁膜10
7aおよび層間絶縁膜104に形成されたコンタクトホールを介してドレイン電極106
bに電気的に接続している。画素電極109aの表面側にはポリイミド膜からなる配向膜
112が形成されている。また、高濃度ドレイン領域101eからの延設部分101f(
下電極)に対しては、ゲート絶縁膜102と同時形成された絶縁膜(誘電体膜)を介して
容量線103bが上電極として対向することにより、蓄積容量170が構成されている。
さらに、本形態では、容量線103bの上層側には、透明なポリイミド樹脂などからなる
、高さ2μm〜3μmの柱状突起140が形成され、これらの柱状突起140によって、
TFTアレイ基板110とカラーフィルタ基板120との間隔が規定されている。このた
め、本形態の半透過反射型液晶装置100では、TFTアレイ基板110とカラーフィル
タ基板120との間にギャップ材が散布されていない。
カラーフィルタ基板120では、TFTアレイ基板110に形成されている画素電極1
09aの縦横の境界領域と対向する領域にブラックマトリクス、あるいはブラックストラ
イプなどと称せられる遮光層123が形成され、その上層側には、ITO膜からなる対向
電極121(第2の電極)が形成されている。また、対向電極121の上層側には、ポリ
イミド膜からなる配向膜122が形成され、この配向膜122は、ポリイミド膜に対して
ラビング処理が施された膜である。
カラーフィルタ基板120において対向電極121の下層側には、フォトリソグラフィ
技術、フレキソ印刷法、あるいはインクジェット法を利用して、透過表示領域156R、
156G、156Bに対向する領域にカラー表示用カラーフィルタ123R、123G、
123Bが形成されている。
なお、本形態では、対向電極121の下層側には、反射表示領域157R、157G、
57における基板間隔を透過表示領域156R、156G、156Bにおける基板間隔よ
りも薄くする層厚調整層125が形成されている。
このように構成した電気光学装置100でも、反射モードでモノクロ画像を表示する際
、カラー表示用カラーフィルタ123R、123G、123Bと反射表示領域157R、
157G、157B(反射層108a)との平面的な重なり領域158R、158G、1
58Gから、着色された光が出射され、その輝度のバランスが崩れると、不自然な着色が
発生するので、実施の形態1〜6で説明したような機能を備えた色補正用カラーフィルタ
を形成すればよい。
[他の実施の形態]
なお、上記形態のいずれにおいても、反射表示領域を利用してモノクロ画像を表示する
例であったが、反射表示領域に形成されるカラーフィルタのうち、所定のカラーフィルタ
の面積を他のカラーフィルタの面積よりも広く設定し、所定色に着色された単色の画像を
表示してもよい。この場合も、諧調によって着色状態が変動しないので、反射モードでは
明るくて品位の高い単色画像を表示でき、透過モードでは、色再現性および明るさが充分
なカラー画像を表示することができる。また、反射表示領域に単色の着色層、例えば、緑
色の着色層を備えることで、緑と黒の表示を行う単色表示を行う電気光学装置に本発明を
適用してもよい。
また、上記実施の形態では、カラー表示用のサブ画素を赤(R)、緑(G)、青(B)
に対応させたが、赤(R)、緑(G)、青(B)以外、例えば、イエロー、シアン、マゼ
ンタなどに対応させてもよい。
さらに、上記形態では、透過モードでカラー画像を表示し、反射モードでモノクロある
いは単色の画像を表示する例であったが、上記形態とは逆に、反射モードでカラー画像を
表示し、透過モードでモノクロあるいは単色の画像を表示する場合に本発明を適用しても
よい。この場合、反射表示領域にカラー表示用カラーフィルタを形成し、透過表示領域に
色補正用カラーフィルタを形成することになる。
[電子機器]
本発明に係る電気光学装置は、携帯電話機、ノート型のパーソナルコンピュータ、液晶
テレビ、ビューファインダ型(またはモニタ直視型)のビデオレコーダ、デジタルカメラ
、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステ
ーション、テレビ電話などといった電子機器の表示部として用いることができる。
本発明を適用した電気光学装置の電気的構成を示すブロック図である。 (a)、(b)は、本発明を適用した電気光学装置を斜め下方(カラーフィルタ基板)の側からみた概略斜視図、および電気光学装置をY方向に切断したときの断面を模式的に示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る電気光学装置に形成されている多数のサブ画素のうちの1つを拡大して示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の画素構成を模式的に示す平面図である。 (a)、(b)、(c)は、図4に示す多数のサブ画素のうちのいくつかを拡大して示す平面図、(a)のVB−VB′断面図、および(a)のVC−VC′断面図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態2に係る電気光学装置の多数のサブ画素のうちのいくつかを拡大して示す平面図、(a)のVIB−VIB′断面図、およびのVIC−VIC′断面図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態3に係る電気光学装置の多数のサブ画素のうちのいくつかを拡大して示す平面図、(a)のVIIB−VIIB′断面図、および(a)のVIIC−VIIC′断面図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態4に係る電気光学装置の多数のサブ画素のうちのいくつかを拡大して示す平面図、(a)のVIIIB−VIIIB′断面図、および(a)のVIIIC−VIIIC′断面図である。 (a)、(b)は、本発明の実施の形態5に係る電気光学装置の多数のサブ画素のうちのいくつかを拡大して示す平面図、および(a)のIXB−IXB′断面図である。 本発明の変形例に係る電気光学装置の多数のサブ画素のうちのいくつかを拡大して示す断面図である。 本発明の他の実施の形態に係る電気光学装置の電気的構成を示すブロック図である。 図11に示す電気光学装置の画素構成を平面的に示す説明図である。 図12のC−C′線で電気光学装置を切断してサブ画素の断面を模式的に示す説明図である。
符号の説明
1a、100 電気光学装置、5、105 画素、8、150 液晶層(電気光学物質の
層)、10、110 素子基板、20、120 カラーフィルタ基板、22、108a
反射層、108d、220 光透過部、23R、23G、23B、123R、123G、
123B カラー表示用カラーフィルタ、23R′、23G′、23B′ 色補正用カラ
ーフィルタ、51R、51G、51B、151R、151G、151B サブ画素、56
R、56G、56B、156R、156G、156B 透過表示領域、57R、57G、
57B、157R、157G、157B 反射表示領域

Claims (10)

  1. 複数色の各々に対応する複数のサブ画素を備えた画素がマトリクス状に多数配置され、前記複数のサブ画素の各々には、観察面とは反対側から入射した光を観察面側に出射して透過モードで表示を行う透過表示領域と、観察面側から入射した光を観察面側に反射して反射モードで表示を行うための反射層を備えた反射表示領域とが形成された電気光学装置において、
    前記透過モードおよび前記反射モードのうちのいずれか一方のモードでモノクロ表示あるいは単色表示を行い、他方のモードではカラー表示を行い、
    前記透過表示領域および前記反射表示領域のうち、カラー表示を行う一方側領域には、一部が他方側領域に平面的に重なるカラー表示用カラーフィルタが形成され、
    前記複数のサブ画素の各々の前記他方側領域には、前記複数色のうち、当該他方側領域が属するサブ画素に対応する前記カラー表示用カラーフィルタの色以外の全ての色の色補正用カラーフィルタが部分的に形成されていることを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1において、前記一方側領域は前記透過表示領域であり、前記他方側領域は前記反射表示領域であることを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項2において、各々の前記複数のサブ画素内では、前記色補正用カラーフィルタの色毎の面積、および前記カラー表示用カラーフィルタと前記反射表示領域との重なり面積が等しいことを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項2において、各々の前記複数のサブ画素内では、前記色補正用カラーフィルタが少なくとも2色あり、前記2色の前記色補正用カラーフィルタ間で面積が相違することを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項4において、前記複数色は赤色、緑色および青色であり、
    緑色の前記補正用カラーフィルタは、赤色および青色の前記補正用カラーフィルタよりも面積が狭いことを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項2ないし5のいずれかおいて、隣接する2つの前記サブ画素の境界領域に沿って、前記複数色のうちの少なくとも2色のカラーフィルタが重ね合わされた帯状領域が形成され、
    前記色補正用カラーフィルタは、前記帯状領域からはみ出していることを特徴とする電気光学装置。
  7. 請求項2ないし5のいずれかにおいて、隣接する位置で異なる色に対応する2つの前記サブ画素に跨って、当該2つのサブ画素に形成されている前記カラー表示用カラーフィルタと異なる色の前記色補正用カラーフィルタが形成されていることを特徴とする電気光学装置。
  8. 請求項2ないし7のいずれかにおいて、隣接する位置で異なる色に対応する2つの前記サブ画素では、一方のサブ画素の前記カラー表示用カラーフィルタが他方のサブ画素まで延設されているとともに、当該他方のサブ画素の前記カラー表示用カラーフィルタが前記一方のサブ画素まで延設されて、
    2つの前記サブ画素の境界領域に沿って、前記一方及び他方のカラー表示用カラーフィルタ同士が重なっていることを特徴とする電気光学装置。
  9. 観察面とは反対側から入射した光を観察面側に出射して透過モードで表示を行う透過表示領域と、観察面側から入射した光を反射層によって観察面側に反射して反射モードで表示を行うための反射層を備えた反射表示領域と、を有するサブ画素がマトリクス状に複数備えられ、前記透過表示領域の全体に平面的に重ねて配置されるとともに前記反射層の端部と重なる領域に配置されたカラー表示用カラーフィルタを備えた電気光学装置において、
    所定の前記サブ画素において、所定の色の前記カラー表示用カラーフィルタが備えられているとともに、前記所定の色とは異なる色の色補正用カラーフィルタが、前記所定の色の前記カラー表示用カラーフィルタとは平面的に離間して、前記反射層と重なる位置に配置されていることを特徴とする電気光学装置。
  10. 請求項1ないし8のいずれかに規定する電気光学装置を備えていることを特徴とする電子機器。
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