JPH0237708Y2 - - Google Patents

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JPH0237708Y2
JPH0237708Y2 JP1984136238U JP13623884U JPH0237708Y2 JP H0237708 Y2 JPH0237708 Y2 JP H0237708Y2 JP 1984136238 U JP1984136238 U JP 1984136238U JP 13623884 U JP13623884 U JP 13623884U JP H0237708 Y2 JPH0237708 Y2 JP H0237708Y2
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heat
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wall
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JP1984136238U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、二連設式自立性袋に関する。
〔従来の技術〕
従来、自立性袋は単一の収納室を有する構成で
あつたが、本考案はもう一つの収納室を付加して
二連設式自立性袋とすることにより相互に関連性
のある内容物、例えばもちときなこの如きものを
一体的かつ分離的に包装しようとするものであ
る。
なお、前記自立性袋とは、内容物が流体、固体
であるとを問わず、また、その形状の如何を問わ
ず、内容物の収納時において高度な自立性を有す
る袋である。
袋を連設した構成のものとしては、実公昭38−
3081号公報のポリエチレン、ビニール等の薄版の
中心長手方向に中折部を設けて折返し適宜の間隔
毎に融着部およびその間に切取部を形成した合成
樹脂袋がある。しかし、この合成樹脂袋は、前記
のように袋体がポリエチレン、ビニール等の軟弱
な薄版のシートで構成されており、材質的に前記
のような自立性を有しないものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案者は、上記二連設式自立性袋として、本
考案者がさきに考案した実公昭53−9535号の単一
の収納室を有する自立性袋(第6図、第7図及び
第8図参照)を基礎としてこれを二連性とするこ
とを検討した。そして、二連性とするために第6
図に示すブランクを2倍の幅に拡大し、この2倍
幅のブランクを第7図に示すように中折部で折り
返した後、前記公報記載のように、単にその中間
部を融着することにより、左右に区画された二つ
の収納室を有する二連性の自立性袋を作成した。
ところが、この二連性の自立性袋は次のような欠
点があることが判明した。すなわち、前記実公昭
53−9535号の単一の収納室を有する自立性袋は、
もともと、前後方向に倒れやすい不安定性が残つ
ているものであるが、前記二連性の自立性袋にお
いては、前記単一の収納室を有する自立性袋の前
後方向の不安定性がさらに増幅され、また、内容
物を収容して自立させた状態においては、袋中央
部が沈み込み左右袋部の上部が中央方向に傾斜
し、安定、且つ良好な起立状態を保持するのが困
難となる傾向がある。
本考案の目的は、前記欠点を解消した二連設式
自立性袋を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案者は、前記目的を達成すべく種々研究を
重ねた結果、意外にも、第6図に示す展開図の形
状を2倍の幅に拡大したものにおいて、第5図に
示すようにその中央部に切り抜き孔33を設ける
ことにより、所期の目的を達成し得ることを見出
した。したがつて、本考案は、 「内面がヒートシール性を有する前壁、後壁、
および底壁とからなり、該底壁は前記前後壁間に
おける底部に二つ折り状の山形に介在し、前記前
後壁の端部間、及び前記前後壁の端部との間をヒ
ートシールして開放端部を密封してなる袋体であ
つて、前記前後壁の右端の右ヒートシール部と前
記前後壁の左端の左ヒートシール部のほぼ中間部
に中央ヒートシール部を設け、それぞれ独立の収
納室を割成する2袋部を設けると共に右袋部の右
ヒートシール部に介在する底壁領域および左袋部
を構成する左ヒートシール部に介在する底壁領域
のそれぞれに切欠を設け、さらに、中央ヒートシ
ール部に介在する底壁領域に切抜き孔を設け、こ
れら切欠及び切抜き孔を通して前壁と後壁とを直
接接着して二つ折りの底壁間の開放を局部的に阻
止するヒートシール部を具備することを特徴とす
る二連設式自立性袋。」 を要旨とするものである。
〔作用〕
本考案の二連設式自立性袋においては、中央ヒ
ートシール部に介在する底壁領域に切抜き孔を設
け、この切抜き孔を通して前壁と後壁とを直接接
着して二つ折りの底壁間の開放を阻止するヒート
シール部を形成しているから、中央部にも下端に
まで達する剛性の支柱部が形成される。その結
果、内容物を収容して自立させた状態において
も、袋中央部が沈み込みようなことはなく、左右
袋部は、安定、且つ良好な起立状態を保持する。
しかも、中央部の形成された剛性の支柱部の存
在により、袋を自立させて使用する状態におい
て、左右袋の位置を調節して、平面視で例えばへ
の字型になるようにすることにより、自立性袋が
1個の場合よりも前後方向の安定性を遥かに高め
ることができる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本考案の一実施例にいて
説明を行なう。
第1図ないし第3図で示されるように、自立性
袋は合成樹脂製の内面がヒートシール性を有する
前壁10、後壁12および底壁14を備えてな
る。底壁14は前壁10、及び後壁12に連続し
ていない、前壁10及び後壁12とは別体のも
の、或いは前壁10、及び後壁12に連続する、
前壁10、及び後壁12と一体のもののいずれで
あつても良い。
そして、底壁14は二つ折りされ、前後壁1
0,12の間における底部に二つ折り状の山形に
介在している。
これら前壁10,12及び底壁14は望ましく
は袋の外側に当る面が非ヒートシール材層16で
構成され、内側に当る面がヒートシール材層18
で構成されている。
次に、前記前後壁10,12および底壁14は
縦横のヒートシール部によつて袋として構成され
る。
第1図において、20,22は前後壁間および
底壁間を接着する右ヒートシール部22および左
ヒートシール部20であり、左右端に設けられて
いるものであり、24は両ヒートシール部のほゞ
中間部に設けてられている中央ヒートシール部で
ある。
中心の中央ヒートシール部24によつて袋内は
左右に二分され、袋は二つの収納室を有する二連
設の袋体を構成することになる。
上記の右ヒートシール部22、左ヒートシール
部20および中央ヒートシール部24について更
に詳しく説明すると、上記の二連設の袋体におい
て、先ず、前壁10、後壁12および底壁14が
相互に内面で接する区域においては、相互に直接
接着して右、左および中央ヒートシール部20,
22,24を構成する。
更に、右袋部の右ヒートシール部22に介在す
る底壁14の領域および左袋部を構成する左ヒー
トシール部20に介在する底壁14の領域のそれ
ぞれに切欠31及び32を設け、さらに、中央ヒ
ートシール部24に介在する底壁14の領域に切
抜き孔33を設け、これら切欠及び切抜き孔を通
して前壁10と後壁12とを直接接着して二つ折
りの底壁14間の開放を局部的に阻止する各右、
左および中央のヒートシール部を構成する。
次に、第4図において、26は前後壁の下縁部
において前壁10と底壁14、後壁12と底壁1
4を夫々接着したヒートシール部である。
尚、このヒートシール部26は第5図のブラン
クの如く、前壁10と底壁14と後壁12とが順
次に連設している場合には必須ではない。
しかして、本考案において、前記袋を使用する
には、第4図の斜視図の如く、加圧空気を開口部
30から注入して袋を立体的に折り起こした後、
内容物を充填するか、又は直に内容物を充填して
袋を立体的に折り起こす。しかる後、開口部をヒ
ートシール又はその他の手段によつて密封する。
この段階で、袋の底壁14は左右、および中央
のヒートシール部20,22,24の近傍におい
て概略三角形状の斜壁を構成し、他の部分におい
て概略平坦壁を構成し、同時に前後壁10,12
の下部は外方へ湾曲する。従つて、袋は二連状態
のまま起立することとなる。
そして、特に、中央のヒートシール部24は、
左右のヒートシール部22及び22と共に下端に
まで達する剛性の支柱部を形成するので、内容物
を収容して自立させた状態においても、袋中央部
が沈み込みようなことはなく、左右袋部は、安
定、且つ良好な起立状態を保持する。
しかも、中央部に形成された剛性の支柱部24
の存在により、袋を自立させて使用する状態にお
いて、左右袋30,30の位置を調節して、平面
視で例えばへの字型になるようにすることによ
り、自立性袋が1個の場合よりも前後方向の安定
性を遥かに高めることができる。
また、非使用時においても、中央部は下端に到
るまで一体とにヒートシールされているから、こ
の袋全体を一枚のシートとして積み重ねて保存す
るのに何ら支障がない。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案は自立性袋を二つ連結し
た構成を採るので、相互に関連のある内容物を二
種類別々に包装し、かつ一体的に展示販売するこ
とができ、しかも起立させて展示、販売、使用す
ることができる。
又、本考案の自立性袋は従来の自立性袋よりも
更に安定性良く起立させて配置することができ、
且つ二連の自立性袋を連結して起立させた外形は
人目を引きやすく従来の自立性袋よりも一層すぐ
れた陳列宣伝効果を奏する利点を有し、また、非
使用時においては一枚のシートのような状態で良
好に積み重ねて保存できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自立性袋の平面図、第2
図は第1図における−線拡大断面図、第3図
は第1図における−線拡大断面図、第4図は
組立てた自立性袋の斜視図、第5図は本考案の自
立性袋のブランクの平面図、第6図は実公昭53−
9533号の自立性袋のブランクの平面図、第7図は
折畳過程におけるブランクの斜視図、第8図は実
公昭53−9533号の自立性袋の斜視図である。 10……前壁、12……後壁、14……底壁、
20……左ヒートシール部、22……右ヒートシ
ール部、24……中央ヒートシール部、26……
ヒートシール部、31,32……切欠、33……
切抜き孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内面がヒートシール性を有する前壁、後壁、お
    よび底壁とからなり、該底壁は前記前後壁間にお
    ける底部に二つ折り状の山形に介在し、前記前後
    壁の端部間、及び前記前後壁の端部との間をヒー
    トシールして開放端部を密封してなる袋体であつ
    て、前記前後壁の右端の右ヒートシール部と前記
    前後壁の左端の左ヒートシール部のほぼ中間部に
    中央ヒートシール部を設け、それぞれ独立の収納
    室を割成する2袋部を設けると共に右袋部の右ヒ
    ートシール部に介在する底壁領域および左袋部を
    構成する左ヒートシール部に介在する底壁領域の
    それぞれに切欠を設け、さらに、中央ヒートシー
    ル部に介在する底壁領域に切抜き孔を設け、これ
    ら切欠及び切抜き孔を通して前壁と後壁とを直接
    接着して二つ折りの底壁間の開放を局部的に阻止
    するヒートシール部を具備することを特徴とする
    二連設式自立性袋。
JP13623884U 1984-09-10 1984-09-10 自立性袋 Granted JPS6078736U (ja)

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JP13623884U JPS6078736U (ja) 1984-09-10 1984-09-10 自立性袋

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JP13623884U JPS6078736U (ja) 1984-09-10 1984-09-10 自立性袋

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Publication Number Publication Date
JPS6078736U JPS6078736U (ja) 1985-06-01
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JP13623884U Granted JPS6078736U (ja) 1984-09-10 1984-09-10 自立性袋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010235150A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Toppan Printing Co Ltd 別添袋付き自立袋

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539535U (ja) * 1976-07-09 1978-01-26

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JPS539535U (ja) * 1976-07-09 1978-01-26

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JPS6078736U (ja) 1985-06-01

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