JP3173884U - 飾り鏡餅および飾り鏡餅用キャップ体 - Google Patents

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Abstract

【課題】鏡餅包装体の上部に載置した橙飾りをキャップ体を被せ付けて位置保持するが、キャップ体を使用しているようには見えない飾り鏡餅を提供する。
【解決手段】鏡餅容器3に餅を容入した鏡餅包装体2の上部に橙飾り10を載置し、これに、下端が開口し、鏡餅包装体2の全体に応じた形状の鏡餅被覆部7の上部に、橙飾り10に応じた形状の橙飾り保持部8が連設されたキャップ体6を被せ付ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、プラスチックシートで形成した鏡餅形状の鏡餅容器に餅を容入した鏡餅包装体の上部に、橙又はミカンを模した橙飾りを載置し、これにキャップ体を被せ付けて鏡餅包装体の上部に橙飾りを位置保持させた飾り鏡餅およびそのキャップ体に関する。
従来、プラスチックシートで形成した鏡餅形状の容器に餅を収容した鏡餅包装体の上部に、橙又はミカンを模した橙飾りを載置した飾り鏡餅は、公知である。
しかし、従来のかかる飾り鏡餅は、鏡餅包装体の上部(頂部)が丸い頭のような円弧形状をしているし、プラスチック製であるため比較的滑り易くそのため載置した橙飾りの安定性が悪く、不安定で滑り落ちたりする課題がある。
そこで、このような課題を解決するものとして、鏡餅包装体の上部(頂部)に湾曲面状に凹んだり、水平面にした橙飾り載置部を設けた飾り鏡餅が提供された(例えば特許文献1参照)。これによれば橙飾りは、橙飾り載置部に載置できるため、従来より安定性は向上する。
しかしながら、これも鏡餅包装体の頂部の載置部に、単に橙飾りを載せた(載置した)だけであるので、それほどの安定性があるわけではなく、鏡餅包装体を持ったり、動かしたりすると、落下してしまうし、店頭に陳列しても客が持ち上げたり、触れたりすると橙飾りが落下してしまう不具合もあり、加えて、鏡餅包装体の上部が凹んだり、平面となっているため外観上も好ましくない、という課題もある。
そこで、鏡餅包装体の上部に、橙飾りを接着剤で接着載置する飾り鏡餅が提供された(例えば、特許文献2参照))。これによれば、橙飾りは、接着剤にて鏡餅包装体の上部に固定されるため、安定の良い飾り鏡餅となる。
しかし、この接着剤で橙飾りを鏡餅包装体の上部に固定する方法は、橙飾りを取り換えすることができない不都合がある。例えば、橙を模した橙飾りが固着されていたものを、ミカンを模した橙飾りに取り換えようとしてもできないし、橙飾りが変形したり、破損した場合でも、新しいものと取り換えるのが困難である。かといって橙飾りを鏡餅包装体から無理に取り外そうとすると、橙飾りや鏡餅包装体を破損するおそれがあるし、万一、取り外しできたとしても鏡餅包装体の上部に接着剤や接着痕が残る不具合もある。
そこで、さらに鏡餅形状の容器に餅を収容してなる鏡餅包装体の上部に、橙飾りを載置し、これに前記鏡餅包装体の上段部と前記橙飾りとに応じた形状を有する、上段部の被覆部と橙飾り保持部が設けられた保持具を被せ付けて鏡餅包装体に橙飾りを連結した飾り鏡餅が提供されている(例えば、特許文献3参照)。図11は、この従来例を示す斜視図(a)および分解斜視図(b)である。この従来例の飾り鏡餅11は、鏡餅形状の容器13に餅14を収容してなる鏡餅包装体12の上部(頂部)に、橙などを真似た橙飾り(鏡餅飾り)10が載置され、これが上方より被せ付けられた保持具16により保持された構成となっている。そして、保持具16は、前記鏡餅包装体12の上段部12aと前記橙飾り10とに応じた形状を有する、上段部12aの被覆部17と橙飾り保持部18が設けられた構成となっている。なお、図中符号15は底シートを示す。
これによれば、前記したような従来の課題が解決できるので好ましいものである。
実開平1−170657号公報 特許第2973314号公報 特許第3070597号公報
しかしながら、図11(a)(b)に示す従来の飾り鏡餅11は、保持具16が、図11(b)に示すように鏡餅包装体12の上段部12aと橙飾り10とに応じた形状を有する、上段部12aの被覆部17と橙飾り保持部18を設けた構成であるため、被せ付けて使用すると、図11(a)に示すように保持具16は、鏡餅包装体12の上段部12aまでしか被覆しない。従って、保持具16の下端周縁16aが、鏡餅包装体12の上段部12aと下段部12bとの間において横線Lとして現れるため、飾り鏡餅11の見映えを低下させる課題がある。たとえ保持具16に透明のプラスチック材を使用しても、保持具16には厚み(薄くても存在する)があるため、下端周線16aが横線Lとして現れることを完全に消すことはできない。
また、保持具16が鏡餅包装体12の上段部12aまでしか被覆しないので、保持具16と鏡餅包装体12の色具合が異なる場合には、鏡餅包装体12が上段部12a側と下段部12b側とで異なったものとなり、飾り鏡餅11として変なものとなる。そこで、鏡餅包装体12を構成する鏡餅容器13と保持具16の色具合は、常に同じとしなければならず、注意が必要となるし、鏡餅容器13に収容する餅14は、使用する餅米(粉も含む)によって色具合も微妙に変化するものであるので、鏡餅容器13と保持具16が、例えば透明のプラスチック製であっても、鏡餅容器13に餅14を収容すると、鏡餅包装体12と保持具16の色具合が変わってしまうことも生ずる。
さらに、鏡餅包装体12と保持具16の色具合が同じでなければならないので、保持具16をサイズが同じ他社の鏡餅包装体には、両者の色具合が異なる可能性が高くなるので使用できない課題も生ずる。
本考案は、このような点に鑑み前記従来の課題を解決した飾り鏡餅およびその飾り鏡餅用キャップ体の提供を目的とするものである。
前記目的を達成するために、本考案の請求項1にかかる飾り鏡餅は、プラスチックシートで形成した鏡餅形状の鏡餅容器に餅を容入した鏡餅包装体の上部に、橙又はミカンを模した橙飾りを載置し、
これに、下端が開口し、前記鏡餅包装体の全体に応じた形状で前記鏡餅包装体の全体を被覆する鏡餅被覆部と、その上部に連設し前記橙飾りに応じた形状で前記橙飾りを保持する橙飾り保持部とが、プラスチックシートで一体成形されてなるキャップ体を下端まで被せ付け、鏡餅包装体の上部に橙飾りを位置保持してなることを特徴とする。
この構成により、キャップ体は、鏡餅包装体の全体に応じた形状で鏡餅包装体の全体を被覆する鏡餅被覆部と、その上部に連設し橙飾りに応じた形状で橙飾りを保持する橙飾り保持部とで構成され、鏡餅形状の鏡餅容器に餅を容入した鏡餅包装体の上部に、橙飾りを載置し、これに上方より下端まで被せ付けて飾り鏡餅を形成すると、キャップ体は鏡餅包装体の全体を被覆し、その下端周縁は鏡餅包装体の下端と合致するため、キャップ体の下端周縁が不具合な線として現れないし、キャップ体を被せ付けて鏡餅包装体の上部に橙飾りを位置保持しているようにも見え難い飾り鏡餅となる。単に鏡餅包装体の上部に橙飾りが載置されているように見えるのである。
また、鏡餅包装体は、キャップ体で全体が被覆されているので、鏡餅包装体の上段部と下段部で色具合が異になることも生ぜず、例えば、キャップ体を透明なプラスチックシートで形成した場合には、全体が鏡餅包装体そのままの色具合と橙飾りの色具合の飾り鏡餅として見ることができ、この時、キャップ体で鏡餅包装体の上部に橙飾りを保持している飾り鏡餅のようにも見えないこととなる。単に鏡餅包装体の上部に橙飾りが載置されているように見えるのである。従って、所定の色具合(例えば、鏡餅らしい色)の飾り鏡餅は、キャップ体で設定できるので、所定の色具合の飾り鏡餅を容易に作成することができる。
また、本考案の請求項2にかかる飾り鏡餅は、前記キャップ体の下端部開口の周縁に鍔状のフランジ部が設けられていることを特徴とする。
この構成により、上部に橙飾りを載置した鏡餅包装体にキャップ体を上方から下端まで被せ付けて、鏡餅包装体の上部に橙飾りを保持した飾り鏡餅は、キャップ体の鍔状のフランジ部が、鏡餅容器の下端のフランジ体または鏡餅包装体の底シートと見えるため、キャップ体を使用しているようには一層見え難い。
また、本考案の請求項3にかかる飾り鏡餅用キャップ体は、プラスチックシートで形成した鏡餅形状の鏡餅容器に餅を容入した鏡餅包装体の上部に、橙又はミカンを模した橙飾りを載置し、これに上方から下端まで被せ付けて橙飾りを鏡餅包装体の上部に位置保持させるキャップ体であって、
該キャップ体は、下端が開口し、前記鏡餅包装体の全体に応じた形状で前記鏡餅包装体の全体を被覆する鏡餅被覆部と、その上部に連設し前記橙飾りに応じた形状で前記橙飾りを保持する橙飾り保持部とが、プラスチックシートで一体成形されていることを特徴とする。
この構成により、上部に橙飾りを載置した鏡餅包装体に被せ付けて、鏡餅包装体の上に橙飾りを位置保持することができる。また、キャップ体は透明なプラスチックシートで形成され、橙飾りを載置した鏡餅包装体に被せ付けてその全体を被覆すると、下端は鏡餅包装体の下端と略同じ位置となるので、キャップ体を使用しているようには見えない。また、上部に橙飾りを載置した鏡餅包装体に被せ付けると、キャップ体は鏡餅包装体の全体を被覆するので、鏡餅容器の表面側は常にキャップ体の色具合とすることができる。従って、鏡餅容器とキャップ体の色具合は、異なっても良く、その結果、キャップ体は、サイズさえ合えば他社の種々の鏡餅容器にも使用可能となる。
さらに、本考案の請求項4にかかる飾り鏡餅用キャップ体は、下端開口の周縁に、鍔状のフランジ部が設けられていることを特徴とする。
この構成により、キャップ体は、上部に橙飾りを載置した鏡餅包装体に被せ付けて、鏡餅包装体の上部に橙飾りを保持することができるが、この時、キャップ体は、鏡餅包装体の全体を被覆し、下端は鏡餅容器の下端と略同じ位置となるので、鍔状のフランジ部は、鏡餅容器の下端のフランジ体または鏡餅包装体の底シートのように見えるため、キャップ体を被覆しているようには見えない。即ち、キャップ体で鏡餅包装体の上部に橙飾りを保持している飾り鏡餅のように見えず、単に鏡餅包装体の上部に橙飾りが載置されているように見えることとなる。
また、本考案の請求項5に係る飾り鏡餅用キャップ体は、キャップ体の下端開口周縁から鏡餅被覆部の途中まで縦方向に切り込み線が設けられていることを特徴とする。
この構成によりキャップ体の下端開口は、拡径することが容易にできる。従って、鏡餅包装体の下段部の径が、キャップ体の下端開口の径より大きくても下端開口は切り込み線により拡径することができるので、キャップ体は鏡餅包装体の大径の下段部も容易に通過して、上部に橙飾りを載置した鏡餅包装体の上方より下端まで容易に被せ付けることが可能となる。
なお、本考案で「橙飾り」とは、鏡餅形状の鏡餅容器に餅を容入した鏡餅包装体の上部に載置する正月用の飾りを指し、説明上、代表例として橙、ミカンを示したもので「橙飾り」と称している。例えば、橙やミカンを模した橙飾りの他に、その年の干支を模した飾り、エビ、鶴、米俵および扇などを模した飾り、等を挙げることができ、通常はプラスチックで形成されている。
本考案にかかる飾り鏡餅およびその飾り鏡餅用キャップ体によれば、次のような効果を奏する。
(1)飾り鏡餅は、鏡餅形状の鏡餅容器に餅を容入した鏡餅包装体の上部に、橙飾りを載置し、これに上方より下端までキャップ体を被せ付けて構成されているが、この時、キャップ体は鏡餅包装体の全体を被覆し、その下端は鏡餅包装体の下端と合致するため、キャップ体の下端周縁が鏡餅包装体の上段部と下段部との間に不具合な線として現れないし、キャップ体を被せ付けて鏡餅包装体の上部に橙飾りを保持しているようには見えず、単に鏡餅包装体の上部に橙飾りが載置されているように見える。
(2)また、鏡餅包装体は、キャップ体で全体が被覆されているので、図11に示す従来例のように鏡餅包装体の上段部と下段部で色具合が異なることも生じない。
(3)従って、キャップ体を透明なプラスチックシートで形成すると、全体が鏡餅包装体そのままの色具合と橙飾りの色具合の飾り鏡餅となるし、また、所定の色具合の飾り鏡餅は、キャップ体で設定できる。
(4)キャップ体の下端開口の周縁に、鍔状のフランジ部が設けてあるので、上部に橙飾りを載置した鏡餅包装体にキャップ体を被せ付けると、キャップ体の鍔状のフランジ部は、鏡餅包装体の下端と略同じ位置となるので鏡餅容器の下端のフランジ体または底シートと見えるため、キャップ体を使用しているようには見えにくい。即ち、キャップ体で鏡餅包装体の上部に橙飾りを保持している飾り鏡餅のようには見えず、単に鏡餅包装体の上部に橙飾りが載置されているように見える。
(5)上部に橙飾りを載置した鏡餅包装体にキャップ体を被せ付けると、キャップ体は鏡餅包装体の全体を被覆するので、鏡餅包装体の表面側は常にキャップ体の色具合とすることができるし、キャップ体が透明の場合は、鏡餅包装体そのままで(上段部と下段部で色具合が変わらず)見ることができる。従って、鏡餅包装体とキャップ体の色具合が異なってもよく、その結果、キャップ体は、サイズさえ合えば他社の種々の鏡餅包装体にも使用可能となる。
(6)キャップ体の下端開口周縁から鏡餅被覆部の途中まで縦方向に切り込み線が設けられているので、キャップ体の下端開口は拡径することが可能となる。従って、鏡餅包装体の下段部の径が、キャップ体の下端開口の径より大きくても、該下端開口は切り込み線により拡径して鏡餅包装体の下段部の大径部も通過させ、上部に橙飾りを載置した鏡餅包装体の上方より下端まで被せ付けることができる。
本考案の第1の実施の形態にかかる飾り鏡餅を示す中央断面図である。 図1に示す飾り鏡餅の分解斜視図である。 図2の中央縦断面図である。 本考案の第2の実施の形態に係る飾り鏡餅を示す中央縦断面図である。 図4に示す飾り鏡餅の分館断面図である。 本考案の第3の実施の形態に係る飾り鏡餅を示す中央縦断面図である。 図6に示す飾り鏡餅の分解断面図である。 本考案の第4の実施の形態に係る飾り鏡餅の中央縦断面図である。 図8に示す飾り鏡餅の分解斜視図である。 図10の中央縦断面図である。 従来例を示す斜視図(a)および分解斜視図(b)である。
以下、本考案の実施の形態を図面について詳細に説明する。図1乃至図3は、本考案の第1の実施の形態に係る飾り鏡餅を示す中央縦断面図、分解斜視図およびその中央縦断面図である。
図1乃至図3に示す飾り鏡餅1は、鏡餅包装体2と、キャップ体6と、橙飾り10とで構成される。鏡餅包装体2は、プラスチックシートで鏡餅形状に形成した鏡餅容器3に、餅4を容入して構成されている。鏡餅容器3は、鏡餅包装体2を二段重ねの鏡餅状とするために上段部3aと下段部3bで形成し、上段部3aより下段部3bが大径となっている。この鏡餅容器3の下端(底部)は開口し、餅4を容入した鏡餅容器3の開口(底部)は、底シート5で閉鎖されている。本実施の形態では、鏡餅容器3の下端周縁に鍔状のフランジ部5aが設けられている。このフランジ部5aは、鏡餅容器3に一体に形成されているが、これは底シート5を延出して設けるようにしてもよい。
キャップ体6は、図3に示すように下端が開口9し、前記鏡餅包装体2の全体に応じた形状で前記鏡餅包装体2の全体を被覆する鏡餅被覆部7と、その上部に連設し、前記鏡餅包装体2の上部に載置した橙飾り10に応じた形状で該橙飾り10を保持する橙飾り保持部8とが、プラスチックシートでキャップ状に一体成形されて構成されている。鏡餅被覆部7は、鏡餅包装体2(鏡餅容器3)の上段部3aに対応する小径部7aと下段部3bに対応する大径部7bとに形成されている。従って、上部に橙飾り10を載置した鏡餅包装体2にキャップ体6を上方より被せ付けると、キャップ体6は、図1に示すように橙飾り10を橙飾り保持部8に位置させ、鏡餅包装体2を鏡餅被覆部7に位置させ、全体が被覆され、下端は鏡餅包装体2の下端と略同一位置まで達する。
橙飾り10は、鏡餅包装体2の上部に載せて飾り付けるものであり、橙又はミカンを模してプラスチック等で形成され、模したヘタ10aや葉(図示省略)を設けてもよい。
なお、実施の形態では、橙飾り10として橙やミカンを模したものを代表例として示しているが、これは干支、エビ、鶴、米俵および扇などを模した他の飾りであってもよい。
しかして、飾り鏡餅1は、プラスチックシートで形成した鏡餅形状の鏡餅容器3に餅4を容入した鏡餅包装体2の上部に、橙又はミカンを模した橙飾り10を載置し、これに、下端が開口9(図3参照)し、前記鏡餅包装体2の全体に応じた形状で前記鏡餅包装体2の全体を被覆する鏡餅被覆部7と、その上部に連設し前記鏡餅包装体2の上部に載置した前記橙飾り10に応じた形状で前記橙飾り10を保持する橙飾り保持部8とが、プラスチックシートで一体成形されているキャップ体6を、上方より下端まで被せ付け、鏡餅包装体2の上部に橙飾り10を位置保持して構成される。
従って、キャップ体6は、鏡餅包装体2の全体を被覆し、下端は鏡餅包装体2の下端位置まで達するので、キャップ体6の下端周縁が鏡餅包装体2の中間に不具合な線として現れないし、キャップ体6を被せ付けて鏡餅包装体2の上部に橙飾り10を位置保持しているようには見えず、単に鏡餅包装体2の上部に橙飾り10が載置されているように見え、キャップ体6を使用しているようには見えないこととなる。
また、鏡餅包装体2は、キャップ体6で全体が被覆されているので、キャップ体6の色具合で決定され、鏡餅包装体2の上段部と下段部で色具合が異なることも生ぜず、例えば、キャップ体6を透明なプラスチックシートで形成した場合には、全体を鏡餅包装体2そのままの色具合と橙飾り10の色具合の飾り鏡餅1として見えることとなる。従って、所定の色具合の飾り鏡餅1は、キャップ体6で設定できる。
図4および図5は、本考案の第2の実施の形態に係る飾り鏡餅を示す中央縦断面図およびその分解断面図である。
この図4および図5に示す第2の実施の形態の飾り鏡餅1Aは、キャップ体6の下端周縁に鍔状のフランジ部6aが設けられているものであって、他は前記第1の実施の形態と同様であるので、同様な構成要素には同一符号を付して、他の詳細な説明は省略する。
この第2の実施の形態の飾り鏡餅1Aによれば、第1の実施の形態の飾り鏡餅1Aの作用、効果の他に、キャップ体6の鍔状のフランジ部6aが、鏡餅容器3の下端のフランジ部5aまたは鏡餅包装体2の底シート5と見えるため、キャップ体6を使用しているように一層見え難くなる。
図6および図7は、本考案の第3の実施の形態に係る飾り鏡餅を示す中央縦断面図およびその分解断面図である。
この図6および図7に示す第3の実施の形態の飾り鏡餅1Bは、鏡餅容器3の下端周縁にもキャップ体6の下端周縁にも、鍔状のフランジ部が設けられていないものであって、他は前記第1の実施の形態と同様であるので、同様な構成要素には同一符号を付して、他の詳細な説明は省略する。
この実施の形態の飾り鏡餅1Bでも、鏡餅包装体2の下端とキャップ体6の下端とは合致するので、飾り鏡餅1Bを供えるとキャップ体6を使用しているようには見えない。
図8乃至図10は、本考案の第4の実施の形態に係る飾り鏡餅を示す中央縦断面図、その分解斜視図およびその中央縦断面図である。
この図8乃至図10に示す第4の実施の形態の飾り鏡餅1Cは、鏡餅容器3の下端周縁にも、キャップ体6の下端周縁にも、共に鍔状のフランジ部5aおよび6aが設けられている場合であり、他は前記第1の実施の形態と同様であるので、同様な構成要素には同一符号を付して、他の詳細な説明は省略する。
この第4の実施の形態の飾り鏡餅1Cでは、下端においてフランジ部5aと6aが重なり合うこととなるが、飾り鏡餅1Cを供えた際には、フランジ部5a、6aは飾り鏡餅1Cの載置台にも見えるため実用上は全く差し支えない。
なお、二段重ねの鏡餅状とすると、通常、鏡餅包装体2は、上段部より下段部の径が大きい。従って、キャップ体6の開口9の径より鏡餅包装体2の下段部の径が大きくなる場合が生じ、そのためキャップ体6を被せ付ける時に、この径の大きい下段部がキャップ体6の嵌挿の障害となることも生じうる。
そこで、このような点を考慮してキャップ体6には、下端開口9の端部から鏡餅被覆部7の途中まで縦方向に切り込み線(図示省略)を設けてもよい。
これによりキャップ体6の下端開口9は、拡径することが容易にできる。従って、鏡餅包装体2の下段部の径が、キャップ体6の下端開口9の径より大きくても下端開口9は切り込み線により拡径することができるので、キャップ体6は鏡餅包装体2の大径の下段部も容易に通過して、上部に橙飾り10を載置した鏡餅包装体2の上方より下端まで容易に被せ付けることが可能となる。
本考案は、上部に橙飾りを載置した鏡餅包装体にキャップ体を被せ付けるが、キャップ体は使用せずに鏡餅包装体の上部に橙飾りを保持するように見せる飾り鏡餅に有用であり、キャップ体は、二段重ねの実際の鏡餅にも採用可能である。
1、1A、1B、1C 飾り鏡餅
2 鏡餅包装体
3 鏡餅容器
3a 上段部
3b 下段部
4 餅
5 底シート
5a 鍔状のフランジ部
6 キャップ体
6a 鍔状のフランジ部
7 鏡餅被覆部
7a 小径部
7b 大径部
8 橙飾り保持部
9 開口
10 橙飾り
10a ヘタ

Claims (5)

  1. プラスチックシートで形成した鏡餅形状の鏡餅容器に餅を容入した鏡餅包装体の上部に、橙又はミカンを模した橙飾りを載置し、
    これに、下端が開口し、前記鏡餅包装体の全体に応じた形状で前記鏡餅包装体の全体を被覆する鏡餅被覆部と、その上部に連設し前記橙飾りに応じた形状で前記橙飾りを保持する橙飾り保持部とが、プラスチックシートで一体成形されてなるキャップ体を下端まで被せ付け、鏡餅包装体の上部に橙飾りを位置保持してなることを特徴とする飾り鏡餅。
  2. 前記キャップ体は、下端部開口の周縁に鍔状のフランジ部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の飾り鏡餅。
  3. プラスチックシートで形成した鏡餅形状の鏡餅容器に餅を容入した鏡餅包装体の上部に、橙又はミカンを模した橙飾りを載置し、これに上方から下端まで被せ付けて橙飾りを鏡餅包装体の上部に位置保持させるキャップ体であって、
    該キャップ体は、下端が開口し、前記鏡餅包装体の全体に応じた形状で前記鏡餅包装体の全体を被覆する鏡餅被覆部と、その上部に連設し前記橙飾りに応じた形状で前記橙飾りを保持する橙飾り保持部とが、プラスチックシートで一体成形されていることを特徴とする飾り鏡餅用キャップ体。
  4. 下端開口の周縁に、鍔状のフランジ部が設けられていることを特徴とする請求項3記載の飾り鏡餅用キャップ体。
  5. 前記キャップ体には、下端開口周縁から鏡餅被覆部の途中まで縦方向に切り込み線が設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の飾り鏡餅用キャップ体。
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