JP5971975B2 - 正月用飾り餅 - Google Patents

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本発明は、鏡餅を模した正月用飾り餅に関する。
鏡餅は、代々継承されている日本の伝統として、正月に家庭や店舗などで飾られている。近年においては、鏡餅の形状を模した容器内に餅を収容し、この容器を三方などの台座に載せた商品が販売等されている。消費者は、商品を正月飾りとして飾った後、容器から餅を取り出して食する。このような正月飾りは、縁起ものとして見栄えが良いように、容器の上面に橙や干支動物などの象形体を載置したり、水引や屏風などを取り付けしたりなどの装飾が施されている。
商品の流通過程や店頭に並べられた際に、容器と台座がばらばらになったり、水引や屏風などの装飾が脱落したりするのを防止可能な構造にすることが望ましいが、そのために特許文献1のような複雑な構造にすると、製造コストが高くなるという問題がある。
特許第4658460号公報
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、製造コストが高くなるのを抑えた簡単な構造によって、容器と台座がばらばらになったり、屏風などの装飾が脱落したりするのを防止することのできる正月用飾り餅を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、鏡餅容器と台座、鏡餅容器と受皿、或いは鏡餅容器と受皿と装飾部の一体的な固定を簡単な構造で実現することによって、これらの組み立て作業を容易に実行できるようにすることにある。
本発明の正月用飾り餅は、鏡餅の外形を模した収容部と、この収容部の底部に外方向に延びるように形成されたフランジ部と、を含む鏡餅容器と、前記鏡餅容器の収容部が裏面側から通過できる開口部が形成された基台面と、この基台面を支持する複数の側壁と、を含む台座と、を備えた正月用飾り餅であって、少なくとも2つ以上の前記側壁の内側面において、前記基台面との直交方向における前記基台面寄りに切り欠きを形成し、前記開口部に収容部を通過させた鏡餅容器のフランジ部の一部を前記切り欠きに嵌合させて、鏡餅容器と台座とを一体的に固定しているとともに、前記側壁によって前記鏡餅容器を支持することを特徴とする
また、本発明の正月用飾り餅は、鏡餅の外形を模した収容部と、この収容部の底部に外方向に延びるように形成されたフランジ部と、を含む鏡餅容器と、前記鏡餅容器が載置される矩形状の載置面と、平面視矩形状に繋がり前記載置面を囲うように形成された4つの側壁であって前記載置面との直交方向において、前記載置面から離れる方向に進むに従って拡開する4つの側壁と、を含む受皿と、を備えた正月用飾り餅であって、前記4つの側壁のうち、第1方向に対向する2つの前記側壁の内側面に切り欠きを形成し、前記載置面に載せた鏡餅容器のフランジ部の前記第1方向の両端部をそれぞれ前記各切り欠きに嵌合させて、鏡餅容器と受皿とを一体的に固定していることを特徴とする。
さらに、本発明の正月用飾り餅は、鏡餅の外形を模した収容部と、この収容部の底部に外方向に延びるように形成されたフランジ部と、を含む鏡餅容器と、前記鏡餅容器が載置される載置面と、この載置面を囲うように形成された側壁と、を含む受皿と、前記鏡餅容器の収容部が裏面側から通過できる開口部が形成された基台面と、この基台面に支持される装飾と、を含む装飾部と、を備えた正月用飾り餅であって、前記基台面の開口部に裏面側から鏡餅容器の収容部を通過させ、前記基台面の一部を前記切り欠きに嵌合させて、鏡餅容器と台座と装飾部を一体的に固定していることを特徴とする。
本発明の正月用飾り餅によれば、鏡餅容器の収容部が通過できる開口部が形成された基台面とこの基台面を支持する側壁を含む台座を用い、前記側壁の内側面に少なくとも1以上の切り欠きを形成し、前記開口部に裏面側から収容部を通過させた鏡餅容器のフランジ部の一部を前記切り欠きに嵌合させて鏡餅容器と台座を固定したことにより、流通過程や店頭に並べられた際に容器と台座がばらばらになるのを防止することができる。このような簡単な構造によって容器と台座を一体的に固定することを実現したことにより、製造コストを抑えることができ、また組み立て作業を容易に行うことができる。
本発明の正月用飾り餅によれば、鏡餅容器が載置される載置面とこの載置面を囲うように形成された側壁を含む受皿を用い、前記側壁の内側面に少なくとも1以上の切り欠きを形成し、前記載置面に載せた鏡餅容器のフランジ部の一部を前記切り欠きに嵌合させて鏡餅容器と台座を固定したことにより、流通過程や店頭に並べられた際に容器と受皿がばらばらになるのを防止することができる。このような簡単な構成によって容器と受皿を一体的に固定することを実現したことにより、製造コストを抑えることができ、また組み立てを容易に行うことができる。
さらに、本発明の正月用飾り餅によれば、上記のようにして鏡餅容器と受皿を固定する構成に変えて、鏡餅容器の収容部が裏面側から通過できる開口部が形成された基台面とこの基台面に支持される装飾を含む装飾部をさらに用い、前記基台面の開口部に裏面側から鏡餅容器の収容部を通過させ、前記基台面の一部を前記切り欠きに嵌合させて装飾部を受皿に固定する構成とすれば、容器と受皿と装飾部がばらばらになるのを防止することができる。
本発明の第1実施形態に従う正月用飾り餅である。 上記正月用飾り餅の斜視図である。 上記正月用飾り餅の鏡餅容器と台座を示す図である。 上記台座の展開図である。 上記正月用飾り餅を組み立てる手順を示す図である。 本発明の第2実施形態に従う正月用飾り餅である。 上記正月用飾り餅の鏡餅容器と台座を示す図である。 本発明の第3実施形態に従う正月用飾り餅である。 上記正月用飾り餅の鏡餅容器と台座を示す図である。 上記鏡餅容器のフランジ部の変形例である。
以下、本発明の好ましい実施形態に従う正月飾りについて、添付図面を参照しながら詳しく説明する。但し、以下に説明する実施形態によって本発明の技術的範囲は何ら限定解釈されることはない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に従う正月用飾り餅の外観図を示す。また、図2は、正月用飾り餅を構成する鏡餅容器と台座の外観斜視図であり、図2(a)は鏡餅容器と台座を斜め上から見た斜視図、図2(b)は斜め下から見た斜視図である。図3は、鏡餅容器と台座を別々に図示している。
図1〜図3に示すように、正月用飾り餅1は、鏡餅容器2、鏡餅容器2を支持する台座3、及び水引41や橙42などの装飾物4を備えている。鏡餅容器2は、例えばポリエチレンやポリプロピレンなどの樹脂で成形された中空の容器であって、その外形が大小の餅を2段に重ねてなる鏡餅を模した形状になっている。この鏡餅を模した中空部分は、底面部が開口しており、この開口部を通じて食用の餅が充填される収容部20を構成している。収容部20の底面側には、外方側に延びると共に、外周縁が円形状となっているフランジ部21が周方向に形成されている。フランジ部21は、例えばポリエチレンやポリプロピレンなどの樹脂で成形されている。収容部20とフランジ部21は、一体成形されているのが好ましいが、別々に成形したものを固着させるようにしてもよい。
鏡餅容器2は、底面開口部から食用の餅を充填した後、底面開口部をフィルムでラップすることによって封止している。ラップ用のフィルムは、消費者が引き剥がし可能なようにフランジ部21の表面に接着する。鏡餅容器2の構造は、特許文献1の構造と同様にすることができる。なお、鏡餅を模した形状とは、図1〜図3に示すような2段重ね構造に限られず、例えば3段や4段などの複数段に重ねた構造であってもよい。
鏡餅容器2の上面に載置される橙42は、例えばポリエチレンやポリプロピレンなどの樹脂で成形された象形体である。象形体は、橙に限定されることはなく、例えば干支動物,達磨,七福人,熊手などを模したマスコットであってもよい。象形体は、鏡餅容器2から脱落しないように、象形体を囲うドーム状の収容部分と、鏡餅容器の上段の餅の部分に嵌合させる固定部分を有する透明カバー43に収容されている。
鏡餅容器2は、上段の餅と下段の餅との境界にくびれた部分を有しており、このくびれた部分に環状の紐44が掛け回されている。水引41は、この環状の紐44に連結されている。なお、図1には装飾物4の一例として水引41を示しているが、正月にちなんだものであればよく、水引41に限定されることはない。水引41以外の例としては、例えば絵馬,御幣、裏白、昆布、海老、譲葉、又は熨斗などの鏡餅特有の飾りが一例として挙げられる。
鏡餅容器2を支持する台座3は、特に、図2〜図3に示すように、平面形状が矩形状の基台面31と、基台面31の外周縁に連結された側壁32によって形成されている。台座3の側壁32は、基台面31の四辺に連結されており、横から見たときに裾拡がりとなるように傾斜配置されている。図1〜図3では図示を省略しているが、台座3の表面に印刷等によって装飾を施して意匠性を高めたり、紹介文を記載して商品をアピールしたりすることができる。台座3は、例えば厚紙などの可撓性の材料を型抜きし、基台面31と側壁32の境界部分を折り曲げることによって成形することができる。図4には、基台面31と側壁32を一枚ものの厚紙で型抜きした一例を示しており、点線の部分で折り曲げることによって台座3を形成することができる。台座3は、厚紙を折り曲げて形成する以外にも、樹脂材料を成形したものであってもよい。
台座3の基台面31には、中央に円形の開口部33が形成されている。この開口部33は、鏡餅容器2の収容部20を通過させることはできるがフランジ部21は通過させない大きさに形成されている。鏡餅容器2は、例えば図2に示すように、開口部33に収容部20を裏面側から通過させ、フランジ部21が基台面31の裏面に当接するように配置するのが好ましい。このとき、開口部33の隙間からフランジ部21が可能な限り見えないよう、開口部33の内径を収容部20の最大径に揃えることがさらに好ましい。
側壁32の内側面には、水平方向に延びる帯状又は長方形状の切り欠き34が形成されている。切り欠き34は、四つの側壁32のうち、対向する二つの側壁32に形成されている。そして、上から見たときに、開口部33の中心を中心とした切り欠き34までの内接円の半径が、フランジ部21の外径よりも小さくなるように台座3の大きさが設定されている。切り欠き34は、対向する二つの側壁32に必ずしも形成されている必要はなく、四つの側壁32のうちのいずれか一つ以上に形成されていればよい。
切り欠き34の上下方向の幅は、少なくともフランジ部21の厚みと同じか或いはそれ以上に設定されている。好ましくは、上下方向の幅をフランジ部21の厚み〜+2mmに設定する。切り欠き34は、図示しているように外側面にまで貫通する開口部としてもよく、外側面までは貫通しない凹部であってもよい。更には、図4に例示したような型抜きの場合は、側壁32が折り曲げた厚紙の2枚重ね構造となる。このような場合は、内側に位置する厚紙にのみ開口部を設けて切り欠き34としてもよい。切り欠き34は、側壁32の高さ方向において基台面31寄りに配置されていることが好ましく、切り欠き34の上端が側壁32の上端と揃っていることが更に好ましい。
続いて、上記した構成を有する正月用飾り餅を組み立てる手順について、図5を参照しながら説明する。まず、予め食用の餅が収容部20内に充填され、フィルム22で底面開口部が封止された鏡餅容器2を準備する。さらに台座3も準備するが、一枚ものの厚紙等で台座3を形成する場合は、台座3の組み立てを事前に行っておく。橙42などの象形体及び透明カバー43は、この時点で鏡餅容器2に取り付けられていてもよく、以下に説明する組み立て工程の途中又は工程の最後で取り付けるようにしてもよい。水引41及び紐44は、鏡餅容器2と台座3とを固定した後に取り付ける。
次に、鏡餅容器2の収容部20を、台座3の開口部33に裏面側から通過させる。この作業は、例えば組み立て用の治具5に鏡餅容器2を載置し、台座3を上からかぶせるようにして遂行する。台座3は機械(不図示)で動かすようにしてもよく、作業員が手に持って動かすようにしてもよい。フランジ部21と台座3の少なくとも一方が可撓性材料で成形されているので、鏡餅容器2のフランジ部21と台座3の切り欠き34が揃う位置まで台座3を押し込むことによって、フランジ部21を切り欠き34に嵌合させることができる。開口部33の中心を中心とした切り欠き34までの内接円の半径がフランジ部21の外径よりも小さくなるように設定していることから、図2(b)に示すように、フランジ部21がすべての切り欠き34と嵌合して鏡餅容器2と台座3とが固定される。なお、治具5に代えて梱包用のトレーを利用するようにしてもよい。
前述の例では鏡餅容器2を固定配置して台座3の方を動かしているが、これに限られず、台座3を固定配置し、鏡餅容器2の方を台座3に向けて持ち上げるようにしてもよい。更に、鏡餅容器2と台座3の両方を動かすようにしてもよい。
上述の実施形態によれば、鏡餅容器2の収容部20が通過できる開口部33が形成された基台面31と側壁32とで形成された台座3を用い、開口部33に収容部20を通過させた鏡餅容器2のフランジ部21を、台座3の側壁32に形成された切り欠き34に嵌合させる構成としたことにより、簡単な構造で鏡餅容器2と台座3とを固定することが可能となる。
さらに上述の実施形態によれば、鏡餅容器2のフランジ部21と台座3の切り欠き34が揃う位置まで鏡餅容器2と台座3を相対的に動かすだけで両者を固定することができるので、組み立て作業を容易に行うことが可能である。特に、特許文献1の構成との比較においては、鏡餅容器2と台座3を固定する作業時に、煩雑な台座3の折り曲げ作業が不要となるので作業員の負担を大幅に軽減することができる。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
本実施形態の正月用飾り餅1は、台座3に代えて図6〜図7に示す受皿6を用いたことを除けば、第1実施形態の正月用飾り餅と同様の構成である。従って、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付すことによって詳しい説明を省略する。
鏡餅容器2が載置される受皿6は、平面形状が矩形状の載置面61と、載置面61の四辺を囲うように外周縁に連結された側壁62によって形成されている。受皿6の側壁62は、横から見たときに上方拡がりとなるように傾斜配置されている。すなわち、受皿6は、第1実施形態の台座3を逆さにした構成であり、中央に開口部(33)を有しないことが台座3と相違する。但し、鏡餅容器2を封止するフィルム22に印字された表示内容を消費者が確認できるように、載置面61に開口部を形成することは可能である。また、本実施形態のように受皿6を備えた場合には、鏡餅容器2の底面開口部をフィルム22で封止しないで、開口させたままでもよい。この場合、衛生のため餅自体を袋やラップで包装する。このように本実施形態によればフィルム22を省略できるので、製造コストを抑えることができ、製造工程の簡略化を図ることができる。また、消費者が餅を食す際に餅の取出しが容易になる利点もある。
鏡餅容器2のフランジ部21は、第1実施形態のように外周縁が円形であってもよいが、好ましくは載置面61と同じ大きさか或いは相似形の矩形状とし、対向する2つの辺に突出片21aを形成しておく。この突出片21aは、受皿6の切り欠き64内に嵌合可能なように、切り欠き34と同じか或いは切り欠き34よりも幅と長さを小さくしている。この場合、外周縁が矩形状に形成されたフランジ部21を収容部20と一体成形した鏡餅容器2を用いるようにしてもよく、或いは、第1実施形態のような円形のフランジ部を有する鏡餅容器2に、外周縁が略矩形状に形成されたフランジ部材を継ぎ足すようにしてもよい。このように、フランジ部21を載置面61と略同じ形状にすれば、フランジ部21の上面に印刷等によって装飾を施すことでより一層見栄えを良くすることが可能となる。
続いて、上記した構成を有する正月用飾り餅1を組み立てる手順について、図7を参照しながら説明する。本実施形態の場合、第1実施形態のような治具5は特に必要でなく、台の上に受皿6を置いた状態で鏡餅容器2を上から押し込むことで、フランジ部21の一部である突出片21aを受皿6の切り欠き64に嵌合させることができる。
上述の第2実施形態によっても、鏡餅容器2が載置される載置面61と側壁62とで形成された受皿6を用い、載置面61上に載せた鏡餅容器2のフランジ部21の突出片21aを、受皿6の側壁62に形成された切り欠き64に嵌合させる構成としたことにより、簡単な構造で鏡餅容器2と受皿6とを固定することが可能となる。
さらに上述の実施形態によれば、鏡餅容器2のフランジ部21と受皿6の切り欠き64が揃う位置まで鏡餅容器2と受皿6を相対的に動かすだけで両者を固定することができるので、組み立て作業を容易に行うことが可能である。
(第3実施形態)
続いて、本発明の第3実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
本実施形態は、第2実施形態の変形例であり、図8〜図9に示すように、装飾部7をさらに備えていることが第2実施形態と相違する。さらに、後述するように装飾部7と受皿6とで鏡餅容器2のフランジ部21を挟み込む構成であるので、鏡餅容器2は、第2実施形態及び第1実施形態の形状のいずれでも適用可能である。図9は、第1実施形態の形状で図示している。さらに、底面開口部は、フィルム22による封止を省略することができる。受皿6については第2実施形態と同じ構成であるため、同じ符号を付すことによって詳しい説明を省略する。
装飾部7は、図8〜図9に示すように、中央に円形の開口部72が形成された基台面71を有し、この基台面71に装飾物としての屏風73が取り付けられている。勿論、装飾物は屏風73に限られず、屏風73以外の装飾物を取り付けるようにしてもよい。開口部72は、鏡餅容器2の収容部20を通過させることはできるがフランジ部21は通過させない大きさに形成されている。開口部72の隙間からフランジ部21が可能な限り見えないよう、開口部72の内径を収容部20の最大径に揃えることが好ましい。基台面71は、好ましくは載置面71と同じ大きさか或いは相似形の矩形状とし、対向する2つの辺に突出片71aを形成しておく。この突出片71aは、切り欠き64内に嵌合可能なように、切り欠き64と同じか或いは切り欠き64よりも幅と長さを小さくしている。基台面71の上面には、印刷等によって装飾を施すことができ、これにより一層見栄えを良くすることが可能となる。
続いて、上記した構成を有する正月用飾り餅1を組み立てる手順について、図9を参照しながら説明する。本実施形態の場合も、第1実施形態のような治具5は特に必要でなく、台の上に受皿6を置いた状態で、鏡餅容器2と装飾部7を上から押し込むことで装飾部7の突出片21a,71aを受皿6の切り欠き34に嵌合させることができる。この場合、先ず始めに鏡餅容器2を受皿6に載置し、次に装飾部7を受皿6に固定するようにしてもよく、鏡餅容器2と装飾部7を重ね合わせた状態にして受皿6に押し込むことで鏡餅容器2と装飾部7を同時に受皿6に固定するようにしてもよい。
なお、鏡餅容器2のフランジ部21は、第1実施形態及び図10(a)に示す円形、第2実施形態及び図10(b)に示す矩形に突出片を形成したものに限られず、図10(c)に示す楕円にしてもよく、図10(d)に示す円形に突出片を形成した形状にしてもよい。さらに、台座3や受皿6も平面形状が必ずしも矩形でなくともよく、円形等の種々の形状とすることができ、台座3や受皿6の形状に適合するようにフランジ部21の形状を設定する。
本発明は、その趣旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
1 正月用飾り餅
2 鏡餅容器
20 収容部
21 フランジ部
21a 突出片
3 台座
31 基台面
32 側壁
33 開口部
34 切り欠き
6 受皿
61 載置面
62 側壁
64 切り欠き
7 装飾部
71 基台面
71a 突出片
72 屏風

Claims (2)

  1. 鏡餅の外形を模した収容部と、この収容部の底部に外方向に延びるように形成されたフランジ部と、を含む鏡餅容器と、
    前記鏡餅容器の収容部が裏面側から通過できる開口部が形成された基台面と、この基台面を支持する複数の側壁と、を含む台座と、を備えた正月用飾り餅であって、
    少なくとも2つ以上の前記側壁の内側面において、前記基台面との直交方向における前記基台面寄りに切り欠きを形成し、前記開口部に収容部を通過させた鏡餅容器のフランジ部の一部を前記切り欠きに嵌合させて、鏡餅容器と台座とを一体的に固定しているとともに、前記側壁によって前記鏡餅容器を支持することを特徴とする正月用飾り餅。
  2. 鏡餅の外形を模した収容部と、この収容部の底部に外方向に延びるように形成されたフランジ部と、を含む鏡餅容器と、
    前記鏡餅容器が載置される矩形状の載置面と、平面視矩形状に繋がり前記載置面を囲うように形成された4つの側壁であって前記載置面との直交方向において、前記載置面から離れる方向に進むに従って拡開する4つの側壁と、を含む受皿と、を備えた正月用飾り餅であって、
    前記4つの側壁のうち、第1方向に対向する2つの前記側壁の内側面に切り欠きを形成し、前記載置面に載せた鏡餅容器のフランジ部の前記第1方向の両端部をそれぞれ前記各切り欠きに嵌合させて、鏡餅容器と受皿とを一体的に固定していることを特徴とする正月用飾り餅。
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