JP4599648B2 - プリンタ、プリンタシステムおよびプリンタ制御方法 - Google Patents

プリンタ、プリンタシステムおよびプリンタ制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はホストコンピュータに接続され、ホストコンピュータの指令に基づいて印字するプリンタに関し、特にPOSプリンタの印字濃度コマンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタの筐体内部にある基板に取り付けられたDIPスイッチを操作して、DIPスイッチの組み合わせで、印字濃度を決定していた。
【0003】
また、POSプリンタの場合、DIPスイッチは、電源オン後とプリンタリセット後しかDIPスイッチの設定(組み合わせ)を読みとらなかった。なぜならば、POSプリンタの場合、一度電源をオンしてしまうと、電源をオフするまで(つまりプリンタ稼働中)には、DIPスイッチの設定を変更することがほとんどない。電源オン〜オフまでのプリンタ稼働中に、DIPスイッチの設定が変わったからといって、その都度CPUに割り込みをかけたりするとスループットが低下するので、電源オン後に一度DIPスイッチの設定を読みとったら、以後、DIPスイッチの設定を読みとる動作は不要なため、行っていなかった。
【0004】
また、筐体内部にDIPスイッチがあるので、ピンセットのようなものでDIPスイッチを電源オン中に変更すると、基板の他の部材をピンセットで触れてしまい、基板上でショートをおこしてしまうおそれがあるので、プリンタ稼働中にDIPスイッチを変更しないようにユーザに注意をうながしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
POSプリンタによく用いられる感熱紙を用いたサーマルプリンタの場合、記録紙の厚さ、メーカー等の違いによって、それぞれ発色の程度が異なるため、記録紙を交換するたびに、その記録紙に最適な印字濃度を選択する必要がある。一方、POSプリンタでは、上述したように、電源オンのときのみ、DIPスイッチの値を読むため、印字している途中で感熱紙がなくなり、次に発色の程度が異なる感熱紙をプリンタにセットした場合、一旦電源をオフし、DIPスイッチの設定を変更した後、再度電源をオンしなければならなかった。
【0006】
また、プリンタ自身は、どのような種類の記録紙がプリンタに装填されているかは、知ることができない。
【0007】
また、あるデータを印字し、その後、電源をオフせずに、先ほど印字したデータと違う印字濃度で印字しようとすることができなかった。
【0008】
また、DIPスイッチの組み合わせ数に依存し、例えば、2組しかないDIPスイッチでは、00〜11までの4通りしか濃度を選択することができなかった。
【0009】
さらに、DIPスイッチが、筐体の内部にある基板に取り付けられているため、印字濃度を変更するためには、その都度プリンタの筐体ケースを開け、手間がかかっていた。
【0010】
また、フラッシュメモリの複数のアドレスを指定して、そのアドレスのフラグがセットされているかリセットされているかを区別することによって、DIPスイッチと同様の機能としてメモリスイッチを実現しているPOSプリンタがある。メモリスイッチについても、電源オンのときのみメモリスイッチの設定を読んでいた。
【0011】
本発明は、このような課題を解決するためのものであり、その目的は印字濃度を簡単に変更することのできるプリンタおよびPOSシステムを提供することにある。
【0012】
本発明のプリンタは、
印字濃度に関する値を設定する設定手段と、
前記設定手段によって設定された設定値を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取られた前記設定値を記憶する記憶手段と、
ホストコンピュータからの各種コマンド印字データ等のデータ列を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信したデータ列を解釈し、印字濃度コマンドが存在したとき、該印字濃度コマンドとそれに伴う印字濃度係数を抽出する出手段と、
前記抽出手段が前記印字濃度コマンドを抽出したとき、前記印字濃度コマンドに伴う前記印字濃度係数に従って印字濃度を決定する決定手段と、
前記決定手段に従って決定された印字濃度によって印字を行うよう制御する印字制御手段と、
を備え、
前記決定手段は、前記抽出手段が前記印字濃度コマンドと前記印字濃度係数を抽出したとき、前記記憶手段に記憶された前記設定値によって決められた濃度係数に、前記印字濃度係数毎に定められた所定の濃度係数を加えて印字濃度を決定することを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、印字濃度コマンドを判断して、印字濃度コマンドに伴う印字濃度データを抽出することが可能であり、ホストコンピュータからのコマンドによってプリンタの印字濃度を制御することができる。従って、発色性が異なるロール紙をプリンタに新たに装填したとき、プリンタの電源をオフしたりDIPスイッチの設定を変更したりせずに、そのロール紙の発色性にあわせて印字濃度を変更することが簡単にできる。
【0019】
この構成によれば、設定手段によって設定した印字濃度をさらに印字濃度コマンドによって広い範囲にわたって変更したり、細かく変更したりすることが可能になる。
【0020】
(5)ここで、前記設定手段は、DIPスイッチによることが望ましい。また、フラッシュメモリの特定のアドレスのビットの状態を設定するメモリスイッチによってもよい。
【0021】
(6)さらに、前記印字濃度コマンドと前記印字濃度値との少なくとも一方が前記抽出手段によって抽出できなかったとき、
前記印字制御手段は、前記設定手段により設定された印字濃度に関する値によって印字を行うよう制御することを特徴とする。
【0022】
この構成によれば、印字濃度コマンドがホストコンピュータから到来しないときや、もともとそのコマンドを有していないホストコンピュータにインストールされたプリンタ用印刷ソフトウエアにも対応することができる。
【0024】
また、本発明のプリンタシステムは、
プリンタにおける印字濃度を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された印字濃度を前記プリンタに送信すべき印字濃度コマンド及びそれに伴う印字濃度係数として記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記印字濃度コマンド及びそれに伴う印字濃度係数をプリンタに送信する送信手段と、を備えたホストコンピュータと、
印字濃度に関する値を設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された設定値を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた前記設定値を記憶する記憶手段と、前記ホストコンピュータからの各種コマンドや印字データ等のデータ列を受信する受信手段と、前記受信手段が受信したデータ列を解釈し印字濃度コマンドが存在したとき前記印字濃度コマンドとそれに伴う印字濃度係数を抽出する抽出手段と、前記抽出手段が前記印字濃度コマンドを抽出したとき、前記記憶手段に記憶された前記設定値によって決められた濃度係数に、前記印字濃度係数毎に定められた所定の濃度係数を加えて印字濃度を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された印字濃度に従って印字を行うよう制御する印字制御手段と、を備えたプリンタと、
を有してなる。
【0027】
印字濃度に関する値を設定する設定工程と、
前記設定工程によって設定された設定値を読み取る読取工程と、
前記読取工程によって読み取られた前記設定値を記憶する記憶工程と、
ホストコンピュータからの各種コマンドや印字データ等のデータ列を受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信したデータ列を解釈し、印字濃度コマンドが存在したとき、前記印字濃度コマンドとそれに伴う印字濃度係数を抽出する抽出工程と、
前記抽出工程によって前記印字濃度コマンドと前記印字濃度係数を抽出したとき、前記記憶工程によって記憶された前記設定値によって決められた濃度係数に、前記印字濃度コマンドに伴う印字濃度係数毎に定められた所定の濃度係数を加えて、印字濃度を決定する決定工程と、
前記決定工程によって決定された印字濃度によって印字を行うよう制御する印字制御工程と、
を備えたことを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の機能を示す機能ブロック図であり、ホストコンピュータ1からホストコンピュータ用インタフェース21,通信回線2を介して受信用インターフェイス3に入力されたデータ列は、FIFO(First In First Out)である受信バッファ4に保存され、その保存されたデータ列は、CPU5によって解析される。ここで、通信回線2としては、RS−232ケーブルでも、IEEE1284ケーブルでもよいし、また、イーサネット、インターネットによるデータの送信でもかまわない。
【0033】
受信バッファ4に保存されたデータ列をCPU5によって解析した結果、印字濃度コマンドがあれば、その印字濃度コマンドの引数である印字濃度データをCPU5は抽出し、その抽出した印字濃度データをRAM9に保存する。
【0034】
印字ヘッド7によって印字される印字データは、ホストコンピュータ1から、印字濃度コマンドと同様に送信されてくる。ホストコンピュータ1から通信回線2を介して受信用インターフェース3に入力された印字データは、受信バッファ4に保存され、CPU5は、印字データを印字バッファ6に、印字ヘッド7で印字できる形式に展開する。CPU5は、印字バッファ6に展開された印字データを、前述した印字濃度データに基づいて印字濃度を決定して印字ヘッド7を駆動して、記録紙8に印字する。
【0035】
記録紙8がなくなると、紙なしセンサ11がその記録紙の状態を検知し、CPU5は紙なしエラー信号を送信バッファ13、送信用インターフェース14、通信回線2、ホストコンピュータのインタフェース21を介してホストコンピュータ1に送信する。ホストコンピュータ1は、紙なしエラー信号を受け、表示手段30(図3参照、たとえばCRTまたはLCDなど)に紙なしエラーの表示を行う。
【0036】
ロール紙8が装填されると、紙なしセンサ11が、記録紙ありの状態に復帰するので、CPU5は、紙なしのときと同様な送信方法によってホストコンピュータ1に紙あり復帰信号を送信する。ホストコンピュータ1は、紙あり復帰信号を受け、表示手段30に紙が装填された旨の表示を行う。
【0037】
印字ヘッド7として、本実施形態では、ラインサーマルヘッドを採用した。ラインサーマルヘッドの通電パルス幅を変更することによって、印字濃度を可変することができるので、CPU5は、先ほどの印字濃度データに伴って、通電パルス幅を変更する(詳しくは後述する)。
【0038】
また、プリンタ12は、印字濃度を初期的に設定するために、DIPスイッチ10を基板上に備える。DIPスイッチ10の値は、プリンタ12の電源スイッチ(不図示)がオンされ、プリンタ12の各種初期設定を行う際に、CPU5によって読み込まれ、RAM9の所定のアドレスに書き込まれ、保存される。DIPスイッチ10の値は、一旦読み込まれると、プリンタ稼働中に変更されてもCPU5は、判断しない。
【0039】
また、DIPスイッチ10の代わりにフラッシュメモリ100をメモリスイッチとして用いることも可能である。メモリスイッチ100を用いた場合は、工場出荷で初期設定を行ってもよいし、必要に応じてユーザがホストコンピュータ1からのメモリスイッチ設定コマンドによってメモリスイッチを書き換えることもできる。メモリスイッチを書き換えた場合には、ホストコンピュータからプリンタリセットコマンドを送出し、プリンタが初期化される(従って、ユーザは電源スイッチをオンオフさせる必要はない)。
【0040】
なお、CPU5は、ROM15またはフラッシュメモリ100に内蔵されたプリンタ内蔵プログラムによりプリンタ12全体の制御を行う。
【0041】
(印字濃度コマンド)
次に、印字濃度コマンドとしての一例を示す。印字濃度コマンドは、”ESCq 2 48 m”というデータ列によってホストコンピュータから送信されてくる。このコードがデータ解析手段により読み取られると印字濃度コマンドであると解釈される。ここで、ESC qが印字制御方法の選択コマンドを示し、2が定義域を示す。ここで、定義域とは、2に引き続くバイト数がいくつあるかを示し、ESC qが解釈できなかった場合、引き続く2バイトとともに読み捨てるためのものである。48は、印字濃度を設定するという意味である。また、mは印字濃度を指定するものであり、初期値は0である。−6<=m<=−1のとき、基準濃度より薄い濃度(−6が最も薄い)を設定する。また、1<=m<=6のとき、基準濃度より濃い濃度(6が最も濃い)を設定する。なお、このmの数値範囲は、自由に決められる。
【0042】
“ESC q 2 48 m”というデータ列がホストコンピュータから送信され、プリンタがそのデータ列を解釈してこのデータ列が印字濃度コマンドであると判断した場合、印字濃度係数を表すmの値をRAM9に保存する。
【0043】
なお、印字濃度コマンドによって変更された印字濃度係数mの値は、RAM9に保存されているため、プリンタ12の電源がオフされると、消去されてしまう。したがって、RAM9に保存された印字濃度係数mについては、ホストコンピュータ1が一度プリンタに向けて送信したデータであるため、その係数mをホストコンピュータ1が内蔵しているハードディスクやDVD、フラッシュメモリ等の記憶手段20に記憶しておく。ホストコンピュータ1は、次にプリンタ12の電源がオンされたときは、記憶手段20に印字濃度データが記憶されているかどうか判断し、印字濃度データを確認できたときは、印字濃度コマンドおよびそれに伴う印字濃度データを、プリンタ12に送信する。
【0044】
(印字濃度の決定)
印字濃度については、次のようにして決定する。
【0045】
サーマルプリンタについては、通電パルス幅を変更することにより、記録紙への印字濃度を変更することができる。通電パルス幅は、サーマルヘッド温度と、サーマルヘッド印加電圧と、記録紙の紙送り速度と、によって決定する。
【0046】
さらに、前回の印字データの履歴データを加味して、通電パルス幅としての基準の値(基準通電パルス幅)を決定する。
【0047】
その、基準通電パルス幅に、上述した印字濃度コマンドの中の数値mによって決まる濃度係数を乗じることによって、印字濃度が決定する。m=0のとき、濃度係数が1であり、基準通電パルス幅で、通電することになる。また、m=1、2、3、、と一つずつ増えていくに従って、濃度係数が基準通電パルス幅に対して、たとえば所定の値として5%ずつ増えることになり、m=−1、−2、−3、、と一つずつ減っていくに従って濃度係数が基準通電パルス幅に対して5%ずつ減ることになる。
【0048】
(第1の実施形態)
図2は本発明の第1の実施形態によるフロチャートである。
【0049】
プリンタ12は、データ列を受信すると(S201)、そのデータ列に印字濃度コマンドがあるかどうか判断し(S202)、印字濃度コマンドがなければ(S202,No)、次の処理へ進む(S208)。印字濃度コマンドがあった場合、引数が正しいか判断し(S203)、引数が正しくなければ、印字濃度コマンドでないと判断して受信した印字濃度コマンドを読み捨て(S207)、次の処理(次のデータ列を受信する等の処理)へ進む(S208)。
【0050】
引数が正しければ(S203,Yes)、印字濃度係数mを抽出し(S204)、この濃度係数をRAM9に記憶する(S205)。RAM9に記憶してある濃度係数に従って、印字データの印字濃度を決定する(S206)。
【0051】
図2のフローチャートには示していないが、印字データを受信した場合、RAM9に記憶してある濃度係数に従って、印字を行うことになる。
【0052】
(ホストコンピュータの表示画面)
図3〜図7にホストコンピュータの表示手段30(たとえばCRTやLCD)上での印字濃度変更画面を表す。
【0053】
プリンタ12(図1参照)側でロール紙8が交換されたり、印字によりロール紙8がなくなると、プリンタ12の紙なしセンサ11の状態が変化するので、プリンタ12は、ホストコンピュータ1に紙なしエラー信号を出力する。ホストコンピュータ1は、プリンタ12の紙なし信号を受けると、図3に示すように表示手段30に、「ロール紙がなくなりました」という表示31をエラーメッセージとして表示させ、ユーザに注意を喚起する。なお、この表示31は単に表示させてもよいし、ユーザがマウスやリターンキーで確認するためのOKボタンを兼ねてもよいし、OKボタンを別途設けてもよい。
【0054】
また、ユーザがロール紙8を装填したときは、プリンタ12の紙なしセンサ11の状態が再び変化して紙あり状態になるため、プリンタ12は、ホストコンピュータ1に紙あり信号を出力する。なお、プリンタ12は、ホストコンピュータ1に常に紙あり信号を出力してもよいが、紙なしセンサ11の状態が変化したときにその紙なしセンサ11の状態を検知し、その都度ホストコンピュータ1に紙ありまたは紙なし信号を出力する方が望ましい。ホストコンピュータ1は、プリンタ12の紙あり信号を受けると、ロール紙が装填されたと判断し、図4に示すように、表示手段30に、「ロール紙が装填されました」という表示32を表示させる。この表示32も、表示31同様、OKボタンを兼ねてもOKボタンを別途設けてもよい。
【0055】
次に、図5の印字濃度変更画面に移行し、ホストコンピュータ1は、「印字濃度変更しますか?」という表示36とその近傍にOKボタン37とキャンセルボタン38を表示手段30に表示させる。ユーザは、装填されているロール紙8に最適な印字濃度を変更したいときは、OKボタン37をクリックする。OKボタン37がクリックされると、図6のテスト印字選択画面に移行する。(ここで、キャンセルボタン38がクリックされた場合は、処理を終了して図4の表示画面に戻る。)
【0056】
図6では、表示手段30に「テスト印字しますか?」という表示33を表示させる。この表示33の近傍にOKボタン34またはキャンセル35ボタンも表示させる。OKボタン34をユーザがマウスでクリック(またはリターンキーで選択)すると、ホストコンピュータ1からテスト印字を行うように指示をプリンタ12に送信する。プリンタ12は、あらかじめROM15に記憶してあるテストパターンを新たに装填したロール紙8に印字する。もちろん、ROM15を用いる代わりに、ホストコンピュータ1からテストパターンデータを送信してもかまわない。キャンセルボタン35をクリックすると、テスト印字は行われない。OKボタン34をクリックしてテスト印字が行われるか、キャンセルボタン35がクリックされる(テスト印字は行われない)と、図7の印字濃度選択画面に移行する。
【0057】
図7の印字濃度選択画面では、印字濃度の基準値を0として+6段階と−6段階の計13段階濃度変更(表示39)を行うことができる。基準値0は、プリンタ12のロール紙変更前の印字濃度と変更していない。この表示は、+1、+2、、というような表示でもよいし、+5%、+10%、、という表示でも構わない。ユーザは、表示画面上で欲しい印字濃度をマウスで選択したり、カーソルキーで選択することができ、選択した印字濃度値が画面上で反転したり、色が変更され、選択しなかった濃度値との区別が付くようになっている。図7において、印字濃度が選択されたあと、ユーザは戻るボタン40をクリックすることによって、印字濃度を選択ルーチンから抜ける。
【0058】
印字濃度が変更された場合、必要に応じて、図6のテスト印字画面に戻り、テスト印字を再び行って、最終的な印字濃度を決定する。
【0059】
一方、新たなロール紙を装填した場合ではなく、今装填されているロール紙の印字濃度を変更したいときは、ユーザは、図5の印字濃度変更画面を呼び出し、図5〜図7の処理を行えばよい。
【0060】
このように印字濃度コマンドを送ることにより、DIPスイッチ10やメモリスイッチ100を用いることなく、印字濃度を設定、変更することができる。なお、ホストコンピュータ1から印字濃度コマンドが到来する前に印字データが到来したときは、プリンタ12は、印字濃度を上述した基準の値(基準通電パルス幅)に基づいて印字を行う。
【0061】
なお、このホストコンピュータの処理を、図10のフローチャートに示す。
【0062】
S601において、紙なしセンサによる紙なし信号をプリンタ側から受信すると、紙なし表示を行う(S602,図3)。
【0063】
さらに、プリンタからロール紙が装填され、紙あり信号を受信すると(S603)、ロール紙装填表示を行う(S604、図4)。
【0064】
さらに、印字濃度変更画面に進み(S605、図5)、変更しますかの表示を行い、キャンセルボタン38がクリックされると(S606、キャンセル)、処理を終了し、印字濃度は変更しない。また、OKボタン37がクリックされると(S606,OK)、テスト印字画面に進み(S607、図6)、テスト印字しますかという表示を行う。
【0065】
テスト印字画面では、テスト印字のOKボタン34がクリックされた場合、テスト印字を行い(S609)、キャンセルボタン35がクリックされた場合テスト印字を行わず、印字濃度選択画面(S610)へと進む。
【0066】
印字濃度選択画面(S610,図7)では、戻るボタン40がクリックされる(S610,戻る)と印字濃度を選択せずに終了する。戻るボタンが押されずに、濃度が選択されると、所望の濃度を決定し(S612)、OKボタン41が押されると(S613,YES),確定し、印字濃度選択画面のフローが終了する。このあと、印字濃度選択画面で選択した印字濃度及び印字濃度コマンドをプリンタに送信する。
【0067】
なお、新たなロール紙を装填したときではなく、印字途中などで、今装填されているロール紙への印字濃度を変更したいときは、S614からスタートすればよい。
【0068】
(第2の実施形態)
DIPスイッチを用い、さらにその値を印字濃度コマンドによって書き換えて使用する形態もとることができる。
【0069】
図8に本発明の第2の実施形態によるフローチャートを示す。図2のフローチャートにおいて、図2(第1の実施形態)と異なる点は、最初にDIPスイッチ10を設定するステップ(S401)と、その設定値を記憶するステップ(S402)と、印字濃度コマンドに基づく新たな印字濃度係数を抽出したとき(S406)、DIPスイッチ10により設定して記憶した設定値に、印字濃度コマンドによる新たな印字濃度係数を上書きして記憶するステップ(S407)を設けた点である。その他については、第1の実施形態と同じ処理であるので、詳細は重複するので述べない。
【0070】
この場合、DIPスイッチの設定を初期的な濃度係数として設定することができる。つまり、プリンタの電源をオンした直後や、プリンタをリセットした直後は、DIPスイッチの設定を読み取る。そのときの設定を濃度係数として設定する。たとえば、DIPスイッチが2回路あり、DIPスイッチが00のとき濃度係数増減なし、DIPスイッチが10のとき濃度係数+15%、DIPスイッチが01のとき濃度係数+30%、DIPスイッチが11のとき濃度係数−15%と設定する。DIPスイッチの設定に基づいて、基準通電パルスに対する濃度係数を乗じた値を通電パルス幅として、サーマルヘッドに印加して印字を行う。
【0071】
次に、電源オン中に、印字濃度コマンドがホストコンピュータから送信されてきた場合、DIPスイッチの値を無視(破棄)して、印字濃度コマンドのmの値に依存する値に濃度係数を書き直す。すなわち、上述した第1の実施形態と同様の濃度係数として、印字濃度を決定する。
【0072】
CPU5は、RAM9に記憶されている印字濃度に関する値を常に読みとって印字するため、印字濃度コマンドによる印字濃度の変更後は、上書きされた濃度係数に基づいて印字できる。また、DIPスイッチ10で最初に(S401,S402)設定した印字濃度に対して印字濃度コマンドが到来しない場合や、印字濃度コマンドが到来してもプリンタ側で読みとれなかった場合は、DIPスイッチ10の設定値がRAM9に記憶されているため、プリンタ12はその設定値に基づいて印字することができる。CPU5は、DIPスイッチ10による設定でも、印字濃度コマンドによる設定でもRAM9の所定のアドレスを参照すればよいので、印字濃度を参照するために処理を変更する必要がない。
【0073】
(第3の実施形態)
DIPスイッチと印字濃度コマンドを併用する実施形態をとることもできる。
【0074】
図9に本発明の第3の実施形態によるフローチャートを示す。
【0075】
図9と図8(第2の実施形態)との違いは、ステップS507において、DIPスイッチ10によって設定した値にさらに印字濃度コマンドに伴う印字濃度係数を上乗せした点である。その他は同じ処理であるので、詳細は重複するため省略する。
【0076】
第2の実施形態に示したDIPスイッチの00〜11の設定に基づいて濃度係数を決定した後、DIPスイッチの設定に基づいた濃度係数に対して、さらに、印字濃度コマンドのなかの数値mを乗じて、印字濃度を細かく変更することもできる。
【0077】
たとえば、DIPスイッチの設定が01のとき、濃度係数が+30%として決められる。その後、印字濃度コマンドがホストコンピュータから送信されてきて、たとえばm=1であった場合、DIPスイッチによって決定された濃度係数に対してさらに5%増とする。したがって、基準通電パルス幅の+35%となる。
同様にm=−1であった場合、基準通電パルス幅の+25%となる。
【0078】
このように、DIPスイッチの設定に対して印字濃度コマンドを併用することにより、DIPスイッチの設定を利用しながら、細かく印字濃度を設定することができる。
【0079】
(その他の実施形態)
第2の実施形態、第3の実施形態では、DIPスイッチを設定するステップS401,S501を設けたが、DIPスイッチを使う代わりに、フラッシュメモリのメモリスイッチを用いてもよい。
【0080】
この場合は、DIPスイッチを設定する代わりに、メモリスイッチの各ビットを所定の値に設定するよう、ホストコンピュータ1からメモリスイッチ設定コマンドを送信する。プリンタ12は、そのメモリスイッチ設定コマンドを受信すると、そのコマンドに付随するデータビット列(10..)に基づいてメモリスイッチのビット列(10..)を設定する。RAM9は、そのメモリスイッチ100の設定値を記憶する(S402,S502の代わり)。以降は同様の処理を行う。
【0081】
また、本発明の実施形態は、サーマルヘッドを用いて説明したが、もちろん、レーザプリンタや、インパクトドットプリンタ、インクジェットプリンタのように印字濃度を変化できるプリンタにも応用できる。レーザプリンタでは、トナー濃度を変化させること、インパクトドットプリンタでは打撃力を変化させること、インクジェットプリンタではインク滴の大きさを変化させることによって、それぞれ印字濃度を変化させることができる。
【0082】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、DIPスイッチを用いずに印字濃度をホストコンピュータから簡単に変更することができる。また、DIPスイッチの設定を利用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能の一実施例を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の第1の実施形態を表すフロチャート。
【図3】ホストコンピュータの表示画面を示す。
【図4】ホストコンピュータの表示画面を示す。
【図5】ホストコンピュータの表示画面を示す。
【図6】ホストコンピュータの表示画面を示す。
【図7】ホストコンピュータの表示画面を示す。
【図8】本発明の第2の実施形態を表すフロチャート。
【図9】本発明の第3の実施形態を表すフロチャート。
【図10】本発明のホストコンピュータの処理を表すフロチャート。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ
2 通信回線
5 CPU
10 DIPスイッチ
11 紙なしセンサ
12 プリンタ
20 記憶手段
30 表示手段
100 フラッシュメモリ

Claims (5)

  1. 印字濃度に関する値を設定する設定手段と、
    前記設定手段によって設定された設定値を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた前記設定値を記憶する記憶手段と、
    ホストコンピュータからの各種コマンドや印字データ等のデータ列を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したデータ列を解釈し、印字濃度コマンドが存在したとき、前記印字濃度コマンドとそれに伴う印字濃度係数を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が前記印字濃度コマンドを抽出したとき、前記印字濃度コマンドに伴う前記印字濃度係数に従って印字濃度を決定する決定手段と、
    前記決定手段に従って決定された印字濃度によって印字を行うよう制御する印字制御手段と、
    を備え、
    前記決定手段は、前記抽出手段が前記印字濃度コマンドと前記印字濃度係数を抽出したとき、前記記憶手段に記憶された前記設定値によって決められた濃度係数に、前記印字濃度係数毎に定められた所定の濃度係数を加えて印字濃度を決定することを特徴とするプリンタ。
  2. 請求項1において、前記設定手段は、DIPスイッチまたはメモリスイッチによることを特徴とするプリンタ。
  3. 請求項1において、前記印字濃度コマンドと前記印字濃度係数との少なくとも一方が前記抽出手段によって抽出できなかったとき、
    前記印字制御手段は、前記設定手段により設定された印字濃度に関する値によって印字を行うよう制御することを特徴とするプリンタ。
  4. プリンタにおける印字濃度を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された印字濃度を前記プリンタに送信すべき印字濃度コマンド及びそれに伴う印字濃度係数として記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記印字濃度コマンド及びそれに伴う印字濃度係数をプリンタに送信する送信手段と、を備えたホストコンピュータと、
    印字濃度に関する値を設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された設定値を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた前記設定値を記憶する記憶手段と、前記ホストコンピュータからの各種コマンドや印字データ等のデータ列を受信する受信手段と、前記受信手段が受信したデータ列を解釈し印字濃度コマンドが存在したとき前記印字濃度コマンドとそれに伴う印字濃度係数を抽出する抽出手段と、前記抽出手段が前記印字濃度コマンドを抽出したとき、前記記憶手段に記憶された前記設定値によって決められた濃度係数に、前記印字濃度係数毎に定められた所定の濃度係数を加えて印字濃度を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された印字濃度に従って印字を行うよう制御する印字制御手段と、を備えたプリンタと、
    を有してなるプリンタシステム。
  5. 印字濃度に関する値を設定する設定工程と、
    前記設定工程によって設定された設定値を読み取る読取工程と、
    前記読取工程によって読み取られた前記設定値を記憶する記憶工程と、
    ホストコンピュータからの各種コマンドや印字データ等のデータ列を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信したデータ列を解釈し、印字濃度コマンドが存在したとき、前記印字濃度コマンドとそれに伴う印字濃度係数を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって前記印字濃度コマンドと前記印字濃度係数を抽出したとき、前記記憶工程によって記憶された前記設定値によって決められた濃度係数に、前記印字濃度コマンドに伴う印字濃度係数毎に定められた所定の濃度係数を加えて、印字濃度を決定する決定工程と、
    前記決定工程によって決定された印字濃度によって印字を行うよう制御する印字制御工程と、
    を備えたことを特徴とするプリンタの制御方法。
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JP2000015889A (ja) * 1998-07-03 2000-01-18 Toshiba Tec Corp 印刷指示装置

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