JP4599104B2 - 鏡餅包装体 - Google Patents
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Description
また、鏡餅状容器とお飾りとを収納箱に収めた鏡餅包装体において、流通段階などでの潰れを防ぐために、被せ付けるキャップを収納箱の天面板に当接させて支持させるようにしたり(特許文献2)、お供えの背景部材としての屏風を収納箱に収容して、この屏風にて収納箱内側から潰れを防止する手法が提案されている(特許文献3)。
さらに上記鏡餅状容器をお供えとするときに使用する三方も消費者側で組み起こすことができるように、収納箱に台と折り畳んだ三方用脚とを収納し、購入者がこれらから三方を組むことができるようにすることが示されている(特許文献4)。
そのため、収納箱に鏡餅状容器や台などの組み合わせを収めるときや、収納箱から取り出す操作が困難なものとなってきている。また、包装体の全体を形状が大きくならないようにする関係から、前記三方用脚を一緒に組み入れるような場合には、その三方用脚が伸長可能に折り畳まれた偏平形態で収納箱内の目立たない部分に収納することになるが、収納箱から鏡餅状容器を引き出したときにその三方用脚を落下させて紛失してしまう可能性がある。また、台と三方用脚とから三方を組み上げるには、その三方用脚を伸長して略角筒状にし、その形状を維持しながら三方用脚の各側面板の上端を台の裏面に当てがって台と三方用脚とを連結する手順となり、組み立ての手間が煩雑になるという問題があった。
そこで本発明は上記事情に鑑み、包装体の外形状をコンパクトなものとすることによる不具合を無くすことを課題とし、お供えとする鏡餅状容器を収納した鏡餅包装体をより取り扱いの容易な製品とすることを目的とするものである。
また、本発明において、上記台は、台の下面に沿った方向に伸長して略角筒状となったときの三方用脚に係止して三方用脚の伸長形態を保持する保持手段を備えていることが良好である。
そして、本発明において、略角筒状となった三方用脚に係止して三方状脚の伸長形態を保持する保持手段を、台に備えるようにすれば、三方用脚に付いた折り癖による偏平形態への形状戻りが抑えられ、台と組み合わせてなる三方の全体形状を適正な形状に維持でき、重量物の鏡餅状容器を載せ置いても、略角筒状である脚によって重い鏡餅状容器を支え、三方の傾きも生じさせない。
図中1は鏡餅包装体で、該鏡餅包装体1は図1と図2に示されているように略ブロック状の収納箱2の内部に、以下の物品を合わせた組み合わせ物3を収納したものである。前記組み合わせ物3は鏡餅状容器4と台5と三方用脚6と屏風7とを合わせたもので、前記台5を平面形状を四角状にして浅底としたトレイ状とし、この台5の底面板8の上に鏡餅状容器4が載せ置かれている。鏡餅状容器4は二段容器に餅を収納して下部シール部9にて封止してなるものであり、薄板状にして張り出した下部シール部9の外周形状が前記台5の底面板8も対応している。さらに鏡餅状容器4の左右と後部とを囲むようにして前記屏風7を鏡餅状容器4における下部シール部9上に載せて配置している。
さらに組み合わせ物3中の三方用脚6は従来と同じように台5と組み合わせて三方を形成する。そして、この三方用脚6は前記三方を形成したときに略角筒状の形状となるように四枚の側面板10、11、12、13を連接しているものであり(図5参照)、収納箱2内に収まるコンパクトな形状とすべく、対向する一組二枚の側面板10、12を二つ折りし、その二つ折りされた側面板10、12を間にして他の一組二枚の側面板11、13が近接するように折り畳んで偏平形態としたものであり、前記側面板11、13が対向する方向に伸長可能に設けられている。
まず、上述したように、収納箱2から引き出した組み合わせ物3において、例えば鏡餅状容器4を載せ置いた状態のままその台5の下方に偏平形態の三方用脚6を引き降ろし、そして台5の下面に沿った方向に三方用脚6を伸長させ、略角筒形状としたときの上記側面板13の上端に対応する位置に、上記スリット16が設けられている。そして、側面板13の上端に連続する係止片19をこのスリット16に係止させることで台5の底面板8と側面板13とが連結され、台5と略角筒状の三方用脚6とが一体となる(図5)。
なお、スリット15も予め設定された位置にあり、略角筒状となったときの三方用脚6として側面板11が適正位置に立つ位置となるように設定されているものである。
このように台5と三方用脚6とから三方を形成するに際して、上述の側面板11、13の底面板8に対する連結と、保持手段18による三方用脚6の伸長形態の保持を行なうことで、略角筒形状の三方用脚6の形状が定まり、よって、三方全体の形状も安定する。そして、台5に対する三方用脚6の適正な組み合わせによって三方の形状が安定することから、比較的重量のある鏡餅状容器であっても台5の底面板8に載せ置いてお供えとすることができる。
このように係止手段17によって偏平形態の三方用脚6が台5の底面板8の下面に重ね合わせた状態で支持されるので、鏡餅包装体1を作成する上で、台5に鏡餅状容器4を載せ置きながら収納箱2に挿入しても三方用脚6が収納箱2の底面板などにぶつかることがなく、簡単に組み合わせ物の収納箱2への収納が行えるものとなっている。
屏風7自体は化粧面が金色としているもので、組み合わせ物3を収納箱2から引き出し、さらに組み上げた三方に鏡餅状容器4を載せ置いた状態で、背景部材として利用する(図6)。背景部材とする場合には上下の二つ折りを展開し、縦の折り罫に沿ってジグザグ折りすることで、反射効果のある屏風となる。屏風7の化粧面の金色は豪華さを演出するためのものであり、この他に絵柄などを設けたものであってもよい。
さらに、収納箱2の取り出し口を覆っている上記側面板21が位置する正面において、その側面板21と天面板20との連結部分24の形状を湾曲形状にして、さらにその連結部分24に対応する位置で前記透明フィルム23を同様のアールとなるように湾曲させている。これによって、通常の箱体からは感じえない柔らかさを本鏡餅包装体1の正面デザインに加味されたものとなっており、購入者へのアイキャッチ効果を頗る向上させている。
2…収納箱
3…組み合わせ物
4…鏡餅状容器
5…台
6…三方用脚
7…屏風
8…底面板
10、11、12、13…側面板
14…係止片
15、16…スリット
17…係止手段
18…保持手段
19…係止片
22…窓部
23…透明フィルム
Claims (3)
- 窓部を有した収納箱に、鏡餅状容器とこの鏡餅状容器を載せ置いた方形の台と脚断面方向に伸長可能に折り畳んだ三方用脚とを収納して、前記窓部を通して外部から鏡餅状容器を目視可能にし、収納箱から取り出した台の下面に、伸長して略角筒状とした三方用脚を組み付けて、前記台と三方用脚との組み合わせからなる三方に前記鏡餅状容器を載せ置きできる構成とした鏡餅包装体であって、
前記台の下面に折り畳みにより偏平形態とした三方用脚を重ね合わせ、該三方用脚における伸長方向に対応する二面の側面板の内の一方の側面板を前記台に連結して、偏平形態の三方用脚を前記連結部分を中心にして台下方に回動可能に設け、収納箱から台を取り出して台下方に引き降ろされたときの偏平形態の三方用脚が、台の下面に沿った方向に伸長できる構成としたことを特徴とする鏡餅包装体。 - 上記台に連結させた偏平形態の三方用脚に係止して、該三方用脚の台下面への重ね合わせ状態を維持する係止手段が、前記台に設けられている請求項1に記載の鏡餅包装体。
- 上記台は、台の下面に沿った方向に伸長して略角筒状となったときの三方用脚に係止して三方用脚の伸長形態を保持する保持手段を備えている請求項1または2に記載の鏡餅包装体。
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